JPH05308808A - 移動農機の角速度検出装置 - Google Patents
移動農機の角速度検出装置Info
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- JPH05308808A JPH05308808A JP4146340A JP14634092A JPH05308808A JP H05308808 A JPH05308808 A JP H05308808A JP 4146340 A JP4146340 A JP 4146340A JP 14634092 A JP14634092 A JP 14634092A JP H05308808 A JPH05308808 A JP H05308808A
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- Guiding Agricultural Machines (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【目的】エンジンからの誘導ノイズを除去することによ
り、走行機体の進行方向の変化に伴う角速度を正確に検
出する。 【構成】走行機体7には、その旋回中心Yを通る一本の
ライン上に、その旋回中心Yを挟んで、2個のジャイロ
9a,9bが前後に配設されている。かかるジャイロ9
a,9bは、走行機体7の幅方向に対して同方向に配設
されている。走行機体7の進行方向が変化して、これら
のジャイロ9a,9bが角速度を検知すると、逆位相の
信号を出力する。したがって、かかる信号にエンジンか
らの誘導ノイズが重畳されても、これらの信号を減算す
ることにより、誘導ノイズのみが除去され、加速度信号
は加算される。
り、走行機体の進行方向の変化に伴う角速度を正確に検
出する。 【構成】走行機体7には、その旋回中心Yを通る一本の
ライン上に、その旋回中心Yを挟んで、2個のジャイロ
9a,9bが前後に配設されている。かかるジャイロ9
a,9bは、走行機体7の幅方向に対して同方向に配設
されている。走行機体7の進行方向が変化して、これら
のジャイロ9a,9bが角速度を検知すると、逆位相の
信号を出力する。したがって、かかる信号にエンジンか
らの誘導ノイズが重畳されても、これらの信号を減算す
ることにより、誘導ノイズのみが除去され、加速度信号
は加算される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、乗用田植機、トラクタ
等の移動農機に係り、詳しくは、機体の進行方向の変化
に伴って発生する角速度を検出する装置に関する。
等の移動農機に係り、詳しくは、機体の進行方向の変化
に伴って発生する角速度を検出する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、走行機体の進行方向の変化を検出
する装置を備えた、乗用田植機等の移動農機が提案され
ている。
する装置を備えた、乗用田植機等の移動農機が提案され
ている。
【0003】この種の乗用田植機は、ジャイロ等の角速
度センサを備えており、かかる角速度センサは、マイコ
ン等の演算装置に接続されている。
度センサを備えており、かかる角速度センサは、マイコ
ン等の演算装置に接続されている。
【0004】そして、乗用田植機が走行中にその進行方
向を変えると、角速度センサは、該進行方向の変化に伴
って発生した角速度を検知し、演算装置に信号を出力す
る。演算装置は、角速度センサからの信号に基づいて演
算をすることにより、走行機体の進行方向の変化を求め
る。
向を変えると、角速度センサは、該進行方向の変化に伴
って発生した角速度を検知し、演算装置に信号を出力す
る。演算装置は、角速度センサからの信号に基づいて演
算をすることにより、走行機体の進行方向の変化を求め
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、乗用田植機
等はエンジンを備えており、かかるエンジンは、駆動さ
れている間は、一般的に電気的な誘導ノイズを発生す
る。
等はエンジンを備えており、かかるエンジンは、駆動さ
れている間は、一般的に電気的な誘導ノイズを発生す
る。
【0006】したがって、従来技術の角速度センサから
演算装置に送られる信号にもかかる誘導ノイズが重畳さ
れてしまい、演算装置による演算結果は、誤差を含んだ
ものとなってしまっていた。
演算装置に送られる信号にもかかる誘導ノイズが重畳さ
れてしまい、演算装置による演算結果は、誤差を含んだ
ものとなってしまっていた。
【0007】このため、走行機体の正確な進行方向が検
出されず、移植作業等を行う場合に移植苗が既植苗に接
近したり、また、作業時に隣接条を荒らしてしまう等の
不具合があった。
出されず、移植作業等を行う場合に移植苗が既植苗に接
近したり、また、作業時に隣接条を荒らしてしまう等の
不具合があった。
【0008】そこで、本発明は、エンジンからの誘導ノ
イズにかかわらず、走行機体の進行方向の変化を正確に
検出する、移動農機の角速度検出装置を提供することを
目的とする。
イズにかかわらず、走行機体の進行方向の変化を正確に
検出する、移動農機の角速度検出装置を提供することを
目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述事情に鑑
みなされたものであって、走行機体(7)の進行方向の
変化に基づいて発生する角速度を検知する2つの角速度
検知手段(9a,9b)を、走行機体(7)の旋回中心
(Y)を通る仮想直線上に、該旋回中心(Y)を挟むよ
うに、かつ、前記走行機体(7)の車幅方向に対して同
方向となるように、それぞれ配設し、これら2つの角速
度検知手段(9a,9b)からの信号を受けると共に、
その内の一の角速度検出手段(9a)の出力信号(19
a)から他の角速度検出手段(9b)の出力信号(19
b)を減算する演算増幅手段(20)を備えた、ことを
特徴とする。
みなされたものであって、走行機体(7)の進行方向の
変化に基づいて発生する角速度を検知する2つの角速度
検知手段(9a,9b)を、走行機体(7)の旋回中心
(Y)を通る仮想直線上に、該旋回中心(Y)を挟むよ
うに、かつ、前記走行機体(7)の車幅方向に対して同
方向となるように、それぞれ配設し、これら2つの角速
度検知手段(9a,9b)からの信号を受けると共に、
その内の一の角速度検出手段(9a)の出力信号(19
a)から他の角速度検出手段(9b)の出力信号(19
b)を減算する演算増幅手段(20)を備えた、ことを
特徴とする。
【0010】
【作用】以上構成に基づき、走行機体(7)の進行方向
が走行中に変化して前記走行機体(7)がその旋回中心
(Y)を中心にして微小角でも回転すると、角速度検知
手段(9a,9b)が、走行機体(7)の回転に伴い発
生する角速度を検知し、該角速度の大きさに応じた信号
を出力する。
が走行中に変化して前記走行機体(7)がその旋回中心
(Y)を中心にして微小角でも回転すると、角速度検知
手段(9a,9b)が、走行機体(7)の回転に伴い発
生する角速度を検知し、該角速度の大きさに応じた信号
を出力する。
【0011】これらの角速度検知手段(9a,9b)
は、走行機体(7)の旋回中心(Y)を通る仮想直線上
に、該旋回中心(Y)を挟むように、かつ、前記走行機
体(7)の車幅方向に対して同方向となるように、配設
されている。
は、走行機体(7)の旋回中心(Y)を通る仮想直線上
に、該旋回中心(Y)を挟むように、かつ、前記走行機
体(7)の車幅方向に対して同方向となるように、配設
されている。
【0012】したがって、前記角速度検知手段(9a,
9b)が出力する信号は、一の角速度検出手段(9a)
によるものと、他の角速度検出手段(9b)によるもの
とでは、位相が異なる。
9b)が出力する信号は、一の角速度検出手段(9a)
によるものと、他の角速度検出手段(9b)によるもの
とでは、位相が異なる。
【0013】一方、移動農機がエンジンを搭載している
場合には、該エンジンが駆動されることにより電気的な
誘導ノイズが発生する。したがって、前記角速度検知手
段(9a,9b)から出力される信号(19a,19
b)は、走行機体(7)の回転に伴い発生する角速度に
応じた信号に、前記誘導ノイズが重畳されたものとな
る。
場合には、該エンジンが駆動されることにより電気的な
誘導ノイズが発生する。したがって、前記角速度検知手
段(9a,9b)から出力される信号(19a,19
b)は、走行機体(7)の回転に伴い発生する角速度に
応じた信号に、前記誘導ノイズが重畳されたものとな
る。
【0014】演算増幅手段(20)が、前記一の角速度
検出手段(9a)の出力信号(19a)から、前記他の
角速度検出手段(9b)の出力信号(19b)を減算す
ると、同相である誘導ノイズは減算されるものの、逆相
である角速度は加算される。
検出手段(9a)の出力信号(19a)から、前記他の
角速度検出手段(9b)の出力信号(19b)を減算す
ると、同相である誘導ノイズは減算されるものの、逆相
である角速度は加算される。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
角速度検知手段(9a,9b)から出力される信号に、
誘導ノイズが重畳されたとしても、かかる誘導ノイズは
演算増幅手段(20)により除かれるため、正確な角速
度を求めることができる。
角速度検知手段(9a,9b)から出力される信号に、
誘導ノイズが重畳されたとしても、かかる誘導ノイズは
演算増幅手段(20)により除かれるため、正確な角速
度を求めることができる。
【0016】また、演算増幅手段(20)による演算過
程において、角速度による信号は増幅されるため、結果
的に角速度検知手段(9a,9b)の検出精度が増すこ
ととなる。
程において、角速度による信号は増幅されるため、結果
的に角速度検知手段(9a,9b)の検出精度が増すこ
ととなる。
【0017】なお、上述カッコ内の符号は、図面と対照
するためのものであり、何ら本発明の構成を限定するも
のではない。
するためのものであり、何ら本発明の構成を限定するも
のではない。
【0018】
【実施例】以下、図面に沿って本発明の実施例について
説明する。
説明する。
【0019】まず、図1及び図2に沿って、本発明に係
る角速度検出装置を搭載した乗用田植機(移動農機)の
構造等について説明する。ここで、図1は、乗用田植機
の構造を示す側面図であり、図2は、その平面図の概略
を示したものである。
る角速度検出装置を搭載した乗用田植機(移動農機)の
構造等について説明する。ここで、図1は、乗用田植機
の構造を示す側面図であり、図2は、その平面図の概略
を示したものである。
【0020】乗用田植機(移動農機)1は、図1に示す
ように、その前部が走行車両2になっており、後方には
植付部3が装着されている。走行車両2は走行機体7を
有しており、走行機体7は、前輪5,5及び後輪6,6
により支持されている。また、この走行機体7には運転
席22が取りつけられており、運転席22の前方にはス
テアリング11が立設されている。そして、ステアリン
グ11の近傍には副変速レバー12が立設されており、
さらに、ステアリング11の前方にはエンジンEが配設
されている。
ように、その前部が走行車両2になっており、後方には
植付部3が装着されている。走行車両2は走行機体7を
有しており、走行機体7は、前輪5,5及び後輪6,6
により支持されている。また、この走行機体7には運転
席22が取りつけられており、運転席22の前方にはス
テアリング11が立設されている。そして、ステアリン
グ11の近傍には副変速レバー12が立設されており、
さらに、ステアリング11の前方にはエンジンEが配設
されている。
【0021】かかる走行機体7には、図2に示すよう
に、その旋回中心(重心位置)Yを通る一本のライン上
(仮想直線上)に、その旋回中心Yを挟んで、2個のジ
ャイロ(角速度検知手段)9a,9bが前後に配設され
ている。かかるジャイロ9a,9bは、走行機体7の幅
方向に対して同方向に配設されている。
に、その旋回中心(重心位置)Yを通る一本のライン上
(仮想直線上)に、その旋回中心Yを挟んで、2個のジ
ャイロ(角速度検知手段)9a,9bが前後に配設され
ている。かかるジャイロ9a,9bは、走行機体7の幅
方向に対して同方向に配設されている。
【0022】また、これらのジャイロ9a,9bは、図
3に示すように、演算増幅器(演算増幅手段)20の加
算ポート、減算ポートにそれぞれ接続されており、ジャ
イロ9a,9bが出力した信号は、演算増幅器20にて
減算されるようになっている。なお、かかる演算増幅器
20による演算結果は、他の演算装置(不図示)により
さらに演算されるようになっており、走行機体7の進行
方向が求められるようになっている。
3に示すように、演算増幅器(演算増幅手段)20の加
算ポート、減算ポートにそれぞれ接続されており、ジャ
イロ9a,9bが出力した信号は、演算増幅器20にて
減算されるようになっている。なお、かかる演算増幅器
20による演算結果は、他の演算装置(不図示)により
さらに演算されるようになっており、走行機体7の進行
方向が求められるようになっている。
【0023】ついで、図3に沿って、本実施例における
作用について説明する。
作用について説明する。
【0024】いま、走行中に、走行機体7が、前輪5,
5のスリップ等の原因により進行方向が左に変化し、図
2に示すように、その旋回中心Yを中心として矢印Bの
方向に回転したとする。すると、走行機体7の回転に伴
って発生する角速度は、2個のジャイロ9a,9bによ
って検知され、これらのジャイロ9a,9bは、それぞ
れ、出力信号19a,19bを出力する。これらのジャ
イロ9a,9bは、走行機体7の旋回中心Yを挟んで、
かつ、その車幅方向に対して同方向に配設されているた
め、それらの出力信号19a,19bは、図3に示すよ
うに、その位相が逆になる。なお、この場合、これらの
出力信号19a,19bの振幅Aは、ジャイロ9a,9
bの旋回中心Yからの距離にかかわらず、同じである。
このことは、出願人が実験により確かめている。したが
って、走行機体7の進行方向が変化した場合には、位相
が逆で、かつ、同じ大きさの一組の信号が、角速度とし
てジャイロ9a,9bより出力される。
5のスリップ等の原因により進行方向が左に変化し、図
2に示すように、その旋回中心Yを中心として矢印Bの
方向に回転したとする。すると、走行機体7の回転に伴
って発生する角速度は、2個のジャイロ9a,9bによ
って検知され、これらのジャイロ9a,9bは、それぞ
れ、出力信号19a,19bを出力する。これらのジャ
イロ9a,9bは、走行機体7の旋回中心Yを挟んで、
かつ、その車幅方向に対して同方向に配設されているた
め、それらの出力信号19a,19bは、図3に示すよ
うに、その位相が逆になる。なお、この場合、これらの
出力信号19a,19bの振幅Aは、ジャイロ9a,9
bの旋回中心Yからの距離にかかわらず、同じである。
このことは、出願人が実験により確かめている。したが
って、走行機体7の進行方向が変化した場合には、位相
が逆で、かつ、同じ大きさの一組の信号が、角速度とし
てジャイロ9a,9bより出力される。
【0025】ところで、一般に、エンジンEが駆動され
ると電気的な誘導ノイズが発生し、かかる誘導ノイズ
は、ジャイロ9a,9bの出力信号19a,19bが演
算増幅器20に入力されるときに、出力信号19a,1
9bにそれぞれ同相のノイズとして重畳される。
ると電気的な誘導ノイズが発生し、かかる誘導ノイズ
は、ジャイロ9a,9bの出力信号19a,19bが演
算増幅器20に入力されるときに、出力信号19a,1
9bにそれぞれ同相のノイズとして重畳される。
【0026】このように、走行機体7の進行方向の変化
に伴って生ずる角速度信号は逆相となり、エンジンEか
らの誘導ノイズは同相となるため、演算増幅器20が、
前述のように出力信号19aから出力信号19bの減算
を行うと、誘導ノイズのみが減算され、走行機体7の進
行方向の変化に伴って発生する角速度信号は加算される
こととなる。その結果、振幅が倍(2A)の出力信号1
9cが得られる。
に伴って生ずる角速度信号は逆相となり、エンジンEか
らの誘導ノイズは同相となるため、演算増幅器20が、
前述のように出力信号19aから出力信号19bの減算
を行うと、誘導ノイズのみが減算され、走行機体7の進
行方向の変化に伴って発生する角速度信号は加算される
こととなる。その結果、振幅が倍(2A)の出力信号1
9cが得られる。
【0027】これにより、エンジンEからの誘導ノイズ
が除去されて、走行機体7の旋回に伴って発生する角速
度のみが純粋に抽出されるため、かかる角速度を基に演
算することにより、正確な演算ができる。
が除去されて、走行機体7の旋回に伴って発生する角速
度のみが純粋に抽出されるため、かかる角速度を基に演
算することにより、正確な演算ができる。
【0028】また、演算増幅器20により出力信号19
a,19bの振幅が倍に増幅されるため、結果的にジャ
イロ9a,9bの検出精度が増すこととなる。
a,19bの振幅が倍に増幅されるため、結果的にジャ
イロ9a,9bの検出精度が増すこととなる。
【0029】なお、上述した実施例においては、走行機
体7の回転に伴って発生する角速度を求めたが、その演
算結果に基づいて、走行機体7の進行方向の変化をLE
D等により表示し、オペレータが進行方向の修正を容易
に行えるようにしても良く、また、CPU等で操舵方向
を制御し、自動的に進行方向を修正するようにしても良
い。
体7の回転に伴って発生する角速度を求めたが、その演
算結果に基づいて、走行機体7の進行方向の変化をLE
D等により表示し、オペレータが進行方向の修正を容易
に行えるようにしても良く、また、CPU等で操舵方向
を制御し、自動的に進行方向を修正するようにしても良
い。
【0030】このような制御を行う場合には、いわゆる
ソフトウェアの暴走が問題となるが、次に、このソフト
ウェア暴走の防止方法について説明する。
ソフトウェアの暴走が問題となるが、次に、このソフト
ウェア暴走の防止方法について説明する。
【0031】ソフトウェア暴走の防止方法の一つとして
は、CPUの外部にリセットのためのICを設けると共
に、プログラム実行中には、ある一定周期でリセットI
Cに対しクリア信号を送る方法がある。
は、CPUの外部にリセットのためのICを設けると共
に、プログラム実行中には、ある一定周期でリセットI
Cに対しクリア信号を送る方法がある。
【0032】これにより、プログラム実行中には、CP
Uにリセットがかからず、また、プログラムの暴走によ
りリセットICに対しクリア信号が送られなくなった場
合には、CPUにリセットがかかり、ソフトウェアの暴
走を防止することができる。
Uにリセットがかからず、また、プログラムの暴走によ
りリセットICに対しクリア信号が送られなくなった場
合には、CPUにリセットがかかり、ソフトウェアの暴
走を防止することができる。
【0033】また、別の方法としては、スタックポイン
タの移動回数を記憶させるためのメモリを設け、割り込
み処理内でスタックポインタの正当性を判断し、ソフト
ウェアの暴走を検知すると共に、ソフトウェアにリセッ
トをかける方法がある。
タの移動回数を記憶させるためのメモリを設け、割り込
み処理内でスタックポインタの正当性を判断し、ソフト
ウェアの暴走を検知すると共に、ソフトウェアにリセッ
トをかける方法がある。
【0034】すなわち、マイコンにおけるアセンブラ命
令(CALL,PUSH,POP,RETなど)を実行
し、スタック(アドレス、レジスタ退避領域)を操作す
るときに、その実行回数を記憶するためのカウンタを、
メモリに1バイト確保する。
令(CALL,PUSH,POP,RETなど)を実行
し、スタック(アドレス、レジスタ退避領域)を操作す
るときに、その実行回数を記憶するためのカウンタを、
メモリに1バイト確保する。
【0035】また、プログラム実行中における各ルーチ
ン内でのスタック操作回数は、既にプログラム作成時に
わかっているので、各ルーチン内でのスタック操作回数
は、予め、各ルーチン実行毎にスタックカウンタに格納
しておく。一般に、スタック操作命令は多用されている
ので、その整合性を見ることで、暴走状態が検知でき
る。
ン内でのスタック操作回数は、既にプログラム作成時に
わかっているので、各ルーチン内でのスタック操作回数
は、予め、各ルーチン実行毎にスタックカウンタに格納
しておく。一般に、スタック操作命令は多用されている
ので、その整合性を見ることで、暴走状態が検知でき
る。
【0036】暴走時においても正常に動作するタイマ割
り込み等を利用し、割り込みルーチン内で暴走を検知
し、ソフトウェアリセットをかけようとするものであ
る。
り込み等を利用し、割り込みルーチン内で暴走を検知
し、ソフトウェアリセットをかけようとするものであ
る。
【0037】割り込みルーチン内では、割り込み動作に
よるスタック操作を考慮に入れ、 (スタックポインタ初期値−現在のスタックポインタ−
2)/2≠カウンタ値 のとき、0番地にジャンプさせることで、ソフトウェア
リセットをかける。
よるスタック操作を考慮に入れ、 (スタックポインタ初期値−現在のスタックポインタ−
2)/2≠カウンタ値 のとき、0番地にジャンプさせることで、ソフトウェア
リセットをかける。
【0038】図4に、スタックポインタ部メモリと計算
の例を示す。
の例を示す。
【0039】これにより、スタックの正当性を判断する
ことにより、暴走を検知し、ソフトウェアリセットをか
けるような構成にしたから、外部リセットが不要とな
る。
ことにより、暴走を検知し、ソフトウェアリセットをか
けるような構成にしたから、外部リセットが不要とな
る。
【0040】一方、かかるソフトウェアにおいて、RO
M,RAM領域の空領域に対し、プログラム0番地へジ
ャンプするというコード(命令)を書き込むことで、C
PUの暴走(スタック領域の侵食等)により、その空領
域にプログラム実行番地が移った時に速やかにソフトウ
ェアリセットがかかるようにしてもよい。
M,RAM領域の空領域に対し、プログラム0番地へジ
ャンプするというコード(命令)を書き込むことで、C
PUの暴走(スタック領域の侵食等)により、その空領
域にプログラム実行番地が移った時に速やかにソフトウ
ェアリセットがかかるようにしてもよい。
【0041】なお、ROM領域へのコード書き込みは、
プログラム作成時にコーディングすることで処理すれば
よい。
プログラム作成時にコーディングすることで処理すれば
よい。
【0042】また、RAM領域へのコード書き込みは、
図5のフローチャート図に示すように、空領域のサイズ
及び先頭番地を算出し(S3,S6)、空領域サイズ/
3で求められた回数(S4)連続して、先頭番地よりJ
MP0000Hに相当するコードを書き込む(S7〜S
15)。
図5のフローチャート図に示すように、空領域のサイズ
及び先頭番地を算出し(S3,S6)、空領域サイズ/
3で求められた回数(S4)連続して、先頭番地よりJ
MP0000Hに相当するコードを書き込む(S7〜S
15)。
【0043】これにより、CPUの暴走時に、実行番地
がROM,RAMの空領域に移った場合においても、そ
の番地のデータを命令として実行してしまい、その結
果、外部ICによるリセットがかかるまで、その動作が
不定であるという問題もない。
がROM,RAMの空領域に移った場合においても、そ
の番地のデータを命令として実行してしまい、その結
果、外部ICによるリセットがかかるまで、その動作が
不定であるという問題もない。
【0044】また一方、上述実施例においては、乗用田
植機1の走行速度は何ら加味していないが、かかる走行
速度を演算に用いてもよい。その場合には、トランスミ
ッションの入力軸の回転速度を検出して、以下の方法に
より走行速度を求める。
植機1の走行速度は何ら加味していないが、かかる走行
速度を演算に用いてもよい。その場合には、トランスミ
ッションの入力軸の回転速度を検出して、以下の方法に
より走行速度を求める。
【0045】図6(a) は、トランスミッション周辺の構
造を示す側面図であり、図6(b) は、その正面図であ
る。
造を示す側面図であり、図6(b) は、その正面図であ
る。
【0046】エンジンプーリ23は、エンジンの駆動に
伴って回転するようになっており、かかる回転はベルト
24を介してトランスミッション入力軸25に伝達され
るようになっている。トランスミッション入力軸25上
にはミッション主軸プーリ26が取りつけられており、
そのミッション主軸プーリ26には検出片27が固着さ
れている。かかる検出片27は、トランスミッション入
力軸25の回転に伴って回転するようになっている。
伴って回転するようになっており、かかる回転はベルト
24を介してトランスミッション入力軸25に伝達され
るようになっている。トランスミッション入力軸25上
にはミッション主軸プーリ26が取りつけられており、
そのミッション主軸プーリ26には検出片27が固着さ
れている。かかる検出片27は、トランスミッション入
力軸25の回転に伴って回転するようになっている。
【0047】一方、検出片27が回転する軌跡に対向す
るように、回転センサ28が取りつけられており、回転
センサ28は検出片27の回転速度を検知するようにな
っている。また、かかる回転センサ28は、不図示の演
算装置に接続されており、該演算装置は、回転センサ2
8からの信号に基づいてトランスミッション入力軸25
の回転数を演算するようになっている。
るように、回転センサ28が取りつけられており、回転
センサ28は検出片27の回転速度を検知するようにな
っている。また、かかる回転センサ28は、不図示の演
算装置に接続されており、該演算装置は、回転センサ2
8からの信号に基づいてトランスミッション入力軸25
の回転数を演算するようになっている。
【0048】ここで、トランスミッション入力軸25の
回転数をr[rps]とし、トランスミッション入力軸
25から後輪車軸までの減速比をC、後輪6,6の直径
をR[mm]、走行機体7のスリップ率を10%(一
定)とすると、走行機体7の走行速度Vは、 V=(1−0.1)*C*2πR*r=1.8πCrR [mm/s] となる。したがって、トランスミッション入力軸25の
回転数rを求めることにより、走行速度Vが求まる。
回転数をr[rps]とし、トランスミッション入力軸
25から後輪車軸までの減速比をC、後輪6,6の直径
をR[mm]、走行機体7のスリップ率を10%(一
定)とすると、走行機体7の走行速度Vは、 V=(1−0.1)*C*2πR*r=1.8πCrR [mm/s] となる。したがって、トランスミッション入力軸25の
回転数rを求めることにより、走行速度Vが求まる。
【0049】かかる走行速度Vを、上述した実施例にて
求めた角速度と共に制御に用いることにより、より一層
正確な制御ができる。
求めた角速度と共に制御に用いることにより、より一層
正確な制御ができる。
【0050】また、補助転輪や超音波などを利用した装
置と比べて、装置の構造が簡単となり、また、副変速レ
バーの位置に関係なく走行速度を検出できる。
置と比べて、装置の構造が簡単となり、また、副変速レ
バーの位置に関係なく走行速度を検出できる。
【図1】乗用田植機の構造を示す側面図。
【図2】ジャイロ取り付け位置を示す、乗用田植機の平
面図。
面図。
【図3】ジャイロの信号処理等を示す回路図。
【図4】ソフトウェア暴走の防止方法を説明するための
図。
図。
【図5】RAM領域にソフトウェア暴走防止のためのコ
ードを書き込む方法を説明するためのフローチャート。
ードを書き込む方法を説明するためのフローチャート。
【図6】(a) は、トランスミッション周辺の構造を示す
側面図、(b) は、その正面図。
側面図、(b) は、その正面図。
1 移動農機(乗用田植機) 2 走行車両 3 植付部 5 前輪 6 後輪 7 走行機体 9a,9b 角速度検知手段(ジャイロ) 11 ステアリング 12 副変速レバー 19a,19b 出力信号 20 演算増幅手段(演算増幅器) 22 運転席 23 エンジンプーリ 24 ベルト 25 トランスミッション入力軸 26 ミッション主軸プーリ 27 検出片 28 回転センサ Y 旋回中心
Claims (1)
- 【請求項1】 走行機体の進行方向の変化に基づいて発
生する角速度を検知する2つの角速度検知手段を、走行
機体の旋回中心を通る仮想直線上に、該旋回中心を挟む
ように、かつ、前記走行機体の車幅方向に対して同方向
となるように、それぞれ配設し、 これら2つの角速度検知手段からの信号を受けると共
に、その内の一の角速度検出手段の出力信号から他の角
速度検出手段の出力信号を減算する演算増幅手段を備え
た、 ことを特徴とする移動農機の角速度検出装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4146340A JPH05308808A (ja) | 1992-05-13 | 1992-05-13 | 移動農機の角速度検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4146340A JPH05308808A (ja) | 1992-05-13 | 1992-05-13 | 移動農機の角速度検出装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05308808A true JPH05308808A (ja) | 1993-11-22 |
Family
ID=15405489
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4146340A Pending JPH05308808A (ja) | 1992-05-13 | 1992-05-13 | 移動農機の角速度検出装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05308808A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006264369A (ja) * | 2005-03-22 | 2006-10-05 | Calsonic Kansei Corp | 乗員保護装置 |
| KR102236851B1 (ko) | 2019-11-04 | 2021-04-06 | 주식회사 포스코 | 내구성이 우수한 고항복비형 후물 고강도강 및 그 제조방법 |
| KR20210063135A (ko) | 2019-11-22 | 2021-06-01 | 주식회사 포스코 | 내구성 및 연신율이 우수한 후물 변태조직강 및 그 제조방법 |
| KR20210068808A (ko) | 2019-12-02 | 2021-06-10 | 주식회사 포스코 | 내구성이 우수한 후물 복합조직강 및 그 제조방법 |
-
1992
- 1992-05-13 JP JP4146340A patent/JPH05308808A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006264369A (ja) * | 2005-03-22 | 2006-10-05 | Calsonic Kansei Corp | 乗員保護装置 |
| KR102236851B1 (ko) | 2019-11-04 | 2021-04-06 | 주식회사 포스코 | 내구성이 우수한 고항복비형 후물 고강도강 및 그 제조방법 |
| WO2021091140A1 (ko) | 2019-11-04 | 2021-05-14 | 주식회사 포스코 | 내구성이 우수한 고항복비형 후물 고강도강 및 그 제조방법 |
| KR20210063135A (ko) | 2019-11-22 | 2021-06-01 | 주식회사 포스코 | 내구성 및 연신율이 우수한 후물 변태조직강 및 그 제조방법 |
| KR20210068808A (ko) | 2019-12-02 | 2021-06-10 | 주식회사 포스코 | 내구성이 우수한 후물 복합조직강 및 그 제조방법 |
| WO2021112488A1 (ko) | 2019-12-02 | 2021-06-10 | 주식회사 포스코 | 내구성이 우수한 후물 복합조직강 및 그 제조방법 |
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