JPH0529794Y2 - - Google Patents

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JPH0529794Y2
JPH0529794Y2 JP4246388U JP4246388U JPH0529794Y2 JP H0529794 Y2 JPH0529794 Y2 JP H0529794Y2 JP 4246388 U JP4246388 U JP 4246388U JP 4246388 U JP4246388 U JP 4246388U JP H0529794 Y2 JPH0529794 Y2 JP H0529794Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、端部周面に弦状の平面部を形成した
パワステアリング用ピニオンホルダ等のワークの
加工に用いる心押し装置に関する。
(従来の技術) 従来、パワステアリング装置として、特開昭56
−167560号公報により、第6図に示す如く、ギア
ボツクスa内にピニオンホルダAを軸支すると共
に、該ピニオンホルダAにステアリングシヤフト
に連なるピニオン軸bを該ホルダAの回転軸線01
に対し偏心した軸線02回りに回転自在に軸支し、
該ピニオン軸b上のピニオンcに咬合するラツク
dからのステアリング反力でピニオンホルダAが
軸線01回りに回転するようにし、この回転により
該ホルダAの一端のハブBの端面に植設した作動
ピンB1を介してパワシリンダ用の切換バルブe
を切換動作させるようにしたものが知られてい
る。
ピニオンホルダAは、第5図に示す如く、一端
のハブBと他端のハブCとを連結する周囲2箇所
の周壁部Dを有するもので、ハブCの周面に干渉
防止用の弦状の平面部C1を形成すると共に、各
周壁部Dの側縁に、第7図に示す如く、ギアボツ
クスaに形成した座面fに当接するストツパ面
D1を形成して、ピニオンホルダAの回動範囲を
規制している。
このストツパ面D1を形成すべく、従来は、作
業者がピニオンホルダAを手で持つて、各周壁部
Dの側縁を順次回転砥石で研削するようにしてい
る。
(考案が解決しようとする課題) ストツパ面D1の加工精度や作業能率の向上を
図るには、スピンドルヘツド装置と心押し装置と
によりピニオンホルダを保持して、ピニオンホル
ダAを各周壁部Dが回転砥石に対向するように割
出し回転し、ストツパ面D1を自動的に研削加工
し得るようにすることが望まれる。
この場合、ピニオンホルダAの作動ピンB1
植設した円形のハブBをスピンドルヘツド装置の
スピンドルに取付けたコレツトチヤツクで芯決め
保持し、弦状の平面部C1を有する非円形のハブ
Cを心押し装置で保持することが望ましい。
そのための心押し装置として、ハウジングに進
退自在に挿設した心押し軸の先端に、ハブCと同
形の非円形のワーク挿入穴を形成したワークホル
ダを軸支し、該ワークホルダにハブCを挿入して
芯決め保持する型式のものが考えられるが、ハブ
Cの挿脱を容易にする上でワーク挿入穴はハブC
より多少とも大きく形成する必要があり、研削荷
重によりピニオンホルダがワーク挿入穴に対する
ハブCの遊び分だけ撓んで加工精度が悪くなる問
題がある。
本考案は、以上の問題点に鑑み、弦状の平面部
を有するワークの端部を確実に芯決め保持し得る
ようにした心押し装置を提供することをその目的
としている。
(課題を解決するための手段) 本考案は、上記目的を達成すべく、端部周面に
弦状の平面部を形成したワークの心押し装置であ
つて、ハウジングに軸線方向に進退自在に挿設し
た心押し軸の先端部に、ワークの端部を挿入可能
なワークホルダを軸支するものにおいて、該ワー
クホルダに前記弦状の平面部に対する逃げ部を有
するワーク挿入穴を形成すると共に、該ワークホ
ルダ内に、ワークの端面に当接する当接部と、該
当接部のワーク端面に対する当接反力を受けて前
記弦状の平面部に着座する着座部とを有するクラ
ンプ部材を設けたことを特徴とする。
この場合、クランプ部材を、当接部を有するレ
バーに連動する楔片を介して着座部を動作させる
型式に構成することも可能であるが、これでは構
造が複雑となるため、一端に当接部と他端に着座
部とを形成したベルクランク型のレバーでクラン
プ部材を構成することが望ましく、更にこのクラ
ンプ部材をばねで軸線方向先方に付勢されるクツ
シヨンロツドに取付けることが望ましい。
(作用) 心押し軸を前進させると、ワークの端部がワー
クホルダのワーク挿入穴に挿入され、クランプ部
材の当接部がワークの端面に当接して、当接反力
によりクランプ部材の着座部がワークの端部周面
の弦状の平面部に圧接し、ワークの端部がワーク
ホルダ内にクランプされる。
ここで、ワーク挿入穴には弦状の平面部に対す
る逃げ部が形成されているため、ワーク挿入穴を
ワークの端部と同形の非円形穴に形成する場合と
異なり、ワークホルダをワークに対し正確に位相
合せしなくとも、ワークの端部はワーク挿入穴に
挿入される。この場合、クランプ部材の着座部は
弦状の平面部に当初片当りするが、当接反力によ
りワークホルダがワークに倣つて回転し、着座部
が弦状の平面部に密着して、ワークの端部はワー
クホルダ内に確実にクランプされる。
尚、ワークの軸線方向の寸法公差によりワーク
端部のワークホルダに対する挿入深さがばらつく
と、クランプ部材の当接部の押圧変位量が不足し
たり過大となつて、クランプ不良を生じたりクラ
ンプ部材に無理な荷重が作用することがある。
然し、クランプ部材をベルクランク形のレバー
で構成して、これをクツシヨンロツドに取付けて
おけば、ワークの寸法公差がクツシヨンロツドの
動きで吸収され、ワーク端部を所要のクランプ力
で確実にクランプすることができる。
(実施例) 図示の実施例は、上記したピニオンホルダAの
周壁部Dの研削を行なう研削機の心押し装置とし
て本案装置を適用したもので、図中1は基台、2
は回転砥石であり、該基台1上に、回転砥石2の
配置部一側に位置させてピニオンホルダAの一端
のハブBを保持するスピンドルヘツド装置3と、
その他側にピニオンホルダAの他端のハブCを保
持する心押し装置4とを設けた。
該スピンドルヘツド装置3は、筒状のハウジン
グ5に、インデツクスモータ6aによりギア6b
とハーモニツクドライブ型の減速機6cとを介し
て割出し回転されるスピンドル6を軸支し、該ス
ピンドル6の先端に、コレツトチヤツク7と作動
ピンB1に係合する図示しない位相決め部材とを
取付けて成るものとし、ハブBを所定の位相でス
ピンドル6に芯決め保持し得るようにした。
前記心押し装置4は、筒状のハウジング8に、
第2図に示す如く、前記スピンドル6の軸線たる
X線方向に進退自在な筒状の心押し軸9を挿設
し、該心押し軸9の先端部内周に、ハブCを挿入
可能なワーク挿入穴10aを形成したワークホル
ダ10をX軸回りに回転自在に軸支すると共に、
該ワークホルダ10内に、ハブCの端面に当接す
る当接部11aと、ハブCの外周の弦状の平面部
C1に着座可能な着座部11bとを有するクラン
プ部材11を設けて成るものとした。
これを更に詳述するに、心押し軸9の尾端側の
半部に、ハウジング8内に固設したピストンロツ
ド12に外嵌するシリンダ9aを形成して、該シ
リンダ9aの前室と後室とへのエア供給により該
心押し軸9をX軸方向に進退させるようにし、又
該心押し軸9の先端側の半部内周にX軸と同心の
回転軸13を軸支して、該回転軸13の先端にワ
ークホルダ10を取付け、更に前記ピストンロツ
ド12の先端部に、該回転軸13の尾端に形成し
たカム部13aに係合可能なガイドピン14を第
4図示の如く横設し、心押し軸9の後退時に該カ
ム部13aを該ガイドピン14に係合させて、ワ
ークホルダ10を所定の位相に整合保持させるよ
うにした。
ワークホルダ10に形成するワーク挿入穴10
aは、第3図に示す如く、ハブCの弦状の平面部
C1に対する逃げ部10bを有するもので、心押
し軸9の前進時にワークホルダ10が前記ガイド
ピン14による規制を解かれて多少回転しても、
該挿入穴10aにハブCが確実に挿入されるよう
にした。
前記クランプ部材11は、一端にハブCの端面
に対向する当接部11aと、他端にハブCの弦状
の平面部C1に対向する幅広の着座部11bとを
有するベルクランク形のレバーで構成されるもの
とし、ワークホルダ10に、回転軸13内のばね
15aでX軸方向先方に付勢されるクツシヨンロ
ツド15をピン15bにより回止めして摺動自在
に挿通し、ワーク挿入穴10a内に突出する該ク
ツシヨンロツド15の先端部に、該クランプ部材
11をその着座部11bが該挿入穴10aの逃げ
部10bに位置するように中間の枢軸11cで揺
動自在に取付けた。
心押し軸9は、ピニオンホルダAのハブBをス
ピンドルヘツド装置3のコレツトチヤツク7に挿
入セツトした後、該スピンドルヘツド装置3側に
前進させるもので、これによればワークホルダ1
0のワーク挿入穴10aにピニオンホルダAのハ
ブCが挿入され、クランプ部材11の当接部11
aがハブCの端面に当接して、この当接反力によ
りクランプ部材11が枢軸11cを中心にして第
2図で反時計方向に揺動し、着座部11bがハブ
Cの弦状の平面部C1に圧接してワークホルダ1
0内にハブCがクランプされる。この場合ワーク
ホルダ10の位相ずれで着座部11bが弦状の平
面部C1に当初片当りしても、この当接反力によ
りワークホルダ10がハブCに対し回転して、着
座部11bが弦状の平面部C1に正確に着座し、
又ピニオンホルダAの軸線方向の寸法公差により
ワーク挿入穴10aへのハブCの挿入深さがばら
ついていても、これはクツシヨンロツド15の動
きで吸収されて、着座部11bは所要の圧接力で
弦状の平面部C1に着座し、かくてハブCはワー
クホルダ10内に安定してクランプされる。
そして、スピンドル6を割出し回転すると、ピ
ニオンホルダAがワークホルダ10を伴つて回転
し、各周壁部Dの側縁が回転砥石2に対向する位
置に順次インデツクスされて、ストツパ面Dの研
削加工が行なわれる。
(考案の効果) 以上の説明から明らかなように、請求項1の装
置によれば、心押し軸の前進により弦状の平面部
を有するワークの端部をワークホルダのワーク挿
入穴に確実に挿入して、内部のクランプ部材によ
りワーク端部をワークホルダ内に確実にクランプ
でき、ワーク端部のワークホルダに対する遊びに
よる加工精度の悪化を防止でき、更にクランプ部
材をワーク端面への当接反力を利用して弦状の平
面部を押圧クランプするように構成したため、ク
ランプ部材用の駆動源を設ける必要がなく、装置
を安価に得られる効果を有する。
又、請求項2の装置によれば、クランプ部材の
構成を簡素化でき、更に請求項3の装置によれ
ば、ワークの寸法公差に関りなくワーク端部を所
要のクランプ力で確実にクランプでき、装置の信
頼性が向上する効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本案装置を具備するピニオンホルダの
研削機の1例の側面図、第2図はその要部の拡大
截断側面図、第3図及び第4図は夫々第2図の
−線及び−線截断面図、第5図はピニオン
ホルダの斜視図、第6図はステアリングギアボツ
クスの縦断面図、第7図は第6図の−線截断
平面図である。 A……ピニオンホルダ(ワーク)、C……ハブ
(ワーク端部)、C1……弦状の平面部、4……心
押し装置、8……ハウジング、9……心押し軸、
10……ワークホルダ、10a……ワーク挿入
穴、10b……逃げ部、11……クランプ部材、
11a……当接部、11b……着座部、15……
クツシヨンロツド。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 端部周面に弦状の平面部を形成したワークの
    心押し装置であつて、ハウジングに軸線方向に
    進退自在に挿設した心押し軸の先端部に、ワー
    クの端部を挿入可能なワークホルダを軸支する
    ものにおいて、該ワークホルダに前記弦状の平
    面部に対する逃げ部を有するワーク挿入穴を形
    成すると共に、該ワークホルダ内に、ワークの
    端面に当接する当接部と、該当接部のワーク端
    面に対する当接反力を受けて前記弦状の平面部
    に着座する着座部とを有するクランプ部材を設
    けたことを特徴とする心押し装置。 2 前記クランプ部材を、前記当接部と前記着座
    部とを一端と他端とに形成したベルクランク形
    のレバーで構成したことを特徴とする請求項1
    記載の心押し装置。 3 ベルクランク形のレバーで構成される前記ク
    ランプ部材を、ワークホルダにばねで軸線方向
    先方に付勢されるように挿設したクツシヨンロ
    ツドの先端部に取付けたことを特徴とする請求
    項2記載の心押し装置。
JP4246388U 1988-03-30 1988-03-30 Expired - Lifetime JPH0529794Y2 (ja)

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