JPH0530668Y2 - - Google Patents
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- JPH0530668Y2 JPH0530668Y2 JP12034990U JP12034990U JPH0530668Y2 JP H0530668 Y2 JPH0530668 Y2 JP H0530668Y2 JP 12034990 U JP12034990 U JP 12034990U JP 12034990 U JP12034990 U JP 12034990U JP H0530668 Y2 JPH0530668 Y2 JP H0530668Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- container body
- opening
- lid
- arc
- container
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
Links
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Landscapes
- Electric Ovens (AREA)
- Cookers (AREA)
Description
[産業上の利用分野]
本考案は食品を電子レンジを用いて加熱する
際、食品全体を均一かつ迅速に加熱できる容器本
体と、食品が容器の外部にふきこぼれない蓋部と
を組み合わせてなる電子レンジ加熱調理用の容
器、並びにふきこぼれ防止蓋付きとした容器に関
するものである。 [従来の技術] 従来この種の電子レンジ加熱調理用の容器の形
状を創案する場合には、下記のような理由からそ
の形状に注意すべき点がある。 すなわち、電子レンジ庫内は、食品を均一に加
熱するためにマイクロ波があらゆる方向から照射
するように設計されているが、このように電界が
一様であつても加熱される食品の組成やその形
状、大きさが一様でないために加熱状態が変わつ
てしまうことがある。これは、マイクロ波の基本
特性によるもので、マイクロ波が物質に入射する
と熱エネルギーとして物質にエネルギーを奪われ
て減衰していくが、その時のマイクロ波の入射す
る面が曲面や角部の場合、マイクロ波がきわめて
狭い範囲に集まり局部加熱される。 また家庭用電子レンジの周波数として日本で認
可されている2450MHZの特性について注意を払
う必要がある。 通常、食品の上面が容器と接する部分は、上面
と側面の2方向からマイクロ波を受けるため、加
熱されやすく局部的に沸騰が起こることになる。 そこで上記のような状態をさけるため、食品上
面が容器と接する部分を中心に金属箔によるマイ
クロ波遮断層を設けることで、局部加熱を防ぎ食
品全体を均一に加熱する技術思想が特開昭61−
173029号公報により提案されている。 また、マイクロ波遮断層と容器本体との間に空
気層を介在させることによつて、誘電加熱による
金属箔端部の異常昇温とそれによる容器への損傷
を防ぐ技術思想が特開昭61−142165号公報に開示
されている。 しかしながら、これらはマイクロ波遮断層を設
けるため、マイクロ波が反射され食品に吸収され
るエネルギーの損失が大きくなり、加熱に時間を
要す結果となる。 局部加熱をさけ、食品をマイクロ波によつて均
一に加熱する技術思想として容器の横断面の形状
を5〜12角の多角形とし、角度を大きくすること
でマイクロ波の集中を防ぐ技術思想が特開昭62−
98125号公報に記載されている。しかし、横断面
的には効果があるものの、縦断面からみると底面
と側面の接する外周部分の角度は解決されていな
い。また角の数が少ないと局部加熱が起こり易
く、角の数を多くすると円に近くなり、それがた
めに同心円状に局部加熱が起こり易くなるという
矛盾が生じる。 また、内容物のふきこぼれの防止として容器開
口部に容易に取りはずし可能な蓋を設ける技術思
想が特開昭61−173028号公報に記載されている。
しかしこの技術思想では、内容物の沸騰による飛
散を防ぐことができるが、容器本体と蓋部の嵌合
部分へしみこんだ内容物が毛細管現象で容器外部
にしみだすことは防ぐことができない。 [本考案が解決しようとする課題] 本考案は、このようなマイクロ波特有の性質を
鋭意研究の結果、食品内部のうち、局部的に強く
加熱される部分(以下、ホツトスポツトという。)
の発生する数とその位置が食品の均一な加熱に大
きく影響することを見いだした。 このことは、ホツトスポツトを食品内部の適切
な位置に適切な数を発生させることができれば、
食品を均一に加熱することができることを示して
いる。 本考案は、容器の中の適切な位置に複数のホツ
トスポツトを発生させるにあたり、 第1に、曲面をレンズのように利用してマイク
ロ波の入射方向を制御すること、 第2に、複数の異なる曲面を組み合わせるこ
と、 第3に、半減深度の浅い周波数2450MHzという
マイクロ波の特性に合わせて、容器全体の大きさ
を適切なものにすること、 以上の3点によりホツトスポツトの発生する位
置と数を制御することに成功した。 また、食品上面と容器側面の接する部分での局
部的な沸騰に対しては、沸騰を防いで均一加熱を
図るという考え方ではなく、沸騰によつて生じる
食品の対流と蒸気を積極的に利用して、すみやか
に均一加熱を図るという考えから、沸騰しても液
体が外部に漏れ出さないようにする構造を考案し
た。 [課題を解決するための手段] 本考案は、上記の課題を解決するものであつて
その具体的な手段として、 第1に、容器本体と蓋部の組み合わせのうち、
容器本体の開口部喫水部位における横断面の形状
と開口部縦断面の開口部と底部を除く側面の形状
が、すべて半径の異なる複数の円弧の組み合わせ
からなり、かつ容器本体の開口部に設けたフラン
ジ部を介して容器本体が蓋部と嵌合する構造を有
する電子レンジ加熱調理用の容器である。 第2に、容器本体の開口部喫水部位における横
断面の長軸方向と短軸方向で4等分した形状が4
種類の異なる円弧からなり、半径292.5mm、角度
約5°38′で与えられる弧1、半径92.5mm、角度約
7°8′で与えられる弧2、半径18.5mm、角度約
60°46′で与えられる弧3、半径118.5mm、角度約
11°55′で与えられる弧4を順に組み合わせ、かつ
容器本体の中央部を長軸方向および短軸方向に2
等分した縦断面の開口部と底部を除く側面の形状
が、2種類の異なる円弧からなり、半径80mm、角
度約22°6′で与えられる弧5、半径14mm、角度約
67°54′で与えられる弧6を順に組み合わせてなる
電子レンジ加熱調理用の容器である。 さらに、マイクロ波の周波数2450MHzにあわせ
てその好ましい大きさを特定した。すなわち現在
日本で家庭用電子レンジに認可されている周波数
は2450MHZであり空気中では、約3cmごとに電
界の強弱が発生し、また水での半減深度は、温度
25℃で約1.0cm、55℃で約2.3cmである。このため
容器自体が小さい時は、その形状に関係なく均一
に加熱がなされるが、大きい場合は、ホツトスポ
ツトの形成される位置と数に配慮がなされないと
均一な加熱が難しくなる。本容器形状での円弧の
半径の好ましい範囲は、弧1;287.5mm〜307.5
mm、弧2;87.5mm〜107.5mm、弧3;13.5mm〜33.5
mm、弧4;113.5mm〜133.5mm、弧5;75mm〜95
mm、弧6;9mm〜29mmであつた。 第3に、容器本体と蓋部の組み合わせのうち、
容器本体の開口部喫水部位における横断面の形状
と開口部縦断面の開口部と底部を除く側面の形状
が、すべて半径の異なる複数の円弧の組み合わせ
からなり、かつ容器本体の開口部に設けたフラン
ジ部を介して容器本体が蓋部と嵌合するにあた
り、蓋部のフランジ部の全周に下側に2本の凸状
溝を設け、更に前記溝のうち、内側の溝が容器本
体のフランジ部の最も内側に密接して設けられて
いる蓋部と組み合わせてなるふきこぼれ防止蓋付
きとしたことを特徴とする電子レンジ加熱調理用
の容器としたものである。 [作用] 容器に内容物を入れることにより、内容物の形
状とその体積が電子レンジによる加熱が好ましい
状態となるため、均一かつ迅速な加熱が行われ
る。また蓋部と容器本体を組み合わせることによ
り、嵌合部分が密着され内容物のふきこぼれを防
止するものである。 [実施例] 以下図面を参照にして本考案の実施例について
説明する。 第1図は本考案の容器本体および蓋部を分離し
た状態を示す斜視図であり、蓋部Fと密封部材と
容器本体Yで構成される。 蓋部Fと容器本体Yは、公知のマイクロ波透過
性の部材で構成されている。容器本体Yの開口部
は、調理時に容易に剥離可能な図示を省略した公
知の密封部材で内容物充填時に密封される。従つ
て、調理時に該密封部材を剥離した後に蓋部Fが
直接容器本体Yのフランジ部に嵌合される。 容器本体Yの最適な形状は、第2図において開
口部喫水部位における横断面図に示されるとおり
である。 すなわち、曲線abを弧1、曲線bcを弧2、曲
線cdを弧3、曲線deを弧4とし、それらを順に
組み合わせた構造とし、かつ開口部の長軸方向と
短軸方向の縦断端面図の形状をそれぞれ第3図お
よび第4図で示される曲線fgを弧5、曲線ghを
弧6、曲線ijを弧5、曲線jkを弧6とし、それら
を順に組み合わせた構造とした。それぞれの円弧
の半径および角度は表1に示すとおりである。
際、食品全体を均一かつ迅速に加熱できる容器本
体と、食品が容器の外部にふきこぼれない蓋部と
を組み合わせてなる電子レンジ加熱調理用の容
器、並びにふきこぼれ防止蓋付きとした容器に関
するものである。 [従来の技術] 従来この種の電子レンジ加熱調理用の容器の形
状を創案する場合には、下記のような理由からそ
の形状に注意すべき点がある。 すなわち、電子レンジ庫内は、食品を均一に加
熱するためにマイクロ波があらゆる方向から照射
するように設計されているが、このように電界が
一様であつても加熱される食品の組成やその形
状、大きさが一様でないために加熱状態が変わつ
てしまうことがある。これは、マイクロ波の基本
特性によるもので、マイクロ波が物質に入射する
と熱エネルギーとして物質にエネルギーを奪われ
て減衰していくが、その時のマイクロ波の入射す
る面が曲面や角部の場合、マイクロ波がきわめて
狭い範囲に集まり局部加熱される。 また家庭用電子レンジの周波数として日本で認
可されている2450MHZの特性について注意を払
う必要がある。 通常、食品の上面が容器と接する部分は、上面
と側面の2方向からマイクロ波を受けるため、加
熱されやすく局部的に沸騰が起こることになる。 そこで上記のような状態をさけるため、食品上
面が容器と接する部分を中心に金属箔によるマイ
クロ波遮断層を設けることで、局部加熱を防ぎ食
品全体を均一に加熱する技術思想が特開昭61−
173029号公報により提案されている。 また、マイクロ波遮断層と容器本体との間に空
気層を介在させることによつて、誘電加熱による
金属箔端部の異常昇温とそれによる容器への損傷
を防ぐ技術思想が特開昭61−142165号公報に開示
されている。 しかしながら、これらはマイクロ波遮断層を設
けるため、マイクロ波が反射され食品に吸収され
るエネルギーの損失が大きくなり、加熱に時間を
要す結果となる。 局部加熱をさけ、食品をマイクロ波によつて均
一に加熱する技術思想として容器の横断面の形状
を5〜12角の多角形とし、角度を大きくすること
でマイクロ波の集中を防ぐ技術思想が特開昭62−
98125号公報に記載されている。しかし、横断面
的には効果があるものの、縦断面からみると底面
と側面の接する外周部分の角度は解決されていな
い。また角の数が少ないと局部加熱が起こり易
く、角の数を多くすると円に近くなり、それがた
めに同心円状に局部加熱が起こり易くなるという
矛盾が生じる。 また、内容物のふきこぼれの防止として容器開
口部に容易に取りはずし可能な蓋を設ける技術思
想が特開昭61−173028号公報に記載されている。
しかしこの技術思想では、内容物の沸騰による飛
散を防ぐことができるが、容器本体と蓋部の嵌合
部分へしみこんだ内容物が毛細管現象で容器外部
にしみだすことは防ぐことができない。 [本考案が解決しようとする課題] 本考案は、このようなマイクロ波特有の性質を
鋭意研究の結果、食品内部のうち、局部的に強く
加熱される部分(以下、ホツトスポツトという。)
の発生する数とその位置が食品の均一な加熱に大
きく影響することを見いだした。 このことは、ホツトスポツトを食品内部の適切
な位置に適切な数を発生させることができれば、
食品を均一に加熱することができることを示して
いる。 本考案は、容器の中の適切な位置に複数のホツ
トスポツトを発生させるにあたり、 第1に、曲面をレンズのように利用してマイク
ロ波の入射方向を制御すること、 第2に、複数の異なる曲面を組み合わせるこ
と、 第3に、半減深度の浅い周波数2450MHzという
マイクロ波の特性に合わせて、容器全体の大きさ
を適切なものにすること、 以上の3点によりホツトスポツトの発生する位
置と数を制御することに成功した。 また、食品上面と容器側面の接する部分での局
部的な沸騰に対しては、沸騰を防いで均一加熱を
図るという考え方ではなく、沸騰によつて生じる
食品の対流と蒸気を積極的に利用して、すみやか
に均一加熱を図るという考えから、沸騰しても液
体が外部に漏れ出さないようにする構造を考案し
た。 [課題を解決するための手段] 本考案は、上記の課題を解決するものであつて
その具体的な手段として、 第1に、容器本体と蓋部の組み合わせのうち、
容器本体の開口部喫水部位における横断面の形状
と開口部縦断面の開口部と底部を除く側面の形状
が、すべて半径の異なる複数の円弧の組み合わせ
からなり、かつ容器本体の開口部に設けたフラン
ジ部を介して容器本体が蓋部と嵌合する構造を有
する電子レンジ加熱調理用の容器である。 第2に、容器本体の開口部喫水部位における横
断面の長軸方向と短軸方向で4等分した形状が4
種類の異なる円弧からなり、半径292.5mm、角度
約5°38′で与えられる弧1、半径92.5mm、角度約
7°8′で与えられる弧2、半径18.5mm、角度約
60°46′で与えられる弧3、半径118.5mm、角度約
11°55′で与えられる弧4を順に組み合わせ、かつ
容器本体の中央部を長軸方向および短軸方向に2
等分した縦断面の開口部と底部を除く側面の形状
が、2種類の異なる円弧からなり、半径80mm、角
度約22°6′で与えられる弧5、半径14mm、角度約
67°54′で与えられる弧6を順に組み合わせてなる
電子レンジ加熱調理用の容器である。 さらに、マイクロ波の周波数2450MHzにあわせ
てその好ましい大きさを特定した。すなわち現在
日本で家庭用電子レンジに認可されている周波数
は2450MHZであり空気中では、約3cmごとに電
界の強弱が発生し、また水での半減深度は、温度
25℃で約1.0cm、55℃で約2.3cmである。このため
容器自体が小さい時は、その形状に関係なく均一
に加熱がなされるが、大きい場合は、ホツトスポ
ツトの形成される位置と数に配慮がなされないと
均一な加熱が難しくなる。本容器形状での円弧の
半径の好ましい範囲は、弧1;287.5mm〜307.5
mm、弧2;87.5mm〜107.5mm、弧3;13.5mm〜33.5
mm、弧4;113.5mm〜133.5mm、弧5;75mm〜95
mm、弧6;9mm〜29mmであつた。 第3に、容器本体と蓋部の組み合わせのうち、
容器本体の開口部喫水部位における横断面の形状
と開口部縦断面の開口部と底部を除く側面の形状
が、すべて半径の異なる複数の円弧の組み合わせ
からなり、かつ容器本体の開口部に設けたフラン
ジ部を介して容器本体が蓋部と嵌合するにあた
り、蓋部のフランジ部の全周に下側に2本の凸状
溝を設け、更に前記溝のうち、内側の溝が容器本
体のフランジ部の最も内側に密接して設けられて
いる蓋部と組み合わせてなるふきこぼれ防止蓋付
きとしたことを特徴とする電子レンジ加熱調理用
の容器としたものである。 [作用] 容器に内容物を入れることにより、内容物の形
状とその体積が電子レンジによる加熱が好ましい
状態となるため、均一かつ迅速な加熱が行われ
る。また蓋部と容器本体を組み合わせることによ
り、嵌合部分が密着され内容物のふきこぼれを防
止するものである。 [実施例] 以下図面を参照にして本考案の実施例について
説明する。 第1図は本考案の容器本体および蓋部を分離し
た状態を示す斜視図であり、蓋部Fと密封部材と
容器本体Yで構成される。 蓋部Fと容器本体Yは、公知のマイクロ波透過
性の部材で構成されている。容器本体Yの開口部
は、調理時に容易に剥離可能な図示を省略した公
知の密封部材で内容物充填時に密封される。従つ
て、調理時に該密封部材を剥離した後に蓋部Fが
直接容器本体Yのフランジ部に嵌合される。 容器本体Yの最適な形状は、第2図において開
口部喫水部位における横断面図に示されるとおり
である。 すなわち、曲線abを弧1、曲線bcを弧2、曲
線cdを弧3、曲線deを弧4とし、それらを順に
組み合わせた構造とし、かつ開口部の長軸方向と
短軸方向の縦断端面図の形状をそれぞれ第3図お
よび第4図で示される曲線fgを弧5、曲線ghを
弧6、曲線ijを弧5、曲線jkを弧6とし、それら
を順に組み合わせた構造とした。それぞれの円弧
の半径および角度は表1に示すとおりである。
【表】
第5図は、容器本体のフランジ部と蓋部のフラ
ンジ部の嵌合状態を示す要部説明図であり、蓋部
Fのフランジ部に、下方に2本の凸状溝S,Tを
設け、かつ内側の溝Tが容器本体のフランジ部の
最も内側に密着する構造とする。 以上の本考案の容器本体に肉じやが(調理済)
を200g入れて、家庭用電子レンジ(三洋電機(株)
製EM−A 500T、高周波出力 500W)で180秒
間加熱した後、内容物の各部分を試食したとこ
ろ、全体的に均一に昇温していることが確認でき
た。また、内容物のふきこぼれも生じなかつた。 さらに、上述した本考案における容器を用いた
場合の一実施例を説明する。 本考案の容器に、温度が45℃以上になると透明
状態から白濁状態に呈色する性質を有する市販の
合成のり200gを入れて、家庭用電子レンジ(三
洋電機(株)製EM−A 500T、高周波出力 500W)
で40秒、50秒、60秒および90秒の各段階に設定し
てそれぞれ加熱したところ、該容器内部に複数の
ホツトスポツトの存在することが確認され、それ
によつて内容物の均一かつ迅速な加熱が可能であ
ることが知見された。 [考案の効果] 本考案は上述のとおり構成されているので時に
記載する効果を有する。 請求項1の容器を用いた場合、電子レンジでの
使用に際し内容物の均一かつ迅速な加熱調理が行
える。 請求項2の容器本体の開口部喫水部位における
横断面の長軸方向と短軸方向(第2図の長軸、短
軸の図示参照)で4等分した形状が4種類の異な
る円弧からなり、半径292.5mm、角度約5°38′で与
えられる弧1、半径92.5mm、角度約7°8′で与えら
れる弧2、半径18.5mm、角度約60°46′で与えられ
る弧3、半径118.5mm、角度約11°55′で与えられる
弧4を順に組み合わせ、かつ容器本体の中央部を
長軸方向および短軸方向に2等分した縦断面の開
口部と底部を除く側面の形状が、2種類の異なる
円弧からなり、半径80.0mm、角度約22°6′で与えら
れる弧5、半径14.0mm、角度約67°54′で与えられ
る弧6を順に組み合わせてなる形状のため、それ
ぞれの円弧の中心方向にホツトスポツトが異なる
適切なる位置に形成され、容器に充填した内容物
全体の均一かつ迅速な加熱が行われる。 請求項3のふきこぼれ防止蓋付きとしたことを
特徴とする容器を用いた場合、電子レンジでの使
用に際し、内容物の均一かつ迅速な加熱ができ
る。そして蓋部のフランジ部全体が容器本体に接
触する場合に比較すると、嵌合部分の接触面積を
小さくすることにより単位面積当りの嵌合部分に
かかる圧力を増大させ、蓋部と容器本体の密着性
を向上させることになるものである。 この場合、内側の溝を容器本体のフランジ部の
最も内側に密接して設けることで蓋部の内側に飛
散した内容物の容器内への流下をスムーズにし、
外側へのしみ出しを防ぐものである。更に2本の
凸状溝の間に設けた空間で、毛細管現象により、
しみ出した内容物の一部を貯留することによつて
外部に漏れないように二重の配慮をしたものであ
るため、清潔な加熱調理が行えるものである。
ンジ部の嵌合状態を示す要部説明図であり、蓋部
Fのフランジ部に、下方に2本の凸状溝S,Tを
設け、かつ内側の溝Tが容器本体のフランジ部の
最も内側に密着する構造とする。 以上の本考案の容器本体に肉じやが(調理済)
を200g入れて、家庭用電子レンジ(三洋電機(株)
製EM−A 500T、高周波出力 500W)で180秒
間加熱した後、内容物の各部分を試食したとこ
ろ、全体的に均一に昇温していることが確認でき
た。また、内容物のふきこぼれも生じなかつた。 さらに、上述した本考案における容器を用いた
場合の一実施例を説明する。 本考案の容器に、温度が45℃以上になると透明
状態から白濁状態に呈色する性質を有する市販の
合成のり200gを入れて、家庭用電子レンジ(三
洋電機(株)製EM−A 500T、高周波出力 500W)
で40秒、50秒、60秒および90秒の各段階に設定し
てそれぞれ加熱したところ、該容器内部に複数の
ホツトスポツトの存在することが確認され、それ
によつて内容物の均一かつ迅速な加熱が可能であ
ることが知見された。 [考案の効果] 本考案は上述のとおり構成されているので時に
記載する効果を有する。 請求項1の容器を用いた場合、電子レンジでの
使用に際し内容物の均一かつ迅速な加熱調理が行
える。 請求項2の容器本体の開口部喫水部位における
横断面の長軸方向と短軸方向(第2図の長軸、短
軸の図示参照)で4等分した形状が4種類の異な
る円弧からなり、半径292.5mm、角度約5°38′で与
えられる弧1、半径92.5mm、角度約7°8′で与えら
れる弧2、半径18.5mm、角度約60°46′で与えられ
る弧3、半径118.5mm、角度約11°55′で与えられる
弧4を順に組み合わせ、かつ容器本体の中央部を
長軸方向および短軸方向に2等分した縦断面の開
口部と底部を除く側面の形状が、2種類の異なる
円弧からなり、半径80.0mm、角度約22°6′で与えら
れる弧5、半径14.0mm、角度約67°54′で与えられ
る弧6を順に組み合わせてなる形状のため、それ
ぞれの円弧の中心方向にホツトスポツトが異なる
適切なる位置に形成され、容器に充填した内容物
全体の均一かつ迅速な加熱が行われる。 請求項3のふきこぼれ防止蓋付きとしたことを
特徴とする容器を用いた場合、電子レンジでの使
用に際し、内容物の均一かつ迅速な加熱ができ
る。そして蓋部のフランジ部全体が容器本体に接
触する場合に比較すると、嵌合部分の接触面積を
小さくすることにより単位面積当りの嵌合部分に
かかる圧力を増大させ、蓋部と容器本体の密着性
を向上させることになるものである。 この場合、内側の溝を容器本体のフランジ部の
最も内側に密接して設けることで蓋部の内側に飛
散した内容物の容器内への流下をスムーズにし、
外側へのしみ出しを防ぐものである。更に2本の
凸状溝の間に設けた空間で、毛細管現象により、
しみ出した内容物の一部を貯留することによつて
外部に漏れないように二重の配慮をしたものであ
るため、清潔な加熱調理が行えるものである。
図面は本考案の実施例を示し、第1図は容器本
体と蓋部を分離した状態を示す斜視図、第2図は
容器本体の開口部喫水部位の横断面説明図であ
り、第3図および第4図は前記開口部の長軸方向
−線と短軸方向−線のそれぞれを示す縦
断端面図、第5図は容器本体のフランジ部と蓋部
のフランジ部の嵌合状態を示す要部説明図であ
る。 Y……容器本体、F……蓋部、S,T……凸状
溝。
体と蓋部を分離した状態を示す斜視図、第2図は
容器本体の開口部喫水部位の横断面説明図であ
り、第3図および第4図は前記開口部の長軸方向
−線と短軸方向−線のそれぞれを示す縦
断端面図、第5図は容器本体のフランジ部と蓋部
のフランジ部の嵌合状態を示す要部説明図であ
る。 Y……容器本体、F……蓋部、S,T……凸状
溝。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 容器本体と蓋部の組み合わせのうち、容器本
体の開口部喫水部位における横断面の形状と開
口部縦断面の開口部と底部を除く側面の形状
が、すべて半径の異なる複数の円弧の組み合わ
せからなり、かつ容器本体の開口部に設けたフ
ランジ部を介して容器本体が蓋部と嵌合するこ
とを特徴とする電子レンジ加熱調理用の容器。 (2) 容器本体の開口部喫水部位における横断面の
長軸方向と短軸方向で4等分した形状が4種類
の異なる円弧からなり、半径292.5mm、角度約
5°38′で与えられる弧1、半径92.5mm、角度約
7°8′で与えられる弧2、半径18.5mm、角度約
60°46′で与えられる弧3、半径118.5mm、角度約
11°55′で与えられる弧4を順に組み合わせ、か
つ容器本体の中央部を長軸方向および短軸方向
に2等分した縦断面の開口部と底部を除く側面
の形状が、2種類の異なる円弧からなり、半径
80mm、角度約22°6′で与えられる弧5、半径14
mm、角度約67°54′で与えられる弧6を順に組み
合わせてなる請求項1に記載の電子レンジ加熱
調理用の容器。 (3) 容器本体と蓋部の組み合わせのうち、容器本
体の開口部喫水部位における横断面の形状と開
口部縦断面の開口部と底部を除く側面の形状
が、すべて半径の異なる複数の円弧の組み合わ
せからなり、かつ容器本体の開口部に設けたフ
ランジ部を介して容器本体が蓋部と嵌合するに
あたり、蓋部のフランジ部の全周に下側に2本
の凸状溝を設け、更に前記の溝のうち、内側の
溝が容器本体のフランジ部の最も内側に密接し
て設けられている蓋部と組み合わせてなるふき
こぼれ防止蓋付きとしたことを特徴とする電子
レンジ加熱調理用の容器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12034990U JPH0530668Y2 (ja) | 1990-11-19 | 1990-11-19 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12034990U JPH0530668Y2 (ja) | 1990-11-19 | 1990-11-19 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0477819U JPH0477819U (ja) | 1992-07-07 |
| JPH0530668Y2 true JPH0530668Y2 (ja) | 1993-08-05 |
Family
ID=31868260
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12034990U Expired - Lifetime JPH0530668Y2 (ja) | 1990-11-19 | 1990-11-19 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0530668Y2 (ja) |
-
1990
- 1990-11-19 JP JP12034990U patent/JPH0530668Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0477819U (ja) | 1992-07-07 |
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