JPH05310285A - ハムなどの包装材料 - Google Patents

ハムなどの包装材料

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JPH05310285A
JPH05310285A JP15843192A JP15843192A JPH05310285A JP H05310285 A JPH05310285 A JP H05310285A JP 15843192 A JP15843192 A JP 15843192A JP 15843192 A JP15843192 A JP 15843192A JP H05310285 A JPH05310285 A JP H05310285A
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JP
Japan
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net
web
ham
casing
present
Prior art date
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Pending
Application number
JP15843192A
Other languages
English (en)
Inventor
Motomasa Maki
基允 真木
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  • Packging For Living Organisms, Food Or Medicinal Products That Are Sensitive To Environmental Conditiond (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ケーシングと紐や網が良好に一体化した包装
材料を高能率で安価に得ることを目的とする。 【構成】 通気度20cm/cm/sec以上を有
する不織布またはウェブの上に網または紐を重ね、さら
にその上にウェブを重ねて三層構造とし、流体流によっ
てこれら三者を一体化して樹脂加工したことを特徴とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、贈答用などとしてデパ
ートなどでよく見かけるハムや焼豚などの加工食品に好
適に利用される包装材料(ケーシング)に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】ハムやソーセージを作る場合、肉は羊の
腸や植物性樹脂(セルロース)から出来た、いわゆるケ
ーシングに充填され、ケーシングはさらに形を整えるた
め網や紐で包装されている。このため、肉は2工程で包
装されることになり、余分の手間がかかることになる。
これを解決するため、ケーシングと網や紐をコラーゲン
で接着したものや、あるいは丹念にミシン縫製したもの
が提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、形態安定性の
ない網や紐をケーシングに一体化することは接着剤やミ
シンを用いても厄介で煩雑なことであり、結果的にはコ
ストアップになっているのがこれまでの現状である。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上述した如き極
めて非能率的な工程を合理化すべく、従来技術とは全く
異なる角度から鋭意、検討した結果、本発明に至ったも
のである。すなわち、従来の包装材料が接着剤やミシン
を用いる古典的な技術によって製造されているのに対
し、本発明は全く新しい概念の技術を導入することによ
って、より合理的にハム、ソーセージあるいは焼豚など
の如き加工食品に好適な包装材料が得られることを見い
だしたものである。
【0005】本発明の方法は、通気度20cm/cm
/sec以上を有する不織布またはウェブの上に網ま
たは紐を重ね、さらにその上にウェブを積層して三層構
造体とし、流体流によって三層構造体を構成する三層を
一体化させ、さらに得られた三層構造体を樹脂加工する
ものである。本発明の方法によれば、網または紐とケー
シングが一体化された包装材料がより合理的に得られる
上、従来の如く、ケーシングと網または紐を別工程で装
着する手間も省けるので、本発明の意義は大きい。
【0006】本発明で使用される不織布とは、湿式法、
乾式法あるいはスパンボンド法などによって得られるも
のであり、目付は200g/m以下、好ましくは10
0g/m以下のものが流体流による一体化処理の観点
などから好ましい。目付が200g/mを越える場合
には流体流による一体化が困難となる。一方、目付の小
さい不織布は10g/m程度まで得られ、本発明に利
用される。不織布を構成する素材は木綿、レーヨン、ベ
ンベルグなどのセルロース系、ポリエチレンテレフタレ
ートのようなポリエステル系、ナイロンのようなポリア
ミド系、ポリエチレン、ポリプロピレンの如きポリオレ
フィン系、ポリビニルアルコール系あるいはアクリル系
など各種の繊維が用いられる。これら不織布の通気度
は、JISL 1096、A法(フラジール法)によっ
て測定した場合において20cm/cm/sec以
上、好ましくは100cm/cm/sec以上が望
ましい。通気度が本発明の範囲よりも小さい場合には、
流体流による三層構造体の一体化がスムースにいかな
い。スパンボンド法によって得られる目付15g/m
を有する不織布は、目付が最も小さい方に属するが、こ
の不織布は3枚重ねても300cm/cm/sec
程度の大きな通気度を有しており、本発明に好んで使用
される。
【0007】本発明で使用されるウェブとは、繊維がシ
ート状に形成されているものであって、たとえば上述さ
れた各種の繊維をガーネット機やカードを通過させるこ
とによって得られる。ウェブの配向はパラレルでもラン
ダムでも良く、また目付や通気度は上述した不織布に要
求される範囲と同じである。最上部に積層されるウェブ
の厚さは網や紐の美観を損なわないため、薄いほど好ま
しい。本発明によれば、目付20g/m以下の薄いウ
ェブでも三層構造体を一体化できることを見いだした。
【0008】本発明で使用される網または紐は、不織布
に用いられるものと同様に、各種の繊維から得られるも
の、あるいは樹脂を成型して得られるものなどが用いら
れる。網の形状は角目や菱目、無結節や有結節など各種
形状のものを巾広く採用することができる。紐の場合
も、ハム包材によく用いられる太さ0.5mmから5m
m程度のものは勿論のこと、この範囲外のものまでも使
用することができる。
【0009】このようにして選ばれた通気度20cm
/cm/sec以上を有する不織布またはウェブの上
に網または紐を重ね、さらにその上にウェブを積層して
得られた三層構造体は、たとえば特公昭47−1806
9号に記された方法により高圧水流などの流体流により
連続的に処理される。高圧水流などの流体流は三層構造
体に対し垂直方向に噴射することが望ましい。この高圧
水流処理によって三層構造体は一体化し、網や紐は不織
布またはウェブに固定される。
【0010】かくして、得られた三層構造体は、たとえ
ばビスコースなどの樹脂で処理され、本発明の包装材料
となる。なお、本発明においてウェブまたは不織布を構
成する繊維素材の全部または一部に木綿、レーヨンある
いはベンベルグの如き親水性繊維を用いることは樹脂加
工時の加工性を向上させ、樹脂加工後の製品における毛
羽発生の防止に有効であり、望ましいことである。ま
た、樹脂加工後の本発明の製品がJIS L 1093
グラブ法により、ポリエステルフィラメント糸70d
×3、針目数5目/cmの条件下で測定される場合に、
縫目強度が3kgf以上となるように樹脂加工濃度など
の調整によって樹脂加工されれば、本発明の製品を管状
に縫製してケーシングに容易に供することができる。
【0011】
【実施例】次に、本発明の実施例を示すが、本発明はこ
れらの実施例のみに限定されるものではない。
【0012】実施例1 目付20g/m、通気度249cm/cm/se
c、巾120cmを有するナイロンスパンボンドを17
m/分の速度で捲き出し、この上に別のロールに捲いた
ナイロン210デニール×120本、太さ2.5mmの
原糸からラッセル編機によってタテ×ヨコピッチがそれ
ぞれ30mmの仕様を有する網を同じく120cmの巾
で送り出し、連続的にナイロンスパンボンドに積層し
た。このさい、用いられたナイロン網は無結節の菱目で
あり、菱目の流れ方向の対角線の交点と交点とはポリエ
チレン350デニールのモノフィラメントによって結ば
れており、網が流れ方向に伸長されたとき、網の形状が
変形しにくいようにされた。
【0013】つぎに、ナイロン網の上に、目付19g/
、通気度555cm/cm/secを有するレ
ーヨン1.5デニールからなる巾120cmのカードウ
ェブを連続して供給し、上からレーヨンウェブ、ナイロ
ン網、ナイロンスパンボンドが積層された三層構造体を
廻動するコンベアベルトの上で得た。
【0014】つぎに、この三層構造体は全体を水で濡ら
され、口径0.2mmを有するノズルが1mm間隔で巾
方向に配列された高圧水流処理装置(2段)に導かれ
た。最初の1段目では20kg/cmの水圧でレーヨ
ンウェブ側から、ウェブより約5cm離れた距離より水
流が三層構造体に噴射され、つづいて2段目では50k
g/cmの高圧水流が噴射された。
【0015】かくして、高圧水流によって処理された三
層構造体は一体化され、ナイロン網はナイロンスポンボ
ンドに一体化し、簡単には剥離しにくいものとなった。
三層構造体は熱ロールによって乾燥され、ロールに捲き
取られた。
【0016】このようにして得られた三層構造体は、続
いて15g/mのビスコース加工が施され、巾30c
mにスリットされ、長さ方向にオーバーロックにより、
ナイロンスパンボンド側を内にして縫製し、直径9cm
を有する管状のハムケーシングを得た。この時、縫製強
度は10kgfであった。
【0017】このハムケーシングを用いてハムを製造し
たところ、美観およびケーシングとハムとの剥離性に優
れたハムを合理的に製造することができた。
【0018】実施例2 通気度459cm/cm/secを有し、かつ1.
5デニールポリエステルからなる目付が25g/m
カードウェブの上に、ポリエチレン400デニール×4
4本の原糸からなる太さ2mm、タテ×ヨコそれぞれ3
7mmのピッチを有する角目無結節の網を重ね、さらに
その上に綿よりなる通気度405cm/cm/se
c、目付25g/mを有し、クロスレイヤーによって
巾方向に繊維が配列したウェブを重ね、実施例1とほぼ
同様に、高圧水流処理してポリエチレン網がそれぞれの
ウェブに一体化された三層構造体を得た。
【0019】この構造体は実施例1と同様にビスコース
加工され、ハムケーシングに供された。その結果、実施
例1と同様に美観に優れたハムをより合理的に安価に製
造することができた。
【0020】
【発明の効果】従来、贈答用などに用いられるハムなど
の製造においては、ケーシングに食肉を充填したのち、
さらに紐や網をその上に被せる方法、或いは、ケーシン
グと紐や網をミシンや接着剤で一体化する方法など、い
ずれにしても非能率的方法が採用されていたが、本発明
によればケーシングと紐や網が良好に一体化した包装材
料が高能率で安価に得られ、ハムなど加工食品の包装の
合理化に極めて有用である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通気度20cm/cm/sec以上
    を有する不織布またはウェブの上に網または紐を重ね、
    さらにその上にウェブを重ねて三層構造とし、流体流に
    よってこれら三者を一体化して樹脂加工したことを特徴
    とするハムなどの包装材料。
JP15843192A 1992-05-07 1992-05-07 ハムなどの包装材料 Pending JPH05310285A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15843192A JPH05310285A (ja) 1992-05-07 1992-05-07 ハムなどの包装材料

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15843192A JPH05310285A (ja) 1992-05-07 1992-05-07 ハムなどの包装材料

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Publication Number Publication Date
JPH05310285A true JPH05310285A (ja) 1993-11-22

Family

ID=15671617

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JP15843192A Pending JPH05310285A (ja) 1992-05-07 1992-05-07 ハムなどの包装材料

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JP (1) JPH05310285A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016190685A (ja) * 2016-07-21 2016-11-10 Oci株式会社 食品用ネット付ケーシング
JP2017197294A (ja) * 2017-07-25 2017-11-02 Oci株式会社 食品用ネット付ケーシング

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016190685A (ja) * 2016-07-21 2016-11-10 Oci株式会社 食品用ネット付ケーシング
JP2017197294A (ja) * 2017-07-25 2017-11-02 Oci株式会社 食品用ネット付ケーシング

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