JPH05314981A - アルカリ蓄電池およびその製造法 - Google Patents
アルカリ蓄電池およびその製造法Info
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- JPH05314981A JPH05314981A JP4113425A JP11342592A JPH05314981A JP H05314981 A JPH05314981 A JP H05314981A JP 4113425 A JP4113425 A JP 4113425A JP 11342592 A JP11342592 A JP 11342592A JP H05314981 A JPH05314981 A JP H05314981A
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- H01M—PROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
- H01M4/00—Electrodes
- H01M4/02—Electrodes composed of, or comprising, active material
- H01M4/24—Electrodes for alkaline accumulators
- H01M4/32—Nickel oxide or hydroxide electrodes
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- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
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- Y02E60/10—Energy storage using batteries
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- Electrochemistry (AREA)
- General Chemical & Material Sciences (AREA)
- Battery Electrode And Active Subsutance (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 アルカリ蓄電池のコストを低減し、高率放電
特性を改良する。 【構成】 正極活物質である水酸化ニッケルに導電剤と
してカーボンを、結着剤として水ガラスを用いて正極板
を作製する。 【効果】 この構成により、高価な水酸化コバルト量を
大幅に低減して低コスト化が可能となり、また従来のカ
ーボン添加正極を用いた電池に較べ大幅に高率放電特性
を改良することが可能となる。
特性を改良する。 【構成】 正極活物質である水酸化ニッケルに導電剤と
してカーボンを、結着剤として水ガラスを用いて正極板
を作製する。 【効果】 この構成により、高価な水酸化コバルト量を
大幅に低減して低コスト化が可能となり、また従来のカ
ーボン添加正極を用いた電池に較べ大幅に高率放電特性
を改良することが可能となる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は負極に水素吸蔵合金やカ
ドミウム、正極活物質に水酸化ニッケルを用い、安価で
高率放電特性に優れたアルカリ蓄電池およびその製造法
に関する。
ドミウム、正極活物質に水酸化ニッケルを用い、安価で
高率放電特性に優れたアルカリ蓄電池およびその製造法
に関する。
【0002】
【従来の技術】負極に水素吸蔵合金やカドミウム、正極
活物質に水酸化ニッケルを用いるアルカリ蓄電池は、高
率放電に優れた電池として良く知られている。負極の水
素吸蔵合金やカドミウムは、放電時の導電性が良好な物
質である。一方、正極では、充電により生成するオキシ
水酸化ニッケルの導電性は良好であるが、放電生成物で
ある水酸化ニッケルは導電性が悪い。そこで正極中の水
酸化ニッケル粒子から集電体であるニッケル基板、特に
良く使用されている発泡ニッケルまでの導電性を良くす
るために、正極合剤中に水酸化コバルトが添加される。
水酸化コバルトは充電時に導電性の良好なオキシ水酸化
コバルトになり、水酸化ニッケル粒子とニッケル集電体
の間の導電性を改善し、高率放電が可能となっていた。
しかしコバルト化合物を用いることによる高コスト化
と、一層の高率放電特性の改良が課題となっていた。そ
こで、正極合剤中に黒鉛などのカーボンを添加し、カル
ボキシメチルセルロースを結着剤として水性ペーストに
して、これより正極板を作ることが試みられたが、高率
放電特性の改良にはいたらなかった。
活物質に水酸化ニッケルを用いるアルカリ蓄電池は、高
率放電に優れた電池として良く知られている。負極の水
素吸蔵合金やカドミウムは、放電時の導電性が良好な物
質である。一方、正極では、充電により生成するオキシ
水酸化ニッケルの導電性は良好であるが、放電生成物で
ある水酸化ニッケルは導電性が悪い。そこで正極中の水
酸化ニッケル粒子から集電体であるニッケル基板、特に
良く使用されている発泡ニッケルまでの導電性を良くす
るために、正極合剤中に水酸化コバルトが添加される。
水酸化コバルトは充電時に導電性の良好なオキシ水酸化
コバルトになり、水酸化ニッケル粒子とニッケル集電体
の間の導電性を改善し、高率放電が可能となっていた。
しかしコバルト化合物を用いることによる高コスト化
と、一層の高率放電特性の改良が課題となっていた。そ
こで、正極合剤中に黒鉛などのカーボンを添加し、カル
ボキシメチルセルロースを結着剤として水性ペーストに
して、これより正極板を作ることが試みられたが、高率
放電特性の改良にはいたらなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような従
来のカルボキシメチルセルロースを結着剤として水性ペ
ーストでは、カーボンの分散が良く、活物質である水酸
化ニッケルの回りにうまく配置されている。しかしなが
ら、カルボキシメチルセルロースがアルカリ電解液に徐
々に溶解し、分解するため、折角うまく分散配置された
カーボンが活物質の回りから遊離し、脱落するので、活
物質に導電性を付与できなくなるという問題があった。
来のカルボキシメチルセルロースを結着剤として水性ペ
ーストでは、カーボンの分散が良く、活物質である水酸
化ニッケルの回りにうまく配置されている。しかしなが
ら、カルボキシメチルセルロースがアルカリ電解液に徐
々に溶解し、分解するため、折角うまく分散配置された
カーボンが活物質の回りから遊離し、脱落するので、活
物質に導電性を付与できなくなるという問題があった。
【0004】本発明はこのような課題を解決するもの
で、正極活物質の水性ペーストを改良し、アルカリ蓄電
池の低コスト化とともに、高率放電特性の改良を図るこ
とを目的とするものである。
で、正極活物質の水性ペーストを改良し、アルカリ蓄電
池の低コスト化とともに、高率放電特性の改良を図るこ
とを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明は、水素吸蔵合金やカドミウムなど可逆性を有
する負極、水酸化ニッケルよりなる正極、電解質にアル
カリ水溶液を用いたアルカリ蓄電池において、正極に導
電剤としてのカーボン、結着剤としての水ガラスを用い
たことを特徴とする。
に本発明は、水素吸蔵合金やカドミウムなど可逆性を有
する負極、水酸化ニッケルよりなる正極、電解質にアル
カリ水溶液を用いたアルカリ蓄電池において、正極に導
電剤としてのカーボン、結着剤としての水ガラスを用い
たことを特徴とする。
【0006】また正極の作り方として、予め導電剤とし
てのカーボンと結着剤としての水ガラスを水を用いてペ
ーストにし、これに水酸化ニッケルを加え混合した水性
ペーストを充填乾燥して正極を作製するようにしたもの
である。
てのカーボンと結着剤としての水ガラスを水を用いてペ
ーストにし、これに水酸化ニッケルを加え混合した水性
ペーストを充填乾燥して正極を作製するようにしたもの
である。
【0007】
【作用】従来のアルカリ蓄電池用正極合剤は、例えば水
酸化ニッケル100g,金属コバルト8g,水酸化コバ
ルト6g,酸化亜鉛3gからなっており、28.9Ah
/117gつまり0.247Ah/gの理論電気容量と
なる。金属コバルトは負極を正極に較べて余分に充電さ
れた状態すなわち正極容量規制の電池とするために添加
されている。水酸化コバルトは、電池の高率放電特性を
良くするために、酸化亜鉛は水酸化ニッケルのガンマー
水酸化ニッケルへの構造変化を抑制して長寿命化を図る
ために添加されている。
酸化ニッケル100g,金属コバルト8g,水酸化コバ
ルト6g,酸化亜鉛3gからなっており、28.9Ah
/117gつまり0.247Ah/gの理論電気容量と
なる。金属コバルトは負極を正極に較べて余分に充電さ
れた状態すなわち正極容量規制の電池とするために添加
されている。水酸化コバルトは、電池の高率放電特性を
良くするために、酸化亜鉛は水酸化ニッケルのガンマー
水酸化ニッケルへの構造変化を抑制して長寿命化を図る
ために添加されている。
【0008】本発明では、水酸化コバルトの量を減少し
つつ、高率放電特性を改良するために、正極に導電剤と
してカーボン、結着剤として水ガラスを用いている。
つつ、高率放電特性を改良するために、正極に導電剤と
してカーボン、結着剤として水ガラスを用いている。
【0009】水ガラスを結着剤とし、水を使用したペー
ストでもカーボンは良く分散し、これに水酸化ニッケル
を加えたペーストをニッケル集電体に充填し乾燥するこ
とにより、活物質の周囲にカーボンは強固に固着され
る。しかも一旦乾燥した結着剤は、アルカリ電解液に対
しても安定であるためカーボンは遊離することはなく、
十分な導電性を活物質に付与するため、正極中の水酸化
コバルト量を削減でき、低コスト化とともに高率放電特
性を改良できる。
ストでもカーボンは良く分散し、これに水酸化ニッケル
を加えたペーストをニッケル集電体に充填し乾燥するこ
とにより、活物質の周囲にカーボンは強固に固着され
る。しかも一旦乾燥した結着剤は、アルカリ電解液に対
しても安定であるためカーボンは遊離することはなく、
十分な導電性を活物質に付与するため、正極中の水酸化
コバルト量を削減でき、低コスト化とともに高率放電特
性を改良できる。
【0010】また本発明では上記物質を用いて正極を作
る際には、予め導電剤としてのカーボンと結着剤として
の水ガラスを水を用いてペーストにし、これに水酸化ニ
ッケルを加え混合した水性ペーストを充填乾燥して正極
を作る。
る際には、予め導電剤としてのカーボンと結着剤として
の水ガラスを水を用いてペーストにし、これに水酸化ニ
ッケルを加え混合した水性ペーストを充填乾燥して正極
を作る。
【0011】水酸化ニッケル,導電剤としてのカーボン
に結着剤としての水ガラスを添加した後、水を使用して
一度に水性ペーストとし、これを充填乾燥して正極を作
るのは好ましくない。この方法で作った正極を用いた電
池では、高率放電特性の改善の程度が小さくなるからで
ある。活物質である水酸化ニッケル表面の一部が水ガラ
スの成分である珪酸ナトリウムにより覆われるためと考
えられる。
に結着剤としての水ガラスを添加した後、水を使用して
一度に水性ペーストとし、これを充填乾燥して正極を作
るのは好ましくない。この方法で作った正極を用いた電
池では、高率放電特性の改善の程度が小さくなるからで
ある。活物質である水酸化ニッケル表面の一部が水ガラ
スの成分である珪酸ナトリウムにより覆われるためと考
えられる。
【0012】一方、本発明の予め導電剤としてのカーボ
ンと結着剤としての水ガラスを水を用いてペーストに
し、これに水酸化ニッケルを加え混合する方法では、結
着剤と活物質との作用がある程度小さくなり良好な高率
放電特性が得られると考えられる。
ンと結着剤としての水ガラスを水を用いてペーストに
し、これに水酸化ニッケルを加え混合する方法では、結
着剤と活物質との作用がある程度小さくなり良好な高率
放電特性が得られると考えられる。
【0013】
【実施例】以下に本発明の一実施例のニッケル−水素電
池を図面を参照しながら説明する。
池を図面を参照しながら説明する。
【0014】正極の作成は、導電剤としての人造黒鉛
0.4gに結着剤としての水ガラスをその固形分である
珪酸ナトリウムが0.4gになるように加え、さらに水
を加えペーストを作った。これとは別に水酸化ニッケル
と金属コバルト,水酸化コバルト,酸化亜鉛を重量比で
100:8:2:3に秤量した粉末を良く混合した。混
合粉末20gを先のペーストに加えて混練したのち、横
60mm縦81mm重量3.1gの発泡ニッケル中に、
このペーストを充填し45℃で乾燥後、厚み1.74m
mに圧縮し正極板とした。正極板の角にリードとしての
ニッケル板をスポット溶接した。このときの正極板1枚
の水酸化ニッケル量は17.7gで理論容量は5.11
Ahである。試験用電池にはこの正極板を5枚用いた。
0.4gに結着剤としての水ガラスをその固形分である
珪酸ナトリウムが0.4gになるように加え、さらに水
を加えペーストを作った。これとは別に水酸化ニッケル
と金属コバルト,水酸化コバルト,酸化亜鉛を重量比で
100:8:2:3に秤量した粉末を良く混合した。混
合粉末20gを先のペーストに加えて混練したのち、横
60mm縦81mm重量3.1gの発泡ニッケル中に、
このペーストを充填し45℃で乾燥後、厚み1.74m
mに圧縮し正極板とした。正極板の角にリードとしての
ニッケル板をスポット溶接した。このときの正極板1枚
の水酸化ニッケル量は17.7gで理論容量は5.11
Ahである。試験用電池にはこの正極板を5枚用いた。
【0015】負極の水素吸蔵合金としてAB5合金であ
るランタン含量10%のミッシュメタル(Mm)を含む
合金MmNi3.55Mn0.4Al0.3Co0.75を使用した。
この合金19.4gに水を加えてペーストとした。横6
0mm縦81mm重量3.1gの発泡ニッケル中に、こ
のペーストを充填し乾燥後、厚み1.20mmに圧縮し
負極板とした。負極板の角にリードとしてのニッケル板
をスポット溶接した。この負極板1枚の理論放電容量は
5.63Ahである。試験用電池にはこの負極板を6枚
用いた。
るランタン含量10%のミッシュメタル(Mm)を含む
合金MmNi3.55Mn0.4Al0.3Co0.75を使用した。
この合金19.4gに水を加えてペーストとした。横6
0mm縦81mm重量3.1gの発泡ニッケル中に、こ
のペーストを充填し乾燥後、厚み1.20mmに圧縮し
負極板とした。負極板の角にリードとしてのニッケル板
をスポット溶接した。この負極板1枚の理論放電容量は
5.63Ahである。試験用電池にはこの負極板を6枚
用いた。
【0016】本実施例の電池はスルフォン化処理を行っ
たポリプロピレン不織布セパレータを介して、負極,正
極の順に外側に負極がくるように配置した。負極リード
をニッケル製負極端子に、正極リードをニッケル製正極
端子にスポット溶接した。これらの極板郡を厚み3mm
のアクリロニトリルースチレン樹脂からなる内寸で縦1
08mm,横69mm,幅18mmのケースに入れた。
比重1.3の水酸化カリウム水溶液を電解質として54
cc加えた。
たポリプロピレン不織布セパレータを介して、負極,正
極の順に外側に負極がくるように配置した。負極リード
をニッケル製負極端子に、正極リードをニッケル製正極
端子にスポット溶接した。これらの極板郡を厚み3mm
のアクリロニトリルースチレン樹脂からなる内寸で縦1
08mm,横69mm,幅18mmのケースに入れた。
比重1.3の水酸化カリウム水溶液を電解質として54
cc加えた。
【0017】2気圧で作動する安全弁を取り付けたアク
リロニトリルースチレン樹脂からなる封口板をケースに
エポキシ樹脂で接着した。その後正極端子,負極端子を
封口板にオーリングを介して圧接固定し、密閉電池とし
た。この本実施例の電池を電池Aとする。
リロニトリルースチレン樹脂からなる封口板をケースに
エポキシ樹脂で接着した。その後正極端子,負極端子を
封口板にオーリングを介して圧接固定し、密閉電池とし
た。この本実施例の電池を電池Aとする。
【0018】別に、従来例の電池として、水酸化ニッケ
ルと金属コバルト,水酸化コバルト,酸化亜鉛,金属コ
バルトを重量比100:8:6:3に秤量した粉末を良
く混合した後、混合粉末20gに水を添加しペースト状
にした。本実施例の電池Aと同様に横60mm縦81m
m重量3.1gの発泡ニッケル中に、このペーストを充
填し乾燥後、厚み1.74mmに圧縮し正極板とした。
正極板の角にリードとしてのニッケル板をスポット溶接
した。このとき正極板1枚の理論容量は4.94Ahで
ある。同様に電池にはこの正極板を5枚用いた。また負
極には上記の本実施例の電池5と同じ極板を用いた。以
後本実施例の電池Aと同様に活物質保持体に充填し、同
じように電池を構成した。この従来例の電池を電池Bと
する。
ルと金属コバルト,水酸化コバルト,酸化亜鉛,金属コ
バルトを重量比100:8:6:3に秤量した粉末を良
く混合した後、混合粉末20gに水を添加しペースト状
にした。本実施例の電池Aと同様に横60mm縦81m
m重量3.1gの発泡ニッケル中に、このペーストを充
填し乾燥後、厚み1.74mmに圧縮し正極板とした。
正極板の角にリードとしてのニッケル板をスポット溶接
した。このとき正極板1枚の理論容量は4.94Ahで
ある。同様に電池にはこの正極板を5枚用いた。また負
極には上記の本実施例の電池5と同じ極板を用いた。以
後本実施例の電池Aと同様に活物質保持体に充填し、同
じように電池を構成した。この従来例の電池を電池Bと
する。
【0019】また従来例の電池として正極の水酸化ニッ
ケルと金属コバルト,水酸化コバルト,酸化亜鉛の重量
比は本実施例の電池Aと同じで、この混合粉20gを、
予め同量の0.4gの人造黒鉛と0.4gの結着剤とし
てのカルボキシメチルセルロースに水を加えて作製した
ペースト中に加え、本実施例の電池Aと同様に正極板を
作り、また同じ負極板を用いて作った電池を電池Cとす
る。正極板1枚当りの理論容量は5.11Ahである。
ケルと金属コバルト,水酸化コバルト,酸化亜鉛の重量
比は本実施例の電池Aと同じで、この混合粉20gを、
予め同量の0.4gの人造黒鉛と0.4gの結着剤とし
てのカルボキシメチルセルロースに水を加えて作製した
ペースト中に加え、本実施例の電池Aと同様に正極板を
作り、また同じ負極板を用いて作った電池を電池Cとす
る。正極板1枚当りの理論容量は5.11Ahである。
【0020】さらに比較例として正極の水酸化ニッケル
と金属コバルト,水酸化コバルト,酸化亜鉛の重量比は
本実施例の電池Aと同じでこの混合粉20gに、0.4
gの人造黒鉛,結着剤としての水ガラスをその固形分で
ある珪酸ナトリウムが0.4gになるように加え、水を
加えて一度にペーストにした。このペーストを用い、電
池Aと同様にして正極と電池を構成した。この比較例の
電池をDとする。正極板1枚当りの理論容量は5.11
Ahである。
と金属コバルト,水酸化コバルト,酸化亜鉛の重量比は
本実施例の電池Aと同じでこの混合粉20gに、0.4
gの人造黒鉛,結着剤としての水ガラスをその固形分で
ある珪酸ナトリウムが0.4gになるように加え、水を
加えて一度にペーストにした。このペーストを用い、電
池Aと同様にして正極と電池を構成した。この比較例の
電池をDとする。正極板1枚当りの理論容量は5.11
Ahである。
【0021】これらの電池を封口後、10時間率で15
時間充電し、2時間率で電圧が1.0Vになるまで放電
する初期充放電を5サイクル行った。その後20℃で2
時間率で3時間充電し、同じ率で端子間電圧が1Vにな
るまで放電する充放電サイクルを繰り返した。
時間充電し、2時間率で電圧が1.0Vになるまで放電
する初期充放電を5サイクル行った。その後20℃で2
時間率で3時間充電し、同じ率で端子間電圧が1Vにな
るまで放電する充放電サイクルを繰り返した。
【0022】電池はA,C,Dの電池で12.8A,B
で12.4Aであった。(表1)に上記の各電池の正極
利用率を、図1に放電曲線を示す。
で12.4Aであった。(表1)に上記の各電池の正極
利用率を、図1に放電曲線を示す。
【0023】
【表1】
【0024】この結果より、本実施例の電池Aは従来例
の電池Bに較べ、高価な水酸化コバルトの使用量を大き
く減らしても同様な高率放電特性が得られることがわか
る。図1に示すように電池Aの方が電池Bに較べ放電容
量が大きくなるのは、電池Aの方が同じ重量の正極合剤
でも活物質の重量比率を大きくできるからである。
の電池Bに較べ、高価な水酸化コバルトの使用量を大き
く減らしても同様な高率放電特性が得られることがわか
る。図1に示すように電池Aの方が電池Bに較べ放電容
量が大きくなるのは、電池Aの方が同じ重量の正極合剤
でも活物質の重量比率を大きくできるからである。
【0025】また、従来のカーボンとカルボキシメチル
セルロースを使ったペーストにより構成した正極を用い
た電池Cでは、高率放電で放電特性は悪いことがわか
る。
セルロースを使ったペーストにより構成した正極を用い
た電池Cでは、高率放電で放電特性は悪いことがわか
る。
【0026】さらに比較例Dとの比較より、本発明の製
造法つまり予めペーストを作成しこれに活物質を加える
方法の方が、作用の項で述べた理由により良好な高率放
電特性を得られることがわかる。
造法つまり予めペーストを作成しこれに活物質を加える
方法の方が、作用の項で述べた理由により良好な高率放
電特性を得られることがわかる。
【0027】なお、本実施例では正極中に添加する導電
剤カーボンとしては、人造黒鉛以外にアセチレンブラッ
クが有効であった。添加量としては、水酸化ニッケル1
00重量部に対して1.5から10重量部が適切であ
り、これ以下であると高率放電特性が低下し、以上であ
ると高率放電には何等支障はないが重量当りの正極活物
質の充填容量の低下が大になる。また、このときに加え
る結着剤の重量としてはカーボンの量に比例し1.5か
ら10重量部が適切であった。
剤カーボンとしては、人造黒鉛以外にアセチレンブラッ
クが有効であった。添加量としては、水酸化ニッケル1
00重量部に対して1.5から10重量部が適切であ
り、これ以下であると高率放電特性が低下し、以上であ
ると高率放電には何等支障はないが重量当りの正極活物
質の充填容量の低下が大になる。また、このときに加え
る結着剤の重量としてはカーボンの量に比例し1.5か
ら10重量部が適切であった。
【0028】結着剤としての水ガラスの種類は、水ガラ
ス1号も2号も良好であった。なお、本実施例では負極
として水素吸蔵合金を用いた例について説明したが、ガ
ミウムや亜鉛を用いても同様の効果が得られる。
ス1号も2号も良好であった。なお、本実施例では負極
として水素吸蔵合金を用いた例について説明したが、ガ
ミウムや亜鉛を用いても同様の効果が得られる。
【0029】
【発明の効果】以上の実施例の説明から明らかなように
本発明によれば、水酸化ニッケルを活物質とした正極に
導電剤としてのカーボン,結着剤として水ガラスを使用
して構成したアルカリ蓄電池では、水酸化コバルト量を
大幅に減量でき低コスト化を図れるとともに高率放電特
性が良好になる。
本発明によれば、水酸化ニッケルを活物質とした正極に
導電剤としてのカーボン,結着剤として水ガラスを使用
して構成したアルカリ蓄電池では、水酸化コバルト量を
大幅に減量でき低コスト化を図れるとともに高率放電特
性が良好になる。
【図1】本実施例の電池A、従来の電池B,Cおよび比
較例の電池Dの放電特性を示す図
較例の電池Dの放電特性を示す図
A 本発明の電池 B 従来例の電池 C 従来例の電池 D 比較例の電池
フロントページの続き (72)発明者 児守 克典 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 豊口 吉徳 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内
Claims (2)
- 【請求項1】 可逆性を有する負極と、水酸化ニッケル
を主体とする正極と、アルカリ水溶液を主体とする電解
質を備え、前記正極に導電剤としてのカーボンと結着剤
として水ガラスを用いてなるアルカリ蓄電池。 - 【請求項2】 予め導電剤としてのカーボンと結着剤と
しての水ガラスを水を用いてペーストを作製し、前記ペ
ーストに水酸化ニッケルを加え混合した水性ペーストを
活物質保持体に充填乾燥して正極を作製する請求項1記
載のアルカリ蓄電池の製造法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4113425A JPH05314981A (ja) | 1992-05-06 | 1992-05-06 | アルカリ蓄電池およびその製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4113425A JPH05314981A (ja) | 1992-05-06 | 1992-05-06 | アルカリ蓄電池およびその製造法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05314981A true JPH05314981A (ja) | 1993-11-26 |
Family
ID=14611914
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4113425A Pending JPH05314981A (ja) | 1992-05-06 | 1992-05-06 | アルカリ蓄電池およびその製造法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05314981A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2007000840A1 (ja) * | 2005-06-29 | 2007-01-04 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | アルカリ蓄電池用電極合剤ペーストの製造方法 |
-
1992
- 1992-05-06 JP JP4113425A patent/JPH05314981A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2007000840A1 (ja) * | 2005-06-29 | 2007-01-04 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | アルカリ蓄電池用電極合剤ペーストの製造方法 |
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