JPH052975Y2 - - Google Patents

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JPH052975Y2
JPH052975Y2 JP17210486U JP17210486U JPH052975Y2 JP H052975 Y2 JPH052975 Y2 JP H052975Y2 JP 17210486 U JP17210486 U JP 17210486U JP 17210486 U JP17210486 U JP 17210486U JP H052975 Y2 JPH052975 Y2 JP H052975Y2
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hydraulic
oil supply
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、連結作業装置昇降用リフトアームを
操作するための油圧シリンダをフロープライオリ
テイバルブの余剰流ポートに接続すると共に、前
記油圧シリンダ以外の油圧アクチユエータを前記
フロープライオリテイバルブの制御流ポートに接
続したトラクターの油圧回路に関する。
〔従来の技術〕
上記トラクターにおいて、従来、油圧アクチユ
エータが非給油状態にある時には、油圧ポンプか
らフロープライオリテイバルブに供給されるべき
圧油の全量が油圧シリンダに供給されてリフトア
ーム操作がスムーズにできるように構成したもの
として、例えば特開昭60−137201号公報に示され
るものを提案したものである。すなわち、油圧ア
クチユエータのコントロールバルブを、フロープ
ライオリテイバルブの余剰流ポートから油圧シリ
ンダに圧油供給する給油路に接続して、前記コン
トロールバルブが中立位置に在る時には、フロー
プライオリテイバルブの制御流ポートからの圧油
が前記コントロールバルブを介して前記給油路に
合流供給されるようにしていたのである。
〔考案が解決しようとする問題点〕
フロープライオリテイバルブとアクチユエータ
用コントロールバルブとを遠く離して配置される
場合、フロープライオリテイバルブの制御流ポー
トからの圧油をフロープライオリテイバルブと油
圧シリンダの接続油路に合流供給するための油路
が長くなつて、油圧シリンダに合流供給する圧油
に供給油路の長さに起因する大圧力損失が生じ、
フロープライオリテイバルブに供給される圧油の
全量を油圧シリンダに供給する割にはリフトアー
ムの駆動率が悪くなつていた。
本考案は、バルブの配置関係にかかわらず、油
圧アクチユエータの非給油時における油圧シリン
ダへの全量給油が圧力損失を極力伴わないででき
るように改造することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案の特徴構成は、冒記したトラクターの油
圧回路において、油圧ポンプからの圧油を前記フ
ロープライオリテイバルブの余剰流ポートから前
記油圧シリンダへの給油路に前記フロープライオ
リテイバルブを通さないで供給するバイパス給油
路を設けると共に、前記油圧アクチユエータが給
油状態にあると前記バイパス給油路を閉操作し、
かつ、前記油圧アクチユエータが非給油状態にあ
ると前記バイパス給油路を開操作する油路自動開
閉機構を設けてあることにあり、その作用及び効
果は次のとおりである。
〔作用〕
油圧アクチユエータが非給油状態にあると、バ
イパス給油路が油路自動開閉機構により開操作さ
れ、油圧ポンプからフロープライオリテイバルブ
に向けて供給される圧油の全量を前記供給路に供
給する。
フロープライオリテイバルブと油圧アクチユエ
ータ用コントロールバルブとがたとえ離れていて
も、前記バイパス給油路にあつては、フロープラ
イオリテイバルブの付近に位置する状態で油圧ポ
ンプからフロープライオリテイバルブへの給油路
と前記給油路を接続するように形成でき、油圧シ
リンダへの全量給油のための油路を従来より短く
することを可能にする。
〔考案の効果〕
油圧アクチユエータに給油しない時には、バイ
パス給油路と油路自動開閉機構の作用により、油
圧ポンプからの給油の全量を油圧シリンダに供給
できるのでありながら、フロープライオリテイバ
ルブと油圧アクチユエータ用コントロールバルブ
とがたとえ遠く離れていても、前記全量給油のた
めの油路を短距離なものにすませ得ることから、
油路抵抗に起因する圧力損失を少なく抑制できる
ようになり、フロープライオリテイバルブと油圧
アクチユエータ用コントロールバルブの位置関係
にかかわらず、全量供給によるリフトアーム操作
のスムーズ化が効果的にできるようになつた。
〔実施例〕 第2図に示すように、左右一対の操向型前車輪
1,1及び非操向型後車輪2,2の夫々が駆動可
能に備えられた走行機体の後部に、ロータリ耕耘
装置等の各種作業装置を昇降操作可能に連結する
リフトアーム3、及び連結作業装置に伝動する動
力取出し軸4を付設して、農用トラクターを構成
してある。
走行機体の後部を形成するミツシヨンケース5
の前部に前輪用変速装置6を内装してある。この
前輪用変速装置6は、第3図に示すように、走行
用トランスミツシヨン7の前輪用出力軸8にギア
9及び10を介して連動させてある入力軸11
と、出力軸12の第1ギア13に咬合させた状態
で前記入力軸11に相対回転可能に取付けてある
増速伝動ギア14との間に多板式の摩擦クラツチ
15を設け、前記出力軸12の出力ギア16に咬
合させた状態で前記入力軸11に相対回転可能に
取付けてある標準速伝動ギア17と前記入力軸1
1との間に咬合いクラツチ18を設け、そして、
前記摩擦クラツチ15と咬合いクラツチ18を一
つの油圧ピストン19によつて操作するように、
かつ、摩擦クラツチ15が切りで咬合いクラツチ
18が入りになる位置に前記油圧ピストン19を
スプリング20によつて付勢してある。すなわ
ち、摩擦クラツチ15が入りに操作されると、入
力軸11にクラツチボデー15aを介して一体回
転及び摺動可能に取付けてあるクラツチ部材18
aが標準速伝動ギア17から離れた位置に連結具
21を介して油圧ピストン19により摺動操作さ
れることによつて咬合いクラツチ18が切りにな
り、左右前輪1,1の平均周速度が左右後輪2,
2の平均周速度より大になる状態に前輪用出力軸
8の回動力を前輪用差動機構22に伝達するよう
に増速伝動状態になるようにしてある。そして、
咬合いクラツチ18が入り操作されると、油圧ピ
ストン19がクラツチプレート15bから離れる
ことによつて摩擦クラツチ15が切りになり、左
右前輪1,1の平均周速度と左右後輪2,2の平
均周速度とが同一またはほぼ同一になる状態に前
輪用出力軸8の回動力を前輪用差動機構22に伝
達するように標準伝動状態になるようにしてあ
る。
前記油圧ピストン19は、第3図に示す如く前
記入力軸11及びミツシヨンケース5に形成して
ある油路23、及び、ミツシヨンケース5に組込
んであるロータリ型変速バルブ24を介して、第
1図に示すようにフロープライオリテイバルブ2
5の制御流ポート25aに接続してある。前記変
速バルブ24は前輪操向角を検出するセンサー2
6からの情報に基づいて自動作動する変速操作機
構27に連係させて、前車輪1の操向揺動に伴つ
て自動的に切換え操作されるように構成してあ
り、前車輪1が設定角未満の操向操作状態にある
と、変速バルブ24が標準伝動位置Sに操作さ
れ、油圧ピストン19が非給油状態に操作されて
前輪用変速装置6が標準伝動状態にあり、前車輪
1が設定角以上に操向操作されると、変速バルブ
24が増速伝動位置Hに自動的に切換え操作さ
れ、フロープライオリテイバルブ25の分流作用
により油圧ポンプ28からの圧油のうちの一定量
が優先的に油圧ピストン19に供給されて前輪用
変速装置6が増速伝動状態になるようにしてあ
る。つまり、前車輪1を設定角以上に操向操作す
ると、前車輪1がそれまでより増速する状態に駆
動されて機体が小廻り旋回するようにしてある。
前記リフトアーム3は前記ミツシヨンケース5
に内装してある油圧シリンダ29によつて上下に
揺動操作されるように構成してある。そして、前
記油圧シリンダ29は第1図に示す油圧回路に基
づいて操作されるように構成してある。
すなわち、油圧シリンダ29をコントロールバ
ルブ30及び給油路31を介して前記フロープラ
イオリテイバルブ25の余剰流ポート25bに接
続してある。そして、油圧ポンプ28からのフロ
ープライオリテイバルブ25への給油路32をバ
イパス給油路33により前記給油路31に接続す
ると共に、前記バイパス給油路33に設けた開閉
弁34を、前記変速操作機構27からの情報に基
づいて自動操作されるように油路自動開閉機構3
5に連係させて、前記ピストン19が給油状態に
あるとバイパス給油路33が給油自動開閉機構3
5によつて閉操作され、前記油圧ピストン19が
非給油状態にあるとバイパス給油路33が油路自
動開閉機構35によつて開操作されるように構成
してある。
つまり、前輪用変速装置6が増速伝動状態に操
作されている時には、バイパス給油路33が閉操
作され、フロープライオリテイバルブ25の作用
により、油圧ポンプ28から供給される圧油のう
ち油圧ピストン19に供給される一定量が除かれ
た残りの余剰分が油圧シリンダ29に供給される
ようにしてある。そして、前輪用変速装置6が標
準伝動状態に在る時には、バイパス給油路33が
開操作され、油圧ポンプ28から供給される圧油
の全量がバイパス給油路33をしてフロープライ
オリテイバルブ25を通さないで油圧シリンダ2
9に供給されるようにしてある。
〔別実施例〕
フロープライオリテイバルブ25の制御流ポー
ト25aからの圧油を供給する対象装置として
は、前輪用変速装置6の他に、連結作業装置の走
行機体に対するローリング操作が可能なようにリ
フトアームとロワーリンクとを連結する油圧シリ
ンダ等の各種装置やアクチユエータにして実施す
る場合にも本考案は適用でき、前記油圧ピストン
19を前記油圧シリンダ29以外の油圧アクチユ
エータ19と称する。
尚、実用新案登録請求の範囲の項に図面との対
照を便利にする為に符号を記すが、該記入により
本考案は添付図面の構造に限定されるものではな
い。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案に係るトラクターの油圧回路の実
施例を示し、第1図は油圧回路図、第2図は農用
トラクター全体の一部切欠き側面図、第3図は前
輪用変速装置の断面図である。 3……リフトアーム、19……油圧アクチユエ
ータ、25……フロープライオリテイバルブ、2
5a……制御流ポート、25b……余剰流ポー
ト、28……油圧ポンプ、29……油圧シリン
ダ、31……給油路、33……バイパス給油路、
35……油路自動開閉機構。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 連結作業装置昇降用リフトアーム3を操作する
    ための油圧シリンダ29をフロープライオリテイ
    バルブ25の余剰流ポート25bに接続すると共
    に、前記油圧シリンダ29以外の油圧アクチユエ
    ータ19を前記フロープライオリテイバルブ25
    の制御流ポート25aに接続したトラクターの油
    圧回路であつて、油圧ポンプ28からの圧油を前
    記フロープライオリテイバルブ25の余剰流ポー
    ト25bから前記油圧シリンダ29への給油路3
    1に前記フロープライオリテイバルブ25を通さ
    ないで供給するバイパス給油路33を設けると共
    に、前記油圧アクチユエータ19が給油状態にあ
    ると前記バイパス給油路33を閉操作し、かつ、
    前記油圧アクチユエータ19が非給油状態にある
    と前記バイパス給油路33を開操作する油路自動
    開閉機構35を設けてあるトラクターの油圧回
    路。
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