JPH05302244A - 織機の緯糸検知装置 - Google Patents
織機の緯糸検知装置Info
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- JPH05302244A JPH05302244A JP12545792A JP12545792A JPH05302244A JP H05302244 A JPH05302244 A JP H05302244A JP 12545792 A JP12545792 A JP 12545792A JP 12545792 A JP12545792 A JP 12545792A JP H05302244 A JPH05302244 A JP H05302244A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 接触部を形成する金属部材の損耗を少なく
し、緯糸の検知性能と装置の寿命を向上させることにあ
る。 【構成】 緯糸検知装置は、互いに接触する接触部を有
しかつ該接触部がその間を通過する緯糸により離されて
電気的非導通状態におかれる第1および第2の部材であ
って前記接触部の一方が正側の電位にまた前記接触部の
他方が負側の電位にそれぞれ維持される第1および第2
の部材を含み、前記正側の電位に維持される前記接触部
は貴金属材料で形成されていることを特徴とする。
し、緯糸の検知性能と装置の寿命を向上させることにあ
る。 【構成】 緯糸検知装置は、互いに接触する接触部を有
しかつ該接触部がその間を通過する緯糸により離されて
電気的非導通状態におかれる第1および第2の部材であ
って前記接触部の一方が正側の電位にまた前記接触部の
他方が負側の電位にそれぞれ維持される第1および第2
の部材を含み、前記正側の電位に維持される前記接触部
は貴金属材料で形成されていることを特徴とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、互いに接触する接触部
を有しかつ該接触部がその間を通過する緯糸により離さ
れて電気的非導通状態におかれる第1および第2の部材
を含む、織機の緯糸検知装置に関する。
を有しかつ該接触部がその間を通過する緯糸により離さ
れて電気的非導通状態におかれる第1および第2の部材
を含む、織機の緯糸検知装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ジェットルーム用の緯糸検知装置の一つ
として、固定部材と可動部材との接触部を常時接触させ
ておくと共に両接触部間に直流の電気信号例えば直流電
流を作用させておき、緯糸が筬打ちにともなって両接触
部の間を通過するとき、該緯糸により両接触部を離し、
それにより緯糸有りと検知するいわゆる常閉型の緯糸検
知装置がある(例えば、特公昭49−8833号公
報)。この種の緯糸検知装置において、固定部材と可動
部材とは、それらの位置関係が上下方向となり、両部材
が経糸供給側から布巻きビーム側に向けて漸次接近し、
最終的に両部材が線接触するように、織機に配置されて
いる。可動部材は、弾性変形可能の材料からなり、また
その接触部が固定部材の接触部に押圧されることにより
弾性変形されている。両接触部は、緯糸の筬打ちにとも
なって、その緯糸の余剰端部が両接触部間を通過すると
き、両接触部間が緯糸の余剰端部によって押し広げられ
ることにより、その間互いに離されて電気的非導通状態
におかれる。このため、両接触部間を経る電気信号は、
両接触部が導通状態にあるか否かすなわち緯糸が有るか
否かを表し、緯糸の有無を緯入れの度に所定のタイミン
グで判定するための信号として利用される。
として、固定部材と可動部材との接触部を常時接触させ
ておくと共に両接触部間に直流の電気信号例えば直流電
流を作用させておき、緯糸が筬打ちにともなって両接触
部の間を通過するとき、該緯糸により両接触部を離し、
それにより緯糸有りと検知するいわゆる常閉型の緯糸検
知装置がある(例えば、特公昭49−8833号公
報)。この種の緯糸検知装置において、固定部材と可動
部材とは、それらの位置関係が上下方向となり、両部材
が経糸供給側から布巻きビーム側に向けて漸次接近し、
最終的に両部材が線接触するように、織機に配置されて
いる。可動部材は、弾性変形可能の材料からなり、また
その接触部が固定部材の接触部に押圧されることにより
弾性変形されている。両接触部は、緯糸の筬打ちにとも
なって、その緯糸の余剰端部が両接触部間を通過すると
き、両接触部間が緯糸の余剰端部によって押し広げられ
ることにより、その間互いに離されて電気的非導通状態
におかれる。このため、両接触部間を経る電気信号は、
両接触部が導通状態にあるか否かすなわち緯糸が有るか
否かを表し、緯糸の有無を緯入れの度に所定のタイミン
グで判定するための信号として利用される。
【0003】しかし、従来のこの種の緯糸検知装置で
は、接触部を形成する金属部材の損耗が激しく、緯糸の
検知性能が短期間で低下し、短命であった。これは、以
下の現象によるものと推定される。常閉型の緯糸検知装
置においては、緯糸が両接触部間を通過するとき、両接
触部がわずかに離されるから、両接触部間にアーク放電
が発生し、それによる溶融物の膜が接触部に形成され
る。この溶融物の膜は、極めて脱落しやすい酸化膜であ
る。また、ウォータージェットルームの場合には、さら
に、接触部が水、該水に含まれる糊等、周囲の雰囲気の
影響を受け、その結果接触部に極めて脱落しやすい酸化
膜が形成される。接触部に形成された酸化膜は接触部間
を通過する緯糸により剥され、剥された膜は緯糸により
接触部間を移動され、そのとき接触部の金属部材が膜の
移動にともなって削り取られる。上記の結果、両接触部
が通常の導電性材料、特に銅等の卑金属材料で形成され
ている常閉型の緯糸検知装置では、極めて脱落しやすい
酸化膜がアーク放電や周囲雰囲気により接触部に形成さ
れやすいから、接触部を形成する金属部材の損耗が激し
く、緯糸の検知性能が短期間で低下してしまう。
は、接触部を形成する金属部材の損耗が激しく、緯糸の
検知性能が短期間で低下し、短命であった。これは、以
下の現象によるものと推定される。常閉型の緯糸検知装
置においては、緯糸が両接触部間を通過するとき、両接
触部がわずかに離されるから、両接触部間にアーク放電
が発生し、それによる溶融物の膜が接触部に形成され
る。この溶融物の膜は、極めて脱落しやすい酸化膜であ
る。また、ウォータージェットルームの場合には、さら
に、接触部が水、該水に含まれる糊等、周囲の雰囲気の
影響を受け、その結果接触部に極めて脱落しやすい酸化
膜が形成される。接触部に形成された酸化膜は接触部間
を通過する緯糸により剥され、剥された膜は緯糸により
接触部間を移動され、そのとき接触部の金属部材が膜の
移動にともなって削り取られる。上記の結果、両接触部
が通常の導電性材料、特に銅等の卑金属材料で形成され
ている常閉型の緯糸検知装置では、極めて脱落しやすい
酸化膜がアーク放電や周囲雰囲気により接触部に形成さ
れやすいから、接触部を形成する金属部材の損耗が激し
く、緯糸の検知性能が短期間で低下してしまう。
【0004】
【解決しようとする課題】本発明は、接触部を形成する
金属部材の損耗を少なくし、緯糸の検知性能と装置の寿
命を向上させることを目的とする。
金属部材の損耗を少なくし、緯糸の検知性能と装置の寿
命を向上させることを目的とする。
【0005】
【解決手段、作用、効果】本発明の緯糸検知装置は、互
いに接触する接触部を有しかつ該接触部がその間を通過
する緯糸により離されて電気的非導通状態におかれる第
1および第2の部材であって前記接触部の一方が正側の
電位にまた前記接触部の他方が負側の電位にそれぞれ維
持される第1および第2の部材を含み、前記正側の電位
に維持される前記接触部は貴金属材料で形成されている
ことを特徴とする。
いに接触する接触部を有しかつ該接触部がその間を通過
する緯糸により離されて電気的非導通状態におかれる第
1および第2の部材であって前記接触部の一方が正側の
電位にまた前記接触部の他方が負側の電位にそれぞれ維
持される第1および第2の部材を含み、前記正側の電位
に維持される前記接触部は貴金属材料で形成されている
ことを特徴とする。
【0006】接触部が貴金属で形成されていると、両接
触部間にアーク放電が発生しても、このアーク放電によ
り生じる溶融物が少なく、従って接触部に形成される溶
融物の酸化膜が少ない。また、その少なくされた溶融物
の酸化膜が接触部間を通過する緯糸により削り取られ
る。従って、接触部を形成する金属部材の損耗が少な
い。アーク放電および周囲の雰囲気等に起因する酸化膜
は、特に、負側の電位に維持される接触部よりも、正側
の電位に維持される接触部に形成されやすい。その結
果、金属部材の損耗は、負側の接触部よりも、正側の接
触部が大きい。
触部間にアーク放電が発生しても、このアーク放電によ
り生じる溶融物が少なく、従って接触部に形成される溶
融物の酸化膜が少ない。また、その少なくされた溶融物
の酸化膜が接触部間を通過する緯糸により削り取られ
る。従って、接触部を形成する金属部材の損耗が少な
い。アーク放電および周囲の雰囲気等に起因する酸化膜
は、特に、負側の電位に維持される接触部よりも、正側
の電位に維持される接触部に形成されやすい。その結
果、金属部材の損耗は、負側の接触部よりも、正側の接
触部が大きい。
【0007】上記のように、本発明によれば、正側電位
に維持される接触部が貴金属で形成されているから、接
触部に形成される酸化膜が少なく、従って接触部を形成
する金属部材の損耗が少なく、緯糸の検知性能が長期間
高精度に維持され、長命である。
に維持される接触部が貴金属で形成されているから、接
触部に形成される酸化膜が少なく、従って接触部を形成
する金属部材の損耗が少なく、緯糸の検知性能が長期間
高精度に維持され、長命である。
【0008】前記負側の電位に維持される前記接触部
を、貴金属材料以外の導電性材料で形成することが好ま
しい。これにより、形成される酸化膜が少ない接触部に
高価な貴金属を用いる必要がなく、装置が廉価になる。
前記第1および第2の部材の一方を固定部材とし、前記
第1および第2の部材の他方を前記固定部材に対して弾
性変形可能の可動部材とし、前記可動部材を大きな弾性
係数を有しかつ耐腐食性の金属材料で形成することが好
ましい。これにより、可動部材を弾性係数の小さい材料
で形成した場合に比べ、可動部材のジャンプや横揺れを
防止することができ、従って検知性能が向上する。
を、貴金属材料以外の導電性材料で形成することが好ま
しい。これにより、形成される酸化膜が少ない接触部に
高価な貴金属を用いる必要がなく、装置が廉価になる。
前記第1および第2の部材の一方を固定部材とし、前記
第1および第2の部材の他方を前記固定部材に対して弾
性変形可能の可動部材とし、前記可動部材を大きな弾性
係数を有しかつ耐腐食性の金属材料で形成することが好
ましい。これにより、可動部材を弾性係数の小さい材料
で形成した場合に比べ、可動部材のジャンプや横揺れを
防止することができ、従って検知性能が向上する。
【0009】
【実施例】図1を参照するに、緯糸10は、緯入れ用ノ
ズル12により経糸14の開口に緯入れされ、筬16に
より織り前に筬打ちされる。緯糸10の両端部は、捨て
耳カッタ18により切断され、また一方のみを図示する
捨てからみ糸20に絡みつけられる。緯糸検知装置22
は、反緯入れ側にあって捨て耳カッタ18と捨てからみ
糸20との間に配置されている。
ズル12により経糸14の開口に緯入れされ、筬16に
より織り前に筬打ちされる。緯糸10の両端部は、捨て
耳カッタ18により切断され、また一方のみを図示する
捨てからみ糸20に絡みつけられる。緯糸検知装置22
は、反緯入れ側にあって捨て耳カッタ18と捨てからみ
糸20との間に配置されている。
【0010】図2に示すように、緯糸検知装置22は、
織機のフレームに取り付けられた基部24と、該基部か
ら経糸供給側へ伸びるように基部24に支持されたガイ
ド26と、複数のビス28によりガイド26の側面に取
り付けられた電気的絶縁体30と、該絶縁体に取り付け
られた固定部材32と、該固定部材の上方にあって絶縁
体30に取り付けられた可動部材34とを含む。
織機のフレームに取り付けられた基部24と、該基部か
ら経糸供給側へ伸びるように基部24に支持されたガイ
ド26と、複数のビス28によりガイド26の側面に取
り付けられた電気的絶縁体30と、該絶縁体に取り付け
られた固定部材32と、該固定部材の上方にあって絶縁
体30に取り付けられた可動部材34とを含む。
【0011】ガイド26は、前後方向(経糸の移動方
向)へ長い長穴36を有しており、長穴36を貫通する
ビス38により、基部24に対する前後方向への位置を
調整可能に基部24に取り付けられている。
向)へ長い長穴36を有しており、長穴36を貫通する
ビス38により、基部24に対する前後方向への位置を
調整可能に基部24に取り付けられている。
【0012】固定部材32は、前後方向へ長い複数の長
穴40を有しており、各長穴40を貫通するビス42に
より、絶縁体30に対する前後方向の位置を調整可能に
絶縁体30に取り付けられている。固定部材32は、耐
腐食性を有する導電性材料で形成されており、また絶縁
体30から経糸供給側へ伸びる。
穴40を有しており、各長穴40を貫通するビス42に
より、絶縁体30に対する前後方向の位置を調整可能に
絶縁体30に取り付けられている。固定部材32は、耐
腐食性を有する導電性材料で形成されており、また絶縁
体30から経糸供給側へ伸びる。
【0013】可動部材34は、弾性変形可能の導電性材
料で形成されており、また絶縁体30から経糸供給側へ
伸びるようにビス44により絶縁体30に取り付けられ
ている。可動部材34は、大きな弾性係数と耐腐食性と
を有する導電性材料製であることが好ましい。可動部材
34の先端部は、弧状に曲げられており、また固定部材
32の先端の接触部46に常時接触する接触部48とし
て作用する。可動部材34は、接触部48が接触部46
に所定の圧力で接触するようにわずかに弾性変形されて
いる。
料で形成されており、また絶縁体30から経糸供給側へ
伸びるようにビス44により絶縁体30に取り付けられ
ている。可動部材34は、大きな弾性係数と耐腐食性と
を有する導電性材料製であることが好ましい。可動部材
34の先端部は、弧状に曲げられており、また固定部材
32の先端の接触部46に常時接触する接触部48とし
て作用する。可動部材34は、接触部48が接触部46
に所定の圧力で接触するようにわずかに弾性変形されて
いる。
【0014】固定部材32はリード線50により図示し
ない検知回路の正側端子に接続されることにより正側の
電位に維持され、可動部材34はリード線52により前
記検知回路の負側端子に接続されることにより負側の電
位に維持される。正側電位に維持される固定部材32の
接触部46には、金、銀、白金およびそれらの合金等か
らなる貴金属が配置されている。この貴金属としては、
例えば、JIS規格のCP2により規定された貴金属を
用いることができる。可動部材34が検知回路の正側端
子に接続される場合には、接触部48に貴金属を配置す
ればよい。
ない検知回路の正側端子に接続されることにより正側の
電位に維持され、可動部材34はリード線52により前
記検知回路の負側端子に接続されることにより負側の電
位に維持される。正側電位に維持される固定部材32の
接触部46には、金、銀、白金およびそれらの合金等か
らなる貴金属が配置されている。この貴金属としては、
例えば、JIS規格のCP2により規定された貴金属を
用いることができる。可動部材34が検知回路の正側端
子に接続される場合には、接触部48に貴金属を配置す
ればよい。
【0015】ガイド26および固定部材32の先端に
は、緯糸10の余剰端部を両接触部46,48間に案内
するガイド面が形成されている。筬18には、緯糸10
の余剰端部を接触部46,48間に押し通す押込み部材
54が筬18と共に移動可能に取り付けられている。
は、緯糸10の余剰端部を両接触部46,48間に案内
するガイド面が形成されている。筬18には、緯糸10
の余剰端部を接触部46,48間に押し通す押込み部材
54が筬18と共に移動可能に取り付けられている。
【0016】経糸14の開口に緯入れされた緯糸10が
筬18により織り前に打ち付けられるとき、この緯糸1
0の余剰端部は、押込み部材54により接触部46,4
8間を通されて接触部46,48を一時的に離す。これ
により、両接触部46,48間が開路されて非導通状態
となるから、両接触部46,48を経る信号は緯糸有り
を意味する信号となり、緯糸検知装置22の前記検知回
路は緯糸有りと検知する。
筬18により織り前に打ち付けられるとき、この緯糸1
0の余剰端部は、押込み部材54により接触部46,4
8間を通されて接触部46,48を一時的に離す。これ
により、両接触部46,48間が開路されて非導通状態
となるから、両接触部46,48を経る信号は緯糸有り
を意味する信号となり、緯糸検知装置22の前記検知回
路は緯糸有りと検知する。
【0017】両接触部46,48間が緯糸10により開
閉されるとき、接触部46,48間にアーク放電が発生
する。しかし、アーク放電による溶融物が付着しやすい
接触部46、すなわち正側電位に維持された固定部材3
2の接触部46に貴金属が配置されているから、接触部
46に貴金属を配置しない場合に比べ、アーク放電によ
り接触部46に形成される溶融物の酸化膜が少ない。ま
た、緯糸検知装置22がウォータージェットルームに適
用されても、接触部46に貴金属を配置しない場合に比
べ、水、該水に含まれる糊等、周囲の雰囲気に起因して
接触部46に形成される酸化膜が少ない。
閉されるとき、接触部46,48間にアーク放電が発生
する。しかし、アーク放電による溶融物が付着しやすい
接触部46、すなわち正側電位に維持された固定部材3
2の接触部46に貴金属が配置されているから、接触部
46に貴金属を配置しない場合に比べ、アーク放電によ
り接触部46に形成される溶融物の酸化膜が少ない。ま
た、緯糸検知装置22がウォータージェットルームに適
用されても、接触部46に貴金属を配置しない場合に比
べ、水、該水に含まれる糊等、周囲の雰囲気に起因して
接触部46に形成される酸化膜が少ない。
【0018】このため、緯糸検知装置22によれば、接
触部46に形成される酸化膜が少ないから、接触部4
6,48間を通過する緯糸10により剥される膜が少な
いし、剥された膜より削り取られる金属部材も少なく、
従って接触部46,48を形成する金属部材の損耗が少
なく、緯糸の検知性能が長期間高精度に維持され、長命
である。
触部46に形成される酸化膜が少ないから、接触部4
6,48間を通過する緯糸10により剥される膜が少な
いし、剥された膜より削り取られる金属部材も少なく、
従って接触部46,48を形成する金属部材の損耗が少
なく、緯糸の検知性能が長期間高精度に維持され、長命
である。
【0019】接触部48にも貴金属を配置してもよい。
しかし、アーク放電および周囲雰囲気に起因する酸化膜
は、負側電位に維持される接触部48よりも、正側電位
に維持される接触部46に形成されやすいことから、接
触部48は貴金属以外の導電性材料製とすることが好ま
しい。これにより、接触部48に貴金属を配置した場合
に比べ、装置が廉価になる。
しかし、アーク放電および周囲雰囲気に起因する酸化膜
は、負側電位に維持される接触部48よりも、正側電位
に維持される接触部46に形成されやすいことから、接
触部48は貴金属以外の導電性材料製とすることが好ま
しい。これにより、接触部48に貴金属を配置した場合
に比べ、装置が廉価になる。
【0020】可動部材34が弾性変形可能の材料で形成
されていることから、緯糸10が接触部46,48間を
通過した後、可動部材34は固定部材32に対しバウン
ドをしまた横方向へ揺れ、これにより両接触部46,4
8が複数回開閉して検知信号のノイズとなり、緯糸の検
知性能が低下する。しかし、可動部材34のバウンドお
よび横揺れは、可動部材34を大きな弾性係数、好まし
くは150GPa以上の弾性係数Eを有する金属材料製
とすることにより解決することができる。
されていることから、緯糸10が接触部46,48間を
通過した後、可動部材34は固定部材32に対しバウン
ドをしまた横方向へ揺れ、これにより両接触部46,4
8が複数回開閉して検知信号のノイズとなり、緯糸の検
知性能が低下する。しかし、可動部材34のバウンドお
よび横揺れは、可動部材34を大きな弾性係数、好まし
くは150GPa以上の弾性係数Eを有する金属材料製
とすることにより解決することができる。
【0021】可動部材34は、接触部46,48の接触
が線接触となる板状部材であってもよいが、接触部4
6,48の接触が点接触となる線状部材であることが好
ましい。このようにすれば、接触部46,48を点接触
させることにより、アーク放電が常に同じ位置でなされ
るから、酸化膜が固定部材32と可動部材34との接触
部分に存在しなくなる、その結果、両接触部46,48
における接触抵抗値が減少して低電流で検知することが
でき、また低い接触圧力で検知することができる。
が線接触となる板状部材であってもよいが、接触部4
6,48の接触が点接触となる線状部材であることが好
ましい。このようにすれば、接触部46,48を点接触
させることにより、アーク放電が常に同じ位置でなされ
るから、酸化膜が固定部材32と可動部材34との接触
部分に存在しなくなる、その結果、両接触部46,48
における接触抵抗値が減少して低電流で検知することが
でき、また低い接触圧力で検知することができる。
【0022】前後方向における可動部材34に対する固
定部材32の位置をビス42により変化させることが好
ましい。これにより、接触部48に対する接触部46の
位置を変えることができるから、接触部46の寿命をよ
り長くすることができる。
定部材32の位置をビス42により変化させることが好
ましい。これにより、接触部48に対する接触部46の
位置を変えることができるから、接触部46の寿命をよ
り長くすることができる。
【0023】図3に示すように、接触部46を固定部材
32と別個の部材56により規定し、部材56を前後方
向へ伸びる長穴58と、該長穴を貫通するビス60とに
より部材56を固定部材32に前後方向へ位置調節可能
に取り付けてもよい。
32と別個の部材56により規定し、部材56を前後方
向へ伸びる長穴58と、該長穴を貫通するビス60とに
より部材56を固定部材32に前後方向へ位置調節可能
に取り付けてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】織機の織り前部分の一実施例を示す平面図であ
る。
る。
【図2】図1における2−2線に沿って得た拡大断面図
である。
である。
【図3】接触部分の他の実施例を示す図である。
10 緯糸 12 緯入れノズル 14 経糸 16 筬 22 緯入れ検知装置 26 ガイド 30 電気的絶縁体 32 固定部材 34 可動部材 46,48 接触部
Claims (3)
- 【請求項1】 互いに接触する接触部を有しかつ該接触
部がその間を通過する緯糸により離されて電気的非導通
状態におかれる第1および第2の部材であって前記接触
部の一方が正側の電位にまた前記接触部の他方が負側の
電位にそれぞれ維持される第1および第2の部材を含
み、前記正側の電位に維持される前記接触部は貴金属材
料で形成されている、織機の緯糸検知装置。 - 【請求項2】 前記負側の電位に維持される前記接触部
は、貴金属材料以外の導電性材料で形成されている、請
求項1の緯糸検知装置。 - 【請求項3】 前記第1および第2の部材の一方は固定
部材であり、前記第1および第2の部材の他方は前記固
定部材に対して弾性変形可能の可動部材であり、前記可
動部材は大きな弾性係数を有しかつ耐腐食性の金属材料
で形成されている、請求項1または2の緯糸検知装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12545792A JPH05302244A (ja) | 1992-04-20 | 1992-04-20 | 織機の緯糸検知装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12545792A JPH05302244A (ja) | 1992-04-20 | 1992-04-20 | 織機の緯糸検知装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05302244A true JPH05302244A (ja) | 1993-11-16 |
Family
ID=14910574
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12545792A Pending JPH05302244A (ja) | 1992-04-20 | 1992-04-20 | 織機の緯糸検知装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05302244A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0670384A1 (de) * | 1994-02-18 | 1995-09-06 | Ulrich Sigrist | Detektion von Fadenverlierern einer Projektilwebmaschine |
-
1992
- 1992-04-20 JP JP12545792A patent/JPH05302244A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0670384A1 (de) * | 1994-02-18 | 1995-09-06 | Ulrich Sigrist | Detektion von Fadenverlierern einer Projektilwebmaschine |
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