JPH0530408Y2 - - Google Patents

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JPH0530408Y2
JPH0530408Y2 JP1988033611U JP3361188U JPH0530408Y2 JP H0530408 Y2 JPH0530408 Y2 JP H0530408Y2 JP 1988033611 U JP1988033611 U JP 1988033611U JP 3361188 U JP3361188 U JP 3361188U JP H0530408 Y2 JPH0530408 Y2 JP H0530408Y2
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  • Measurement And Recording Of Electrical Phenomena And Electrical Characteristics Of The Living Body (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、クリツプ型四肢電極用パツド、特に
電極板からの脱落を防止したクリツプ型四肢電極
用パツドに関する。
〔従来の技術〕
(1) 考案の背景 一般に、心電計を用いて心臓病患者の心電図を
記録する場合、その患者の四肢には四肢電極を、
胸部には胸部電極を、それぞれ密着させて心臓の
活動電位を導出することは、よく知られている。
このうち、四肢電極としては、第5図に示すよ
うに、板ばね33の押圧作用で手首等36を両側
から挟む挟持部31,32を備えたクリツプ形四
肢電極が多用され、該四肢電極を手首等36に確
実に固定することにより、より正確な心電図が記
録されるようになつている。
ところが、上記挟持部31に取りつけた電極板
34は金属性で硬いため生体皮膚面に直接には密
着し難く、生体皮膚面と電極板34間に生じる接
触抵抗により心臓の活動電位が正しく導出でき
ず、かつ大勢の患者が使用するため電極板34に
病源菌等が付着し非衛生的になる恐れがある。
従つて、導電性と粘着性を兼備する含水ゲルで
作られたパツド35を介在させ、このパツド35
介して、電極板34を手首等の生体皮膚面に密着
させるようになつている。
本考案は、このようなクリツプ型四肢電極用パ
ツドの構造に関するものである。
(2) 従来例 従来のクリツプ型四肢電極用パツドは、第6図
に示す構造を有していた。
同図において、参照符号1,2はそれぞれが導
電性と粘着性を有する電極含水ゲル層、生体含水
ゲル層、3は不織布等で形成された絶縁性の基材
シートである。
そして、上記各部材の相互関係は、電極含水ゲ
ル層1と生体含水ゲル層2が基材シート3を挟持
していると共に両含水ゲル層1,2は、結合され
ており、かつ外部に露出した基材シート部分は、
それを手の指で把持しクリツプ型四肢電極用パツ
ド全体を電極板34(第5図)に対して着脱可能
とするための把持片5となつている。
このクリツプ型四肢電極用パツドを使用する際
には、上述したように、把持片5を手の指で把持
して電極含水ゲル層1の上面11を電極板34の
下面37に密着しておく。
次いで、板ばね33(第5図)の押圧力に抗し
て挟持部31,32を互いに開いて患者の手首等
36を入れ、再び板ばね33の押圧力により挟持
部31,32を閉じて生体皮膚面38(第5図)
に生体含水ゲル層2の下面21を密着させる。
このようにして、電極板34から患者の心臓の
活動電位を導出し、該電極板34に接続した心電
計(図示省略)で心電図を記録したり、そのモニ
タに心電図を表示するようになつている。
〔考案が解決しようとする課題〕
上述した従来技術(第6図)では、電極含水ゲ
ル層1の上面11と電極板34の下面37(第5
図)間の密着力が、生体含水ゲル層2の下面21
と生体皮膚面38間の密着力より小さいため、心
電図計測後にパツド35を電極34に密着させた
ままクリツプ型四肢電極全体を手首等36から取
り外そうとしても、パツド35が電極板34の下
面37から離れて脱落し生体皮膚面38上に残つ
たり、床面上に落下するという課題がある。
即ち、従来のクリツプ型四肢電極用パツド(第
6図)は、電極板34の下面37(第5図)に密
着すべき電極含水ゲル層1の上面11の面積と、
手首等36の生体皮膚面38に密着すべき生体含
水ゲル層2の下面21の面積が同じである。
一方、この電極含水ゲル層1と生体含水ゲル層
2とは、両者共、導電性と粘着性を有する全く同
じ材質の含水ゲルで形成されている。
更に、生体皮膚面38と生体含水ゲル層下面2
1は共に柔軟性があるのに対し、電極板下面37
と電極含水ゲル層上面11とでは前者が平坦でか
つ剛性であるが後者は柔軟性があるように、生体
皮膚面38側と電極板下面37側では、対向する
密着面の性質が全く対立している。
従つて、これら粘着力が働く面積と含水ゲル層
の材質と対向密着面の性質とを考慮すると、密着
に関しては、電極板下面37側の方が生体皮膚面
38側よりも馴染みが薄く、冒頭で述べた如く、
電極板下面37と電極含水ゲル層上面11間の密
着力の方が、生体皮膚面38と生体含水ゲル層2
1間の密着力よりも、小さくなる。
このため、従来例では(第6図)、クリツプ型
四肢電極全体(第5図)を手首等36から取り外
す場合に、パツド35が電極板34から脱落する
という課題が残るのである。
本考案の目的は、クリツプ型四肢電極用パツド
の電極板からの脱落を防止することにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記課題は、第1図に示すように、絶縁性基材
シート300を挟持して相互に結合された同じ大
さの導電性かつ粘着性の電極含水ゲル層100と
生体含水ゲル層200とを有し、上記基材シート
300を突出させてその電極含水ゲル層100側
に粘着層400を、該粘着層の外方に非粘着性の
把持片500を、それぞれ設け、電極含水ゲル層
100に向かつて把持片500と共に上記粘着層
400を曲折させ、電極含水ゲル層100と該粘
着層400の双方をクリツプ形四肢電極の電極板
600に密着可能としたことを特徴とするクリツ
プ型四肢電極用パツドにより、解決される。
〔作用〕
上記のとおり、本考案によれば、絶縁性基材シ
ート300を挟持した同じ大きさの電極含水ゲル
層100と生体含水ゲル層200のうち、電極含
水ゲル層100側に粘着層400を設けた。
このため、電極板600側と密着する面積が、
上記粘着層400の分だけ、生体皮膚側と密着す
る面積より大となり、密着力もより大きくなつ
た。
従つて、クリツプ型四肢電極用パツドの電極板
からの脱落が防止されるようになつた。
〔実施例〕
以下、本考案を、実施例により添付図面を参照
して、説明する。
第2図は、本考案の第1実施例を示す図であ
る。
同図において、参照符号100は電極含水ゲル
層、200は生体含水ゲル層、300は絶縁性基
材シート、400は粘着層、500は把持片であ
る。
図示する本考案に係るクリツプ型四肢電極用パ
ツドは、全体として、矩形状の平板であつて、そ
の中央部には、上記基材シート300を挟んで同
じ大きさの電極含水ゲル層100と生体含水ゲル
層200が対向して設けられている。
上記両ゲル層100,200は、共に導電性と
粘着性を有し、パツドに適用した場合に長時間乾
燥しないという長所があるアクリル系含水ゲルや
ウレタン系含水ゲルで、形成されている。
これに対し、基材シート300は、絶縁性を有
し、例えば、不織布により形成され本クリツプ型
四肢電極用パツドを生体皮膚面に密着させる場合
に肌へのフイツト性が向上するようになつてい
る。この基材シート300は、その他織物や編物
で形成してもよい。
上記不織布等で形成された基材シート300の
多孔を介して、上記電極含水ゲル層100と生体
含水ゲル層200とは、相互に結合されている。
両含水ゲル100、200の両側からは、基材
シート300が突出して延びており、その電極含
水ゲル層100側には、第1粘着層410と第2
粘着層420から成る粘着層400が設けられて
いる。
この粘着層410,420は、エポキシ系ゲル
等粘着性のある材料で形成されている。
更に、粘着層410,420の外方には、基材
シート300が露出して延びており、該露出部分
は、第1把持片510と第2把持片520から成
る把持片500となつている。
第3図は、本考案の第2実施例を示す図であ
る。
第1実施例(第2図)と異なるのは、上記第1
粘着層410と第1把持片510及び第2粘着層
420と第2把持片520に対向して、生体含水
ゲル層200の両側に、第1補強層710及び第
2補強層720が、設けられている点である。
この補強層710,720は、生体含水ゲル層
200の両側の基材シート部分の下面に、紙等を
貼りつけたものでよい。該補強層は、把持片51
0,520を手の指で把持し易くすることによつ
てクリツプ型四肢電極用パツド全体が電極板60
0(第1図)に対して一層着脱自在となるよう
に、補強部材としての機能を果たしている。
以下、本考案の作用を、第4図に基づいて、説
明する。
尚、同図に示す電極板600は、公知のもので
あり、手首等36(第5図)によく適合するよう
に湾曲した湾曲板610とクリツプ型四肢電極の
一方の挟持部31(第5図)にそれを横断して取
りつけるための垂直上方に延びる取付板620,
630とから成り、取付板630の円筒部6Aに
は心電計(図示省略)が、取付板620の端子棒
6Bには表示装置(図示省略)が、コード(図示
省略)を介して、それぞれ接続され、他の電極板
と協動して心電図を記録したり表示したりする。
先ず、このような電極板600の長手方向LO
に沿つて、本考案に係るクリツプ型四肢電極用パ
ツド(第2図)を固定して密着する場合(第4A)
について、説明する。
パツド保護用に電極含水ゲル層100の上面1
01と生体含水ゲル層200の下面201に、そ
れぞれ装着された透明なフイルム(図示省略)の
うち、電極含水ゲル層上面101のフイルムを予
め剥がしておく。
このようにしてから、第2把持片520を右手
の親指と人指指で把持してパツド全体を裏返し、
第4図A−1に示す如く、第1粘着層410の上
面4101を湾曲板610の上面602の一端部
に当て、第1把持片510の下面のうち第1粘着
層410と重なつた部分をフイルムを介して左手
の親指で押しながら、該第1粘着層上面4101
を湾曲板上面602に密着させる。
次に、再び、第2把持片520を右手の親指と
人指指で把持しながら、湾曲板上面602に密着
した第1粘着層410に対して両含水ゲル層10
0,200と第2粘着層420を共に曲折させ
(第4図A−1)、生体含水ゲル層200の下面2
01をフイルムを介して左手の親指で押しなが
ら、電極含水ゲル層100の上面101の湾曲板
下面601に密着させる。
その後、この湾曲板下面601に密着した電極
含水ゲル層100側に第2粘着層420を、第2
把持片520を右手の親指と人指指で把持しなが
ら、矢印で示すような曲折させる。
最後に、第4図A−2に示す如く、第2粘着層
420の上面4201を湾曲板610の上面60
2の他端部に当て、第2把持片520の下面のう
ち第2粘着層420と重なつた部分をフイルムを
介して右手の親指で押しながら、上記第2粘着層
上面4201を湾曲板上面602に密着させ、生
体含水ゲル層200の下面201に装着している
フイルム(図示省略)を剥がす。
次に、電極板600の横手方向LAに沿つて、
本考案クリツプ形四肢電極用パツド(第2図)を
固定して密着する場合(第4図B)について、説
明する。
長手方向固定の場合(第4図A)と同様に、電
極含水ゲル層100側に対する把持片510,5
20と粘着層410,420の曲折作用を利用し
て、先ず、一方の取付板630の外側面に第1粘
着層の上面4101を密着させると共に電極含水
ゲル層上面101を湾曲板下面601に密着させ
る(第4図B−1)。
このようにしてから、第2粘着層420の上面
4201を他方の取付板620の外側面に密着さ
せる(第4図B−2)。
これらの動作において、フイルム(図示省略)
の剥離行為を伴うことは、長手方向固定の場合
(第4図A)と同様である。
上記長手方向固定の場合(第4図A)も横手方
向固定の場合(第4図B)も、いずれも、パツド
を電極板600に密着後は、取付板630,62
0に設けた内方突起603,604と湾曲板61
0との挟着作用により、電極板600をクリツプ
型四肢電極の一方の挟持部31(第5図)に取り
つけて患者の心電図を計測する。
〔考案の効果〕
上記のとおり、本考案によれば、絶縁性基材シ
ート300を挟持した同じ大きさの電極含水ゲル
層100と生体含水ゲル層200のうち、電極含
水ゲル層100側に粘着層400を設けるという
技術的手段が講じられた。
従つて、両含水ゲル層100,200が全く同
じ材質で形成されかつ同じ大きさであることを考
慮すると、電極板600側と密着する面積が、上
記粘着層400の分だけ、生体皮膚側と密着する
面積より大となり、密着力もより大きくなつた。
このため、クリツプ型四肢電極用パツドの電極
板からの脱落が防止されるという技術的効果が奏
されることとなつた。
また、基材シートを不織布で形成すれば、肌へ
のフイツト性が向上し、両含水ゲル層をアクリル
系含水ゲルで形成すれば、パツドの寿命が長くな
るという付随的効果もある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の原理図、第2図は本考案の第
1実施例を示す図、第3図は本考案の第2実施例
を示す図、第4図は本考案の作用説明図、第5図
はクリツプ型四肢電極用パツドの一般的説明図、
第6図は従来技術の説明図である。 100……電極含水ゲル層、200……生体含
水ゲル層、300……基材シート、400……粘
着層、500……把持片、600……電極板。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 絶縁性基材シート300を挟持して相互に結
    合された同じ大きさの導電性かつ粘着性の電極
    含水ゲル層100と生体含水ゲル層200とを
    有し、上記基材シート300を突出させてその
    電極含水ゲル層100側に粘着層400を、該
    粘着層の外方に非粘着性の把持片500を、そ
    れぞれ設け、 電極含水ゲル層100に向かつて把持片50
    0と共に上記粘着層400を曲折させ、電極含
    水ゲル層100と該粘着層400の双方をクリ
    ツプ形四肢電極の電極板600に密着可能とし
    たことを特徴とするクリツプ型四肢電極用パツ
    ド。 (2) 上記粘着層400が、電極含水ゲル層100
    の両側に配置された第1粘着層410と第2粘
    着層420とから成り、上記把持片500が、
    基材シート300と一体的に形成された第1把
    持片510と第2把持片520とから成る実用
    新案登録請求の範囲第1項記載のクリツプ型四
    肢電極用パツド。 (3) 上記第1粘着層410と第1把持片510及
    び第2粘着層420と第2把持片520に対向
    して、生体含水ゲル層200の両側に、第1補
    強層710及び第2補強層720を、それぞれ
    設けた実用新案登録請求の範囲第2項記載のク
    リツプ型四肢電極用パツド。
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JPH0327609Y2 (ja) * 1986-06-17 1991-06-14
JPH0225362Y2 (ja) * 1986-07-30 1990-07-12

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