JPH0531347A - 真空容器の排気口構造 - Google Patents

真空容器の排気口構造

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JPH0531347A
JPH0531347A JP16102291A JP16102291A JPH0531347A JP H0531347 A JPH0531347 A JP H0531347A JP 16102291 A JP16102291 A JP 16102291A JP 16102291 A JP16102291 A JP 16102291A JP H0531347 A JPH0531347 A JP H0531347A
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container
vacuum
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Satoru Kagatsume
哲 加賀爪
Takashi Tozawa
孝 戸澤
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 排気口の構造を層流が生ずるような形状にし
た真空容器の排気口構造を提供する。 【構成】 真空容器16の底部に排気口30を形成する
と共に、この排気口30の口径を排気方向に沿って順次
縮径させてロート状に形成し、ここを通過して排気され
る気体を層流状態に維持する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、真空容器の排気口構造
に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、例えば半導体製品を製造する場
合には、その製造過程における各処理プロセスにおいて
各種の真空容器、例えば成膜処理等を行なう、処理容
器、或いはこれらの処理容器等の前段に配置されるロー
ドロック室等が存在する。ところで半導体製造において
は、いかにして歩留まりを向上させるかが大きな問題と
なっているが、その対策の一つとして、不良品発生の原
因となるパーティクルが各種の処理プロセスにおいて介
在することを極力避けるようになされている。例えば、
上記ロードロック室を例にとれば、この真空容器の従来
の排気口の構造は、図4に示すように直方体状の開口部
に比較的管径の大きなメイン排気管6をフランジ8等に
より直接取付けていた。そして、このメイン排気管6
に、これよりも管径が小さくて有効断面積を絞ったバイ
パス排気管10を並列に設け、真空容器2内を真空ポン
プ12で真空引きするように構成されている。また、こ
の真空容器2内には、図示しないアーム等により支持さ
れて半導体ウエハ14を収容し得るように構成されてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、真空容器を
真空引きする場合に、過度に気体の流速が速いと容器内
のパーティクルを巻き上げてしまい、これが半導体ウエ
ハ表面に付着して不良の原因となるので、容器2内を大
気圧から粗引きするときには有効断面積を絞ったバイパ
ス排気管10を用いることにより排気速度を落として真
空引きし、これにより気体流速を落としていた。そし
て、容器2内の圧力がある程度まで低下したならば上記
バイパス排気管8から有効判断面積の大きなメイン排気
管6に切り替えて真空引きしていた。しかしながら、上
述したようなスローな真空引きにあっては、所定の真空
度に達するまでに比較的長い時間を要し、半導体製造の
スループットを低下させてしまうという改善点を有して
いた。
【0004】また、上記容器底部4へのメイン排気管6
の取付け構造は、底部4に設けた孔に直接フランジ8等
によって取付けるように構成されているので、容器2内
の底部4に向って流れてくる気体の一部が図示例のよう
に角部にて乱流を起こしてしまい、この結果、パーティ
クルを巻き上げてしまうという改善点もあった。本発明
は、以上のような問題点に着目し、これを有効に解決す
べく創案されたものである。本発明の目的は、排気口の
構造を層流が生ずるような形状にした真空容器の排気口
構造を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記した問題
点を解決するために、真空容器内の気体を排出する排気
口の構造において、前記排気口の口径を排気方向に沿っ
て順次縮径させてロート状に形成するように構成したも
のである。
【0006】
【作用】本発明は、以上のように構成したので、真空容
器内の気体が排気口から排出する際に、ロート状にその
開口面積が順次縮径されているので気体は層流となって
排出されることになり、乱流が発生せず、パーティクル
の巻き上げも生ずることがない。
【0007】
【実施例】以下に、本発明に係る排気口構造の一実施例
を添付図面に基づいて詳述する。図1及び図2に示すよ
うに、本実施例においては真空容器としてロードロック
室を例にとって説明する。このロードロック室16は、
例えばステンレススチール等によりほぼ直方体状に形成
されており、このロードロック室16の一側には、大気
側に通じるゲートバルブ18が設けられると共に、他側
には、半導体ウエハを処理するための真空処理容器20
がゲートバルブ22を介して連通可能に接続されてい
る。そして、このロードロック室16内には、搬送体と
しての半導体ウエハ24を搬送するためのロボットアー
ムのごとき搬送機26が収容されており、この搬送機2
6のアーム28を屈伸させることにより上記処理容器2
0内を大気開放することなく上記半導体ウエハ24の取
り入れ、取出しを行い得るように構成されている。
【0008】そして、このロードロック室16の底部の
ほぼ全域にわたって排気口30が形成される。尚、図2
においては、図面の複雑化を防ぐために上記搬送機26
を省略したロードロック室16の斜視図を示している。
この排気口30を区画形成する区画壁30aは、例えば
ステンレススチールなどにより構成されており、この口
径を上部から下方、すなわち排気方向に向けて順次縮径
して成形することにより、排気口30をロート状に形成
している。そして、上記ロードロック室16の底部に接
続される、排気口30の前段開口部32は、排気の有効
断面積を大きくするために、容器底部の4辺に接する程
の大きな面積を有しており、この前段開口部32には、
例えばステンレススチール板などに多数の通気孔34a
を形成することにより一定の開口率をもった、バッフル
板34が設けられており、この下方にて真空排気時に乱
流が生じてもパーティクルの巻き上げが上方に移行する
ことを阻止し得るように構成されている。このバッフル
板34の開口率は、真空引き時に乱流が生じないよう
に、真空容器の容量と排気速度によって決定されるが、
例えば好ましくは50%以下に設定する。
【0009】また、この排気口30の他端部の縮径され
た後段開口部36には、通常の排気管38が接続されて
おり、図示しない真空ポンプにより、上記真空容器16
内を真空引きし得るように構成されている。そして、上
記バッフル板34の下方、すなわち排気方向側の排気口
30内には、前記搬送機26の駆動源、例えばモータ4
0が、上記区画壁30aの内側に複数のモータ支持脚4
2を介して取付け固定されている。そして、このモータ
40の駆動軸40aは、上記バッフル板34の中心部を
上方へ貫通しており、これに上記アーム28を取付けて
いる。このモータ40に電力を供給するモータ線44
は、上記区画壁30aにシール部材46を介して貫通さ
せて設けた水冷パイプ48と図3に示すように被覆50
により一体的に被われており、上記モータ線44を伝わ
るモータの伝導熱を効率的に系外へ排除し得るように構
成されている。
【0010】次に、以上のように構成された本実施例の
動作について説明する。まず、このロードロック室16
内に半導体ウエハ24を収容する場合には、この側部に
設けたゲートバルブ18を開き、搬送機26のアーム2
8を使用して大気圧のクリーンルーム側から半導体ウエ
ハ24を内部に取り込み、このゲートバルブ18を閉じ
て室内を密閉状態にする。
【0011】次いで、図示しない真空ポンプを駆動する
ことによりロードロック室16内を所定の圧力まで真空
引きする。この際、室内の気体は、排気口30の前段開
口部32に設けたバッフル板34の通気孔34aを通過
して排気口30に流れ込み、この中を後段開口部36に
向けて流下して行く。ここでこの排気口30は、前段開
口部32の開口面積を大きくして容器に対する有効断面
積を大きく設定してあるので、排気速度が同じ場合には
排気気体の流速を相対的に低下させることができ、この
流速を乱流が発生するレイノルズ数以下にすることがで
きる。しかも、排気口30は、その排気方向に沿ってロ
ート状に形成されているので、取付け箇所における角部
がなくなり、排気気体は上記ロート形状に沿って円滑に
層流状態となって流れ、乱流の発生が一層抑制される。
従って、乱流に起因するパーティクルの巻き上げが発生
することを阻止することができる。このことは、排気速
度を上げても乱流が発生しないことを意味し、従って、
真空引きに要する時間を短くすることが可能となる。
【0012】また、排気流速が速くなって乱流が生じて
パーティクルの巻き上げが発生した場合には、この乱流
は排気口30の前段開口部32に設けたバッフル板34
の作用により、バッフル板34を通過してその上方へ行
くことが阻止され、結果的に巻き上げられたパーティク
ルが半導体ウエハ24に付着することはない。また、比
較的パーティクルを発生しやすい駆動源、すなわちモー
タ40は、上記バッフル板34の下方に設けてあるの
で、これより発生したパーティクルが、前記したバッフ
ル板34の作用により半導体ウエハ24側に流入するこ
とが防止され、また、発生したパーティクルはこの近傍
を流れる層流に乗ってそのまま排気管38へと排気され
ていくことになる。
【0013】そして、搬送機26のモータ40にて発生
したジュール熱は、真空雰囲気中なので対流による熱放
散は期待できないが、熱源であるモータコイルに直接接
続されて比較的熱伝導性の良好なモータ線44を水冷パ
イプ48と一体的に結合したので、モータ40は効果的
に冷却されることになり、従って、モータに熱がこもっ
てこれが破損したりすることを未然に防止することがで
きる。特に、本実施例を真空ベーキング装置へ適用した
場合には、モータは熱的に苛酷な条件に曝されるので、
モータの焼損、破損を確実の防止することができる。こ
のようにして、ロードロック室16内の真空引きが完了
したならば、ゲートバルブ22を開いて半導体ウエハ2
4を真空処理容器20内へ搬入することになる。尚、上
記実施例にあっては、ロードロック室16の矩形状の底
部に断面円形の排気口30を設けたが、これに限定され
ず、排気口の入口側を矩形状にして底部全体から真空排
気するように構成してもよい。この場合には、パーティ
クル等のゴミの溜まる場所が完全になくなるので、パー
ティクルの発生を一層抑制することが可能となる。
【0014】また、上記実施例をロードロック室でな
く、他の真空容器、例えば反応容器へも適用することが
可能である。この場合には、バッフル板により排気のコ
ンダクタンスが大きくなるので、大気からの真空引き
は、本実施例の構造による排気口を用い、反応ガスを引
く真空排気口を別に設けるようにしてもよい。更に、本
実施例にあっては、ロードロック室に適用した場合につ
いて説明しので、搬送機26が設けられているが、これ
を設けなくても、或いは、この搬送機26とバッフル板
34を設けなくても、単に排気口30をロート状に形成
してもよい。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば次
のような優れた作用効果を発揮することができる。真空
容器からの排気気体を層流状態に維持できるので、乱流
に起因するパーティクルの巻き上がりを防止することが
できる。また、排気速度を向上させることができるの
で、真空引き操作時間の短縮化を図るこたができ、結果
的にスループットを向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る真空容器の排気口構造を示す断面
図である。
【図2】図1に示す排気口構造を示す斜視図である。
【図3】排気口に設けた搬送機のモータ線の冷却構造を
示す図である。
【図4】従来の真空容器の排気口構造を示す構成図であ
る。
【符号の説明】
16 ロードロック室(真空容器) 20 真空処理容器 24 半導体ウエハ(搬送体) 26 搬送機 30 排気口 32 前段開口部 34 バッフル板 34a 通気孔 36 後段開口部 40 モータ(駆動源) 44 モータ線 48 水冷パイプ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 真空容器内の気体を排出する排気口の構
    造において、前記排気口の口径を排気方向に沿って順次
    縮径させてロート状に形成するように構成したことを特
    徴とする真空容器の排気口構造。
  2. 【請求項2】 前記排気口に、前記排気口側から前記真
    空容器内側へのパーティクルの巻き上げを防止するため
    のバッフル板を設けるように構成したことを特徴とする
    請求項1記載の排気口構造。
  3. 【請求項3】 前記バッフル板より排気方向側の前記排
    気口内に、前記真空容器内に搬送体を搬出入させる搬送
    機の駆動源を収容するように構成したことを特徴とする
    請求項2記載の排気口構造。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6991701B2 (en) 1994-04-20 2006-01-31 Tokyo Electron Limited Plasma treatment method and apparatus
JP2008041719A (ja) * 2006-08-01 2008-02-21 Tokyo Electron Ltd 中間搬送室、基板処理システム、及び当該中間搬送室の排気方法
US8113757B2 (en) 2006-08-01 2012-02-14 Tokyo Electron Limited Intermediate transfer chamber, substrate processing system, and exhaust method for the intermediate transfer chamber
JP2012235074A (ja) * 2011-05-09 2012-11-29 Sumco Corp バレル型気相成長装置

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