JPH05312227A - トルクリミッタ - Google Patents

トルクリミッタ

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Publication number
JPH05312227A
JPH05312227A JP11762292A JP11762292A JPH05312227A JP H05312227 A JPH05312227 A JP H05312227A JP 11762292 A JP11762292 A JP 11762292A JP 11762292 A JP11762292 A JP 11762292A JP H05312227 A JPH05312227 A JP H05312227A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
roller
outer ring
torque
torque limiter
wedge
Prior art date
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Pending
Application number
JP11762292A
Other languages
English (en)
Inventor
Yuji Okamoto
裕二 岡本
Masahiro Kurita
昌弘 栗田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NTN Corp
Original Assignee
NTN Corp
NTN Toyo Bearing Co Ltd
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Publication date
Application filed by NTN Corp, NTN Toyo Bearing Co Ltd filed Critical NTN Corp
Priority to JP11762292A priority Critical patent/JPH05312227A/ja
Publication of JPH05312227A publication Critical patent/JPH05312227A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • One-Way And Automatic Clutches, And Combinations Of Different Clutches (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 正逆両方向回転に対して大きさの異なったト
ルクが伝達できるトルクリミッタのコンパクト化を図る
ことである。 【構成】 内輪1との間でくさび形空所15を形成する
ポケット12を設けた外輪2に径方向の割れ目19を設
け、上記くさび形空所15の幅狭側のポケット12内側
面にローラ食込み防止壁17を形成することにより、内
輪1がくさび形空所15の幅広方向に回転するときの伝
達トルクを小さく、逆方向に回転するときの伝達トルク
を大きくした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、正逆両方向回転に対
して異なる大きさのトルクの伝達が行えるトルクリミッ
タに関するものであり、例えば複写機やファクシミリ等
の蓋の開閉機構等に使用することができる。
【0002】
【従来の技術】本出願人は、一方向クラッチの基本構造
を利用したトルクリミッタであって一方向のトルクが制
御できるものとして、実願昭63−55348号(実開
平1−158827号)、また正逆両方向のトルクが制
御できるものとして特願平2−296202号によりそ
れぞれ提案している。
【0003】上記の一方向トルクリミッタの基本構造
は、外輪の内周面に軸方向の複数のポケットを設け、そ
のポケットの底に一方向に傾斜した傾斜面を形成し、上
記外輪に挿通した軸又は内輪の表面と上記傾斜面との間
に形成されるくさび形空所にローラを組込み、そのロー
ラをくさび形空所の幅狭側に押圧する押さえばねを前記
ポケットに組込んだ構成である。
【0004】また、上記両方向トルクリミッタは、上述
の一方向トルクリミッタの構成を径方向に2段に重ね、
傾斜面の傾斜方向を各段のもので逆にした構成である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】複写機、ファクシミリ
等の事務機器の蓋や、洋式便器の蓋などの開閉機器にお
いては、蓋を開けるときスムーズに回転するよう小さな
トルクでよいが、蓋を閉めるときは、急に落下しないよ
うに蓋を保持できる大きなトルクが必要である。このた
め、正逆両方向回転に対して異なるトルクを設定する必
要がある。このような開閉機構に前記の両方向トルクリ
ミッタを使用することができる。
【0006】しかし、必要とされるトルク値が増大した
場合に押さえばねのばね力を大きくすることだけで対処
するには限界があるため、トルクリミッタのサイズアッ
プを図る必要がある。そのためにトルクリミッタの寸法
が大きくなりすぎる欠点があった。
【0007】また、構造が複雑であり、部品点数が多
く、組立が複雑であるため、コストが高くなるという欠
点もあった。
【0008】そこで、この発明は正逆両方向の回転に対
してそれぞれ異なった大きさのトルクを設定することが
でき、コンパクトなサイズで大きなトルクを発生するこ
とができる低コストのトルクリミッタを提供することを
目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、この発明は、外輪の内周面に軸方向の複数のポケ
ットを設け、そのポケットの底に一方向に傾斜した傾斜
面を形成し、上記外輪に挿通した軸又は内輪の表面と上
記傾斜面とにより形成されるくさび形空所にローラを組
込み、上記ローラをくさび形空所の幅狭側に押圧する押
さえばねを前記ポケットに組込んでなるトルクリミッタ
において、上記外輪の1個所に外周面から内周面にわた
る径方向の割れ目を設け、上記くさび形空所の幅狭側の
ポケット内側面にローラ食込み防止壁を形成した構成と
したものである。
【0010】
【作用】上記構成のトルクリミッタにおいて、ローラが
くさび形空所から外れる方向に軸を回転させた場合、外
輪側に作用する負荷がローラの回転抵抗より小さいとき
は軸に対して外輪は一体に回転するが、上記の回転抵抗
以上の負荷が外輪側に作用すると軸は空転し、トルクリ
ミッタとして機能する。
【0011】逆に、くさび形空所にローラが食込む方向
に軸を回転させた場合ローラがくさび形空所に食込んで
ロック状態となり、軸に対して外輪が一体に回転する。
外輪側に作用する負荷が増加すると、外輪の割れ目が開
放され、ローラの食込み量が増大する。更に負荷が増大
してローラが食込み防止壁に接触するとロック作用が喪
失する。そのため、それ以上の負荷を支えることができ
なくなり軸は空転し、トルクリミッタとして機能する。
【0012】なお、軸側に負荷をかけ、外輪側から回転
させるようにしても同様である。
【0013】
【実施例】図1に示すように、実施例のトルクリミッタ
は、内輪1、外輪2、ローラ3、保持器4、押えばね5
(図2、図4参照)、ケーシング6及び押え蓋7とによ
り構成される。
【0014】内輪1は鉄系焼結金属又は鋼製の円筒状の
ものであり、その内部に挿通される軸8のピン9と係合
される係合凹部11が一端に設けられる。
【0015】外輪2は鉄系焼結金属等の弾性を有する素
材で形成され、図2に示すように、内周面にその両端に
わたるポケット12が一定間隔をおいて多数形成され、
或る1つのポケット12とこれに隣接したポケット12
との間にこれらと平行に嵌合凹部13が形成される。
【0016】ポケット12の底面は一方向にわずかに傾
斜した傾斜面14をなし、その傾斜面14と内輪1の表
面との間でくさび形空所15が形成される。
【0017】上記くさび形空所15の幅広側の端部には
ばね収納部16が形成され、またくさび形空所15の幅
狭側の端部がローラ3の食込み防止壁17となってい
る。
【0018】また、前記の嵌合凹部13と対向した外輪
2の外周面には、軸方向の浅い溝18が形成され、その
溝18と前記の嵌合凹部13の底面との間に半径方向の
割れ目19が形成される。この割れ目19は通常の状態
では閉じているが、ローラ3の食込み量が増大すると一
点鎖線で示すように弾性変形して開放される。このと
き、割れ目19の外周面側の端部コーナがケーシング6
の内面に干渉することを避けるため、前述の溝18が形
成されている。
【0019】保持器4は、図4に示すように、環状部2
1の内面において内周面に沿って嵌合凸部22を一定間
隔で設けている。各嵌合凸部22は、前述の外輪2のポ
ケット12及び嵌合凹部13の一端部に嵌入され、外輪
2と保持器4との間でトルクを伝達する。
【0020】また、前述の嵌合凹部13に嵌入される1
つの嵌合凸部22’を除き、他の全ての嵌合凸部22の
一端部内周面に保持片23が軸方向に突設される。この
保持片23は、前述の外輪2のばね収納部16の内周面
に沿って挿入される(図2参照)。なお、環状部21の
外面には一対の係合凸部24が中心対称の位置に設けら
れる(図1、図3参照)。
【0021】押えばね5(図4参照)はS字形に形成さ
れ、前記のばね収納部16に収納され、保持片23によ
り内側から保持される。この押えばね5は、ローラ3に
押し当てられ、ローラ3をくさび形空所15の幅狭側に
押圧する。
【0022】ケーシング6はプラスチック製であり、図
1に示すように外輪2及び保持器4の外周面を囲む円筒
部25と、保持器4側の閉塞壁26から成り、円筒部2
5は外輪2との間に間隙が存在し、外輪2の割れ目19
が前述のように拡開しても、外輪2がその円筒部25の
内周面と干渉することがないようにしている。
【0023】また、前述の閉塞壁26の内面には、中心
穴のまわりに内輪1の端部を受入れる嵌合凹部27が形
成され、またその嵌合凹部27の外側において中心対称
の位置に一対の係合凹部28が形成される。この係合凹
部28に前述の保持器4の係合凸部24がそれぞれ嵌入
され、これにより保持器4とケーシング6間でトルクを
伝達する。
【0024】また、閉塞壁26の外面において、一対の
係合凸部29が中心対称の位置に形成されている。この
係合凸部29の位置は、閉塞壁26の内面に形成された
前述の係合凹部28の位置と90度位置を異にしてい
る。
【0025】押え蓋7は、図1に示すように、環状のも
のであり、内輪1の外周面に嵌められ、その外周面に形
成されたリブ31がケーシング6の開放端側内周面の嵌
合溝32に嵌着される。
【0026】実施例のトルクリミッタは以上のごときも
のであり、内輪1の軸8を挿通し、その軸8のピン9を
内輪1の端部の係合凹部11に係合させる。また、ケー
シング6の閉塞壁26の外側において、軸8に挿通した
歯車33等の他部品の内面に形成した係合凹部に前述の
係合凸部29を嵌めることにより、ケーシング6の閉塞
壁26がオルダム継手を構成する。
【0027】なお、歯車33はケーシング6と一体成形
してもよく、またねじ止めにより一体化してもよい。
【0028】いま、軸8及びこれに係合した内輪1が図
2の矢印A方向に回転した場合、ローラ3の回転抵抗以
下の負荷が歯車33を通じて外輪2に作用しているとき
は、各部材が一体に回転して歯車33にトルクが伝達さ
れるが、歯車33に作用する負荷が上記の回転抵抗を超
える大きさになると内輪1が空転する。
【0029】この場合の空転トルクは、傾斜面14のく
さび角度と、押さえばね5のばね力を調整することによ
り設定され、これにより適宜の大きさの伝達トルクを有
するトルクリミッタを構成する。
【0030】また、軸8及び内輪1が矢印Aと反対方向
に回転した場合、ローラ3がくさび形空所15の幅狭部
側に移動してロックされ、そのロックにより、各部材が
一体に回転して歯車33にトルクが伝達されるが、歯車
33を通じて外輪2に作用する負荷が一定以上に大きく
なると、外輪2の割れ目19が拡開されてローラ3の食
込み量が増大し、更に負荷が増大するとローラ3が食込
み防止壁17に接触する(図2の一点鎖線参照)。そう
するとローラ3によるロック作用が喪失するため、それ
以上の負荷を支えることができず、内輪1は空転する。
【0031】この場合、傾斜面14のくさび角度、外輪
2の割れ目19の開拡時の弾性変形のばね定数、及び食
込み防止壁17の位置を調整することにより、空転トル
クを設定することができるので、トルクリミッタを構成
する。
【0032】以上のように、実施例のトルクリミッタ
は、回転方向によりトルクの発生機構が異なり、内輪1
が矢印A方向に回転した場合に比べ、矢印Aと反対方向
に回転した場合の方が大きなトルクを設定することがで
きる。従って、事務機などの蓋開閉機構に用いた場合、
蓋を開けるときは内輪1が矢印A方向に回転する関係に
設定しておくと、蓋は小さなトルクでスムーズに開放さ
れる。また蓋を閉じる際には、大きなトルクが作用する
ので、強く閉まることが防止できる。
【0033】なお、以上の実施例では内輪1を必要部材
としているが、これを省略して、軸8のみを外輪2の内
周面に挿入し、軸8の外周面と傾斜面14との間でくさ
び形空所15を構成するようにしてもよい。
【0034】
【発明の効果】以上のように、この発明のトルクリミッ
タは、それ単体で正逆の回転に対してそれぞれ異なる伝
達トルクを設定でき、更に従来のトルクリミッタに比
べ、コンパクトなサイズで大きな伝達トルクを発生させ
ることができる。また、従来のトルクリミッタに比べ、
構造が簡単であり部品点数が少なく、組立が容易である
ため、コストの低減を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の縦断側面図
【図2】図1のII−II線の拡大断面図
【図3】図1のIII −III 線の断面図
【図4】保持器及びS字ばねの斜視図
【符号の説明】
1 内輪 2 外輪 3 ローラ 4 保持器 5 押えばね 6 ケーシング 7 押え蓋 8 軸 9 ピン 11 係合凹部 12 ポケット 13 嵌合凹部 14 傾斜面 15 くさび形空所 16 ばね収納部 17 食込み防止壁 18 溝 19 割れ目 21 環状部 22、22’ 嵌合凸部 23 保持片 24 係合凸部 25 円筒部 26 閉塞壁 27 嵌合凹部 28 係合凹部 29 係合凸部 31 リブ 32 嵌合溝 33 歯車

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外輪の内周面に軸方向の複数のポケット
    を設け、そのポケットの底に一方向に傾斜した傾斜面を
    形成し、上記外輪に挿通した軸又は内輪の表面と上記傾
    斜面とにより形成されるくさび形空所にローラを組込
    み、上記ローラをくさび形空所の幅狭側に押圧する押さ
    えばねを前記ポケットに組込んでなるトルクリミッタに
    おいて、上記外輪の1個所に外周面から内周面にわたる
    径方向の割れ目を設け、上記くさび形空所の幅狭側のポ
    ケット内側面にローラ食込み防止壁を形成したことを特
    徴とするトルクリミッタ。
JP11762292A 1992-05-11 1992-05-11 トルクリミッタ Pending JPH05312227A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11762292A JPH05312227A (ja) 1992-05-11 1992-05-11 トルクリミッタ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11762292A JPH05312227A (ja) 1992-05-11 1992-05-11 トルクリミッタ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05312227A true JPH05312227A (ja) 1993-11-22

Family

ID=14716307

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11762292A Pending JPH05312227A (ja) 1992-05-11 1992-05-11 トルクリミッタ

Country Status (1)

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JP (1) JPH05312227A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2022176935A1 (ja) * 2021-02-19 2022-08-25 株式会社Tok 一方向クラッチ

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2022176935A1 (ja) * 2021-02-19 2022-08-25 株式会社Tok 一方向クラッチ

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