JPH0530613U - トランスミツシヨンコントロール装置 - Google Patents

トランスミツシヨンコントロール装置

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JPH0530613U
JPH0530613U JP8930891U JP8930891U JPH0530613U JP H0530613 U JPH0530613 U JP H0530613U JP 8930891 U JP8930891 U JP 8930891U JP 8930891 U JP8930891 U JP 8930891U JP H0530613 U JPH0530613 U JP H0530613U
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JP8930891U
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嘉 古家
英治 小宮
Original Assignee
日産車体株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ドライバーの意志を的確に反映し、しかも応
答遅れのない良好な操作フィーリングのパワーアシスト
が行え、かつ、部品点数およびコスト低減を図ることが
でき、さらに、エンジン停止時にもシフトチェンジを行
うことのできるトランスミッションコントロール装置を
提供すること。 【構成】 シフトレバー20のシフト操作をトランスミ
ッションTMに伝達する操作力伝達機構SCに、前方シ
フト力を増大させる前方シフト用マスタバック装置42
および後方シフト力を増大させる後方シフト用マスタバ
ック装置43が配設され、各マスタバック装置42,4
3の入力軸421,431どうしが、シフト操作力が一
方のマスタバック装置の入力軸にシフト力増大作動方向
に入力されるときに、他方のマスタバック装置の入力軸
にシフト力増大作動方向とは逆方向に入力されるよう互
いに入力リンク51で連結されている構成とした。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、マニュアルトランスミッションのシフトチェンジの際に、パワーア シストを行うようにしたトランスミッションコントロール装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、大型車等において、シフトチェンジの際にパワーアシストする装置とし て、例えば、特開平2−182544号公報に記載されているものが知られてい る。この従来装置は、シフトレバーに設けられたスイッチのON・OFFにより 電磁バルブが切換作動し、これにより油圧アクチュエータが駆動し、この駆動力 がシフト操作をアシストする構造となっている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上述のような従来装置は、シフトレバーに設けられたスイッチ のON・OFFにより電気的に電磁バルブを切り換えて油圧アクチュエータを駆 動させる構造であるため、以下に列挙する問題があった。
【0004】 スイッチではシフト操作の強弱の判断ができない。このため、ドライバーの 意志を反映した的確なパワーアシストができない。
【0005】 電磁バルブは作動遅れがある。このため、素早くシフト操作を行った際には 制御遅れが生じ、操作フィーリングが悪い。
【0006】 パワーアシストを行う油圧アクチュエータの他に、スイッチやこの信号を伝 達する回路や電磁バルブが必要である。このため、部品点数が多くなると共に、 コスト高を招く。
【0007】 エンジン停止して油圧アクチュエータを駆動させる油圧が発生しなくなった り、電気系の故障によりスイッチや電磁バルブが作動しなくなった際にはシフト チェンジができなくなってしまう。
【0008】 本考案は上記のような問題に着目してなされたもので、ドライバーの意志を的 確に反映し、しかも応答遅れのない良好な操作フィーリングのパワーアシストが 行え、かつ、部品点数およびコスト低減を図ることができ、さらに、エンジン停 止時にもシフトチェンジを行うことのできるトランスミッションコントロール装 置を提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】
そこで本考案は、シフト操作伝達系の途中に、前方シフト力を増大させる前方 シフト用マスタバック装置および後方シフト力を増大させる後方シフト用マスタ バック装置を設けて上述の問題を解決することとした。
【0010】 すなわち、本考案のトランスミッションコントロール装置にあっては、シフト レバーが、ニュートラル位置から前方シフト操作および後方シフト操作自在に設 けられ、このシフトレバーのシフト操作をトランスミッションに伝達するシフト 操作伝達系の途中に、前方シフト力を増大させる前方シフト用マスタバック装置 および後方シフト力を増大させる後方シフト用マスタバック装置が、それぞれの 入力軸をシフトレバーに接続し、かつ、それぞれの出力軸をトランスミッション に連結させて配設され、各マスタバック装置の入力軸どうしが、シフト操作力が 一方のマスタバック装置の入力軸にシフト力増大作動方向に入力されるときに、 他方のマスタバック装置の入力軸にシフト力増大作動方向とは逆方向に入力され るよう互いに連結されている構成とした。
【0011】
【作用】
シフトレバーを前方シフト操作した時には、この前方シフト力が前方シフト用 マスタバック装置の入力軸に入力され、前方シフト用マスタバック装置では、た だちに、出力軸に対しこの入力を増大した出力が成される(以後、これを倍力出 力という)。したがって、トランスミッションに対して、この倍力出力でパワー アシストされた前方シフト操作力が入力されることになる。なお、この時、前方 シフト用マスタバック装置と入力軸どうしが連結された後方シフト用マスタバッ ク装置にあっては、入力軸および出力軸が前方シフト用マスタバック装置の入力 軸の移動と共に後方シフト操作を行った時とは逆の方向に移動されることになる もので、この場合、倍力出力は成されない。
【0012】 一方、シフトレバーを後方シフト操作した時には、後方シフト用マスタバック 装置の入力軸に後方シフト力が入力されて、後方シフト用マスタバック装置の出 力軸に対し、この入力に応じた倍力出力が成される。したがって、トランスミッ ションに対して、この倍力でパワーアシストされた後方シフト力が入力されるこ とになる。なお、この時、前方シフト用マスタバック装置にあっては、上述した のと同様に、入力軸および出力軸が前方シフト操作を行った時とは逆の方向に移 動されることになり、この場合、倍力出力は成されない。
【0013】 各マスタバック装置が故障した時には、前方シフト操作もしくは後方シフト操 作により各入力軸が移動しても倍力出力は発生しないが、入力軸の移動に伴ない 出力軸が移動するから、シフト操作力により出力軸の移動は可能であり、トラン スミッションのシフトチェンジを行うことができる。
【0014】
【実施例】
以下、実施例を図面に基づいて説明する。
【0015】 まず、本考案実施例の構成について説明する。
【0016】 図1は、本考案実施例のトランスミッションコントロール装置を示す構造説明 斜視図であって、図中TMはトランスミッションを示している。このトランスミ ッションTMは、ギヤセレクトレバー11およびギヤシフトレバー12が、一端 を中心に回動可能に設けられ、各レバー11,12の他端に操作力が入力される ことによりギヤチェンジが成される構造となっている。
【0017】 前記トランスミッションTMのギヤセレクトレバー11およびギヤシフトレバ ー12には、操作力伝達機構(シフト操作伝達系)SCを介してシフトレバー2 0が連結されている。すなわち、このシフトレバー20は、車体に固定された支 持ブラケット21に、想像線で示すシフトパターンのセレクト操作およびシフト 操作可能に取り付けられ、セレクト操作により揺動するセレクト用ブラケット2 2およびシフト操作により揺動するシフト用ブラケット23が設けられている。 なお、この構造については周知であるので、詳細な説明は省略する。また、図中 矢印Sがセレクト操作方向であり、矢印Fが前方シフト操作方向であり、矢印R が後方シフト操作方向である。そして、この前方シフト操作および後方シフト操 作により、前記ギヤシフトレバー12が前方シフト方向F,後方シフト方向Rに 揺動する。 また、前記シフトレバー20には、ディテント機構25が設けられている。この ディテント機構25も周知構造であるので、図5,6により簡単に説明する。す なわち、シフトレバー20の下端にはディテントボール251がスプリング25 2に付勢されて設けられている。253は、ディテントプレートであって、前記 セレクト用ブラケット22と一体的に設けられたロッド254に固定され、ニュ ートラル位置,前方シフト位置,後方シフト位置を規定する溝255が形成され ている。
【0018】 前記セレクト用ブラケット22は、操作力伝達機構SCの一部を構成する押し 引きできるセレクト用ワイヤ31を介して前記ギヤセレクトレバー11と連結さ れている。
【0019】 一方、前記シフト用ブラケット23は、操作力伝達機構SCの一部を構成する 第1シフト用ワイヤ32,パワーアシスト機構5および第2シフト用ワイヤ33 を介してギヤシフトレバー12に連結されている。
【0020】 次に、前記パワーアアシスト機構5の構成について説明する。すなわち、この パワーアシスト機構5は、図示のように入力リンク51,前方シフト用マスタバ ック装置42,後方シフト用マスタバック装置43および出力リンク54を備え ている。
【0021】 前記マスタバック装置42,43は、車体に取り付けられているスタンド55 に平行に並んで支持されている。各マスタバック装置42,43は、図2の断面 図に示すように、操作力が入力される入力軸421,431と、この入力軸42 1,431と同軸に設けられ、各マスタバック装置42,43で増大させたシフ ト力が出力される(倍力出力)出力軸422,432と、各マスタバック装置4 2,43の倍力出力を制御するコントロールバルブ部423,433と、必要に 応じて大気圧が導入される大気圧室424,434と、図外のエンジンのインテ ークマニホルドに接続されて常時負圧となっている負圧室425,435とを有 している。そして、各マスタバック装置42,43は、周知のように入力軸42 1,431が出力軸422,432の方向に移動すると、ただちにコントロール バルブ部423,433が作動して大気圧室424,434に大気圧を導入し、 大気圧室424,434と負圧室425,435との圧力差により倍力出力を出 力軸422,423に与える構造となっている。なお、このコントロールバルブ 部423,433は、入力軸421,431のP方向への変位量に基づき出力軸 422,432を変位させる構造となっていて、入力軸421,431のP方向 への移動を止めたり逆方向に移動させた時には、倍力が発生しない構造となって いる。また、各出力軸422,432は、図示を省略したリターンスプリングに よりP方向とは逆方向に付勢されている。
【0022】 また、各入力軸421,422は、前記入力リンク51に連結されている。す なわち、図3の作動説明図に示すように、入力リンク51はスタンドに固定され ている支持ロッド551に中間部を回動可能に取り付けられていると共に、この 取付位置の両側にそれぞれ、入力軸421,431が相対回動可能に取り付けら れ、さらに、一端に第1シフト用ワイヤ32が接続されている。したがって、シ フトレバー20を前方シフト操作して第1シフトワイヤ32が引かれると、図3 (ハ)に示すように入力リンク51が回動して、入力軸421が倍力出力発生方 向に移動し、逆に、シフトレバー20を後方シフト操作して第1シフトワイヤ3 2が押されると、図3(イ)に示すように入力リンク51が回動して、入力軸4 31が倍力出力発生方向に移動するようになっている。
【0023】 なお、当然のことながら、入力リンク51によるストローク量SRよりも各軸 421,431,422,432のストローク可能な範囲の方向が大きく設定さ れている。これを示すのが図4であって、入力軸421のフルストローク量FS よりも入力リンク51によりストロークされる量SRの方が小さくなっていると 共に、取付上のバラツキ等を考慮したストローク寸法a,bを確保している。ま た、図中Nはニュートラル位置を示している。
【0024】 一方、前記支持ロッドの他端には、前記出力リンク54が回動可能に取り付け られている。すなわち、前記出力リンク54は、略三角の板形状に形成され、そ の一辺541の中央部を支持ロッド551に取り付けられ、この辺541の両端 部が出力ピストン426,436に当接され、該出力ピストン426,436は 、スタンド55に形成されたガイド部427,437によって移動方向を規制さ れるとともに、ガイド部427,437内で、前記出力軸422,432に当接 あるいは連結されて出力が伝達されるようになっている。そして、出力リンク5 4の前記一辺541の反対側の頂点部542が第2シフト用ワイヤ33に取り付 けられている。したがって、図3(ハ)に示すように前方シフト用マスタバック 42が倍力出力したときには、出力リンク54が図中F方向に回動して第2シフ ト用ワイヤ33を押し、一方、図3(イ)に示すように後方シフト用マスタバッ ク43が倍力出力したときには、出力リンク54が図中R方向に回動して第2シ フト用ワイヤ33を引っ張る。
【0025】 次に、実施例の作用について説明する。
【0026】 a)前方シフト操作時 シフトレバー20を前方シフト操作すると、この操作力が第1シフト用ワイヤ 32を介して入力リンク51に伝達されて、図3(ハ)に示すように入力リンク 51が図中F方向に揺動する。
【0027】 これにより、前方シフト用マスタバック装置42の入力軸421が、倍力出力 発生方向に移動して、この前方シフト用マスタバック装置42が作動し、出力軸 422が前方シフト変位量に応じてアシストされながら変位する。
【0028】 こうして、パワーアシストされた操作力により出力リンク54が回動して、第 2シフト用ワイヤ33が押され、トランスミッションTMのギヤシフトレバー1 2がF方向に回動し、変速が行われる。
【0029】 なお、この時、後方シフト用マスタバック装置43では、両リンク51,54 の回動に伴ない、各軸431,432が移動して出力リンク54の回動を邪魔す ることがないし、また、この移動方向では後方シフト用マスタバック装置43は 倍力出力しない。
【0030】 b)後方シフト操作時 シフトレバー20を後方シフト操作すると、この操作力が第1シフト用ワイヤ 32を介して入力リンク51に伝達されて、図3(イ)に示すように入力リンク 51が図中R方向に揺動する。
【0031】 これにより、後方シフト用マスタバック装置43の入力軸431が、倍力出力 発生方向に移動して、この後方シフト用マスタバック装置43が作動し、出力軸 432に後方シフト変位量に応じてアシストされながら変位する。
【0032】 こうして、パワーアシストされた操作力により出力リンク54が回動して、第 2シフト用ワイヤ33が引っ張られ、トランスミッションTMのギヤシフトレバ ー12がR方向に回動し、変速が行われる。
【0033】 c)各マスタバック装置非作動時 エンジンを停止したり、あるいは故障等で負圧が発生していない場合でも、パ ワーアシストはないが、シフトレバー20を操作すると、入力軸421,431 が移動するのに伴なって出力軸422,432が移動する。したがって、出力リ ンク54が回動してシフトチェンジを行うことができる。
【0034】 以上のように、本実施例では、前方シフト操作および後方シフト操作を各マス タバック装置42,43により行うよう構成したため、通常、一方向にしかパワ ーアシストできなかったマスタバック装置により前方シフト操作と後方シフト操 作の両方をパワーアシストできるという効果が得られ、しかも、マスタバック装 置は、シフト操作力に比例した出力がただちに得られるから、ドライバーの意志 を的確に反映し、かつ、応答性が高いパワーアシストが可能であるという効果が 得られる。
【0035】 加えて、各マスタバック装置42,43を用いたことで、スイッチや回路や電 磁バルブが不要で部品点数が少なく、コスト低減を図ることができるという効果 が得られるし、また、エンジン停止時、あるいは故障等により各マスタバック装 置42,43がパワーアシスト不能となっても、入力軸421,432の移動に 応じて出力軸422,432が移動して、トランスミッションTMに操作力を伝 達してシフトチェンジ可能であるから、フェイルセーフを達成できるという効果 が得られる。
【0036】 さらに本実施例では、シフトレバー20の前方シフト操作および後方シフト操 作のいずれも、同じ第1シフト用ワイヤ32を介して各マスタバック装置42, 43に入力させる構成としているため、各シフト操作を行った際のワイヤの荷重 効率(シフトレバー20の操作ストロークに対する出力リンク54の作動ストロ ーク)が同じとなって、良好な操作フィーリングが得られる。
【0037】 また、各マスタバック装置42,43を平行に並べて配置したことおよび、上 述のように、一本の第1シフト用ワイヤ32により前方・後方シフト操作を伝達 するようにしたことにより、装置をコンパクトに構成することができ、レイアウ トの自由度が向上する。特に、前方シフト操作と後方シフト操作を別々のワイヤ により伝達する場合、ワイヤを対称に配索しないとワイヤ効率が相違して操作フ ィーリングが異なるから、それに比べて、高いレイアウト自由度が得られる。
【0038】 また、既存のマスタバック装置は、入力軸が入力方向に対しての自由度を設け てあるが、出力軸が出力方向に対しての自由度は、設定されていない。即ち、回 動するリンク54に出力軸422,432を直接連結すると、その回動方向と出 力方向の相違から、出力軸422,432に回動方向への負荷がかかってしまう 。
【0039】 そこで、本実勢例では、マスタバック装置42,43からの出力を出力ピスト ン426,436を介して出力リンク54に当接させることで、既存のマスタバ ック装置をそのまま使用することが可能である。なお、出力方向に自由度がある マスタバック装置を使用する場合には、出力ピストン426,436並びにガイ ド部427,437を廃止して、出力軸422,432と出力リンクを直接連結 させても構わない。
【0040】 次に、本考案第2実施例のトランスミッションコントロール装置について説明 する。なお、第2実施例を説明するにあたり、第1実施例と同じ構成には第1実 施例と同じ符号を付けて説明を省略する。また、作用についても第1実施例との 相違点のみ説明する。
【0041】 図7は、第2実施例のトランスミッションコントロール装置を示す構造説明斜 視図であって、ギヤシフトレバー12bは、回動可能に支持する枢着点13を挟 んで、一端に前方シフト操作入力点14があり、他端に後方シフト操作入力点1 5があるベンルクランク構造となっている。
【0042】 SCbは操作力伝達機構であって、シフト用ブラケット23が、操作力伝達機 構SCbの一部を構成する第1シフト用ワイヤ32,パワーアシスト機構4,第 2シフト用ワイヤ33および第3シフト用ワイヤ34を介してギヤシフトレバー 12に連結されている。
【0043】 次に、前記パワーアアシスト機構4の構成について説明する。すなわち、この パワーアシスト機構4は、図示のようにディテントレバー41,前方シフト用マ スタバック装置42,後方シフト用マスタバック装置43を備えている。
【0044】 前記ディテントレバー41は、車体に揺動可能に支持され、一端側が第1シフ ト用ワイヤ32を介してシフト用ブラケット23に連結されている。そして、こ のディテントレバー41の一端の先端部にディテントピン411が突設され、車 体側に設けられたディテントプレート412との係合によりシフト位置を所定の チェック力で位置規制可能となっている。
【0045】 2つのマスタバック装置42,43は、ディテントレバー41を挟んで対向し た状態でブラケット45,46で車体に支持されている(図9,10参照)。そ して、各マスタバック装置42,43の各入力軸421,422は、前記ディテ ントレバー41の中間部に連結されて、シフトレバー20の操作力が入力可能と なっている。すなわち、図8の断面図に示すように、各入力軸421,431の 先端部がブラケット424,434に固定され、各ブラケット424,434が ディテントレバー41の中間部にピン413で相対回動可能に固定されている。 それにより、シフトレバー20の前方シフト操作で前方シフト用マスタバック装 置42の入力軸421が倍力出力発生方向に移動し、シフトレバー20の後方シ フト操作で後方シフト用マスタバック装置43の入力軸431が倍力出力発生方 向に移動する。
【0046】 そして、前方シフト用マスタバック装置42の出力軸422が、第2シフト用 ワイヤ33を介してギヤシフトレバー12の一端の前方シフト操作入力点14に 連結され、後方シフト用マスタバック装置43の出力軸432が、第3シフト用 ワイヤ34を介してギヤシフトレバー12の他端の後方シフト操作入力点15に 連結されている。なお、図1において、331,341は、各シフト用ワイヤ3 3,34と出力軸422,432とを連結するためのブラケットである。
【0047】 次に、実施例の作用について説明する。
【0048】イ )前方シフト操作時 シフトレバー20を前方シフト操作すると、この操作力が第1シフト用ワイヤ 32を介して、ディテントレバー41に伝達され、ディテントレバー41が図1 中F方向に揺動する。
【0049】 これにより、前方シフト用マスタバック装置42の入力軸421が、倍力出力 発生方向に移動して、この前方シフト用マスタバック装置42が作動し、出力軸 422に前方シフト操作力に応じた出力が発生する。
【0050】 こうして、パワーアシストされた操作力が、出力軸422から第2シフト用ワ イヤ33を介してトランスミッションTMのギヤシフトレバー12に入力され、 変速が行われる。
【0051】 なお、この時、後方シフト用マスタバック装置43では、ディテントレバー4 1の揺動に伴ない入力軸431が引っ張られ、同時に出力軸432も図示を省略 したリターンスプリングによって移動することになるが、この出力軸432が第 3シフト用ワイヤ34を介して連結されているギヤシフトレバー12は、ベルク ランク構造となっていて、後方シフト用マスタバック装置43からの入力による 回動方向と、上述の前方シフト用マスタバック装置42の倍力作動による回動方 向が一致しているから、後方シフト用マスタバック装置43の伝達系で、不具合 が生じることはない。
【0052】ロ )後方シフト操作時 シフトレバー20を後方シフト操作すると、この操作力が第1シフト用ワイヤ 32を介して、ディテントレバー41に伝達され、ディテントレバー41が図1 中R方向に揺動する。
【0053】 これにより、後方シフト用マスタバック装置43の入力軸431が、倍力出力 発生方向に移動して、この後方シフト用マスタバック装置43が作動し、出力軸 432に後方シフト操作力に応じた出力が発生する。
【0054】 こうして、パワーアシストされた操作力が、出力軸432から第3シフト用ワ イヤ34を介してトランスミッションTMのギヤシフトレバー12に入力され、 変速が行われる。
【0055】 なお、この場合も、上記イ)の場合と同様に、前方シフト用マスタバック装置4 2では、入力軸421と出力軸422とが移動する。
【0056】ハ )各マスタバック装置非作動時 エンジンを停止したり、あるいは故障等で負圧が発生していない場合でも、パ ワーアシストはないが、シフトレバー20を操作すると、入力軸421,431 が移動するのに伴なって出力軸422,432が移動する。したがって、シフト チェンジを行うことができる。
【0057】 以上のように、第2実施例にあっても、通常一方向にしかパワーアシストでき なかったマスタバック装置により前方シフト操作と後方シフト操作の両方をパワ ーアシストできるという効果,ドライバーの意志を的確に反映し、かつ、応答性 が高いパワーアシストが可能であるという効果,コスト低減を図ることができる という効果,フェイルセーフを達成できるという効果が得られる。
【0058】 しかも、本実施例では、上述のように各マスタバック装置42,43を対向さ せて配置した構成としているため、構成をコンパクトとすることができるという 効果が得られる。
【0059】 以上、図面により実施例を説明してきたが、本考案は上述の実施例に限定され るものではない。例えば、実施例では、各マスタバック装置42,43を平行配 置させたり対向配置させたが、前方シフト操作の伝達系および後方シフト操作の 伝達系にそれぞれ別個に設けてもよい。 また、第2実施例では、シフトレバーのシフト操作が車体に揺動可能に取り付 けられたディテントレバーに一旦入力されるよう構成したが、例えば、車体に対 してスライド自在に取り付けられたレバーに入力するようにしてもよい。この場 合、このレバーのスライドに対して各マスタバック装置の倍力出力が作用するよ うにする。 また、各マスタバック装置の負圧発生手段として、実施例では、インテークマ ニホルドを使用したが、例えば、オルタネータに配設されているポンプを利用し たり、あるいは、電動ポンプ等を新設してもよく、要は、負圧を常時発生させる 手段であればよい。 また、実施例では、各マスタバック装置の入力軸を、ピンにより入力リンクや ディテントレバーに直接連結した構造を示したが、例えば、各マスタバック装置 をワイヤでそれぞれシフトレバーや実施例のディテントレバーに連結することに より、各入力軸を、間接的に連結した構造としてもよい。要は、各マスタバック 装置の各入出力軸が連動するように連結すればよい。
【0060】
【考案の効果】
以上説明してきたように本考案のトランスミッションコントロール装置にあっ ては、シフト操作伝達系の途中に前方シフト用マスタバック装置および後方シフ ト用マスタバック装置を設け、かつ、シフト操作時には、操作力が一方のマスタ バック装置の入力軸にシフト力増大作動方向に入力されると同時に、他方のマス タバック装置の入力軸にシフト力増大作動方向とは逆方向に入力されるよう各マ スタバック装置の入力軸どうしを互いに連結させた構成としたため、前方シフト 操作および後方シフト操作のいずれの場合にあっても、シフトレバーの操作力に 応じてパワーアシストした出力がただちに得られるもので、このため、ドライバ ーの意志を反映した的確なパワーアシストができるという効果が得られるし、し かも、電気的な制御遅れや油圧や空圧系路の遅れのない、高い応答性が得られて 操作フィーリングが向上するという効果が得られるし、スイッチや回路や電磁バ ルブが不要で部品点数が少なく、コスト低減を図ることができるという効果が得 られるし、各マスタバック装置が故障しても、前方・後方シフト操作力が伝達可 能であるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案第1実施例のトランスミッションコント
ロール装置を示す構造説明斜視図である。
【図2】第1実施例装置のマスタバック装置を示す断面
図である。
【図3】第1実施例装置の作動を示す作動説明図であ
る。
【図4】第1実施例装置の要部を示す平面図である。
【図5】第1実施例装置の要部を示す断面図である。
【図6】第1実施例装置の要部を示す斜視図である。
【図7】本考案第2実施例のトランスミッションコント
ロール装置を示す構造説明斜視図である。
【図8】実施例装置の要部を示す断面図である。
【図9】実施例装置の要部を示す側面図である。
【図10】実施例装置の要部を示す側面図である。
【符号の説明】
TM トランスミッション SC 操作力伝達機構(シフト操作伝達系) 20 シフトレバー 421 入力軸 431 入力軸 422 出力軸 432 出力軸

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シフトレバーが、ニュートラル位置から
    前方シフト操作および後方シフト操作自在に設けられ、 このシフトレバーのシフト操作をトランスミッションに
    伝達するシフト操作伝達系の途中に、前方シフト力を増
    大させる前方シフト用マスタバック装置および後方シフ
    ト力を増大させる後方シフト用マスタバック装置が、そ
    れぞれの入力軸をシフトレバーに接続し、かつ、それぞ
    れの出力軸をトランスミッションに連結させて配設さ
    れ、 各マスタバック装置の入力軸どうしが、シフト操作力が
    一方のマスタバック装置の入力軸にシフト力増大作動方
    向に入力されるときに、他方のマスタバック装置の入力
    軸にシフト力増大作動方向とは逆方向に入力されるよう
    互いに連結されていることを特徴とするトランスミッシ
    ョンコントロール装置。
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