JPH0529836U - トラクタの安全装置 - Google Patents
トラクタの安全装置Info
- Publication number
- JPH0529836U JPH0529836U JP7905691U JP7905691U JPH0529836U JP H0529836 U JPH0529836 U JP H0529836U JP 7905691 U JP7905691 U JP 7905691U JP 7905691 U JP7905691 U JP 7905691U JP H0529836 U JPH0529836 U JP H0529836U
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- JP
- Japan
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- Pending
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- Auxiliary Drives, Propulsion Controls, And Safety Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 トラクタに転倒の危険性があると、すみやか
にトラクタを停止させ、安全な位置まで後進させること
により、確実に転倒を防止し、より安全性の高いトラク
タを構成することを目的とする。 【構成】 トラクタT本体の任意位置に傾斜角センサ1
を設け、該傾斜角センサ1からの信号と転倒臨界傾斜角
度とをコントローラ2に比較演算し、転倒臨界傾斜角度
に至る直前にトラクタの進行方向と逆方向に変速装置を
切り換えるべく構成したものである。
にトラクタを停止させ、安全な位置まで後進させること
により、確実に転倒を防止し、より安全性の高いトラク
タを構成することを目的とする。 【構成】 トラクタT本体の任意位置に傾斜角センサ1
を設け、該傾斜角センサ1からの信号と転倒臨界傾斜角
度とをコントローラ2に比較演算し、転倒臨界傾斜角度
に至る直前にトラクタの進行方向と逆方向に変速装置を
切り換えるべく構成したものである。
Description
【0001】
本考案は、トラクタの転倒を防止するための安全装置に関する。
【0002】
従来からトラクタの走行中や作業中に脱輪やぬかるみに入る等の原因で転倒す ることがあり、オペレーターの安全性を確保するために安全フレーム等を設ける 技術は公知となっており、また、転倒するとその後の処理が面倒になるので、ト ラクタに転倒の危険性がある傾斜角まで傾いたときに、警報ブザーを鳴動させた り、エンジンを停止するように構成した技術も公知となっているのである。
【0003】
しかし、このような従来の技術では、緊急を要する場合には、間に合わないこ とが多く、確実に転倒を防止することができず、安全性に問題があったのである 。そこで、本考案は、トラクタに転倒の危険性があると、すみやかにトラクタを 安全な位置まで逆行させることができるように構成するものであり、確実に転倒 を防止し、より安全性の高いトラクタを構成することを目的とするのである。
【0004】
以上のような課題を解決するための手段として、本考案はトラクタ本体の任意 位置に傾斜角センサを配設し、該傾斜角センサからの信号と転倒臨界傾斜角度と を比較演算し、転倒臨界傾斜角度に至る直前にトラクタを進行方向と逆方向に変 速装置を切り換えるべく構成したものである。
【0005】
次に、作用について説明する。トラクタT本体に設けられた傾斜角センサ1に より常に全方向の傾斜角を検知し、該傾斜角センサ1の信号をコントローラ2へ 出力し、設定しておいた転倒臨界傾斜角度と傾斜角センサ1の信号を比較演算し 、転倒臨界傾斜角度に至ると該コントローラ2により変速操作レバー3に設けら れたアクチュエータ4が作動し、該アクチュエータ4が変速操作レバー3を進行 方向と逆方向に操作し、安全角度になるとトラクタTを停止させて転倒の危険を 回避するようにするのである。
【0006】
次に本考案の実施例について説明する。図1は、本考案のトラクタの安全装置 を具備したトラクタの全体側面図、図2は、前輪14とフロントアクスル15を 示す正面図、図3は制御ブロック図である。
【0007】 図1に示すトラクタTは機体前部と後部に前輪14・14と後輪16・16に より支持されており、トラクタTの前部のボンネット10内には、エンジンE、 ラジエター11、燃料タンク12、バッテリ13等が配置され、トラクタTの後 部にはロータリ耕耘装置Rが三点リンク式作業機装着装置を介して装着されてい る。該トラクタTの任意位置に傾斜角センサ1が設けられており、本実施例では コントローラ2近傍の操作パネル部に配設し、該傾斜角センサ1は前後及び左右 の傾斜角を検出して全方向の傾きを検出する構成としており、コントローラ2に 接続されている。
【0008】 また、トラクタは油圧式変速装置により無段変速され、或いはクラッチ操作に て変速され、この変速するための変速レバー3には電動シリンダー或いは油圧シ リンダー或いは空圧シリンダーよりなるアクチュエータ4が接続されており、該 アクチュエータ4はコントローラ2にて制御され、通常変速時はフリーとしてい る。そして、前記コントローラ2には警報ブザー30や操作パネル29上の警報 ランプ31と接続されている。
【0009】 従って、予め設定してある転倒臨界傾斜角度を超えそうになると、つまり、越 える直前に該コントローラ2からブザー30を鳴動させてランプ31を点灯して オペレーターに危険を知らせると共に、アクチュエータ4を作動して変速レバー 3を前進位置から後進位置(後進の場合は前進位置)へと回動し、ある一定の距 離か時間もしくは前記転倒臨界傾斜角度が転倒安全角度になるまで逆方向に進行 するように急速に切替が行われるのであり、その後トラクタTが停止するように 構成することもできるのである。この停止手段としては、エンジンキースイッチ をOFFとしたり、デコンプ装置により圧力を抜いたり、燃料をカットしたりす ることによりエンジンEを停止させたり、又は、ブレーキ20を制動したり、ク ラッチ装置を切ったりすることにより可能である。
【0010】 また、図2に示すようにある程度の範囲では転倒を防止できるように、或いは 、転倒臨界傾斜角度を大きくとれるように、フロントアクスル15とトラクタT のフレーム19との間に油圧シリンダ6が設けられており、前記傾斜角センサ1 の信号をコントローラ2にて演算処理し、トラクタが略水平になるように、又は 、トラクタの傾斜が危険域に近付くと反対方向に回動するように、油圧シリンダ 6を伸縮制御するようにしている。また、機体底部にはバランサー32を設けて 、油圧シリンダー33によりバランサー32を左右或いは前後に摺動可能とし、 トラクタが傾斜した場合に高い側へ移動させて重心が安定する方向に移動させる ことも可能である。この動作をきめこまかく作動させることによりローリング補 正も可能であり、更に、転倒臨界傾斜角に近付くとロータリ耕耘装置Rを強制下 降させて重心を低くして転倒し難くすることも可能である。
【0011】 更に、ステアリング17のステアリングロッド18に歯車を固設し、モーター 5の駆動軸に歯車を固設して噛合し、該モーター5を制御することにより操向を 可能とし、傾斜角度センサ1の検出値が転倒臨界傾斜角度に近付くと、前記コン トローラ2によりモーター5を作動させてステアリング17を脱出方向へ回動さ せることも可能である。
【0012】 また、機体側部にはアウトリガー7・7が配設され、定置作業や低速作業時に はアウトリガー7・7を側方へ突出して突っ張り、転倒臨界傾斜角に至らないよ うにすることも、または、転倒臨界傾斜角に近付くとアウトリガー7・7を側方 へ突出するようにすることも可能である。但し、アウトリガー7に代えて補助体 としてのソリ体や補助輪を設けることも可能である。
【0013】 また、トラクタTの両側面部には側方距離センサ8・8が設けられており、先 端部の両側に前方距離センサ9を設け、該側方距離センサ8により前輪14及び 後輪16の横の高さを検出して、側溝等があると急に高さが高くなるので、その 変化をコントローラ2にて演算し、変化が大きいと警報を発して、停止或いはス テアリングを反対方向に切るように構成している。前記前方距離センサ9は前方 の一地点の高さを検出して、前方が高くなると畦等の渉外物を検知し、低くなる と溝等を検出できるのである。但し、坂道等の場合は徐々に高くなったり低くな ったりするので変化が小さいときがあるが、前記傾斜角センサ1にて機体の傾斜 検出され転倒は防止できるのである。
【0014】 また、トラクタTの沈没防止対策としては、超音波等によりなる強度感知セン サ24を前端部の両側に設け、該強度感知センサ24は前方の地面の硬軟を検出 している。その他にロータリ耕耘装置Rのリアカバー27の枢支軸28に角度セ ンサ26を設け、該角度センサ26により耕深を検出し、更にPTO軸の回転数 をセンサーに検知して、柔軟な場合にはロータリ耕耘装置Rは深く入り、回転数 は減少するので値から地面の軟弱度を検出するようにすることともできる。また 、トラクタT本体に下方距離センサ25を設け(前記側方距離センサ8・8で兼 用させることもできる)、該下方距離センサ25により前輪14・14と後輪1 6・16の車輪沈下量を検出し軟弱度を検出することもできる。これら検出値を コントローラ2が演算処理し判断することにより、該トラクタTが直進不可状態 となる前に、デフロック装置を作動させ、警報ブザーや警報ランプによる耕深警 報や軟弱警報が発せられ、直進不可状態になった時には、前記のように後進が行 われるように構成されているのである。
【0015】 他に転倒の防止対策として、トラクタTが急発進すると乗り上げたり、脱輪等 で転倒する場合があるので、急発進を防止する為に、自動加減速機能を備えてお り、該自動加減速機能は前記アクチュエータ4を制御して変速操作レバー3を操 作することによりできるのである。また、構造上ではトラクタTのデッキ部21 をフルフラットデッキとして容易脱出できるようにしており、操作パネル29に は傾斜角度表示装置が配設されている。そして、万一転倒した場合であってもオ ペレーターの安全が図れるように、エアバック装置によりオペレーターの損傷を 軽減し、シート22がバネ等により放出されるように強制脱出装置が設けられ、 転倒或いは沈下した後のトラクタTは前部に設けたウインチ23により引き上げ ることを可能としている。
【0016】
本考案は、以上のように構成したので以下のような効果を奏するのである。即 ち、トラクタに転倒の危険性があると、すみやかにトラクタを停止させ、安全な 位置まで後進させることができるので、確実に転倒を防止し、安全性の向上を図 ることができるのである。
【図1】本考案のトラクタの安全装置を具備したトラク
タの全体側面図である。
タの全体側面図である。
【図2】前輪14とフロントアクスル15を示す正面図
である。
である。
【図3】制御ブロック図である。
1 傾斜角センサ 2 コントローラ 3 変速レバー 4 アクチュエータ 5 モーター 6 油圧シリンダ 7 アウトリガー T トラクタ R ロータリ耕耘装置
Claims (1)
- 【請求項1】 トラクタ本体の任意位置に傾斜角センサ
を配設し、該傾斜角センサからの信号と転倒臨界傾斜角
度とを比較演算し、転倒臨界傾斜角度に至る直前にトラ
クタの進行方向と逆方向に変速装置を切り換えるべく構
成したことを特徴とするトラクタの安全装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7905691U JPH0529836U (ja) | 1991-09-30 | 1991-09-30 | トラクタの安全装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7905691U JPH0529836U (ja) | 1991-09-30 | 1991-09-30 | トラクタの安全装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0529836U true JPH0529836U (ja) | 1993-04-20 |
Family
ID=13679240
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7905691U Pending JPH0529836U (ja) | 1991-09-30 | 1991-09-30 | トラクタの安全装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0529836U (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009208509A (ja) * | 2008-02-29 | 2009-09-17 | Yanmar Co Ltd | 作業車両 |
-
1991
- 1991-09-30 JP JP7905691U patent/JPH0529836U/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009208509A (ja) * | 2008-02-29 | 2009-09-17 | Yanmar Co Ltd | 作業車両 |
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