JPH0755234A - 空気調和装置 - Google Patents
空気調和装置Info
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- JPH0755234A JPH0755234A JP5202350A JP20235093A JPH0755234A JP H0755234 A JPH0755234 A JP H0755234A JP 5202350 A JP5202350 A JP 5202350A JP 20235093 A JP20235093 A JP 20235093A JP H0755234 A JPH0755234 A JP H0755234A
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- JP
- Japan
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- heat exchanger
- temperature
- convection
- radiation
- air conditioner
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 冷暖房時に輻射式および対流式運転モードを
最適に選択して、快適性を向上しながら経済的な空調運
転を行い得る空気調和装置を提供する。 【構成】 輻射式熱交換器6と対流式熱交換器3を設
け、輻射式熱交換器6および対流式熱交換器3の一方ま
たは両方に対して選択的に冷媒を流して冷暖房を行い、
輻射式熱交換器6および対流式熱交換器3の運転能力を
輻射温度、室内空気温度および外気温度に基づいて制御
している。
最適に選択して、快適性を向上しながら経済的な空調運
転を行い得る空気調和装置を提供する。 【構成】 輻射式熱交換器6と対流式熱交換器3を設
け、輻射式熱交換器6および対流式熱交換器3の一方ま
たは両方に対して選択的に冷媒を流して冷暖房を行い、
輻射式熱交換器6および対流式熱交換器3の運転能力を
輻射温度、室内空気温度および外気温度に基づいて制御
している。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、輻射および対流により
室内の冷暖房を行う空気調和装置に関する。
室内の冷暖房を行う空気調和装置に関する。
【0002】
【従来の技術】室内を冷暖房する空調機として、熱交換
器で暖めたり冷やした空気を送風する対流方式のものが
通常よく使用されている。しかしながら、暖房時には送
風された空気の温度が皮膚表面の温度よりも低いために
肌寒く感じたり、気流を煩わしく感じたりして不快であ
るといわれることが多く、送風を人に当てないようにす
るなどの工夫がなされている。また、冷房時においても
気流があたることにより最初は気持ちいいが徐々に冷え
すぎになり冷房病となることもあり、気流を使用しない
空調方式である輻射式が注目を集めている。
器で暖めたり冷やした空気を送風する対流方式のものが
通常よく使用されている。しかしながら、暖房時には送
風された空気の温度が皮膚表面の温度よりも低いために
肌寒く感じたり、気流を煩わしく感じたりして不快であ
るといわれることが多く、送風を人に当てないようにす
るなどの工夫がなされている。また、冷房時においても
気流があたることにより最初は気持ちいいが徐々に冷え
すぎになり冷房病となることもあり、気流を使用しない
空調方式である輻射式が注目を集めている。
【0003】輻射暖房は電気カーペット等による床暖房
について数多くの研究開発がなされているが、その立ち
上げスピードが問題となることが多く、対流方式との併
用機器が開発されている。また、冷房時においては、輻
射パネル表面の結露現象が問題となるために、特開平2
−146452号のように対流方式と併用して、輻射パ
ネルの表面温度を結露温度以上に保ち冷房運転すること
が提案されている。
について数多くの研究開発がなされているが、その立ち
上げスピードが問題となることが多く、対流方式との併
用機器が開発されている。また、冷房時においては、輻
射パネル表面の結露現象が問題となるために、特開平2
−146452号のように対流方式と併用して、輻射パ
ネルの表面温度を結露温度以上に保ち冷房運転すること
が提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、輻射
と対流を組み合わせて冷暖房を行う空気調和装置では、
その運転制御が問題となり、経済性および快適性からみ
た最適な制御方式が開発の課題となっている。
と対流を組み合わせて冷暖房を行う空気調和装置では、
その運転制御が問題となり、経済性および快適性からみ
た最適な制御方式が開発の課題となっている。
【0005】本発明は、上記に鑑みてなされたもので、
その目的とするところは、冷暖房時に輻射式および対流
式運転モードを最適に選択して、快適性を向上しながら
経済的な空調運転を行い得る空気調和装置を提供するこ
とにある。
その目的とするところは、冷暖房時に輻射式および対流
式運転モードを最適に選択して、快適性を向上しながら
経済的な空調運転を行い得る空気調和装置を提供するこ
とにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の空気調和装置は、主に輻射によって熱交換
を行う輻射式熱交換器と、主に対流によって熱交換を行
う対流式熱交換器と、冷暖房を行うべく前記輻射式熱交
換器および対流式熱交換器の一方または両方に対して選
択的に冷媒を流すように冷媒制御する制御手段と、前記
輻射式熱交換器および対流式熱交換器の運転能力を輻射
温度、室内空気温度および外気温度に基づいて制御する
運転能力制御手段とを有することを要旨とする。
め、本発明の空気調和装置は、主に輻射によって熱交換
を行う輻射式熱交換器と、主に対流によって熱交換を行
う対流式熱交換器と、冷暖房を行うべく前記輻射式熱交
換器および対流式熱交換器の一方または両方に対して選
択的に冷媒を流すように冷媒制御する制御手段と、前記
輻射式熱交換器および対流式熱交換器の運転能力を輻射
温度、室内空気温度および外気温度に基づいて制御する
運転能力制御手段とを有することを要旨とする。
【0007】また、本発明の空気調和装置は、初期運転
時には対流式熱交換器に優先的に冷媒を流し、通常時に
は輻射式熱交換器に優先的に冷媒を流すように制御する
手段を有することを要旨とする。
時には対流式熱交換器に優先的に冷媒を流し、通常時に
は輻射式熱交換器に優先的に冷媒を流すように制御する
手段を有することを要旨とする。
【0008】更に、本発明の空気調和装置は、暖房運転
において、室内温度または室内温度と輻射温度から換算
される体感温度が所定温度以下に低下したとき、輻射式
熱交換器を用いて暖房運転を行うように制御する手段を
有することを要旨とする。
において、室内温度または室内温度と輻射温度から換算
される体感温度が所定温度以下に低下したとき、輻射式
熱交換器を用いて暖房運転を行うように制御する手段を
有することを要旨とする。
【0009】本発明の空気調和装置は、消費電力量が所
定の設定値を超えないように制限を設けた運転モードに
おいて、設定温度を維持できないとき、暖房運転時には
輻射式熱交換器を優先的に運転し、冷房運転時には対流
式熱交換器を優先的に運転するように制御する手段を有
することを要旨とする。
定の設定値を超えないように制限を設けた運転モードに
おいて、設定温度を維持できないとき、暖房運転時には
輻射式熱交換器を優先的に運転し、冷房運転時には対流
式熱交換器を優先的に運転するように制御する手段を有
することを要旨とする。
【0010】また、本発明の空気調和装置は、冷房運転
時において、初期立ち上がり時に対流式熱交換器を用い
て除湿運転を行い、室内温度が低下した後、輻射式熱交
換器を用いて優先的に運転するように制御する手段を有
することを要旨とする。
時において、初期立ち上がり時に対流式熱交換器を用い
て除湿運転を行い、室内温度が低下した後、輻射式熱交
換器を用いて優先的に運転するように制御する手段を有
することを要旨とする。
【0011】
【作用】本発明の空気調和装置では、輻射式熱交換器と
対流式熱交換器を設け、輻射式熱交換器および対流式熱
交換器の一方または両方に対して選択的に冷媒を流して
冷暖房を行い、輻射式熱交換器および対流式熱交換器の
運転能力を輻射温度、室内空気温度および外気温度に基
づいて制御している。
対流式熱交換器を設け、輻射式熱交換器および対流式熱
交換器の一方または両方に対して選択的に冷媒を流して
冷暖房を行い、輻射式熱交換器および対流式熱交換器の
運転能力を輻射温度、室内空気温度および外気温度に基
づいて制御している。
【0012】また、本発明の空気調和装置では、初期運
転時には対流式熱交換器に優先的に冷媒を流し、通常時
には輻射式熱交換器に優先的に冷媒を流す。
転時には対流式熱交換器に優先的に冷媒を流し、通常時
には輻射式熱交換器に優先的に冷媒を流す。
【0013】更に、本発明の空気調和装置では、暖房運
転において、室内温度または室内温度と輻射温度から換
算される体感温度が所定温度以下に低下したとき、輻射
式熱交換器を用いて暖房運転を行う。
転において、室内温度または室内温度と輻射温度から換
算される体感温度が所定温度以下に低下したとき、輻射
式熱交換器を用いて暖房運転を行う。
【0014】本発明の空気調和装置は、消費電力量が所
定の設定値を超えないように制限を設けた運転モードに
おいて、設定温度を維持できないとき、暖房運転時には
輻射式熱交換器を優先的に運転し、冷房運転時には対流
式熱交換器を優先的に運転する。
定の設定値を超えないように制限を設けた運転モードに
おいて、設定温度を維持できないとき、暖房運転時には
輻射式熱交換器を優先的に運転し、冷房運転時には対流
式熱交換器を優先的に運転する。
【0015】また、本発明の空気調和装置では、冷房運
転時において、初期立ち上がり時に対流式熱交換器を用
いて除湿運転を行い、室内温度が低下した後、輻射式熱
交換器を用いて優先的に運転する。
転時において、初期立ち上がり時に対流式熱交換器を用
いて除湿運転を行い、室内温度が低下した後、輻射式熱
交換器を用いて優先的に運転する。
【0016】
【実施例】以下、図面を用いて本発明の実施例を説明す
る。
る。
【0017】図1は、本発明の一実施例に係わる空気調
和装置の冷凍サイクルを示す図である。同図において、
1はコンプレッサ、2は四方弁、3は対流によって熱交
換を行う室内用の対流式熱交換器、3Aは室内送風機、
4は前記対流式熱交換器3に直列に接続された第1の膨
張弁、5は室外熱交換器、5Aは室外送風機、6は輻射
によって熱交換を行う輻射式熱交換器、7は電磁弁、8
は輻射式熱交換器6に直列に接続された第2の膨張弁で
ある。なお、図1において、点線は冷房を示し、実線は
暖房を示す。
和装置の冷凍サイクルを示す図である。同図において、
1はコンプレッサ、2は四方弁、3は対流によって熱交
換を行う室内用の対流式熱交換器、3Aは室内送風機、
4は前記対流式熱交換器3に直列に接続された第1の膨
張弁、5は室外熱交換器、5Aは室外送風機、6は輻射
によって熱交換を行う輻射式熱交換器、7は電磁弁、8
は輻射式熱交換器6に直列に接続された第2の膨張弁で
ある。なお、図1において、点線は冷房を示し、実線は
暖房を示す。
【0018】図1に冷凍サイクルを示す空気調和装置
は、対流と輻射により室内を冷暖房するものであり、対
流によって熱交換を行う対流式熱交換器3と輻射によっ
て熱交換を行う輻射式熱交換器6とを有する。
は、対流と輻射により室内を冷暖房するものであり、対
流によって熱交換を行う対流式熱交換器3と輻射によっ
て熱交換を行う輻射式熱交換器6とを有する。
【0019】図2は、図1に示す冷凍サイクルを有する
空気調和装置の室内機を構成する対流式熱交換器3の対
流ユニット11および輻射式熱交換器6の輻射パネル1
2を天井に取り付け、室外熱交換器5を室外に設置した
様子を示している。前記輻射パネル12および対流ユニ
ット11の両側の天井の一方寄りには吸込口13が設け
られ、他方寄りには吹出口14が設けられている。
空気調和装置の室内機を構成する対流式熱交換器3の対
流ユニット11および輻射式熱交換器6の輻射パネル1
2を天井に取り付け、室外熱交換器5を室外に設置した
様子を示している。前記輻射パネル12および対流ユニ
ット11の両側の天井の一方寄りには吸込口13が設け
られ、他方寄りには吹出口14が設けられている。
【0020】一般に、人間の体感温度は、次式に示すよ
うに平均輻射温度と室内空気温度との平均値で大体近似
できることが知られており、本空気調和装置ではこの作
用温度を体感温度として使用している。
うに平均輻射温度と室内空気温度との平均値で大体近似
できることが知られており、本空気調和装置ではこの作
用温度を体感温度として使用している。
【0021】
【数1】体感温度(作用温度)=(平均輻射温度+室内
空気温度)/2 すなわち、室内温度が23℃であっても、周りの壁が冷
たく平均輻射温度が20℃の場合には体感的には21.
5℃程度で少し寒く感じるのに対して、平均輻射温度も
23℃の場合には、体感温度は23℃となり、暑くも寒
くもなく快適と感じる。
空気温度)/2 すなわち、室内温度が23℃であっても、周りの壁が冷
たく平均輻射温度が20℃の場合には体感的には21.
5℃程度で少し寒く感じるのに対して、平均輻射温度も
23℃の場合には、体感温度は23℃となり、暑くも寒
くもなく快適と感じる。
【0022】従って、本発明の空気調和装置では、主に
輻射によって熱交換を行う輻射式熱交換器6と主に対流
によって熱交換を行う対流式熱交換器3に対して選択的
に冷媒を流して冷暖房を行い、これにより快適な空調を
実現するものである。輻射式運転は、対流式運転に比較
して、前述したように気流による弊害がない上に、騒音
がなく、熱源温度と空気温度の差を小さくして冷凍サイ
クルを運転することが可能であるので、本発明の空気調
和装置では輻射式運転を優先的に行うことを原則とする
も、輻射式では熱交換を行う輻射パネルの大きさに制限
があることもあり、またその交換熱量を大きくしたり、
急速にその交換量を変更することは困難であるので、こ
れらを補うために対流式運転を行うものである。
輻射によって熱交換を行う輻射式熱交換器6と主に対流
によって熱交換を行う対流式熱交換器3に対して選択的
に冷媒を流して冷暖房を行い、これにより快適な空調を
実現するものである。輻射式運転は、対流式運転に比較
して、前述したように気流による弊害がない上に、騒音
がなく、熱源温度と空気温度の差を小さくして冷凍サイ
クルを運転することが可能であるので、本発明の空気調
和装置では輻射式運転を優先的に行うことを原則とする
も、輻射式では熱交換を行う輻射パネルの大きさに制限
があることもあり、またその交換熱量を大きくしたり、
急速にその交換量を変更することは困難であるので、こ
れらを補うために対流式運転を行うものである。
【0023】以上のことを念頭において、上述した本実
施例の空気調和装置は、図3に示すように室内の空調負
荷に応じて輻射と対流の運転モードを選択するようにな
っている。すなわち、図1に示す冷凍サイクルに設けた
第1の膨張弁4、第2の膨張弁8、電磁弁7の開度、室
内送風機3Aの送風量を空調負荷に応じて制御し、これ
により輻射式および対流式の運転モードを適宜切り替え
るように制御している。具体的には、図3に示すよう
に、例えば暖房で空調負荷が大の場合には、第1の膨張
弁4は通常制御(温度膨張弁と同等)を行い、第2の膨
張弁8は第1の膨張弁4よりも絞り度を同等以上に制御
し、電磁弁7は開放し、室内送風機3Aは送風量を大に
し、これにより輻射式熱交換器6を小能力で運転し、対
流式熱交換器3を大能力で運転するように制御してい
る。また、冷房で空調能力が大の場合には、第1の膨張
弁4は開放し、第2の膨張弁8は閉鎖し、電磁弁7は開
放し、室内送風機3Aは送風量を大にし、これにより輻
射式熱交換器6を作動させず、対流式熱交換器3のみ大
能力で運転するように制御している。
施例の空気調和装置は、図3に示すように室内の空調負
荷に応じて輻射と対流の運転モードを選択するようにな
っている。すなわち、図1に示す冷凍サイクルに設けた
第1の膨張弁4、第2の膨張弁8、電磁弁7の開度、室
内送風機3Aの送風量を空調負荷に応じて制御し、これ
により輻射式および対流式の運転モードを適宜切り替え
るように制御している。具体的には、図3に示すよう
に、例えば暖房で空調負荷が大の場合には、第1の膨張
弁4は通常制御(温度膨張弁と同等)を行い、第2の膨
張弁8は第1の膨張弁4よりも絞り度を同等以上に制御
し、電磁弁7は開放し、室内送風機3Aは送風量を大に
し、これにより輻射式熱交換器6を小能力で運転し、対
流式熱交換器3を大能力で運転するように制御してい
る。また、冷房で空調能力が大の場合には、第1の膨張
弁4は開放し、第2の膨張弁8は閉鎖し、電磁弁7は開
放し、室内送風機3Aは送風量を大にし、これにより輻
射式熱交換器6を作動させず、対流式熱交換器3のみ大
能力で運転するように制御している。
【0024】また、空調能力の判定は、室内温度、輻射
温度、外気温度およびこれらの時間変化に基づいて図4
に示すように行っている。たとえば、図4(a)に示す
ように、外気温度、室内空気温度、室内空気温度の30
分の時間変化、輻射温度、輻射温度の30分の時間変化
のそれぞれに対する温度区分または温度変化区分に対応
して、各パラメータ毎に空調負荷判定量として0,1,
2を与え、各パラメータである外気温度、室内空気温
度、室内空気温度の30分の時間変化、輻射温度、輻射
温度の30分の時間変化に対する各空調負荷判定量を加
算し、この加算した空調負荷判定量の値に基づいて、図
4(b)に示すように空調負荷の大、中、小を決定して
いる。
温度、外気温度およびこれらの時間変化に基づいて図4
に示すように行っている。たとえば、図4(a)に示す
ように、外気温度、室内空気温度、室内空気温度の30
分の時間変化、輻射温度、輻射温度の30分の時間変化
のそれぞれに対する温度区分または温度変化区分に対応
して、各パラメータ毎に空調負荷判定量として0,1,
2を与え、各パラメータである外気温度、室内空気温
度、室内空気温度の30分の時間変化、輻射温度、輻射
温度の30分の時間変化に対する各空調負荷判定量を加
算し、この加算した空調負荷判定量の値に基づいて、図
4(b)に示すように空調負荷の大、中、小を決定して
いる。
【0025】図3,4に示すように、空調負荷に応じて
対流式熱交換器3および輻射式熱交換器6を選択的に制
御し、これらより快適性を向上しながら経済的な冷暖房
空調運転を行うことができるが、冷房運転においては、
輻射式熱交換器6の表面への結露を防止するために、検
出した室内温度および湿度から結露温度を算出し、この
温度より高い温度で運転する。また、室内の除湿を兼ね
て、輻射運転中においては、最低の風量で結露温度以下
の蒸発温度で対流式熱交換器3を用いて冷房運転を行
う。
対流式熱交換器3および輻射式熱交換器6を選択的に制
御し、これらより快適性を向上しながら経済的な冷暖房
空調運転を行うことができるが、冷房運転においては、
輻射式熱交換器6の表面への結露を防止するために、検
出した室内温度および湿度から結露温度を算出し、この
温度より高い温度で運転する。また、室内の除湿を兼ね
て、輻射運転中においては、最低の風量で結露温度以下
の蒸発温度で対流式熱交換器3を用いて冷房運転を行
う。
【0026】特に、冷房運転時に室内湿度が高くなった
場合には、風量を増やして一時的な運転を行っている。
図5はこの処理を示すフローチャートである。図5にお
いて、室内相対湿度が75%よりも大きくなると(ステ
ップ510)、室内送風機3Aの風量を増大するととも
に、第1の膨張弁4の絞り量を増大し(ステップ52
0)、室内相対湿度が55%以下に低下するまで、ステ
ップ520の処理を継続し(ステップ530)、室内相
対湿度が55%以下に低下すると、通常制御モードに戻
るように制御している(ステップ540)。
場合には、風量を増やして一時的な運転を行っている。
図5はこの処理を示すフローチャートである。図5にお
いて、室内相対湿度が75%よりも大きくなると(ステ
ップ510)、室内送風機3Aの風量を増大するととも
に、第1の膨張弁4の絞り量を増大し(ステップ52
0)、室内相対湿度が55%以下に低下するまで、ステ
ップ520の処理を継続し(ステップ530)、室内相
対湿度が55%以下に低下すると、通常制御モードに戻
るように制御している(ステップ540)。
【0027】図6は、本発明の第2の実施例に係わる空
気調和装置の作用を示すフローチャートである。
気調和装置の作用を示すフローチャートである。
【0028】この実施例は、輻射式熱交換器6のみを使
用した輻射式の空調方式が対流式熱交換器3を用いた対
流式に比べると、その空調能力が小さいため、室内温度
と輻射温度から算出される体感温度が所定温度に達する
まで、空調運転の初期立ち上がり時において対流式熱交
換器3を用いた運転を優先的に行い、その後は上述した
ように選択的に運転して、より早く快適となる空調を実
現するものである。
用した輻射式の空調方式が対流式熱交換器3を用いた対
流式に比べると、その空調能力が小さいため、室内温度
と輻射温度から算出される体感温度が所定温度に達する
まで、空調運転の初期立ち上がり時において対流式熱交
換器3を用いた運転を優先的に行い、その後は上述した
ように選択的に運転して、より早く快適となる空調を実
現するものである。
【0029】図6(a)においては、暖房運転を開始す
ると(ステップ610)、対流式熱交換器3による対流
運転を優先的に行い(ステップ620)、室内温度と閉
期間輻射温度から算出される体感温度が所定温度以上に
なると(ステップ630)、通常運転を行い、輻射式熱
交換器6による輻射運転を優先的に行う(ステップ64
0)。
ると(ステップ610)、対流式熱交換器3による対流
運転を優先的に行い(ステップ620)、室内温度と閉
期間輻射温度から算出される体感温度が所定温度以上に
なると(ステップ630)、通常運転を行い、輻射式熱
交換器6による輻射運転を優先的に行う(ステップ64
0)。
【0030】また、図6(b)においては、冷房運転を
開始すると(ステップ650)、対流式熱交換器3によ
る対流運転を優先的に行い(ステップ660)、室内温
度と閉期間輻射温度から算出される体感温度が所定温度
以下になると(ステップ670)、通常運転を行い、輻
射式熱交換器6による輻射運転を優先的に行う(ステッ
プ680)。
開始すると(ステップ650)、対流式熱交換器3によ
る対流運転を優先的に行い(ステップ660)、室内温
度と閉期間輻射温度から算出される体感温度が所定温度
以下になると(ステップ670)、通常運転を行い、輻
射式熱交換器6による輻射運転を優先的に行う(ステッ
プ680)。
【0031】図7(a),(b)は、それぞれ暖房時お
よび冷房時における上述した第2の実施例の処理を時間
と温度との関係として示したグラフである。同図におい
ては、実線、点線および一点鎖線でそれぞれ室内空気温
度、輻射温度および体感温度が示され、体感温度が規定
値に達すると、通常運転モードになることが示されてい
る。
よび冷房時における上述した第2の実施例の処理を時間
と温度との関係として示したグラフである。同図におい
ては、実線、点線および一点鎖線でそれぞれ室内空気温
度、輻射温度および体感温度が示され、体感温度が規定
値に達すると、通常運転モードになることが示されてい
る。
【0032】図8は、本発明の第3の実施例に係わる空
気調和装置の作用を示すフローチャートである。
気調和装置の作用を示すフローチャートである。
【0033】この実施例は、昼間に暖房運転を行った
後、夜間に空調機の運転を休止する場合等では、徐々に
室内温度、壁温度が低下するが、その結果、翌朝室内を
暖めるために大きな暖房能力を必要とすることになり、
このようなことを防止するために、対流式で空調を行う
と、室内機の室内送風機3Aから発生する騒音や室内空
気が乾燥する等の問題を生じるので、室内空気温度、輻
射温度から算出される体感温度が所定温度以下、例えば
12℃以下になると、輻射式熱交換器6を用いた輻射式
の運転を行うものである。なお、この運転能力として
は、室内温度がたとえ所定値以下に低下しても、経済性
を考慮して、最もCOPの高くなるコンプレッサの周波
数に固定した一定能力で運転するモードと、快適性を優
先して体感温度を所定値に保つように運転するモードと
を設け、そのいずれを選択するかを使用者が行えるよう
にすることができる。
後、夜間に空調機の運転を休止する場合等では、徐々に
室内温度、壁温度が低下するが、その結果、翌朝室内を
暖めるために大きな暖房能力を必要とすることになり、
このようなことを防止するために、対流式で空調を行う
と、室内機の室内送風機3Aから発生する騒音や室内空
気が乾燥する等の問題を生じるので、室内空気温度、輻
射温度から算出される体感温度が所定温度以下、例えば
12℃以下になると、輻射式熱交換器6を用いた輻射式
の運転を行うものである。なお、この運転能力として
は、室内温度がたとえ所定値以下に低下しても、経済性
を考慮して、最もCOPの高くなるコンプレッサの周波
数に固定した一定能力で運転するモードと、快適性を優
先して体感温度を所定値に保つように運転するモードと
を設け、そのいずれを選択するかを使用者が行えるよう
にすることができる。
【0034】図8において、暖房運転を停止すると(ス
テップ820)、室内温度と平均輻射温度から算出され
る体感温度が所定温度以下に低下したか否かをチェック
し(ステップ830)、所定温度以下に低下すると、輻
射式熱交換器6による輻射暖房運転を優先的に行う(ス
テップ840)。
テップ820)、室内温度と平均輻射温度から算出され
る体感温度が所定温度以下に低下したか否かをチェック
し(ステップ830)、所定温度以下に低下すると、輻
射式熱交換器6による輻射暖房運転を優先的に行う(ス
テップ840)。
【0035】図9は、本発明の第4の実施例に係わる空
気調和装置の作用を示すフローチャートである。
気調和装置の作用を示すフローチャートである。
【0036】この実施例は、例えば夏期等のピークシフ
ト時間や住宅内での電気使用量が多く、空調機が使用で
きる電気量を制限するような運転モードを設定できるよ
うにした場合において空調能力が不足して設定温度を維
持できないときに、暖房運転時には輻射式熱交換器6を
使用した運転を優先的に行い、冷房運転時には対流式熱
交換器3を使用した運転を優先的に行うものである。こ
の結果、暖房運転時に運転能力が低い場合に問題となる
吹き出し温度が低いために肌寒く感じることを防止する
ことができる。また、冷房時には対流の効果で暑く感じ
ることを防止し、少しでも不快感を減らした空調を行う
ことが可能となる。
ト時間や住宅内での電気使用量が多く、空調機が使用で
きる電気量を制限するような運転モードを設定できるよ
うにした場合において空調能力が不足して設定温度を維
持できないときに、暖房運転時には輻射式熱交換器6を
使用した運転を優先的に行い、冷房運転時には対流式熱
交換器3を使用した運転を優先的に行うものである。こ
の結果、暖房運転時に運転能力が低い場合に問題となる
吹き出し温度が低いために肌寒く感じることを防止する
ことができる。また、冷房時には対流の効果で暑く感じ
ることを防止し、少しでも不快感を減らした空調を行う
ことが可能となる。
【0037】図9(a)において、消費電力量が設定値
以下に制限されている状態において、通常暖房運転を行
っていて(ステップ910)、室内温度が設定温度以下
に低下した場合には(ステップ920)、輻射式熱交換
器6による輻射暖房運転を優先的に行う(ステップ93
0)。
以下に制限されている状態において、通常暖房運転を行
っていて(ステップ910)、室内温度が設定温度以下
に低下した場合には(ステップ920)、輻射式熱交換
器6による輻射暖房運転を優先的に行う(ステップ93
0)。
【0038】また、図9(b)において、消費電力量が
設定値以下に制限されている状態において、通常冷房運
転を行っていて(ステップ950)、室内温度が設定温
度以上に上昇した場合には(ステップ960)、対流式
熱交換器3による対流冷房運転を優先的に行う(ステッ
プ970)。
設定値以下に制限されている状態において、通常冷房運
転を行っていて(ステップ950)、室内温度が設定温
度以上に上昇した場合には(ステップ960)、対流式
熱交換器3による対流冷房運転を優先的に行う(ステッ
プ970)。
【0039】次に、本発明の第5の実施例について説明
する。
する。
【0040】この実施例は、上述したように冷房運転時
において輻射パネルへの結露が大きな問題となるが、本
実施例では対流式熱交換器3を用いた除湿運転を行い、
室内の湿気を減らした後に、輻射式熱交換器6を用いた
冷房運転に切り替えることにより輻射パネルに結露する
可能性のある水分量を低減しようとするものである。こ
の結果、輻射運転中に結露を防止するために運転してい
る対流式熱交換器3における除水量を低減でき、冷媒の
蒸発温度を高めて運転することが可能となり、冷凍サイ
クルのCOPのよい運転を行うことができる。
において輻射パネルへの結露が大きな問題となるが、本
実施例では対流式熱交換器3を用いた除湿運転を行い、
室内の湿気を減らした後に、輻射式熱交換器6を用いた
冷房運転に切り替えることにより輻射パネルに結露する
可能性のある水分量を低減しようとするものである。こ
の結果、輻射運転中に結露を防止するために運転してい
る対流式熱交換器3における除水量を低減でき、冷媒の
蒸発温度を高めて運転することが可能となり、冷凍サイ
クルのCOPのよい運転を行うことができる。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
輻射式熱交換器と対流式熱交換器を設け、輻射式熱交換
器および対流式熱交換器の一方または両方に対して選択
的に冷媒を流して冷暖房を行い、輻射式熱交換器および
対流式熱交換器の運転能力を輻射温度、室内空気温度お
よび外気温度に基づいて制御しているので、輻射式およ
び対流式の運転モードを最適に選択して快適性を向上し
ながら経済的な空調運転を行うことができるとともに、
また輻射空調の欠点であった立ち上がりの遅さや冷房運
転時の輻射パネルへの結露等も防止することができる。
輻射式熱交換器と対流式熱交換器を設け、輻射式熱交換
器および対流式熱交換器の一方または両方に対して選択
的に冷媒を流して冷暖房を行い、輻射式熱交換器および
対流式熱交換器の運転能力を輻射温度、室内空気温度お
よび外気温度に基づいて制御しているので、輻射式およ
び対流式の運転モードを最適に選択して快適性を向上し
ながら経済的な空調運転を行うことができるとともに、
また輻射空調の欠点であった立ち上がりの遅さや冷房運
転時の輻射パネルへの結露等も防止することができる。
【図1】本発明の一実施例に係わる空気調和装置の冷凍
サイクルを示す図である。
サイクルを示す図である。
【図2】図1に示す冷凍サイクルを有する空気調和装置
の室内機を構成する対流式熱交換器の対流ユニットおよ
び輻射式熱交換器の輻射パネルを天井に取り付け、室外
熱交換器を室外に設置した図である。
の室内機を構成する対流式熱交換器の対流ユニットおよ
び輻射式熱交換器の輻射パネルを天井に取り付け、室外
熱交換器を室外に設置した図である。
【図3】図1,2に示す空気調和装置の制御モードを示
す図である。
す図である。
【図4】図1,2に示す空気調和装置の空調負荷を判定
する説明図である。
する説明図である。
【図5】図1,2に示す空気調和装置の冷房運転時の除
湿制御の処理を示すフローチャートである。
湿制御の処理を示すフローチャートである。
【図6】本発明の第2の実施例に係わる空気調和装置の
作用を示すフローチャートである。
作用を示すフローチャートである。
【図7】図6の実施例における暖房時および冷房時にお
ける処理を時間と温度との関係として示したグラフであ
る。
ける処理を時間と温度との関係として示したグラフであ
る。
【図8】本発明の第3の実施例に係わる空気調和装置の
作用を示すフローチャートである。
作用を示すフローチャートである。
【図9】本発明の第4の実施例に係わる空気調和装置の
作用を示すフローチャートである。
作用を示すフローチャートである。
1 コンプレッサ 2 四方弁 3 対流式熱交換器 3A 室内送風機 4 第1の膨張弁 5 室外熱交換器 5A 室外送風機 6 輻射式熱交換器 7 電磁弁 8 第2の膨張弁
Claims (5)
- 【請求項1】 主に輻射によって熱交換を行う輻射式熱
交換器と、主に対流によって熱交換を行う対流式熱交換
器と、冷暖房を行うべく前記輻射式熱交換器および対流
式熱交換器の一方または両方に対して選択的に冷媒を流
すように冷媒制御する制御手段と、前記輻射式熱交換器
および対流式熱交換器の運転能力を輻射温度、室内空気
温度および外気温度に基づいて制御する運転能力制御手
段とを有することを特徴とする空気調和装置。 - 【請求項2】 初期運転時には対流式熱交換器に優先的
に冷媒を流し、通常時には輻射式熱交換器に優先的に冷
媒を流すように制御する手段を有することを特徴とする
請求項1記載の空気調和装置。 - 【請求項3】 暖房運転において、室内温度または室内
温度と輻射温度から換算される体感温度が所定温度以下
に低下したとき、輻射式熱交換器を用いて暖房運転を行
うように制御する手段を有することを特徴とする請求項
1記載の空気調和装置。 - 【請求項4】 消費電力量が所定の設定値を超えないよ
うに制限を設けた運転モードにおいて、設定温度を維持
できないとき、暖房運転時には輻射式熱交換器を優先的
に運転し、冷房運転時には対流式熱交換器を優先的に運
転するように制御する手段を有することを特徴とする請
求項1記載の空気調和装置。 - 【請求項5】 冷房運転時において、初期立ち上がり時
に対流式熱交換器を用いて除湿運転を行い、室内温度が
低下した後、輻射式熱交換器を用いて優先的に運転する
ように制御する手段を有することを特徴とする請求項1
記載の空気調和装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5202350A JPH0755234A (ja) | 1993-08-16 | 1993-08-16 | 空気調和装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5202350A JPH0755234A (ja) | 1993-08-16 | 1993-08-16 | 空気調和装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0755234A true JPH0755234A (ja) | 1995-03-03 |
Family
ID=16456080
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5202350A Pending JPH0755234A (ja) | 1993-08-16 | 1993-08-16 | 空気調和装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0755234A (ja) |
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2000055445A (ja) * | 1998-08-05 | 2000-02-25 | Daikin Ind Ltd | 空気調和機の制御方法 |
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| WO2010106771A1 (ja) | 2009-03-18 | 2010-09-23 | ダイキン工業株式会社 | 空調機 |
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-
1993
- 1993-08-16 JP JP5202350A patent/JPH0755234A/ja active Pending
Cited By (22)
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