JPH05302441A - 循環式駐車設備 - Google Patents

循環式駐車設備

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JPH05302441A
JPH05302441A JP10821292A JP10821292A JPH05302441A JP H05302441 A JPH05302441 A JP H05302441A JP 10821292 A JP10821292 A JP 10821292A JP 10821292 A JP10821292 A JP 10821292A JP H05302441 A JPH05302441 A JP H05302441A
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JP
Japan
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guide
frame
machine frame
cage
fitted
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JP10821292A
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English (en)
Inventor
Kiyoshi Shimizu
清 清水
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Daifuku Co Ltd
Original Assignee
Daifuku Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 機枠1に支持される無端チェーン20と、無端
チェーン20に配設されるケージ枠50からなり、ケージ枠
50の少なくとも後面側で左右方向の複数箇所に溝付きガ
イドローラ62を設け、溝付きガイドローラ62が嵌合する
ガイド体63,64を丸パイプにより形成して機枠1に設け
た循環式駐車設備。 【効果】 ガイド体は丸パイプを曲げ成形することで、
ターン部のガイドとなる曲げに曲げ方向がないため容易
に製作でき、丸パイプのみで材料が少ない。ケージ枠群
の循環移動は、溝付きガイドローラがガイド体に嵌合案
内されることで、前後や左右に揺れることなく行え、溝
付きガイドローラは一種類で数を少なくし得、全体の製
作は容易に安価に行える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、たとえば建物内の地上
部や地下部、あるいは建物外の地上部などに設置される
循環式駐車設備に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の設備としては、たとえば
特公平1−19511 号公報に見られる駐輪設備が提供され
ている。この従来構成は、下部駆動輪と上部従動輪との
間で循環駆動される無端条体に、循環方向で複数のケー
ジを配設している。これらケージは、内側の上部に平ガ
イドローラを複数有するとともに、内側の下部に溝付き
ガイドローラを有する。
【0003】そして固定部側には、前記平ガイドローラ
を案内する無端ガイドレールが配設され、さらに前記溝
付きガイドローラを案内する前部ガイドレールや後部ガ
イドレールが配設されている。前記無端ガイドレールは
上下方向に長い長円状に形成され、その際に板状体は、
その幅広部を円弧状に曲げることで形成される。また前
部ガイドレールや後部ガイドレールも同様に板状体から
なり、その両端を円弧状に曲げることで形成されてい
る。
【0004】この従来構成によると、無端条体を循環駆
動することでケージ群を循環移動させ得、その際に平ガ
イドローラ群が無端ガイドレールに案内され、また溝付
きガイドローラが前部ガイドレールや後部ガイドレール
に案内されることで、ケージ群は揺れることなく循環移
動される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来構成によ
ると、無端ガイドレールや前部ガイドレールや後部ガイ
ドレールは、板状体を、その幅広部を円弧状に曲げるこ
とで形成することから、製作(曲げ加工)は、曲げ方向
があるため容易に行えず、また二種類のガイドローラが
必要であるとともに、平ガイドローラは多数が必要とな
る。
【0006】本発明の目的とするところは、ガイド体の
製作は容易に行え、しかもガイドローラは一種類でかつ
数を少なくし得る循環式駐車設備を提供する点にある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成すべく本
発明の循環式駐車設備は、機枠と、この機枠側に支持さ
れて循環駆動される前後一対の無端チェーンと、これら
無端チェーン間に配設され循環方向で複数のケージ枠と
からなり、これらケージ枠の少なくとも後面側で左右方
向の複数箇所に溝付きガイドローラを設け、これら溝付
きガイドローラが嵌合するガイド体を丸パイプにより形
成して機枠側に設けている。
【0008】
【作用】かかる本発明の構成によると、ガイド体は丸パ
イプを曲げ成形することで得られることから、ターン部
のガイドとなる曲げに曲げ方向がないため容易に製作し
得、また丸パイプのみで材料が少ないものとなる。
【0009】無端チェーンを循環駆動することでケージ
枠群を循環移動させ得る。その際にケージ枠群の循環移
動は、溝付きガイドローラがガイド体に嵌合案内される
ことで、前後や左右に揺れることなく行われる。そして
目的とする空のケージ枠が下降限に達したとき、左右方
向で複数の溝付きガイドローラがガイド体に上方から嵌
合することで、ケージ枠の後部における左右の揺れ、な
らびに前後の揺れが阻止される。
【0010】
【実施例】以下に本発明の一実施例を図1〜図14に基づ
いて説明する。図4〜図8において機枠1は、中央機枠
部2と、左右の側機枠部7,8とを、両側機枠部7,8
を対称に配置して一体化することで枠組み状に構成され
る。すなわち中央機枠部2は前枠部3と後枠部4とから
なり、両枠部3,4は、左右一対の縦材5と、これら縦
材5間を連結する上下で複数の左右材6とからなる。こ
こで前枠部3の縦材5は、ケージ枠(後述する。)のほ
ぼ一個分に相当する高さHをもって、床面Fに対し上方
に配置されるものであり、また後枠部4の縦材5は、前
枠部3の縦材5に対して全て下方へ長くし、この延長部
を脚柱5aとして床面F上に着地されている。
【0011】両側機枠部7,8も前枠部9と後枠部10と
からなり、各枠部9,10は、左右一対の縦材11と、これ
ら縦材11間を連結する上下で複数の左右材12や斜め材13
とからなる。ここで前枠部9の内側の縦材11は、前述し
た高さHをもって、床面Fに対して上方に配置されるも
のであり、また外側の縦材11は、内側の縦材11に対して
下方へ長くし、この延長部を脚柱11aとして床面F上に
着地されている。
【0012】さらに前枠部9の最下位の左右材12から
は、前記内側の縦材11の内側面に対し所定距離Lを離し
て外側に配置される脚柱14がコーナブラケット15を介し
て垂設されるとともに、この脚柱14を床面F上に着地さ
せ、以て、この脚柱14と前記延長部の脚柱11aとによ
り、前枠部9は左右で複数の脚柱14,11aを有すること
になる。なお後枠部10の縦材11は全て下方へ長くし、こ
の延長部を脚柱11aとして床面F上に着地されている。
【0013】上記のように構成された中央機枠部2と両
側機枠部7,8とは、縦材5,11どうしを相対向させた
のち、ボルトナットなどの連結具16を介して固定するこ
とで、 前部部材間ならびに後部部材間が一体化される。
さらに両側機枠部7,8は、それぞれ前枠部9と後枠部
10との外側の縦材11の上端間ならびに下端間が前後方向
部材17で連結され、また両側機枠部7,8における外側
の縦材11の上端間が左右方向部材18で連結され、以て全
体として機枠1を構成している。このとき両側機枠部
7,8の前枠部9における脚柱14間で入出庫用の間口を
形成することになる。
【0014】このように構成された機枠1側には、循環
駆動される前後一対の無端チェーン20が配設される。す
なわち中央機枠部2における前枠部3と後枠部4との上
部内面には、それぞれ前後方向の従動軸21や軸受け22な
どを介して従動輪体23が回転自在に配設され、そして前
枠部3と後枠部4との下部内面間には、前後方向に1本
ものの駆動軸24や軸受け25などを介して、前後一対の駆
動輪体26が回転自在に配設されている。上下方向で対向
する両輪体23,26間には無端チェーン20が巻張され、そ
して前後一対の無端チェーン20間には、循環方向で複数
個(実施例では七個)のケージ枠50が配設されている。
【0015】前記無端チェーン20はローラチェーン形式
であって、図13、図14に示すように、アウターリンク27
と、インナーリンク28と、リンクピン29と、両リンク2
7,28間に位置するローラ30とにより構成され、各リン
クピン29の外側端部にはガイドローラ31が遊転自在に取
り付けてある。そして、これらガイドローラ31を案内す
る案内用レール32が、両輪体23,26間の直線移動部に対
応して、中央機枠部2における前枠部9と後枠部10との
内面に上下方向に配設してある。
【0016】前記無端チェーン20において、隣接した一
対のリンクピン29間に亘る外側のアウターリンク27は三
角形状のブラケット33に代えられ、そしてブラケット33
に対応した内側のアウターリンク27には、ホームベース
状の支持板34がブラケット33に平行して取り付けてあ
る。ここでブラケット33などは、二個を一組として各ケ
ージ枠50に対応して七組(複数組)が、無端チェーン20
に対して所定間隔置きに配設してある。
【0017】各組において、対向したブラケット33と支
持板34との間に前後方向の支持軸35が設けられる。そし
て支持軸35には、前記ブラケット33を中にして前後一対
の腕杆36A,36Bの基端が、筒体やブッシュなどの軸受
け具37を介して回動自在に連結してある。ここで一方の
ブラケット33側の両腕杆36Aと他方のブラケット33側の
両腕杆36Bとは支持軸35の軸心方向で位置をずらせてお
り、したがって一組で合計四本の腕杆36A,36Bの遊端
は、前後方向で互いに重合した状態になる。そして重合
した腕杆36A,36Bの遊端間に、筒体とボールベアリン
グからなる軸受け具38を介して前後方向の連結軸39(共
通の連結具の一例)が回動自在に設けられる。
【0018】図4〜図8に示すように、前枠部9の上下
方向の中間部には正逆駆動自在な駆動装置40が設けら
れ、この駆動装置40は電磁ブレーキ付きのモータからな
り、その出力軸41と前記駆動軸24とを巻掛伝動装置42に
より連動連結している。前記駆動装置40に配線を介して
接続する操作盤43は、いずれかの側機枠部7,8の前枠
部9に設けられる。なお中央機枠部2の前枠部3に対向
した床面側は車乗り込み部44に形成される。
【0019】前記ケージ枠50は図6、図9〜図12に示す
ように、パレット状の車支持部51と、この車支持部51の
前後部それぞれから上方へ連設したハンガー部52とによ
り構成される。ここで車支持部51の上面に左右一対の凹
部を前後方向の全長に形成して、これら凹部により車輪
導入部53を形成している。その際に両車輪導入部53の左
右方向の幅は、複数車種に対応すべく広く設定してあ
る。そして車支持部51の両側かつ前後両端からは、連結
用部材54が上方へと連設されている。
【0020】前記ハンガー部52は、断面が丸状のパイプ
体をその一部を欠除した同心円状に形成することで得て
いる。その際にハンガー部52は、最大径部が存在するよ
うに半円以上に形成され、その形成はベンダー曲げなど
により一加工作業で得られる。そしてハンガー部52は、
欠除部に対応する両端を前記連結用部材54に連結して前
面視でアーチ状に、かつ側面視において上部が前後方向
で外方となるよう上位外開き状として配設されている。
さらにハンガー部52は、各種車AのドアミラーBの平均
位置が最大径部に内側から対向するように形成され、か
つ車支持部51に連結されている。
【0021】このように構成されたケージ枠50は、両ハ
ンガー部52の頂部を前記無端チェーン20に連結してい
る。すなわちハンガー部52の頂部下面から連結材55が垂
設され、これら連結材55の下面間に亘ってパイプ状の吊
り杆56が設けられる。この吊り杆56の長さ方向は前後方
向となり、また長さはハンガー部52よりも外方へ突出す
べく設定してある。そして吊り杆56の両端に取り付けた
フランジ57に、前記連結軸39がボルトナットなどにより
連結されている。
【0022】各ケージ枠50の前面側に、互いに異なる色
の色表示部を設けている。すなわち、この実施例では前
位のハンガー部52に、たとえば赤色表示部52a、オレン
ジ色表示部52b、黄色表示部52c、黄緑色表示部52d、
緑色表示部52e、青色表示部52f、紫色表示部52gをケ
ージ枠50別に塗装やテープ巻などにより設けている。そ
してケージ枠50の呼び出しを行う前記操作盤43に、前記
色表示部52a〜52gに対応する複数の操作部、すなわち
赤色操作釦49a、オレンジ色操作釦49b、黄色操作釦49
c、黄緑色操作釦49d、緑色操作釦49e、青色操作釦49
f、紫色操作釦49gを設けている。
【0023】前記車支持部51における車輪導入部53は、
その凹部形成による外側面を普通車用のガイド面58に形
成している。そして車輪導入部53の上面には、複数車種
に対応する車支持部側誘導目印59が設けられている。す
なわち車支持部側誘導目印59は、ガイド面58に対して少
し内側の位置に設けた小型車用誘導目印59aと、この小
型車用誘導目印59aよりもさらに内側の位置に設けた軽
自動車用誘導目印59bからなる。
【0024】これら目印59a,59bは、異なる色の着色
テープを車輪導入部53の上面に貼り付けること、あるい
はペンキを塗ること、または形成した溝内に塗料を入れ
ること、帯状の着色ゴムを貼り付けること、などにより
設けられる。
【0025】そして前記車乗り込み部44で床側には、前
記車支持部側誘導目印59が直線状で対向自在な床側誘導
目印45が設けられる。すなわち床側誘導目印45は、前記
小型車用誘導目印59aが対向自在な小型車用誘導目印45
aと、前記軽自動車用誘導目印59bが対向自在な軽自動
車用誘導目印45bとからなり、これら目印45a,45bは
前述と同様にして設けられる。
【0026】前記車支持部51を中にして、車乗り込み部
44とは反対側に誘導鏡46が設けられる。この誘導鏡46
は、車内の運転者が視野から外れた小型車用誘導目印59
aや軽自動車用誘導目印59bを写して運転者が確認し得
る位置ならびに個数として、機枠1の後枠部4,10の内
面側に配設してある。なお前記車支持部51と床側との間
には、必要に応じてスロープ47が配設され、このスロー
プ47にも小型車用誘導目印48aと、軽自動車用誘導目印
48bが設けられている。
【0027】前記ケージ枠50における後部の両連結用部
材54の位置から、それぞれ保持枠60が後方へと連設され
ている。これら保持枠60からローラ軸61が前後方向の後
方へと連設され、これらローラ軸61の外端に樹脂製の溝
付きガイドローラ62が遊転自在に設けられる。そして図
1〜図8に示すように、溝付きガイドローラ62が嵌合す
る内部ガイド体63と外部ガイド体64が機枠1側に設けら
れる。ここで両ガイド体63,64は丸パイプを曲げ成形す
ることで得られ、したがってターン部のガイドとなる曲
げに曲げ方向がないため容易に製作し得、また丸パイプ
のみで材料が少ないものとなる。
【0028】前記内部ガイド体63は長円のループ状に形
成され、一方の反転部(円弧部)が従動輪体23の下端近
くに位置しかつ他方の反転部が駆動輪体26の下端下方に
位置すべく上下方向に配設されて、中央機枠部2におけ
る後枠部4の内面に複数の連結部材65を介して固定して
ある。さらに外部ガイド体64は左右一対の縦ガイド部64
aと、これら縦ガイド部64aの下端間を連絡する横ガイ
ド部64bとによりU字状に形成され、中央機枠部材2や
両側機枠部7,8における後枠部4,10の内面間に亘っ
て複数の連結部材66を介して固定してある。
【0029】また前記ケージ枠50における両ハンガー部
52には、図1、図10〜図12に示すように、その上部側外
面に左右一対のボス部材70が設けられ、そして各ボス部
材70から前後方向の外方へと連設したローラ軸71に、そ
れぞれ樹脂製で溝付き形式の位置決めローラ72が遊転自
在に設けられる。そしてケージ枠50が下降限にきたとき
前記位置決めローラ72が上方から嵌合するローラ受け73
が機枠1側に設けられる。このローラ受け73はたとえば
短尺のパイプ体からなり、中央機枠部2における両枠部
3,4の下部内面にステー74を介して左右方向に設けら
れる。なお後部の位置決めローラ72は、前記溝付きガイ
ドローラ62に対して少し前になるように、その位相をず
らせて配設してある。
【0030】以上のように構成される循環式駐車設備
は、製作工場において中央機枠部2と両側機枠部7,8
とがあらかじめ製作され、さらに中央機枠部2には各輪
体23,26などが組み込まれている。各機枠部1,7,8
はトラックなどで据え付け現場に運搬され、そして縦材
5,11どうしを相対向させたのち、ボルトナットなどの
連結具16を介して固定したり、前後方向部材17による連
結や左右方向部材18による連結などを行うことで組み立
てられる。
【0031】このように組み立てられる循環式駐車設備
は、前部に脚柱を有さない中央機枠部2と、両側機枠部
7,8における脚柱14の配置とにより、全体をコンパク
トに構成しながらも充分な間口を確保した機枠1を形成
し得る。またケージ枠50側の荷重を受け止める中央機枠
部2は、両側機枠部7,8との結合により、これら側機
枠部7,8の各脚柱11a,14を介して床F側に支持され
る。なお車Aはケージ枠50に前進により入れられ、そし
て前部に搭載したエンジンによりケージ枠50の後部側に
前部側よりも大きな荷重が掛かるが、この荷重は、中央
機枠部2の後部の設けた脚柱5aの存在により好適に支
持される。
【0032】次に上記実施例における駐車作業を説明す
る。車Aを入庫させるに、まず運転者(利用者)は車乗
り込み部55に車Aを停車させる。次いで運転者は車内か
ら設備の前面側を目視し、目的としている(契約してい
る)ケージ枠50がどの位置に停止しているかを、その色
表示部52a〜52gにより確認する。そして目的としてい
るケージ枠50が下降限に達し車乗り込み部44に対向し停
止していたとき、運転者はそのまま車Aを前進させるこ
とでケージ枠50に入庫し得、その後に運転者は車Aから
降りればよい。
【0033】また目的としているケージ枠50が車乗り込
み部44との対向位置とは別の位置にあることを確認した
とき、運転者は車Aから降り、操作盤43を操作する。す
なわち操作釦49a〜49gのうち、目的とする色の釦を押
し操作する。すると駆動装置40が正または逆に駆動さ
れ、駆動軸24や駆動輪体26などを介して無端チェーン20
を循環駆動させる。その際に無端チェーン20は、ガイド
ローラ31が案内用レール32に案内されることから揺れる
ことなく循環移動を行う。
【0034】これにより両無端チェーン20間に配設した
ケージ枠50群も循環移動を行うが、このときケージ枠50
側に一体化した連結軸39が各腕杆36A,36Bに対し軸受
け具38を介して相対回動自在であることから、ケージ枠
50は常に正姿勢を維持しながら循環移動することにな
る。
【0035】そして各腕杆36A,36Bの基端間に、一対
のリンクピン29間に亘るブラケット33が介在されている
ことから、腕杆36A,36B群は四本のリンクピン29、す
なわち無端チェーン20の長さ方向において四個のガイド
ローラ31を介して案内用レール32に案内され支持される
ことになり、以て無端チェーン20によるケージ枠50の支
持は、ケージ枠50側の荷重を四箇所に分散して、無端チ
ェーン20に捩じれを発生させることなく確実かつ強固に
行える。
【0036】またブラケット33を中にして左右一対の腕
杆36A,36Bを連結することで、ケージ枠50側の荷重は
腕杆36A,36B群に均一状に分散されたのちブラケット
33に集合することになり、これら腕杆36A,36Bやブラ
ケット33が偏荷重によって捩じれることを防止し得る。
【0037】さらに無端チェーン20の中心に対して、ブ
ラケット33とは反対側に位置した支持板34により支持軸
35を支持したことで、無端チェーン20の捩じれ防止はよ
り好適に行われ、しかもガイドローラ31が片側のみの構
成であることから、全体として前後方向のスペースを小
さくし得る。またブラケット33がアウターリンク27に代
わる(兼用する)構成であることから、製作が容易であ
るとともに溶接などを不要にし得、無端チェーン20側の
コストダウンを計れる。
【0038】そしてケージ枠50は、そのハンガー部52が
上位外開き状として配設してあることから、その引っ張
り合いの作用によって前後の揺れに対して安定する。さ
らに傾斜しているハンガー部52の頂部を無端チェーン20
に連結することで、車支持部51に対する無端チェーン20
の前後の逃げ代を確保し得、これにより車支持部51の小
形化を可能にし得る。
【0039】前述したケージ枠50の循環移動は、溝付き
ガイドローラ62が両ガイド体63,64に嵌合案内されるこ
とで揺れることなく行われる。すなわち左右の縦経路部
において溝付きガイドローラ62は、内側に位置した溝付
きガイドローラ62が内部ガイド体63に嵌合案内されると
ともに、外側に位置した溝付きガイドローラ62が外部ガ
イド体64の縦ガイド部64aに嵌合案内される。
【0040】そして下位の横経路部においては、内部ガ
イド体63に嵌合案内されていた溝付きガイドローラ62は
内部ガイド体63から外れ、外部ガイド体64の横ガイド部
64bに移って反転方向側に嵌合案内されたのち縦ガイド
部64aに嵌合案内される。また外部ガイド体64の縦ガイ
ド部64aに嵌合案内されていた溝付きガイドローラ62
は、横ガイド部64bに移って反転方向側に嵌合案内さ
れ、その途中において横ガイド部64bから外れ、内部ガ
イド体63に移って嵌合案内される。なお上位の横経路部
において両ガイドローラ31は、両ガイド体63,64から外
れて一旦フリーとなり、そして内外のところを変えて両
ガイド体63,64に嵌合案内される。
【0041】このようにしてケージ枠50群は、両ガイド
体63,64に溝付きガイドローラ62が嵌合案内されること
で、前後や左右に揺れることなく循環移動し、かつ樹脂
製の溝付きガイドローラ62であることから騒音を抑えて
循環移動する。そして目的とする空のケージ枠50が下降
限に達し車乗り込み部44に対向して停止される。
【0042】このようにケージ枠50が下降限に達したと
き、各位置決めローラ72がローラ受け73に対して上方か
ら嵌合するとともに、両溝付きガイドローラ62が横ガイ
ド部64bに上方から嵌合することになる。すると、所定
間隔を置いた左右一対の位置決めローラ72がローラ受け
73に嵌合することで、その所定間隔の位置決め状態によ
りケージ枠50の前後上部における左右の揺れが阻止さ
れ、また嵌合によりケージ枠50の前後上部における前後
の揺れが阻止される。さらに所定間隔を置いた左右一対
の溝付きガイドローラ62が横ガイド部64bに嵌合するこ
とで、ケージ枠50の後位下部における左右の揺れ、なら
びに前後の揺れが阻止される。
【0043】この状態で、車Aに再び乗り込んだ運転者
が車Aを前進させることでケージ枠50に入庫し得、その
後に運転者は車Aから降りればよい。その際に目的とす
る空のケージ枠50が車乗り込み部44に対向して停止した
とき、車支持部側誘導目印59が床側誘導目印45に直線状
で対向することになり、したがって運転者は、その車種
に応じた床側誘導目印45や車支持部側誘導目印59を目視
しながら前進させることで、所期の床側誘導目印45や車
支持部側誘導目印59の上で車輪Cを回転させながら床か
ら車支持部51へと走行し得る。
【0044】そして車支持部側誘導目印59が視野から消
える前後において運転者は、誘導鏡46に写っている車支
持部側誘導目印59を目視しながら前進させることで、車
Aを車支持部51の車種に応じた定位置に完全に乗り込ま
せ得る。このような前進を行うとき、車Aのドアミラー
Bは、ハンガー部52における最大径部の内側を通過する
ことになる。
【0045】なお車Aの出庫は上述とは逆の作用で可能
になる。すなわち運転者は色表示部52a〜52gを目視
し、そして目的としているケージ枠50が車乗り込み部44
に対向し停止していたとき、運転者はそのまま乗り込ん
で車Aを後進させればよい。また目的としているケージ
枠50が車乗り込み部44とは別の位置にあるとき、運転者
は操作盤43を操作し、目的とする車Aを支持しているケ
ージ枠50を下降限に移動させ、車乗り込み部44に対向し
て停止させる。そして乗り込んだ運転者が車Aを後進さ
せればよい。
【0046】図15は本発明の別の実施例を示す。すなわ
ち外部ガイド体64における縦ガイド部64aと横ガイド部
64bとが成す左右一対のコーナ部に内側から対向して、
内側コーナガイド体75が配設されている。この内側コー
ナガイド体75は丸パイプにより形成され、側機枠部7,
8における後枠部10の内面側に固定されている。そして
側機枠部7,8における前枠部9と後枠部10の上部内面
側には、丸パイプにより形成されかつ位置決めローラ72
を案内する内外一対のコーナガイド体76,77が配設され
ている。
【0047】この別の実施例によると、ケージ枠50は、
下部の両コーナ部を移動中に外部ガイド体64と内側コー
ナガイド体75との間を溝付きガイドローラ62が嵌合状態
で移動することから、前後に揺れたり浮き上がり状にな
ることが阻止され、また上部の両コーナ部を移動中に両
コーナガイド体76,77との間を位置決めローラ72が嵌合
状態で移動することから、前後に揺れたり浮き上がり状
になることが阻止されることになる。
【0048】上記実施例では、機枠1と、この機枠1側
に支持されて循環駆動される前後一対の無端チェーン20
と、これら無端チェーン20間に配設され循環方向で複数
のケージ枠50とからなり、前記機枠1は、無端チェーン
20を配設した中央機枠部2と、左右の側機枠部7,8と
を一体化して構成し、前記側機枠部7,8は、少なくと
も前部にそれぞれ左右で複数の脚柱11a,14を有すると
ともに、最内側の脚柱14を側機枠部7,8の内側面に対
して外側に配置している。
【0049】この構成によると、重要部分である無端チ
ェーン20などは中央機枠部2にあらかじめ組み込み、か
つ調整することができる。このようにして各別に製作さ
れた中央機枠部2や左右の側機枠部7,8は、分割状態
で据え付け現場へ運搬でき、そして据え付け現場で中央
機枠部2と両側機枠部7,8を一体化することで機枠1
を形成して据え付けることができて、据え付け現場での
組み立て作業を簡略化できる。その際に機枠1は、前部
に脚柱を有さない中央機枠部2と、両側機枠部7,8に
おける前部脚柱11a,14の配置との構成により、前部脚
柱14間に充分な間口を確保できるものでありながら、全
体を小形化できて収納効率を向上できる。またケージ枠
50側の荷重を受け止める中央機枠部2は、両側機枠部
7,8との結合により、これら側機枠部7,8の各脚柱
を介して床側に強固に支持できる。
【0050】
【発明の効果】上記構成の本発明によると、ガイド体は
丸パイプを曲げ成形することで得られることから、ター
ン部のガイドとなる曲げに曲げ方向がないため容易に製
作することができ、また丸パイプのみで材料が少ないも
のにできる。
【0051】ケージ枠群の循環移動は、溝付きガイドロ
ーラがガイド体に嵌合案内されることで、前後や左右に
揺れることなく行うことができ、その際に溝付きガイド
ローラは一種類で数を少なくし得ることから、全体の製
作は容易にかつ安価に行うことができる。そして目的と
する空のケージ枠が下降限に達したとき、左右方向で複
数の溝付きガイドローラがガイド体に上方から嵌合する
ことで、ケージ枠の後部における左右の揺れ、ならびに
前後の揺れを阻止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示し、循環式駐車設備の後
枠部の正面図である。
【図2】同後枠部の要部の正面図である。
【図3】同後枠部の要部の側面図である。
【図4】同循環式駐車設備の組み立て前の斜視図であ
る。
【図5】同循環式駐車設備の組み立て後の斜視図であ
る。
【図6】同循環式駐車設備の正面図である。
【図7】同循環式駐車設備の縦断正面図である。
【図8】同循環式駐車設備の側面図である。
【図9】同操作盤部の正面図である。
【図10】同ケージ枠部分の背面図である。
【図11】同ケージ枠部分の側面図である。
【図12】同ケージ枠部分の平面図である。
【図13】同無端チェーンとケージ枠との連結部の正面図
である。
【図14】同無端チェーンとケージ枠との連結部の一部切
り欠き平面図である。
【図15】本発明の別の実施例を示し、後枠部の正面図で
ある。
【符号の説明】
1 機枠 2 中央機枠部 3 前枠部 4 後枠部 7,8 側機枠部 9 前枠部 10 後枠部 17 前後方向部材 18 左右方向部材 20 無端チェーン 23 従動輪体 26 駆動輪体 31 ガイドローラ 32 案内用レール 36A 腕杆 36B 腕杆 39 連結軸(連結具) 40 駆動装置 43 操作盤 44 車乗り込み部 45 床側誘導目印 46 誘導鏡 50 ケージ枠 51 車支持部 52 ハンガー部 53 車輪導入部 56 吊り杆 59 車支持部側誘導目印 60 保持枠 61 ローラ軸 62 溝付きガイドローラ 63 内部ガイド体 64 外部ガイド体 72 位置決めローラ 73 ローラ受け 75 内側コーナガイド体 76 コーナガイド体 77 コーナガイド体 A 車

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 機枠と、この機枠側に支持されて循環駆
    動される前後一対の無端チェーンと、これら無端チェー
    ン間に配設され循環方向で複数のケージ枠とからなり、
    これらケージ枠の少なくとも後面側で左右方向の複数箇
    所に溝付きガイドローラを設け、これら溝付きガイドロ
    ーラが嵌合するガイド体を丸パイプにより形成して機枠
    側に設けたことを特徴とする循環式駐車設備。
JP10821292A 1992-04-28 1992-04-28 循環式駐車設備 Pending JPH05302441A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE10127161B4 (de) * 2001-05-23 2008-11-27 Mehmet Tatlisarap Parkeinrichtung

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE10127161B4 (de) * 2001-05-23 2008-11-27 Mehmet Tatlisarap Parkeinrichtung

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