JPH05298791A - テープ案内用樹脂部品及びその成形用金型装置 - Google Patents

テープ案内用樹脂部品及びその成形用金型装置

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JPH05298791A
JPH05298791A JP4139578A JP13957892A JPH05298791A JP H05298791 A JPH05298791 A JP H05298791A JP 4139578 A JP4139578 A JP 4139578A JP 13957892 A JP13957892 A JP 13957892A JP H05298791 A JPH05298791 A JP H05298791A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tape
molding
surface portion
peripheral surface
guide
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4139578A
Other languages
English (en)
Inventor
Tetsuo Konno
哲郎 今野
Koichi Sagisaka
功一 鷺坂
Michio Kato
道雄 加藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Chemical Corp
Original Assignee
Mitsubishi Petrochemical Co Ltd
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Publication date
Application filed by Mitsubishi Petrochemical Co Ltd filed Critical Mitsubishi Petrochemical Co Ltd
Priority to JP4139578A priority Critical patent/JPH05298791A/ja
Publication of JPH05298791A publication Critical patent/JPH05298791A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 成形後にテープ摺接面を粗面化する二次加工
の煩わしさを解消すると同時に、高い成形精度と良好な
テープ摺動性を備えているテープ案内用樹脂部品を提供
することにある。 【構成】 テープの摺接する円筒面状の周面を有する案
内用部品1であって、その周面部2には該案内用部品1
の成形時に発生したバリが没入している溝4がテープの
進行方向に対し90±30゜の方向へ向けて設けられて
おり、また、その周面部2は必要に応じて成形時に粗面
化されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、テープに対する摺動性
を向上させたテープ案内用樹脂部品及びその成形用金型
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】VTRやDAT等のテープ摺動部を有す
る機器では、信号を正確に処理するためにテープ案内用
部品の成形精度が高いこと、信号を記録しているテープ
がテープ案内用部品によって損傷しにくいこと、駆動部
の負荷を低下させるためにテープと案内用部品との間の
摩擦係数が低いこと等、テープに対する優れた摺動性が
要求される。
【0003】ところで、円筒状の周面を有するテープ案
内用部品を成形する場合、従来は上型及び/又は下型と
円形の空洞を有する中型とを用いているため、成形品を
中型から上方又は下方へ抜き出している。このような方
法で成形するときは、成形品の抜き出しが容易となるよ
うに該成形品の表面(テープ摺接面)を平滑にする必要
がある。
【0004】
【発明が解決しょうとする課題】テープ案内用部品の表
面が平滑に仕上げられているとテープとの付着力が強く
なり、テープの送りに力が必要となってテープの寿命が
短くなる。これを防止するためには、成形後にテープ案
内用部品のテープ摺接面を粗面化する二次加工が必要と
なる。
【0005】本発明者等はこのような問題を解決すべ
く、成形用金型として割型の利用について検討した。こ
の割型によれば、成形品のテープ摺接面における粗面仕
上げは成形時に容易に形成できる反面、型同士の接合縁
部(パーティングライン)に僅かではあるがテープに悪
い影響を与えるバリの生ずることが避けられない。そし
て、このバリの解消策をいろいろと研究した結果、バリ
を成形品の周面部より没入させることでテープへの影響
を解消できることに着目し、本発明を完成したものであ
る。
【0006】即ち、本発明の目的は成形後にテープ摺接
面を粗面化する後処理(二次加工)の煩わしさを解消す
ると同時に、高い成形精度と良好なテープ摺動性を備え
ているテープ案内用樹脂部品を提供することにある。ま
た、他の目的はかかるテープ案内用樹脂部品を成形する
ために用いる金型装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の第1番目の発明に係るテープ案内用樹脂部
品はテープの摺接する円筒面状の周面を有し、その周面
部には成形時に発生したバリが没入している溝がテープ
の進行方向に対し90±30゜の方向へ向けて設けられ
ていると共に、その周面部は必要に応じて粗面化されて
成るものである。
【0008】また、本発明の第2番目の発明に係る成形
用金型装置は互いに分離可能である上型及び下型と、円
弧面状に湾曲していて成形面部を備えていると共に放射
方向へ開閉可能である複数個の割型とから構成され、上
記割型同士の接合する成形面部両縁は該成形面部の円弧
面中心に向かって張り出した凸縁に形成されて成るもの
である。
【0009】
【実施例】以下に、添付図面を参照しながら本発明に係
る実施例を説明する。図1及び図2において、1は円筒
面状の周面を有する案内用部品であって、この案内用部
品1の周面部2には該案内用部品1の成形時に発生した
バリ3が没入している溝4がテープ(図示せず)の進行
方向に対し90±30゜の方向へ向けて設けてあり、そ
の周面部2は必要に応じて成形時に粗面化されている。
【0010】しかして、案内用部品1を成形するために
用いる金型装置は、図3〜図5に示すように互いに分離
可能である上型5及び下型6と、円弧面状に湾曲してい
て成形面部7aを備えていると共に放射方向へ向かって
開閉可能である複数個(図示の場合は4個)の割型7と
から構成されており、割型7同士の接合する成形面部7
a両縁(パーティングライン)は該成形面部7aの円弧
面中心に向かって張り出した凸縁7bに形成されてい
る。
【0011】そして、成形面部7aの両縁に形成されて
いる凸縁7bによって、成形される案内用部品に前述し
た溝4が設けられ、成形時に発生したバリが案内用部品
のテープ摺接面(案内用部品1の周面部2)上に突出す
る不具合を解消できる。なお、成形される案内用部品1
のテープ摺接面の粗面化には成形面部7aが粗面に形成
されている割型7を用いればよい。
【0012】図2に示すように、溝4の深さaは一般的
には0.01〜1mmであるが、あまり浅すぎると成形
時に発生したバリが回転体1の周面2より突き出るし、
あまり深すぎると成形精度を低下させるので、好ましく
は0.05〜0.5mmである。溝4の幅bは深さaに
比べてあまり狭すぎると、離型性が悪くなって成形精度
に悪影響を及ぼし、あまり広すぎるとテープが溝4の底
に垂れてテープの位置精度が低下するので、b/aは一
般的には1/5〜5であるが、好ましくは1/2〜3で
ある。
【0013】また、溝4の口縁のrはa≧r≦bである
が、あまり小さいとテープが損傷しやすくなるし、あま
り大きすぎるとテープの位置精度が低下するので、rは
一般的には0.01〜0.5mmであるが,好ましくは
0.03〜0.3mmである。
【0014】なお、案内用部品1の素材にはポリカーボ
ネート、ポリフェニレンサルファイド、ボリアセター
ル、ポリアミドイミド等の寸法変化の小さいエンジニア
リングプラスチックを用いることができる。また、これ
等エンジニアリングプラスチックにカーボンファイバ
ー、ガラスファイバー等の強化剤、ガラスバルーン、シ
ラスバルーン、チタン酸カリ、炭酸カルシゥム、カーボ
ンブラック、TiO等の無機粉末を添加することが望
ましく、これ等充填剤の添加量は、一般には10〜50
重量%、好ましくは15〜40重量%である。
【0015】次に、本発明を評価するために実施した例
及びその比較例を挙げる。実施例1:ポリアセタール樹
脂を用い、4方向スライドコアの金型装置(割型)によ
り図1に示す溝を有する円筒状の案内用部品を射出成形
した。実施例2:ガラス40重量%、カーボン10重量
%入りのポリフェニレンサルファイド樹脂を用い、図3
に示した4方向スライド割型の金型装置(割型)により
図6に示す溝11aを有する案内用部品11を射出成形
した。図中11bはバリである。
【0016】比較例1:実施例1と同様な素材を用い、
円筒型の中型により溝の無い円筒状の案内用部品を射出
成形した。比較例2:実施例2と同様な素材を用い、円
筒型の中型により実施例2と同様な形状ではあるが溝1
1aの無い案内用部品を射出成形した。
【0017】なお、実施例1,2においてはテープの摺
接する成形品の周面が粗面化されるスライドコアを用い
て成形されたが、比較例1,2では成形品の周面は粗面
化されていない。その理由は、比較例1,2の成形にお
いて成形品の周面が粗面化される金型を用いると、成形
品を金型(中型)から円滑に取り出すことができないこ
とによる。
【0018】そして、成形されたこれら案内用部品の成
形精度及びテープ摺動性を後記の表に示すが、実施例1
と比較例1によるテープ摺動性は、相対速度が13m/
min.で、これを10時間で評価し、また、実施例2
と比較例2によるテープ摺動性は相対速度が100m/
min.で、これを10時間で評価した。
【0019】
【表1】
【0020】
【発明の効果】本発明は上記の如くであって、前掲した
表に見られるように高い成形精度と良好なテープ摺動性
を備え、しかも、テープ摺接面を粗面化する煩わしい二
次加工の必要がないテープ案内用樹脂部品を提供でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施品を示す斜視図である。
【図2】 図1のP部拡大断面図である。
【図3】 金型装置の分解斜視図である。
【図4】 図3における割型単体の斜視図である。
【図5】 図3のA−A線断面図である。
【図6】 本発明の実施品の他の例を示す斜視図であ
る。
【図7】 図6のB−B線断面図である。
【符号の説明】
1は案内用部品 2は周面部 3はバリ 4は溝 5は上型 6は下型 7は割型 7aは成形面部 7bは凸縁

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 テープの摺接する円筒面状の周面を有す
    る案内用部品であつて、この案内用部品の周面部には該
    案内用部品の成形時に発生したバリが没入している溝が
    テープの進行方向に対し90±30゜の方向へ向けて設
    けられていると共に、その周面部は必要に応じて粗面化
    されて成ることを特徴とするテープ案内用樹脂部品。
  2. 【請求項2】 互いに分離可能である上型及び下型と、
    円弧面状に湾曲した成形面部を備えていて放射方向へ開
    閉可能である複数個の割型とから構成され、上記割型同
    士の接合する成形面部両縁は該成形面部の円弧面中心に
    向かって張り出した凸縁に形成されて成ることを特徴と
    するテープ案内用樹脂部品の成形用金型装置。
JP4139578A 1992-04-16 1992-04-16 テープ案内用樹脂部品及びその成形用金型装置 Pending JPH05298791A (ja)

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