JPH05299968A - 圧電振動素子 - Google Patents
圧電振動素子Info
- Publication number
- JPH05299968A JPH05299968A JP10283892A JP10283892A JPH05299968A JP H05299968 A JPH05299968 A JP H05299968A JP 10283892 A JP10283892 A JP 10283892A JP 10283892 A JP10283892 A JP 10283892A JP H05299968 A JPH05299968 A JP H05299968A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- vibrating element
- spurious
- piezoelectric
- piezoelectric substrate
- single crystal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Landscapes
- Piezo-Electric Or Mechanical Vibrators, Or Delay Or Filter Circuits (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ニオブ酸リチウム単結晶を使用したエネルギ
2次元閉じ込め型圧電振動素子に関し、高性能化を目的
とする。 【構成】 ニオブ酸リチウム単結晶の165度回転Y板
より長方形に切り出した圧電基板(2) の長さをL,厚さ
をHとしたとき、L/Hが9.5〜10.5または11.2〜12.0
となるように構成する。
2次元閉じ込め型圧電振動素子に関し、高性能化を目的
とする。 【構成】 ニオブ酸リチウム単結晶の165度回転Y板
より長方形に切り出した圧電基板(2) の長さをL,厚さ
をHとしたとき、L/Hが9.5〜10.5または11.2〜12.0
となるように構成する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はエネルギ2次元閉じ込め
型厚みすべり振動素子、特に、ニオブ酸リチウム単結晶
の165度回転Y板より圧電基板を切り出した振動素子
の構成に関する。
型厚みすべり振動素子、特に、ニオブ酸リチウム単結晶
の165度回転Y板より圧電基板を切り出した振動素子
の構成に関する。
【0002】
【従来の技術】図1はストリップ型圧電振動素子を示す
斜視図、図2は圧電基板のL/Hが10.75 である圧電振
動素子の利得特性と位相特性である。
斜視図、図2は圧電基板のL/Hが10.75 である圧電振
動素子の利得特性と位相特性である。
【0003】図1において、振動素子1はニオブ酸リチ
ウム単結晶の165度回転Y板より長方形の圧電基板2
を切り出し、対向主面の一方(図の上面)には、中央部
より基板2の一端に至る全幅に渡って駆動電極3を形成
し、対向主面の他方(図の下面)には、その中央部より
基板2の他端に至る全幅に渡って駆動電極4を形成して
なる。
ウム単結晶の165度回転Y板より長方形の圧電基板2
を切り出し、対向主面の一方(図の上面)には、中央部
より基板2の一端に至る全幅に渡って駆動電極3を形成
し、対向主面の他方(図の下面)には、その中央部より
基板2の他端に至る全幅に渡って駆動電極4を形成して
なる。
【0004】かかる振動素子1の設計に際し圧電基板2
の長さLを長くすると、共振直列抵抗が良くなりスプリ
アスの少ないことが知られており、従来の振動素子1は
圧電基板2の厚さをHとしたとき、L/Hを8以上にす
ることが公知(特開昭60−25312号公報)であ
り、一般にL/H=10.6程度としたものが広く使用され
ている。
の長さLを長くすると、共振直列抵抗が良くなりスプリ
アスの少ないことが知られており、従来の振動素子1は
圧電基板2の厚さをHとしたとき、L/Hを8以上にす
ることが公知(特開昭60−25312号公報)であ
り、一般にL/H=10.6程度としたものが広く使用され
ている。
【0005】しかしながら、振動素子1の用途が広まり
位相特性が従来よりも重要視されるようになると、利得
特性ではあまり問題視されなかったスプリアスの位相特
性に対する影響が注目されるようになった。
位相特性が従来よりも重要視されるようになると、利得
特性ではあまり問題視されなかったスプリアスの位相特
性に対する影響が注目されるようになった。
【0006】図2において、横軸は周波数(3.25MHz〜6M
Hz),左縦軸は位相角度(+180deg〜-180deg), 右縦軸は利
得(0〜-100dB) であり、ニオブ酸リチウム単結晶の16
5度回転Y板から、図1に示す如く長方形の圧電基板2
を切り出し、共振周波数が4.194MHzであり、長さLを5.
0mm,厚さHを0.465mm としたことによってL/Hが10.7
5 である振動素子1の利得特性と位相特性は、基板長さ
Lに係わるスプリアスが3.85MHz,4.18MHz,4.27MHz,5.3M
Hzに現れるようになる。
Hz),左縦軸は位相角度(+180deg〜-180deg), 右縦軸は利
得(0〜-100dB) であり、ニオブ酸リチウム単結晶の16
5度回転Y板から、図1に示す如く長方形の圧電基板2
を切り出し、共振周波数が4.194MHzであり、長さLを5.
0mm,厚さHを0.465mm としたことによってL/Hが10.7
5 である振動素子1の利得特性と位相特性は、基板長さ
Lに係わるスプリアスが3.85MHz,4.18MHz,4.27MHz,5.3M
Hzに現れるようになる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】以上説明したように従
来の圧電振動素子は、特に、利得特性と共振直列抵抗に
着目しスプリアスを抑制する構成であり、L/Hを10.6
程度としたものが広く使用されていた。
来の圧電振動素子は、特に、利得特性と共振直列抵抗に
着目しスプリアスを抑制する構成であり、L/Hを10.6
程度としたものが広く使用されていた。
【0008】しかしながら、共振周波数を含む周波数帯
域を利用し、位相特性を従来より重視する用途に対し従
来の振動素子は、共振周波数の近傍に、利得特性より位
相特性に顕著であるスプリアスが確認された。
域を利用し、位相特性を従来より重視する用途に対し従
来の振動素子は、共振周波数の近傍に、利得特性より位
相特性に顕著であるスプリアスが確認された。
【0009】そこで、本発明者らは圧電基板のL/Hと
周波数定数との関係を実測によって調査したところ、図
3に示す周波数スペクトラムが得られた。図3におい
て、縦軸は周波数定数(共振周波数×圧電基板の長さ;
Hz ・m),横軸はL/Hであり、ニオブ酸リチウム単結
晶の165度回転Y板から圧電基板を切り出した振動素
子は、周波数定数≒1970Hz・mのとき発振し、図
中の曲線A,B,C,Dに沿ってスプリアスが発生する
ことが分かった。
周波数定数との関係を実測によって調査したところ、図
3に示す周波数スペクトラムが得られた。図3におい
て、縦軸は周波数定数(共振周波数×圧電基板の長さ;
Hz ・m),横軸はL/Hであり、ニオブ酸リチウム単結
晶の165度回転Y板から圧電基板を切り出した振動素
子は、周波数定数≒1970Hz・mのとき発振し、図
中の曲線A,B,C,Dに沿ってスプリアスが発生する
ことが分かった。
【0010】そして、L/Hを10.75 とした従来の振動
素子1は、1970Hz・mの発振レベルとスプリアス
曲線Bとが重なることになり、位相特性のスプリアスを
改善するには、L/Hをさらに限定する必要が生じた。
素子1は、1970Hz・mの発振レベルとスプリアス
曲線Bとが重なることになり、位相特性のスプリアスを
改善するには、L/Hをさらに限定する必要が生じた。
【0011】なお、図2と図3を対応させると、曲線A
に対応するのが4.18MHz のスプリアス、曲線Bに対応す
るのが4.27MHz のスプリアス、曲線Cに対応するのが3.
85MHz のスプリアス、曲線Dに対応するのが5.3MHzのス
プリアスである。
に対応するのが4.18MHz のスプリアス、曲線Bに対応す
るのが4.27MHz のスプリアス、曲線Cに対応するのが3.
85MHz のスプリアス、曲線Dに対応するのが5.3MHzのス
プリアスである。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の目的は、ニオブ
酸リチウム単結晶の回転Y板を使用した圧電振動素子
を、さらに高性能化せしめることであり、図1におい
て、ニオブ酸リチウム単結晶の165度回転Y板より長
方形に切り出した圧電基板2の長さをL,厚さをHとし
たとき、L/Hが9.5〜10.5または11.2〜12.0となるよ
うに構成する。
酸リチウム単結晶の回転Y板を使用した圧電振動素子
を、さらに高性能化せしめることであり、図1におい
て、ニオブ酸リチウム単結晶の165度回転Y板より長
方形に切り出した圧電基板2の長さをL,厚さをHとし
たとき、L/Hが9.5〜10.5または11.2〜12.0となるよ
うに構成する。
【0013】
【作用】上記手段による圧電振動素子は、製造誤差に伴
うばらつきを図3のスプリアス曲線A,B,C,Dに考
慮し、1970Hz・mの発振レベルとスプリアス曲線
A,B,C,Dとが交差しない領域にL/Hを限定した
ものである。その結果、共振周波数の近傍に発生するス
プリアスを排除(移動)可能となり、圧電振動素子を高
性能化する。
うばらつきを図3のスプリアス曲線A,B,C,Dに考
慮し、1970Hz・mの発振レベルとスプリアス曲線
A,B,C,Dとが交差しない領域にL/Hを限定した
ものである。その結果、共振周波数の近傍に発生するス
プリアスを排除(移動)可能となり、圧電振動素子を高
性能化する。
【0014】
【実施例】図4は本発明の実施例としてL/Hを10.11
とした圧電振動素子の利得特性と位相特性である。
とした圧電振動素子の利得特性と位相特性である。
【0015】横軸が周波数(3.25MHz〜6MHz),左縦軸が位
相角度(+180deg〜-180deg), 右縦軸が利得(0〜-100dB)
である図4において、ニオブ酸リチウム単結晶の165
度回転Y板より図1に示す如く長方形の圧電基板2を切
り出し、共振周波数が4.194MHzであり、長さLを4.7mm,
厚さHを0.465mm としたことによってL/Hが10.11で
ある圧電振動素子1の利得特性と位相特性のスプリアス
は、従来素子に係わる図3のそれらと比較したとき高周
波側に移動し、共振周波数4.195MHzを挟む3.95MHz 〜4.
45MHz の領域に現れないようになる。
相角度(+180deg〜-180deg), 右縦軸が利得(0〜-100dB)
である図4において、ニオブ酸リチウム単結晶の165
度回転Y板より図1に示す如く長方形の圧電基板2を切
り出し、共振周波数が4.194MHzであり、長さLを4.7mm,
厚さHを0.465mm としたことによってL/Hが10.11で
ある圧電振動素子1の利得特性と位相特性のスプリアス
は、従来素子に係わる図3のそれらと比較したとき高周
波側に移動し、共振周波数4.195MHzを挟む3.95MHz 〜4.
45MHz の領域に現れないようになる。
【0016】なお、前記実施例による振動素子は、L/
Hを11.2〜12.0の間に設定したものであるが、本発明は
L/Hを9.5〜10.5の間に設定してもよい。ただし、L
/Hを10.75 とした振動素子に対し、L/Hを11.2〜1
2.0としたとき基板長さLに係わるスプリアス(図3の
A,B,C,D)は低周波側へ移動するのに反し、L/
Hを9.5〜10.5の間に設定したときのスプリアス(図3
のA,B,C,D)は高周波側へ移動することになる。
Hを11.2〜12.0の間に設定したものであるが、本発明は
L/Hを9.5〜10.5の間に設定してもよい。ただし、L
/Hを10.75 とした振動素子に対し、L/Hを11.2〜1
2.0としたとき基板長さLに係わるスプリアス(図3の
A,B,C,D)は低周波側へ移動するのに反し、L/
Hを9.5〜10.5の間に設定したときのスプリアス(図3
のA,B,C,D)は高周波側へ移動することになる。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように本発明方法によれ
ば、圧電基板の長さに係わるスプリアスを、共振周波数
の近傍から所定の周波数領域の外に移動せしめ、圧電振
動素子の高性能化を実現した効果がある。
ば、圧電基板の長さに係わるスプリアスを、共振周波数
の近傍から所定の周波数領域の外に移動せしめ、圧電振
動素子の高性能化を実現した効果がある。
【図1】 ストリップ型圧電振動素子を示す斜視図であ
る。
る。
【図2】 従来技術によりL/Hが10.75 である圧電振
動素子の利得特性と位相特性の説明図である。
動素子の利得特性と位相特性の説明図である。
【図3】 ニオブ酸リチウム単結晶の165度回転Y板
を使用した圧電振動素子の周波数定数とL/Hとの関係
を示す周波数スペクトラムである。
を使用した圧電振動素子の周波数定数とL/Hとの関係
を示す周波数スペクトラムである。
【図4】 本発明の実施例としてL/Hを10.11 とした
圧電振動素子の利得特性と位相特性の説明図である。
圧電振動素子の利得特性と位相特性の説明図である。
1は圧電振動素子 2は圧電基板 3,4は電極 Hは圧電基板の厚さ Lは圧電基板の長さ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 和田 一久 神奈川県秦野市室町2番44号 東和エレク トロン株式会社内
Claims (1)
- 【請求項1】 エネルギ2次元閉じ込め型厚みすべり振
動素子であって、ニオブ酸リチウム単結晶の165度回
転Y板より長方形に切り出した圧電基板(2)の長さを
L,厚さをHとしたとき、L/Hが9.5〜10.5または1
1.2〜12.0であることを特徴とする圧電振動素子。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10283892A JPH05299968A (ja) | 1992-04-22 | 1992-04-22 | 圧電振動素子 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10283892A JPH05299968A (ja) | 1992-04-22 | 1992-04-22 | 圧電振動素子 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05299968A true JPH05299968A (ja) | 1993-11-12 |
Family
ID=14338129
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10283892A Withdrawn JPH05299968A (ja) | 1992-04-22 | 1992-04-22 | 圧電振動素子 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05299968A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5787310A (en) * | 1995-01-31 | 1998-07-28 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Microcomputer |
-
1992
- 1992-04-22 JP JP10283892A patent/JPH05299968A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5787310A (en) * | 1995-01-31 | 1998-07-28 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Microcomputer |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP2000138554A (ja) | エネルギー閉じ込め型圧電共振子 | |
| JPH04127709A (ja) | Atカット水晶振動子 | |
| JPS5818808B2 (ja) | アツミスベリスイシヨウシンドウシ | |
| JP2002246871A (ja) | 圧電振動子、この圧電振動子を用いた梯子型フィルタおよび2重モード圧電フィルタ | |
| JPS5883420A (ja) | 弾性境界波装置 | |
| JP2855208B2 (ja) | LiTaO▲下3▼圧電共振子 | |
| JPH09172344A (ja) | 圧電共振子 | |
| JPH05243889A (ja) | 厚みすべり圧電振動素子 | |
| JP3341407B2 (ja) | 端面反射型表面波装置 | |
| JPS6098711A (ja) | 厚みすべり振動子 | |
| JPH0817303B2 (ja) | リ−キ−saw共振子 | |
| JPH0117857Y2 (ja) | ||
| JPH0666130U (ja) | 弾性表面波共振子 | |
| JPH0213007A (ja) | LiTaO↓3厚みすべり振動子 | |
| JPH0141223Y2 (ja) | ||
| JPS58137319A (ja) | 高周波圧電振動子 | |
| JP2854581B2 (ja) | 圧電振動素子とその周波数調整方法 | |
| JPH0525823U (ja) | セラミツク共振子 | |
| JPH0637567A (ja) | 厚み系水晶振動子の電極形成方法 | |
| JPH0352314A (ja) | 圧電共振子 | |
| JPS60116217A (ja) | 複合共振子 | |
| KR830001897B1 (ko) | 압전 공진자 | |
| JPS6038893B2 (ja) | 平行電界励振圧電振動子 | |
| JPH0795004A (ja) | 圧電共振子 | |
| JPH0221790Y2 (ja) |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19990706 |