JPH05306829A - 空気調和機 - Google Patents

空気調和機

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Publication number
JPH05306829A
JPH05306829A JP4111126A JP11112692A JPH05306829A JP H05306829 A JPH05306829 A JP H05306829A JP 4111126 A JP4111126 A JP 4111126A JP 11112692 A JP11112692 A JP 11112692A JP H05306829 A JPH05306829 A JP H05306829A
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JP
Japan
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pmv value
pmv
average
indoor
wind direction
Prior art date
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Pending
Application number
JP4111126A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuhiro Tsujii
康浩 辻井
Hideo Ogata
秀夫 小方
Yasutomo Onishi
康友 大西
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Refrigeration Co
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Publication date
Application filed by Matsushita Refrigeration Co filed Critical Matsushita Refrigeration Co
Priority to JP4111126A priority Critical patent/JPH05306829A/ja
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  • Air Conditioning Control Device (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 室内環境がPMV値で快適になるように自動
的に制御する空気調和機において、空調空間内でPMV
値が分布している場合でも全居住域でPMV値を中立に
制御することを目的とする。 【構成】 室内空気を循環させる室内送風機6と、吸い
込み空気を加熱または冷却する熱交換手段3と、吹き出
し空気の風向を変更する複数の風向変更手段11a,1
1b,11c,11dと、居住域を複数のゾーンに分割
し各々のPMV値を計算するゾーン毎PMV値計算手段
28と、このPMV値が中立になるように複数の風向変
更手段11a,11b,11c,11dを制御する複数
の風向変更制御手段(電動ルーバー制御手段)29,3
0,31,32とを備え、PMV値が中立でない場合
は、風向変更手段を制御してPMV値が中立になるよう
に風向スイングをさせる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、室内環境を居住者が快
適になるように自動的に制御する空気調和機に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来の冷暖房装置は、室温をある温度範
囲に保つよう制御されるが、本来はそこに居住する人間
の温冷感を快適に保つようになされるべきである。この
ような快適性を実現するためにPMVという快適指標が
提案され、この指標をもとに空気調和機を制御するもの
として、特開平2−178555号公報、特開平2−2
42037号公報等で示されたものがある。
【0003】PMV(Predicted Mean
Vote)とは平均予想温冷感申告と訳され、温熱環境
の快適性を評価する一つの指標であり、デンマーク工科
大学のファンガー教授により提案され、1984年にI
SO−7730として国際規格化されたものである。こ
のPMVは環境側要素である温度、湿度、輻射温度そし
て気流速と、人体側要素である活動量と着衣量の関数で
あり、これらの値から前記ISO−7730記載の算式
によって求めることができる。そして、このPMV値0
を中立として快適であるとし、3を暑い、2を暖かい、
1をやや暖かい、−3を寒い、−2を涼しい、−1をや
や涼しいと定義している。なお、この算式及び演算方法
についての説明は割愛する。
【0004】特開平2−178555号公報に示された
ものはPMVの人体側要因である活動量と着衣量をファ
ジィ集合で表現して最適なPMV値を計算し、PMV値
が中立になるように温度や湿度を制御パラメータとして
空気調和機を制御するものである。また、特開平2−2
42037号公報に示されたものは温度、湿度及び輻射
温度を検知する検知手段を居住域に設置し、気流速、活
動量及び着衣量を設定する設定手段からPMV値を計算
し、PMV値が中立になるように温度を制御パラメータ
として各種空気調和機器を連携制御するものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら従来の方
法では、PMV値を中立にするために温度や湿度を制御
パラメータとして空気調和機を制御しているため、PM
V値が中立になるのに時間がかかる。また、空調空間内
でPMV値が分布している場合でも1箇所の検知場所を
中心にPMV値を中立にすることしかできず、全居住域
でPMV値を中立にすることができず、必要以上に空調
するという欠点を有していた。
【0006】また、従来の方法では、居住域全体に気流
を行き渡らせるため風向を制御して風向をスイングさせ
る場合において、PMV値が中立になっても風向スイン
グが停止せず、居住者に不快感を与えるという欠点を有
していた。
【0007】本発明は上記従来の課題を解決するもの
で、室内のPMV値が中立になるように制御し、また空
調空間内でPMV値が分布している場合でも全居住域で
速やかかつ有効にPMV値を中立に制御する空気調和機
を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の空気調和機は、室内空気を循環させる室内送
風機と、吸い込み空気を加熱または冷却する熱交換手段
と、居住域を複数のゾーンに分割し各々のゾーンのPM
V値を計算するゾーン毎PMV値計算手段と、各々のゾ
ーンに対応する複数の風向変更手段と、各々のゾーンの
PMV値が中立になるように前記複数の風向変更手段を
制御し、スイングさせる複数の風向変更制御手段を備え
ている。
【0009】また、室内の平均PMV値計算手段と、室
内のPMV値が中立になるように、室内の平均PMV値
と平均PMV値の単位時間当たりの変化量から室内送風
機と圧縮機をファジィ制御するファジィ冷凍能力制御手
段を備えている。
【0010】
【作用】本発明は上記した構成によって、居住域を複数
のゾーンに分割し各ゾーンに対応した風向変更手段で個
別に制御し、風向スイングを制御するものであるから、
PMV値が分布していても全居住域でより素早くPMV
値を中立に制御できる。
【0011】また、室内のPMV値が中立になるよう
に、室内の平均PMV値と平均PMV値の単位時間当た
りの変化量から室内送風機と圧縮機をファジィ制御する
ファジィ冷凍能力制御手段を備えたものであるから、各
々のゾーンのPMV値が分布していても全居住域でPM
V値を中立にするための圧縮機及び室内送風機の適切な
運転が可能になり省エネが図られ、全居住域で素早くか
つ有効にPMV値を中立にすることができる。
【0012】
【実施例】 (実施例1)以下本発明の第1の実施例について図面を
参照しながら説明する。
【0013】図1は空気調和機の概略構成図である。図
1において、1は圧縮機、2は四方弁、3は室内の吸い
込み空気を加熱または冷却する熱交換手段である室内熱
交換器、4は減圧器、5は室外熱交換器であり、これら
を環状に連接して冷凍サイクルを構成している。6は室
内空気を吸い込み、室内熱交換器3により加熱または冷
却された空気を吹き出す室内送風機であり、7は室外送
風機である。8は室内に設置される室内機、9は室外に
設置される室外機である。冷房運転と暖房運転の切り替
えは四方弁2を切り替えて冷凍サイクル中の冷媒の流れ
を切り替えることにより行われる。
【0014】図2は室内機8の一つで、天井に埋め込む
カセット形の概略図である。10a,10b,10c,
10dは4方向に設けられた空気の吹き出し口で、それ
ぞれに、風向変更手段として風向を上下に変更する電動
ルーバー11a,11b,11c,11dが設けられて
いる。電動ルーバー11a,11b,11c,11dは
ステッピングモーター等で駆動され、ルーバーの角度を
任意に決めることができる。
【0015】尚、本実施例ではステッピングモーター及
び伝達機構の説明は割愛する。12は室内空気の吸い込
み口、13は空気中のごみや粉塵を除去するフィルター
である。室内熱交換器3は4方向で熱交換できるように
略円筒形状をしており、室内送風機6はターボファン1
4とインダクションモータ15より構成されている。1
6は吸い込み空気と吹き出し空気を分離する断熱壁であ
る。
【0016】図3は一つの吹き出し口10a近傍の空気
の流れ図である。図に示すように吹き出し方向はルーバ
ーの水平方向となす角度θにより決まる。
【0017】図4は本実施例のゾーン分割の概略図であ
る。17は空調する部屋であり、ゾーンは、室内機8の
4方向の吹き出し方向に従って、4ゾーンに分割されて
いる。
【0018】図5は、本実施例の機能ブロック図であ
る。18は第1ゾーン居住域に設置された第1ゾーン状
態検知手段で、室温検知手段19、輻射温度検知手段2
0、湿度検知手段21、気流速検知手段22と居住者が
自ら設定する活動量設定手段23、着衣量設定手段24
よりなる。同じく、25は第2ゾーン状態検知手段、2
6は第3ゾーン状態検知手段、27は第4ゾーン状態検
知手段であり、28は各ゾーンの状態検知手段18,2
5,26,27より入力した各情報からPMV値を計算
するゾーン毎PMV値計算手段である。29は第1ゾー
ンのPMV値を快適領域に到達させて安定させる電動ル
ーバー11aの制御量を決定する第1ゾーン電動ルーバ
ー制御手段(風向変更制御手段)である。同様に30は
第2ゾーン風向変更制御手段、31は第3ゾーン風向変
更制御手段、32は第4ゾーン風向変更制御手段であ
る。尚、本実施例では、電動ルーバー11a,11b,
11c,11dはステッピングモーターにより角度θを
15度から75度まで無段階に変えることができ、一定
の時間間隔でスイングさせることができる。33は室内
送風機6、室外送風機7、圧縮機1そして四方弁2を制
御する冷凍サイクル制御手段で、やはりPMV値により
制御される。
【0019】冷房運転時と暖房運転時のPMV値による
各制御対象の制御例を(表1)、(表2)に示す。
【0020】
【表1】
【0021】
【表2】
【0022】冷房運転時の快適状態では、冷却された空
気を略水平方向(15度)へ吹き出し冷気を部屋中に行
き渡らせ、暖房運転時の快適状態では加熱された空気を
略垂直方向(75度)へ吹き出し部屋を足元から暖め
る。
【0023】以上の構成の空気調和機の動作例について
図面を基に説明する。図6は冷房運転時の動作例を表す
タイミングチャートであり、実線は本実施例、点線は従
来の動作例である。本実施例では、運転開始時はPMV
値が3以上(暑い)であり、電動ルーバー11a,11
b,11c,11dをスイングさせて全居住域に冷却さ
れた空気を吹き出す(全居住域で気流速0.4m/
s)。このため部屋中に冷気が行き渡り、素早く部屋中
のPMV値が下降し、PMV値1以下に到達する。PM
V値が1以下になれば、電動ルーバーのスイングを停止
し、電動ルーバー角度を15度に固定する。このとき居
住域でのPMV値の下降は、緩やかになるが快適領域
(PMV値1〜−1)に到達し安定する。以上のよう
に、快適領域に到達するのに従来は約25分かかってい
たものが、本実施例では15分以内で到達する。
【0024】図7は暖房運転時の動作例を表すタイミン
グチャートである。運転開始時はPMV値が−3以下
(寒い)であり、電動ルーバー11a,11b,11
c,11dを略垂直方向(75度)にして加熱された空
気を吹き出し、床面の温度を上昇させ足元温度を暖め
る。この時、居住域のPMV値は従来通り上がってい
く。PMV値で涼しい(PMV値−2)になると、電動
ルーバーをスイングさせ加熱された空気を部屋中に行き
渡らせる。この時、PMV値は急激に上昇し、素早く快
適領域に達する。PMV値が−1.0以上になると電動
ルーバーのスイングを停止し、電動ルーバーの角度を7
5度に固定する。このとき居住域でのPMV値の上昇
は、緩やかになるが快適領域に到達し安定する。以上の
ように快適領域(PMV値1〜−1)に達するのに従来
は約25分かかっていたものが、本実施例では20以内
で到達する。
【0025】以上のように本実施例によれば、圧縮機1
と、四方弁2と、室内の吸い込み空気を加熱または冷却
する熱交換手段である室内熱交換器3と、減圧器4と、
室外熱交換器5とを環状に連接して構成された冷凍サイ
クルと、室内空気を吸い込み室内熱交換器3により加熱
または冷却された空気を吹き出す室内送風機6と、室外
送風機7と、天井に埋め込むカセット型室内機8の4方
向に設けられ加熱または冷却された空気を吹き出す吹き
出し口10a,10b,10c,10dと、それぞれ吹
き出し口に設けられ吹き出し空気の風向を上下に変更す
る電動ルーバー11a,11b,11c,11dと、居
住域のPMV値を計算するPMV値計算手段25と、こ
のPMV値が快適領域内に入るように電動ルーバー11
a,11b,11c,11dを制御し風向スイングさせ
る電動ルーバー制御手段26とを備えたものであるか
ら、速やかにPMV値を快適領域に到達させることがで
きる。
【0026】(実施例2)以下本発明の第2の実施例に
ついて図面を参照しながら説明する。
【0027】図8は本実施例のゾーン分割の概略図であ
る。34は空調する部屋であり、ゾーンは、室内機8の
4方向の吹き出し口10a,10b,10c,10dの
うち、吹き出し口10a,10bを第1ペア、吹き出し
口10c,10dを第2ペアとしてそれぞれ第1ゾーン
と第2ゾーンを形成する。
【0028】図9は本実施例の機能ブロック図である。
35はPMV値の平均値計算手段である。36はファジ
ィ冷凍能力制御手段で、室内のPMV値の平均値とPM
V値の平均値の単位時間当たりの変化量からファジィ推
論により室内送風機6を位相制御する位相制御手段37
と、室内のPMV値の平均値とPMV値の平均値の単位
時間当たりの変化量からファジィ推論により圧縮機1を
インバータ制御するインバータ制御手段38により構成
される。第1ゾーン側状態検知手段39、第2ゾーン側
状態検知手段40は図5での構成と同じであるので説明
を割愛する。41,42はそれぞれ第1ゾーン側風向制
御手段、第2ゾーン側風向制御手段であり、第1ゾーン
側風向変更手段11a,11b、第2ゾーン側風向変更
手段11c,11dを各々制御する。
【0029】尚、本実施例では位相制御手段37は、室
内送風機6の回転数を1800回転/分から3600回
転/分まで無段階に変えられるものとする。またインバ
ータ制御手段38は、圧縮機1の回転数を1800回転
/分から3600回転/分まで無段階に変えられるもの
とする。
【0030】ファジィ冷凍能力制御手段36に組み込ま
れた冷房運転時の制御ルールは次のようなルールであ
る。まず、室内送風機6の回転数の制御ルールについて
説明する。
【0031】ルール1:もし平均PMV値で暑く、平均
PMV値の単位時間当たりの変化量が大きい(B)なら
ば、室内送風機の回転数をあまり変えるな(Z0)。
【0032】ルール2:もし平均PMV値で暑く、平均
PMV値の単位時間当たりの変化量が中くらい(N)な
らば、室内送風機の回転数を少し上げよ(PS)。
【0033】ルール3:もし平均PMV値で暖かく、平
均PMV値の単位時間当たりの変化量が大きい(B)な
らば、室内送風機の回転数を少し下げよ(NS)。
【0034】ルール4:もし平均PMV値で暖かく、平
均PMV値の単位時間当たりの変化量が中くらい(N)
ならば、室内送風機の回転数をあまり変えるな(Z
0)。
【0035】ルール5:もし平均PMV値でやや暖か
く、平均PMV値の単位時間当たりの変化量が大きい
(B)ならば、室内送風機の回転数を大きく下げよ(N
B)。
【0036】ルール6:もし平均PMV値でやや暖か
く、平均PMV値の単位時間当たりの変化量が中くらい
(N)ならば、室内送風機の回転数を少し下げよ(N
S)。
【0037】ルール7:もし平均PMV値でやや暖か
く、平均PMV値の単位時間当たりの変化量が小さい
(S)ならば、室内送風機の回転数をあまり変えるな
(Z0)。
【0038】ルール8:もし平均PMV値で快適で、平
均PMV値の単位時間当たりの変化量が小さい(S)な
らば、室内送風機の回転数を少し下げよ(NS)。
【0039】ただし、冷房運転開始時の室内送風機6の
回転数は3600回転/分で、制御範囲は1800回転
/分から3600回転/分までである。
【0040】次に、圧縮機1の回転数の制御ルールにつ
いて説明する。 ルール1:もし平均PMV値で暑く、平均PMV値の単
位時間当たりの変化量が大きい(B)ならば、圧縮機の
回転数をあまり変えるな(Z0)。
【0041】ルール2:もし平均PMV値で暑く、平均
PMV値の単位時間当たりの変化量が中くらい(N)な
らば、圧縮機の回転数を少し上げよ(PS)。
【0042】ルール3:もし平均PMV値で暖かく、平
均PMV値の単位時間当たりの変化量が大きい(B)な
らば、圧縮機の回転数をあまり変えるな(Z0)。
【0043】ルール4:もし平均PMV値で暖かく、平
均PMV値の単位時間当たりの変化量が中くらい(N)
ならば、圧縮機の回転数をあまり変えるな(Z0)。
【0044】ルール5:もし平均PMV値でやや暖か
く、平均PMV値の単位時間当たりの変化量が大きい
(B)ならば、圧縮機の回転数を少し下げよ(NS)。
【0045】ルール6:もし平均PMV値でやや暖か
く、平均PMV値の単位時間当たりの変化量が中くらい
(N)ならば、圧縮機の回転数を少し下げよ(NS)。
【0046】ルール7:もし平均PMV値でやや暖か
く、平均PMV値の単位時間当たりの変化量が小さい
(S)ならば、圧縮機の回転数をあまり変えるな(Z
0)。
【0047】ルール8:もし平均PMV値で快適で、平
均PMV値の単位時間当たりの変化量が小さい(S)な
らば、圧縮機の回転数を大きく下げよ(NB)。
【0048】ただし、冷房運転開始時の圧縮機1の回転
数は3600回転/分で、制御範囲は1800回転/分
から3600回転/分までである。
【0049】同じく暖房運転時の制御ルールは次のよう
なルールである。まず、室内送風機6の回転数の制御ル
ールについて説明する。
【0050】ルール1:もし平均PMV値で寒く、平均
PMV値の単位時間当たりの変化量が大きい(B)なら
ば、室内送風機の回転数をあまり変えるな(Z0)。
【0051】ルール2:もし平均PMV値で寒く、平均
PMV値の単位時間当たりの変化量が中くらい(N)な
らば、室内送風機の回転数を少し上げよ(PS)。
【0052】ルール3:もし平均PMV値で涼しく、平
均PMV値の単位時間当たりの変化量が大きい(B)な
らば、室内送風機の回転数を少し下げよ(NS)。
【0053】ルール4:もし平均PMV値で涼しく、平
均PMV値の単位時間当たりの変化量が中くらい(N)
ならば、室内送風機の回転数をあまり変えるな(Z
0)。
【0054】ルール5:もし平均PMV値でやや涼し
く、平均PMV値の単位時間当たりの変化量が大きい
(B)ならば、室内送風機の回転数を大きく下げよ(N
B)。
【0055】ルール6:もし平均PMV値でやや涼し
く、平均PMV値の単位時間当たりの変化量が中くらい
(N)ならば、室内送風機の回転数を少し下げよ(N
S)。
【0056】ルール7:もし平均PMV値でやや涼し
く、平均PMV値の単位時間当たりの変化量が小さい
(S)ならば、室内送風機の回転数をあまり変えるな
(Z0)。
【0057】ルール8:もし平均PMV値で快適で、平
均PMV値の単位時間当たりの変化量が小さい(S)な
らば、室内送風機の回転数を少し下げよ(NS)。
【0058】ただし、暖房運転開始時の室内送風機6の
回転数は3600回転/分で、制御範囲は1800回転
/分から3600回転/分までである。
【0059】次に、圧縮機1の回転数の制御ルールにつ
いて説明する。 ルール1:もし平均PMV値で寒く、平均PMV値の単
位時間当たりの変化量が大きい(B)ならば、圧縮機の
回転数をあまり変えるな(Z0)。
【0060】ルール2:もし平均PMV値で寒く、平均
PMV値の単位時間当たりの変化量が中くらい(N)な
らば、圧縮機の回転数を少し上げよ(PS)。
【0061】ルール3:もし平均PMV値で涼しく、平
均PMV値の単位時間当たりの変化量が大きい(B)な
らば、圧縮機の回転数をあまり変えるな(Z0)。
【0062】ルール4:もし平均PMV値で涼しく、平
均PMV値の単位時間当たりの変化量が中くらい(N)
ならば、圧縮機の回転数をあまり変えるな(Z0)。
【0063】ルール5:もし平均PMV値でやや涼し
く、平均PMV値の単位時間当たりの変化量が大きい
(B)ならば、圧縮機の回転数を少し下げよ(NS)。
【0064】ルール6:もし平均PMV値でやや涼し
く、平均PMV値の単位時間当たりの変化量が中くらい
(N)ならば、圧縮機の回転数を少し下げよ(NS)。
【0065】ルール7:もし平均PMV値でやや涼し
く、平均PMV値の単位時間当たりの変化量が小さい
(S)ならば、圧縮機の回転数をあまり変えるな(Z
0)。
【0066】ルール8:もし平均PMV値で快適で、平
均PMV値の単位時間当たりの変化量が小さい(S)な
らば、圧縮機の回転数を大きく下げよ(NB)。
【0067】ただし、暖房運転開始時の圧縮機1の回転
数は3600回転/分で、制御範囲は1800回転/分
から3600回転/分までである。
【0068】上記言語データは、発明者が数多くの実験
データと経験則から求めた、室内全体のPMV値を素早
く快適領域に到達させて安定させるための室内送風機6
の回転数と圧縮機1の回転数の制御ルールであり、これ
を冷房運転、暖房運転別に室内の平均PMV値と平均P
MV値の単位時間の変化量と室内送風機回転数、圧縮機
回転数の関係で表すと(表3)、(表4)、(表5)、
(表6)のようになる。
【0069】
【表3】
【0070】
【表4】
【0071】
【表5】
【0072】
【表6】
【0073】(表3)は冷房運転時の室内送風機回転数
の制御量、(表4)は冷房運転時の圧縮機回転数の制御
量、(表5)は暖房運転時の室内送風機回転数の制御
量、(表6)は暖房運転時の圧縮機回転数の制御量のル
ールである。それぞれ、横方向に室内の平均PMV値を
4段階に分け、縦方向に平均PMV値の単位時間当たり
の変化量を3段階に分けて配置している。
【0074】図10は冷房運転におけるファジィ変数、
すなわち(a)室内の平均PMV値のメンバシップ関
数、(b)平均PMV値の単位時間当たりの変化量のメ
ンバシップ関数、(c)室内送風機6の回転数の制御量
のメンバシップ関数と(d)圧縮機1の回転数の制御量
のメンバシップ関数であり、図11は暖房運転における
ファジィ変数のメンバシップ関数であり、同じく(a)
室内の平均PMV値のメンバシップ関数、(b)平均P
MV値の単位時間当たりの変化量のメンバシップ関数、
(c)送風機6の回転数の制御量のメンバシップ関数と
(d)圧縮機1の回転数の制御量のメンバシップ関数で
ある。これらのメンバシップ関数に基づく室内送風機6
の回転数と圧縮機1の回転数の制御量の決定は、ファジ
ィ制御の一手法であるMAX−MIN合成法を用いる。
尚、MAX−MIN合成法についての説明は割愛する。
【0075】以上のように本実施例によれば、室内の平
均PMV値と平均PMV値の単位時間当たりの変化量を
入力条件とし、数多くの実験データや発明者の経験則に
基づいて、室内送風機6の回転数と圧縮機1の回転数を
ファジィ制御するものであるから、素早くかつ有効に両
ゾーンのPMV値を快適領域に到達させて安定させるこ
とができる。
【0076】以上、第1及び第2の実施例について説明
したが、それぞれを組み合わせて実施しても同様の効果
が得られることは言うまでもない。
【0077】
【発明の効果】以上のように本発明の空気調和機は、室
内空気を循環させる送風機と、吸い込み空気を加熱また
は冷却する熱交換手段と、居住域を複数のゾーンに分割
し各々のゾーンのPMV値を計算するゾーン毎PMV計
算手段と、吹き出し空気の風向を変更する風向変更手段
と、PMV値が中立(快適)になるように前記複数の風
向変更手段を制御し風向スイングさせる複数の風向変更
制御手段とを備えたものであるから、PMV値が中立で
ない場合は、風向変更手段を制御してスイングさせPM
V値が中立になるように制御して速やかにPMV値を中
立にできる。
【0078】また、本発明の空気調和機は、室内空気を
循環させる送風機と、吸い込み空気を加熱または冷却す
る熱交換手段と、室内の平均PMV値計算手段と、室内
のPMV値が中立になるように、室内の平均PMV値と
平均PMV値の単位時間当たりの変化量から室内送風機
と圧縮機をファジィ制御するファジィ冷凍能力制御手段
を備えたものであるから、PMV値が居住域で分布して
いても全居住域でPMV値を素早くかつ有効に快適領域
に到達させて安定させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例における空気調和機の概
略構成図
【図2】(a)同実施例のカセット形室内機の概略図の
上断面図 (b)同実施例のカセット形室内機の概略図の横断面図
【図3】同実施例の吹き出し口近傍の空気の流れを示す
要部概略断面図
【図4】同実施例におけるゾーン分割の概略図
【図5】同実施例における空気調和機の機能ブロック図
【図6】同実施例における冷房運転時の動作例を表すタ
イミングチャート
【図7】同実施例における暖房運転時の動作例を表すタ
イミングチャート
【図8】本発明の第2の実施例におけるゾーン分割の概
略図
【図9】同実施例における空気調和機の機能ブロック図
【図10】(a)同実施例における冷房運転時の平均P
MV値に対するメンバシップ値を示す特性図 (b)同実施例における冷房運転時の平均PMV値の単
位時間当たりの変化量に対するメンバシップ値を示す特
性図 (c)同実施例における冷房運転時の室内送風機の回転
数の制御量に対するメンバシップ値を示す特性図 (d)同実施例における冷房運転時の圧縮機の回転数の
制御量に対するメンバシップ値を示す特性図
【図11】(a)同実施例における暖房運転時の平均P
MV値に対するメンバシップ値を示す特性図 (b)同実施例における暖房運転時の平均PMV値の単
位時間当たりの変化量に対するメンバシップ値を示す特
性図 (c)同実施例における暖房運転時の室内送風機の回転
数の制御量に対するメンバシップ値を示す特性図 (d)同実施例における暖房運転時の圧縮機の回転数の
制御量に対するメンバシップ値を示す特性図
【符号の説明】
3 熱交換手段 6 室内送風機 11a,11b,11c,11d 風向変更手段(電動
ルーバー) 28 ゾーン毎PMV値計算手段 33 冷凍サイクル制御手段 36 ファジィ冷凍能力制御手段

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 室内空気を循環させる室内送風機と、吸
    い込み空気を加熱または冷却する熱交換手段と、居住域
    を複数のゾーンに分割し各々のゾーンのPMV値を計算
    するゾーン毎PMV値計算手段と、各々のゾーンに対応
    する複数の風向変更手段と、各々のゾーンのPMV値が
    中立になるように前記複数の風向変更手段をスイングさ
    せ制御する複数の風向変更制御手段を備えた空気調和
    機。
  2. 【請求項2】 室内の平均PMV値計算手段と、室内の
    PMV値が中立になるように、室内の平均PMV値と平
    均PMV値の単位時間当たりの変化量から室内送風機と
    圧縮機をファジィ制御するファジィ冷凍能力制御手段を
    備えた請求項1記載の空気調和機。
JP4111126A 1992-04-30 1992-04-30 空気調和機 Pending JPH05306829A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100408066B1 (ko) * 2001-07-30 2003-12-03 엘지전자 주식회사 천정형 에어컨의 베인 제어방법
JP2013068415A (ja) * 2012-12-13 2013-04-18 Mitsubishi Electric Corp 空気調和システム及び遠隔監視装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100408066B1 (ko) * 2001-07-30 2003-12-03 엘지전자 주식회사 천정형 에어컨의 베인 제어방법
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