JPH05307078A - 擬似ランダム信号発生器を用いた測定装置 - Google Patents
擬似ランダム信号発生器を用いた測定装置Info
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- JPH05307078A JPH05307078A JP4111537A JP11153792A JPH05307078A JP H05307078 A JPH05307078 A JP H05307078A JP 4111537 A JP4111537 A JP 4111537A JP 11153792 A JP11153792 A JP 11153792A JP H05307078 A JPH05307078 A JP H05307078A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 擬似ランダム信号のクロック周波数が制限さ
れている場合でも高分解能な計測を可能とする測定装置
を提供する。 【構成】 擬似ランダム信号又は擬似ランダム信号で変
調された信号を送信信号として利用する測定装置におい
て、2値の擬似ランダム信号に同期して2値の間の第3
の値を取る3値の擬似ランダム信号を発生する信号波形
形成手段4を有する。
れている場合でも高分解能な計測を可能とする測定装置
を提供する。 【構成】 擬似ランダム信号又は擬似ランダム信号で変
調された信号を送信信号として利用する測定装置におい
て、2値の擬似ランダム信号に同期して2値の間の第3
の値を取る3値の擬似ランダム信号を発生する信号波形
形成手段4を有する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、擬似ランダム信号又は
擬似ランダム信号により変調されたマイクロ波信号、光
信号、超音波等を送信信号として利用する地下探査レー
ダ、マイクロ波炉内レベル計等に用いられる距離測定装
置、光TDR方式の光ファイバ温度分布計等の測定装置
に関し、特にその擬似ランダム信号の信号波形に関す
る。
擬似ランダム信号により変調されたマイクロ波信号、光
信号、超音波等を送信信号として利用する地下探査レー
ダ、マイクロ波炉内レベル計等に用いられる距離測定装
置、光TDR方式の光ファイバ温度分布計等の測定装置
に関し、特にその擬似ランダム信号の信号波形に関す
る。
【0002】
【従来の技術】擬似ランダム信号を利用したレーダ方式
の距離計測装置としては例えば特開平2−98685号
公報に開示されている「距離計測方法及びその装置」が
ある。この公報においては、パターンは同一で周波数が
わずかに異なる2つのM系列信号を使用したマイクロ波
M系列レーダが提案されている。このマイクロ波M系列
レーダでは、図9に示すように、シフトレジスタ100
と排他的論理和101を含むフィードバックループによ
り構成されるM系列信号発生器により、図10に示され
るM系列信号を発生させている。そして、マイクロ波信
号を一方のM系列信号により位相変調し、送信信号とし
てアンテナから対象物に対して送信する。送信信号が対
象物に放射されその反射信号が返って来ると、その反射
信号に対して、変調に使用したM系列信号とパターンは
同一で周波数がわずかに異なるM系列信号の乗算と、搬
送波のコヒーレント検波とを行うことにより、信号を高
感度に検知し、アンテナから対象物までの信号の伝播に
かかる送受信間の信号の時間遅れを計測することによ
り、アンテナから対象物までの距離を算出し、対象物の
位置を測定している。
の距離計測装置としては例えば特開平2−98685号
公報に開示されている「距離計測方法及びその装置」が
ある。この公報においては、パターンは同一で周波数が
わずかに異なる2つのM系列信号を使用したマイクロ波
M系列レーダが提案されている。このマイクロ波M系列
レーダでは、図9に示すように、シフトレジスタ100
と排他的論理和101を含むフィードバックループによ
り構成されるM系列信号発生器により、図10に示され
るM系列信号を発生させている。そして、マイクロ波信
号を一方のM系列信号により位相変調し、送信信号とし
てアンテナから対象物に対して送信する。送信信号が対
象物に放射されその反射信号が返って来ると、その反射
信号に対して、変調に使用したM系列信号とパターンは
同一で周波数がわずかに異なるM系列信号の乗算と、搬
送波のコヒーレント検波とを行うことにより、信号を高
感度に検知し、アンテナから対象物までの信号の伝播に
かかる送受信間の信号の時間遅れを計測することによ
り、アンテナから対象物までの距離を算出し、対象物の
位置を測定している。
【0003】また、上記の公報と同様に2つのM系列信
号を利用した光レーダ方式の距離測定装置が特開平3−
282289号公報に提案されている。
号を利用した光レーダ方式の距離測定装置が特開平3−
282289号公報に提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の距離測定装置等
においては、擬似ランダム信号として図10に示すよう
な擬似ランダム符号に対応した2値の連続したパルス列
からなる擬似ランダム信号を利用し、信号処理において
2つの擬似ランダム信号を乗算し、ローパスフィルタに
より帯域制限することにより、擬似ランダム信号の相関
関数に対応したパルス状の検知信号と時間基準信号を得
ている。
においては、擬似ランダム信号として図10に示すよう
な擬似ランダム符号に対応した2値の連続したパルス列
からなる擬似ランダム信号を利用し、信号処理において
2つの擬似ランダム信号を乗算し、ローパスフィルタに
より帯域制限することにより、擬似ランダム信号の相関
関数に対応したパルス状の検知信号と時間基準信号を得
ている。
【0005】図11はその時のタイミングチャートを示
したものである。2つの擬似ランダム信号はパターンが
同一で、周波数がわずかに異なる2つのM系列信号M
a,Mbを用いており、その内第1のM系列信号Maを
送信信号として利用し、受信信号と第2のM系列信号M
bとを乗算し、乗算結果をローパスフィルタにより帯域
制限(積分)することにより、検知信号パルスを得てい
る。ここで、M系列信号発生器を駆動するクロック信号
の周波数をfとし、M系列信号の1パルス幅τ1はτ1
=1/fとする。
したものである。2つの擬似ランダム信号はパターンが
同一で、周波数がわずかに異なる2つのM系列信号M
a,Mbを用いており、その内第1のM系列信号Maを
送信信号として利用し、受信信号と第2のM系列信号M
bとを乗算し、乗算結果をローパスフィルタにより帯域
制限(積分)することにより、検知信号パルスを得てい
る。ここで、M系列信号発生器を駆動するクロック信号
の周波数をfとし、M系列信号の1パルス幅τ1はτ1
=1/fとする。
【0006】このとき、M系列信号Ma,Mbは、図1
1に示すように、+,−の連続したパルス列になる。M
a,Mbの信号パターンが一致している場合には、図1
1の(a)に示すようにその乗算結果(Ma×Mb)
は、連続した+の信号となる。時間の経過と共にクロッ
ク周波数の差から2つの信号パターンが徐々にずれてい
き、乗算結果(Ma×Mb)は+,−の信号列となり、
図11の(b)に示すように2つのパターンのずれが1
パルス以下の場合には、乗算結果(Ma×Mb)は、2
つの信号が一致している部分は+となるので、全体とし
てみた場合には+が多くなっている。しかし、2つの信
号パターンのずれが1パルス以上になると、図11の
(c)に示すように、乗算結果(Ma×Mb)は全くの
ランダムな+,−の信号となってしまう。
1に示すように、+,−の連続したパルス列になる。M
a,Mbの信号パターンが一致している場合には、図1
1の(a)に示すようにその乗算結果(Ma×Mb)
は、連続した+の信号となる。時間の経過と共にクロッ
ク周波数の差から2つの信号パターンが徐々にずれてい
き、乗算結果(Ma×Mb)は+,−の信号列となり、
図11の(b)に示すように2つのパターンのずれが1
パルス以下の場合には、乗算結果(Ma×Mb)は、2
つの信号が一致している部分は+となるので、全体とし
てみた場合には+が多くなっている。しかし、2つの信
号パターンのずれが1パルス以上になると、図11の
(c)に示すように、乗算結果(Ma×Mb)は全くの
ランダムな+,−の信号となってしまう。
【0007】以上の乗算結果(Ma×Mb)をローパス
フィルタにより積分すると、2つの信号パターンが一致
している場合には大きな+の信号となり、2つの信号パ
ターンのずれが1パルス以下の場合には+信号となり
(信号全体では+の部分が多いため)、2つの信号パタ
ーンのずれが1パルス以上の場合には0信号となる。そ
の結果、ローパスフィルタの出力としてパルス状の検知
信号が得られる。
フィルタにより積分すると、2つの信号パターンが一致
している場合には大きな+の信号となり、2つの信号パ
ターンのずれが1パルス以下の場合には+信号となり
(信号全体では+の部分が多いため)、2つの信号パタ
ーンのずれが1パルス以上の場合には0信号となる。そ
の結果、ローパスフィルタの出力としてパルス状の検知
信号が得られる。
【0008】検知信号のパルス幅は擬似ランダム信号を
構成するパルスのパルス幅及び2つのクロック信号の周
波数差により決定され、クロック周波数を選定すること
により任意の幅の信号パルスが得られる。しかし、検知
信号のパルス幅が距離測定においてどれだけの距離に相
当するかは擬似ランダム信号のパルス幅、即ちクロック
周波数によって決まり、距離測定における分解能が決定
される。そのため、従来は距離分解能を向上させるため
には擬似ランダム信号発生器のクロック周波数を高くす
る必要があったが、擬似ランダム信号発生器の動作限界
により分解能が制限されていたという問題点があった。
構成するパルスのパルス幅及び2つのクロック信号の周
波数差により決定され、クロック周波数を選定すること
により任意の幅の信号パルスが得られる。しかし、検知
信号のパルス幅が距離測定においてどれだけの距離に相
当するかは擬似ランダム信号のパルス幅、即ちクロック
周波数によって決まり、距離測定における分解能が決定
される。そのため、従来は距離分解能を向上させるため
には擬似ランダム信号発生器のクロック周波数を高くす
る必要があったが、擬似ランダム信号発生器の動作限界
により分解能が制限されていたという問題点があった。
【0009】本発明は、上記の問題点を解決するために
なされたものであり、擬似ランダム信号のクロック周波
数が制限されている場合でも高分解能な計測を可能とす
る測定装置を提供することを目的とする。
なされたものであり、擬似ランダム信号のクロック周波
数が制限されている場合でも高分解能な計測を可能とす
る測定装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段及び作用】本発明の一つの
態様による測定装置は、擬似ランダム信号又は擬似ラン
ダム信号で変調された信号を送信信号として利用する測
定装置において、2値の擬似ランダム信号に同期してそ
の2値の間に第3の値を取る3値の擬似ランダム信号を
発生する信号波形形成手段を有する擬似ランダム信号発
生器を用いる。この擬似ランダム信号発生器は、外部か
ら入力されるクロック信号により駆動されて発生される
2値の擬似ランダム符号信号に同期して、各符号信号に
対応した一定幅の+V又は−Vのパルスと±V間の第3
の値を取る信号区間とから構成される信号を順次発生さ
せる。この結果、擬似ランダム信号発生器の出力信号と
して、第3値の信号区間により区切られた+V又は−V
のパルス列からなる、3値の擬似ランダム信号が得られ
る。ここで、擬似ランダム信号発生器へ入力されるクロ
ック信号の周波数をf、パルス信号の幅をτ1、第3値
の信号区間をτ0とすると、τ1+τ0=1/fの関係
にある。
態様による測定装置は、擬似ランダム信号又は擬似ラン
ダム信号で変調された信号を送信信号として利用する測
定装置において、2値の擬似ランダム信号に同期してそ
の2値の間に第3の値を取る3値の擬似ランダム信号を
発生する信号波形形成手段を有する擬似ランダム信号発
生器を用いる。この擬似ランダム信号発生器は、外部か
ら入力されるクロック信号により駆動されて発生される
2値の擬似ランダム符号信号に同期して、各符号信号に
対応した一定幅の+V又は−Vのパルスと±V間の第3
の値を取る信号区間とから構成される信号を順次発生さ
せる。この結果、擬似ランダム信号発生器の出力信号と
して、第3値の信号区間により区切られた+V又は−V
のパルス列からなる、3値の擬似ランダム信号が得られ
る。ここで、擬似ランダム信号発生器へ入力されるクロ
ック信号の周波数をf、パルス信号の幅をτ1、第3値
の信号区間をτ0とすると、τ1+τ0=1/fの関係
にある。
【0011】図12はこの擬似ランダム信号としてM系
列信号を用いたときの3値M系列信号による信号処理を
示すタイミングチャートである。ここでは距離測定の場
合について説明する。2つの周波数の異なるクロック信
号により、第1及び第2の擬似ランダム信号発生器を駆
動し、信号パターンは同一で同期がわずかに異なる第1
及び第2の3値のM系列信号Ma,Mbを発生させる。
第1の3値のM系列信号Maを送信信号として利用して
外部へ送出し、対象物にから反射され受信手段により得
られた受信信号即ち第1の3値のM系列信号と第2の3
値のM系列信号とを乗算する。この乗算結果は2つの信
号の周期が異なるため徐々に変化していき、2つの信号
パターンが一致したときには、図12の(a)に示すよ
うに、乗算結果(Ma×Mb)は連続した+のパルス信
号列が得られる。2つの信号波形パターンのずれが3値
のM系列信号を構成するパルスの1パルス分ずれると、
図12の(b)に示すように、乗算結果(Ma×Mb)
は0信号となる。2つの信号波形パターンが更にずれて
3値のM系列信号を構成するパルスの1パルス分以上ず
れると、乗算結果(Ma×Mb)は+,−のランダムな
パルス列となる。
列信号を用いたときの3値M系列信号による信号処理を
示すタイミングチャートである。ここでは距離測定の場
合について説明する。2つの周波数の異なるクロック信
号により、第1及び第2の擬似ランダム信号発生器を駆
動し、信号パターンは同一で同期がわずかに異なる第1
及び第2の3値のM系列信号Ma,Mbを発生させる。
第1の3値のM系列信号Maを送信信号として利用して
外部へ送出し、対象物にから反射され受信手段により得
られた受信信号即ち第1の3値のM系列信号と第2の3
値のM系列信号とを乗算する。この乗算結果は2つの信
号の周期が異なるため徐々に変化していき、2つの信号
パターンが一致したときには、図12の(a)に示すよ
うに、乗算結果(Ma×Mb)は連続した+のパルス信
号列が得られる。2つの信号波形パターンのずれが3値
のM系列信号を構成するパルスの1パルス分ずれると、
図12の(b)に示すように、乗算結果(Ma×Mb)
は0信号となる。2つの信号波形パターンが更にずれて
3値のM系列信号を構成するパルスの1パルス分以上ず
れると、乗算結果(Ma×Mb)は+,−のランダムな
パルス列となる。
【0012】この乗算結果の変化は周期的に起こり、乗
算結果をローパスフィルタにより帯域制限(積分)する
と、検知信号として周期的なパルス信号が得られる。一
方、前記第1及び第2のM系列を直接乗算し、その乗算
結果を帯域制限することにより、時間基準信号として同
様なパルス信号が得られ、検知信号パルスと時間基準信
号パルス間の時間差から送受信間の信号伝播による信号
遅れを求めて距離を算出する。
算結果をローパスフィルタにより帯域制限(積分)する
と、検知信号として周期的なパルス信号が得られる。一
方、前記第1及び第2のM系列を直接乗算し、その乗算
結果を帯域制限することにより、時間基準信号として同
様なパルス信号が得られ、検知信号パルスと時間基準信
号パルス間の時間差から送受信間の信号伝播による信号
遅れを求めて距離を算出する。
【0013】この時、検知信号、時間基準信号のパルス
周期T、パルス幅t0は、M系列信号(擬似ランダム信
号)の符号周期tc、M系列信号(擬似ランダム信号)
発生器を駆動するクロック周波数f、2つのクロック信
号の周波数差Δf、及びM系列信号(擬似ランダム信
号)を構成するパルスのパルス幅τ1により決定され、
それぞれT=tc×(τ1+τ0)×f/Δf=1/Δ
f、t0=2×τ1×f/Δfで表される。また、送受
信間の信号伝播による信号遅れτと時間基準信号と検知
信号間の時間差τ′との間にはτ=τ′×Δf/fの関
係がある。ここで信号の伝播速度をvとする信号の伝播
距離Lは、L=τ×v=τ′×Δf/f×vで表され
る。
周期T、パルス幅t0は、M系列信号(擬似ランダム信
号)の符号周期tc、M系列信号(擬似ランダム信号)
発生器を駆動するクロック周波数f、2つのクロック信
号の周波数差Δf、及びM系列信号(擬似ランダム信
号)を構成するパルスのパルス幅τ1により決定され、
それぞれT=tc×(τ1+τ0)×f/Δf=1/Δ
f、t0=2×τ1×f/Δfで表される。また、送受
信間の信号伝播による信号遅れτと時間基準信号と検知
信号間の時間差τ′との間にはτ=τ′×Δf/fの関
係がある。ここで信号の伝播速度をvとする信号の伝播
距離Lは、L=τ×v=τ′×Δf/f×vで表され
る。
【0014】上述の3値擬似ランダム信号の処理は他の
距離測定装置や温度分布測定装置においても同様に適用
される。
距離測定装置や温度分布測定装置においても同様に適用
される。
【0015】
【実施例】図1は本発明の一実施例に係る3値の擬似ラ
ンダム信号発生器の構成を示すブロック図である。3値
の擬似ランダム信号発生器1は擬似ランダム信号発生部
3及び信号波形形成部4から構成されている。本実施例
では、擬似ランダム信号としてM系列信号を利用し、擬
似ランダム信号発生部3はECL素子によるシフトレジ
スタ及び排他的論理和を含むフィードバックループによ
り構成され、外部から入力されるクロック信号により駆
動される。
ンダム信号発生器の構成を示すブロック図である。3値
の擬似ランダム信号発生器1は擬似ランダム信号発生部
3及び信号波形形成部4から構成されている。本実施例
では、擬似ランダム信号としてM系列信号を利用し、擬
似ランダム信号発生部3はECL素子によるシフトレジ
スタ及び排他的論理和を含むフィードバックループによ
り構成され、外部から入力されるクロック信号により駆
動される。
【0016】図2は擬似ランダム信号発生部3の出力で
ある2値のM系列信号3a及び信号波形形成部4の出力
である3値のM系列信号4aの波形図をそれぞれ示した
タイミングチャートである。擬似ランダム信号発生部3
は図示のように2値のM系列信号3aを発生し、それは
信号波形形成部4へ入力される。信号波形形成部4は同
じくECL素子により構成され、入力された2値のM系
列信号3aと外部からのクロック信号の論理演算により
図示のような3値のM系列信号4aを発生する。
ある2値のM系列信号3a及び信号波形形成部4の出力
である3値のM系列信号4aの波形図をそれぞれ示した
タイミングチャートである。擬似ランダム信号発生部3
は図示のように2値のM系列信号3aを発生し、それは
信号波形形成部4へ入力される。信号波形形成部4は同
じくECL素子により構成され、入力された2値のM系
列信号3aと外部からのクロック信号の論理演算により
図示のような3値のM系列信号4aを発生する。
【0017】図3は3値の擬似ランダム信号発生器の具
体的な一構成例を示すブロック図である。本実施例では
擬似ランダム信号発生部3としてはM系列信号発生器を
使用し、M系列信号発生器3はシフトレジスタ103
a,…103nから構成される。信号波形形成部4は、
アンド回路105a,105b及びパルストランスTr
から構成されており、クロック信号の周期の1/2幅の
±Vのパルスと1/2幅の0信号区間から構成される3
値のM系列信号を発生させている。
体的な一構成例を示すブロック図である。本実施例では
擬似ランダム信号発生部3としてはM系列信号発生器を
使用し、M系列信号発生器3はシフトレジスタ103
a,…103nから構成される。信号波形形成部4は、
アンド回路105a,105b及びパルストランスTr
から構成されており、クロック信号の周期の1/2幅の
±Vのパルスと1/2幅の0信号区間から構成される3
値のM系列信号を発生させている。
【0018】図4は3値の擬似ランダム信号発生器の具
体的な他の構成例を示すブロック図である。本実施例の
信号波形形成部4においては、上述の構成に加えて、整
形回路106a〜106d及びディレイライン107が
設けれられている。図3の実施例においては3値のM系
列信号のパルス幅を駆動クロック信号周期の1/2とし
たが、本実施例においては、上述の構成からなる信号波
形形成部4により更に狭いパルスを形成し、より高い分
解能を得るようにしている。
体的な他の構成例を示すブロック図である。本実施例の
信号波形形成部4においては、上述の構成に加えて、整
形回路106a〜106d及びディレイライン107が
設けれられている。図3の実施例においては3値のM系
列信号のパルス幅を駆動クロック信号周期の1/2とし
たが、本実施例においては、上述の構成からなる信号波
形形成部4により更に狭いパルスを形成し、より高い分
解能を得るようにしている。
【0019】なお、上述の本実施例ではいずれもM系列
信号発生器の例について述べたが、擬似ランダム信号発
生部としてはバーカ符号、ゴールド符号等他の擬似ラン
ダム信号発生器を用いれば、M系列信号以外の2値の擬
似ランダム信号に対応して3値の擬似ランダム信号を発
生させることもできる。
信号発生器の例について述べたが、擬似ランダム信号発
生部としてはバーカ符号、ゴールド符号等他の擬似ラン
ダム信号発生器を用いれば、M系列信号以外の2値の擬
似ランダム信号に対応して3値の擬似ランダム信号を発
生させることもできる。
【0020】図5は本発明の一実施例に係る距離測定装
置の構成を示すブロック図である。図において、1,2
は3値のM系列信号発生器、5,6はクロック信号発生
器、7,8はダブルバランスドミキサによる乗算器であ
り、9,10はローパスフィルタである。11は送信信
号を送出するための送出アンテナ、12は受信信号を検
出するための受信アンテナ、13は計測対象物であり、
31は信号処理装置である。本実施例においては、M系
列信号発生器1,2のM系列信号発生部のシフトレジス
タは7段とし、符号周期127のM系列符号に対応した
M系列信号を発生させる。クロック信号発生器5,6の
クロック周波数はそれぞ220.000MHz及び22
0.005MHzとし、パルス幅約2.3nsecの3
値のM系列信号を発生させる。
置の構成を示すブロック図である。図において、1,2
は3値のM系列信号発生器、5,6はクロック信号発生
器、7,8はダブルバランスドミキサによる乗算器であ
り、9,10はローパスフィルタである。11は送信信
号を送出するための送出アンテナ、12は受信信号を検
出するための受信アンテナ、13は計測対象物であり、
31は信号処理装置である。本実施例においては、M系
列信号発生器1,2のM系列信号発生部のシフトレジス
タは7段とし、符号周期127のM系列符号に対応した
M系列信号を発生させる。クロック信号発生器5,6の
クロック周波数はそれぞ220.000MHz及び22
0.005MHzとし、パルス幅約2.3nsecの3
値のM系列信号を発生させる。
【0021】M系列信号発生器1の出力信号は送信信号
として送信アンテナ11から送出され、計測対象物13
からの反射信号を受信アンテナ12によって検出し、得
られた受信信号とM系列信号発生器2の出力信号とを乗
算器8により乗算し、ローパスフィルタ10により帯域
制限することにより検知信号を得る。同様にして乗算器
7及びローパスフィルタ9により時間基準信号を得る。
これらの時間基準信号と検知信号をコンピュータ等によ
り構成される信号処理装置31に入力し、各信号パルス
間の時間間隔を測定し、計測対象物13との間の距離を
算出する。
として送信アンテナ11から送出され、計測対象物13
からの反射信号を受信アンテナ12によって検出し、得
られた受信信号とM系列信号発生器2の出力信号とを乗
算器8により乗算し、ローパスフィルタ10により帯域
制限することにより検知信号を得る。同様にして乗算器
7及びローパスフィルタ9により時間基準信号を得る。
これらの時間基準信号と検知信号をコンピュータ等によ
り構成される信号処理装置31に入力し、各信号パルス
間の時間間隔を測定し、計測対象物13との間の距離を
算出する。
【0022】本実施例では検知信号パルス及び時間基準
信号パルスのパルス幅は約0.2msecとなり、これ
は距離に換算した場合には0.68mとなる。実際の距
離計測においては、複数の計測対象物が存在する場合で
も各対象物からの反射信号に対応したパルス同士が信号
パルスの半値幅以上離れていれば他のパルス信号の影響
を受けずに距離算出が可能であり、本実施例の距離測定
装置では0.34m以上離れた複数の計測対象物までの
距離計測ができる。
信号パルスのパルス幅は約0.2msecとなり、これ
は距離に換算した場合には0.68mとなる。実際の距
離計測においては、複数の計測対象物が存在する場合で
も各対象物からの反射信号に対応したパルス同士が信号
パルスの半値幅以上離れていれば他のパルス信号の影響
を受けずに距離算出が可能であり、本実施例の距離測定
装置では0.34m以上離れた複数の計測対象物までの
距離計測ができる。
【0023】また、本実施例では周波数数百MHzのM
系列信号を直接送信信号として利用しており、電磁波の
減衰が激しい地下の探査に利用される地下探査レーダに
使用できる。更に、本実施例では送信信号を対象物に対
して送出して反射信号を検出する方式のレーダについて
述べたが、送受信アンテナを別々のボアホール内に設置
し、ボアホール間で信号を伝播させ検知信号波形からボ
アホール間の地層状態などを観測するボアホールレーダ
としても利用できる。
系列信号を直接送信信号として利用しており、電磁波の
減衰が激しい地下の探査に利用される地下探査レーダに
使用できる。更に、本実施例では送信信号を対象物に対
して送出して反射信号を検出する方式のレーダについて
述べたが、送受信アンテナを別々のボアホール内に設置
し、ボアホール間で信号を伝播させ検知信号波形からボ
アホール間の地層状態などを観測するボアホールレーダ
としても利用できる。
【0024】図6は本発明の他の実施例に係る距離測定
装置の構成を示すブロック図である。図において、1
4,15,16は乗算器、17はローパスフィルタ、1
8,19は分配器、20はハイブリッド結合器、21,
22は2乗器、23は加算器、24はマイクロ波信号発
振器であり、25は増幅器である。M系列信号発生器
1,2、クロック信号発生器5,6、乗算器7及びロー
パスフィルタ9は図5の実施例と同様の動作を行ないロ
ーパスフィルタ9の出力として時間基準信号が得られ
る。
装置の構成を示すブロック図である。図において、1
4,15,16は乗算器、17はローパスフィルタ、1
8,19は分配器、20はハイブリッド結合器、21,
22は2乗器、23は加算器、24はマイクロ波信号発
振器であり、25は増幅器である。M系列信号発生器
1,2、クロック信号発生器5,6、乗算器7及びロー
パスフィルタ9は図5の実施例と同様の動作を行ないロ
ーパスフィルタ9の出力として時間基準信号が得られ
る。
【0025】マイクロ波信号発振器24の出力は分配器
18へ入力され、分配された信号は、乗算器8及びハイ
ブリッド結合器20へそれぞれ入力される。ハイブリッ
ト結合器20は入力されたマイクロ波信号と同相成分の
信号Rと直交成分の信号Iを出力し、乗算器15,16
へそれぞれ入力する。乗算器8へはM系列信号発生器I
の出力信号も入力され、M系列信号により変調されたマ
イクロ波信号を出力する。変調されたマイクロ波信号は
送信信号として送信アンテナ11から送信される。計測
対象物13から反射された信号は受信アンテナ12によ
り受信され、受信信号は増幅器25で増幅された後に乗
算器14へ入力され、M系列信号発生器2の出力信号と
乗算される。乗算器14の出力は分配器19により分配
され、乗算器15,16へそれぞれ入力され、それぞれ
ハイブリッド結合器20の出力であるR信号、I信号と
乗算される。乗算器15,16の出力信号はローパスフ
ィルタ10,17により帯域制限される。ローパスフィ
ルタ10,17の出力は2乗器21,22により二乗さ
れた後加算器23により加算され、加算器23の出力と
して検知信号が得られる。時間基準信号と検知信号とを
コンピュータ等により構成される信号処理装置31に入
力し、各信号パルス間の時間間隔を測定、対象物間の距
離を算出する。
18へ入力され、分配された信号は、乗算器8及びハイ
ブリッド結合器20へそれぞれ入力される。ハイブリッ
ト結合器20は入力されたマイクロ波信号と同相成分の
信号Rと直交成分の信号Iを出力し、乗算器15,16
へそれぞれ入力する。乗算器8へはM系列信号発生器I
の出力信号も入力され、M系列信号により変調されたマ
イクロ波信号を出力する。変調されたマイクロ波信号は
送信信号として送信アンテナ11から送信される。計測
対象物13から反射された信号は受信アンテナ12によ
り受信され、受信信号は増幅器25で増幅された後に乗
算器14へ入力され、M系列信号発生器2の出力信号と
乗算される。乗算器14の出力は分配器19により分配
され、乗算器15,16へそれぞれ入力され、それぞれ
ハイブリッド結合器20の出力であるR信号、I信号と
乗算される。乗算器15,16の出力信号はローパスフ
ィルタ10,17により帯域制限される。ローパスフィ
ルタ10,17の出力は2乗器21,22により二乗さ
れた後加算器23により加算され、加算器23の出力と
して検知信号が得られる。時間基準信号と検知信号とを
コンピュータ等により構成される信号処理装置31に入
力し、各信号パルス間の時間間隔を測定、対象物間の距
離を算出する。
【0026】本実施例においてはM系列信号発生器1,
2のシフトレジスタは10段とし、符号周期1023の
M系列符号に対応したM系列信号を発生させる。クロッ
ク信号発生器5,6のクロック周波数はそれぞれ22
0.000MHz及び220.010MHzとし、パル
ス幅約2.3nsecの3値のM系列信号を発生させ
る。また、検知信号パルス及び時間基準信号パルスのパ
ルス幅は約0.1msecとなるが、これは距離に換算
した場合、0.68mとなる。なお、本実施例では搬送
波信号として周波数10GHzのマイクロ波信号を使用
し、送信信号の指向性を高め、炉内レベル計測など、周
囲に対象物以外の不要な反射物がある場合でも距離測定
を行うことができる。更に、本実施例においては、搬送
波としてマイクロ波信号を用いた場合について述べた
が、ミリ波帯など他の周波数帯域の電磁波信号を搬送波
として利用することもできる。
2のシフトレジスタは10段とし、符号周期1023の
M系列符号に対応したM系列信号を発生させる。クロッ
ク信号発生器5,6のクロック周波数はそれぞれ22
0.000MHz及び220.010MHzとし、パル
ス幅約2.3nsecの3値のM系列信号を発生させ
る。また、検知信号パルス及び時間基準信号パルスのパ
ルス幅は約0.1msecとなるが、これは距離に換算
した場合、0.68mとなる。なお、本実施例では搬送
波信号として周波数10GHzのマイクロ波信号を使用
し、送信信号の指向性を高め、炉内レベル計測など、周
囲に対象物以外の不要な反射物がある場合でも距離測定
を行うことができる。更に、本実施例においては、搬送
波としてマイクロ波信号を用いた場合について述べた
が、ミリ波帯など他の周波数帯域の電磁波信号を搬送波
として利用することもできる。
【0027】図7は本発明の他の実施例の距離測定装置
の構成を示すブロック図であり、この実施例においては
光信号を利用している。図において、27は半導体レー
ザ、28は送信光学系、29は受信光学系であり、30
はフォトダイオードである。M系列信号発生器1,2、
クロック信号発生器5,6、乗算器7、ローパスフィル
タ9は図5の実施例と同様の動作を行ないローパスフィ
ルタ9の出力として時間基準信号が得られる。
の構成を示すブロック図であり、この実施例においては
光信号を利用している。図において、27は半導体レー
ザ、28は送信光学系、29は受信光学系であり、30
はフォトダイオードである。M系列信号発生器1,2、
クロック信号発生器5,6、乗算器7、ローパスフィル
タ9は図5の実施例と同様の動作を行ないローパスフィ
ルタ9の出力として時間基準信号が得られる。
【0028】本実施例ではM系列信号発生器の出力信号
を半導体レーザ27に入力すると、M系列信号により強
度変調されたレーザ光が発生する。レーザ光はレンズ等
により構成される送信光学系28により計測対象物13
に投射される。対象物13から反射されたレーザ光は受
信光学系29のレンズ、フィルタ等を介してフォトダイ
オード30へ入力され、反射光の光の強度が電気信号に
変換され受信信号として出力される。受信信号は乗算器
8によりM系列信号発生器2の出力信号と乗算され、乗
算器の出力ローパスフィルタ10により帯域制限され、
パルス状の検知信号が得られる。時間基準信号と検知信
号をコンピュータ等により構成される信号処理装置31
に入力し、各信号パルス間の時間間隔を測定、対象物ま
での距離を算出する。本実施例では、信号パルスの狭
化、レーザ光の利用による高分解能な距離計測を行なう
ことができる。
を半導体レーザ27に入力すると、M系列信号により強
度変調されたレーザ光が発生する。レーザ光はレンズ等
により構成される送信光学系28により計測対象物13
に投射される。対象物13から反射されたレーザ光は受
信光学系29のレンズ、フィルタ等を介してフォトダイ
オード30へ入力され、反射光の光の強度が電気信号に
変換され受信信号として出力される。受信信号は乗算器
8によりM系列信号発生器2の出力信号と乗算され、乗
算器の出力ローパスフィルタ10により帯域制限され、
パルス状の検知信号が得られる。時間基準信号と検知信
号をコンピュータ等により構成される信号処理装置31
に入力し、各信号パルス間の時間間隔を測定、対象物ま
での距離を算出する。本実施例では、信号パルスの狭
化、レーザ光の利用による高分解能な距離計測を行なう
ことができる。
【0029】図8は本発明の他の実施例に係る光TDR
を利用した光ファイバ温度分布測定装置の構成を示すブ
ロック図である。図において、32は光方向性結合器、
33は光ファイバ、34,35は光学フィルタ、36は
フォトダイオードであり、37は光分岐路である。M系
列信号発生器1,2、クロック信号発生器5,6、乗算
器7、ローパスフィルタ9は図5に示した実施例と同様
の動作を行ないローパスフィルタ9の出力として時間基
準信号が得られる。
を利用した光ファイバ温度分布測定装置の構成を示すブ
ロック図である。図において、32は光方向性結合器、
33は光ファイバ、34,35は光学フィルタ、36は
フォトダイオードであり、37は光分岐路である。M系
列信号発生器1,2、クロック信号発生器5,6、乗算
器7、ローパスフィルタ9は図5に示した実施例と同様
の動作を行ないローパスフィルタ9の出力として時間基
準信号が得られる。
【0030】本実施例ではM系列信号発生器の出力信号
を半導体レーザ27に入力することにより、強度変調さ
れたレーザ光が発生する。強度変調されたレーザ光は光
方向性結合器32を介して光ファイバ33へ入力され
る。光ファイバへ入力された光信号は光ファイバ内の各
点で反射散乱される。光方向性結合器32では、光ファ
イバ内で反射散乱され入力端へ戻って来た光信号を取り
出して光分岐路37により分配され光学フィルタ34,
35へそれぞれ入力する。光学フィルタ34,35の出
力はそれぞれフォトダイオード30,36により光信号
の強弱に応じた電気信号へ変換される。フォトダイオー
ド30,36の出力信号を乗算器8,14へ入力し、M
系列信号発生器2の出力信号と乗算し、ローパスフィル
タ10,17により帯域制限することにより検知信号が
得られる。
を半導体レーザ27に入力することにより、強度変調さ
れたレーザ光が発生する。強度変調されたレーザ光は光
方向性結合器32を介して光ファイバ33へ入力され
る。光ファイバへ入力された光信号は光ファイバ内の各
点で反射散乱される。光方向性結合器32では、光ファ
イバ内で反射散乱され入力端へ戻って来た光信号を取り
出して光分岐路37により分配され光学フィルタ34,
35へそれぞれ入力する。光学フィルタ34,35の出
力はそれぞれフォトダイオード30,36により光信号
の強弱に応じた電気信号へ変換される。フォトダイオー
ド30,36の出力信号を乗算器8,14へ入力し、M
系列信号発生器2の出力信号と乗算し、ローパスフィル
タ10,17により帯域制限することにより検知信号が
得られる。
【0031】本実施例においては、光学フィルタ34,
35として光ファイバ内の反射散乱光のうちラマン散乱
によるストークス光及びアンチストークス光のみを透過
する光学特性をもつものを使用し、検知信号として光フ
ァイバ各点からの反射散乱光のうちラマン散乱によるス
トークス光強度及びアンチストークス光強度が得られ
る。このラマン散乱は、光ファイバの温度への依存性が
高く、ストークス光及びアンチストークス光強度から光
ファイバ内のラマン散乱光を生じた個所の温度を算出す
ることができる。
35として光ファイバ内の反射散乱光のうちラマン散乱
によるストークス光及びアンチストークス光のみを透過
する光学特性をもつものを使用し、検知信号として光フ
ァイバ各点からの反射散乱光のうちラマン散乱によるス
トークス光強度及びアンチストークス光強度が得られ
る。このラマン散乱は、光ファイバの温度への依存性が
高く、ストークス光及びアンチストークス光強度から光
ファイバ内のラマン散乱光を生じた個所の温度を算出す
ることができる。
【0032】本実施例では、検知信号と時間基準信号と
の時間差から光信号の伝播遅れを算出し、光ファイバの
特定位置におけるラマン散乱光強度を求め、このラマン
散乱光強度から光ファイバの温度を計測することによ
り、光ファイバに沿った温度分布を計測している。
の時間差から光信号の伝播遅れを算出し、光ファイバの
特定位置におけるラマン散乱光強度を求め、このラマン
散乱光強度から光ファイバの温度を計測することによ
り、光ファイバに沿った温度分布を計測している。
【0033】また、本実施例では、M系列信号発生器の
M系列信号発生部をSAWデバイスにより構成し、信号
波形形成部をガリ砒素論理素子により構成したものを用
いている。クロック信号の周波数は500MHzとし、
パルス幅1nsecの3値のM系列信号を発生させてい
る。また、2つのクロック周波数の差は5KHzとし、
時間基準信号、検知信号のパルス幅は0.2msecと
している。この時、光ファイバ中の信号伝播速度を2×
108m/secとするとパルス信号の半値は100m
mに相当し、非常に高い分解能での温度分布の計測がで
きる。
M系列信号発生部をSAWデバイスにより構成し、信号
波形形成部をガリ砒素論理素子により構成したものを用
いている。クロック信号の周波数は500MHzとし、
パルス幅1nsecの3値のM系列信号を発生させてい
る。また、2つのクロック周波数の差は5KHzとし、
時間基準信号、検知信号のパルス幅は0.2msecと
している。この時、光ファイバ中の信号伝播速度を2×
108m/secとするとパルス信号の半値は100m
mに相当し、非常に高い分解能での温度分布の計測がで
きる。
【0034】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、3値の擬
似ランダム信号を発生する擬似ランダム信号発生器を使
用することにより、擬似ランダム信号発生器の動作クロ
ック周波数を高くすることなく、検知信号パルスのパル
ス幅を狭くすることができ、従って、高精度な距離又は
温度分布の測定ができる。更に、複数の対象物、反射信
号等が存在するような場合においても各信号の干渉を低
減させ、高分解能な計測ができる。
似ランダム信号を発生する擬似ランダム信号発生器を使
用することにより、擬似ランダム信号発生器の動作クロ
ック周波数を高くすることなく、検知信号パルスのパル
ス幅を狭くすることができ、従って、高精度な距離又は
温度分布の測定ができる。更に、複数の対象物、反射信
号等が存在するような場合においても各信号の干渉を低
減させ、高分解能な計測ができる。
【図1】本発明の一実施例に係る擬似ランダム信号発生
器の構成を示すブロック図である。
器の構成を示すブロック図である。
【図2】図1の擬似ランダム信号発生器の動作波形を示
すタイミングチャートである。
すタイミングチャートである。
【図3】図1の擬似ランダム信号発生器の具体的な一構
成例を示すブロック図である。
成例を示すブロック図である。
【図4】図1の擬似ランダム信号発生器の具体的な他の
構成例を示すブロック図である。
構成例を示すブロック図である。
【図5】本発明の他の実施例の距離測定装置の構成を示
すブロック図ある。
すブロック図ある。
【図6】本発明の他の実施例の距離測定装置の構成を示
すブロック図ある。
すブロック図ある。
【図7】本発明の他の実施例の距離測定装置の構成を示
すブロック図ある。
すブロック図ある。
【図8】本発明の他の実施例の光TDR方式の光ファイ
バ温度分布測定装置の構成を示すブロック図ある。
バ温度分布測定装置の構成を示すブロック図ある。
【図9】従来のM系列信号発生器の構成を示すブロック
図である。
図である。
【図10】2値のM系列信号波形を示すタイミングチャ
ートである。
ートである。
【図11】2値のM系列信号の処理の説明図である。
【図12】本発明による3値のM系列信号の処理の説明
図である。
図である。
1,2 3値のM系列信号発生器 3 擬似ランダム信号発生部 4 信号波形形成部 5,6 クロック信号発生器 7,8 ダブルバランスドミキサによる乗算器 9,10 ローパスフィルタ 11 送信信号を送出するための送信アンテナ 12 受信信号を検出するための受信アンテナ 13 計測対象物 14,15,16 乗算器 17 ローパスフィルタ 18,19 分配器 20 ハイブリッド結合器 21,22 2乗器 23 加算器 24 マイクロ波信号発振器 25 増幅器 27 半導体レーザ 28 送信光学系 29 受信光学系 30 フォトダイオード 31 信号処理装置 32 光方向性結合器 33 光ファイバ 34,35 光学フィルタ 36 フォトダイオード 37 光分岐路
Claims (5)
- 【請求項1】 擬似ランダム信号又は擬似ランダム信号
で変調された信号を送信信号として利用する測定装置に
おいて、 2値の擬似ランダム信号に同期して前記2値の間の第3
の値を取る3値の擬似ランダム信号を発生する信号波形
形成手段を有する擬似ランダム信号発生器を用いた測定
装置。 - 【請求項2】 第1のクロック信号発生器と、 該第1のクロック信号発生器の出力信号と周波数がわず
かに異なるクロック信号を発生する第2のクロック信号
発生器と、 前記第1及び第2のクロック信号をそれぞれ入力し、パ
ターンは同一で周波数がわずかに異なる2つの擬似ラン
ダム信号を出力する第1及び第2の擬似ランダム信号発
生器と、 前記第1の擬似ランダム信号と前記第2の擬似ランダム
信号とを乗算する第1の乗算器と、 前記第1の擬似ランダム信号を送信信号として送出する
送信手段と、 伝播信号を受信し受信信号を得る受信手段と、 前記受信信号と前記第2の擬似ランダム信号とを乗算す
る第2の乗算器と、 前記第1及び第2の乗算器の出力を入力し、帯域制限を
行う第1及び第2のローパスフィルタと、 前記第1のローパスフィルタの出力信号の最大値が生ず
る時刻と前記第2のローパスフィルタの出力信号が最大
値となる時刻との時間間隔から信号の伝播距離を算出す
る手段とを有し、前記第1及び第2の擬似ランダム信号
発生器として請求項1記載の擬似ランダム信号発生器を
用いた距離測定装置。 - 【請求項3】 第1のクロック信号発生器と、 該第1のクロック信号発生器の出力信号と周波数がわず
かに異なるクロック信号を発生する第2のクロック信号
発生器と、 前記第1及び第2のクロック信号をそれぞれ入力し、パ
ターンは同一で周波数がわずかに異なる2つの擬似ラン
ダム信号を出力する第1及び第2の擬似ランダム信号発
生器と、 前記第1の擬似ランダム信号と前記第2の擬似ランダム
信号とを乗算する第1の乗算器と、 搬送波信号を発生する手段と、 前記第1の擬似ランダム信号によって前記搬送波信号発
生手段の出力信号を変調し送信信号として対象物に対し
て送出する手段と、 前記対象物からの反射信号を受信し受信信号を得る受信
手段と、 該受信手段の出力信号の搬送波成分を検波する手段と、 前記検波手段の出力信号と前記第2の擬似ランダム信号
とを乗算する乗算器と、 前記第1及び第2の乗算器の出力信号を入力し帯域制限
を行う第1及び第2のローパスフィルタと、 前記第1及び第2のローパスフィルタの出力信号が最大
値となる時刻の時間間隔から対象物までの距離を算出す
る距離算出手段とを有し、前記第1及び第2の擬似ラン
ダム信号発生器として請求項1記載の擬似ランダム信号
発生器を用いた距離測定装置。 - 【請求項4】 第1のクロック信号発生器と、 該第1のクロック信号発生器の出力信号と周波数がわず
かに異なるクロック信号を発生する第2のクロック信号
発生器と、 前記第1及び第2のクロック信号をそれぞれ入力し、パ
ターンは同一で周波数がわずかに異なる2つの擬似ラン
ダム信号を出力する第1及び第2の擬似ランダム信号発
生器と、 前記第1の擬似ランダムと前記第2の擬似ランダム信号
とを乗算する第1の乗算器と、 前記第1の擬似ランダム信号によって変調された光信号
を発生する手段と、 前記光信号発生手段の光信号出力を対象物に対して投射
する手段と、 対象物により反射された光信号を検出する手段と、 前記検出手段の出力信号と前記第2の擬似ランダム信号
とを乗算する第2の乗算器と、 前記第1及び第2の乗算器の出力信号を入力し帯域制限
を行う第1及び第2のローパスフィルタと、 前記第1及び第2のローパスフィルタそれぞれの出力信
号が最大値となる時刻の時間間隔から対象物までの距離
を算出する距離算出手段とを有し、前記第1及び第2の
擬似ランダム信号発生器として請求項1記載の擬似ラン
ダム信号発生器を用いた距離測定装置。 - 【請求項5】 第1のクロック信号発生器と、 該第1のクロック信号発生器の出力信号と周波数がわず
かに異なるクロック信号を発生する第2のクロック信号
発生器と、 前記第1及び第2のクロック信号をそれぞれ入力し、パ
ターンは同一で周波数がわずかに異なる2つの擬似ラン
ダム信号を出力する第1及び第2の擬似ランダム信号発
生器と、 前記第1の擬似ランダム信号と前記第2の擬似ランダム
信号とを乗算する第1の乗算器と、 前記第1の擬似ランダム信号によって変調された光信号
を発生する手段と、 前記光信号発生手段の出力信号を光導波部に対して入力
する手段と光導波部内からの反射信号を検出する手段
と、 前記検出手段の出力信号と前記第2の擬似ランダム信号
とを乗算する乗算器と、 前記第1及び第2の乗算器の出力信号を入力し帯域制限
を行う第1及び第2のローパスフィルタとを有し、前記
第1及び第2の擬似ランダム信号発生器として請求項1
記載の擬似ランダム信号発生器を用いた光TDR方式の
光ファイバ温度分布測定装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4111537A JPH05307078A (ja) | 1992-04-30 | 1992-04-30 | 擬似ランダム信号発生器を用いた測定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4111537A JPH05307078A (ja) | 1992-04-30 | 1992-04-30 | 擬似ランダム信号発生器を用いた測定装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05307078A true JPH05307078A (ja) | 1993-11-19 |
Family
ID=14563875
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4111537A Pending JPH05307078A (ja) | 1992-04-30 | 1992-04-30 | 擬似ランダム信号発生器を用いた測定装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05307078A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101399119B1 (ko) * | 2013-10-22 | 2014-05-27 | 엘아이지넥스원 주식회사 | 랜덤 거리 기만 재밍 신호 생성 방법 |
| KR101399116B1 (ko) * | 2013-10-22 | 2014-05-28 | 엘아이지넥스원 주식회사 | 랜덤 거리 기만 재밍 신호 생성 장치 |
| JP2017524955A (ja) * | 2014-07-17 | 2017-08-31 | インフィブラ・テクノロジーズ・ソチエタ・ア・レスポンサビリタ・リミタータInfibra Technologies S.R.L. | 光学被試験体の配分される物理値を計測する方法及び装置 |
-
1992
- 1992-04-30 JP JP4111537A patent/JPH05307078A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101399119B1 (ko) * | 2013-10-22 | 2014-05-27 | 엘아이지넥스원 주식회사 | 랜덤 거리 기만 재밍 신호 생성 방법 |
| KR101399116B1 (ko) * | 2013-10-22 | 2014-05-28 | 엘아이지넥스원 주식회사 | 랜덤 거리 기만 재밍 신호 생성 장치 |
| JP2017524955A (ja) * | 2014-07-17 | 2017-08-31 | インフィブラ・テクノロジーズ・ソチエタ・ア・レスポンサビリタ・リミタータInfibra Technologies S.R.L. | 光学被試験体の配分される物理値を計測する方法及び装置 |
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