JPH05307731A - 磁気記録テープ - Google Patents
磁気記録テープInfo
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- JPH05307731A JPH05307731A JP4109479A JP10947992A JPH05307731A JP H05307731 A JPH05307731 A JP H05307731A JP 4109479 A JP4109479 A JP 4109479A JP 10947992 A JP10947992 A JP 10947992A JP H05307731 A JPH05307731 A JP H05307731A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 オーディオ出力、走行耐久性、テープの変
形、オーディオレベル変動、D.O.増加等に優れた磁
気記録テープを得る。 【構成】 非磁性支持体上の一方の面に磁性層を設け、
反対面にバックコート層を設けた磁気記録テープであっ
て、温度3℃以上40℃以下、湿度10%RH以上80
%RH以下の環境範囲で、前記磁気記録テープ幅方向1
/2インチあたりの磁性層側が凸状になる湾曲量が、
0.3mm〜0.7mmの範囲にあり、さらに非磁性支
持体の長さ方向の105℃、30分間加熱後の熱収縮率
が2.5%以下で幅方向の熱収縮率が長さ方向の1.0
倍以上であり、表面自乗平均平方根粗さが少なくともい
づれか一方の面は0.01〜0.025μm範囲にあ
り、かつ長さ方向および幅方向の引張りヤング率が58
80MPa以上にする。
形、オーディオレベル変動、D.O.増加等に優れた磁
気記録テープを得る。 【構成】 非磁性支持体上の一方の面に磁性層を設け、
反対面にバックコート層を設けた磁気記録テープであっ
て、温度3℃以上40℃以下、湿度10%RH以上80
%RH以下の環境範囲で、前記磁気記録テープ幅方向1
/2インチあたりの磁性層側が凸状になる湾曲量が、
0.3mm〜0.7mmの範囲にあり、さらに非磁性支
持体の長さ方向の105℃、30分間加熱後の熱収縮率
が2.5%以下で幅方向の熱収縮率が長さ方向の1.0
倍以上であり、表面自乗平均平方根粗さが少なくともい
づれか一方の面は0.01〜0.025μm範囲にあ
り、かつ長さ方向および幅方向の引張りヤング率が58
80MPa以上にする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ビデオ、オーディオ機
器あるいはコンピュータ等に用いる磁気記録テープに関
するものであり、さらに詳細には、長時間用に適した薄
手の磁気記録テープおよびその支持体に関するものであ
る。
器あるいはコンピュータ等に用いる磁気記録テープに関
するものであり、さらに詳細には、長時間用に適した薄
手の磁気記録テープおよびその支持体に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】近年、これらの各種磁気記録媒体は高密
度記録に向い、そのために記録波長は短く、記録トラッ
ク幅は狭く、記録媒体厚は薄くという方向にある。その
結果、S/N比、感度、周波数特性が一般に不利になっ
てくるが、この対策として、磁性粉の微粉末化や磁性層
の高平滑化という方法が採られている。しかし以上の対
策のみでは、磁性層の表面性が上がるために摩擦係数が
増大し、走行性、耐久性の面で不利になることから、一
般に前記の如き高性能磁気記録テープにおいては支持体
上の磁性層面とは反対の面にバックコート層を設けるこ
とが知られている。
度記録に向い、そのために記録波長は短く、記録トラッ
ク幅は狭く、記録媒体厚は薄くという方向にある。その
結果、S/N比、感度、周波数特性が一般に不利になっ
てくるが、この対策として、磁性粉の微粉末化や磁性層
の高平滑化という方法が採られている。しかし以上の対
策のみでは、磁性層の表面性が上がるために摩擦係数が
増大し、走行性、耐久性の面で不利になることから、一
般に前記の如き高性能磁気記録テープにおいては支持体
上の磁性層面とは反対の面にバックコート層を設けるこ
とが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うな従来の方法では、耐久性、特に磁気記録テープの変
形、電磁変換特性の低下等の問題があった。
うな従来の方法では、耐久性、特に磁気記録テープの変
形、電磁変換特性の低下等の問題があった。
【0004】本発明は上記問題に鑑み、電磁変換特性に
優れ、かつ磁気記録テープの変形、電磁変換特性の低下
等に優れた高耐久性の磁気記録テープを提供するもので
ある。
優れ、かつ磁気記録テープの変形、電磁変換特性の低下
等に優れた高耐久性の磁気記録テープを提供するもので
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに、本発明は非磁性支持体上の一方の面に磁性層を設
け、反対面にバックコート層を設けた磁気記録テープで
あって、温度3℃以上40℃以下、湿度10%RH以上
80%RH以下の環境範囲で、前記磁気記録テープ幅方
向1/2インチあたりの磁性層側が凸状になる湾曲量
が、0.3mm〜0.7mmの範囲に形成してなるもの
である。本発明に用いる非磁性支持体は、長さ方向の1
05℃、30分間加熱後の熱収縮率が2.5%以下で、
幅方向の熱収縮率が長さ方向の1.0倍以上であり、表
面自乗平均平方根粗さが、少なくともいづれか一方の面
は0.01〜0.025μm範囲にあることが好まし
く、さらには、厚さが10μm以下の薄手の場合、長さ
方向および幅方向の引張りヤング率が5880MPa以
上であることが好適である。
めに、本発明は非磁性支持体上の一方の面に磁性層を設
け、反対面にバックコート層を設けた磁気記録テープで
あって、温度3℃以上40℃以下、湿度10%RH以上
80%RH以下の環境範囲で、前記磁気記録テープ幅方
向1/2インチあたりの磁性層側が凸状になる湾曲量
が、0.3mm〜0.7mmの範囲に形成してなるもの
である。本発明に用いる非磁性支持体は、長さ方向の1
05℃、30分間加熱後の熱収縮率が2.5%以下で、
幅方向の熱収縮率が長さ方向の1.0倍以上であり、表
面自乗平均平方根粗さが、少なくともいづれか一方の面
は0.01〜0.025μm範囲にあることが好まし
く、さらには、厚さが10μm以下の薄手の場合、長さ
方向および幅方向の引張りヤング率が5880MPa以
上であることが好適である。
【0006】
【作用】本発明は上記の構成によって、磁気ヘッドのテ
ープ摺動面、および走行系の各種ポストに対する磁気記
録テープのあたりの状態が良好となる。特に、非磁性支
持体の幅方向の熱収縮率が長さ方向の熱収縮率に比べ相
対的に大きいことから、テープ幅方向に適当な湾曲状態
を得ることが容易である。さらに、磁気記録テープ磁性
層側とは反対側の非磁性支持体の表面性が磁性層面に形
状転写し、表面性が低下することによる悪影響を妨げる
ことにより、電磁変換特性、特に、C/N比に優れた磁
気記録テープを得ることができる。また、厚さが10μ
m以下の薄手の場合、磁気記録テープにバランスよく一
定以上の機械的強度を付与するために、非磁性支持体の
長手方向および幅方向の引張りヤング率を限定し、耐久
性、とりわけ磁気記録テープの変形、電磁変換特性の低
下等に優れた高耐久性の磁気記録テープを得ることがで
きる。
ープ摺動面、および走行系の各種ポストに対する磁気記
録テープのあたりの状態が良好となる。特に、非磁性支
持体の幅方向の熱収縮率が長さ方向の熱収縮率に比べ相
対的に大きいことから、テープ幅方向に適当な湾曲状態
を得ることが容易である。さらに、磁気記録テープ磁性
層側とは反対側の非磁性支持体の表面性が磁性層面に形
状転写し、表面性が低下することによる悪影響を妨げる
ことにより、電磁変換特性、特に、C/N比に優れた磁
気記録テープを得ることができる。また、厚さが10μ
m以下の薄手の場合、磁気記録テープにバランスよく一
定以上の機械的強度を付与するために、非磁性支持体の
長手方向および幅方向の引張りヤング率を限定し、耐久
性、とりわけ磁気記録テープの変形、電磁変換特性の低
下等に優れた高耐久性の磁気記録テープを得ることがで
きる。
【0007】さらに詳細に説明すると、たとえばビデオ
テープレコーダ用磁気記録テープでは、各種ポストに対
して一定の角度で巻き付けられて走行しているが、各種
ポストの高さ方向の位置規制をおこなうために下側規制
や上側規制のポストが設けられている。その規制ポスト
に対してテープが離脱せずに安定走行するためには、適
当な走行特性を必要とし、また、離脱して走行しようと
する場合には、基本的にはテープ自体の剛性により離脱
しないように走行しなければならない。ところが、テー
プ全体の厚みが薄くなってくるとテープの剛性が小さく
なり不利になる。そのうえ、テープ幅方向1/2インチ
あたりの磁性層側が凸状になる湾曲量が0.3mm〜
0.7mmの範囲外になると、走行系の各種ポストに対
して、テープ幅方向の端面が浮上したり、ポストのロー
ラー部と規制部との隙間にくいこみ、結果的にテープが
折れたり、テープ端部がワカメ状になったり、最悪の場
合には、テープが破断して重要な情報を損なうといった
状況に陥る。さらに、磁気ヘッドのテープ摺動面に対す
るあたりの状態が均一でなくなる。
テープレコーダ用磁気記録テープでは、各種ポストに対
して一定の角度で巻き付けられて走行しているが、各種
ポストの高さ方向の位置規制をおこなうために下側規制
や上側規制のポストが設けられている。その規制ポスト
に対してテープが離脱せずに安定走行するためには、適
当な走行特性を必要とし、また、離脱して走行しようと
する場合には、基本的にはテープ自体の剛性により離脱
しないように走行しなければならない。ところが、テー
プ全体の厚みが薄くなってくるとテープの剛性が小さく
なり不利になる。そのうえ、テープ幅方向1/2インチ
あたりの磁性層側が凸状になる湾曲量が0.3mm〜
0.7mmの範囲外になると、走行系の各種ポストに対
して、テープ幅方向の端面が浮上したり、ポストのロー
ラー部と規制部との隙間にくいこみ、結果的にテープが
折れたり、テープ端部がワカメ状になったり、最悪の場
合には、テープが破断して重要な情報を損なうといった
状況に陥る。さらに、磁気ヘッドのテープ摺動面に対す
るあたりの状態が均一でなくなる。
【0008】本発明のように、温度3℃以上40℃以
下、湿度10%RH以上80%RH以下の環境範囲で、
磁気記録テープ幅方向1/2インチあたりの磁性層側が
凸状になる湾曲量が、0.3mm〜0.7mmの範囲に
することにより、磁気ヘッド、および走行系の各種ポス
トに対して、磁気記録テープが均一に接触、押圧された
状態で走行するがゆえに電磁変換特性、特にオーディオ
出力、耐久性、特にテープの変形が大きく改善されるこ
とになる。
下、湿度10%RH以上80%RH以下の環境範囲で、
磁気記録テープ幅方向1/2インチあたりの磁性層側が
凸状になる湾曲量が、0.3mm〜0.7mmの範囲に
することにより、磁気ヘッド、および走行系の各種ポス
トに対して、磁気記録テープが均一に接触、押圧された
状態で走行するがゆえに電磁変換特性、特にオーディオ
出力、耐久性、特にテープの変形が大きく改善されるこ
とになる。
【0009】
【実施例】以下、本発明を説明する。ここで本発明に用
いるバインダ、架橋剤、研摩剤、必要に応じて添加する
分散剤、可塑剤、帯電防止剤、さらに非磁性支持体、バ
ックコート層等は従来公知のものを使用することができ
る。
いるバインダ、架橋剤、研摩剤、必要に応じて添加する
分散剤、可塑剤、帯電防止剤、さらに非磁性支持体、バ
ックコート層等は従来公知のものを使用することができ
る。
【0010】以下、本発明の実施例を挙げて具体的に説
明するが、本発明はこれに限定されるものではない。な
お実施例に示している成分比の「部」は全て「重量部」
を示している。
明するが、本発明はこれに限定されるものではない。な
お実施例に示している成分比の「部」は全て「重量部」
を示している。
【0011】(実施例1)磁性塗料は次の様にして調製
した. Fe系合金磁性粉末 100部 [保持力HC =123.3×103 A/m、BET比表面積=56×103 m2 /kg、飽和磁化量=1.6×10-4WB・m/kg、針状比=9/1] 塩化ビニル酢酸ビニル共重合樹脂 10部 ポリウレタン樹脂 10部 研摩剤(Al2O3)[平均粒径=0.2μm] 6部 カーボンブラック [平均粒径=20mμ] 2部 ミリスチン酸 1部 ステアリン酸ブチル 1部 メチルエチルケトン 100部 トルエン 100部 シクロヘキサノン 60部 上記組成物を加圧ニーダーとサンドミルを用いて混練分
散をおこない磁性塗料を調製した.得られた磁性塗料に
ポリイソシアネート化合物[バイエル社製、デスモジュ
ールL]4部を加え、高速撹伴器で十分混合撹伴した
後、平均孔径1μmのフイルタで濾過して磁性塗料の準
備をおこなった。
した. Fe系合金磁性粉末 100部 [保持力HC =123.3×103 A/m、BET比表面積=56×103 m2 /kg、飽和磁化量=1.6×10-4WB・m/kg、針状比=9/1] 塩化ビニル酢酸ビニル共重合樹脂 10部 ポリウレタン樹脂 10部 研摩剤(Al2O3)[平均粒径=0.2μm] 6部 カーボンブラック [平均粒径=20mμ] 2部 ミリスチン酸 1部 ステアリン酸ブチル 1部 メチルエチルケトン 100部 トルエン 100部 シクロヘキサノン 60部 上記組成物を加圧ニーダーとサンドミルを用いて混練分
散をおこない磁性塗料を調製した.得られた磁性塗料に
ポリイソシアネート化合物[バイエル社製、デスモジュ
ールL]4部を加え、高速撹伴器で十分混合撹伴した
後、平均孔径1μmのフイルタで濾過して磁性塗料の準
備をおこなった。
【0012】次に上記磁性塗料を7.5μm厚で長さ方
向の引張ヤング率が6670MPa、幅方向の引張ヤン
グ率が6080MPa、長さ方向の105℃、30分間
加熱後の熱収縮率が2.3%で、幅方向の熱収縮率が長
さ方向の1.3倍あり、表面自乗平均平方根粗さが0.
012μmのポリエチレンテレフタレートフイルム支持
体上に塗布、磁場配向、乾燥処理を施した後、スーパー
カレンダーロールによる鏡面加工処理を施し、2.6μ
m厚の磁性層を有する原反ロールを得た。この原反ロー
ルに50℃、24時間硬化処理をおこない、次いで磁性
層の反対面に0.5μm厚のバックコート層を設け、1
/2インチ幅に裁断してビデオテープ試料(390m
長)を作製した。
向の引張ヤング率が6670MPa、幅方向の引張ヤン
グ率が6080MPa、長さ方向の105℃、30分間
加熱後の熱収縮率が2.3%で、幅方向の熱収縮率が長
さ方向の1.3倍あり、表面自乗平均平方根粗さが0.
012μmのポリエチレンテレフタレートフイルム支持
体上に塗布、磁場配向、乾燥処理を施した後、スーパー
カレンダーロールによる鏡面加工処理を施し、2.6μ
m厚の磁性層を有する原反ロールを得た。この原反ロー
ルに50℃、24時間硬化処理をおこない、次いで磁性
層の反対面に0.5μm厚のバックコート層を設け、1
/2インチ幅に裁断してビデオテープ試料(390m
長)を作製した。
【0013】(実施例2) (実施例1)のバックコート層厚を0.5μmから0.
7μmにかえた以外は(実施例1)と同様にしてビデオ
テープ試料を作製した。
7μmにかえた以外は(実施例1)と同様にしてビデオ
テープ試料を作製した。
【0014】(比較例1) (実施例1)のバックコート層厚を0.5μmから0.
9μmにかえた以外は(実施例1)と同様にしてビデオ
テープ試料を作製した。
9μmにかえた以外は(実施例1)と同様にしてビデオ
テープ試料を作製した。
【0015】(比較例2) (実施例1)の原反ロールに50℃、24時間硬化処理
を、硬化なしにかえた以外は(実施例1)と同様にして
ビデオテープ試料を作製した。
を、硬化なしにかえた以外は(実施例1)と同様にして
ビデオテープ試料を作製した。
【0016】(比較例3) (実施例1)の長さ方向の105℃、30分間加熱後の
熱収縮率が2.3%を2.7%に、幅方向の熱収縮率が
長さ方向の1.3倍を0.9倍にしたポリエチレンフタ
レートフイルム支持体にかえた以外は実施例1.と同様
にしてビデオテープ試料を作製した。
熱収縮率が2.3%を2.7%に、幅方向の熱収縮率が
長さ方向の1.3倍を0.9倍にしたポリエチレンフタ
レートフイルム支持体にかえた以外は実施例1.と同様
にしてビデオテープ試料を作製した。
【0017】(実施例3) (実施例1)の表面自乗平均平方根粗さが0.012μ
mのポリエチレンテレフタレートフイルム支持体を0.
023μmのものにかえた以外は(実施例1)と同様に
してビデオテープ試料を作製した。
mのポリエチレンテレフタレートフイルム支持体を0.
023μmのものにかえた以外は(実施例1)と同様に
してビデオテープ試料を作製した。
【0018】(比較例4) (実施例1)の表面自乗平均平方根粗さが0.012μ
mのポリエチレンテレフタレートフイルム支持体を0.
027μmのものにかえた以外は(実施例1)と同様に
してビデオテープ試料を作製した。
mのポリエチレンテレフタレートフイルム支持体を0.
027μmのものにかえた以外は(実施例1)と同様に
してビデオテープ試料を作製した。
【0019】(実施例4) (実施例1)の7.5μm厚で長さ方向の引張ヤング率
が6670MPa、幅方向の引張ヤング率が6080M
Paのポリエチレンテレフタレートフイルム支持体を、
各々7650MPa、7160MPaのポリエチレンナ
フタレートフイルム支持体かえた以外は(実施例1)と
同様にしてビデオテープ試料を作製した。
が6670MPa、幅方向の引張ヤング率が6080M
Paのポリエチレンテレフタレートフイルム支持体を、
各々7650MPa、7160MPaのポリエチレンナ
フタレートフイルム支持体かえた以外は(実施例1)と
同様にしてビデオテープ試料を作製した。
【0020】(比較例5) (実施例1)の7.5μm厚で長さ方向の引張ヤング率
が6670MPa、幅方向の引張ヤング率が6080M
Paのポリエチレンテレフタレートフイルム支持体を、
各々7060MPa、5390MPaのものにかえた以
外は(実施例1)と同様にしてビデオテープ試料を作製
した。
が6670MPa、幅方向の引張ヤング率が6080M
Paのポリエチレンテレフタレートフイルム支持体を、
各々7060MPa、5390MPaのものにかえた以
外は(実施例1)と同様にしてビデオテープ試料を作製
した。
【0021】以上の各実施例および比較例で得られたビ
デオテープ試料について、それぞれ以下に示す評価試験
をおこなった。 (1)湾曲量 ユニオン光学製干渉顕微鏡を用い、1/2インチ幅の磁
気記録テープ幅方向の端面と中央の湾曲量を測定した。 (2)表面粗さ テーラーホブソン社製タリステップ触針型表面粗さ計を
用いて、縦倍率20×103 倍、横倍率50倍、スタイ
ラス2.5μm×0.1μm、針圧2mg、の条件で表面
粗さを測定し、粗さチャートにおいて高さの自乗平均平
方根粗さを算出して求めた。 (3)C/N比 記録再生ヘッドにアモルファス合金ヘッドを搭載してい
るMザフオーマットVTR(AU−650、松下電器
(株)製)を用い、記録周波数7MHzにおけるC/N
比を測定した。標準テープとしては、Mザフオーマット
VTR用カセットテープ(松下電器(株)製AU−M9
0L)を用い、そのC/N比を0dBとした。 (4)オーディオ出力、オーディオレベル変動 記録再生ヘッドにアモルファス合金ヘッドを搭載してい
るMザフオーマットVTR(AU−650、松下電器
(株)製)を用い、各ビデオテープ試料を40℃80%
RHの環境下で200パス、300時間走行させる耐久
性試験をおこなった。その試験前に、オーディオヘッド
出力(ch.2)を整流し、その出力を、試験後にレベ
ル変動を、各々測定した。標準テープとしては、Mザフ
オーマットVTR用カセットテープ(松下電器(株)製
AU−M90L)を用い、そのオーディオヘッド出力を
0dBとした。 (5)テープの変形 上記(3)の耐久性試験後に、テープ試料の変形を目視
により状態観察をし、5段階評価をおこなった.評価は
実用的に全く問題のないものを5とし、実用的に問題を
発生したものを1とした。 (6)ドロップアウト 上記(3)による試験前後に映像信号の瞬間的な欠落を
ドロップアウトカウンタ((株)シバソク製、VH01
BZ)で測定した。ドロップアウトは試験前に対する試
験後の変化率を倍率で示した。
デオテープ試料について、それぞれ以下に示す評価試験
をおこなった。 (1)湾曲量 ユニオン光学製干渉顕微鏡を用い、1/2インチ幅の磁
気記録テープ幅方向の端面と中央の湾曲量を測定した。 (2)表面粗さ テーラーホブソン社製タリステップ触針型表面粗さ計を
用いて、縦倍率20×103 倍、横倍率50倍、スタイ
ラス2.5μm×0.1μm、針圧2mg、の条件で表面
粗さを測定し、粗さチャートにおいて高さの自乗平均平
方根粗さを算出して求めた。 (3)C/N比 記録再生ヘッドにアモルファス合金ヘッドを搭載してい
るMザフオーマットVTR(AU−650、松下電器
(株)製)を用い、記録周波数7MHzにおけるC/N
比を測定した。標準テープとしては、Mザフオーマット
VTR用カセットテープ(松下電器(株)製AU−M9
0L)を用い、そのC/N比を0dBとした。 (4)オーディオ出力、オーディオレベル変動 記録再生ヘッドにアモルファス合金ヘッドを搭載してい
るMザフオーマットVTR(AU−650、松下電器
(株)製)を用い、各ビデオテープ試料を40℃80%
RHの環境下で200パス、300時間走行させる耐久
性試験をおこなった。その試験前に、オーディオヘッド
出力(ch.2)を整流し、その出力を、試験後にレベ
ル変動を、各々測定した。標準テープとしては、Mザフ
オーマットVTR用カセットテープ(松下電器(株)製
AU−M90L)を用い、そのオーディオヘッド出力を
0dBとした。 (5)テープの変形 上記(3)の耐久性試験後に、テープ試料の変形を目視
により状態観察をし、5段階評価をおこなった.評価は
実用的に全く問題のないものを5とし、実用的に問題を
発生したものを1とした。 (6)ドロップアウト 上記(3)による試験前後に映像信号の瞬間的な欠落を
ドロップアウトカウンタ((株)シバソク製、VH01
BZ)で測定した。ドロップアウトは試験前に対する試
験後の変化率を倍率で示した。
【0022】得られた結果を(表1)に示す。
【0023】
【表1】
【0024】(表1)から明らかなように、本発明によ
れば、温度3℃以上40℃以下、湿度10%RH以上8
0%RH以下の環境範囲で、磁気記録テープ幅方向1/
2インチあたりの磁性層側が凸状になる湾曲量が、0.
3mm〜0.7mmの範囲にあり、さらに非磁性支持体
の長さ方向の105℃、30分間加熱後の熱収縮率が
2.5%以下で幅方向の熱収縮率が長さ方向の1.0倍
以上であり、表面自乗平均平方根粗さが少なくともいづ
れか一方の面は0.01〜0.025μm範囲にあり、
かつ長さ方向および幅方向の引張りヤング率が5880
MPa以上にすることによりオーディオ出力等、電磁変
換特性に優れ、かつ、磁気記録テープの変形、およびオ
ーディオレベル変動、ドロップアウトの増加、等電磁変
換特性の低下に対して優れた高耐久性の磁気テープを得
るものである。
れば、温度3℃以上40℃以下、湿度10%RH以上8
0%RH以下の環境範囲で、磁気記録テープ幅方向1/
2インチあたりの磁性層側が凸状になる湾曲量が、0.
3mm〜0.7mmの範囲にあり、さらに非磁性支持体
の長さ方向の105℃、30分間加熱後の熱収縮率が
2.5%以下で幅方向の熱収縮率が長さ方向の1.0倍
以上であり、表面自乗平均平方根粗さが少なくともいづ
れか一方の面は0.01〜0.025μm範囲にあり、
かつ長さ方向および幅方向の引張りヤング率が5880
MPa以上にすることによりオーディオ出力等、電磁変
換特性に優れ、かつ、磁気記録テープの変形、およびオ
ーディオレベル変動、ドロップアウトの増加、等電磁変
換特性の低下に対して優れた高耐久性の磁気テープを得
るものである。
【0025】
【発明の効果】以上、詳述したように、本発明によれ
ば、温度3℃以上40℃以下、湿度10%RH以上80
%RH以下の環境範囲で、磁気記録テープ幅方向1/2
インチあたりの磁性層側が凸状になる湾曲量が、0.3
mm〜0.7mmの範囲にあり、さらに非磁性支持体の
長さ方向の105℃、30分間加熱後の熱収縮率が2.
5%以下で、幅方向の熱収縮率が長さ方向の1.0倍以
上であり、表面自乗平均平方根粗さが、少なくともいづ
れか一方の面は0.01〜0.025μm範囲にあり、
かつ長さ方向および幅方向の引張りヤング率が5880
MPa以上にすることにより、オーディオ出力等、電磁
変換特性に優れ、かつ、磁気記録テープの変形、および
オーディオレベル変動、ドロップアウトの増加、等電磁
変換特性の低下に対して優れた高耐久性の磁気テープを
得ることができ、その実用上の価値は大なるものがあ
る。
ば、温度3℃以上40℃以下、湿度10%RH以上80
%RH以下の環境範囲で、磁気記録テープ幅方向1/2
インチあたりの磁性層側が凸状になる湾曲量が、0.3
mm〜0.7mmの範囲にあり、さらに非磁性支持体の
長さ方向の105℃、30分間加熱後の熱収縮率が2.
5%以下で、幅方向の熱収縮率が長さ方向の1.0倍以
上であり、表面自乗平均平方根粗さが、少なくともいづ
れか一方の面は0.01〜0.025μm範囲にあり、
かつ長さ方向および幅方向の引張りヤング率が5880
MPa以上にすることにより、オーディオ出力等、電磁
変換特性に優れ、かつ、磁気記録テープの変形、および
オーディオレベル変動、ドロップアウトの増加、等電磁
変換特性の低下に対して優れた高耐久性の磁気テープを
得ることができ、その実用上の価値は大なるものがあ
る。
Claims (4)
- 【請求項1】非磁性支持体上の一方の面に磁性層を設
け、反対面にバックコート層を設けた磁気記録テープで
あって、温度3℃以上40℃以下、湿度10%RH以上
80%RH以下の環境範囲で、前記磁気記録テープ幅方
向1/2インチあたりの磁性層側が凸状になる湾曲量
が、0.3mm〜0.7mmの範囲にあることを特徴と
する磁気記録テープ。 - 【請求項2】非磁性支持体の長さ方向の105℃、30
分間加熱後の熱収縮率が2.5%以下で、幅方向の熱収
縮率が長さ方向の1.0倍以上であることを特徴とする
特許請求の範囲第(1)項に記載の磁気記録テープ。 - 【請求項3】非磁性支持体の表面自乗平均平方根粗さ
が、少なくともいづれか一方の面は0.01〜0.02
5μmの範囲にあることを特徴とする特許請求の範囲第
(1)項に記載の磁気記録テープ。 - 【請求項4】非磁性支持体の厚さが10μm以下であ
り、かつ、長さ方向および幅方向の引張りヤング率が5
880MPa以上であることを特徴とする特許請求の範
囲第(1)項に記載の磁気記録テープ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4109479A JPH05307731A (ja) | 1992-04-28 | 1992-04-28 | 磁気記録テープ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4109479A JPH05307731A (ja) | 1992-04-28 | 1992-04-28 | 磁気記録テープ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05307731A true JPH05307731A (ja) | 1993-11-19 |
Family
ID=14511290
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4109479A Pending JPH05307731A (ja) | 1992-04-28 | 1992-04-28 | 磁気記録テープ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05307731A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6881474B2 (en) * | 1998-08-07 | 2005-04-19 | Fuji Photo Film Co., Ltd. | Magnetic tape possessing a controlled radius of curvature in the width and longitudinal directions |
| US7550212B2 (en) | 2004-11-30 | 2009-06-23 | Fujifilm Corporation | Tape-shaped recording medium, and apparatus and method for processing the same |
-
1992
- 1992-04-28 JP JP4109479A patent/JPH05307731A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6881474B2 (en) * | 1998-08-07 | 2005-04-19 | Fuji Photo Film Co., Ltd. | Magnetic tape possessing a controlled radius of curvature in the width and longitudinal directions |
| US7550212B2 (en) | 2004-11-30 | 2009-06-23 | Fujifilm Corporation | Tape-shaped recording medium, and apparatus and method for processing the same |
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