JPH05311149A - 表面処理剤 - Google Patents

表面処理剤

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JPH05311149A
JPH05311149A JP33332292A JP33332292A JPH05311149A JP H05311149 A JPH05311149 A JP H05311149A JP 33332292 A JP33332292 A JP 33332292A JP 33332292 A JP33332292 A JP 33332292A JP H05311149 A JPH05311149 A JP H05311149A
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JP
Japan
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chemical
same manner
mmol
polymer
peroxide
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Application number
JP33332292A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideo Sawada
英夫 沢田
Keiji Kawamoto
惠司 河本
Masahiro Sano
正宏 佐野
Takeo Matsumoto
竹男 松本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NOF Corp
Original Assignee
Nippon Oil and Fats Co Ltd
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Publication date
Application filed by Nippon Oil and Fats Co Ltd filed Critical Nippon Oil and Fats Co Ltd
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  • Surface Treatment Of Optical Elements (AREA)
  • Materials Applied To Surfaces To Minimize Adherence Of Mist Or Water (AREA)
  • Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【構成】 下記一般式化1で表わされる分子量500〜
1000000のフルオロアルキル基含有重合体、その
加水分解物、その加水分解縮合物及びこれらの混合物か
らなる群より選択される成分を有効成分とする表面処理
剤。 〔Zは水素原子又はメチル基を、Z及びZは、同
一もしくは異なる基であって、炭素数1〜10のアルキ
ル基、アルコキシ基又はアルカルボニルオキシ基、R
及びRは同一もしくは異なる基であって、水素原子、
ハロゲン原子または炭素数1〜5のアルキル基であっ
て、水素原子、ハロゲン原子、シアノ基、炭素数1〜4
のアルキルスルホン酸基、アミドアルキルスルホン酸基
等を示す。〕 【効果】 撥水撥油性、基材に対する密着性、表面の低
付着性、表面潤滑性等に優れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、特定のフルオロアルキ
ル基含有重合体を利用した表面処理剤に関する。
【0002】
【従来の技術】有機化合物中にフルオロアルキル基を含
有する化合物は、耐候性、撥水撥油性、更には生理活性
等の有用な性質を示すものとして注目を集めている。特
に、有機化合物中にフルオロアルキル基が導入されたフ
ルオロアルキル基含有重合体は、低表面張力、低屈折
性、耐熱性、耐寒性、耐油性、電気絶縁性、撥水性、離
型性、耐薬品性等の優れた特性を有しているため種々の
分野において、例えば、光学レンズ、眼鏡用レンズ、ガ
ラス器具、塗料等の表面に撥水撥油性及び防汚染性等を
付与するための表面処理剤、生体材料、医薬、農薬の原
料、更には離型性を付与する材料等の分野において有用
である。
【0003】しかしながら、従来のフルオロアルキル基
含有重合体は、フルオロアルキル基がアクリル酸あるい
はメタクリル酸にエステル結合、若しくはアミノ結合を
介して導入されたもの(例えばフルオロアルキル基がア
ミノ結合を介して導入された含フッ素エポキシ化合物;
J.Fluorine Chem.,55, 1 (1991))であり、一般に耐候
性が低い等の欠点を有するという問題点がある。
【0004】フルオロアルキル基が含有されたアクリル
樹脂塗料においては、フルオロアルキル基がエステル結
合にて導入されているため、加水分解によりフルオロア
ルキル基が容易に脱離し撥水撥油性が低下するという問
題があり、また耐汚染性が不十分であるという問題点も
ある。また耐候性を改善する目的で開発されたクロロト
リフルオロエチレンを用いたフッ素樹脂塗料(有機合成
化学協会誌、42、841(1992))は、耐候性を
有するものの、撥水性、撥油性が低く、また耐汚染性が
不十分であるという欠点がある。
【0005】フルオロアルキル基がエステル結合により
導入されたフルオロアクリレートポリマー等のフルオロ
アルキル基を有するフッ素樹脂は、器材の表面に皮膜を
形成して器材の保護、美粧性、撥水撥油性、絶縁性、離
型性、防汚性等の特性を付与する表面処理剤として多用
されている。
【0006】しかしながら前記フッ素樹脂は、金属、ガ
ラス、セメント等の無機材料、各種プラスチックス、基
材等の有機材料に対して密着性が悪い等の問題があり、
更にはフルオロアルキル基がエステル結合により分子中
に導入されているため、酸やアルカリに対する安定性に
劣るという問題もある。
【0007】一方、前記密着性を改善するために特開昭
59−10280号公報等において、フルオロアルキル
基含有シリコーン系化合物が提案されているが、未だ十
分な密着性は得られておらず、更には撥水撥油性が低下
するという欠点がある。
【0008】更に最近においては、SR加工剤、防曇剤、
界面活性剤及び各種表面処理剤等に用いるフッ素化合物
において、同一分子中に、撥水撥油性を示すフルオロア
ルキル基と共に、撥水性を示す両親媒性能を有する表面
処理剤が有用であると考えられ、注目を集めており、そ
の開発が強く望まれているのが現状である。
【0009】従って、フルオロアルキル基が直接炭素−
炭素結合で結合された耐候性が高く、さらには撥水撥油
性の高い材料の開発が強く望まれている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、光学
レンズ、眼鏡用レンズ、ガラス器具、塗料等の各種無機
材料及び有機材料の表面における撥水撥油性、防汚染性
及び耐薬品性等の優れた特性を有する表面処理剤を提供
することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、下記一
般式化2で表わされる分子量500〜1000000の
フルオロアルキル基含有重合体(以下重合体Aと称
す)、その加水分解物、その加水分解縮合物及びこれら
の混合物からなる群より選択される成分を有効成分とす
る表面処理剤が提供される。
【0012】
【化2】
【0013】以下本発明を更に詳細に説明する。
【0014】本発明の表面処理剤は、特定のフルオロア
ルキル基含有重合体、その加水分解物、その加水分解縮
合物及びこれらの混合物からなる群より選択される成分
を有効成分とすることを特徴とする。
【0015】本発明の表面処理剤において有効成分とし
て用いる特定のフルオロアルキル基含有重合体は、前記
一般式化2で表わされる重合体Aである。前記重合体A
において、Z2、Z3の炭素数が11以上、R1、R3の炭
素数が6以上、m1が1000を超える場合、m2、m3
が3000を超える場合、m9が2以上の場合には製造
が困難である。またn1が10を超える場合、あるいは
2が8を超える場合には、溶媒に対する溶解性が低下
する。
【0016】更に前記重合体Aの平均分子量は、500
〜1000000であり、フルオロアルキル基の特性を
より顕著に発現させるために、500〜10000とす
るのが特に好ましい。前記平均分子量が、前記範囲外の
場合には製造が困難である。
【0017】また前記重合体Aにおいて、RFは−(CF
2)n1Xまたは下記一般式化3である。
【0018】
【化3】
【0019】前記−(CF2)n1Xを具体的に列挙する
と、F3C−,F(CF22−,F(CF23−,F
(CF24−,F(CF25−,F(CF26−,F
(CF27−,F(CF28−,F(CF29−,F
(CF210−,HCF2−,H(CF22−,H(CF
23−,H(CF24−,H(CF25−,H(C
26−,H(CF27−,H(CF28−,H(CF
29−,H(CF210−,ClCF2−,Cl(C
22−,Cl(CF23−,Cl(CF24−,Cl
(CF25−,Cl(CF26−,Cl(CF27−,
Cl(CF28−,Cl(CF29−,Cl(CF2
10−であり、また、前記一般式化3を具体的に列挙する
と、下記化学式化4〜化12である。
【0020】
【化4】
【0021】
【化5】
【0022】
【化6】
【0023】
【化7】
【0024】
【化8】
【0025】
【化9】
【0026】
【化10】
【0027】
【化11】
【0028】
【化12】
【0029】前記重合体Aとしては、例えば、下記式化
13〜化98等を好ましく挙げることができる(式中、
1は1〜1000の整数、m2及びm3は0〜3000
の整数、m4は1〜20の整数を示す)。
【0030】
【化13】
【0031】
【化14】
【0032】
【化15】
【0033】
【化16】
【0034】
【化17】
【0035】
【化18】
【0036】
【化19】
【0037】
【化20】
【0038】
【化21】
【0039】
【化22】
【0040】
【化23】
【0041】
【化24】
【0042】
【化25】
【0043】
【化26】
【0044】
【化27】
【0045】
【化28】
【0046】
【化29】
【0047】
【化30】
【0048】
【化31】
【0049】
【化32】
【0050】
【化33】
【0051】
【化34】
【0052】
【化35】
【0053】
【化36】
【0054】
【化37】
【0055】
【化38】
【0056】
【化39】
【0057】
【化40】
【0058】
【化41】
【0059】
【化42】
【0060】
【化43】
【0061】
【化44】
【0062】
【化45】
【0063】
【化46】
【0064】
【化47】
【0065】
【化48】
【0066】
【化49】
【0067】
【化50】
【0068】
【化51】
【0069】
【化52】
【0070】
【化53】
【0071】
【化54】
【0072】
【化55】
【0073】
【化56】
【0074】
【化57】
【0075】
【化58】
【0076】
【化59】
【0077】
【化60】
【0078】
【化61】
【0079】
【化62】
【0080】
【化63】
【0081】
【化64】
【0082】
【化65】
【0083】
【化66】
【0084】
【化67】
【0085】
【化68】
【0086】
【化69】
【0087】
【化70】
【0088】
【化71】
【0089】
【化72】
【0090】
【化73】
【0091】
【化74】
【0092】
【化75】
【0093】
【化76】
【0094】
【化77】
【0095】
【化78】
【0096】
【化79】
【0097】
【化80】
【0098】
【化81】
【0099】
【化82】
【0100】
【化83】
【0101】
【化84】
【0102】
【化85】
【0103】
【化86】
【0104】
【化87】
【0105】
【化88】
【0106】
【化89】
【0107】
【化90】
【0108】
【化91】
【0109】
【化92】
【0110】
【化93】
【0111】
【化94】
【0112】
【化95】
【0113】
【化96】
【0114】
【化97】
【0115】
【化98】
【0116】本発明において、前記重合体Aを調製する
には、下記一般式化99で表わされる過酸化ジフルオロ
アルカノイル(以下ジフルオロアルカノイル1と称す)
と、下記一般式化100で表わされる重合性成分A及び
/又は下記一般式化101で表わされる重合性成分Bを
反応させることにより得ることができる。
【0117】
【化99】
【0118】
【化100】
【0119】
【化101】
【0120】前記ジフルオロアルカノイル1において、
1が11以上の場合又はn2が9以上の場合には、溶媒
の存在下において反応させる際に前記ジフルオロアルカ
ノイル1の溶解性が低下するので使用できない。
【0121】また前記ジフルオロアルカノイル1中のR
Fは、前記重合体Aにおいて具体的に列挙したRFと同様
であり、前記ジフルオロアルカノイル1としては、具体
的には例えば過酸化ジペルフルオロ−2−メチル−3−
オキサヘキサノイル、過酸化ジペルフルオロ−2,5−
ジメチル−3,6−ジオキサノナノイル、過酸化ジペル
フルオロ−2,5,8−トリメチル−3,6,9−トリ
オキサドデカノイル、過酸化ジペルフルオロブチリル、
過酸化ジペルフルオロヘプタノイル等を好ましく挙げる
ことができる。
【0122】前記重合性成分Aとしては、具体的には例
えば、塩化ビニル、塩化ビニリデン、フッ化ビニル、フ
ッ化ビニリデン、アクリロニトリル、酢酸ビニル、プロ
ピオン酸ビニル、酪酸ビニル、(メタ)アクリル酸、
(メタ)アクリル酸メチル、(メタ)アクリル酸−t−
ブチル、(メタ)アクリル酸−n−ブチル、(メタ)ア
クリル酸−2−エチルヘキシル、2−ヒドロキシエチル
(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシプロピル(メ
タ)アクリレート、CH2=CHCO2CHCH3OC2H5、CH2=CCH3CO2
CHCH3OC2H5、CH2=CHCO2CHCH3OCH2CH(CH3)2、CH2=CCH3CO
2CHCH3OCH2CH(CH3)2、CH2=CHCO2CHCH3OCH2C(C2H5)H(C
H2)3CH3、CH2=CCH3CO2CHCH3OCH2C(C2H5)H(CH2)3CH3、CH
2=CHCO2CH2CH2O(CO(CH2)5O)uH、CH2=CCH3CO2CH2CH2O(CO
(CH2)5O)uH、CH2=CCH3CO2(CH2CH2O)m4H (m4≠1)、CH2=C
CH3CO2(CH2CH2O)m4CH3、CH2=CCH3CO2(CH2CH2O)m4(CH2CH
(CH3)O)m5H、CH2=CCH3CO2(CH2CH2O)m4(CH2CH(CH3)O)m5C
H3、CH2=CCH3CO2(CH2CH2O)m4(CH2CH2(CH2)2O)m5H、CH2=
CCH3CO2(CH2CH2O)m4(CH2CH2(CH2)2O)m5CH3、CH2=CCH3CO
2(CH2CH(CH3)O)m4(CH2CH2CH2O)m6H、CH2=CCH3CO2(CH2CH
(CH3)O)m4(CH2CH2CH2O)m6CH3、CH2=CCH3CO2(CH2CH(CH3)
O)m4H、CH2=CCH3CO2(CH2CH(CH3)O)m4CH3、CH2=CHCO2(CH
2CH2O)m4H (m4≠1)、CH2=CCHCO2(CH2CH2O)m4CH3、CH2=C
HCO2(CH2CH2O)m4(CH2CH(CH3)O)m5H、CH2=CHCO2(CH2CH
2O)m4(CH2CH(CH3)O)m5CH3、CH2=CHCO2(CH2CH2O)m4(CH2C
H2(CH2)2O)m6H、CH2=CHCO2(CH2CH2O)m4(CH2CH2(CH2)2O)
m6CH3、CH2=CHCO2(CH2CH(CH3)O)m4(CH2CH2CH2O)m6H、CH
2=CHCO2(CH2CH(CH3)O)m4(CH2CH2CH2O)m6CH3、CH2=CHCO2
(CH2CH(CH3)O)m4H、CH2=CHCO2(CH2CH(CH3)O)m4CH3、グ
リシジル(メタ)アクリレート、2−(グリシジルオキ
シ)エチルメタクリレート、6−(メタ)アクロイルオ
キシメチル−7−オキシビシクロ[4.1.0]ヘプタ
ン、6−(メタ)アクロイルオキシヘキサン酸メチル−
7−オキシビシクロ[4.1.0]ヘプタン等を好まし
く挙げることができ(但し前記m4は、1〜20の整数
を、m5及びm6は、1〜20の整数を、またuは1〜5
の整数を示す)、使用に際しては、単独若しくはm4
5、m6、uが前記整数の範囲である混合物、更にはこ
れらの混合物として用いることができる。
【0123】また前記重合性成分Bにおいて、Z2及び
3の炭素数が11以上の場合には製造が困難である。
【0124】前記重合性成分Bとしては、具体的には例
えば、トリメトキシビニルシラン、トリエトキシビニル
シラン、ジアセチルオキシメチルビニルシラン、ジエト
キシメチルビニルシラン、トリアセチルオキシビニルシ
ラン、トリイソプロポキシビニルシラン、トリメチルビ
ニルシラン、トリ−t−ブトキシビニルシラン、エトキ
シジエチルビニルシラン、ジエチルメチルビニルシラ
ン、3−メタクリロキシプロピルトリメトキシシラン、
3−メタクリロキシプロピルトリエトキシシラン、3−
メタクリロキシプロピルジアセチルオキシメチルシラ
ン、3−メタクリロキシプロピルジエトキシメチルシラ
ン、3−メタクリロキシプロピルトリアセチルオキシシ
ラン、3−メタクリロキシプロピルトリイソプロポキシ
シラン、3−メタクリロキシプロピルトリメチルシラ
ン、3−メタクリロキシプロピルトリ−t−ブトキシシ
ラン、3−メタクリロキシプロピルエトキシジエチルシ
ラン、3−メタクリロキシプロピルジエチルメチルシラ
ン、3−アクリロキシプロピルトリメトキシシラン、3
−アクリロキシプロピルトリエトキシシラン、3−アク
リロキシプロピルジアセチルオキシメチルシラン、3−
アクリロキシプロピルジエトキシメチルシラン、3−ア
クリロキシプロピルトリアセチルオキシシラン、3−ア
クリロキシプロピルトリイソプロポキシシラン、3−ア
クリロキシプロピルトリメチルシラン、3−アクリロキ
シプロピルトリ−t−ブトキシシラン、3−アクリロキ
シプロピルエトキシジエチルシラン、3−アクリロキシ
プロピルジエチルメチルシラン等を好ましく挙げること
ができる。
【0125】前記ジフルオロアルカノイル1と、前記重
合性成分A及び/又は重合性成分Bとを反応させる際に
おける仕込みモル比は、フルオロアルカノイル2:重合
性成分A及び/又はBが1:0.1〜5000の範囲で
あるのが好ましく、特に、1:0.5〜1000の範囲
とするのが好ましい。前記重合性成分A及び/又はBの
仕込みモル比が0.1未満の場合には、過酸化物の自己
分解に起因する生成物が多量に生成して工業的に好まし
くなく、また5000を超える場合には、目的とする重
合体Aの収率が低下するので好ましくない。また、重合
性成分として、重合性成分A及び重合性成分Bの混合物
を用いる場合、重合性成分A及び重合性成分Bの仕込み
モル比は、特に限定されるものではないが、1:0.0
1〜100の範囲とするのが望ましい。さらに前記ジフ
ルオロアルカノイル1の仕込みモル比を調節することに
より得られる重合体Aの分子量を調節することができ
る。即ち、前記ジフルオロアルカノイル1の仕込みモル
比を高くすれば分子量の低い重合体が得られ、前記ジフ
ルオロアルカノイル1の仕込みモル比を低くすれば分子
量の高い重合体を得ることができる。
【0126】前記ジフルオロアルカノイル1と重合性成
分A及び/又はBを反応させるには、常圧で行なうこと
が可能であり、また反応温度は、好ましくは−20〜+
150℃、特に好ましくは0〜100℃の範囲である。
前記反応温度が−20℃未満の場合には反応に長時間を
要し、+150℃を超える場合には反応時の圧力が高く
なり、反応操作が困難となるので好ましくない。更にま
た反応時間は30分〜20時間の範囲が好ましく、工業
的には1〜10時間の範囲にて行なうことが特に好まし
い。
【0127】前記種々の反応条件下において、前記ジフ
ルオロアルカノイル1と前記重合性成分A及び/又はB
とを反応させることにより、目的とする重合体Aを直接
1段階反応により得ることができるが、前記ジフルオロ
アルカノイル1の取扱い及び反応を、より円滑に行なう
ために溶媒を用いることが好ましい。前記溶媒として
は、ハロゲン化脂肪族溶媒が特に好ましく、具体的には
例えば、塩化メチレン、クロロホルム、2−クロロ−
1,2−ジブロモ−1,1,2−トリフルオロエタン、
1,2−ジブロモヘキサフルオロプロパン、1,2−ジ
ブロモテトラフルオロエタン、1,1−ジフルオロテト
ラクロロエタン、1,2−ジフルオロテトラクロロエタ
ン、フルオロトリクロロメタン、ヘプタフルオロ−2,
3,3−トリクロロブタン、1,1,1,3−テトラク
ロロテトラフルオロプロパン、1,1,1−トリクロロ
ペンタフルオロプロパン、1,1,2−トリクロロトリ
フルオロエタン、1,1,1,2,2−ペンタフルオロ
−3,3−ジクロロプロパン、1,1,2,2,3−ペ
ンタフルオロ−1,3−ジクロロプロパン等を用いるこ
とができ、特に工業的には、1,1,1,2,2−ペン
タフルオロ−3,3−ジクロロプロパン、1,1,2,
2,3−ペンタフルオロ−1,3−ジクロロプロパン、
1,1,2−トリクロロトリフルオロエタンを好ましく
挙げることができる。前記溶媒を使用する場合、溶媒中
の前記ジフルオロアルカノイル1の濃度は溶液全体に対
して0.5〜30重量%であるのが望ましい。
【0128】得られる生成物は、前記重合体Aの他に、
前記一般式化2における片末端のみがRF基である生成
物も多少混ざった混合生成物として生成することもある
が、用途に応じて、以下に示す精製工程を行わずにこの
ような混合生成物をそのまま使用することもできる。
【0129】得られる反応生成物を精製するには、再沈
澱法等の公知の方法で精製することが可能である。
【0130】また本発明の表面処理剤において有効成分
として用いることができる、前記重合体Aの加水分解物
及び加水分解縮合物は、前記重合体Aを、水を含むフッ
化塩化炭化水素と又はフッ化芳香族炭化水素と、アルキ
ルアルコ−ルとの混合溶媒あるいは水を含むアルキルア
ルコ−ル溶媒又はアルコ−ル溶媒に溶解し加水分解また
は加水分解縮合させる等して得ることができる。前記フ
ッ化塩化炭化水素溶媒としては、1,1,2−トリクロ
ロトリフルオロエタン、1,2−ジフルオロテトラクロ
ロエタン等が挙げられ、前記フッ化芳香族炭化水素溶媒
としては、ベンゾトリフルオリド、ヘキサフルオロキシ
レン等が挙げられ、更に前記アルキルアルコ−ル溶媒と
しては、エタノ−ル、イソプロパノ−ル、ブタノ−ル等
が挙げられる。また前記混合溶媒の混合割合は、前記重
合体Aを溶解することができれば特に限定されるもので
はなく、更に水の含有量は前記混合溶媒若しくは溶媒に
対して1〜30重量%の範囲とするのが好ましい。また
縮合温度は常温〜200℃、縮合時間は30分〜24時
間の範囲が好ましい。即ち、本発明の表面処理剤を使用
するには、前記有効成分を前記溶媒に希釈して用いるこ
とができ、この際前記有効成分として重合体Aのみを用
いても、その1部又は全部を加水分解物及び加水分解縮
合物とすることができる。
【0131】前記溶液中の有効成分の濃度は、0.00
5〜20重量%の範囲とするのが好ましい。前記濃度が
0.005重量%未満の場合には、表面処理剤により形
成される皮膜の膜厚が薄く撥水撥油性が低下し、20重
量%を超えると膜厚は厚くなるものの撥水撥油性は向上
せず、表面の均一性が低下し、剥離しやすくなるので好
ましくない。
【0132】また本発明の表面処理剤には、更に界面活
性剤、レベリング剤等の添加剤を加えることができる。
【0133】また本発明の表面処理剤を用いる際の処理
方法としては、刷毛塗、スプレ−法、ロ−ルコ−ティン
グ法、スピンコ−ト法、ディップコ−ト法等の公知の塗
布方法を用いることができる。更に処理温度は、常温下
で行うことができるが、被膜形成速度を調節する目的で
温度条件を任意の条件に設定することもできる。更にま
た、本発明の表面処理剤により形成される皮膜の膜厚は
数Å〜数10μの範囲とするのが好ましく、前記濃度、
処理温度、スピンコ−ト法における回転速度、ディップ
コ−ト法における引上げ速度などにより任意の膜厚に調
製することが可能である。
【0134】
【発明の効果】本発明の表面処理剤は、撥水撥油性、基
材に対する密着性、表面の低付着性、表面潤滑性等に優
れる。また有効成分として、フルオロアルキル基がエス
テル結合ではなく、炭素−炭素間結合により導入されて
いるので、フルオロアルキル基に起因する特性を長期間
安定して発現させることができる。従って、織物、衣
料、家具類、掛け布、敷物、紙袋、厚紙容器、トラン
ク、ハンドバッグ、靴、ジャケット、レインコ−ト、テ
ント、カ−ペット、木材及び石綿の壁剤、レンガ、コン
クリ−ト、床、壁タイル、ガラス、石、木、プラスタ
−、壁紙及び外壁材、風呂用壁材等の表面処理剤、器具
及び自動車の車体等の塗装若しくは未塗装金属等の表面
処理剤、鉄、ステンレス、ジェラルミン等との密着性の
良い表面処理剤、表面に撥水撥油性及び低付着性を寄与
する目的でポリエステル樹脂、ウレタン樹脂、ABS樹
脂、塩化ビニル樹脂、エポキシ樹脂、フェノ−ル樹脂等
のプラスチックの離型を容易にするための表面処理剤、
飛行機等の氷着防止作用を有する表面処理剤、フライパ
ンの焼き付け防止作用を有する表面処理剤、更には磁気
テ−プ、フロッピ−ディスク、ハ−ドディスク等の磁気
材料の表面固体潤滑剤、化粧品材料の表面処理剤、乳化
剤、分散剤等の農薬助剤、医用材料用の表面処理剤等と
して幅広く利用することができ、撥水撥油性、防汚性、
非粘着性、潤滑性、界面特性等を付与する表面処理剤と
して有用である。
【0135】更に、本発明の表面処理剤は、フルオロア
ルキル基と、アルキレンオキサイド基若しくは水酸基及
びアルキレンオキサイド基とを含有する化合物を有効成
分とするので、撥水性及び親水性の両親媒性能を有する
材料として有用であり、防曇剤、更には空気中で撥水性
及び撥油性、水中では親水性が付与されるSR加工剤等
にも有用であり、特に基材に対する密着性に優れてい
る。
【0136】
【実施例】以下本発明を実施例及び比較例により更に詳
細に説明するが、本発明はこれらに限定されるものでは
ない。
【0137】
【実施例1】メチルメタクリレート30.0g(300m
mol)に、過酸化ジペルフルオロ−2,5−ジメチル−
3,6−ジオキサノナノイル(9.9g,10mmol)を
含む1,1,2−トリクロロトリフルオロエタン溶液1
50gを加え、窒素雰囲気下、30℃にて5時間反応を
行なった。反応終了後、反応溶媒を除去し、次いでクロ
ロホルム−メタノール系にて再沈殿を行なった後、真空
下にて乾燥を行ない36.1gの生成物を得た。得られ
た生成物を分析したところ、下記構造式化102で表わ
されるフルオロアルキル基含有重合体であった。また得
られた重合物をクロロホルムに溶解し、ガラス基板上に
てフィルムを作成し、得られたフィルムの接触角を測定
した。結果を表1に示す。
【0138】
【化102】
【0139】
【実施例2】過酸化ジペルフルオロ−2,5−ジメチル
−3,6−ジオキサノナノイルを過酸化ジペルフルオロ
−2−メチル−3−オキサヘキサノイル1.32g
(2.0mmol)とし、メチルメタクリレートの仕込みモ
ル比を6.0g(60mmol)とした以外は、実施例1と
同様にして反応を行ない、下記構造式化103で表わさ
れる重合物を収量7.0g得た。また実施例1と同様に
して接触角を測定した。結果を表1に示す。
【0140】
【化103】
【0141】
【実施例3】過酸化ジペルフルオロ−2,5−ジメチル
−3,6−ジオキサノナノイルを過酸化ジペルフルオロ
−2,5,8−トリメチル−3,6,9−トリオキサド
デカノイル13.22g(10mmol)とした以外は、実
施例1と同様にして反応を行ない、下記構造式化104
で表わされる重合物を収量40.5g得た。また実施例
1と同様にして接触角を測定した。結果を表1に示す。
【0142】
【化104】
【0143】
【実施例4】過酸化ジペルフルオロ−2,5−ジメチル
−3,6−ジオキサノナノイルを過酸化ジペルフルオロ
ヘプタノイル7.3g(10mmol)とした以外は、実施
例1と同様にして反応を行ない、下記構造式化105で
表わされる重合物を収量34.2g得た。また実施例1
と同様にして接触角を測定した。結果を表1に示す。
【0144】
【化105】
【0145】
【実施例5】過酸化ジペルフルオロ−2,5−ジメチル
−3,6−ジオキサノナノイルを過酸化ジペルフルオロ
ブチリル4.3g(10mmol)とした以外は、実施例1
と同様にして反応を行ない、下記構造式化106で表わ
される重合物を収量31.1g得た。また実施例1と同
様にして接触角を測定した。結果を表1に示す。
【0146】
【化106】
【0147】
【実施例6】メチルメタクリレートを2−ヒドロキシエ
チルメタクリレート62.5g(480mmol)とし、過
酸化ジペルフルオロ−2,5−ジメチル−3,6−ジオ
キサノナノイルの仕込み量を238g(240mmo
l)とした以外は、実施例1と同様にして反応を行な
い、下記構造式化107で表わされる重合物の高重合度
重合物である白色粉末を85g及び低重合度重合体であ
る無色の液状物質を215g得た。また高重合度重合物
を用いて、実施例1と同様に接触角を測定した。結果を
表1に示す。
【0148】
【化107】
【0149】
【実施例7】過酸化ジペルフルオロ−2,5−ジメチル
−3,6−ジオキサノナノイルを過酸化ジペルフルオロ
−2−メチル−3−オキサヘキサノイル158g(24
0mmol)に、またメチルメタクリレートを2−ヒドロキ
シエチルメタクリレート62.5g(480mmol)とし
た以外は、実施例1と同様にして反応を行ない、下記構
造式化108で表わされる重合物の高重合度重合物であ
る白色粉末を45g及び低重合度重合体である無色の液
状物質を144g得た。また高重合度重合物を用いて、
実施例1と同様に接触角を測定した。結果を表1に示
す。
【0150】
【化108】
【0151】
【実施例8】過酸化ジペルフルオロ−2,5−ジメチル
−3,6−ジオキサノナノイルを過酸化ジペルフルオロ
−2,5,8−トリメチル−3,6,9−トリオキサド
デカノイル13.22g(10mmol)に、またメチルメ
タクリレートを2−ヒドロキシエチルメタクリレート
3.9g(30mmol)とした以外は、実施例1と同様に
して反応を行ない、下記構造式化109で表わされる重
合物の高重合度重合物である白色粉末を4.1g及び低
重合度重合体である無色の液状物質を10.0g得た。
また高重合度重合物を用いて、実施例1と同様に接触角
を測定した。結果を表1に示す。
【0152】
【化109】
【0153】
【実施例9】メチルメタクリレートをアクリル酸8.7
g(120mmol)とし、過酸化ジペルフルオロ−2,5
−ジメチル−3,6−ジオキサノナノイルの仕込み量を
49.5g(50mmol)とした以外は、実施例1と同様
にして反応を行ない、下記構造式化110で表わされる
重合物の高重合度重合物である白色粉末を18.2g及
び低重合度重合体である無色の液状物質を30.0g得
た。また高重合度重合物を用いて、実施例1と同様に接
触角を測定した。結果を表1に示す。
【0154】
【化110】
【0155】
【実施例10】過酸化ジペルフルオロ−2,5−ジメチ
ル−3,6−ジオキサノナノイルを過酸化ジペルフルオ
ロ−2−メチル−3−オキサヘキサノイル155g(2
36mmol)に、またメチルメタクリレートをアクリル酸
40.8g(566mmol)とした以外は、実施例1と同
様にして反応を行ない、下記構造式化111で表わされ
る重合物の高重合度重合物である白色粉末を78.6g
及び低重合度重合体である無色の液状物質を60.1g
得た。また高重合度重合物を用いて、実施例1と同様に
接触角を測定した。結果を表1に示す。
【0156】
【化111】
【0157】
【実施例11】過酸化ジペルフルオロ−2,5−ジメチ
ル−3,6−ジオキサノナノイルを過酸化ジペルフルオ
ロ−2,5,8−トリメチル−3,6,9−トリオキサ
ドデカノイル9.0g(6.8mmol)とし、またメチル
メタクリレートをアクリル酸1.22g(16.9mmo
l)とした以外は、実施例1と同様にして反応を行な
い、下記構造式化112で表わされる重合物の高重合度
重合物である白色粉末を1.9g及び低重合度重合体で
ある無色の液状物質を7.0g得た。また高重合度重合
物を用いて、実施例1と同様に接触角を測定した。結果
を表1に示す。
【0158】
【化112】
【0159】
【実施例12】過酸化ジペルフルオロ−2,5−ジメチ
ル−3,6−ジオキサノナノイルの仕込み量を2.5g
(3.8mmol)に、またメチルメタクリレートをメチル
メタクリレート1.20g(12mmol)及び2−ヒドロ
キシエチルメタクリレート1.5g(12mmol)とした
以外は、実施例1と同様にして反応を行ない、下記構造
式化113で表わされる重合物を収量2.5g得た。ま
た実施例1と同様にして接触角を測定した。結果を表1
に示す。
【0160】
【化113】
【0161】
【実施例13】過酸化ジペルフルオロ−2,5−ジメチ
ル−3,6−ジオキサノナノイルを過酸化ジペルフルオ
ロ−2−メチル−3−オキサヘキサノイル1.32g
(2.0mmol)に、またメチルメタクリレートの仕込み
量を4.0g(40mmol)とした以外は、実施例1と同
様にして反応を行ない、下記構造式化114で表わされ
る重合物を収量4.4g得た。また実施例1と同様にし
て接触角を測定した。結果を表1に示す。
【0162】
【化114】
【0163】
【実施例14】過酸化ジペルフルオロ−2,5−ジメチ
ル−3,6−ジオキサノナノイルを、過酸化ジペルフル
オロ−2−メチル−3−オキサヘキサノイル0.7g
(1.0mmol)とし、メチルメタクリレートをCH2
CCH3CO2CHCH3OC251.6g(10mmol)
とした以外は実施例1と同様に反応を行ない、下記構造
式化115で表わされる重合物を収量0.9g得た。ま
た実施例1と同様にして接触角を測定した。結果を表1
に示す。
【0164】
【化115】
【0165】
【実施例15】過酸化ジペルフルオロ−2,5−ジメチ
ル−3,6−ジオキサノナノイルの仕込み量を1.0g
(1mmol)とし、またメチルメタクリレートをCH2
CCH3CO2CHCH3OC25 1.6g(10mmo
l)とした以外は実施例1と同様に反応を行ない、下記
構造式化116で表わされる重合物を収量0.5g得
た。また実施例1と同様にして接触角を測定した。結果
を表1に示す。
【0166】
【化116】
【0167】
【実施例16】過酸化ジペルフルオロ−2,5−ジメチ
ル−3,6−ジオキサノナノイルを、過酸化ジペルフル
オロ−2−メチル−3−オキサヘキサノイル0.7g
(1.0mmol)とし、メチルメタクリレートをCH2
CCH3CO2CHCH3OCH2CH(CH3)2 1.9g
(10mmol)とした以外は実施例1と同様に反応を行な
い、下記構造式化117で表わされる重合物を収量0.
9g得た。また実施例1と同様にして接触角を測定し
た。結果を表1に示す。
【0168】
【化117】
【0169】
【実施例17】過酸化ジペルフルオロ−2,5−ジメチ
ル−3,6−ジオキサノナノイルの仕込み量を1.0g
(1mmol)とし、またメチルメタクリレートをCH2
CCH3CO2CHCH3OCH2CH(CH3)2 1.9g
(10mmol)とした以外は実施例1と同様に反応を行な
い、下記構造式化118で表わされる重合物を収量0.
8g得た。また実施例1と同様にして接触角を測定し
た。結果を表1に示す。
【0170】
【化118】
【0171】
【実施例18】過酸化ジペルフルオロ−2,5−ジメチ
ル−3,6−ジオキサノナノイルを、過酸化ジペルフル
オロ−2−メチル−3−オキサヘキサノイル0.7g
(1.0mmol)とし、メチルメタクリレートをCH2
CCH3CO2CHCH3OCH2CH(C25)(CH2)3
3 2.4g(10mmol)とした以外は実施例1と同
様に反応を行ない、下記構造式化119で表わされる重
合物を収量2.0g得た。また実施例1と同様にして接
触角を測定した。結果を表1に示す。
【0172】
【化119】
【0173】
【実施例19】過酸化ジペルフルオロ−2,5−ジメチ
ル−3,6−ジオキサノナノイルの仕込み量を1.0g
(1mmol)とし、またメチルメタクリレートをCH2
CCH3CO2CHCH3OCH2CH(C25)(CH2)3
3 2.4g(10mmol)とした以外は実施例1と同
様に反応を行ない、下記構造式化120で表わされる重
合物を収量1.9g得た。また実施例1と同様にして接
触角を測定した。結果を表1に示す。
【0174】
【化120】
【0175】
【実施例20】過酸化ジペルフルオロ−2,5−ジメチ
ル−3,6−ジオキサノナノイルを、過酸化ジペルフル
オロ−2−メチル−3−オキサヘキサノイル0.7g
(1.0mmol)とし、メチルメタクリレートをメチルメ
タクリレート1.0g(10mmol)及びCH2=CCH3
CO2CHCH3OC25 1.6g(10mmol)の混合
物とした以外は実施例1と同様に反応を行い、下記構造
式化121で表わされる重合物を収量1.8g得た。ま
た実施例1と同様にして接触角を測定した。結果を表1
に示す。
【0176】
【化121】
【0177】
【実施例21】過酸化ジペルフルオロ−2,5−ジメチ
ル−3,6−ジオキサノナノイルの仕込み量を1.0g
(1mmol)とし、またメチルメタクリレートをメチルメ
タクリレート1.0g(10mmol)及びCH2=CCH3
CO2CHCH3OC25 1.6g(10mmol)の混合
物とした以外は実施例1と同様に反応を行い、下記構造
式化122で表わされる重合物を収量2.0g得た。ま
た実施例1と同様にして接触角を測定した。結果を表1
に示す。
【0178】
【化122】
【0179】
【比較例1】ポリメチルメタクリレート(和光純薬工業
(株)製)を用いた以外は、実施例1と同様に接触角を測
定した。結果を表1に示す。
【0180】
【表1】
【0181】
【実施例22】メチルメタクリレート1.5g(15mmo
l)及びトリメトキシビニルシラン2.2g(15mmol)
に、過酸化ジペルフルオロ−2,5−ジメチル−3,6
−ジオキサノナノイル(5.0g,5mmol)を含む1,
1,2−トリクロロトリフルオロエタン溶液150gを
加え、窒素雰囲気下、30℃にて5時間反応を行なっ
た。反応終了後、反応溶媒を除去し、次いで真空下にて
乾燥を行ない6.9gの生成物を得た。得られた生成物
を分析した結果、下記構造式化123で表わされる重合
体であった。また得られた重合物に、酢酸を添加してp
H5.5に調整した95重量%エタノール水溶液に溶解
し、2重量%溶液を調製した。次いで得られた溶液を用
いてガラス基板上にディップコート法によりフィルムを
作成し、120℃にて10分間加熱処理を行なった後、
接触角を測定した。結果を表2に示す。
【0182】
【化123】
【0183】
【実施例23】過酸化ジペルフルオロ−2,5−ジメチ
ル−3,6−ジオキサノナノイルを過酸化ジペルフルオ
ロ−2−メチル−3−オキサヘキサノイル3.2g
(5.0mmol)とした以外は、実施例22と同様にして
反応を行ない、下記構造式化124で表わされる重合体
を収量5.2g得た。また実施例22と同様にして接触
角を測定した。結果を表2に示す。
【0184】
【化124】
【0185】
【実施例24】過酸化ジペルフルオロ−2,5−ジメチ
ル−3,6−ジオキサノナノイルを過酸化ジペルフルオ
ロ−2−メチル−3−オキサヘキサノイル3.2g(5.0
mmol)とし、メチルメタクリレートの仕込み量を0.5
g(5mmol)、トリメトキシビニルシランの仕込み
量を0.74g(5mmol)とした以外は、実施例2
2と同様にして反応を行ない、下記構造式化125で表
わされる重合体を収量4.2g得た。また実施例22と
同様にして接触角を測定した。結果を表2に示す。
【0186】
【化125】
【0187】
【実施例25】過酸化ジペルフルオロ−2,5−ジメチ
ル−3,6−ジオキサノナノイルを過酸化ジペルフルオ
ロ−2,5,8−トリメチル−3,6,9−トリオキサ
ドデカノイル6.6g(5mmol)とし、メチルメタクリ
レートの仕込み量を0.5g(5mmol)、トリメト
キシビニルシランの仕込み量を0.74g(5mmo
l)とした以外は、実施例22と同様にして反応を行な
い、下記構造式化126で表わされる重合体を収量7.
5g得た。また実施例22と同様にして接触角を測定し
た。結果を表2に示す。
【0188】
【化126】
【0189】
【実施例26】過酸化ジペルフルオロ−2,5−ジメチ
ル−3,6−ジオキサノナノイルを過酸化ジペルフルオ
ロヘプタノイル3.7g(5mmol)とし、メチルメタク
リレートの仕込み量を0.5g(5mmol)、トリメ
トキシビニルシランの仕込み量を0.74g(5mmo
l)とした以外は、実施例22と同様にして反応を行な
い、下記構造式化127で表わされる重合体を収量4.
8g得た。また実施例22と同様にして接触角を測定し
た。結果を表2に示す。
【0190】
【化127】
【0191】
【実施例27】過酸化ジペルフルオロ−2,5−ジメチ
ル−3,6−ジオキサノナノイルの仕込み量を2.5g
(2.5mmol)とし、メチルメタクリレートの仕込
み量を0.75g(7.5mmol)、トリメトキシビ
ニルシランを3−メタクリロキシプロピルトリメトキシ
シラン3.72g(15mmol)とした以外は、実施例2
2と同様にして反応を行ない、下記構造式化128で表
わされる重合体を収量6.2g得た。また実施例22と
同様にして接触角を測定した。結果を表2に示す。
【0192】
【化128】
【0193】
【実施例28】過酸化ジペルフルオロ−2,5−ジメチ
ル−3,6−ジオキサノナノイルを過酸化ジペルフルオ
ロ−2−メチル−3−オキサヘキサノイル1.65g
(2.5mmol)に、またメチルメタクリレートの仕込み
量を0.75g(7.5mmol)に、トリメトキシビ
ニルシランを3−メタクリロキシプロピルトリメトキシ
シラン3.72g(15mmol)とした以外は、実施
例22と同様にして反応を行ない、下記構造式化129
で表わされる重合体を収量5.0g得た。また実施例2
2と同様にして接触角を測定した。結果を表2に示す。
【0194】
【化129】
【0195】
【実施例29】過酸化ジペルフルオロ−2,5−ジメチ
ル−3,6−ジオキサノナノイルの仕込み量を5.0g
(5mmol)に、またメチルメタクリレートを2−ヒドロ
キシエチルメタクリレート2.0g(15mmol)に、ト
リメトキシビニルシランの仕込み量を2.2g(15m
mol)とした以外は、実施例22と同様にして反応を
行ない、下記構造式化130で表わされる重合体を収量
5.9g得た。また実施例22と同様にして接触角を測
定した。結果を表2に示す。
【0196】
【化130】
【0197】
【実施例30】過酸化ジペルフルオロ−2,5−ジメチ
ル−3,6−ジオキサノナノイルを過酸化ジペルフルオ
ロ−2−メチル−3−オキサヘキサノイル3.3g(5m
mol)に、メチルメタクリレートを2−ヒドロキシエチ
ルメタクリレート2.0g(15mmol)に、トリメトキ
シビニルシランの仕込み量を2.2g(15mmol)
とした以外は、実施例22と同様にして反応を行ない、
下記構造式化131で表わされる重合体を収量5.1g
得た。また実施例22と同様にして接触角を測定した。
結果を表2に示す。
【0198】
【化131】
【0199】
【実施例31】過酸化ジペルフルオロ−2,5−ジメチ
ル−3,6−ジオキサノナノイルを過酸化ジペルフルオ
ロ−2,5,8−トリメチル−3,6,9−トリオキサ
ドデカノイル6.61g(5mmol)に、またメチルメタ
クリレートを2−ヒドロキシエチルメタクリレート2.
0g(15mmol)に、トリメトキシビニルシランの仕込
み量を2.2g(15mmol)とした以外は、実施例
22と同様にして反応を行ない、下記構造式化132で
表わされる重合体を収量7.1g得た。また実施例22
と同様にして接触角を測定した。結果を表2に示す。
【0200】
【化132】
【0201】
【実施例32】過酸化ジペルフルオロ−2,5−ジメチ
ル−3,6−ジオキサノナノイルの仕込み量を5.0g
(5mmol)とし、またメチルメタクリレートを2−ヒド
ロキシエチルメタクリレート2.0g(15mmol)と
し、トリメトキシビニルシランを3−メタクリロキシプ
ロピルトリメトキシシラン3.7g(15mmol)と
した以外は、実施例22と同様にして反応を行ない、下
記構造式化133で表わされる重合体を収量5.8g得
た。また実施例22と同様にして接触角を測定した。結
果を表2に示す。
【0202】
【化133】
【0203】
【実施例33】過酸化ジペルフルオロ−2,5−ジメチ
ル−3,6−ジオキサノナノイルを過酸化ジペルフルオ
ロ−2,5,8−トリメチル−3,6,9−トリオキサ
ドデカノイル6.61g(5mmol)に、またメチルメタ
クリレートを2−ヒドロキシエチルメタクリレート2.
0g(15mmol)に、トリメトキシビニルシランを3−
メタクリロキシプロピルトリメトキシシラン3.7g
(15mmol)とした以外は、実施例22と同様にして反
応を行ない、下記構造式化134で表わされる重合体を
収量6.9g得た。また実施例22と同様にして接触角
を測定した。結果を表2に示す。
【0204】
【化134】
【0205】
【比較例2】未処理のガラス板について実施例22と同
様に接触角を測定した。結果を表2に示す。
【0206】
【表2】
【0207】
【実施例34】CH2=C(CH3)CO2(CH2CH2O)2
H 1.74g(10mmol)に、過酸化ジペルフルオロ−
2,5−ジメチル−3,6−ジオキサノナノイル 9.
9g(10mmol)を含む1,1,2−トリクロロトリフ
ルオロエタン溶液80gを加え、窒素雰囲気下、30℃
にて7時間反応を行なった。反応終了後、白色粉末成分
を濾過し、真空下にて乾燥し、精製を行い、白色粉末生
成物を収量1.0gで得た。次いで、瀘液中の反応溶媒
を除去し、真空下にて乾燥を行ない、無色液状生成物を
収量10.8gで得た。得られた生成物について、分析
した結果、下記構造式化135で表わされるフルオロア
ルキル基含有重合体であることがわかった。次いで得ら
れた重合体をクロロホルムに溶解して、5重量%溶液を
調製し、ガラス基板上にバーコータによりフィルムを作
製し、得られたフィルムの水及びドデカンに対する接触
角を測定した。結果を表3に示す。
【0208】
【化135】
【0209】
【実施例35】過酸化ジペルフルオロ−2,5−ジメチ
ル−3,6−ジオキサノナノイルの代わりに過酸化ジペ
ルフルオロ−2−メチル−3−オキサヘキサノイルを用
いた以外は、実施例34と同様にして反応を行ない、白
色粉末生成物を収量0.9gで、また無色液状生成物を
収量9.9gで得た。得られた生成物は下記構造式化1
36で表わされる重合物であった。次に実施例34と同
様にフィルムを作製し、接触角を測定した。結果を表3
に示す。
【0210】
【化136】
【0211】
【実施例36】過酸化ジペルフルオロ−2,5−ジメチ
ル−3,6−ジオキサノナノイルの代わりに過酸化ジペ
ルフルオロ−2,5,8−トリメチル−3,6,9−ト
リオキサドデカノイルを用いた以外は、実施例34と同
様にして反応を行ない、白色粉末生成物を収量1.3g
で、無色液状生成物を収量12.1gで得た。得られた
生成物は下記構造式化137で表わされる重合物であっ
た。次に実施例34と同様にフィルムを作製し、接触角
を測定した。結果を表3に示す。
【0212】
【化137】
【0213】
【実施例37】過酸化ジペルフルオロ−2,5−ジメチ
ル−3,6−ジオキサノナノイルの代わりに過酸化ジペ
ルフルオロヘプタノイルを用いた以外は、実施例34と
同様にして反応を行ない、白色粉末生成物を収量0.8
g及び無色液状生成物を収量9.1g得た。得られた生成
物は下記構造式化138で表わされる重合物であった。
次に実施例34と同様にフィルムを作製し、接触角を測
定した。結果を表3に示す。
【0214】
【化138】
【0215】
【実施例38】過酸化ジペルフルオロ−2,5−ジメチ
ル−3,6−ジオキサノナノイルの代わりに過酸化ジペ
ルフルオロブチリル4.3g(10mmol)を用いた以外
は、実施例34と同様にして反応を行ない、白色粉末生
成物を収量0.6gで、無色液状生成物を収量8.7gで
得た。得られた生成物は下記構造式化139で表わされ
る重合物であった。次に実施例34と同様にフィルムを
作製し、接触角を測定した。結果を表3に示す。
【0216】
【化139】
【0217】
【実施例39】CH2=C(CH3)CO2(CH2CH2O)2
H 1.74g(10mmol)の代わりに、CH2=C(CH3)
CO2(CH2CH2O)m4H 4.38g(10mmol)を用い
た以外は、実施例34と同様にして反応を行ない、白色
粉末生成物を収量2.1g及び無色液状生成物を収量1
2.1g得た。得られた生成物は下記構造式化140で
表わされる重合物であった。但しm4は7〜9を示すた
め平均分子量はm4=8の値とした。次に実施例34と
同様にフィルムを作製し、接触角を測定した。結果を表
3に示す。
【0218】
【化140】
【0219】
【実施例40】CH2=C(CH3)CO2(CH2CH2O)2
H 1.74g(10mmol)の代わりに、CH2=C(CH3)
CO2(CH2CH2O)10−(CH2CH2CH2CH2O)5
8.86g(10mmol)を用いた以外は、実施例34と
同様にして反応を行ない、白色粉末生成物を収量3.1
g及び無色液状生成物を収量13.9g得た。得られた生
成物は下記構造式化141で表される重合物であった。
次に実施例34と同様にフィルムを作製し、接触角を測
定した。結果を表3に示す。
【0220】
【化141】
【0221】
【実施例41】CH2=C(CH3)CO2(CH2CH2O)2
H 1.74g(10mmol)及びトリメトキシビニルシラン
1.48g(10mmol)中に、過酸化ジペルフルオロ−
2,5−ジメチル−3,6−ジオキサノナノイル 9.
9g(10mmol)を含む1,1,2−トリクロロトリフル
オロエタン溶液80gを加え、窒素雰囲気下、30℃に
て7時間反応を行なった。反応終了後、白色粉末成分を
濾過し、真空下にて乾燥し、精製を行い、白色粉末生成
物を収量0.4gで得た。次いで、瀘液中の反応溶媒を
除去し、真空下にて乾燥を行ない、無色液状生成物を収
量12.3gで得た。得られた生成物は下記構造式化1
42で表わされる重合物であった。次に実施例34と同
様にフィルムを作製し、接触角を測定した。結果を表3
に示す。
【0222】
【化142】
【0223】
【実施例42】過酸化ジペルフルオロ−2,5−ジメチ
ル−3,6−ジオキサノナノイルの代わりに過酸化ジペ
ルフルオロ−2,5,8−トリメチル−3,6,9−ト
リオキサドデカノイルを用いた以外は、実施例41と同
様にして反応を行ない、白色粉末生成物を収量0.7g
及び無色液状生成物を収量13.9g得た。得られた生
成物は下記構造式化143で表わされる重合物であっ
た。次に実施例34と同様にフィルムを作製し、接触角
を測定した。結果を表3に示す。
【0224】
【化143】
【0225】
【実施例43】トリメトキシビニルシランの代わりに3
−メタクリロキシプロピルトリメトキシシランを用いた
以外は、実施例41と同様にして反応を行ない、白色粉
末生成物を収量0.6g及び無色液状生成物を収量1
2.9g得た。得られた生成物は下記構造式化144で
表わされる重合物であった。次に実施例34と同様にフ
ィルムを作製し、接触角を測定した。結果を表3に示
す。
【0226】
【化144】
【0227】
【比較例3】未処理のガラス板について実施例34と同
様に接触角を測定した。結果を表3に示す。
【0228】
【表3】
【0229】
【実施例44】グリシジルメタクリレート1.42g
(10mmol)及びトリメトキシビニルシラン2.96g
(20mmol)に、過酸化ジペルフルオロ−2−メチル−
3−オキサヘキサノイル6.6g(10mmol)を含む
1,1,2−トリクロロトリフルオロエタン溶液66g
を加え、窒素雰囲気下、40℃にて5時間反応を行なっ
た。反応終了後、減圧下にて溶媒を除去した後、真空下
にて乾燥を行なって、無色透明液状の生成物を収量7.
8g得た。得られた生成物を分析した結果、下記構造式
化145で表わされる重合体であった。次いで得られた
重合物に酢酸を添加し、pH5.5に調整した後、75
重量%エタノール水溶液に溶解し、重合物の1重量%溶
液を調製した。次に得られた溶液を、ガラス基板上にお
いて、ディップコート法によりフィルムとし、120℃
にて10分間加熱処理を行った後、接触角を測定した。
その結果を表4に示す。
【0230】
【化145】
【0231】
【実施例45】過酸化ジペルフルオロ−2−メチル−3
−オキサヘキサノイルを過酸化ジペルフルオロヘプタノ
イルとした以外は、実施例44と同様にして反応を行な
い、下記構造式化146で表わされる重合体を収量8.
6g得た。次に実施例44と同様に得られた重合体を含
む溶液を調製し、接触角を測定した。その結果を表4に
示す。
【0232】
【化146】
【0233】
【実施例46】グリシジルメタクリレートを2−(グリ
シジルオキシ)エチルメタクリレート1.86g(10m
mol)とした以外は、実施例44と同様にして反応を行
ない、下記構造式化147で表わされる重合体を収量
8.0g得た。次に実施例44と同様に得られた重合体
を含む溶液を調製し、接触角を測定した。その結果を表
4に示す。
【0234】
【化147】
【0235】
【実施例47】グリシジルメタクリレートを2−メチル
グリシジルメタクリレート1.56g(10mmol)とした
以外は、実施例44と同様にして反応を行ない、下記構
造式化148で表わされる重合体を収量7.5g得た。
次に実施例44と同様に得られた重合体を含む溶液を調
製し、接触角を測定した。その結果を表4に示す。
【0236】
【化148】
【0237】
【実施例48】トリメトキシビニルシランを3−メタク
リロキシプロピルトリメトキシシラン2.48g(10mm
ol)とした以外は、実施例44と同様にして反応を行な
い、下記構造式化149で表わされる重合体を収量7.
2g得た。次に実施例44と同様に得られた重合体を含
む溶液を調製し、接触角を測定した。その結果を表4に
示す。
【0238】
【化149】
【0239】
【実施例49】グリシジルメタクリレートをグリシジル
メタクリレート42.6g(300mmol)及びブチ
ルメタクリレート42.6g(300mmol)の混合
物とし、過酸化ペルフルオロ−2−メチル−3−オキサ
ヘキサノンを過酸化ペルフルオロ−2,5−ジメチル−
3,6−ジオキサノナノイル79.8g(20mmol)を
含む1,1,2−トリクロロトリフルオロエタンとした
以外は、実施例44と同様にして反応を行ない、下記構
造式化150で表わされる重合体を無色透明な液状物と
して3.0g得た。次に実施例44と同様に得られた重
合体を含む溶液を調製し、接触角を測定した。その結果
を表4に示す。
【0240】
【化150】
【0241】
【実施例50】グリシジルメタクリレートをグリシジル
メタクリレート42.6g(300mmol)及び2−エチル
ヘキシルメタクリレート59.4g(300mmol)の混合
物とした以外は、実施例44と同様にして反応を行な
い、下記構造式化151で表わされる重合体を無色透明
な液状物として107.4g得た。次に実施例44と同
様に得られた重合体を含む溶液を調製し、接触角を測定
した。その結果を表4に示す。
【0242】
【化151】
【0243】
【実施例51】グリシジルメタクリレートを6−メタク
ロイルオキシヘキサン酸メチル−7−オキサビシクロ
[4.1.0]ヘプタン3.1g(10mmol)に代え、
過酸化ジペルフルオロ−2−メチル−3−オキサノナノ
イルを過酸化ジペルフルオロ−2,5,8−トリメチル
−3,6,9−トリオキサドデカノイル13.2g(1
0mmol)とした以外は、実施例44と同様にして反応を
行ない、下記構造式化152で表わされる重合体を収量
9.6g得た。次に実施例44と同様に得られた重合体
を含む溶液を調製し、接触角を測定した。その結果を表
4に示す。
【0244】
【化152】
【0245】
【実施例52】トリメトキシビニルシランを3−メタク
リロキシプロピルトリメトキシシラン2.48g(10mm
ol)とした以外は、実施例44と同様にして反応を行な
い、下記構造式化153で表わされる重合体を収量8.
0g得た。次に実施例44と同様に得られた重合体を含
む溶液を調製し、接触角を測定した。その結果を表4に
示す。
【0246】
【化153】
【0247】
【実施例53】グリシジルメタクリレート及びトリメト
キシビニルシランをメタクロイルオキシメチル−7−オ
キサビシクロ[4.1.0]ヘプタン9.8g(50mm
ol)及び2−エチルヘキシルメタクリレート39.2g
(200mmol)に代え、過酸化ジペルフルオロ−2−メ
チル−3−オキサヘキサノイルを、過酸化ジペルフルオ
ロ−2,5−ジメチル−3,6−ジオキサノナノイル
9.9g(10mmol)とした以外は、実施例44と同様
にして反応を行ない、下記構造式化154で表わされる
重合体を収量43g得た。次に実施例44と同様に得ら
れた重合体を含む溶液を調製し、接触角を測定した。そ
の結果を表4に示す。
【0248】
【化154】
【0249】
【表4】

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記一般式化1で表わされる分子量50
    0〜1000000のフルオロアルキル基含有重合体、
    その加水分解物、その加水分解縮合物及びこれらの混合
    物からなる群より選択される成分を有効成分とする表面
    処理剤。 【化1】
JP33332292A 1992-03-09 1992-12-14 表面処理剤 Pending JPH05311149A (ja)

Priority Applications (1)

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JP33332292A JPH05311149A (ja) 1992-03-09 1992-12-14 表面処理剤

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4-50883 1992-03-09
JP5088392 1992-03-09
JP33332292A JPH05311149A (ja) 1992-03-09 1992-12-14 表面処理剤

Publications (1)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE4027695A1 (de) * 1989-08-31 1991-03-14 Hoshizaki Electric Co Ltd Geschirreinigungsmaschine
JP2005048135A (ja) * 2003-07-31 2005-02-24 Sony Corp 防汚性組成物、防汚膜形成用塗料および表示装置ならびにタッチパネル
JP2023537754A (ja) * 2020-08-14 2023-09-05 ヘンケル・アクチェンゲゼルシャフト・ウント・コムパニー・コマンディットゲゼルシャフト・アウフ・アクチェン 熱下でのポットライフが長いポリウレタン反応性ホットメルト

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