JPH05307891A - 行デコーダ - Google Patents
行デコーダInfo
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- JPH05307891A JPH05307891A JP11277592A JP11277592A JPH05307891A JP H05307891 A JPH05307891 A JP H05307891A JP 11277592 A JP11277592 A JP 11277592A JP 11277592 A JP11277592 A JP 11277592A JP H05307891 A JPH05307891 A JP H05307891A
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Links
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11C—STATIC STORES
- G11C8/00—Arrangements for selecting an address in a digital store
- G11C8/08—Word line control circuits, e.g. drivers, boosters, pull-up circuits, pull-down circuits, precharging circuits, for word lines
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11C—STATIC STORES
- G11C8/00—Arrangements for selecting an address in a digital store
- G11C8/10—Decoders
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
- Static Random-Access Memory (AREA)
- Read Only Memory (AREA)
- Dram (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 半導体記憶装置における行線を選択する行デ
コーダにおいて、選択された行線に電位を供給するN型
MOSトランジスタに近い行線の部分における立ち上が
りスピードの遅れを防止する行デコーダを提供する。 【構成】 メモリ素子の共通のゲート電極である行線に
用いられる。例えばナンドNA1L及びインバータIN
V1Lで構成する行デコーダとポイントW1L,W1c,W
1Rを含む行線との間に、P型MOSトランジスタP1Lを
設ける。ナンドNA1R及びインバータINV1Rで構
成する行デコーダとポイントW1L,W1c,W1Rを含む行
線との間に、P型MOSトランジスタP1Rを設ける。P
型MOSトランジスタP1L,P1Rは、行線が選択された
ときに電位をその行線に供給する。
コーダにおいて、選択された行線に電位を供給するN型
MOSトランジスタに近い行線の部分における立ち上が
りスピードの遅れを防止する行デコーダを提供する。 【構成】 メモリ素子の共通のゲート電極である行線に
用いられる。例えばナンドNA1L及びインバータIN
V1Lで構成する行デコーダとポイントW1L,W1c,W
1Rを含む行線との間に、P型MOSトランジスタP1Lを
設ける。ナンドNA1R及びインバータINV1Rで構
成する行デコーダとポイントW1L,W1c,W1Rを含む行
線との間に、P型MOSトランジスタP1Rを設ける。P
型MOSトランジスタP1L,P1Rは、行線が選択された
ときに電位をその行線に供給する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体記憶装置におい
て用いられる行デコーダに関する。
て用いられる行デコーダに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の行デコーダとしては、図5に示す
ような回路がある。図5に示す行デコーダは、特願昭6
2−165663に記載されている行デコーダである。
ような回路がある。図5に示す行デコーダは、特願昭6
2−165663に記載されている行デコーダである。
【0003】図5に示す行デコーダの動作概要は、(m
+n)個のアドレス信号各々の真補の組み合わせによっ
て生じる2m+n本の行線のうち1本を選択する動作であ
る。また、選択された行線の電位は読み出し電源電位V
CCに、非選択の行線の電位は接地電位GNDになる。
+n)個のアドレス信号各々の真補の組み合わせによっ
て生じる2m+n本の行線のうち1本を選択する動作であ
る。また、選択された行線の電位は読み出し電源電位V
CCに、非選択の行線の電位は接地電位GNDになる。
【0004】次に、上述の従来の行デコーダの動作につ
いて、図5を参照して更に詳細に説明する。但し、本明
細書において、A'は、信号Aの補の信号を表す。しか
し、図面上は、通常表記に従い、補の信号をその記号の
上に、バーを付けて表す。ナンドNA1Lとインバータ
INV1Lとは、n入力のデコーダ即ち入力A'm+1,
A'm+2,…A'm+nの全てが“H”のときインバータIN
V1Lの出力点であるポイントWOLが“H”になりデコ
ーダとして動作する。同様にナンドNA1Rとインバー
タINV1Rとも、入力A'm+1,A'm+2,…A'm+nの全
てが“H”のときインバータINV1Rの出力点である
ポイントWORが“H”になりデコーダとして動作する。
ここで、入力A'm+1,A'm+2,…A'm+n,入力A'1,
A'2,A'm及び入力A1,A2,Amは、いずれも外部ア
ドレス信号を内部アドレス信号に変換するアドレスバッ
ファの出力即ち内部アドレス信号であり、例えば入力A
1は真のアドレス信号を、入力A'1は補のアドレス信号
を示す。以上説明したナンドとインバータとによって構
成されるデコーダは、n個の入力の真補の組み合わせに
よって実際には2n個存在して、n個の入力の全てが
“H”になったデコーダのみが“H”を出力し、残りの
(2n−1)個のデコーダは全て“L”を出力する。
いて、図5を参照して更に詳細に説明する。但し、本明
細書において、A'は、信号Aの補の信号を表す。しか
し、図面上は、通常表記に従い、補の信号をその記号の
上に、バーを付けて表す。ナンドNA1Lとインバータ
INV1Lとは、n入力のデコーダ即ち入力A'm+1,
A'm+2,…A'm+nの全てが“H”のときインバータIN
V1Lの出力点であるポイントWOLが“H”になりデコ
ーダとして動作する。同様にナンドNA1Rとインバー
タINV1Rとも、入力A'm+1,A'm+2,…A'm+nの全
てが“H”のときインバータINV1Rの出力点である
ポイントWORが“H”になりデコーダとして動作する。
ここで、入力A'm+1,A'm+2,…A'm+n,入力A'1,
A'2,A'm及び入力A1,A2,Amは、いずれも外部ア
ドレス信号を内部アドレス信号に変換するアドレスバッ
ファの出力即ち内部アドレス信号であり、例えば入力A
1は真のアドレス信号を、入力A'1は補のアドレス信号
を示す。以上説明したナンドとインバータとによって構
成されるデコーダは、n個の入力の真補の組み合わせに
よって実際には2n個存在して、n個の入力の全てが
“H”になったデコーダのみが“H”を出力し、残りの
(2n−1)個のデコーダは全て“L”を出力する。
【0005】ノアNOR1とインバータINV1とは、
m入力のデコーダ即ち入力A'1,A'2,…A'mの全てが
“L”のときインバータINV1の出力点であるポイン
トT1が“L”になりデコーダとして動作する。同様に
ノアNOR2mとインバータINV2mとは、m入力の
デコーダ即ち入力A1,A2,…Amの全てが“L”のと
きインバータINV2mの出力点であるポイントT2mが
“L”になりデコーダとして動作する。上記ノアとイン
バータとで構成されたデコーダは、m個の入力の真補の
組み合わせによって実際には2m個存在して、m個の入
力の全てが“L”になったデコーダのみが“L”を出力
し、残りの(2m−1)個のデコーダは全て“H”を出
力する。なお、T2mにおける2mは2m番目を表わすが、
表記の都合上2mと記した。
m入力のデコーダ即ち入力A'1,A'2,…A'mの全てが
“L”のときインバータINV1の出力点であるポイン
トT1が“L”になりデコーダとして動作する。同様に
ノアNOR2mとインバータINV2mとは、m入力の
デコーダ即ち入力A1,A2,…Amの全てが“L”のと
きインバータINV2mの出力点であるポイントT2mが
“L”になりデコーダとして動作する。上記ノアとイン
バータとで構成されたデコーダは、m個の入力の真補の
組み合わせによって実際には2m個存在して、m個の入
力の全てが“L”になったデコーダのみが“L”を出力
し、残りの(2m−1)個のデコーダは全て“H”を出
力する。なお、T2mにおける2mは2m番目を表わすが、
表記の都合上2mと記した。
【0006】図5において、P型MOSトランジスタP
1からN型MOSトランジスタN1Rまでの区間及びP型
MOSトランジスタP2nからN型MOSトランジスタN
2nRまでの区間は行線を示している。図5中には示して
いないが、P型MOSトランジスタP1,P2nのバック
ゲート電位は読み出し電位であり、N型MOSトランジ
スタN1c,N2nc,N1R,N2nRのバックゲート電位は接
地電位である。また説明の都合上、図5中の各ポイント
にポイントW1L,W2nL,W1c,W2nc,W1R,W2nRを
付している。なお、ポイントW2nL,W2nc,W2nR、P
型MOSトランジスタP2n及びN型MOSトランジスタ
N2nc,N2nRにおける2nは2n番目であることを表わ
す。
1からN型MOSトランジスタN1Rまでの区間及びP型
MOSトランジスタP2nからN型MOSトランジスタN
2nRまでの区間は行線を示している。図5中には示して
いないが、P型MOSトランジスタP1,P2nのバック
ゲート電位は読み出し電位であり、N型MOSトランジ
スタN1c,N2nc,N1R,N2nRのバックゲート電位は接
地電位である。また説明の都合上、図5中の各ポイント
にポイントW1L,W2nL,W1c,W2nc,W1R,W2nRを
付している。なお、ポイントW2nL,W2nc,W2nR、P
型MOSトランジスタP2n及びN型MOSトランジスタ
N2nc,N2nRにおける2nは2n番目であることを表わ
す。
【0007】次に、行線の選択及び非選択の動作概要に
ついて説明する。例えば、ポイントT1,…T2mのうち
でポイントT1が非選択である場合は、ポイントT1は
“H”に、ポイントT'1は“L”になり、P型MOSト
ランジスタP1及びN型MOSトランジスタN1RはOF
F状態に、N型MOSトランジスタN1cはON状態にな
る。従って、ポイントW1L,W1c,W1Rを含む行線は、
電気的に完全にポイントW0L,W0Rと分離され、プルダ
ウン用のN型MOSトランジスタN1cがON状態である
ので接地電位になる。一方、ポイントT1が選択された
場合は、ポイントT1は“L”に、ポイントT'1は
“H”になるので、N型MOSトランジスタN1cはOF
F状態になる。この結果、ポイントW1L,W1c,W1Rを
含む行線の電位決定についてN型MOSトランジスタN
1cは無関係になり、P型MOSトランジスタP1及びN
型MOSトランジスタN1Rを介してポイントW0L,W0R
とポイントW1L,W1c,W1Rを含む行線は電気的に接続
される。従って、ポイントW0L,W0Rが非選択の場合
は、行線は接地電位になり、ポイントW0L,W0Rが選択
されている場合は、行線は読み出し電源電位VCCにな
る。
ついて説明する。例えば、ポイントT1,…T2mのうち
でポイントT1が非選択である場合は、ポイントT1は
“H”に、ポイントT'1は“L”になり、P型MOSト
ランジスタP1及びN型MOSトランジスタN1RはOF
F状態に、N型MOSトランジスタN1cはON状態にな
る。従って、ポイントW1L,W1c,W1Rを含む行線は、
電気的に完全にポイントW0L,W0Rと分離され、プルダ
ウン用のN型MOSトランジスタN1cがON状態である
ので接地電位になる。一方、ポイントT1が選択された
場合は、ポイントT1は“L”に、ポイントT'1は
“H”になるので、N型MOSトランジスタN1cはOF
F状態になる。この結果、ポイントW1L,W1c,W1Rを
含む行線の電位決定についてN型MOSトランジスタN
1cは無関係になり、P型MOSトランジスタP1及びN
型MOSトランジスタN1Rを介してポイントW0L,W0R
とポイントW1L,W1c,W1Rを含む行線は電気的に接続
される。従って、ポイントW0L,W0Rが非選択の場合
は、行線は接地電位になり、ポイントW0L,W0Rが選択
されている場合は、行線は読み出し電源電位VCCにな
る。
【0008】以上説明したように、図5に示す行デコー
ダでは、ナンドとインバータとで構成されるデコーダ及
びノアとインバータとで構成されるデコーダの各々1つ
づつがアドレス信号に対応して選択され、そのデコーダ
に対応する行線のみが読み出し電源電位VCCになり、そ
の他の行線は全て接地電位になる。即ち、図5に示す行
デコーダでは、(m+n)個のアドレス信号各々の真補
の組み合わせによって生じる2m+n本の行線のうち1本
のみがアドレス信号によって選択される。
ダでは、ナンドとインバータとで構成されるデコーダ及
びノアとインバータとで構成されるデコーダの各々1つ
づつがアドレス信号に対応して選択され、そのデコーダ
に対応する行線のみが読み出し電源電位VCCになり、そ
の他の行線は全て接地電位になる。即ち、図5に示す行
デコーダでは、(m+n)個のアドレス信号各々の真補
の組み合わせによって生じる2m+n本の行線のうち1本
のみがアドレス信号によって選択される。
【0009】次に、行線の選択及び非選択時の過渡的な
電位変化に関係するMOSトランジスタの基本的な特性
を図8,図9,図10,図11を参照して説明する。な
お、以下の説明はN型MOSトランジスタを想定して行
なうが、P型MOSトランジスタについても一般性を失
わない。
電位変化に関係するMOSトランジスタの基本的な特性
を図8,図9,図10,図11を参照して説明する。な
お、以下の説明はN型MOSトランジスタを想定して行
なうが、P型MOSトランジスタについても一般性を失
わない。
【0010】図8及び図9は、N型MOSトランジスタ
の飽和領域における特性を示すグラフである。そして、
図8は、ドレイン・ソース間電位差VDSとゲート・ソー
ス間電位差VGSとが等しい場合におけるドレイン電流I
DS対ドレイン・ソース間電位差VDSの関係を示すグラフ
であり、図9は、ドレイン・ソース間電位差VDSとゲー
ト・ソース間電位差VGSとが等しい場合における抵抗R
対ドレイン・ソース間電位差VDSの関係を示すグラフで
ある。
の飽和領域における特性を示すグラフである。そして、
図8は、ドレイン・ソース間電位差VDSとゲート・ソー
ス間電位差VGSとが等しい場合におけるドレイン電流I
DS対ドレイン・ソース間電位差VDSの関係を示すグラフ
であり、図9は、ドレイン・ソース間電位差VDSとゲー
ト・ソース間電位差VGSとが等しい場合における抵抗R
対ドレイン・ソース間電位差VDSの関係を示すグラフで
ある。
【0011】図8に示すように、ドレイン・ソース間電
位差VDSとゲート・ソース間電位差VGSとが等しい場合
は、N型MOSトランジスタは飽和動作をし、ドレイン
電流IDSは、(VDS−VTN)2に比例する。ここで、VT
NはN型MOSトランジスタのしきい値電圧である。図
8から、抵抗Rとドレイン・ソース間電位差VDSとの関
係は図9のようになる。図9に示めされているように、
ドレイン・ソース間電位差VDSとゲート・ソース間電位
差VGSとが等しい場合は、ドレイン・ソース間電位差V
DSがしきい値電圧VTNに近づくと抵抗Rが急激に増加し
て、VDS=VGS=VTNでは抵抗Rが無限大になり、即ち
そのトランジスタがOFF状態になる。
位差VDSとゲート・ソース間電位差VGSとが等しい場合
は、N型MOSトランジスタは飽和動作をし、ドレイン
電流IDSは、(VDS−VTN)2に比例する。ここで、VT
NはN型MOSトランジスタのしきい値電圧である。図
8から、抵抗Rとドレイン・ソース間電位差VDSとの関
係は図9のようになる。図9に示めされているように、
ドレイン・ソース間電位差VDSとゲート・ソース間電位
差VGSとが等しい場合は、ドレイン・ソース間電位差V
DSがしきい値電圧VTNに近づくと抵抗Rが急激に増加し
て、VDS=VGS=VTNでは抵抗Rが無限大になり、即ち
そのトランジスタがOFF状態になる。
【0012】図10及び図11は、N型MOSトランジ
スタの3極管領域における特性を示すグラフである。そ
して、図10は、VDS<(VGS−VTN)の場合における
ドレイン電流IDS対ドレイン・ソース間電位差VDSの関
係を示すグラフであり、図11は、VDS<(VGS−VT
N)の場合における抵抗R対ドレイン・ソース間電位差
VDSの関係を示すグラフである。
スタの3極管領域における特性を示すグラフである。そ
して、図10は、VDS<(VGS−VTN)の場合における
ドレイン電流IDS対ドレイン・ソース間電位差VDSの関
係を示すグラフであり、図11は、VDS<(VGS−VT
N)の場合における抵抗R対ドレイン・ソース間電位差
VDSの関係を示すグラフである。
【0013】図10に示すように、VDS<(VGS−VT
N)の場合は、N型MOSトランジスタは3極管動作を
し、ドレイン電流IDSは、{(VGS−VTN)・VDS−1
/2・VDS2}に比例する。また、図11のグラフよ
り、VDS<(VGS−VTN)の場合は、ドレイン・ソース
間電位差VDSが小さくなると抵抗Rも小さくなり、VDS
=0Vにおける抵抗値は、VDS=(VGS−VTN)におけ
る抵抗値の半分になることがわかる。
N)の場合は、N型MOSトランジスタは3極管動作を
し、ドレイン電流IDSは、{(VGS−VTN)・VDS−1
/2・VDS2}に比例する。また、図11のグラフよ
り、VDS<(VGS−VTN)の場合は、ドレイン・ソース
間電位差VDSが小さくなると抵抗Rも小さくなり、VDS
=0Vにおける抵抗値は、VDS=(VGS−VTN)におけ
る抵抗値の半分になることがわかる。
【0014】以上の説明をまとめると、MOSトランジ
スタにおいて、VDS=VGSの場合は、ドレイン・ソース
間電位差VDSが小さくなると抵抗Rが急激に増大する
が、VDS<(VGS−VTN)の場合は、ドレイン・ソース
間電位差VDSが小さくなると抵抗Rも小さくなる。
スタにおいて、VDS=VGSの場合は、ドレイン・ソース
間電位差VDSが小さくなると抵抗Rが急激に増大する
が、VDS<(VGS−VTN)の場合は、ドレイン・ソース
間電位差VDSが小さくなると抵抗Rも小さくなる。
【0015】次に、図5に示す従来の行デコーダにおけ
る行線の選択及び非選択時の過渡的な電位変化について
図6及び図7を参照して説明する。
る行線の選択及び非選択時の過渡的な電位変化について
図6及び図7を参照して説明する。
【0016】図6は、図5に示す行デコーダにおいて、
ポイントT1,T'1が選択されているときにおけるポイ
ントW0L,W0Rが選択及び非選択になるときのポイント
W1L,W1c,W1Rの電位を示す波形図である。ポイント
T1,T'1が選択されているときにおいて、ポイントW0
L,W0Rが選択されると、P型MOSトランジスタP1及
びN型MOSトランジスタN1Rを介してポイントW0L,
W0RとポイントW1L,W1c,W1Rを含む行線は電気的に
接続され、その行線の電位は接地電位から上昇する。こ
のとき、P型MOSトランジスタP1におけるソースが
ポイントW0Lに、ドレインがポイントW1Lに接続されて
おり、N型MOSトランジスタN1Rにおけるソースがポ
イントW1Lに、ドレインがポイントW0Rに接続されてお
り、またポイントW0L,W0Rの電位は、ほぼ電源電位V
CCに固定されているので、P型MOSトランジスタP1
におけるゲート・ソース間電位差VGSは−VCCで固定さ
れ、N型MOSトランジスタN1RはVDS=VGSで動作す
る。従って、図6に示すようにポイントW1Lの電位がポ
イントW1c,W1Rの電位よりも早く電源電位VCCに達す
る。ポイントW1Rの電位は、電位(VCC−VTN)までは
P型MOSトランジスタP1及びN型MOSトランジス
タN1Rによって上昇するが、電位(VCC−VTN)以上で
は、N型MOSトランジスタN1RがOFF状態になるの
でP型MOSトランジスタP1のみによって上昇する。
また、ポイントW1Rの電位は、ポイントW1Rの電位が上
昇するにつれてN型MOSトランジスタN1Rの抵抗値が
増大し、更に電位(VCC−VTN)以上ではP型MOSト
ランジスタP1のみによって上昇するので、上昇スピー
ドが遅くなる。一方、ポイントW1cは、行線の中央部に
あるので、ポイントW1cの電位の上昇スピードは、ポイ
ントW1L及びポイントW1Rの電位の上昇スピードの中間
になる。
ポイントT1,T'1が選択されているときにおけるポイ
ントW0L,W0Rが選択及び非選択になるときのポイント
W1L,W1c,W1Rの電位を示す波形図である。ポイント
T1,T'1が選択されているときにおいて、ポイントW0
L,W0Rが選択されると、P型MOSトランジスタP1及
びN型MOSトランジスタN1Rを介してポイントW0L,
W0RとポイントW1L,W1c,W1Rを含む行線は電気的に
接続され、その行線の電位は接地電位から上昇する。こ
のとき、P型MOSトランジスタP1におけるソースが
ポイントW0Lに、ドレインがポイントW1Lに接続されて
おり、N型MOSトランジスタN1Rにおけるソースがポ
イントW1Lに、ドレインがポイントW0Rに接続されてお
り、またポイントW0L,W0Rの電位は、ほぼ電源電位V
CCに固定されているので、P型MOSトランジスタP1
におけるゲート・ソース間電位差VGSは−VCCで固定さ
れ、N型MOSトランジスタN1RはVDS=VGSで動作す
る。従って、図6に示すようにポイントW1Lの電位がポ
イントW1c,W1Rの電位よりも早く電源電位VCCに達す
る。ポイントW1Rの電位は、電位(VCC−VTN)までは
P型MOSトランジスタP1及びN型MOSトランジス
タN1Rによって上昇するが、電位(VCC−VTN)以上で
は、N型MOSトランジスタN1RがOFF状態になるの
でP型MOSトランジスタP1のみによって上昇する。
また、ポイントW1Rの電位は、ポイントW1Rの電位が上
昇するにつれてN型MOSトランジスタN1Rの抵抗値が
増大し、更に電位(VCC−VTN)以上ではP型MOSト
ランジスタP1のみによって上昇するので、上昇スピー
ドが遅くなる。一方、ポイントW1cは、行線の中央部に
あるので、ポイントW1cの電位の上昇スピードは、ポイ
ントW1L及びポイントW1Rの電位の上昇スピードの中間
になる。
【0017】ポイントW0L,W0Rが非選択になると、P
型MOSトランジスタP1がVDS=VGSで動作し、N型
MOSトランジスタN1RがVGS=VCCに固定で動作する
ので、電源電位VCCから接地電位になるスピードは、ポ
イントW1Lは遅くなり、ポイントW1Rは速くなる。ま
た、ポイントW1Lの電位が図6に示す|VTP|になる
と、ポイントW1Rの電位が上昇する場合と同様にP型M
OSトランジスタP1はOFF状態になり、このとき以
降はポイントW1Lの電位は、N型MOSトランジスタN
1Rのみによって下降される。また、ポイントW1cの電位
の下降スピードは、ポイントW1L及びポイントW1Rの電
位の下降スピードの中間になる。
型MOSトランジスタP1がVDS=VGSで動作し、N型
MOSトランジスタN1RがVGS=VCCに固定で動作する
ので、電源電位VCCから接地電位になるスピードは、ポ
イントW1Lは遅くなり、ポイントW1Rは速くなる。ま
た、ポイントW1Lの電位が図6に示す|VTP|になる
と、ポイントW1Rの電位が上昇する場合と同様にP型M
OSトランジスタP1はOFF状態になり、このとき以
降はポイントW1Lの電位は、N型MOSトランジスタN
1Rのみによって下降される。また、ポイントW1cの電位
の下降スピードは、ポイントW1L及びポイントW1Rの電
位の下降スピードの中間になる。
【0018】図7は、図5に示す行デコーダにおいて、
ポイントW0L,W0Rが選択されているときにおけるポイ
ントT1,T'1が選択及び非選択時になるときのポイン
トW1L,W1c,W1Rの電位変化を示す波形図である。ポ
イントW0L,W0Rが選択されているときにおいて、ポイ
ントT1,T'1が選択されると、図7に示すようにポイ
ントW1L,W1c,W1Rの電位変化は、図6に示す波形と
同一になる。ポイントT1,T'1が非選択になると、P
型MOSトランジスタP1及びN型MOSトランジスタ
N1RがOFF状態になり、N型MOSトランジスタN1c
がON状態になるので、ポイントW1cが最も早く接地電
位になり、ポイントW1L,W1Rはそれより遅れて接地電
位になる。
ポイントW0L,W0Rが選択されているときにおけるポイ
ントT1,T'1が選択及び非選択時になるときのポイン
トW1L,W1c,W1Rの電位変化を示す波形図である。ポ
イントW0L,W0Rが選択されているときにおいて、ポイ
ントT1,T'1が選択されると、図7に示すようにポイ
ントW1L,W1c,W1Rの電位変化は、図6に示す波形と
同一になる。ポイントT1,T'1が非選択になると、P
型MOSトランジスタP1及びN型MOSトランジスタ
N1RがOFF状態になり、N型MOSトランジスタN1c
がON状態になるので、ポイントW1cが最も早く接地電
位になり、ポイントW1L,W1Rはそれより遅れて接地電
位になる。
【0019】なお、図6及び図7において、TP1は行
線の選択期間を、TP2は行線の非選択期間を示す。
線の選択期間を、TP2は行線の非選択期間を示す。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の行デコーダでは、行線が選択されたときに電位
をその行線に供給するN型MOSトランジスタに近い行
線の部分では、立ち上がりスピードが遅くなってしまう
という問題点がある。
た従来の行デコーダでは、行線が選択されたときに電位
をその行線に供給するN型MOSトランジスタに近い行
線の部分では、立ち上がりスピードが遅くなってしまう
という問題点がある。
【0021】本発明はかかる問題点に鑑みてなされたも
のであって、半導体記憶装置における行線を選択する行
デコーダにおいて、選択された行線に電位を供給するN
型MOSトランジスタに近い行線の部分における立ち上
がりスピードの遅れを防止する行デコーダを提供するこ
とを目的とする。
のであって、半導体記憶装置における行線を選択する行
デコーダにおいて、選択された行線に電位を供給するN
型MOSトランジスタに近い行線の部分における立ち上
がりスピードの遅れを防止する行デコーダを提供するこ
とを目的とする。
【0022】
【課題を解決するための手段】本発明に係る行デコーダ
は、複数のメモリ素子で構成される複数の列線と各メモ
リ素子の共通のゲート電極である複数の行線とにより構
成されるメモリアレイを有する半導体記憶装置に用いら
れる行デコーダにおいて、アドレスデータに応じて前記
複数の行線における一つの行線を選択する第1及び第2
のデコーダと、この第1のデコーダの出力端と前記行線
との間に設けられる第1のP型MOSトランジスタと、
この第1のP型MOSトランジスタと前記行線との接続
点とは異なる行線上の位置と前記第2のデコーダの出力
端との間に設けられる第2のP型MOSトランジスタと
を有することを特徴とする。
は、複数のメモリ素子で構成される複数の列線と各メモ
リ素子の共通のゲート電極である複数の行線とにより構
成されるメモリアレイを有する半導体記憶装置に用いら
れる行デコーダにおいて、アドレスデータに応じて前記
複数の行線における一つの行線を選択する第1及び第2
のデコーダと、この第1のデコーダの出力端と前記行線
との間に設けられる第1のP型MOSトランジスタと、
この第1のP型MOSトランジスタと前記行線との接続
点とは異なる行線上の位置と前記第2のデコーダの出力
端との間に設けられる第2のP型MOSトランジスタと
を有することを特徴とする。
【0023】
【作用】本発明に係る行デコーダにおいては、第1のP
型MOSトランジスタは行線の一端と第1のデコーダと
の間に、第2のP型MOSトランジスタは行線の他端と
第2のデコーダとの間に設けられており、それらの第1
及び第2のP型MOSトランジスタは、アドレスデータ
に応じて行線が選択されたときにその行線の電位を供給
する。これらにより、本発明に係る行デコーダは、行線
の電位の立ち上がりを速くすることができる。
型MOSトランジスタは行線の一端と第1のデコーダと
の間に、第2のP型MOSトランジスタは行線の他端と
第2のデコーダとの間に設けられており、それらの第1
及び第2のP型MOSトランジスタは、アドレスデータ
に応じて行線が選択されたときにその行線の電位を供給
する。これらにより、本発明に係る行デコーダは、行線
の電位の立ち上がりを速くすることができる。
【0024】
【実施例】次に、本発明の実施例について添付の図面を
参照して説明する。
参照して説明する。
【0025】図1は、本発明の第1の実施例に係る行デ
コーダを示す回路図である。なお、図1において図5に
示す従来の行デコーダと同一の構成部には同一符号を付
して説明を省略する。図1に示す本第1の実施例に係る
行デコーダにおいて、図5に示す従来の行デコーダと異
なる構成部分は、プルダウン用のN型MOSトランジス
タNp1,Np2nが各行線に夫々接続されている部分と、
図5におけるインバータINVB1,…INVB2mが
削除されている部分と、図5におけるN型MOSトラン
ジスタN1R,N2nRがP型MOSトランジスタP1R,P2
nRに変更されている部分とである。プルダウン用のN型
MOSトランジスタNp1,Np2nの各ゲートは、ナンド
NA1Lの出力端に共通に接続されている。また、本第
1の実施例においても従来の行デコーダと同様に、ナン
ドとインバータとで構成される各デコーダへのアドレス
割当てはn個、ノアとインバータとで構成される各デコ
ーダへのアドレス割当てはm個である。
コーダを示す回路図である。なお、図1において図5に
示す従来の行デコーダと同一の構成部には同一符号を付
して説明を省略する。図1に示す本第1の実施例に係る
行デコーダにおいて、図5に示す従来の行デコーダと異
なる構成部分は、プルダウン用のN型MOSトランジス
タNp1,Np2nが各行線に夫々接続されている部分と、
図5におけるインバータINVB1,…INVB2mが
削除されている部分と、図5におけるN型MOSトラン
ジスタN1R,N2nRがP型MOSトランジスタP1R,P2
nRに変更されている部分とである。プルダウン用のN型
MOSトランジスタNp1,Np2nの各ゲートは、ナンド
NA1Lの出力端に共通に接続されている。また、本第
1の実施例においても従来の行デコーダと同様に、ナン
ドとインバータとで構成される各デコーダへのアドレス
割当てはn個、ノアとインバータとで構成される各デコ
ーダへのアドレス割当てはm個である。
【0026】次に、上述の如く構成された本第1の実施
例に係る行デコーダの動作について説明する。
例に係る行デコーダの動作について説明する。
【0027】先ず、ポイントT1が非選択になると、ポ
イントT1は“H”になり、P型MOSトランジスタP1
L,P1RはOFF状態に、N型MOSトランジスタN1c
はON状態になる。従って、ポイントM1,W0L,W0R
が選択及び非選択にかかわらずポイントW1L,W1c,W
1Rの電位は、接地電位になる。次に、ポイントT1が選
択さて、ポイントT1の電位が“L”になると、P型M
OSトランジスタP1L,P1RはON状態に、N型MOS
トランジスタN1cはOFF状態になる。このとき、ポイ
ントW0L,W0Rが選択即ちW0L=W0R=“H”,M1=
“L”ならばプルダウン用のN型MOSトランジスタN
p1はOFF状態になり、ポイントW1L,W1c,W1Rの電
位は電源電位まで上昇する。ポイントW0L,W0Rが非選
択即ちW0L=W0R=“L”,M1=“H”ならばプルダ
ウン用のN型MOSトランジスタNp1はON状態にな
り、ポイントW1L,W1c,W1Rの電位は、P型MOSト
ランジスタP1L,P1R及びN型MOSトランジスタNp1
によって接地電位にされる。
イントT1は“H”になり、P型MOSトランジスタP1
L,P1RはOFF状態に、N型MOSトランジスタN1c
はON状態になる。従って、ポイントM1,W0L,W0R
が選択及び非選択にかかわらずポイントW1L,W1c,W
1Rの電位は、接地電位になる。次に、ポイントT1が選
択さて、ポイントT1の電位が“L”になると、P型M
OSトランジスタP1L,P1RはON状態に、N型MOS
トランジスタN1cはOFF状態になる。このとき、ポイ
ントW0L,W0Rが選択即ちW0L=W0R=“H”,M1=
“L”ならばプルダウン用のN型MOSトランジスタN
p1はOFF状態になり、ポイントW1L,W1c,W1Rの電
位は電源電位まで上昇する。ポイントW0L,W0Rが非選
択即ちW0L=W0R=“L”,M1=“H”ならばプルダ
ウン用のN型MOSトランジスタNp1はON状態にな
り、ポイントW1L,W1c,W1Rの電位は、P型MOSト
ランジスタP1L,P1R及びN型MOSトランジスタNp1
によって接地電位にされる。
【0028】図2は、図1に示す行デコーダにおいて、
ポイントT1が選択され、ポイントW0L,W0Rが選択及
び非選択されるときのポイントW1L,W1c,W1Rの電位
変化を示す波形図である。ポイントT1が選択されてい
るときは、ポイントT1の電位は“L”に、N型MOS
トランジスタN1cはOFF状態になっている。このと
き、ポイントW0L,W0Rが選択されると、ポイントM1
=“L”となるのでプルダウン用のN型MOSトランジ
スタNp1はOFF状態になり、W0L=W0R=“H”とな
るので、P型MOSトランジスタP1L,P1Rによってポ
イントW1L,W1c,W1Rの電位は接地電位から上昇す
る。P型MOSトランジスタP1L,P1Rにおけるゲート
・ソース間電位差VGSは、−VCCの一定値になっている
ので、行線の電位が上昇するに従ってP型MOSトラン
ジスタP1L,P1Rにおける抵抗値は小さくなっていく。
これらにより、行線の電位が上昇するスピードは、行線
両端部のポイントW1L,W1R付近においては速く、行線
中央部のポイントW1cにおいては最も遅くなる。
ポイントT1が選択され、ポイントW0L,W0Rが選択及
び非選択されるときのポイントW1L,W1c,W1Rの電位
変化を示す波形図である。ポイントT1が選択されてい
るときは、ポイントT1の電位は“L”に、N型MOS
トランジスタN1cはOFF状態になっている。このと
き、ポイントW0L,W0Rが選択されると、ポイントM1
=“L”となるのでプルダウン用のN型MOSトランジ
スタNp1はOFF状態になり、W0L=W0R=“H”とな
るので、P型MOSトランジスタP1L,P1Rによってポ
イントW1L,W1c,W1Rの電位は接地電位から上昇す
る。P型MOSトランジスタP1L,P1Rにおけるゲート
・ソース間電位差VGSは、−VCCの一定値になっている
ので、行線の電位が上昇するに従ってP型MOSトラン
ジスタP1L,P1Rにおける抵抗値は小さくなっていく。
これらにより、行線の電位が上昇するスピードは、行線
両端部のポイントW1L,W1R付近においては速く、行線
中央部のポイントW1cにおいては最も遅くなる。
【0029】一方、ポイントW0L,W0Rが非選択になる
と、ポイントM1=“H”となるのでプルダウン用のN
型MOSトランジスタNp1はON状態になり、W0L=W
0R=“H”となるので、P型MOSトランジスタP1L,
P1R及びN型MOSトランジスタNp1によってポイント
W1L,W1c,W1Rの電位即ち行線の電位は接地電位にな
る。このとき、P型MOSトランジスタP1L,P1Rは、
VGS=VDS即ち飽和領域で動作するので比較的抵抗値が
大きく、またポイントW1L,W1Rの電位が(VCC−|V
TP|)になると、P型MOSトランジスタP1L,P1Rは
OFF状態になるため、これ以後、行線の電位は、N型
MOSトランジスタN1cのみによって接地電位へと下降
する。
と、ポイントM1=“H”となるのでプルダウン用のN
型MOSトランジスタNp1はON状態になり、W0L=W
0R=“H”となるので、P型MOSトランジスタP1L,
P1R及びN型MOSトランジスタNp1によってポイント
W1L,W1c,W1Rの電位即ち行線の電位は接地電位にな
る。このとき、P型MOSトランジスタP1L,P1Rは、
VGS=VDS即ち飽和領域で動作するので比較的抵抗値が
大きく、またポイントW1L,W1Rの電位が(VCC−|V
TP|)になると、P型MOSトランジスタP1L,P1Rは
OFF状態になるため、これ以後、行線の電位は、N型
MOSトランジスタN1cのみによって接地電位へと下降
する。
【0030】図3は、図1に示す行デコーダにおいて、
ポイントW0L,W0Rが選択され、ポイントT1が選択及
び非選択されるときのポイントW1L,W1c,W1Rの電位
変化を示す波形図である。ポイントW0L,W0Rが選択さ
れているときは、W0L=W0R=“L”となり、プルダウ
ン用のN型MOSトランジスタNp1はOFF状態にな
る。このとき、ポイントT1が選択されると、P型MO
SトランジスタP1L,P1RによってポイントW1L,W1
c,W1Rの電位即ち行線の電位は接地電位から上昇す
る。P型MOSトランジスタP1L,P1Rにおけるゲート
・ソース間電位差VGSは、−VCCの一定値になっている
ので、行線の電位が上昇するに従ってP型MOSトラン
ジスタP1L,P1Rにおける抵抗値は小さくなっていく。
これらにより、その行線の電位が上昇するスピードは、
行線両端部のポイントW1L,W1R付近においては速く、
行線中央部のポイントW1cにおいては最も遅くなる。
ポイントW0L,W0Rが選択され、ポイントT1が選択及
び非選択されるときのポイントW1L,W1c,W1Rの電位
変化を示す波形図である。ポイントW0L,W0Rが選択さ
れているときは、W0L=W0R=“L”となり、プルダウ
ン用のN型MOSトランジスタNp1はOFF状態にな
る。このとき、ポイントT1が選択されると、P型MO
SトランジスタP1L,P1RによってポイントW1L,W1
c,W1Rの電位即ち行線の電位は接地電位から上昇す
る。P型MOSトランジスタP1L,P1Rにおけるゲート
・ソース間電位差VGSは、−VCCの一定値になっている
ので、行線の電位が上昇するに従ってP型MOSトラン
ジスタP1L,P1Rにおける抵抗値は小さくなっていく。
これらにより、その行線の電位が上昇するスピードは、
行線両端部のポイントW1L,W1R付近においては速く、
行線中央部のポイントW1cにおいては最も遅くなる。
【0031】一方、ポイントT1が非選択になると、ポ
イントT1=“H”となるので、P型MOSトランジス
タP1L,P1RはOFF状態になり、プルダウン用のN型
MOSトランジスタN1cはON状態になる。従って、ポ
イントW1L,W1c,W1Rの電位即ち行線の電位は、N型
MOSトランジスタN1cのみによって接地電位にプルダ
ウンされる。これらにより、その行線の電位の下降スピ
ードは、行線中央部のポイントW1cにおいては最も速
く、行線両端部のポイントW1L,W1R付近においては最
も遅くなる。
イントT1=“H”となるので、P型MOSトランジス
タP1L,P1RはOFF状態になり、プルダウン用のN型
MOSトランジスタN1cはON状態になる。従って、ポ
イントW1L,W1c,W1Rの電位即ち行線の電位は、N型
MOSトランジスタN1cのみによって接地電位にプルダ
ウンされる。これらにより、その行線の電位の下降スピ
ードは、行線中央部のポイントW1cにおいては最も速
く、行線両端部のポイントW1L,W1R付近においては最
も遅くなる。
【0032】上述のように本第1の実施例に係る行デコ
ーダでは、行線が選択されたときの電位供給をP型MO
Sトランジスタで行なうようにしたので、行線の電位の
立ち上がりを速くすることができる。
ーダでは、行線が選択されたときの電位供給をP型MO
Sトランジスタで行なうようにしたので、行線の電位の
立ち上がりを速くすることができる。
【0033】図4は、本発明の第2の実施例に係る行デ
コーダを示す回路図である。
コーダを示す回路図である。
【0034】図4に示す本第2の実施例に係る行デコー
ダにおいて、図1に示す第1の実施例に係る行デコーダ
と異なる構成部分は、インバータINVD1,INVD
2が追加されている部分である。インバータINVD1
の入力端はナンドNA1Lの出力端に、インバータIN
VD1の出力端はインバータINVD2の入力端に、イ
ンバータINVD2の出力端はプルダウン用のN型MO
SトランジスタNp1,…Np2nのゲートに夫々接続され
ている。
ダにおいて、図1に示す第1の実施例に係る行デコーダ
と異なる構成部分は、インバータINVD1,INVD
2が追加されている部分である。インバータINVD1
の入力端はナンドNA1Lの出力端に、インバータIN
VD1の出力端はインバータINVD2の入力端に、イ
ンバータINVD2の出力端はプルダウン用のN型MO
SトランジスタNp1,…Np2nのゲートに夫々接続され
ている。
【0035】本第2の実施例に係る行デコーダの基本的
な回路動作は、第1の実施例に係る行デコーダの回路動
作とほぼ同じであが、以下に述べるような動作の相違点
がある。ナンドNA1Lの出力は、インバータINVD
1,INVD2を介して2n個のプルダウン用N型MO
SトランジスタNp1,…Np2nに入力される。これによ
り、ナンドNA1Lの容量負荷は、インバータINV1
L及びインバータINVD1の入力端容量の和になる。
な回路動作は、第1の実施例に係る行デコーダの回路動
作とほぼ同じであが、以下に述べるような動作の相違点
がある。ナンドNA1Lの出力は、インバータINVD
1,INVD2を介して2n個のプルダウン用N型MO
SトランジスタNp1,…Np2nに入力される。これによ
り、ナンドNA1Lの容量負荷は、インバータINV1
L及びインバータINVD1の入力端容量の和になる。
【0036】従って、本第2の実施例に係る行デコーダ
では、2n個のプルダウン用N型MOSトランジスタNp
1,…Np2nにおけるゲート容量の総和が大きい値であっ
ても、インバータINVD2の負荷駆動力により2n個
のプルダウン用N型MOSトランジスタNp1,…Np2n
の動作を速くすることができるので、プルダウン用N型
MOSトランジスタNp1,…Np2nのゲート容量による
行線の電位の立ち上がりスピードの低下を防止すること
ができる。
では、2n個のプルダウン用N型MOSトランジスタNp
1,…Np2nにおけるゲート容量の総和が大きい値であっ
ても、インバータINVD2の負荷駆動力により2n個
のプルダウン用N型MOSトランジスタNp1,…Np2n
の動作を速くすることができるので、プルダウン用N型
MOSトランジスタNp1,…Np2nのゲート容量による
行線の電位の立ち上がりスピードの低下を防止すること
ができる。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係る行デコ
ーダによれば、行線が選択されたときの電位供給をP型
MOSトランジスタで行なう構成にしたので、行線の電
位の立ち上がりを速くすることができる。
ーダによれば、行線が選択されたときの電位供給をP型
MOSトランジスタで行なう構成にしたので、行線の電
位の立ち上がりを速くすることができる。
【図1】本発明の第1の実施例に係る行デコーダを示す
回路図である。
回路図である。
【図2】図1に示す行デコーダにおいて、ポイントT1
が選択され、ポイントW0L,W0Rが選択及び非選択され
るときのポイントW1L,W1c,W1Rの電位変化を示す波
形図である。
が選択され、ポイントW0L,W0Rが選択及び非選択され
るときのポイントW1L,W1c,W1Rの電位変化を示す波
形図である。
【図3】図1に示す行デコーダにおいて、ポイントW0
L,W0Rが選択され、ポイントT1が選択及び非選択され
るときのポイントW1L,W1c,W1Rの電位変化を示す波
形図である。
L,W0Rが選択され、ポイントT1が選択及び非選択され
るときのポイントW1L,W1c,W1Rの電位変化を示す波
形図である。
【図4】本発明の第2の実施例に係る行デコーダを示す
回路図である。
回路図である。
【図5】従来の行デコーダの一例を示す回路図である。
【図6】図5に示す行デコーダにおいて、ポイントT
1,T'1が選択されるときの行線の選択及び非選択時に
おける過渡的な電位変化を示す波形図である。
1,T'1が選択されるときの行線の選択及び非選択時に
おける過渡的な電位変化を示す波形図である。
【図7】図5に示す行デコーダにおいて、ポイントW0
L,W0Rが選択されているときの行線の選択及び非選択
時における過渡的な電位変化を示す波形図である。
L,W0Rが選択されているときの行線の選択及び非選択
時における過渡的な電位変化を示す波形図である。
【図8】N型MOSトランジスタの飽和領域における特
性を示すグラフであり、ドレイン・ソース間電位差VDS
とゲート・ソース間電位差VGSとが等しい場合における
ドレイン電流IDS対ドレイン・ソース間電位差VDSの関
係を示すグラフである。
性を示すグラフであり、ドレイン・ソース間電位差VDS
とゲート・ソース間電位差VGSとが等しい場合における
ドレイン電流IDS対ドレイン・ソース間電位差VDSの関
係を示すグラフである。
【図9】N型MOSトランジスタの飽和領域における特
性を示すグラフであり、ドレイン・ソース間電位差VDS
とゲート・ソース間電位差VGSとが等しい場合における
抵抗R対ドレイン・ソース間電位差VDSの関係を示すグ
ラフである。
性を示すグラフであり、ドレイン・ソース間電位差VDS
とゲート・ソース間電位差VGSとが等しい場合における
抵抗R対ドレイン・ソース間電位差VDSの関係を示すグ
ラフである。
【図10】N型MOSトランジスタの3極管領域におけ
る特性を示すグラフであり、VDS<(VGS−VTN)の場
合におけるドレイン電流IDS対ドレイン・ソース間電位
差VDSの関係を示すグラフである。
る特性を示すグラフであり、VDS<(VGS−VTN)の場
合におけるドレイン電流IDS対ドレイン・ソース間電位
差VDSの関係を示すグラフである。
【図11】N型MOSトランジスタの3極管領域におけ
る特性を示すグラフであり、VDS<(VGS−VTN)の場
合における抵抗R対ドレイン・ソース間電位差VDSの関
係を示すグラフである。
る特性を示すグラフであり、VDS<(VGS−VTN)の場
合における抵抗R対ドレイン・ソース間電位差VDSの関
係を示すグラフである。
INV1L,INV1R,INV1,INV2m ;イ
ンバータ NA1L,NA1R ;ナンド NOR1,NOR2m ;ノア N1c,N2nc,Np1,Np2n ;N型MOSトランジスタ P1L,P2nL,P1R,P2nR ;P型MOSトランジスタ
ンバータ NA1L,NA1R ;ナンド NOR1,NOR2m ;ノア N1c,N2nc,Np1,Np2n ;N型MOSトランジスタ P1L,P2nL,P1R,P2nR ;P型MOSトランジスタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 6741−5L G11C 17/00 306 A
Claims (3)
- 【請求項1】 複数のメモリ素子で構成される複数の列
線と各メモリ素子の共通のゲート電極である複数の行線
とにより構成されるメモリアレイを有する半導体記憶装
置に用いられる行デコーダにおいて、アドレスデータに
応じて前記複数の行線における一つの行線を選択する第
1及び第2のデコーダと、この第1のデコーダの出力端
と前記行線との間に設けられる第1のP型MOSトラン
ジスタと、この第1のP型MOSトランジスタと前記行
線との接続点とは異なる行線上の位置と前記第2のデコ
ーダの出力端との間に設けられる第2のP型MOSトラ
ンジスタとを有することを特徴とする行デコーダ。 - 【請求項2】 前記第1のデコーダの出力に応じて前記
行線の電位をプルダウンするN型MOSトランジスタを
有することを特徴とする請求項1に記載の行デコーダ。 - 【請求項3】 前記第1のデコーダの出力部と前記N型
MOSトランジスタのゲートとの間に設けられるインバ
ータを有することを特徴とする請求項1又は2に記載の
行デコーダ。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11277592A JPH05307891A (ja) | 1992-05-01 | 1992-05-01 | 行デコーダ |
| US08/054,221 US5295116A (en) | 1992-05-01 | 1993-04-30 | Row address decoder and word line driver unit with pull-down transistors operable in saturation region for rapidly driving word lines |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11277592A JPH05307891A (ja) | 1992-05-01 | 1992-05-01 | 行デコーダ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05307891A true JPH05307891A (ja) | 1993-11-19 |
Family
ID=14595194
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11277592A Pending JPH05307891A (ja) | 1992-05-01 | 1992-05-01 | 行デコーダ |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5295116A (ja) |
| JP (1) | JPH05307891A (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3862346B2 (ja) * | 1997-03-13 | 2006-12-27 | 富士通株式会社 | 駆動回路及びそれを利用した半導体記憶装置 |
| US6144610A (en) * | 1999-04-20 | 2000-11-07 | Winbond Electronics Corporation | Distributed circuits to turn off word lines in a memory array |
| US6795367B1 (en) * | 2000-05-16 | 2004-09-21 | Micron Technology, Inc. | Layout technique for address signal lines in decoders including stitched blocks |
| US8456946B2 (en) * | 2010-12-22 | 2013-06-04 | Intel Corporation | NAND logic word line selection |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5727545A (en) * | 1980-07-26 | 1982-02-13 | Sony Corp | Three-dimensional color image display unit |
| JPS6410498A (en) * | 1987-07-01 | 1989-01-13 | Nec Corp | Row decoder |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS61294695A (ja) * | 1985-06-20 | 1986-12-25 | Mitsubishi Electric Corp | 半導体集積回路装置 |
| US5051959A (en) * | 1985-08-14 | 1991-09-24 | Fujitsu Limited | Complementary semiconductor memory device including cell access transistor and word line driving transistor having channels of different conductivity type |
| US5214602A (en) * | 1990-04-06 | 1993-05-25 | Mosaid Inc. | Dynamic memory word line driver scheme |
-
1992
- 1992-05-01 JP JP11277592A patent/JPH05307891A/ja active Pending
-
1993
- 1993-04-30 US US08/054,221 patent/US5295116A/en not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5727545A (en) * | 1980-07-26 | 1982-02-13 | Sony Corp | Three-dimensional color image display unit |
| JPS6410498A (en) * | 1987-07-01 | 1989-01-13 | Nec Corp | Row decoder |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| US5295116A (en) | 1994-03-15 |
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