JPH0530574U - ピンスライド型車両用デイスクブレ―キのキヤリパボデイ - Google Patents
ピンスライド型車両用デイスクブレ―キのキヤリパボデイInfo
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- JPH0530574U JPH0530574U JP7851691U JP7851691U JPH0530574U JP H0530574 U JPH0530574 U JP H0530574U JP 7851691 U JP7851691 U JP 7851691U JP 7851691 U JP7851691 U JP 7851691U JP H0530574 U JPH0530574 U JP H0530574U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】キャリパボディの各部分に必要な剛性力を確保
をしつつ、全体を軽量化する。 【構成】キャリパボディ5を、2つの作用部側ピ―ス5
aと反作用部側ピ―ス5bとに分ける。作用部側ピ―ス
5aを、シリンダ体5fと圧縮メンバ―5i,5iとで
構成し、全体をアルミ合金で形成する。反作用部側ピ―
ス5bを、反作用部5d及びブリッジ部5eと、取付け
腕5h,5hとで構成し、全体を鋳鉄で形成する。
をしつつ、全体を軽量化する。 【構成】キャリパボディ5を、2つの作用部側ピ―ス5
aと反作用部側ピ―ス5bとに分ける。作用部側ピ―ス
5aを、シリンダ体5fと圧縮メンバ―5i,5iとで
構成し、全体をアルミ合金で形成する。反作用部側ピ―
ス5bを、反作用部5d及びブリッジ部5eと、取付け
腕5h,5hとで構成し、全体を鋳鉄で形成する。
Description
【0001】
本考案は、四輪自動車や自動二輪車等の車両に搭載されるピンスライド型ディ スクブレ―キのキャリパボディに係り、詳しくはこのキャリパボディを2つの分 割ピ―スで構成する構造に関する。
【0002】
キャリパボディを2つの分割ピ―スで構成する従来例として、例えば特開昭5 8―77928号公報に示されるものがある。この技術は、キャリパボディを、 作用部とブリッジ部との連結部分から、作用部側ピ―スと反作用部側ピ―スとに 分割し、作用部側ピ―スと、反作用部側ピ―スに一体に設けられたブリッジ部と に連結ボルトを挿通して一体化される。作用部側ピ―スには、シリンダ体の内部 にシリンダ孔が穿設され、またシリンダ体の両側部にピンスライド用の取付け腕 が突設されると共に、反作用部側ピ―スには反力爪が設けられている。
【0003】
上述の両ピ―スは、一般に鋳鉄や鋼板等の鉄系材料またはアルミ合金等の軽合 金形材料によって形成されるが、鉄系材料ではキャリパ重量が増加し、ばね下荷 重も重くなるため、アルミ合金を用いて軽量化が図られる。しかし、作用部側ピ ―スをアルミ合金で形成すると、引摺りトルクや制動反力が取付け腕に働いて捩 れや座屈等の変形が生じ易くなり、また反作用部側ピ―スをアルミ合金で形成す ると、鉄系材料と同じ肉厚では反力爪に充分な剛性力を確保することがむずかし い。
【0004】 更に、ブリッジ部をアルミ合金で形成すると、作用部と反作用部とに制動反力 が働いた場合に、作用部と反作用部とがブリッジ部を支点に外方へ押し開かれ、 ブリッジ部を外側へ反り返すように変形させることから、鉄材よりもかなりの厚 さを持たせて剛性を増す必要があった。
【0005】 そこで本考案は、作用部側ピ―スと反作用部側ピ―スとに、鉄系材料と軽合金 系材料の双方を用いながら、各部分に充分な剛性力を確保しつつ軽量化を図った ピンスライド型車両用ディスクブレ―キのキャリパボディを提供することを目的 としている。
【0006】
上述の目的に従い、本考案は、シリンダ体内にシリンダ孔を有する作用部側ピ ―スと、反力爪を備えた反作用部側ピ―スとを、ディスクロ―タの両側部に対向 配置し、前記作用部側ピ―スと、前記反作用部側ピ―スに一体形成されたブリッ ジ部とを連結して構成され、前記シリンダ体側に設けられた一対の取付け腕を、 車体に固設されたキャリパブラケットにそれぞれ摺動ピンを介して保持されるピ ンスライド型車両用ディスクブレ―キのキャリパボディにおいて、前記取付け腕 を、前記ブリッジ部からシリンダ体の両側部へ延設し、前記作用部側ピ―スには 、前記ブリッジ部の外側へ延びて、制動反力によるブリッジ部の圧縮変形を防止 する圧縮メンバ―を設け、該圧縮メンバ―を反作用部側ピ―スに固定すると共に 、作用部側ピ―スをアルミ合金等の軽合金系材料で形成し、反作用部側ピ―スを 鋳鉄や鋼板等の鉄系材料で形成したことを特徴としている。
【0007】
かかる構成によれば、比較的大きな容積を占めるシリンダ体が、軽合金系材料 によって軽量化され、また取付け腕と反力爪とブリッジ部には、鉄系材料によっ て高い剛性力が確保される。応力が集中するブリッジ部では、圧縮メンバ―がブ リッジ部を補強して変形を抑止する。
【0008】
以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説明する。
【0009】 ディスクブレ―キ1は、車両の前進時に矢印A方向へ回転するディスクロ―タ 2の一側部で車体に固設されるキャリパブラケット3と、該ブラケット3に一対 の摺動ピン4,4を介して片持ち支持されるキャリパボディ5と、ディスクロ― タ2の両側部に対向配置される一対の摩擦パッド6,6とを持っている。
【0010】 キャリパブラケット3には、ディスクロ―タ2の外側をディスク軸方向へ延び る一対のキャリパ支持腕3a,3aが設けられている。キャリパ支持腕3a,3 aには、パッドガイド溝3b,3bが対向して設けられ、またキャリパ支持腕3 aのそれぞれに、ディスクロ―タ2の一側部側に開口する挿通孔3cが穿設され ている。
【0011】 キャリパボディ5は、ディスクロ―タ2の両側部に配設される作用部5cと反 作用部5dとを、上述のキャリパ支持腕3a,3aの間でディスクロ―タ2の外 周を跨ぐブリッジ部5eで連結したもので、このキャリパボディ形状は、後述す る2つのピ―ス5a,5bによって構成される。
【0012】 作用部5cは、シリンダ体5fに、シリンダ孔7及び該孔7に内挿されるコッ プ状のピストン8と、シリンダ孔7の底部に画成される液圧室9と、該室9へ昇 圧した作動液を導入するためのインレットポ―ト10とを持っており、また反作 用部5dには反力爪5gが設けられている。インレットポ―ト10は、図示しな い公知の液圧マスタシリンダにブレ―キホ―スを介して接続され、ブレ―キ操作 で液圧マスタシリンダに発生した圧液が液圧室9へ導入されるようになっている 。
【0013】 作用部5cの両側部には、取付け腕5h,5hが突設され、その先端にそれぞ れ前述の摺動ピン4が取付けボルト11にて取付けられており、キャリパボディ 5は、この摺動ピン4を、それぞれ前述の挿通孔3cに差込んで、ディスク軸方 向へ移動可能に支持される。
【0014】 作用部5cと反作用部5dとの間には、前述の摩擦パッド6,6が、ディスク ロ―タ2を挟んで対向配置されている。摩擦パッド6は、ライニング6aと裏板 6bとを接合して構成され、裏板6bの上部両側に突出する耳片6c,6cを、 前述のパッドガイド溝3b,3bに遊嵌して、上述のキャリパボディ5と同様に 、ディスク軸方向へ移動可能に吊持される。
【0015】 前記キャリパボディ5は、作用部5cとブリッジ部5eとの連結部分を、ディ スクロ―タ2の側面と平行に切断され、2つの作用部側ピ―ス5aと反作用部側 ピ―ス5bとに分けられている。作用部側ピ―ス5aは、シリンダ孔7を有する シリンダ体5fと、ブリッジ部5eの外側両側部へ延びる一対の圧縮メンバ―5 i,5iとからなり、反作用部側ピ―ス5bは、反作用部5d及びブリッジ部5 eと、該ブリッジ部5eから作用部5c側へ延び、シリンダ体5fと外周のフラ ンジ5jとに段状に嵌合する前述の取付け腕5h,5hとからなっている。
【0016】 また作用部側ピ―ス5aはアルミ合金で、反作用部側ピ―ス5bは鋳鉄でそれ ぞれ形成され、比較的大きな容積を占めるシリンダ体5fを軽合金系材料によっ て軽量化すると共に、取付け腕5hと反力爪5gとブリッジ部5eとに鉄系材料 を用いて、高い剛性力を確保している。これらピ―ス5a,5bは、フランジ5 jと取付け腕5h,5hとが、大小4本の連結ボルト12,13にて連結され、 更にブリッジ部5eと圧縮メンバ―5i,5iとが、それぞれ連結ボルト14に て連結される。
【0017】 圧縮メンバ―5iは、シリンダ体5fとの接続側でブリッジ部5eとの間に間 隙を持ち、反作用部5dに向かうに従ってブリッジ部5eへ次第に近づいて行き 、ブリッジ部5eに密着する先端を、上述の連結ボルト14にて固定され、ブリ ッジ部5eの反りを抑える補強材となる。キャリパボディ5は、この圧縮メンバ ―5i,5iにより、ディスク外周部分において鋳鉄とアルミ合金との二重構造 となり、軽量な割に高い剛性力が得られる。このため、ブリッジ部5eは従来の 鉄製のブリッジ部よりも薄肉となっている。
【0018】 本実施例は以上のように構成され、液圧マスタシリンダで発生した圧液が液圧 室9へ導入されると、ピストン8がシリンダ孔7をディスクロ―タ方向へ前進し て、一方の摩擦パッド6をディスクロ―タ2の一側面へ押圧する。次にこの反作 用で、キャリパボディ5が摺動ピン4,4に案内されながら作用部5c方向へ移 動し、反力爪5gが他方の摩擦パッド6をディスクロ―タ2の他側面へ押圧して 、制動作用が行なわれる。
【0019】 上述の制動時に、作用部5cと反作用部5dには、摩擦パッド6,6からの制 動反力が作用して、作用部5cと反作用部5dとが、ブリッジ部5eを支点に外 方へ押し開かれ、更にブリッジ部5eの内・外面に引張り荷重と圧縮荷重が作用 して外側へ反り返すように変形させるが、本実施例では、ブリッジ部5eの外側 に固定される圧縮メンバ―5iがブリッジ部5eを補強し、作用部5cと反作用 部5dからの制動反力を、ブリッジ部5eと圧縮メンバ―5iの双方で受けるの で、ブリッジ部5eの変形を小さく抑え、更に作用部5cと反作用部5dの開き 変形も抑止している。
【0020】 また、取付け腕5h,5hは、反作用部側ピ―ス5bの一部として鋳鉄で形成 されるため、上述の制動反力や、摩擦パッド6,6からの引摺りトルクに対する 充分な剛性力が確保され、妄りに捩れや座屈等の変形が生じにくくなり、ブリッ ジ部5eの変形防止と相俟って、キャリパボディ5の傾動を有効に防止し、円滑 な制動作用を行なうことができる。
【0021】 尚、圧縮メンバ―は、実施例以外の形状であってもよく、また固定手段もリベ ットや溶接のほか、先端をブリッジ部の突部に当接させるだけでもブリッジ部の 変形を抑止することができる。更に反作用部側ピ―スには、鉄系材料として鋼板 を用いてもよく、また作用部側ピ―スの軽合金系材料して、マグネシウム合金や チタン合金等がある。
【0022】
【考案の効果】 本考案は、反作用部側ピ―スに一体形成されたブリッジ部に取付け腕を設け、 作用部側ピ―スに、ブリッジ部の外側へ延びる圧縮メンバ―を設けて、圧縮メン バ―を反作用部側ピ―スに固定すると共に、作用部側ピ―スを軽合金系材料で形 成し、反作用部側ピ―スを鉄系材料で形成したから、反力爪やブリッジ部,取付 け腕に必要な剛性力を確保しながら、全体重量を軽くすることができる。
【0023】 特に、応力の集中するディスク外周部分では、圧縮メンバ―がブリッジ部を補 強する二重構造となり、軽量な割に高い剛性力が得られるので、鉄系材料のブリ ッジ部を薄肉にできる。更に作用部と反作用部の開き変形も小さく抑える。また 、取付け腕に捩れや座屈等の変形が生じにくくなり、上述のブリッジ部の変形防 止と相俟って、キャリパボディの傾動を有効に防止し、円滑な制動作用を行なう ことができる。
【図1】図3のIII ―III 断面図
【図2】本考案の一実施例を示す一部断面平面図
【図3】図2の正面図
【図4】図1のIV―IV断面図
1…ディスクブレ―キ、2…ディスクロ―タ、3…キャ
リパブラケット、4…摺動ピン、5…キャリパボディ、
5a…作用部側ピ―ス,5b…反作用部側ピ―ス、5c
…作用部、5d…反作用部、5e…ブリッジ部、5f…
シリンダ体、5g…反力爪、5h…取付け腕、5i…圧
縮メンバ―、6…摩擦パッド、7…シリンダ孔、8…ピ
ストン、11…取付けボルト、12,13,14…連結
ボルト、A…ディスクロ―タ2の回転方向
リパブラケット、4…摺動ピン、5…キャリパボディ、
5a…作用部側ピ―ス,5b…反作用部側ピ―ス、5c
…作用部、5d…反作用部、5e…ブリッジ部、5f…
シリンダ体、5g…反力爪、5h…取付け腕、5i…圧
縮メンバ―、6…摩擦パッド、7…シリンダ孔、8…ピ
ストン、11…取付けボルト、12,13,14…連結
ボルト、A…ディスクロ―タ2の回転方向
Claims (1)
- 【請求項1】 シリンダ体内にシリンダ孔を有する作用
部側ピ―スと、反力爪を備えた反作用部側ピ―スとを、
ディスクロ―タの両側部に対向配置し、前記作用部側ピ
―スと、前記反作用部側ピ―スに一体形成されたブリッ
ジ部とを連結して構成され、前記シリンダ体側に設けら
れた一対の取付け腕を、車体に固設されたキャリパブラ
ケットにそれぞれ摺動ピンを介して保持されるピンスラ
イド型車両用ディスクブレ―キのキャリパボディにおい
て、前記取付け腕を、前記ブリッジ部からシリンダ体の
両側部へ延設し、前記作用部側ピ―スには、前記ブリッ
ジ部の外側へ延びて、制動反力によるブリッジ部の圧縮
変形を防止する圧縮メンバ―を設け、該圧縮メンバ―を
反作用部側ピ―スに固定すると共に、作用部側ピ―スを
軽合金系材料で形成し、反作用部側ピ―スを鉄系材料で
形成したことを特徴とするピンスライド型車両用ディス
クブレ―キのキャリパボディ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7851691U JP2557640Y2 (ja) | 1991-09-27 | 1991-09-27 | ピンスライド型車両用ディスクブレーキのキャリパボディ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7851691U JP2557640Y2 (ja) | 1991-09-27 | 1991-09-27 | ピンスライド型車両用ディスクブレーキのキャリパボディ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0530574U true JPH0530574U (ja) | 1993-04-23 |
| JP2557640Y2 JP2557640Y2 (ja) | 1997-12-10 |
Family
ID=13664105
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7851691U Expired - Lifetime JP2557640Y2 (ja) | 1991-09-27 | 1991-09-27 | ピンスライド型車両用ディスクブレーキのキャリパボディ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2557640Y2 (ja) |
-
1991
- 1991-09-27 JP JP7851691U patent/JP2557640Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2557640Y2 (ja) | 1997-12-10 |
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