JPH05305935A - プラスチック製容器本体および金属蓋付容器 - Google Patents

プラスチック製容器本体および金属蓋付容器

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JPH05305935A
JPH05305935A JP10121692A JP10121692A JPH05305935A JP H05305935 A JPH05305935 A JP H05305935A JP 10121692 A JP10121692 A JP 10121692A JP 10121692 A JP10121692 A JP 10121692A JP H05305935 A JPH05305935 A JP H05305935A
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JP
Japan
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container body
layer
sheet blank
container
metal lid
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JP10121692A
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English (en)
Inventor
Rikiya Yamashita
下 力 也 山
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Dai Nippon Printing Co Ltd
Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 保香性および保存性に優れたプラスチック製
容器本体、およびこれを用いた金属蓋付容器を提供す
る。 【構成】 プラスチック性容器本体14は胴部14a、
底部14bおよびフランジ部15を有している。胴部1
4aおよび底部14bは、シートブランク26の外側表
面に熱溶融性樹脂28を射出して成形される。シートブ
ランク26は、内側から順にポリブチレンテレフタレー
ト層31、接着層32およびポリプロピレン層33の層
構成となっている。熱溶融性樹脂28としては、ポリプ
ロピレンが用いられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はプラスチック製容器本
体、およびこれを用いてなる金属蓋付容器に関する。
【0002】
【従来の技術】金属製の容器、例えば金属缶は種々の形
態を有するものがあるが、缶体の構造から3ピース缶と
2ピース缶とに区分することができる。3ピース缶はブ
リキハンダ缶とも言われ、円筒状胴部とふた及び底部を
二重巻締めで密封した構造である。一方、2ピース缶は
ブリキ打抜き缶とも言われ、胴部及び底部(容器本体)
を一体成形したものにふたを二重巻締めする構造であ
る。
【0003】これら金属缶は食品包装容器として各種食
品缶詰、ジュース、清涼飲料、ジャム類、乾燥食品等の
容器に使用され、密封、保存機能が特に優れた剛性容器
である。しかしながら、金属缶には、下記のような改善
すべき点がある。即ち、 金属缶であるために、軽量化に限界がある。 衝撃を受けた時、一度つぶれると復元性がなく、変
形してしまう。 プラスチック製容器に比べて、その製造上のエネル
ギーコストが高い。 容器外装のディスプレス効果が金属の場合、自由に
変えることができず、外装手段は印刷によるしかない。 内容物を開缶せずに確認できるような透明容器をつ
くることは不可能である。
【0004】このような従来の金属缶における欠点を解
決するため、内容物が充てんされたプラスチック製の容
器本体に金属蓋を取付けてなる金属蓋付容器が考えられ
ている。
【0005】また、プラスチック製の容器本体に金属蓋
を取付ける場合、容器本体のフランジ部に金属蓋の周縁
部を巻締めて取付けている。
【0006】ところで、一般にこのプラスチック製の容
器本体は、酸素ガス、水蒸気等のガス混入を防止するた
め、ガスバリヤ性のシートブランクに熱溶融性樹脂を射
出して成形される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、一般に
容器本体は内容物の保存性を向上させるためガスバリヤ
性のシートブランクに熱溶融性樹脂を射出して成形され
ている。
【0008】ところで、容器本体を構成するシートブラ
ンクとしては、多層のものが用いられ、熱溶融性樹脂は
このシートブランク表面に射出される。この場合、熱溶
融性樹脂をシートブランク内面に射出すると、容器本体
の最内層は射出樹脂層となり、熱溶融性樹脂をシートブ
ランク外面に射出すると容器本体の最内層はシートブラ
ンクの内側層となる。
【0009】しかしながら、容器本体の最内層の材質に
よっては、容器本体の内容物の香りを容器本体の最内層
が吸着し、容器本体から内容物を取出した場合、内容物
の香りが逃げてなくなってしまうことがある。
【0010】本発明はこのような点を考慮してなされた
ものであり、保香性およびガスバリヤ性に優れたプラス
チック製容器本体およびこれを用いた金属蓋付容器を提
供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、内層として配
置されたポリブチレンテレフタレート層と、外層として
配置されたポリプロピレン層とを有するシートブランク
を内側に設け、前記シートブランクのポリプロピレン層
表面にポリプロピレンを射出してなるフランジ部を有す
るプラスチック製容器本体である。
【0012】
【作用】本発明によれば、容器本体の最内層に、保香性
とガスバリヤ性に優れたポリブチレンテレフタレート層
を配置したので、内容物の香りを容器本体が吸着するこ
とはなく、また内容物の保存性を向上させることができ
る。
【0013】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例につい
て説明する。図1乃至図3は本発明の実施例を示す図で
ある。まず図3により本発明による金属蓋付容器につい
て説明する。図3において、金属蓋付容器10はプラス
チック製容器本体14の上端開口に設けられたフランジ
部15に、金属蓋11の周縁部12を巻締めて構成され
る。この場合、容器本体14には内容物16が充てんさ
れている。
【0014】金属蓋11はアルミニウム製またはブリキ
製からなり、金属蓋11の内面には予めエポキシ系樹脂
がコーティングされている。
【0015】次に、図1により本発明によるプラスチッ
ク製容器本体14について説明する。ここで図1(a)
は容器本体の部分側断面図であり、図1(b)は図1
(a)のB部拡大図である。
【0016】図1に示すように容器本体14は、胴部1
4aおよび底部14bとフランジ部15とから構成され
ている。このうち、胴部14aおよび底部14bはガス
バリヤ性のシートブランク26と、このシートブランク
26の外側表面に射出された熱可塑性樹脂28よりなっ
ており、またフランジ部15は熱可塑性樹脂28よりな
っている。また底部14b周縁には熱可塑性樹脂28か
らなる底縁部29が下方に向って突設されている。
【0017】容器本体14に用いるシートブランク26
としては、図1(b)に示すように内側から順に次のよ
うに構成された積層シートを用いることができる。
【0018】ポリブチレンテレフタレート層(PBT)
31/接着層32/ポリプロピレン層(PP)33 このようなシートブランク26としては、例えば厚さ
0.47mmのPPシート33に厚さ0.03mmのPBT
シート31をドライラミネーション法により積層して得
ることができる。この場合、PPシート33とPBTシ
ート31との間には極薄の接着層32が介在され、シー
トブランク26の全体の厚みは約0.5mmとなってい
る、。
【0019】なお、PBTシート31の厚みを0.03
mmとしたが、これに限らず0.015mm以上であれば良
い。逆に0.015mm以下の厚みとすると、PBTシー
トが軟化し破断してしまうことが考えられる。
【0020】次にシートブランク26は、図2に示すよ
うに真空圧空成形機を用いて予め容器状に成形されてキ
ャビティ17とコア30との間に挿入されるようになっ
ている。しかしながら、これに限らず容器本体14の底
部14bに対応する部分と、胴部14aに対応する部分
とを有する平板状のシートブランクをキャビティ17と
コア30との間に容器状に組立てながら挿入してもよ
い。
【0021】また、図1に示すようにシートブランク2
6の外側表面、すなわちポリプロピレン層33表面に熱
溶融性樹脂28としてポリプロピレンが射出され、容器
本体14が成形されるようになっている。
【0022】次に容器本体および金属蓋付容器の製造方
法について説明する。
【0023】まず、予め容器状に成形されたシートブラ
ンク26がコア30に図2に示すようにバキューム孔3
1に引かれて取付けられる。
【0024】コア30に取付けられたシートブランク2
6は、そのままキャビティ17内にインサートされ、熱
溶融性樹脂28としてポリプロピレンがゲート17aよ
り導入される。熱溶融性樹脂28はシートブランク26
の外側表面に射出され、胴部14a、底部14b、フラ
ンジ部15、および底縁部29を形成し、このようにし
て容器本体14が得られる。
【0025】次に容器本体14内部に内容物16が収納
され、容器本体14のフランジ部15に金属蓋11の周
縁部12が巻締められる。
【0026】本実施例によれば、容器本体14の最内層
が保香性のあるポリブチレンテレフタレート層31とな
っているので、内容物16の香りをポリブチレンテレフ
タレート層31が吸着することはない。このため容器本
体14から金属蓋11を取外し内容物16を外部に取出
した場合でも、内容物16の香りが逃げていることはな
い。また、ポリブチレンテレフタレート層31はガスバ
リヤ性を有するので、内容物16の保存性を向上させる
ことができる。さらに熱溶融性樹脂28として安価なポ
リプロピレンを用いるとともに、このポリプロピレンを
シートブランク26のポリプロピレン層33側表面に射
出したので、熱溶融性樹脂28とシートブランク26と
の接着性を向上させた容器本体14を安価に得ることが
できる。
【0027】なお、シートブランクとして上記のような
層構成のものを用いたが、接着層32を配置することな
く、ポリブチレンテレフタレート層31とポリプロピレ
ン層33とをドライラミネートにより接着させてもよ
い。またポリブチレンテレフタレート層31とポリプロ
ピレン層33との間に、ガスバリヤ性に優れたエチレン
ビニルアルコール共重合体層を介在させても良い。
【0028】次にポリブチレンテレフタレート(PB
T)層の保香性について、以下の表および図4により説
明する。
【0029】下表はPBTと各種フィルムの保香性を比
較したものである。すなわち、PBTフィルム、PET
フィルム(ポリエチレンテレフタレート)、およびLD
PEフィルム(低密度ポリエチレン)について、10cm
×10cm×20μ厚の形状のフィルムから袋を作成し、
各々の袋内に各種試料を封入した後密閉容器に入れた。
その後、密閉容器を開封して匂いを感じるまでの時間を
測定した。
【0030】この測定結果を下表に示す。
【0031】
【表1】 上表から明らかなように、PBTフィルムはPETフィ
ルムとともにすぐれた保香性を示している。
【0032】次に、PBTフィルムとLDPEフィルム
について、各々のフィルムから作成した袋内にオレンジ
ジュースを封入し、オレンジジュースのd‐リモネン吸
着量を測定した。
【0033】この結果を図4に示す。図4に示すよう
に、PBTはLDPEに比較してd‐リモネンの吸着量
が小さいこと、すなわち保香性が良好なことが判る。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
内容物の香りを容器本体が吸着することはないので、内
容物の香りを確実に保ことができる。また、容器本体の
ガスバリヤ性を向上させることができるので、内容物の
保存性を向上させることができる。さらに、熱溶融性樹
脂として安価なポリプロピレンを用い、これをシートブ
ランクのポリプロピレン層側に射出したので、射出樹脂
とシートブランクとの間の接着性を向上させることがで
きるとともに、容器本体を安価に成形することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるプラスチック製容器本体を示す断
面図。
【図2】容器本体を成形するためのキャビティとコアを
示す図。
【図3】本発明による金属蓋付容器を示す側断面図。
【図4】各種フィルムのオレンジジュース中のd‐リモ
ネン吸着量を示す図。
【符号の説明】
10 金属蓋容器 11 金属蓋 12 周縁部 14 容器本体 15 フランジ部 16 内容物 26 シートブランク 28 熱溶融性樹脂 31 ポリブチレンテレフタレート層 32 接着層 33 ポリプロピレン層

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】内層として配置されたポリブチレンテレフ
    タレート層と、外層として配置されたポリプロピレン層
    とを有するシートブランクを内側に設け、前記シートブ
    ランクのポリプロピレン層表面にポリプロピレンを射出
    してなるフランジ部を有するプラスチック製容器本体。
  2. 【請求項2】請求項1記載のプラスチック製容器本体の
    フランジ部に金属蓋の周縁部を巻締めてなる金属蓋付容
    器本体。
JP10121692A 1992-04-21 1992-04-21 プラスチック製容器本体および金属蓋付容器 Pending JPH05305935A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002002751A (ja) * 1999-12-30 2002-01-09 Johnson & Johnson Consumer Co Inc 溢れ防止供給装置用改良エラストマー弁
USD510024S1 (en) 2004-07-01 2005-09-27 Ball Corporation Metallic microwavable container
US7112771B2 (en) 2004-03-09 2006-09-26 Ball Corporation Microwavable metallic container
US7378625B2 (en) 2004-03-09 2008-05-27 Ball Corporation Microwavable metallic container
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