JPH05305038A - 昇降式便座を備えた便器装置 - Google Patents
昇降式便座を備えた便器装置Info
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- JPH05305038A JPH05305038A JP11191892A JP11191892A JPH05305038A JP H05305038 A JPH05305038 A JP H05305038A JP 11191892 A JP11191892 A JP 11191892A JP 11191892 A JP11191892 A JP 11191892A JP H05305038 A JPH05305038 A JP H05305038A
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- toilet seat
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- sanitary washing
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- 238000005406 washing Methods 0.000 claims abstract description 60
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims abstract description 19
- 239000007921 spray Substances 0.000 abstract description 2
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- 238000001035 drying Methods 0.000 description 7
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 3
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 description 2
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Landscapes
- Toilet Supplies (AREA)
- Bidet-Like Cleaning Device And Other Flush Toilet Accessories (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 中腰姿勢がとれない人にとっては座ったり立
ち上がったりの動作が楽にでき、高齢者や子供等が共用
する設備であっても誤操作することなく使い勝手もよい
昇降式の便座を備えた便器装置を提供すること。 【構成】 洗浄水の供給系及び洗浄水を局部に向けて噴
射するノズル装置等を含む局部洗浄用の衛生洗浄装置を
便器本体に装備し、便器本体に被さる便座を衛生洗浄装
置とは別体として独自に昇降動作可能に備える。また、
便座が便器本体の上面に載ったとき又は上面に近い上限
高さの範囲内に到達している期間のみ、衛生洗浄装置の
機能部を作動可能とするように制御する。便座を使う人
に都合のよい高さに設定すれば、中腰姿勢をとることな
く便座に座ったりこれから立ち上がったりでき、便座が
便器側に近いときのみ衛生洗浄装置を作動可能とするこ
とで便座が高い位置にあるとき等に洗浄水が不要に噴射
されることもなくなる。
ち上がったりの動作が楽にでき、高齢者や子供等が共用
する設備であっても誤操作することなく使い勝手もよい
昇降式の便座を備えた便器装置を提供すること。 【構成】 洗浄水の供給系及び洗浄水を局部に向けて噴
射するノズル装置等を含む局部洗浄用の衛生洗浄装置を
便器本体に装備し、便器本体に被さる便座を衛生洗浄装
置とは別体として独自に昇降動作可能に備える。また、
便座が便器本体の上面に載ったとき又は上面に近い上限
高さの範囲内に到達している期間のみ、衛生洗浄装置の
機能部を作動可能とするように制御する。便座を使う人
に都合のよい高さに設定すれば、中腰姿勢をとることな
く便座に座ったりこれから立ち上がったりでき、便座が
便器側に近いときのみ衛生洗浄装置を作動可能とするこ
とで便座が高い位置にあるとき等に洗浄水が不要に噴射
されることもなくなる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、局部洗浄用の衛生洗浄
装置を装備した便器において、便座を上下に動かして使
えるようにした昇降式便座を備えた便器装置に関する。
装置を装備した便器において、便座を上下に動かして使
えるようにした昇降式便座を備えた便器装置に関する。
【0002】
【従来の技術】水洗便器の分野では、局部洗浄用の衛生
洗浄装置を備えるものが近来になって急速に増加する傾
向にあり、衛生指向が定着しつつある。
洗浄装置を備えるものが近来になって急速に増加する傾
向にあり、衛生指向が定着しつつある。
【0003】この衛生洗浄装置は、局部洗浄を主とする
様々な機能を持つもので、その基本はノズルから局部に
向けて洗浄水を噴射して洗浄し、その後は温風を供給す
ることによって乾燥させるというものである。このよう
な機能によって、洗浄から乾燥まで人の手を煩わせるこ
となく、衛生的に処理することができる。
様々な機能を持つもので、その基本はノズルから局部に
向けて洗浄水を噴射して洗浄し、その後は温風を供給す
ることによって乾燥させるというものである。このよう
な機能によって、洗浄から乾燥まで人の手を煩わせるこ
となく、衛生的に処理することができる。
【0004】衛生洗浄装置はそのケーシングを便器本体
に固定して据付けられ、その前面には人が着座するため
の便座をヒンジ軸によって開閉自在としたものが一般的
なものである。
に固定して据付けられ、その前面には人が着座するため
の便座をヒンジ軸によって開閉自在としたものが一般的
なものである。
【0005】ところが、便座に腰掛けたり立ち上がった
りするとき、中腰の姿勢をとることになる。このため、
高齢者や身体障害者等が使う場合、特に腰や脚が弱って
いたり障害がある人にとっては、便座を使う度に苦痛を
伴いやすい。
りするとき、中腰の姿勢をとることになる。このため、
高齢者や身体障害者等が使う場合、特に腰や脚が弱って
いたり障害がある人にとっては、便座を使う度に苦痛を
伴いやすい。
【0006】このような問題に対して、人が中腰姿勢を
とらなくて済むように便座を上下に動かせるようにした
ものも既に提案されている。これは、たとえば特開昭6
2−275422号公報や特公平3−24213号公報
に記載されているように、衛生洗浄装置の機能部の全体
を収納したケーシングを便器本体に固定する代わりに、
電動モータ等を駆動源とした昇降装置によってケーシン
グを昇降動作させるようにしたものである。
とらなくて済むように便座を上下に動かせるようにした
ものも既に提案されている。これは、たとえば特開昭6
2−275422号公報や特公平3−24213号公報
に記載されているように、衛生洗浄装置の機能部の全体
を収納したケーシングを便器本体に固定する代わりに、
電動モータ等を駆動源とした昇降装置によってケーシン
グを昇降動作させるようにしたものである。
【0007】このようにケーシングを上下に動かすよう
にすれば、ケーシングに一体となっている便座の高さも
変わることになり、便座に座るときや立ち上がるときに
適切な高さに設定すれば、中腰姿勢をとらずに済む。
にすれば、ケーシングに一体となっている便座の高さも
変わることになり、便座に座るときや立ち上がるときに
適切な高さに設定すれば、中腰姿勢をとらずに済む。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところが、衛生洗浄装
置のケーシング自身を上下に動かすので、その内部の機
能部への電気配線用のコードや洗浄水を送るための配管
等は、いずれもケーシングの動きに合わせたものとする
必要がある。たとえば、コードをコイル状に巻いた伸縮
式や余分な長さを持つものとしたり、配管は公的な規格
により装置の一次側にはゴムホース等が使えないため上
下に移動自在なものとする等である。
置のケーシング自身を上下に動かすので、その内部の機
能部への電気配線用のコードや洗浄水を送るための配管
等は、いずれもケーシングの動きに合わせたものとする
必要がある。たとえば、コードをコイル状に巻いた伸縮
式や余分な長さを持つものとしたり、配管は公的な規格
により装置の一次側にはゴムホース等が使えないため上
下に移動自在なものとする等である。
【0009】このようにコードが伸縮式や余分な長さと
した場合では、ケーシングを下降させたときに便器本体
との間に挟み込まれる可能性も高く、コードの破断や漏
電等の事故の恐れがある。また、配管を上下に移動可能
とした場合でも、同様に水漏れ等の発生が懸念される。
した場合では、ケーシングを下降させたときに便器本体
との間に挟み込まれる可能性も高く、コードの破断や漏
電等の事故の恐れがある。また、配管を上下に移動可能
とした場合でも、同様に水漏れ等の発生が懸念される。
【0010】更に、ケーシング自体を昇降させるので
は、その内部の機能部の重量を含めた分が駆動機構の負
荷となるので、駆動機構の出力も大きくする必要があ
り、これが占めるスペースも広がることになる。このた
め、病院等の施設であれば新たに設置するのに障害はな
いが、一般家庭用として特に既存のトイレに供するには
若干の問題が残る。
は、その内部の機能部の重量を含めた分が駆動機構の負
荷となるので、駆動機構の出力も大きくする必要があ
り、これが占めるスペースも広がることになる。このた
め、病院等の施設であれば新たに設置するのに障害はな
いが、一般家庭用として特に既存のトイレに供するには
若干の問題が残る。
【0011】また、便座を上げて人が座った後や、用便
後に再び便座を上昇させて人が離れる間、たとえば誤っ
てケーシングの操作部の洗浄スイッチを押してしまう
と、洗浄水を浴びたり床を濡らしたりすることになる。
すなわち、便座が便器本体に対して被さった位置にある
ときだけ洗浄水が噴射可能な態勢にあるようにしておか
ないと、特に高齢者や身体障害者の場合では誤操作によ
って不要に洗浄水を浴びてしまう。
後に再び便座を上昇させて人が離れる間、たとえば誤っ
てケーシングの操作部の洗浄スイッチを押してしまう
と、洗浄水を浴びたり床を濡らしたりすることになる。
すなわち、便座が便器本体に対して被さった位置にある
ときだけ洗浄水が噴射可能な態勢にあるようにしておか
ないと、特に高齢者や身体障害者の場合では誤操作によ
って不要に洗浄水を浴びてしまう。
【0012】一方、一般家庭の中で子供や健常者が共用
する場合では、便座を上に移動させなくても通常通り使
うことができ、便座の上下動作が不要となることがあ
る。このため、たとえば先に使った人が便座を上に上げ
たままとしていた場合では、便座を一旦便器側に下げる
手間がはいり、却って使い勝手が悪くなることにもな
る。逆に、便座が便器本体に被さっていて、使おうとす
る人が便座を上げて腰掛けたいときにも、同様に便座が
上昇するまで待つことになる。
する場合では、便座を上に移動させなくても通常通り使
うことができ、便座の上下動作が不要となることがあ
る。このため、たとえば先に使った人が便座を上に上げ
たままとしていた場合では、便座を一旦便器側に下げる
手間がはいり、却って使い勝手が悪くなることにもな
る。逆に、便座が便器本体に被さっていて、使おうとす
る人が便座を上げて腰掛けたいときにも、同様に便座が
上昇するまで待つことになる。
【0013】このように、ケーシングと一体になった便
座を昇降させるものでは、便座に腰掛けたり立ち上がる
ときの身体の動作は楽にはなるが、家庭用として高齢者
や子供等が共用するような場合では、使い勝手の面での
障害が残る。また、設備自体も大型になり、既存のトイ
レへの対応が困難となる他、コードや配管用のホースが
垂れ下がった状況にもなるので、手や脚をこれに掛けて
しまいやすいほか外観にも支障がある。
座を昇降させるものでは、便座に腰掛けたり立ち上がる
ときの身体の動作は楽にはなるが、家庭用として高齢者
や子供等が共用するような場合では、使い勝手の面での
障害が残る。また、設備自体も大型になり、既存のトイ
レへの対応が困難となる他、コードや配管用のホースが
垂れ下がった状況にもなるので、手や脚をこれに掛けて
しまいやすいほか外観にも支障がある。
【0014】本発明において解決すべき課題は、中腰姿
勢がとれない人にとっては座ったり立ち上がったりの動
作が楽にでき、しかも誤操作することなく使い勝手もよ
い昇降式の便座を備えた便器装置を提供することにあ
る。
勢がとれない人にとっては座ったり立ち上がったりの動
作が楽にでき、しかも誤操作することなく使い勝手もよ
い昇降式の便座を備えた便器装置を提供することにあ
る。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明は、洗浄水の供給
系及び洗浄水を局部に向けて噴射するノズル装置等を含
む局部洗浄用の衛生洗浄装置を便器本体に装備し、前記
便器本体に被さる便座を前記衛生洗浄装置とは別体とし
て独自に昇降動作可能に配置したことを特徴とする。
系及び洗浄水を局部に向けて噴射するノズル装置等を含
む局部洗浄用の衛生洗浄装置を便器本体に装備し、前記
便器本体に被さる便座を前記衛生洗浄装置とは別体とし
て独自に昇降動作可能に配置したことを特徴とする。
【0016】また、便座が便器本体の上面に載ったとき
又は上面から一定の範囲内に到達している期間のみ、衛
生洗浄装置の機能部を作動可能とする制御系を備えるこ
ともできる。
又は上面から一定の範囲内に到達している期間のみ、衛
生洗浄装置の機能部を作動可能とする制御系を備えるこ
ともできる。
【0017】
【作用】便器本体に備える局部洗浄用の衛生洗浄装置と
は別に便座のみを上下に動かし、使う人に都合のよい高
さに設定すれば、中腰姿勢をとることなく便座に座った
りこれから立ち上がったりすることができる。
は別に便座のみを上下に動かし、使う人に都合のよい高
さに設定すれば、中腰姿勢をとることなく便座に座った
りこれから立ち上がったりすることができる。
【0018】また、便座が下降して用便に適した高さの
範囲内にあるときのみ衛生洗浄装置の機能部が作動可能
となるように制御することによって、便座が高い位置に
あるときに誤操作しても衛生洗浄装置からの洗浄水が人
の脚に当たったり床に飛び散るようなことも防止され
る。
範囲内にあるときのみ衛生洗浄装置の機能部が作動可能
となるように制御することによって、便座が高い位置に
あるときに誤操作しても衛生洗浄装置からの洗浄水が人
の脚に当たったり床に飛び散るようなことも防止され
る。
【0019】
【実施例】図1は本発明の昇降式便座を備えた便器装置
の概略斜視図、図2は便座を上昇させたときの斜視図で
ある。
の概略斜視図、図2は便座を上昇させたときの斜視図で
ある。
【0020】図において、便器本体1の背部側の上面に
は局部洗浄機能を内蔵したケーシング2が固定されてい
る。このケーシング2の内部には、従来から利用されて
いる衛生洗浄装置と同様に、局部洗浄のためのノズル装
置,このノズル装置に洗浄用の温水を供給する温水タン
ク及びバルブ類,洗浄後の乾燥のための温風ファン等が
収納されている。そして、これらの機器は、ケーシング
2の左側に設けた操作盤2aによって行うほか、トイレ
の壁に掛けたリモートコントローラ2bによって操作さ
れる。
は局部洗浄機能を内蔵したケーシング2が固定されてい
る。このケーシング2の内部には、従来から利用されて
いる衛生洗浄装置と同様に、局部洗浄のためのノズル装
置,このノズル装置に洗浄用の温水を供給する温水タン
ク及びバルブ類,洗浄後の乾燥のための温風ファン等が
収納されている。そして、これらの機器は、ケーシング
2の左側に設けた操作盤2aによって行うほか、トイレ
の壁に掛けたリモートコントローラ2bによって操作さ
れる。
【0021】便器本体1周りの左右には、そのボール部
に被さる姿勢の便座3を昇降可能に支持するための一対
のポスト4を設ける。これらのポスト4は、その下端を
床に固定してほぼ鉛直姿勢として立ち上げた中空体であ
る。そして、ポスト4にはそれぞれパイプ状のフレーム
5を上下方向に移動可能に組み込む。フレーム5の上端
部には背もたれ6bを接続すると共に継手6aによっ
て、手前に突き出る2本のアームレスト6を接続する。
アームレスト6は関節6cによって継手6aに連接さ
れ、車椅子からの移動の際や健常者が使用の際に邪魔に
ならないように上方向にはね上げることができる。
に被さる姿勢の便座3を昇降可能に支持するための一対
のポスト4を設ける。これらのポスト4は、その下端を
床に固定してほぼ鉛直姿勢として立ち上げた中空体であ
る。そして、ポスト4にはそれぞれパイプ状のフレーム
5を上下方向に移動可能に組み込む。フレーム5の上端
部には背もたれ6bを接続すると共に継手6aによっ
て、手前に突き出る2本のアームレスト6を接続する。
アームレスト6は関節6cによって継手6aに連接さ
れ、車椅子からの移動の際や健常者が使用の際に邪魔に
ならないように上方向にはね上げることができる。
【0022】図3は便器設備の全体の平面図、図4はそ
の右側面図である。
の右側面図である。
【0023】ポスト4はケーシング2の前面に近接した
位置で立ち上がり、これらのポスト4に対して上下に移
動可能な一対のフレーム5に便座3がそのヒンジ部3a
によってが連接される。そして、便座3をフレーム5と
共に昇降させるための駆動ユニット7を、正面から見て
右側のフレーム5に一体に設ける。この駆動ユニット7
による便座3の上昇,下降及び停止の操作のため、アー
ムレスト6の先端に操作スイッチ6dを備える。
位置で立ち上がり、これらのポスト4に対して上下に移
動可能な一対のフレーム5に便座3がそのヒンジ部3a
によってが連接される。そして、便座3をフレーム5と
共に昇降させるための駆動ユニット7を、正面から見て
右側のフレーム5に一体に設ける。この駆動ユニット7
による便座3の上昇,下降及び停止の操作のため、アー
ムレスト6の先端に操作スイッチ6dを備える。
【0024】なお、このアームレスト6の先端部はアダ
プタ式としておき、操作スイッチ6dの有るものと無い
ものとを取替え可能として左右いずれでも操作スイッチ
6dを取り付けられるようにする。また、図4に示すよ
うにケーシング2と駆動ユニット7との間には、電源コ
ード7gを配線する。
プタ式としておき、操作スイッチ6dの有るものと無い
ものとを取替え可能として左右いずれでも操作スイッチ
6dを取り付けられるようにする。また、図4に示すよ
うにケーシング2と駆動ユニット7との間には、電源コ
ード7gを配線する。
【0025】図5は駆動ユニット7の内部構造及びフレ
ーム5から便座3への連接構造を示す横断面図、図6は
駆動ユニット7の内部を右側から見た側面図である。
ーム5から便座3への連接構造を示す横断面図、図6は
駆動ユニット7の内部を右側から見た側面図である。
【0026】中空の2本のフレーム5の間には主軸5a
を架け渡し、その一端を駆動ユニット7の内部にまで差
し込んでいる。主軸5aはその左端を左側のフレーム5
によって支持され、右端側は右側のフレーム5と駆動ユ
ニット7との境界部分に設けた軸受5bによって支持さ
れている。更に、主軸5aには、フレーム5に含まれた
部分にそれぞれピニオン5cを固定し、駆動ユニット7
の中に差し込んだ部分には被動歯車5dを取り付ける。
を架け渡し、その一端を駆動ユニット7の内部にまで差
し込んでいる。主軸5aはその左端を左側のフレーム5
によって支持され、右端側は右側のフレーム5と駆動ユ
ニット7との境界部分に設けた軸受5bによって支持さ
れている。更に、主軸5aには、フレーム5に含まれた
部分にそれぞれピニオン5cを固定し、駆動ユニット7
の中に差し込んだ部分には被動歯車5dを取り付ける。
【0027】駆動ユニット7の内部には、出力軸にウォ
ーム7bを取り付けた電動モータ7aを駆動源とし、中
間軸7cに設けたウォームホイール7d及び平歯車7e
を備える。この平歯車7eは、主軸5aの被動歯車5d
に噛み合い、電動モータ7aを作動させることによって
主軸5a及びこれに一体としたピニオン5cが回転す
る。
ーム7bを取り付けた電動モータ7aを駆動源とし、中
間軸7cに設けたウォームホイール7d及び平歯車7e
を備える。この平歯車7eは、主軸5aの被動歯車5d
に噛み合い、電動モータ7aを作動させることによって
主軸5a及びこれに一体としたピニオン5cが回転す
る。
【0028】また、中間軸7cには補助歯車7fを取り
付けると共に、支軸8aによって支持されてこの補助歯
車7fに噛み合うレベル検出歯車8を組み込む。このレ
ベル検出歯車8の近傍にはマイクロスイッチ8bを設
け、レベル検出歯車8の回転角度によって決まる便座3
の上死点及び下死点を検出可能な系を設ける。
付けると共に、支軸8aによって支持されてこの補助歯
車7fに噛み合うレベル検出歯車8を組み込む。このレ
ベル検出歯車8の近傍にはマイクロスイッチ8bを設
け、レベル検出歯車8の回転角度によって決まる便座3
の上死点及び下死点を検出可能な系を設ける。
【0029】ポスト4には、フレーム5の中に挿入され
るラック4aをその歯が縦に並ぶ姿勢として連結する。
ラック4aはその下端をポスト4の中に挿入して固定さ
れ、フレーム5を最も下げたときにラック4aの上端が
背もたれ6bよりも少し下にくる程度の長さを持つ。そ
して、図5に示すように、フレーム5の中にラック4a
を差し込むと、これが主軸5aのピニオン5cと噛み合
い、ピニオン−ラック機構を構成する。なお、ラック4
aには、フレーム5の内周壁に突き当たる複数個のガイ
ド4bを設けておき、このガイド4bによってフレーム
5の摺動時の姿勢を安定させる。
るラック4aをその歯が縦に並ぶ姿勢として連結する。
ラック4aはその下端をポスト4の中に挿入して固定さ
れ、フレーム5を最も下げたときにラック4aの上端が
背もたれ6bよりも少し下にくる程度の長さを持つ。そ
して、図5に示すように、フレーム5の中にラック4a
を差し込むと、これが主軸5aのピニオン5cと噛み合
い、ピニオン−ラック機構を構成する。なお、ラック4
aには、フレーム5の内周壁に突き当たる複数個のガイ
ド4bを設けておき、このガイド4bによってフレーム
5の摺動時の姿勢を安定させる。
【0030】左右のフレーム5の間に架け渡した主軸5
aの周りには、図5に示すようにスリーブ5eを設けて
その両端をフレーム5に連結する。そして、このスリー
ブ5eの周りに、便座3の基端部のヒンジ部3aを回転
自在に取り付ける。これにより、主軸5aが回転しても
スリーブ5eは静止したままなので、便座3は主軸5a
の回転に関係なくその姿勢を保持すると共に、通常の便
座と同様に上下に開閉することができる。
aの周りには、図5に示すようにスリーブ5eを設けて
その両端をフレーム5に連結する。そして、このスリー
ブ5eの周りに、便座3の基端部のヒンジ部3aを回転
自在に取り付ける。これにより、主軸5aが回転しても
スリーブ5eは静止したままなので、便座3は主軸5a
の回転に関係なくその姿勢を保持すると共に、通常の便
座と同様に上下に開閉することができる。
【0031】更に、左右のフレーム5には、便座3の下
面を受けてその姿勢を拘束するためのストッパ5fを設
ける。このストッパ5fは、図7に示すようにその上面
を前方側が下になるように傾斜した受け面5gを持つ。
そして、フレーム5が便座3と共に上昇したときには、
この受け面5gが便座3の下面を支持し、便座3をその
前側が下に傾いた姿勢に保持する。
面を受けてその姿勢を拘束するためのストッパ5fを設
ける。このストッパ5fは、図7に示すようにその上面
を前方側が下になるように傾斜した受け面5gを持つ。
そして、フレーム5が便座3と共に上昇したときには、
この受け面5gが便座3の下面を支持し、便座3をその
前側が下に傾いた姿勢に保持する。
【0032】以上の構成において、図1のように便座3
が便器本体1の上に載っているとき、操作スイッチ6d
を上側に倒すように動かして駆動ユニット7を操作する
と、ピニオン5cがラック4aを上に移動する向きに回
転させる。これにより、ポスト4に連結固定されている
ラック4aに対し、ピニオン5cの回転によってこのポ
スト4に下端部が差し込まれているフレーム5が上に移
動する。したがって、フレーム5に一体となっている便
座3も上に移動して便器本体1の上面から離れ始める。
そして、図7に示すように、便座3が便器本体1の上に
載っているときには便座3のレベルよりも低い位置にあ
るストッパ5fが便座3の下面を受け、受け面5gの傾
斜によって便座3を前下がりの姿勢として引き上げてい
く。
が便器本体1の上に載っているとき、操作スイッチ6d
を上側に倒すように動かして駆動ユニット7を操作する
と、ピニオン5cがラック4aを上に移動する向きに回
転させる。これにより、ポスト4に連結固定されている
ラック4aに対し、ピニオン5cの回転によってこのポ
スト4に下端部が差し込まれているフレーム5が上に移
動する。したがって、フレーム5に一体となっている便
座3も上に移動して便器本体1の上面から離れ始める。
そして、図7に示すように、便座3が便器本体1の上に
載っているときには便座3のレベルよりも低い位置にあ
るストッパ5fが便座3の下面を受け、受け面5gの傾
斜によって便座3を前下がりの姿勢として引き上げてい
く。
【0033】フレーム5が上方に移動すると、図2のよ
うに便座3は便器本体1の上方に位置し、ストッパ5f
の受け面5gによって約20度ほど傾いた姿勢に保持さ
れることになる。
うに便座3は便器本体1の上方に位置し、ストッパ5f
の受け面5gによって約20度ほど傾いた姿勢に保持さ
れることになる。
【0034】このように便座3を高い位置にセットでき
るので、中腰姿勢がとれない人はこの便座3に腰を掛け
て座ることができる。そして、座った後にアームレスト
6に腕を載せ、その先端に設けた操作スイッチ6dを下
側に倒す操作をすると、駆動ユニット7によって便座3
がゆっくりと下がり出す。したがって、最終的に便座3
は図1のように便器本体1の上に載るようになり、用便
の姿勢をとることができる。
るので、中腰姿勢がとれない人はこの便座3に腰を掛け
て座ることができる。そして、座った後にアームレスト
6に腕を載せ、その先端に設けた操作スイッチ6dを下
側に倒す操作をすると、駆動ユニット7によって便座3
がゆっくりと下がり出す。したがって、最終的に便座3
は図1のように便器本体1の上に載るようになり、用便
の姿勢をとることができる。
【0035】用便の後には、衛生洗浄装置によって洗浄
及び乾燥の処理を行い、再び操作スイッチ6dの操作に
よって駆動ユニット7を作動させると、前記のようにピ
ニオン5cとラック4aの機構によって、フレーム5が
上昇し、図2の高さに便座3がセットされる。したがっ
て、便座3に座っていた人は、そのまま立ち上がること
ができ、中腰姿勢を全くとることなく最後まで使用でき
る。
及び乾燥の処理を行い、再び操作スイッチ6dの操作に
よって駆動ユニット7を作動させると、前記のようにピ
ニオン5cとラック4aの機構によって、フレーム5が
上昇し、図2の高さに便座3がセットされる。したがっ
て、便座3に座っていた人は、そのまま立ち上がること
ができ、中腰姿勢を全くとることなく最後まで使用でき
る。
【0036】なお、便座3の上下の移動の際、操作スイ
ッチ6dから手を離すと、操作スイッチ6dは中立位置
に戻り、駆動ユニット7はその駆動を停止する。このた
め、上下移動の途中で操作スイッチ6dの操作を止める
ことによって、便座3を任意の高さに停止させることが
できる。
ッチ6dから手を離すと、操作スイッチ6dは中立位置
に戻り、駆動ユニット7はその駆動を停止する。このた
め、上下移動の途中で操作スイッチ6dの操作を止める
ことによって、便座3を任意の高さに停止させることが
できる。
【0037】ここで、便座3を昇降させる駆動ユニット
7及びケーシング2に備えた局部洗浄や乾燥等の機能部
の動作は、それぞれ関連を持たせて制御する。
7及びケーシング2に備えた局部洗浄や乾燥等の機能部
の動作は、それぞれ関連を持たせて制御する。
【0038】その一つとして、衛生洗浄装置の機能部は
便座3が便器本体1側に下降して人が着座状態にあると
きのみ作動可能とする。これは、便座3を上昇させた位
置で人が座った後から便器本体1側に下降している間や
その逆の場合の期間に、操作盤2aやリモートコントロ
ーラ2bを操作しても、洗浄や乾燥等の機能部が作動し
ないようにするというものである。このような制御によ
って、使う人が局部洗浄の態勢にないときに、誤って操
作盤2aやリモートコントローラ2bを操作しても、洗
浄水等を浴びることがなく、衣服や脚を濡らしてしまう
ことが防止される。
便座3が便器本体1側に下降して人が着座状態にあると
きのみ作動可能とする。これは、便座3を上昇させた位
置で人が座った後から便器本体1側に下降している間や
その逆の場合の期間に、操作盤2aやリモートコントロ
ーラ2bを操作しても、洗浄や乾燥等の機能部が作動し
ないようにするというものである。このような制御によ
って、使う人が局部洗浄の態勢にないときに、誤って操
作盤2aやリモートコントローラ2bを操作しても、洗
浄水等を浴びることがなく、衣服や脚を濡らしてしまう
ことが防止される。
【0039】また、便座3に人が座って衛生洗浄装置の
洗浄や乾燥の機能部を使っている期間では、駆動ユニッ
ト7の操作スイッチ6dを操作しても、駆動ユニット7
は作動しない制御とする。これは、たとえば衛生洗浄装
置による洗浄の途中で誤って操作スイッチ6dを押した
としても、便座3が上に動かないようにし、前記と同様
に衣服や脚を濡らすことがないことを目的としたもので
ある。
洗浄や乾燥の機能部を使っている期間では、駆動ユニッ
ト7の操作スイッチ6dを操作しても、駆動ユニット7
は作動しない制御とする。これは、たとえば衛生洗浄装
置による洗浄の途中で誤って操作スイッチ6dを押した
としても、便座3が上に動かないようにし、前記と同様
に衣服や脚を濡らすことがないことを目的としたもので
ある。
【0040】このように便座3を全く上昇させない制御
に代えて、便座3が便器本体1の上に載った状態から或
る程度の予め定められた高さまでは自由に便座3のレベ
ルを変えることができるように制御してもよい。この場
合では、衛生洗浄装置のノズル装置からの洗浄水を浴び
る部分を変更でき、人は便座3に座ったままで姿勢を変
える必要がないという利点がある。
に代えて、便座3が便器本体1の上に載った状態から或
る程度の予め定められた高さまでは自由に便座3のレベ
ルを変えることができるように制御してもよい。この場
合では、衛生洗浄装置のノズル装置からの洗浄水を浴び
る部分を変更でき、人は便座3に座ったままで姿勢を変
える必要がないという利点がある。
【0041】以上のような便座3の昇降と衛生洗浄装置
の機能部との制御に際し、便座3が便器本体1に載って
いるかどうかの検出は、レベル検出歯車8とマイクロス
イッチ8bによって行う。すなわち、電動モータ7aが
作動することによって、中間軸7cの回転が補助歯車7
fからレベル検出歯車8に伝達され、しかも中間軸7c
は主軸5aを回転駆動するものなので、このレベル検出
歯車8の回転角度を検出することによって、便座3のレ
ベルを知ることができる。したがって、マイクロスイッ
チ8bからの信号を衛生洗浄装置の制御も含むコントロ
ーラに入力することによって、先に述べた駆動ユニット
7と衛生洗浄装置の作動を関連付けて制御することがで
きる。
の機能部との制御に際し、便座3が便器本体1に載って
いるかどうかの検出は、レベル検出歯車8とマイクロス
イッチ8bによって行う。すなわち、電動モータ7aが
作動することによって、中間軸7cの回転が補助歯車7
fからレベル検出歯車8に伝達され、しかも中間軸7c
は主軸5aを回転駆動するものなので、このレベル検出
歯車8の回転角度を検出することによって、便座3のレ
ベルを知ることができる。したがって、マイクロスイッ
チ8bからの信号を衛生洗浄装置の制御も含むコントロ
ーラに入力することによって、先に述べた駆動ユニット
7と衛生洗浄装置の作動を関連付けて制御することがで
きる。
【0042】また、衛生洗浄装置の動作はコントローラ
によって洗浄や乾燥の操作状態を判断し、少なくとも洗
浄の操作がなされている(たとえば、洗浄スイッチが押
されてている)際には、操作スイッチ6dからの信号の
入力があっても、電動モータ7aを作動させないことに
より、洗浄の途中で便座3が動かないようにすることが
できる。
によって洗浄や乾燥の操作状態を判断し、少なくとも洗
浄の操作がなされている(たとえば、洗浄スイッチが押
されてている)際には、操作スイッチ6dからの信号の
入力があっても、電動モータ7aを作動させないことに
より、洗浄の途中で便座3が動かないようにすることが
できる。
【0043】なお、便座3の位置を検出する他の手段と
しては、便座3が便器本体1の上に載り人が座ったとき
の圧力を検知する着座センサや、ラック4aに対するピ
ニオン5cの位置を検出する光学式センサやリミットス
イッチ等が利用できる。
しては、便座3が便器本体1の上に載り人が座ったとき
の圧力を検知する着座センサや、ラック4aに対するピ
ニオン5cの位置を検出する光学式センサやリミットス
イッチ等が利用できる。
【0044】更に、高齢者や身障者等のように便座3を
上昇させてこれに座る場合では、使った後には便座3は
図2のように上に移動したままとなる。このため、便座
3を高くする必要がない子供や健常者が使うときには、
便座3を一旦降ろすことになり、使い勝手に影響を与え
る。
上昇させてこれに座る場合では、使った後には便座3は
図2のように上に移動したままとなる。このため、便座
3を高くする必要がない子供や健常者が使うときには、
便座3を一旦降ろすことになり、使い勝手に影響を与え
る。
【0045】これに対し、便座3が上昇位置にあると
き、人が座っていないことを検知した後に、駆動ユニッ
ト7を作動させて自動的に便座3を便器本体1の上に降
ろすように制御すれば、このような問題は解消される。
たとえば、人が座っていることを検知する感圧センサを
便座3に組み込んでおき、この感圧センサからの信号を
コントローラに入力し、人の着座を検知しなくなった後
に或る程度の時間が経過したら、駆動ユニット7によっ
て便座3を便器本体1の上に降ろす。こうすれば、使っ
ていた人が完全に便座3から離れた時点でこれを降ろす
ことになるので、人が立ち上がった後に便座3だけが下
降し、安全に使うことができる。
き、人が座っていないことを検知した後に、駆動ユニッ
ト7を作動させて自動的に便座3を便器本体1の上に降
ろすように制御すれば、このような問題は解消される。
たとえば、人が座っていることを検知する感圧センサを
便座3に組み込んでおき、この感圧センサからの信号を
コントローラに入力し、人の着座を検知しなくなった後
に或る程度の時間が経過したら、駆動ユニット7によっ
て便座3を便器本体1の上に降ろす。こうすれば、使っ
ていた人が完全に便座3から離れた時点でこれを降ろす
ことになるので、人が立ち上がった後に便座3だけが下
降し、安全に使うことができる。
【0046】また、感圧センサ等を利用するのに代え
て、トイレの外側の入口の近くにリモートコントローラ
を設置しておき、これに便座3が上昇位置にあるか便器
本体1に載っているかの表示手段を設け、この表示に従
って便座3を設定し直すこともできる。この場合では、
便座3が上昇位置にあって使おうとする人がこの高さと
する必要がないとき、リモートコントローラによって予
め便座3を便器本体1側に降ろすようにすれば、人は便
座3が下降してしまうまで待たされる時間が短縮され
る。逆に、便座3が便器本体1の上に載っていて、使お
うとする人が便座3を上げて腰掛ける場合でも、リモー
トコントローラによって駆動ユニット7を作動させれ
ば、便座3が上昇するまで待つ時間も短くなる。
て、トイレの外側の入口の近くにリモートコントローラ
を設置しておき、これに便座3が上昇位置にあるか便器
本体1に載っているかの表示手段を設け、この表示に従
って便座3を設定し直すこともできる。この場合では、
便座3が上昇位置にあって使おうとする人がこの高さと
する必要がないとき、リモートコントローラによって予
め便座3を便器本体1側に降ろすようにすれば、人は便
座3が下降してしまうまで待たされる時間が短縮され
る。逆に、便座3が便器本体1の上に載っていて、使お
うとする人が便座3を上げて腰掛ける場合でも、リモー
トコントローラによって駆動ユニット7を作動させれ
ば、便座3が上昇するまで待つ時間も短くなる。
【0047】図8は他の実施例を示す概略正面図、図9
はその概略平面図である。
はその概略平面図である。
【0048】便器本体1には先の例で示したものと同様
の衛生洗浄装置のケーシング2が固定され、便座3はト
イレの中に立てたポール9に取り付けられている。
の衛生洗浄装置のケーシング2が固定され、便座3はト
イレの中に立てたポール9に取り付けられている。
【0049】ポール9は図9に示すように、正面から見
て便器本体1の左側に位置し、便座3が便器本体1の上
に被さる姿勢のときこのボール9を含む大きさの連接座
3cを左側に突き出して設ける。連接座3cにはポール
9が貫通する連接孔3dを開け、その下面にはポール9
に沿う昇降駆動と軸線周りの回転駆動のための駆動ユニ
ット10を設ける。
て便器本体1の左側に位置し、便座3が便器本体1の上
に被さる姿勢のときこのボール9を含む大きさの連接座
3cを左側に突き出して設ける。連接座3cにはポール
9が貫通する連接孔3dを開け、その下面にはポール9
に沿う昇降駆動と軸線周りの回転駆動のための駆動ユニ
ット10を設ける。
【0050】駆動ユニット10は、詳細は図示していな
いが昇降駆動用として先の例で説明したピニオン−ラッ
ク機構を含み、また回転駆動用としてポール9の外周面
を転動するフリクションローラ等の回転機構を備えたも
のとする。そして、これらのピニオン−ラック機構及び
回転機構のそれぞれの独立した作動によって、便座3の
昇降動作及びポール9周りの旋回動作を可能とする。な
お、駆動ユニット10は先の例と同様にリモートコント
ローラ等の操作手段によって操作される。
いが昇降駆動用として先の例で説明したピニオン−ラッ
ク機構を含み、また回転駆動用としてポール9の外周面
を転動するフリクションローラ等の回転機構を備えたも
のとする。そして、これらのピニオン−ラック機構及び
回転機構のそれぞれの独立した作動によって、便座3の
昇降動作及びポール9周りの旋回動作を可能とする。な
お、駆動ユニット10は先の例と同様にリモートコント
ローラ等の操作手段によって操作される。
【0051】図8及び図9の(a)にそれぞれ示すよう
に、便器本体1に対して便座3は左側に退避した位置に
あり、便座3は便器本体1の上端よりも高い。便器を使
用するときは、リモートコントローラによって、まず駆
動ユニット10の回転機構を作動させ、図8の(b)に
示すように便座3をポール9周りに旋回させて便器本体
1側に繰り出す。そして、便座3が便器本体1にきっち
りと被さるように位置決めした後に回転機構を停止させ
る。なお、この位置決めには、駆動ユニット10自身に
検知手段を設けたり、その他の光学系等のセンサを利用
すればよい。
に、便器本体1に対して便座3は左側に退避した位置に
あり、便座3は便器本体1の上端よりも高い。便器を使
用するときは、リモートコントローラによって、まず駆
動ユニット10の回転機構を作動させ、図8の(b)に
示すように便座3をポール9周りに旋回させて便器本体
1側に繰り出す。そして、便座3が便器本体1にきっち
りと被さるように位置決めした後に回転機構を停止させ
る。なお、この位置決めには、駆動ユニット10自身に
検知手段を設けたり、その他の光学系等のセンサを利用
すればよい。
【0052】位置決め完了後には、ピニオン−ラック機
構に自動的に駆動系が切り換わるようにし、図8の
(b)の状態から同図(c)に示すように便座3を便器
本体1の上に載せる動作を行わせる。そして、便器本体
1の上面には、便座3の後端部を受けるストッパ1aを
設けておき、便座3をこれらのストッパ1a及びポール
9によって拘束することにより、便器本体1の上に安定
させる。
構に自動的に駆動系が切り換わるようにし、図8の
(b)の状態から同図(c)に示すように便座3を便器
本体1の上に載せる動作を行わせる。そして、便器本体
1の上面には、便座3の後端部を受けるストッパ1aを
設けておき、便座3をこれらのストッパ1a及びポール
9によって拘束することにより、便器本体1の上に安定
させる。
【0053】このようにポール9を利用して便座3を旋
回及び昇降動作可能とすることによって、便座3を便器
本体1の上方に位置させたときに人が座ったり立ち上が
ったりする使い勝手が可能となる。そして、便座3の下
降動作によって便器本体1に座することができ、用便後
には便座3を上昇させれば楽に立ち上がることができ
る。
回及び昇降動作可能とすることによって、便座3を便器
本体1の上方に位置させたときに人が座ったり立ち上が
ったりする使い勝手が可能となる。そして、便座3の下
降動作によって便器本体1に座することができ、用便後
には便座3を上昇させれば楽に立ち上がることができ
る。
【0054】図10はポール9に対する便座3の昇降及
び旋回のための駆動機構の更に別の一例を示す概略図で
ある。
び旋回のための駆動機構の更に別の一例を示す概略図で
ある。
【0055】ポール9は床に固定したベース9aに旋回
自在に取り付けられ、駆動モータ9b及び歯車列9cに
って正逆回転可能に駆動される。ボール9の上端側の外
周面にはその全周に円筒ラック9dを形成する。
自在に取り付けられ、駆動モータ9b及び歯車列9cに
って正逆回転可能に駆動される。ボール9の上端側の外
周面にはその全周に円筒ラック9dを形成する。
【0056】便座3はその連接孔3dにポール9を挿し
通すことによって、このポール9の軸線方向に移動可能
且つ軸線周りに旋回可能に連接される。そして、便座3
にも駆動モータ3eを設けてその出力軸によって回転駆
動されるピニオン3fを備える。このピニオン3fは、
図11に示すようにその歯面を円筒ラック9dの外径に
合わせた曲面状とし、円筒ラック9dに噛み合い可能と
すると共に、円筒ラック9dの周りにピニオン3fが転
動できるようにする。
通すことによって、このポール9の軸線方向に移動可能
且つ軸線周りに旋回可能に連接される。そして、便座3
にも駆動モータ3eを設けてその出力軸によって回転駆
動されるピニオン3fを備える。このピニオン3fは、
図11に示すようにその歯面を円筒ラック9dの外径に
合わせた曲面状とし、円筒ラック9dに噛み合い可能と
すると共に、円筒ラック9dの周りにピニオン3fが転
動できるようにする。
【0057】このような機構により、駆動モータ9bを
作動させればポール9が回転し、円筒ラック9dとピニ
オン3fの噛み合いによってこのポール9に拘束されて
いる便座3はポール9と一体となって回転する。また、
便座3側に設けた駆動モータ9bを作動すると、ピニオ
ン3fが回転して円筒ラック9dに沿って昇降し、便座
3の高さを変えることができる。
作動させればポール9が回転し、円筒ラック9dとピニ
オン3fの噛み合いによってこのポール9に拘束されて
いる便座3はポール9と一体となって回転する。また、
便座3側に設けた駆動モータ9bを作動すると、ピニオ
ン3fが回転して円筒ラック9dに沿って昇降し、便座
3の高さを変えることができる。
【0058】なお、先の実施例でも説明したように、リ
モートコントローラによって予め便座3を上げておいた
り、便器本体1の上に被せた使い勝手とすることは同様
である。また、衛生洗浄装置を使用しているときには、
駆動モータ3e,9bは作動しないようにし、誤操作し
ても便座3を定位置に維持すること等についても全く同
様である。
モートコントローラによって予め便座3を上げておいた
り、便器本体1の上に被せた使い勝手とすることは同様
である。また、衛生洗浄装置を使用しているときには、
駆動モータ3e,9bは作動しないようにし、誤操作し
ても便座3を定位置に維持すること等についても全く同
様である。
【0059】
【発明の効果】本発明では、便器本体に装備した局部洗
浄用の衛生洗浄装置に対して便座を別体としてこの便座
のみを上下に動かせるようにし、使う人が腰を掛けるよ
うにして便座に座ったりこれから楽に立ち上がったりす
ることができ、高齢者や身体障害者用として最適に利用
できる。そして、便座のみを昇降させるので、従来のよ
うに衛生洗浄装置自身も含めて動かす場合に比べると、
構造が簡単になるほか昇降用の駆動力も小さくて済む。
したがって、装置が大型化することもなく、一般家庭用
としても支障なく使え、既設の便器装置にも簡単に付属
できる。
浄用の衛生洗浄装置に対して便座を別体としてこの便座
のみを上下に動かせるようにし、使う人が腰を掛けるよ
うにして便座に座ったりこれから楽に立ち上がったりす
ることができ、高齢者や身体障害者用として最適に利用
できる。そして、便座のみを昇降させるので、従来のよ
うに衛生洗浄装置自身も含めて動かす場合に比べると、
構造が簡単になるほか昇降用の駆動力も小さくて済む。
したがって、装置が大型化することもなく、一般家庭用
としても支障なく使え、既設の便器装置にも簡単に付属
できる。
【0060】更に、便座が便器本体に対して人の用便に
適した範囲内にあるときしか衛生洗浄装置はその機能部
を作動させないので、便座が高い位置にあって衛生洗浄
装置を誤操作しても、使っている人の脚等に洗浄水が当
たったり床を濡らすこともなく、安全に使用できる。
適した範囲内にあるときしか衛生洗浄装置はその機能部
を作動させないので、便座が高い位置にあって衛生洗浄
装置を誤操作しても、使っている人の脚等に洗浄水が当
たったり床を濡らすこともなく、安全に使用できる。
【図1】本発明の昇降式便座装置を備えた便器装置の斜
視図である。
視図である。
【図2】図1の便座を上に移動させたときの便器装置の
斜視図である。
斜視図である。
【図3】ケーシングに対するポストや便座の配置を示す
平面図である。
平面図である。
【図4】図4の右側面図である。
【図5】駆動ユニット及び主軸部分の構造を示す要部の
横断面図である。
横断面図である。
【図6】駆動ユニットの内部構造を示す右側面図であ
る。
る。
【図7】便座の昇降状況及びストッパによる便座の前下
がりの姿勢を示す要部の右側面図である。
がりの姿勢を示す要部の右側面図である。
【図8】トイレ内に立てたポールに便座を旋回及び昇降
可能に配置した例を示す図であって、同図の(a)は便
座が退避位置にある状態、同図の(b)は便器本体の真
上に便座をセットした状態、同図の(c)は便器本体の
上に便座を被せて使用可能とした状態を示す図である。
可能に配置した例を示す図であって、同図の(a)は便
座が退避位置にある状態、同図の(b)は便器本体の真
上に便座をセットした状態、同図の(c)は便器本体の
上に便座を被せて使用可能とした状態を示す図である。
【図9】図8に示した例の概略平面図であって、同図の
(a)は便座が退避位置にある状態を示し、同図の
(b)は便座を便器本体に載せたときの図である。
(a)は便座が退避位置にある状態を示し、同図の
(b)は便座を便器本体に載せたときの図である。
【図10】ポールによって便座を昇降及び旋回させるた
めの駆動機構の一例を示す要部の概略正面図である。
めの駆動機構の一例を示す要部の概略正面図である。
【図11】円筒ラックとこれに噛み合うピニオンを示す
平面図である。
平面図である。
1 便器本体 2 ケーシング 3 便座 3e 駆動モータ 3f ピニオン 4 ポスト 4a ラック 5 フレーム 5a 主軸 5c ピニオン 6 アームレスト 6d 操作スイッチ 7 駆動ユニット 8 レベル検出歯車 9 ポール 9b 駆動モータ 9d 円筒ラック 10 駆動ユニット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 坂間 孝夫 神奈川県横浜市戸塚区前田町100番地 小 糸工業株式会社内 (72)発明者 鈴木 昌英 神奈川県横浜市戸塚区前田町100番地 小 糸工業株式会社内 (72)発明者 坂東 隆 神奈川県横浜市戸塚区前田町100番地 小 糸工業株式会社内
Claims (2)
- 【請求項1】 洗浄水の供給系及び洗浄水を局部に向け
て噴射するノズル装置等を含む局部洗浄用の衛生洗浄装
置を便器本体に装備し、前記便器本体に被さる便座を前
記衛生洗浄装置とは別体として独自に昇降動作可能に配
置したことを特徴とする昇降式便座を備えた便器装置。 - 【請求項2】 前記便座が前記便器本体の上面に載った
とき又は上面から一定の範囲内に到達している期間の
み、前記衛生洗浄装置の機能部を作動可能とする制御系
を備えていることを特徴とする請求項1記載の昇降式便
座を備えた便器装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11191892A JPH05305038A (ja) | 1992-04-30 | 1992-04-30 | 昇降式便座を備えた便器装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11191892A JPH05305038A (ja) | 1992-04-30 | 1992-04-30 | 昇降式便座を備えた便器装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05305038A true JPH05305038A (ja) | 1993-11-19 |
Family
ID=14573383
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11191892A Pending JPH05305038A (ja) | 1992-04-30 | 1992-04-30 | 昇降式便座を備えた便器装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05305038A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5737780A (en) * | 1995-04-19 | 1998-04-14 | Nippon Cable System Inc. | Seat lifting device for a stool |
| JP2004350893A (ja) * | 2003-05-29 | 2004-12-16 | Sankyo Seiki Mfg Co Ltd | 便座昇降装置 |
| KR102427448B1 (ko) * | 2022-04-14 | 2022-07-29 | 손원희 | 노약자용 승강식 변기좌대 |
| KR102451292B1 (ko) * | 2022-02-15 | 2022-10-06 | 정영호 | 양방향 사용이 가능한 좌변기 |
-
1992
- 1992-04-30 JP JP11191892A patent/JPH05305038A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5737780A (en) * | 1995-04-19 | 1998-04-14 | Nippon Cable System Inc. | Seat lifting device for a stool |
| JP2004350893A (ja) * | 2003-05-29 | 2004-12-16 | Sankyo Seiki Mfg Co Ltd | 便座昇降装置 |
| KR102451292B1 (ko) * | 2022-02-15 | 2022-10-06 | 정영호 | 양방향 사용이 가능한 좌변기 |
| KR102427448B1 (ko) * | 2022-04-14 | 2022-07-29 | 손원희 | 노약자용 승강식 변기좌대 |
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