JPH0530871B2 - - Google Patents
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- JPH0530871B2 JPH0530871B2 JP8007785A JP8007785A JPH0530871B2 JP H0530871 B2 JPH0530871 B2 JP H0530871B2 JP 8007785 A JP8007785 A JP 8007785A JP 8007785 A JP8007785 A JP 8007785A JP H0530871 B2 JPH0530871 B2 JP H0530871B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- parts
- wax
- oil
- ink
- emulsion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Inks, Pencil-Leads, Or Crayons (AREA)
Description
「発明の目的」
(産業上の利用分野)
本発明はエマルジヨンインキに関するものであ
り、さらに詳しくは新聞、書籍用の凸版印刷およ
びフレキソ印刷に好適に使用されるエマルジヨン
インキに関するものである。 (従来の技術) 通常、凸版印刷などに使用されている油性イン
キは印刷機のローラ部で遠心力と静電気のため、
油性インキの一部が粒状またはフイラメント状に
なつて空気中に飛散する、いわゆるミスチング現
象により印刷機、印刷物を汚染し、また印刷作業
者に悪影響を与えるものであつた。 また、通常凸版印刷などに使用されている油性
インキは着色剤、鉱物油、植物油、合成樹脂ビヒ
クルまたは天然樹脂ビヒクルあるいはそれらの混
合ビヒクルなどよりなるため、引火性があり、さ
らに燃焼カロリーが高く、特に100ポイズ以下の
低粘度インキの場合は完全な液体状態であるため
火災の危険性が大きく、消防法で危険物に該当す
るものであつた。 さらに通常の油性インキは用紙との親和性があ
まりよくないため、版から紙への転移性が十分と
いえず印刷物の画質がなめらかでない。また、印
刷後、油性インキ中の低粘度ビヒクル、鉱物油が
紙中に浸透し、反対面に画像をすき透しする、い
わゆる裏抜け、ストライクスルー現象を起こすた
め、印刷物の画質を悪くする。 この様な欠点のうち、ミスチング、火災の危険
性を防止するインキとしてエマルジヨンインキが
開発されているが、一般のエマルジヨンインキは
水性成分の主体がアルコールであつたり、また水
を使用してもエマルジヨンが安定性が不十分であ
つたり、また水分量が少なかつたり、両効果を十
分に満たすものはなかつた。 また、HLB7〜13の非イオン系活性剤を使用し
た特開昭55−5946号公報に示されるエマルジヨン
インキではミスチング、火災の危険性は防止出来
ても、転移性、裏抜け等の印刷物の画質の面では
十分な効果が得られなかつた。さらに、乳化剤と
してワツクス酸化生成物酸のアミン塩またはアル
カリ金属塩を使用した特開昭58−8970号公報など
に示されているエマルジヨンインキが知られてい
る。すなわち、鉱物系ワツクスの酸化物や当該酸
化物の中和物を使用したエマルジヨンインキはワ
ツクス酸化物に特有の臭気が強く、印刷環境を悪
くしたり、または臭気の少ないワツクス酸化物を
使用するとエマルジヨンインキの安定性、印刷に
適した流動性の面で不十分である。 (発明が解決しようとする問題点) 本発明者等は上記問題を解決し、しかも優れた
印刷物を得ることを目的に鋭意研究の結果、ワツ
クスのマレイン化物またはその誘導体を使用した
エマルジヨンインキを作成することにより、臭気
が少なく、ミスチング、火災の危険性がないイン
キが得られることを見出した。そして軽い印圧で
も用紙に対する転移性に優れ、裏抜け、ストライ
クスルーの少ない、印刷物効果のよいエマルジヨ
ンインキを完成した。 「発明の構成」 (問題点を解決するための手段) 本発明は、顔料、鉱物油、樹脂などの油性成分
および水、アルコールなどの水性成分を含む印刷
用エマルジヨンインキにおいて、ワツクスのマレ
イン化物またはその誘導体を含有することを特徴
とするエマルジヨンインキである。 本発明に使用するワツクスのマレイン化物また
はその誘導体とは、パラフインワツクス、マイク
ロクリスクリンワツクス、ポリエチレンワツクス
などのワツクスをマレイン化し、またはマレイン
化物し、アルカリ金属、アルカリ土類金属、アン
モニア、アミンなどで中和してなるものである。 マレイン化は一般にワツクスを無水マレイン酸
とラジカル反応およびまたは非共役二重結合への
熱付加反応(エン反応)により付加反応せしめる
ものである。 マレイン化反応の一例を説明すると、例えばポ
リエチレンワツクス(二重結合を有する)に無水
マレイン酸を加え、有機過酸化物を加えながら、
150℃以上で加熱撹拌すると、ラジカル反応が起
き、ポリエチレンワツクスの二重結合部に無水マ
レイン酸が付加し、ポリエチレンワツクスのマレ
イン化物が得られる。 さらに、パラフインワツクスに無水マレイン酸
を加え、有機過酸化物を加えながら、150℃以上
で加熱撹拌するとラジカル反応が起き、パラフイ
ンワツクスのマレイン化物が得られる。 また、例えばポリエチレンワツクスに無水マレ
イン酸を加え、窒素雰囲気下で200℃以上で加熱
撹拌すると、エン反応が起きポリエチレンワツク
スの二重結合部に無水マレイン酸が熱付加し、ポ
リエチレンのマレイン化物が得られる。 さらに、これらのワツクスのマレイン化物を中
和して誘導体とすることもできる。 以上の様な方法で作成されたワツクスのマレイ
ン化物またはその誘導体のうち、次の性状範囲の
ものが特に本発明のエマルジヨンインキに適して
いる。 硬さ(針入度) ASTMD−1321 10以上 酸 価 ASTMD−1386 50以上 融 点 ASTMD−127 30〜70℃ 上記ワツクスのマレイン化物またはその誘導体
として具体的商品として、例えば日本石油(株)の
POワツクスS−10,20,30(硬さ12〜33、酸価55
〜90、融点51〜66℃)が挙げられる。 適している理由としては、 1) 硬さが10未満のワツクスのマレイン化物ま
たはその誘導体はエマルジヨンインキの流動性
を悪くするとともにエマルジヨンの安定性も不
安定となることがある。 2) 酸価が50未満ではエマルジヨンインキの安
定性が不十分であり、また前述のエマルジヨン
インキとしての優れた性能が得られない欠点が
見られる。 3) 融点70℃を超えるものはエマルジヨンイン
キとして流動性が悪く、またエマルジヨン安定
性も劣る。 本発明の実施に関しては上記性状のワツクスの
マレイン化物が液状の場合は、そのまま、固形の
ものは鉱物油に溶融分散させ、使用する。 本発明のエマルジヨンインキは、顔料、鉱物
油、樹脂などの油性成分、水、アルコールなどの
水性成分、およびワツクスのマレイン化物または
その誘導体、を主成分とするインキである。その
他の成分として、例えば、界面活性剤、体質顔
料、ロジンなどを必要に応じて使用することがで
きる。エマルジヨンインキの組成比は、油性成分
100重量部に対し、ワツクスのマレイン化物また
はその誘導体1〜20重量部、水性成分20〜80重量
部が好ましい。エマルジヨンインキの作成方法
は、油性成分として、顔料5〜25重量部を鉱物
油、乾性油、天然樹脂または合成樹脂などの1種
もしくは2種以上、例えば樹脂を鉱物油、乾性油
で溶したビヒクル75〜95部に混合し、サンドミ
ル、三本ロール等で練肉分散したものを使用す
る。 この油性成分100部に対し、上記ワツクスのマ
レイン化物またはその誘導体1〜20部を撹拌機で
よく混合し、その後水、アルコール、界面活性剤
等の水性成分20〜80部を高速撹拌機で混合し、エ
マルジヨン化する。 油性成分に油溶性の界面活性剤、例えばHLB8
以下のポリオキシエチレン系、ソルビタン系およ
び脂肪属グリセライド系のものを、水性成分に
HLB−12以上のポリオキシエチレン系、アルキ
ルベンゼン、アルキルナフタレン系アニオン界面
活性剤を併用するとさらに安定なエマルジヨンイ
ンキが得られる。 以上のごとく本発明に係わるワツクスのマレイ
ン化物またはその誘導体を使用することにより、
非常に安定なエマルジヨンインキが調製され、こ
のものは凸版輪転印刷に使用すると、印刷中の臭
気が弱く、ミスチングが少なく良好な印刷適性を
示すとともに印刷された印刷物の効果は裏抜けが
少なく、紙への転移性がよく、オフセツト印刷に
近い効果が得られる。 以下、実施例を示す。例中「部」、「%」とは重
量部、重量%を示す。 実施例 1 天然樹脂ビヒクル(ギルソナイト25%、スピン
ドル油75%) 15部 高粘度鉱物油(50〜100ポイズ石油留分) 100部 カーボンブラツク 12部 紺 青 2部 低粘度鉱物油(スピンドル油) 25部 以上をサンドミルまたは三本ロールの練肉機で
練肉し、さらに、ワツクスのマレイン化物の鉱物
油分散物(POワツクスS−30、50%含有) 10部 を加え、撹拌混合し、油性成分を作る。 これに、 水 25部 デモールN(花王石鹸(株)製界面活性剤) 1部 を加え、高速撹拌機で撹拌し、エマルジヨンイン
キを得る。 実施例 2 合成樹脂ビヒクル(タマノール354(荒川化学工
業(株)製ロジン変性フエノール樹脂)40%、アマ
ニ油35%、スピンドル油25%) 20部 高粘度鉱物油 10部 フタロシアニンブルー 8部 低粘度鉱物油 25部 以上を混合し、サンドミルまたは三本ロールの
練肉機で練肉し、さらに、ワツクスのマレイン化
物の鉱物油分散物(POワツクスS−10、50%含
有) 15部 ソルビタンジグリセリン脂肪酸エステル 1部 を加え、撹拌混合し、油性成分を作る。 これに、 水 20部 ポリオキシエチレン脂肪酸エステル 1部 を加え、高速撹拌機で撹拌し、エマルジヨンイン
キを得る。 実施例 3 天然樹脂ビヒクル 5部 高粘度鉱物油 15部 カーボンブラツク 10部 フタロシアニンブルー 1部 低粘度鉱物油 25部 以上をサンドミルまたは三本ロールの練肉機で
練肉し、さらに、 ワツクスのマレイン化物の鉱物油分散物(PO
ワツクスS−30、50%含有) 7部 脂肪酸モノグリセライド 1部 を加え、撹拌混合し、油性成分を作る。 これに、 水 35部 デモールN 1部 を加え、高速撹拌機で撹拌し、エマルジヨンイン
キを得る。 比較例 天然樹脂ワニス 5部 高粘度鉱物油 15部 カーボンブラツク 10部 紺 青 1部 低粘度鉱物油 25部 以上をサンドミルまたは三本ロールの練肉機で
練肉し、さらに、 ソルビタンジグリセリン脂肪酸エステル 2部 パラフインワツクスの鉱物油分散物 6部 を加え、撹拌混合し、油性成分を作る。 これに、 水 35部 デモールN 1部 を加え、高速撹拌機で撹拌し、エマルジヨンイン
キとしたが、貯蔵中に増粘しエマルジヨン安定性
も悪い。従つて、下記の印刷ができなかつた。表
−1に現用の凸版輪転墨インキと実施例1,3の
エマルジヨンインキとの性能比較結果を示す。
り、さらに詳しくは新聞、書籍用の凸版印刷およ
びフレキソ印刷に好適に使用されるエマルジヨン
インキに関するものである。 (従来の技術) 通常、凸版印刷などに使用されている油性イン
キは印刷機のローラ部で遠心力と静電気のため、
油性インキの一部が粒状またはフイラメント状に
なつて空気中に飛散する、いわゆるミスチング現
象により印刷機、印刷物を汚染し、また印刷作業
者に悪影響を与えるものであつた。 また、通常凸版印刷などに使用されている油性
インキは着色剤、鉱物油、植物油、合成樹脂ビヒ
クルまたは天然樹脂ビヒクルあるいはそれらの混
合ビヒクルなどよりなるため、引火性があり、さ
らに燃焼カロリーが高く、特に100ポイズ以下の
低粘度インキの場合は完全な液体状態であるため
火災の危険性が大きく、消防法で危険物に該当す
るものであつた。 さらに通常の油性インキは用紙との親和性があ
まりよくないため、版から紙への転移性が十分と
いえず印刷物の画質がなめらかでない。また、印
刷後、油性インキ中の低粘度ビヒクル、鉱物油が
紙中に浸透し、反対面に画像をすき透しする、い
わゆる裏抜け、ストライクスルー現象を起こすた
め、印刷物の画質を悪くする。 この様な欠点のうち、ミスチング、火災の危険
性を防止するインキとしてエマルジヨンインキが
開発されているが、一般のエマルジヨンインキは
水性成分の主体がアルコールであつたり、また水
を使用してもエマルジヨンが安定性が不十分であ
つたり、また水分量が少なかつたり、両効果を十
分に満たすものはなかつた。 また、HLB7〜13の非イオン系活性剤を使用し
た特開昭55−5946号公報に示されるエマルジヨン
インキではミスチング、火災の危険性は防止出来
ても、転移性、裏抜け等の印刷物の画質の面では
十分な効果が得られなかつた。さらに、乳化剤と
してワツクス酸化生成物酸のアミン塩またはアル
カリ金属塩を使用した特開昭58−8970号公報など
に示されているエマルジヨンインキが知られてい
る。すなわち、鉱物系ワツクスの酸化物や当該酸
化物の中和物を使用したエマルジヨンインキはワ
ツクス酸化物に特有の臭気が強く、印刷環境を悪
くしたり、または臭気の少ないワツクス酸化物を
使用するとエマルジヨンインキの安定性、印刷に
適した流動性の面で不十分である。 (発明が解決しようとする問題点) 本発明者等は上記問題を解決し、しかも優れた
印刷物を得ることを目的に鋭意研究の結果、ワツ
クスのマレイン化物またはその誘導体を使用した
エマルジヨンインキを作成することにより、臭気
が少なく、ミスチング、火災の危険性がないイン
キが得られることを見出した。そして軽い印圧で
も用紙に対する転移性に優れ、裏抜け、ストライ
クスルーの少ない、印刷物効果のよいエマルジヨ
ンインキを完成した。 「発明の構成」 (問題点を解決するための手段) 本発明は、顔料、鉱物油、樹脂などの油性成分
および水、アルコールなどの水性成分を含む印刷
用エマルジヨンインキにおいて、ワツクスのマレ
イン化物またはその誘導体を含有することを特徴
とするエマルジヨンインキである。 本発明に使用するワツクスのマレイン化物また
はその誘導体とは、パラフインワツクス、マイク
ロクリスクリンワツクス、ポリエチレンワツクス
などのワツクスをマレイン化し、またはマレイン
化物し、アルカリ金属、アルカリ土類金属、アン
モニア、アミンなどで中和してなるものである。 マレイン化は一般にワツクスを無水マレイン酸
とラジカル反応およびまたは非共役二重結合への
熱付加反応(エン反応)により付加反応せしめる
ものである。 マレイン化反応の一例を説明すると、例えばポ
リエチレンワツクス(二重結合を有する)に無水
マレイン酸を加え、有機過酸化物を加えながら、
150℃以上で加熱撹拌すると、ラジカル反応が起
き、ポリエチレンワツクスの二重結合部に無水マ
レイン酸が付加し、ポリエチレンワツクスのマレ
イン化物が得られる。 さらに、パラフインワツクスに無水マレイン酸
を加え、有機過酸化物を加えながら、150℃以上
で加熱撹拌するとラジカル反応が起き、パラフイ
ンワツクスのマレイン化物が得られる。 また、例えばポリエチレンワツクスに無水マレ
イン酸を加え、窒素雰囲気下で200℃以上で加熱
撹拌すると、エン反応が起きポリエチレンワツク
スの二重結合部に無水マレイン酸が熱付加し、ポ
リエチレンのマレイン化物が得られる。 さらに、これらのワツクスのマレイン化物を中
和して誘導体とすることもできる。 以上の様な方法で作成されたワツクスのマレイ
ン化物またはその誘導体のうち、次の性状範囲の
ものが特に本発明のエマルジヨンインキに適して
いる。 硬さ(針入度) ASTMD−1321 10以上 酸 価 ASTMD−1386 50以上 融 点 ASTMD−127 30〜70℃ 上記ワツクスのマレイン化物またはその誘導体
として具体的商品として、例えば日本石油(株)の
POワツクスS−10,20,30(硬さ12〜33、酸価55
〜90、融点51〜66℃)が挙げられる。 適している理由としては、 1) 硬さが10未満のワツクスのマレイン化物ま
たはその誘導体はエマルジヨンインキの流動性
を悪くするとともにエマルジヨンの安定性も不
安定となることがある。 2) 酸価が50未満ではエマルジヨンインキの安
定性が不十分であり、また前述のエマルジヨン
インキとしての優れた性能が得られない欠点が
見られる。 3) 融点70℃を超えるものはエマルジヨンイン
キとして流動性が悪く、またエマルジヨン安定
性も劣る。 本発明の実施に関しては上記性状のワツクスの
マレイン化物が液状の場合は、そのまま、固形の
ものは鉱物油に溶融分散させ、使用する。 本発明のエマルジヨンインキは、顔料、鉱物
油、樹脂などの油性成分、水、アルコールなどの
水性成分、およびワツクスのマレイン化物または
その誘導体、を主成分とするインキである。その
他の成分として、例えば、界面活性剤、体質顔
料、ロジンなどを必要に応じて使用することがで
きる。エマルジヨンインキの組成比は、油性成分
100重量部に対し、ワツクスのマレイン化物また
はその誘導体1〜20重量部、水性成分20〜80重量
部が好ましい。エマルジヨンインキの作成方法
は、油性成分として、顔料5〜25重量部を鉱物
油、乾性油、天然樹脂または合成樹脂などの1種
もしくは2種以上、例えば樹脂を鉱物油、乾性油
で溶したビヒクル75〜95部に混合し、サンドミ
ル、三本ロール等で練肉分散したものを使用す
る。 この油性成分100部に対し、上記ワツクスのマ
レイン化物またはその誘導体1〜20部を撹拌機で
よく混合し、その後水、アルコール、界面活性剤
等の水性成分20〜80部を高速撹拌機で混合し、エ
マルジヨン化する。 油性成分に油溶性の界面活性剤、例えばHLB8
以下のポリオキシエチレン系、ソルビタン系およ
び脂肪属グリセライド系のものを、水性成分に
HLB−12以上のポリオキシエチレン系、アルキ
ルベンゼン、アルキルナフタレン系アニオン界面
活性剤を併用するとさらに安定なエマルジヨンイ
ンキが得られる。 以上のごとく本発明に係わるワツクスのマレイ
ン化物またはその誘導体を使用することにより、
非常に安定なエマルジヨンインキが調製され、こ
のものは凸版輪転印刷に使用すると、印刷中の臭
気が弱く、ミスチングが少なく良好な印刷適性を
示すとともに印刷された印刷物の効果は裏抜けが
少なく、紙への転移性がよく、オフセツト印刷に
近い効果が得られる。 以下、実施例を示す。例中「部」、「%」とは重
量部、重量%を示す。 実施例 1 天然樹脂ビヒクル(ギルソナイト25%、スピン
ドル油75%) 15部 高粘度鉱物油(50〜100ポイズ石油留分) 100部 カーボンブラツク 12部 紺 青 2部 低粘度鉱物油(スピンドル油) 25部 以上をサンドミルまたは三本ロールの練肉機で
練肉し、さらに、ワツクスのマレイン化物の鉱物
油分散物(POワツクスS−30、50%含有) 10部 を加え、撹拌混合し、油性成分を作る。 これに、 水 25部 デモールN(花王石鹸(株)製界面活性剤) 1部 を加え、高速撹拌機で撹拌し、エマルジヨンイン
キを得る。 実施例 2 合成樹脂ビヒクル(タマノール354(荒川化学工
業(株)製ロジン変性フエノール樹脂)40%、アマ
ニ油35%、スピンドル油25%) 20部 高粘度鉱物油 10部 フタロシアニンブルー 8部 低粘度鉱物油 25部 以上を混合し、サンドミルまたは三本ロールの
練肉機で練肉し、さらに、ワツクスのマレイン化
物の鉱物油分散物(POワツクスS−10、50%含
有) 15部 ソルビタンジグリセリン脂肪酸エステル 1部 を加え、撹拌混合し、油性成分を作る。 これに、 水 20部 ポリオキシエチレン脂肪酸エステル 1部 を加え、高速撹拌機で撹拌し、エマルジヨンイン
キを得る。 実施例 3 天然樹脂ビヒクル 5部 高粘度鉱物油 15部 カーボンブラツク 10部 フタロシアニンブルー 1部 低粘度鉱物油 25部 以上をサンドミルまたは三本ロールの練肉機で
練肉し、さらに、 ワツクスのマレイン化物の鉱物油分散物(PO
ワツクスS−30、50%含有) 7部 脂肪酸モノグリセライド 1部 を加え、撹拌混合し、油性成分を作る。 これに、 水 35部 デモールN 1部 を加え、高速撹拌機で撹拌し、エマルジヨンイン
キを得る。 比較例 天然樹脂ワニス 5部 高粘度鉱物油 15部 カーボンブラツク 10部 紺 青 1部 低粘度鉱物油 25部 以上をサンドミルまたは三本ロールの練肉機で
練肉し、さらに、 ソルビタンジグリセリン脂肪酸エステル 2部 パラフインワツクスの鉱物油分散物 6部 を加え、撹拌混合し、油性成分を作る。 これに、 水 35部 デモールN 1部 を加え、高速撹拌機で撹拌し、エマルジヨンイン
キとしたが、貯蔵中に増粘しエマルジヨン安定性
も悪い。従つて、下記の印刷ができなかつた。表
−1に現用の凸版輪転墨インキと実施例1,3の
エマルジヨンインキとの性能比較結果を示す。
【表】
(1) ブルーフイールド粘度
(2) 目視判定
(3) 指でこすり、指の汚れを見る
表−2に現用の凸版輪転藍インキと、実施例2
のエマルジヨンインキとの性能比較結果を示す。
(2) 目視判定
(3) 指でこすり、指の汚れを見る
表−2に現用の凸版輪転藍インキと、実施例2
のエマルジヨンインキとの性能比較結果を示す。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 顔料、鉱物油、樹脂などの油性成分および
水、アルコールなどの水性成分を含む印刷用エマ
ルジヨンインキにおいて、ワツクスのマレイン化
物またはその誘導体を含有することを特徴とする
エマルジヨンインキ。 2 油性成分100重量部に対し、ワツクスのマレ
イン化物またはその誘導体1〜20重量部、水性成
分20〜80重量部からなる特許請求の範囲第1項記
載のエマルジヨンインキ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60080077A JPS61238876A (ja) | 1985-04-17 | 1985-04-17 | エマルジヨンインキ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60080077A JPS61238876A (ja) | 1985-04-17 | 1985-04-17 | エマルジヨンインキ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61238876A JPS61238876A (ja) | 1986-10-24 |
| JPH0530871B2 true JPH0530871B2 (ja) | 1993-05-11 |
Family
ID=13708147
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60080077A Granted JPS61238876A (ja) | 1985-04-17 | 1985-04-17 | エマルジヨンインキ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61238876A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US9315685B2 (en) * | 2014-04-19 | 2016-04-19 | Xerox Corporation | Process for preparing an aqueous ink jet printing ink |
-
1985
- 1985-04-17 JP JP60080077A patent/JPS61238876A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61238876A (ja) | 1986-10-24 |
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