JPH05311216A - 高炉操業方法 - Google Patents
高炉操業方法Info
- Publication number
- JPH05311216A JPH05311216A JP11294592A JP11294592A JPH05311216A JP H05311216 A JPH05311216 A JP H05311216A JP 11294592 A JP11294592 A JP 11294592A JP 11294592 A JP11294592 A JP 11294592A JP H05311216 A JPH05311216 A JP H05311216A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pressure
- furnace
- blast furnace
- blasting
- blast
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Manufacture Of Iron (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 高炉炉内の圧力変動を抑える。
【構成】 高炉に送風する熱風の送風圧力と高炉炉頂に
おけるガス圧力を測定し、送風圧力とガス圧力の差が許
容値の上限を超えた場合または許容値の下限を下回った
場合には、熱風の送風量を減少させることを特徴とする
高炉操業方法。 【効果】 高炉の炉況が安定する。
おけるガス圧力を測定し、送風圧力とガス圧力の差が許
容値の上限を超えた場合または許容値の下限を下回った
場合には、熱風の送風量を減少させることを特徴とする
高炉操業方法。 【効果】 高炉の炉況が安定する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、高炉の炉況を安定さ
せる方法、特に炉内ガスの圧力損失が一定範囲に入るよ
うに制御することにより炉況を安定させる高炉操業方法
に関する。
せる方法、特に炉内ガスの圧力損失が一定範囲に入るよ
うに制御することにより炉況を安定させる高炉操業方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】高炉の操業においては、高炉スラグの排
滓状態が悪かったり、原料に還元反応を起こしにくいも
のを使用していたり、燃料に燃焼しにくいもの使用して
いたり、高炉に吹き込む熱風の流れが高炉の径方向およ
び高さ方向に均等でないために燃焼状態が悪化して炉熱
が低下したりすると炉況が悪化し、吹き抜け、流動化
(チャネリング)あるいは棚吊り(装入物の不動化)等
の大トラブルが突然発生することがある。
滓状態が悪かったり、原料に還元反応を起こしにくいも
のを使用していたり、燃料に燃焼しにくいもの使用して
いたり、高炉に吹き込む熱風の流れが高炉の径方向およ
び高さ方向に均等でないために燃焼状態が悪化して炉熱
が低下したりすると炉況が悪化し、吹き抜け、流動化
(チャネリング)あるいは棚吊り(装入物の不動化)等
の大トラブルが突然発生することがある。
【0003】このような高炉操業における大トラブルを
回避する方法としては、従来オペレーターがある基準に
のっとって行うという方法が一般的であったが、このオ
ペレーターの操業条件の変更が適切でないため、大事
故、大減産につながることもある。上述のような瞬間的
トラブルを防ぐためには、高炉炉頂圧力、送風圧力、装
入物効果状況を監視する必要がある。
回避する方法としては、従来オペレーターがある基準に
のっとって行うという方法が一般的であったが、このオ
ペレーターの操業条件の変更が適切でないため、大事
故、大減産につながることもある。上述のような瞬間的
トラブルを防ぐためには、高炉炉頂圧力、送風圧力、装
入物効果状況を監視する必要がある。
【0004】高炉の炉況を監視する方法としては、特開
昭62−270712号公報に開示された方法がある。
この方法は、高炉に設置された各種のセンサー情報を演
算装置により加工し、その結果をオペレーターがディス
プレー等で確認できるようにするとともに、操作の判断
基準として使用できるようにするものである。
昭62−270712号公報に開示された方法がある。
この方法は、高炉に設置された各種のセンサー情報を演
算装置により加工し、その結果をオペレーターがディス
プレー等で確認できるようにするとともに、操作の判断
基準として使用できるようにするものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た特開昭62−270712号公報に開示された方法に
より、高炉操業における大トラブルを回避しようとして
も、判断基準が与えられているだけであるので、最終的
にはオペレーターの経験や勘に負うところが大きく、オ
ペレーターの意思に反してしばしば大トラブルが発生す
るという問題点があった。
た特開昭62−270712号公報に開示された方法に
より、高炉操業における大トラブルを回避しようとして
も、判断基準が与えられているだけであるので、最終的
にはオペレーターの経験や勘に負うところが大きく、オ
ペレーターの意思に反してしばしば大トラブルが発生す
るという問題点があった。
【0006】この発明は、従来技術の上述のような問題
点を解消するためになされたものであり、オペレーター
の経験や勘に頼ることなく高炉の炉況を常に安定させる
高炉操業方法を提供することを目的としている。
点を解消するためになされたものであり、オペレーター
の経験や勘に頼ることなく高炉の炉況を常に安定させる
高炉操業方法を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明に係る高炉操業
方法は、高炉に送風する熱風の送風圧力と高炉炉頂にお
けるガス圧力を測定し、送風圧力とガス圧力の差が許容
値の上限を超えた場合または許容値の下限を下回った場
合には、熱風の送風量を減少させるものである。
方法は、高炉に送風する熱風の送風圧力と高炉炉頂にお
けるガス圧力を測定し、送風圧力とガス圧力の差が許容
値の上限を超えた場合または許容値の下限を下回った場
合には、熱風の送風量を減少させるものである。
【0008】
【作用】この発明に係る高炉操業方法においては、熱風
の送風圧力と炉頂のガス圧力との差、すなわち炉内圧力
損失が一定範囲以内に入るように送風量を制御してい
る。圧力損失が大きくなりすぎたときには送風量を減ら
して、圧力損失が正常になるようにして、吹き抜けを未
然に防ぎ、圧力損失が小さくなりすぎたとき、すなわち
吹き抜けが起こった時にも送風量を減らして、吹き抜け
にともなう被害を最小限度に止める。この発明に係る高
炉操業方法においては、上述したようにして操業するの
で、炉況が常に安定する。
の送風圧力と炉頂のガス圧力との差、すなわち炉内圧力
損失が一定範囲以内に入るように送風量を制御してい
る。圧力損失が大きくなりすぎたときには送風量を減ら
して、圧力損失が正常になるようにして、吹き抜けを未
然に防ぎ、圧力損失が小さくなりすぎたとき、すなわち
吹き抜けが起こった時にも送風量を減らして、吹き抜け
にともなう被害を最小限度に止める。この発明に係る高
炉操業方法においては、上述したようにして操業するの
で、炉況が常に安定する。
【0009】
【実施例】本発明の1実施例の高炉操業方法を、図1の
説明図に基づき説明する。本発明の1実施例の高炉操業
方法においては、熱風炉1と熱風送風環状管2との間の
送風管3に圧力計4を設けるとともに、高炉5のガス排
出用下降管6に圧力計7を設ける。そして、常時圧力計
4により熱風の送風圧力P1を、また圧力計7によりガ
スの炉頂圧力P2を測定する。このようにして測定した
送風圧力P1とガスの炉頂圧力P2の信号を炉内圧力損失
演算機8に送り、炉内圧力損失(P1−P2)を演算す
る。
説明図に基づき説明する。本発明の1実施例の高炉操業
方法においては、熱風炉1と熱風送風環状管2との間の
送風管3に圧力計4を設けるとともに、高炉5のガス排
出用下降管6に圧力計7を設ける。そして、常時圧力計
4により熱風の送風圧力P1を、また圧力計7によりガ
スの炉頂圧力P2を測定する。このようにして測定した
送風圧力P1とガスの炉頂圧力P2の信号を炉内圧力損失
演算機8に送り、炉内圧力損失(P1−P2)を演算す
る。
【0010】そして、この演算結果を適正炉内圧力損失
判断手段9に送り、(P1−P2)があらかじめ設定して
ある適正炉内圧力損失の上限値CUおよび下限値CLと比
較され、(P1−P2)が(1)〜(3)式のうちのどの
ような関係にあるかを判断する。 P1−P2>CU (1) CL≦P1−P2≦CU (2) P1−P2<CL (3)
判断手段9に送り、(P1−P2)があらかじめ設定して
ある適正炉内圧力損失の上限値CUおよび下限値CLと比
較され、(P1−P2)が(1)〜(3)式のうちのどの
ような関係にあるかを判断する。 P1−P2>CU (1) CL≦P1−P2≦CU (2) P1−P2<CL (3)
【0011】そして、(1)および(3)式の関係にあ
ると判断した場合には、送風機10の送風量を制御をす
る送風量制御器11に送風量を減少するよう指令を発す
る。送風量制御器11はこの指令に基づき、送風弁12
の開度を絞って送風量を減少させる。(2)式の関係に
あるときには、炉内圧力損失が正常な状態にあるので、
この場合には特別な処置は施さない。
ると判断した場合には、送風機10の送風量を制御をす
る送風量制御器11に送風量を減少するよう指令を発す
る。送風量制御器11はこの指令に基づき、送風弁12
の開度を絞って送風量を減少させる。(2)式の関係に
あるときには、炉内圧力損失が正常な状態にあるので、
この場合には特別な処置は施さない。
【0012】図2は圧力損失が上限値をオーバーしたと
きに、送風量を減少させて圧力損失を適正範囲にもどし
た場合の炉内圧力損失(kg/cm2)および送風量
(Nm3/min)の経時変化を示すグラフである。こ
の場合は炉内圧力損失が0.04kg/cm2だけ上限
値を上回ったときに、送風量150Nm3/minだけ
減らして一定時間送風した後、元の送風量に戻したケー
スであり、炉内圧力損失は十分に適正範囲内に戻ってい
る。なお、送風量を減少させるときには、急激に炉内圧
力を変動させないため、2段階で減量し2段階で元に戻
すという制御をするようにしている。また、1回の送風
量の減量で炉内圧力損失が適正範囲内に戻らない場合に
は、ふたたび減量を繰り返すという制御を行う。
きに、送風量を減少させて圧力損失を適正範囲にもどし
た場合の炉内圧力損失(kg/cm2)および送風量
(Nm3/min)の経時変化を示すグラフである。こ
の場合は炉内圧力損失が0.04kg/cm2だけ上限
値を上回ったときに、送風量150Nm3/minだけ
減らして一定時間送風した後、元の送風量に戻したケー
スであり、炉内圧力損失は十分に適正範囲内に戻ってい
る。なお、送風量を減少させるときには、急激に炉内圧
力を変動させないため、2段階で減量し2段階で元に戻
すという制御をするようにしている。また、1回の送風
量の減量で炉内圧力損失が適正範囲内に戻らない場合に
は、ふたたび減量を繰り返すという制御を行う。
【0013】表1は、炉内圧力損失の上限値を上回った
値と、そのときに減量する送風量および送風時間の関係
を示すものであり、上回った値が小さいときには減量を
少なくして減量時間は長く、上回った値が大きいときに
は減量を多くして減量時間は短くする。
値と、そのときに減量する送風量および送風時間の関係
を示すものであり、上回った値が小さいときには減量を
少なくして減量時間は長く、上回った値が大きいときに
は減量を多くして減量時間は短くする。
【0014】
【表1】
【0015】図3は高炉炉内の径方向の温度分布および
そのバラツキを示すグラフであり、図3(a)が従来の
高炉操業方法によるもの、図3(b)が本発明の高炉操
業方法によるものである。この両方のグラフから明らか
なように、本発明の高炉操業方法により、炉内温度のバ
ラツキが少なくなり、炉況が安定していることが分か
る。
そのバラツキを示すグラフであり、図3(a)が従来の
高炉操業方法によるもの、図3(b)が本発明の高炉操
業方法によるものである。この両方のグラフから明らか
なように、本発明の高炉操業方法により、炉内温度のバ
ラツキが少なくなり、炉況が安定していることが分か
る。
【0016】表2は従来の高炉操業方法と本発明の高炉
操業方法とによる操業成績および制御要員を比較したも
のである。いずれの項目でも本発明の高炉操業方法によ
る操業成績が、従来の高炉操業方法による操業成績を上
回っており、また、制御要員も少なくてすみ、本発明の
効果が大きいことが分かる。
操業方法とによる操業成績および制御要員を比較したも
のである。いずれの項目でも本発明の高炉操業方法によ
る操業成績が、従来の高炉操業方法による操業成績を上
回っており、また、制御要員も少なくてすみ、本発明の
効果が大きいことが分かる。
【0017】
【表2】
【0018】
【発明の効果】この発明により、高炉の炉況が安定し、
大きなトラブルを防止することができるとともに、操業
成績を向上させることができる。
大きなトラブルを防止することができるとともに、操業
成績を向上させることができる。
【図1】本発明の1実施例の高炉操業方法を示す説明図
である。
である。
【図2】炉内圧力損失および送風量の経時変化を示すグ
ラフである。
ラフである。
【図3】高炉炉内の径方向の温度分布およびそのバラツ
キを示すグラフであり、(a)は従来の高炉操業方法に
よるもの、(b)は本発明の高炉操業方法によるもので
ある。
キを示すグラフであり、(a)は従来の高炉操業方法に
よるもの、(b)は本発明の高炉操業方法によるもので
ある。
1 熱風炉 2 熱風送風環状管 3 送風管 4 圧力計 5 高炉 6 ガス排出用下降管 7 圧力計 8 炉内圧力損失演算機 9 適正炉内圧力損失判断手段 10 送風機 11 送風量制御器 12 送風弁12
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 下村 昭夫 東京都千代田区丸の内1丁目1番2号 日 本鋼管株式会社内
Claims (1)
- 【請求項1】 高炉に送風する熱風の送風圧力と高炉炉
頂におけるガス圧力を測定し、送風圧力とガス圧力の差
が許容値の上限を超えた場合または許容値の下限を下回
った場合には、熱風の送風量を減少させることを特徴と
する高炉操業方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11294592A JPH05311216A (ja) | 1992-05-06 | 1992-05-06 | 高炉操業方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11294592A JPH05311216A (ja) | 1992-05-06 | 1992-05-06 | 高炉操業方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05311216A true JPH05311216A (ja) | 1993-11-22 |
Family
ID=14599451
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11294592A Pending JPH05311216A (ja) | 1992-05-06 | 1992-05-06 | 高炉操業方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05311216A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100765071B1 (ko) * | 2001-04-24 | 2007-10-08 | 주식회사 포스코 | 고로 열풍로의 연소 제어장치 |
| KR101149252B1 (ko) * | 2009-02-25 | 2012-05-25 | 현대제철 주식회사 | 송풍량 공급중단에 따른 용광로 조업 제어 장치 및 그 방법 |
-
1992
- 1992-05-06 JP JP11294592A patent/JPH05311216A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100765071B1 (ko) * | 2001-04-24 | 2007-10-08 | 주식회사 포스코 | 고로 열풍로의 연소 제어장치 |
| KR101149252B1 (ko) * | 2009-02-25 | 2012-05-25 | 현대제철 주식회사 | 송풍량 공급중단에 따른 용광로 조업 제어 장치 및 그 방법 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US4262843A (en) | Method of and apparatus for controlling the feed amount of air for combustion in a natural draft-type heating furnace | |
| JPH05311216A (ja) | 高炉操業方法 | |
| US4281821A (en) | Method of controlling the suction gas pressure of a sulfuric acid plant for treatment of smelter exhaust gas | |
| EP0190644B2 (en) | Convertor pressure control device in convertor waste gas disposing device | |
| JP3425698B2 (ja) | 精錬炉の吹込みガス流量制御方法 | |
| JPH07280256A (ja) | 燃焼炉の炉内圧制御方法 | |
| JPS6054365B2 (ja) | 高炉送風機の運転方法 | |
| JP2945820B2 (ja) | 高炉装入物分布制御方法 | |
| JPH02178513A (ja) | 炉内温度及びNOx制御装置 | |
| JPS5839204B2 (ja) | 転炉廃ガス処理装置における炉内圧制御装置 | |
| JP2001073015A (ja) | 高炉の減尺操業方法 | |
| JPS6025555A (ja) | 微粉炭機の保護装置 | |
| JP3874696B2 (ja) | 転炉の炉圧制御方法,その装置 | |
| JPH05322148A (ja) | 炉内圧力制御装置 | |
| JPH08188808A (ja) | 高炉の操業方法 | |
| JPS609806A (ja) | 羽口を通じて粉体を吹込む高炉操業法 | |
| JPH01104712A (ja) | 製鋼炉鉄皮冷却装置 | |
| JPS61276686A (ja) | キルン制御方法 | |
| JP2725529B2 (ja) | 高炉における装入物分布制御方法 | |
| JPH09209008A (ja) | 高炉炉底部の保護方法 | |
| JPH10290941A (ja) | 石炭焚ボイラ設備におけるミルのパイライトホッパへの石炭落下抑制方法 | |
| JPH03215616A (ja) | 高炉操業方法 | |
| JPS60197807A (ja) | 転炉廃ガス処理装置の炉内圧制御方法 | |
| JPS635448B2 (ja) | ||
| GB1563901A (en) | Preparing a blast furnace for repair or relining |