JPH0531302Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0531302Y2 JPH0531302Y2 JP1983193861U JP19386183U JPH0531302Y2 JP H0531302 Y2 JPH0531302 Y2 JP H0531302Y2 JP 1983193861 U JP1983193861 U JP 1983193861U JP 19386183 U JP19386183 U JP 19386183U JP H0531302 Y2 JPH0531302 Y2 JP H0531302Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- leaf valve
- sub
- damping force
- washer
- valve
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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- Fluid-Damping Devices (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は車両用、特に四輪車用シヨツクアブソ
ーバの減衰力発生装置に関するものである。
ーバの減衰力発生装置に関するものである。
四輪車用の車体と車軸との間には、走行条件や
路面の状況変化等によつても車体側への振動の伝
達を緩和させ、安定性のある走行ができるように
するためシヨツクアブソーバが懸架されている。
路面の状況変化等によつても車体側への振動の伝
達を緩和させ、安定性のある走行ができるように
するためシヨツクアブソーバが懸架されている。
上記シヨツクアブソーバの減衰力発生装置とし
ては、従来第1図に示す如き構成のものが採用さ
れていた。すなわち、シリンダ内にピストン2を
摺動自在に収納してシリンダ1内を二つの油室4
と5に区画し、上記ピストン2はピストンロツド
3の一端に嵌着されており、上記二つの油室4,
5は、ピストン2と外側と内側に平行に貫通した
通孔6と7にて通じるようにしてある。上記一方
の通孔6のロツド側(背面側)のシート面8に
は、ノンリターンバルブ9が位置させてあり、バ
ルブ押え10との間に介在させたスプリング11
により閉じ方向に附勢されており、ピストンロツ
ド3が伸びる方向に作動するとき上部油室4内の
作動油を下部油室5に逃がすための微小のオリフ
イス12がシート面8に打刻により設けてある。
他方の通孔7の下部油室5側のシート面13には
リーフバルブ14が位置させてあつて、リーフバ
ルブ14の支持径を決めるカラー15を介してピ
ストンロツド3に締付けられている。
ては、従来第1図に示す如き構成のものが採用さ
れていた。すなわち、シリンダ内にピストン2を
摺動自在に収納してシリンダ1内を二つの油室4
と5に区画し、上記ピストン2はピストンロツド
3の一端に嵌着されており、上記二つの油室4,
5は、ピストン2と外側と内側に平行に貫通した
通孔6と7にて通じるようにしてある。上記一方
の通孔6のロツド側(背面側)のシート面8に
は、ノンリターンバルブ9が位置させてあり、バ
ルブ押え10との間に介在させたスプリング11
により閉じ方向に附勢されており、ピストンロツ
ド3が伸びる方向に作動するとき上部油室4内の
作動油を下部油室5に逃がすための微小のオリフ
イス12がシート面8に打刻により設けてある。
他方の通孔7の下部油室5側のシート面13には
リーフバルブ14が位置させてあつて、リーフバ
ルブ14の支持径を決めるカラー15を介してピ
ストンロツド3に締付けられている。
又、シリンダ1の下部にはベースバルブのバル
ブケース17があり、該バルブケース17にも外
側と内側に平行に通孔18,19が設けてあつ
て、該通孔18と19により下部油室5とタンク
室20が通じるようにしてあり、上記一方の通孔
18の下部油室5側のシート面21にはノンリタ
ーンバルブ22がスプリング23により押し付け
られており、上記シート面21には打刻により微
小のオリフイス24が設けてある。他方の通孔1
9のタンク室20側のシート面25には、リーフ
バルブ26が当接してある。27はピストン2の
外周に設けたパツキングである。
ブケース17があり、該バルブケース17にも外
側と内側に平行に通孔18,19が設けてあつ
て、該通孔18と19により下部油室5とタンク
室20が通じるようにしてあり、上記一方の通孔
18の下部油室5側のシート面21にはノンリタ
ーンバルブ22がスプリング23により押し付け
られており、上記シート面21には打刻により微
小のオリフイス24が設けてある。他方の通孔1
9のタンク室20側のシート面25には、リーフ
バルブ26が当接してある。27はピストン2の
外周に設けたパツキングである。
上記構成としてある従来の減衰力発生装置で
は、シヨツクアブソーバの伸び行程でピストン2
が上部油室4方向へ低速で移動するときは上部油
室4の作動油が上部油室4と下部油室5の圧力差
により微小のオリフイス12を通り、通孔6を通
つて下部油室5へと流れることにより低速域の減
衰力を発生させるようにしてある。又、ピストン
2の移動速度が中速のときは、上部油室4内の作
動油が、通孔7を通り、リーフバルブ14を撓ま
せることにより形成される該リーフバルブ14と
シート面13との間の隙間を通つて下部油室5へ
流れることによつて中速域の減衰力が発生するよ
うにしてあり、更に、ピストン2の動きが高速の
ときは、通孔7の断面積により減衰力を制御され
るようにしてある。
は、シヨツクアブソーバの伸び行程でピストン2
が上部油室4方向へ低速で移動するときは上部油
室4の作動油が上部油室4と下部油室5の圧力差
により微小のオリフイス12を通り、通孔6を通
つて下部油室5へと流れることにより低速域の減
衰力を発生させるようにしてある。又、ピストン
2の移動速度が中速のときは、上部油室4内の作
動油が、通孔7を通り、リーフバルブ14を撓ま
せることにより形成される該リーフバルブ14と
シート面13との間の隙間を通つて下部油室5へ
流れることによつて中速域の減衰力が発生するよ
うにしてあり、更に、ピストン2の動きが高速の
ときは、通孔7の断面積により減衰力を制御され
るようにしてある。
他方、シヨツクアブソーバが圧縮される行程に
おいては、ピストン2の動きが低速のときは下部
油室5の作動油がシート面21に設けた微小のオ
リフイス24を通ることによつて低速域の減衰力
が発生し、ピストン2の動きが中速のときは下部
油室5の作動油が通孔19を通り、リーフバルブ
26を押し開いてタンク室20へと流れることに
より中速域の減衰力が発生するように、更に、ピ
ストン2が高速のときは通孔19により高速域の
減衰力を発生させるようにしてある。
おいては、ピストン2の動きが低速のときは下部
油室5の作動油がシート面21に設けた微小のオ
リフイス24を通ることによつて低速域の減衰力
が発生し、ピストン2の動きが中速のときは下部
油室5の作動油が通孔19を通り、リーフバルブ
26を押し開いてタンク室20へと流れることに
より中速域の減衰力が発生するように、更に、ピ
ストン2が高速のときは通孔19により高速域の
減衰力を発生させるようにしてある。
なお、シヨツクアブソーバの伸び行程では、タ
ンク室20よりベースバルブ17のノンリターン
バルブ22を押し開いて作動油が油室5に吸い上
げられ、又、圧縮行程では油室5の作動油がノン
リターンバルブ9を押し開いて油室4に補給され
るようにしてある。
ンク室20よりベースバルブ17のノンリターン
バルブ22を押し開いて作動油が油室5に吸い上
げられ、又、圧縮行程では油室5の作動油がノン
リターンバルブ9を押し開いて油室4に補給され
るようにしてある。
しかしながら、上記従来の装置では、低速域は
伸び行程、圧縮行程のいずれかの場合も打刻によ
り形成された微小のオリフイス12,24によつ
て制御される構成のため、打刻面積の変動による
減衰力のバラツキが大きく、又、狭い通路を作動
油が流れるため、油流によるスウイツシユ音が発
生し、更に、微小通路であるため、低温〜高温で
は油の粘度の影響を受け減衰力が大きく変動す
る、等の欠点があり、かかる欠点は、オリフイス
を薄板の一部を切欠いて作る切欠バルブに置き換
えても本質的に変るものではない。又、従来の装
置では、リーフバルブ14と26がいずれも数枚
の薄板を重合して用いるため、撓み剛性が大き
く、そのため、中速域での減衰制御に問題があつ
た。
伸び行程、圧縮行程のいずれかの場合も打刻によ
り形成された微小のオリフイス12,24によつ
て制御される構成のため、打刻面積の変動による
減衰力のバラツキが大きく、又、狭い通路を作動
油が流れるため、油流によるスウイツシユ音が発
生し、更に、微小通路であるため、低温〜高温で
は油の粘度の影響を受け減衰力が大きく変動す
る、等の欠点があり、かかる欠点は、オリフイス
を薄板の一部を切欠いて作る切欠バルブに置き換
えても本質的に変るものではない。又、従来の装
置では、リーフバルブ14と26がいずれも数枚
の薄板を重合して用いるため、撓み剛性が大き
く、そのため、中速域での減衰制御に問題があつ
た。
そこで、上述の如き欠点を解消せんとして、最
近、第2図及び第3図に示す如き構成としたもの
が提案されている。
近、第2図及び第3図に示す如き構成としたもの
が提案されている。
第2図の例は、第1図の装置と同様にピストン
2の外側と内側に通孔6と7を設け、通孔7の上
端(油室4側)のシート面8にノンリターンバル
ブ9をスプリング11により押し付けた構成にお
いて、通孔6の下端(油室5側)内側にシート面
28を形成すると共に、通孔7の下端外側に上記
シート面28よりも低いシート面29を形成し、
内側の径に小さいシート面29には、径の小さい
薄板がからなるサブリーフバルブ30を当接さ
せ、又、外側のシート面28には、上記サブリー
フバルブ30との間に間座31を挟んで配したメ
インリーフバルブ32を当接させ、且つ一端が通
孔6に開口し他端が上記シート面28と29との
間に開口する斜めのバイパス通孔33を設け、メ
インリーフバルブ32はスプリングシート34の
フランジ部35との間に介在させたスプリング3
6とスプリングシート37を介して押し付けられ
るようにしてある。
2の外側と内側に通孔6と7を設け、通孔7の上
端(油室4側)のシート面8にノンリターンバル
ブ9をスプリング11により押し付けた構成にお
いて、通孔6の下端(油室5側)内側にシート面
28を形成すると共に、通孔7の下端外側に上記
シート面28よりも低いシート面29を形成し、
内側の径に小さいシート面29には、径の小さい
薄板がからなるサブリーフバルブ30を当接さ
せ、又、外側のシート面28には、上記サブリー
フバルブ30との間に間座31を挟んで配したメ
インリーフバルブ32を当接させ、且つ一端が通
孔6に開口し他端が上記シート面28と29との
間に開口する斜めのバイパス通孔33を設け、メ
インリーフバルブ32はスプリングシート34の
フランジ部35との間に介在させたスプリング3
6とスプリングシート37を介して押し付けられ
るようにしてある。
又、第3図の例は、第2図の変形であつて、斜
めバイパス通孔33に代えてピストン2に通孔
6,7と平行にバイパス通孔33aを設けたもの
である。
めバイパス通孔33に代えてピストン2に通孔
6,7と平行にバイパス通孔33aを設けたもの
である。
上記いずれの方式でもピストンロツド3の伸び
行程でピストン2が低速で動くときの減衰力を、
上部油室4の作動油が通孔7を通つてサブリーフ
バルブ30を押し開いてバイパス通孔33又は3
3a、通孔6を通り流れることにより生じさせる
ものである。したがつて、 一般に低速域減衰力は小さい値であるにもか
かわらず、内側のシート面29の径が小さいた
め、サブリーフバルブ30の薄板であつても剛
性が比較的大きく、小さい圧力ではサブリーフ
バルブ30の開き難い場合があつて、小さい減
衰力に対応しにくいこと、 低速域の減衰力の制御は、サブリーフバルブ
30の板厚及び間座31の外径の変更により行
われるが、スペースが小さいために制御範囲が
狭く、汎用性からみて改良の余地が大であるこ
と、 第2図の傾斜した通孔33は加工が難しく、
シート面に傷をつけることが多く、専用治具が
必要であること、 第3図の如く平行の通孔33aを設ける場合
は径方向のスペースが少なく、したがつて、該
通孔33aの寸法に制約があること、 第2図,第3図のいずれかを実施するにして
も、ピストン2が特殊部品となるため、実施コ
ストが割高となること、 等の問題が考えられる。
行程でピストン2が低速で動くときの減衰力を、
上部油室4の作動油が通孔7を通つてサブリーフ
バルブ30を押し開いてバイパス通孔33又は3
3a、通孔6を通り流れることにより生じさせる
ものである。したがつて、 一般に低速域減衰力は小さい値であるにもか
かわらず、内側のシート面29の径が小さいた
め、サブリーフバルブ30の薄板であつても剛
性が比較的大きく、小さい圧力ではサブリーフ
バルブ30の開き難い場合があつて、小さい減
衰力に対応しにくいこと、 低速域の減衰力の制御は、サブリーフバルブ
30の板厚及び間座31の外径の変更により行
われるが、スペースが小さいために制御範囲が
狭く、汎用性からみて改良の余地が大であるこ
と、 第2図の傾斜した通孔33は加工が難しく、
シート面に傷をつけることが多く、専用治具が
必要であること、 第3図の如く平行の通孔33aを設ける場合
は径方向のスペースが少なく、したがつて、該
通孔33aの寸法に制約があること、 第2図,第3図のいずれかを実施するにして
も、ピストン2が特殊部品となるため、実施コ
ストが割高となること、 等の問題が考えられる。
本考案は上述した最近提案されている装置にお
ける傾斜した通孔や平行の通孔をピストンに設け
ることなく、低速域減衰力を制御できるようにす
ることを目的とする。
ける傾斜した通孔や平行の通孔をピストンに設け
ることなく、低速域減衰力を制御できるようにす
ることを目的とする。
上記の目的を達成するため、本考案の構成はシ
リンダ内に隔壁部材を設け、当該隔壁部材に油室
と油室、油室とタンク室の如く二つの液室を通じ
させる伸側あるいは圧側の専用通孔を設けると共
にこの専用通孔の出口側に一つのシート面を形成
し、当該シート面にサブリーフバルブを前記通孔
を閉塞するように当接させ、更にサブリーフバル
ブの背面基端側に小さく外径のワツシヤを介在さ
せ、ワツシヤの背面側にはワツシヤの厚さ分の間
隙を設けながらサブリーフバルブに対向するメイ
ンリーフバルブを配設させ、低速域ではピストン
速度が所定の値に達したとき初めて他方の液室か
ら通孔を通つた作動油がサブリーフバルブのみを
ワツシヤを支持点として撓ませて開かせながら一
方の液室へ流れ、更に中速域ではサブリーフバル
ブとメインリーフバルブとが重なつて撓みながら
開くようにしたことを特徴とするものである。
リンダ内に隔壁部材を設け、当該隔壁部材に油室
と油室、油室とタンク室の如く二つの液室を通じ
させる伸側あるいは圧側の専用通孔を設けると共
にこの専用通孔の出口側に一つのシート面を形成
し、当該シート面にサブリーフバルブを前記通孔
を閉塞するように当接させ、更にサブリーフバル
ブの背面基端側に小さく外径のワツシヤを介在さ
せ、ワツシヤの背面側にはワツシヤの厚さ分の間
隙を設けながらサブリーフバルブに対向するメイ
ンリーフバルブを配設させ、低速域ではピストン
速度が所定の値に達したとき初めて他方の液室か
ら通孔を通つた作動油がサブリーフバルブのみを
ワツシヤを支持点として撓ませて開かせながら一
方の液室へ流れ、更に中速域ではサブリーフバル
ブとメインリーフバルブとが重なつて撓みながら
開くようにしたことを特徴とするものである。
以下、図面に基づき本考案の最適実施例を説明
する。
する。
第4図は本考案の一実施例を示す。
第1図の場合と同じようにシリンダ1内を上部
油室4と下部油室5に区画する隔壁部材たるピス
トン2に、外側と内側にそれぞれ圧側の通孔6と
伸側の通孔7を設け、通孔6の出口側たる上端に
形成したシート面8にノンリターンバルブ9を当
接させている。一方、隔壁部材たるベースバルブ
ボデイ17にも外側と内側に伸側専用の通孔18
と圧側専用の通孔19を設けて下部油室5とタン
ク室20とを連通させ、伸側の通孔18の出口側
たる上端に形成したシート面21には、ノンリタ
ーンバルブ22を当接させ、スプリング23にて
押し付けているようにしている。
油室4と下部油室5に区画する隔壁部材たるピス
トン2に、外側と内側にそれぞれ圧側の通孔6と
伸側の通孔7を設け、通孔6の出口側たる上端に
形成したシート面8にノンリターンバルブ9を当
接させている。一方、隔壁部材たるベースバルブ
ボデイ17にも外側と内側に伸側専用の通孔18
と圧側専用の通孔19を設けて下部油室5とタン
ク室20とを連通させ、伸側の通孔18の出口側
たる上端に形成したシート面21には、ノンリタ
ーンバルブ22を当接させ、スプリング23にて
押し付けているようにしている。
ピストン2の通孔7の出口側たる下端に形成し
た一つのシート面13には、サブリーフバルブ3
8の外端をピストン速度が所定の値に達しない間
は通孔7を閉塞するように当接させると共に、該
サブリーフバルブ38の下側に薄鋼板を積層して
なるメインリーフバルブ39を配置させて、両サ
ブリーフバルブ38とメインリーフバルブ39と
の間に小さい外径のスペシヤルワツシヤ40を介
在させ、これによりサブリーフバルブ38とメイ
ンリーフバルブ39との間にはワツシヤ40の厚
さ分の間隙が設けられている。上記メインリーフ
バルブ39は、カラー15を介してピストンナツ
ト16によりピストンロツド3に締付けられてい
る。
た一つのシート面13には、サブリーフバルブ3
8の外端をピストン速度が所定の値に達しない間
は通孔7を閉塞するように当接させると共に、該
サブリーフバルブ38の下側に薄鋼板を積層して
なるメインリーフバルブ39を配置させて、両サ
ブリーフバルブ38とメインリーフバルブ39と
の間に小さい外径のスペシヤルワツシヤ40を介
在させ、これによりサブリーフバルブ38とメイ
ンリーフバルブ39との間にはワツシヤ40の厚
さ分の間隙が設けられている。上記メインリーフ
バルブ39は、カラー15を介してピストンナツ
ト16によりピストンロツド3に締付けられてい
る。
一方、ベースバルブ側において、ベースバルブ
ボデイ17の通孔19の出口側たる下端に形成さ
れた一つのシート面25にも、ピストン2の場合
と同様に1枚の薄鋼板からなるサブリーフバルブ
41と薄鋼板を積層してなるメインリーフバルブ
42とを小さい外径のスペシヤルワツシヤ43を
配置させた構成となつている。サブリーフバルブ
38,41がスペシヤルワツシヤ40,43の外
径により支持点を制御され、ピストン2の動きが
低速時は、サブリーフバルブ38,41がメイン
リーフバルブ39,42との間隙分撓んで作動油
を少量流すことにより低速域の減衰力を発生させ
るようにする。
ボデイ17の通孔19の出口側たる下端に形成さ
れた一つのシート面25にも、ピストン2の場合
と同様に1枚の薄鋼板からなるサブリーフバルブ
41と薄鋼板を積層してなるメインリーフバルブ
42とを小さい外径のスペシヤルワツシヤ43を
配置させた構成となつている。サブリーフバルブ
38,41がスペシヤルワツシヤ40,43の外
径により支持点を制御され、ピストン2の動きが
低速時は、サブリーフバルブ38,41がメイン
リーフバルブ39,42との間隙分撓んで作動油
を少量流すことにより低速域の減衰力を発生させ
るようにする。
なお、図中、第1図と同一符号のものは同一の
ものを示し同一の機能を有している。
ものを示し同一の機能を有している。
上記構成としてあるので、ピストンロツド3が
伸び行程において、ピストン2が低速で動くとき
は、上部油室4内の作動油が通孔7を通りサブリ
ーフバルブ38を押し開いて下部油室5へと流れ
ることにより低速域の減衰力が発生する。この
際、サブリーフバルブ38の撓み剛性はそれ自身
の厚さとスペシヤルワツシヤ40の外径の大きさ
により制御でき、又、サブリーフバルブ38の最
大開き量(リフト量)はスペシヤルワツシヤ40
の厚みにより容易に変更することができる。
伸び行程において、ピストン2が低速で動くとき
は、上部油室4内の作動油が通孔7を通りサブリ
ーフバルブ38を押し開いて下部油室5へと流れ
ることにより低速域の減衰力が発生する。この
際、サブリーフバルブ38の撓み剛性はそれ自身
の厚さとスペシヤルワツシヤ40の外径の大きさ
により制御でき、又、サブリーフバルブ38の最
大開き量(リフト量)はスペシヤルワツシヤ40
の厚みにより容易に変更することができる。
次に、ピストン2の動きが速くなつて来ると、
上部油室4内の作動油が通孔7に昇圧して入り込
んで来るため、サブリーフバルブ38とメインリ
ーフバルブ39が重なつて撓み、シート面13と
の間に形成される形成される隙間を作動油が絞ら
れて流されることによつて中速域の減衰力が発生
する。したがつて、中速域の減衰力は、サブリー
フバルブ38とメインリーフバルブ39は重なつ
て合成される撓み剛性によつて決定され、メイン
リーフバルブ39自体は薄鋼板の積層量により自
由に剛性を選ぶことができる。
上部油室4内の作動油が通孔7に昇圧して入り込
んで来るため、サブリーフバルブ38とメインリ
ーフバルブ39が重なつて撓み、シート面13と
の間に形成される形成される隙間を作動油が絞ら
れて流されることによつて中速域の減衰力が発生
する。したがつて、中速域の減衰力は、サブリー
フバルブ38とメインリーフバルブ39は重なつ
て合成される撓み剛性によつて決定され、メイン
リーフバルブ39自体は薄鋼板の積層量により自
由に剛性を選ぶことができる。
高速域の減衰力は、従来の場合と同様に通孔7
の大きさにより決定される。
の大きさにより決定される。
ピストンロツド3が圧縮行程の場合の低速域の
減衰力、中速域の減衰力は、上記ピストンロツド
3の伸び行程時のサブリーフバルブ38、メイン
リーフバルブ39の機能と同様にサブリーフバル
ブ41、メインリーフバルブ42が機能して発生
させる。
減衰力、中速域の減衰力は、上記ピストンロツド
3の伸び行程時のサブリーフバルブ38、メイン
リーフバルブ39の機能と同様にサブリーフバル
ブ41、メインリーフバルブ42が機能して発生
させる。
第5図乃至第7図は本考案の別の実施例を示す
もので、第5図はM型ピストンに本考案を実施し
た場合であり、ピストン2の一つのシート面44
にスプリング36とスプリングシート37で押し
付けられるリーフバルブをサブリーフバルブ38
とメインリーフバルブ39とし、両者間にスペシ
ヤルワツシヤ40を挟持させ、低速域減衰力は前
記実施例の場合と同様にサブリーフバルブ38の
みの開きにより発生し、中速域減衰力はメインリ
ーフバルブ39がスプリングシート37、スプリ
ング36を押して開くことにより発生するように
してある。
もので、第5図はM型ピストンに本考案を実施し
た場合であり、ピストン2の一つのシート面44
にスプリング36とスプリングシート37で押し
付けられるリーフバルブをサブリーフバルブ38
とメインリーフバルブ39とし、両者間にスペシ
ヤルワツシヤ40を挟持させ、低速域減衰力は前
記実施例の場合と同様にサブリーフバルブ38の
みの開きにより発生し、中速域減衰力はメインリ
ーフバルブ39がスプリングシート37、スプリ
ング36を押して開くことにより発生するように
してある。
第6図は両側に一つのシート面を有するピスト
ン2に本考案を適用したものであり、ピストン2
のロツド側及びヘツド側にサブリーフバルブ38
とメインリーフバルブ39をスペシヤルワツシヤ
40を挟持させて配設し、ピストンロツド3が伸
び行程の場合は、ヘツド側のサブリーフバルブ3
8及びメインリーフバルブ39が作動し、ピスト
ンロツド3が圧縮行程の場合は、ロツド側のサブ
リーフバルブ38及びメインリーフバルブ39が
作動するようにしてある。
ン2に本考案を適用したものであり、ピストン2
のロツド側及びヘツド側にサブリーフバルブ38
とメインリーフバルブ39をスペシヤルワツシヤ
40を挟持させて配設し、ピストンロツド3が伸
び行程の場合は、ヘツド側のサブリーフバルブ3
8及びメインリーフバルブ39が作動し、ピスト
ンロツド3が圧縮行程の場合は、ロツド側のサブ
リーフバルブ38及びメインリーフバルブ39が
作動するようにしてある。
第7図は更に別の適用例を示すもので、前記各
実施例では、サブリーフバルブ及びメインリーフ
バルブは内周部を固定するタイプの積層バルブ構
造についてのものであつたが、外周固定タイプの
積層バルブにも同様に適用することができる。第
7図はその一例として、ベースバルブボデイ17
に適用した場合で、一つのシート面25に当接さ
せるサブリーフバルブ41の外周面と薄鋼板を積
層したメインリーフバルブ42の外周部との間に
スペシヤルワツシヤ43を介在させ、押え金物4
5で挟持させるようにする。低速域減衰力、中速
域減衰力は、第4図の実施例と同じサブリーフバ
ルブ41、メインリーフバルブ42の内周部が撓
むことにより発生する。第7図ではベースバルブ
側に適用した場合であるが、ピストン2側にも同
様に適用することができる。
実施例では、サブリーフバルブ及びメインリーフ
バルブは内周部を固定するタイプの積層バルブ構
造についてのものであつたが、外周固定タイプの
積層バルブにも同様に適用することができる。第
7図はその一例として、ベースバルブボデイ17
に適用した場合で、一つのシート面25に当接さ
せるサブリーフバルブ41の外周面と薄鋼板を積
層したメインリーフバルブ42の外周部との間に
スペシヤルワツシヤ43を介在させ、押え金物4
5で挟持させるようにする。低速域減衰力、中速
域減衰力は、第4図の実施例と同じサブリーフバ
ルブ41、メインリーフバルブ42の内周部が撓
むことにより発生する。第7図ではベースバルブ
側に適用した場合であるが、ピストン2側にも同
様に適用することができる。
なお、低速域減衰力が高い場合にはサブリーフ
バルブも積層にしてもよい。
バルブも積層にしてもよい。
以上述べた如く、本考案のシヨツクアブソーバ
の減衰力発生装置によれば、次の如き優れた効果
を奏し得る。
の減衰力発生装置によれば、次の如き優れた効果
を奏し得る。
低速域減衰力はサブリーフバルブのみが開い
て発生し、中速域減衰力はサブリーフバルブと
メインリーフバルブが重なりながら開いて発生
する。
て発生し、中速域減衰力はサブリーフバルブと
メインリーフバルブが重なりながら開いて発生
する。
低速域減衰力はワツシヤの外径の変更により
低い値から高い値まで自由に設定することがで
きる。
低い値から高い値まで自由に設定することがで
きる。
シート面が一つであるから構造が簡単である
と共にシート面が一つである分サブリーフバル
ブを配置するスペースが広くとれるためサブリ
ーフバルブの剛性の選択が自由にできた。
と共にシート面が一つである分サブリーフバル
ブを配置するスペースが広くとれるためサブリ
ーフバルブの剛性の選択が自由にできた。
メインリーフバルブは、積層された薄鋼板で
構成した場合には、剛性の選択は自由にでき
る。
構成した場合には、剛性の選択は自由にでき
る。
低速域減衰力をサブリーフバルブの撓み剛性
により制御することができるので、低温〜高温
の作動油温度に対して従来のオリフイスタイプ
に比較し、減衰力が作動油の粘度の影響を受け
にくく、常温域の減衰力に対する低温域及び高
温域の減衰力変動が格段に小さくなる。
により制御することができるので、低温〜高温
の作動油温度に対して従来のオリフイスタイプ
に比較し、減衰力が作動油の粘度の影響を受け
にくく、常温域の減衰力に対する低温域及び高
温域の減衰力変動が格段に小さくなる。
シート面とサブリーフバルブを通過する油流
は全円周から流出するので、作動油の噴流速度
が小さく、油の流れに伴なうスウイツシユ音が
ほとんどない。
は全円周から流出するので、作動油の噴流速度
が小さく、油の流れに伴なうスウイツシユ音が
ほとんどない。
低速域のサブリーフバルブの最大開き量(リ
フト量)はワツシヤの厚みにより簡単に変更で
き、又、中速域ではサブリーフバルブとメイン
リーフバルブが重なつて合成された剛性で減衰
力が決まる。
フト量)はワツシヤの厚みにより簡単に変更で
き、又、中速域ではサブリーフバルブとメイン
リーフバルブが重なつて合成された剛性で減衰
力が決まる。
中速域の減衰力はサブリーフバルブとメイン
リーフバルブが重なりながら撓んで発生するた
め、サブリーフバルブはメインリーフバルブを
多層にした構造と同じ働きをなし、これにより
わざわざメインリーフバルブの枚数を多くする
必要がなくなり部品点数を小さくし、重量の軽
減も図れる。
リーフバルブが重なりながら撓んで発生するた
め、サブリーフバルブはメインリーフバルブを
多層にした構造と同じ働きをなし、これにより
わざわざメインリーフバルブの枚数を多くする
必要がなくなり部品点数を小さくし、重量の軽
減も図れる。
シート面には打刻オリフイスがなく、サブリ
ーフバルブの剛性だけで低速域減衰力が制御で
きるため、減衰力のバラツキは少なく、この影
響で高速域の減衰力変動も大幅に改善すること
ができる。
ーフバルブの剛性だけで低速域減衰力が制御で
きるため、減衰力のバラツキは少なく、この影
響で高速域の減衰力変動も大幅に改善すること
ができる。
第1図は従来のシヨツクアブソーバの減衰力発
生装置の半断面図、第2図及び第3図は最近考え
られているシヨツクアブソーバの減衰力発生装置
の半断面図、第4図は本考案のシヨツクアブソー
バの減衰力発生装置の一実施例を示す半断面図、
第5図乃至第7図はいずれも本考案の他の実施例
を示す部分半断面図である。 1……シリンダ、2……隔壁部材たるピスト
ン、3……ピストンロツド、4,5……油室、
6,7……通孔、9……ノンリターンバルブ、1
7……隔壁部材たるベースバルブボデイ、18,
19……通孔、20……タンク室、22……ノン
リターンバルブ、38,41……サブリーフバル
ブ、39,42……メインリーフバルブ、40,
34……ワツシヤ。
生装置の半断面図、第2図及び第3図は最近考え
られているシヨツクアブソーバの減衰力発生装置
の半断面図、第4図は本考案のシヨツクアブソー
バの減衰力発生装置の一実施例を示す半断面図、
第5図乃至第7図はいずれも本考案の他の実施例
を示す部分半断面図である。 1……シリンダ、2……隔壁部材たるピスト
ン、3……ピストンロツド、4,5……油室、
6,7……通孔、9……ノンリターンバルブ、1
7……隔壁部材たるベースバルブボデイ、18,
19……通孔、20……タンク室、22……ノン
リターンバルブ、38,41……サブリーフバル
ブ、39,42……メインリーフバルブ、40,
34……ワツシヤ。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) シリンダ内に隔壁部材を設け、当該隔壁部材
に油室と油室、油室とタンク室の如く二つの液
室を通じさせる伸側あるいは圧側の専用通孔を
設けると共にこの専用通孔の出口側に一つのシ
ート面を形成し、当該シート面にサブリーフバ
ルブを前記通孔を閉塞するように当接させ、更
にサブリーフバルブの背面基端側に小さい外径
のワツシヤを介在させ、ワツシヤの背面側には
ワツシヤの厚さ分の間隙を設けながらサブリー
フバルブに対向するメインリーフバルブを配設
させ、低速域ではピストン速度が所定の値に達
したとき初めて他方の液室から通孔を通つた作
動油がサブリーフバルブのみをワツシヤを支持
点として撓ませて開かせながら一方の液室へ流
れ、更に中速域ではサブリーフバルブとメイン
リーフバルブとが重なつて撓みながら開くよう
にしたことを特徴とするシヨツクアブソーバの
減衰力発生装置。 (2) 通孔を隔壁部材たるピストンとベースバルブ
ボデイに設けた実用新案登録請求の範囲第1項
記載のシヨツクアブソーバの減衰力発生装置。 (3) サブリーフバルブとメインリーフバルブの内
周部を固定し、サブリーフバルブの支持径をワ
ツシヤの外径とした実用新案登録請求の範囲第
1項記載のシヨツクアブソーバの減衰力発生装
置。 (4) サブリーフバルブとメインリーフバルブの外
周部を固定し、サブリーフバルブの支持径をワ
ツシヤの内径とした実用新案登録請求の範囲第
1項記載のシヨツクアブソーバの減衰力発生装
置。 (5) 両側に一つのシート面を有するピストンにサ
ブリーフバルブとメインリーフバルブ間にワツ
シヤを挟持させて配設する実用新案登録請求の
範囲第1項記載のシヨツクアブソーバの減衰力
発生装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19386183U JPS60101242U (ja) | 1983-12-16 | 1983-12-16 | シヨツクアブソ−バの減衰力発生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19386183U JPS60101242U (ja) | 1983-12-16 | 1983-12-16 | シヨツクアブソ−バの減衰力発生装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60101242U JPS60101242U (ja) | 1985-07-10 |
| JPH0531302Y2 true JPH0531302Y2 (ja) | 1993-08-11 |
Family
ID=30416854
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19386183U Granted JPS60101242U (ja) | 1983-12-16 | 1983-12-16 | シヨツクアブソ−バの減衰力発生装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60101242U (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH043138Y2 (ja) * | 1984-11-13 | 1992-01-31 | ||
| JP2002206584A (ja) * | 2000-11-02 | 2002-07-26 | Kayaba Ind Co Ltd | 油圧緩衝器のバルブ構造 |
Family Cites Families (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR955332A (ja) * | 1945-12-04 | 1950-01-14 | ||
| US4076276A (en) * | 1976-07-09 | 1978-02-28 | Monroe Auto Equipment Company | Base valve for independent wheel suspension strut |
| JPS55107141A (en) * | 1979-01-31 | 1980-08-16 | Kayaba Ind Co Ltd | Damping force generator for hydraulic shock absorber |
| JPS6114673Y2 (ja) * | 1980-07-11 | 1986-05-08 | ||
| JPS5824658U (ja) * | 1981-08-11 | 1983-02-16 | パロマ工業株式会社 | 熱交換器 |
| JPS58122043U (ja) * | 1982-02-12 | 1983-08-19 | トキコ株式会社 | 油圧緩衝器 |
| JPS6099341U (ja) * | 1983-12-14 | 1985-07-06 | 株式会社 昭和製作所 | 油圧緩衝器のバルブ構造 |
-
1983
- 1983-12-16 JP JP19386183U patent/JPS60101242U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS60101242U (ja) | 1985-07-10 |
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