JPH05315366A - 半導体装置 - Google Patents
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- JPH05315366A JPH05315366A JP4117339A JP11733992A JPH05315366A JP H05315366 A JPH05315366 A JP H05315366A JP 4117339 A JP4117339 A JP 4117339A JP 11733992 A JP11733992 A JP 11733992A JP H05315366 A JPH05315366 A JP H05315366A
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- semiconductor
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- H10D—INORGANIC ELECTRIC SEMICONDUCTOR DEVICES
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- H10D10/821—Vertical heterojunction BJTs
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- H10D30/47—FETs having zero-dimensional [0D], one-dimensional [1D] or two-dimensional [2D] charge carrier gas channels having two-dimensional [2D] charge carrier gas channels, e.g. nanoribbon FETs or high electron mobility transistors [HEMT]
- H10D30/471—High electron mobility transistors [HEMT] or high hole mobility transistors [HHMT]
- H10D30/475—High electron mobility transistors [HEMT] or high hole mobility transistors [HHMT] having wider bandgap layer formed on top of lower bandgap active layer, e.g. undoped barrier HEMTs such as i-AlGaN/GaN HEMTs
- H10D30/4755—High electron mobility transistors [HEMT] or high hole mobility transistors [HHMT] having wider bandgap layer formed on top of lower bandgap active layer, e.g. undoped barrier HEMTs such as i-AlGaN/GaN HEMTs having wide bandgap charge-carrier supplying layers, e.g. modulation doped HEMTs such as n-AlGaAs/GaAs HEMTs
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- H10D—INORGANIC ELECTRIC SEMICONDUCTOR DEVICES
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- H10—SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H10D—INORGANIC ELECTRIC SEMICONDUCTOR DEVICES
- H10D62/00—Semiconductor bodies, or regions thereof, of devices having potential barriers
- H10D62/80—Semiconductor bodies, or regions thereof, of devices having potential barriers characterised by the materials
- H10D62/82—Heterojunctions
Landscapes
- Bipolar Transistors (AREA)
- Junction Field-Effect Transistors (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】本発明は、ヘテロ接合界面におけるキャリア密
度、キャリア移動度を向上させて、各種のヘテロ接合デ
バイスの性能向上を実現することができる半導体装置を
提供することを目的とする。 【構成】Ge基板10上にGe層11、GaAs層1
2、AlGaAs層13が順に積層され、AlGaAs
層13上にゲート電極14がショットキー接合して形成
され、ゲート電極14を挟んで、ソース電極15及びド
レイン電極16がn+ 型高濃度ドープ領域17、18と
オーミック接合して形成されている。Ge層11とGa
As層12とのヘテロ接合界面が{001}面又は{1
11}面をなし、このGaAs層12の接合界面にAs
層が現出している。従って、このヘテロ接合界面はAs
/Ge界面となり、約6×1014cm-2のドナー型準位
が形成されるため、2次元電子が供給され、2次元電子
チャネルが形成される。
度、キャリア移動度を向上させて、各種のヘテロ接合デ
バイスの性能向上を実現することができる半導体装置を
提供することを目的とする。 【構成】Ge基板10上にGe層11、GaAs層1
2、AlGaAs層13が順に積層され、AlGaAs
層13上にゲート電極14がショットキー接合して形成
され、ゲート電極14を挟んで、ソース電極15及びド
レイン電極16がn+ 型高濃度ドープ領域17、18と
オーミック接合して形成されている。Ge層11とGa
As層12とのヘテロ接合界面が{001}面又は{1
11}面をなし、このGaAs層12の接合界面にAs
層が現出している。従って、このヘテロ接合界面はAs
/Ge界面となり、約6×1014cm-2のドナー型準位
が形成されるため、2次元電子が供給され、2次元電子
チャネルが形成される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は半導体装置に係り、特に
集積回路を初めとする各種電子回路や光通信などに用い
られるヘテロ接合をもったFET(Field Effect Trans
istor ;電界効果トランジスタ)、BT(Bipolar Tran
sistor;バイポーラトランジスタ)、又はCCD(Char
ge Coupled Device ;電荷結合素子)に関する。
集積回路を初めとする各種電子回路や光通信などに用い
られるヘテロ接合をもったFET(Field Effect Trans
istor ;電界効果トランジスタ)、BT(Bipolar Tran
sistor;バイポーラトランジスタ)、又はCCD(Char
ge Coupled Device ;電荷結合素子)に関する。
【0002】近年、計算機システムや通信システムの高
速・大容量化の要求に伴い、これら各種素子の高速化、
高性能化が求められている。
速・大容量化の要求に伴い、これら各種素子の高速化、
高性能化が求められている。
【0003】
【従来の技術】半導体デバイスの高速化のためには、キ
ャリア密度及びキャリア速度の向上が必要である。この
ため、従来においては、キャリア移動度の大きい化合物
半導体を用いたり、半導体ヘテロ接合を用いた変調ドー
プ構造を採用して不純物散乱を低減したりすることによ
り、キャリア速度の向上が図られている。
ャリア密度及びキャリア速度の向上が必要である。この
ため、従来においては、キャリア移動度の大きい化合物
半導体を用いたり、半導体ヘテロ接合を用いた変調ドー
プ構造を採用して不純物散乱を低減したりすることによ
り、キャリア速度の向上が図られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、例えば半導体
ヘテロ接合を用いた変調ドープ構造の場合、キャリア密
度はヘテロ接合界面でのバンド不連続で決まってしまう
ため、最も良く研究されているGaAs/AlGaAs
系のヘテロ接合においても、約1012cm-2程度であ
り、更にキャリア密度を向上させることが必要であっ
た。
ヘテロ接合を用いた変調ドープ構造の場合、キャリア密
度はヘテロ接合界面でのバンド不連続で決まってしまう
ため、最も良く研究されているGaAs/AlGaAs
系のヘテロ接合においても、約1012cm-2程度であ
り、更にキャリア密度を向上させることが必要であっ
た。
【0005】また、この変調ドープ構造においても、ヘ
テロ接合界面近傍にドープした不純物の位置がランダム
であるため、キャリアの感じるポテンシャルエネルギー
も一様でなくなり、従ってこのランダムなポテンシャル
によりキャリアが散乱され、キャリア移動度が低下する
という問題もあった。そこで本発明は、ヘテロ接合界面
におけるキャリア密度、キャリア移動度を向上させて、
各種のヘテロ接合デバイスの性能向上を実現することが
できる半導体装置を提供することを目的とする。
テロ接合界面近傍にドープした不純物の位置がランダム
であるため、キャリアの感じるポテンシャルエネルギー
も一様でなくなり、従ってこのランダムなポテンシャル
によりキャリアが散乱され、キャリア移動度が低下する
という問題もあった。そこで本発明は、ヘテロ接合界面
におけるキャリア密度、キャリア移動度を向上させて、
各種のヘテロ接合デバイスの性能向上を実現することが
できる半導体装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題は、 III −V
族半導体層又はII−VI 族半導体層からなる第1の半導
体層と、前記第1の半導体層と異種族間接合して形成さ
れた IV族半導体層又はII−VI 族半導体層からなる第
2の半導体層とを有し、前記第1の半導体層と前記第2
の半導体層との接合界面が、{001}面又は{11
1}面をなし、前記第1の半導体層のIII −V族半導体
層と前記第2の半導体層の IV族半導体層或いはII−V
I 族半導体層とがヘテロ接合をなし、又は前記第1の半
導体層のII−VI 族半導体層と前記第2の半導体層の I
V族半導体層とがヘテロ接合をなしており、前記ヘテロ
接合界面に、2次元キャリアが形成されていることを特
徴とする半導体装置によって達成される。
族半導体層又はII−VI 族半導体層からなる第1の半導
体層と、前記第1の半導体層と異種族間接合して形成さ
れた IV族半導体層又はII−VI 族半導体層からなる第
2の半導体層とを有し、前記第1の半導体層と前記第2
の半導体層との接合界面が、{001}面又は{11
1}面をなし、前記第1の半導体層のIII −V族半導体
層と前記第2の半導体層の IV族半導体層或いはII−V
I 族半導体層とがヘテロ接合をなし、又は前記第1の半
導体層のII−VI 族半導体層と前記第2の半導体層の I
V族半導体層とがヘテロ接合をなしており、前記ヘテロ
接合界面に、2次元キャリアが形成されていることを特
徴とする半導体装置によって達成される。
【0007】また、上記の半導体装置において、前記第
1の半導体層の前記V族元素層と前記第2の半導体層の
前記 IV族半導体層とがヘテロ接合をなし、前記第1の
半導体層の前記III 族元素層と前記第2の半導体層の前
記VI 族半導体層とがヘテロ接合をなし、又は前記第1
の半導体層の前記VI 族元素層と前記第2の半導体層の
前記 IV族半導体層とがヘテロ接合をなしており、前記
ヘテロ接合界面に、2次元電子が形成されていることを
特徴とする半導体装置によって達成される。
1の半導体層の前記V族元素層と前記第2の半導体層の
前記 IV族半導体層とがヘテロ接合をなし、前記第1の
半導体層の前記III 族元素層と前記第2の半導体層の前
記VI 族半導体層とがヘテロ接合をなし、又は前記第1
の半導体層の前記VI 族元素層と前記第2の半導体層の
前記 IV族半導体層とがヘテロ接合をなしており、前記
ヘテロ接合界面に、2次元電子が形成されていることを
特徴とする半導体装置によって達成される。
【0008】また、上記の半導体装置において、前記第
1の半導体層の前記III 族元素層と前記第2の半導体層
の前記 IV族半導体層とがヘテロ接合をなし、前記第1
の半導体層の前記V族元素層と前記第2の半導体層の前
記II族半導体層とがヘテロ接合をなし、又は前記第1の
半導体層の前記II族元素層と前記第2の半導体層の前記
IV族半導体層とがヘテロ接合をなしており、前記ヘテ
ロ接合界面に、2次元正孔が形成されていることを特徴
とする半導体装置によって達成される。
1の半導体層の前記III 族元素層と前記第2の半導体層
の前記 IV族半導体層とがヘテロ接合をなし、前記第1
の半導体層の前記V族元素層と前記第2の半導体層の前
記II族半導体層とがヘテロ接合をなし、又は前記第1の
半導体層の前記II族元素層と前記第2の半導体層の前記
IV族半導体層とがヘテロ接合をなしており、前記ヘテ
ロ接合界面に、2次元正孔が形成されていることを特徴
とする半導体装置によって達成される。
【0009】また、上記課題は、ソース領域と、ドレイ
ン領域と、前記ソース領域及び前記ドレイン領域間に挟
まれたチャネル領域と、前記チャネル領域上方に設けら
れ、前記チャネル領域に流れるキャリアを制御するゲー
ト電極とを有する電界効果トランジスタ構造の半導体装
置において、前記チャネル領域が、請求項2又は3記載
の前記第1の半導体層及び前記第2の半導体層を有し、
前記第1の半導体層と前記第2の半導体層とのヘテロ接
合界面に、2次元電子チャネル又は2次元正孔チャネル
が形成されていることを特徴とする半導体装置によって
達成される。
ン領域と、前記ソース領域及び前記ドレイン領域間に挟
まれたチャネル領域と、前記チャネル領域上方に設けら
れ、前記チャネル領域に流れるキャリアを制御するゲー
ト電極とを有する電界効果トランジスタ構造の半導体装
置において、前記チャネル領域が、請求項2又は3記載
の前記第1の半導体層及び前記第2の半導体層を有し、
前記第1の半導体層と前記第2の半導体層とのヘテロ接
合界面に、2次元電子チャネル又は2次元正孔チャネル
が形成されていることを特徴とする半導体装置によって
達成される。
【0010】また、上記の半導体装置において、前記チ
ャネル領域をなす前記第1の半導体層及び前記第2の半
導体層が、交互に複数層積層されており、前記第1の半
導体層と前記第2の半導体層との複数のヘテロ接合界面
に、複数の2次元電子チャネル又は2次元正孔チャネル
が形成されていることを特徴とする半導体装置によって
達成される。
ャネル領域をなす前記第1の半導体層及び前記第2の半
導体層が、交互に複数層積層されており、前記第1の半
導体層と前記第2の半導体層との複数のヘテロ接合界面
に、複数の2次元電子チャネル又は2次元正孔チャネル
が形成されていることを特徴とする半導体装置によって
達成される。
【0011】また、上記課題は、第1導電型のコレクタ
層と、前記コレクタ層上に形成された第2導電型のベー
ス層と、前記ベース層上に形成された第1導電型のエミ
ッタ層とを有するバイポーラトランジスタ構造の半導体
装置において、前記コレクタ層が、請求項2又は3記載
の前記第1の半導体層であって、前記ベース層が、請求
項2又は3記載の前記第2の半導体層であり、前記第1
の半導体層からなる前記コレクタ層と前記第2の半導体
層からなる前記ベース層とのヘテロ接合界面に、ベース
電流が流れる電流経路が形成されることを特徴とする半
導体装置によって達成される。
層と、前記コレクタ層上に形成された第2導電型のベー
ス層と、前記ベース層上に形成された第1導電型のエミ
ッタ層とを有するバイポーラトランジスタ構造の半導体
装置において、前記コレクタ層が、請求項2又は3記載
の前記第1の半導体層であって、前記ベース層が、請求
項2又は3記載の前記第2の半導体層であり、前記第1
の半導体層からなる前記コレクタ層と前記第2の半導体
層からなる前記ベース層とのヘテロ接合界面に、ベース
電流が流れる電流経路が形成されることを特徴とする半
導体装置によって達成される。
【0012】また、第1導電型のコレクタ層と、前記コ
レクタ層上に形成された第2導電型のベース層と、前記
ベース層上に形成された第1導電型のエミッタ層とを有
するバイポーラトランジスタ構造の半導体装置におい
て、前記エミッタ層が、請求項2又は3記載の前記第1
の半導体層であって、前記ベース層が、請求項2又は3
記載の前記第2の半導体層であり、前記第1の半導体層
からなる前記エミッタ層と前記第2の半導体層からなる
前記ベース層とのヘテロ接合界面に、ベース電流が流れ
る電流経路が形成されることを特徴とする半導体装置に
よって達成される。
レクタ層上に形成された第2導電型のベース層と、前記
ベース層上に形成された第1導電型のエミッタ層とを有
するバイポーラトランジスタ構造の半導体装置におい
て、前記エミッタ層が、請求項2又は3記載の前記第1
の半導体層であって、前記ベース層が、請求項2又は3
記載の前記第2の半導体層であり、前記第1の半導体層
からなる前記エミッタ層と前記第2の半導体層からなる
前記ベース層とのヘテロ接合界面に、ベース電流が流れ
る電流経路が形成されることを特徴とする半導体装置に
よって達成される。
【0013】また、第1導電型のコレクタ層と、前記コ
レクタ層上に形成された第2導電型のベース層と、前記
ベース層上に形成された第1導電型のエミッタ層とを有
するバイポーラトランジスタ構造の半導体装置におい
て、前記ベース層が、請求項2又は3記載の前記第1の
半導体層及び前記第2の半導体層を有し、前記第1の半
導体層と前記第2の半導体層とのヘテロ接合界面に、ベ
ース電流が流れる電流経路が形成されることを特徴とす
る半導体装置によって達成される。
レクタ層上に形成された第2導電型のベース層と、前記
ベース層上に形成された第1導電型のエミッタ層とを有
するバイポーラトランジスタ構造の半導体装置におい
て、前記ベース層が、請求項2又は3記載の前記第1の
半導体層及び前記第2の半導体層を有し、前記第1の半
導体層と前記第2の半導体層とのヘテロ接合界面に、ベ
ース電流が流れる電流経路が形成されることを特徴とす
る半導体装置によって達成される。
【0014】また、第1導電型のコレクタ層と、前記コ
レクタ層上に形成されたコレクタバリア層と、前記コレ
クタバリア層上に形成された第2導電型のベース層と、
前記ベース層上に形成された第1導電型のエミッタ層と
を有し、前記コレクタバリア層のバンドギャップが前記
ベース層のバンドギャップより大きいバイポーラトラン
ジスタ構造の半導体装置において、前記コレクタバリア
層が、請求項2又は3記載の前記第1の半導体層であっ
て、前記ベース層が、請求項2又は3記載の前記第2の
半導体層であり、前記第1の半導体層からなる前記コレ
クタバリア層と前記第2の半導体層からなる前記ベース
層とのヘテロ接合界面に、ベース電流が流れる電流経路
が形成されることを特徴とする半導体装置によって達成
される。
レクタ層上に形成されたコレクタバリア層と、前記コレ
クタバリア層上に形成された第2導電型のベース層と、
前記ベース層上に形成された第1導電型のエミッタ層と
を有し、前記コレクタバリア層のバンドギャップが前記
ベース層のバンドギャップより大きいバイポーラトラン
ジスタ構造の半導体装置において、前記コレクタバリア
層が、請求項2又は3記載の前記第1の半導体層であっ
て、前記ベース層が、請求項2又は3記載の前記第2の
半導体層であり、前記第1の半導体層からなる前記コレ
クタバリア層と前記第2の半導体層からなる前記ベース
層とのヘテロ接合界面に、ベース電流が流れる電流経路
が形成されることを特徴とする半導体装置によって達成
される。
【0015】また、第1導電型のコレクタ層と、前記コ
レクタ層上に形成された第2導電型のベース層と、前記
ベース層上に形成されたエミッタバリア層と、前記エミ
ッタバリア層上に形成された第1導電型のエミッタ層と
を有し、前記エミッタバリア層のバンドギャップが前記
ベース層のバンドギャップより大きいバイポーラトラン
ジスタ構造の半導体装置において、前記エミッタバリア
層が、請求項2又は3記載の前記第1の半導体層であっ
て、前記ベース層が、請求項2又は3記載の前記第2の
半導体層であり、前記第1の半導体層からなる前記エミ
ッタバリア層と前記第2の半導体層からなる前記ベース
層とのヘテロ接合界面に、ベース電流が流れる電流経路
が形成されることを特徴とする半導体装置によって達成
される。
レクタ層上に形成された第2導電型のベース層と、前記
ベース層上に形成されたエミッタバリア層と、前記エミ
ッタバリア層上に形成された第1導電型のエミッタ層と
を有し、前記エミッタバリア層のバンドギャップが前記
ベース層のバンドギャップより大きいバイポーラトラン
ジスタ構造の半導体装置において、前記エミッタバリア
層が、請求項2又は3記載の前記第1の半導体層であっ
て、前記ベース層が、請求項2又は3記載の前記第2の
半導体層であり、前記第1の半導体層からなる前記エミ
ッタバリア層と前記第2の半導体層からなる前記ベース
層とのヘテロ接合界面に、ベース電流が流れる電流経路
が形成されることを特徴とする半導体装置によって達成
される。
【0016】また、第1導電型のコレクタ層と、前記コ
レクタ層上に形成された第2導電型のベース層と、前記
ベース層上に積層された第1乃至第3の層からなり、前
記第2の層を前記第2層よりバンドギャップの大きい前
記第1及び第3の層が挟んでいる共鳴トンネルバリア層
と、前記共鳴トンネルバリア層上に形成された第1導電
型のエミッタ層とを有し、前記共鳴トンネルバリア層の
前記ベース層に接する前記第1の層のバンドギャップが
前記ベース層のバンドギャップより大きいバイポーラト
ランジスタ構造の半導体装置において、前記共鳴トンネ
ルバリア層の前記第1の層が、請求項2又は3記載の前
記第1の半導体層であって、前記ベース層が、請求項2
又は3記載の前記第2の半導体層であり、前記第1の半
導体層からなる前記共鳴トンネルバリア層の前記第1の
層と前記第2の半導体層からなる前記ベース層とのヘテ
ロ接合界面に、ベース電流が流れる電流経路が形成され
ることを特徴とする半導体装置によって達成される。
レクタ層上に形成された第2導電型のベース層と、前記
ベース層上に積層された第1乃至第3の層からなり、前
記第2の層を前記第2層よりバンドギャップの大きい前
記第1及び第3の層が挟んでいる共鳴トンネルバリア層
と、前記共鳴トンネルバリア層上に形成された第1導電
型のエミッタ層とを有し、前記共鳴トンネルバリア層の
前記ベース層に接する前記第1の層のバンドギャップが
前記ベース層のバンドギャップより大きいバイポーラト
ランジスタ構造の半導体装置において、前記共鳴トンネ
ルバリア層の前記第1の層が、請求項2又は3記載の前
記第1の半導体層であって、前記ベース層が、請求項2
又は3記載の前記第2の半導体層であり、前記第1の半
導体層からなる前記共鳴トンネルバリア層の前記第1の
層と前記第2の半導体層からなる前記ベース層とのヘテ
ロ接合界面に、ベース電流が流れる電流経路が形成され
ることを特徴とする半導体装置によって達成される。
【0017】また、上記課題は、チャネル層と、前記チ
ャネル層上方に配列され、前記チャネル層に蓄積された
キャリアを順に転送する複数のゲート電極とを有する電
荷結合素子構造の半導体装置において、前記チャネル層
が、請求項2又は3記載の前記第1の半導体層及び前記
第2の半導体層を有し、前記第1の半導体層と前記第2
の半導体層とのヘテロ接合界面に形成される2次元電子
又は2次元正孔が、前記複数のゲート電極に印加される
パルス電圧によって転送されることを特徴とする半導体
装置によって達成される。
ャネル層上方に配列され、前記チャネル層に蓄積された
キャリアを順に転送する複数のゲート電極とを有する電
荷結合素子構造の半導体装置において、前記チャネル層
が、請求項2又は3記載の前記第1の半導体層及び前記
第2の半導体層を有し、前記第1の半導体層と前記第2
の半導体層とのヘテロ接合界面に形成される2次元電子
又は2次元正孔が、前記複数のゲート電極に印加される
パルス電圧によって転送されることを特徴とする半導体
装置によって達成される。
【0018】また、上記の半導体装置において、前記第
1の半導体層が、GaAs層又はAlGaInAs層で
あって、前記第2の半導体層がGe層であることを特徴
とする半導体装置によって達成される。
1の半導体層が、GaAs層又はAlGaInAs層で
あって、前記第2の半導体層がGe層であることを特徴
とする半導体装置によって達成される。
【0019】
【作用】III −V族半導体層と IV族半導体層、III −
V族半導体層とII−VI 族半導体層、II−VI 族半導体
層と IV族半導体層などの異種族間接合では、[00
1]又は[111]方向に成長した場合に、(001)
面又は(111)面のヘテロ接合界面に局在した界面準
位が、双方の半導体のバンドギャップ内に生ずることが
バンド計算から分かっている。
V族半導体層とII−VI 族半導体層、II−VI 族半導体
層と IV族半導体層などの異種族間接合では、[00
1]又は[111]方向に成長した場合に、(001)
面又は(111)面のヘテロ接合界面に局在した界面準
位が、双方の半導体のバンドギャップ内に生ずることが
バンド計算から分かっている。
【0020】この準位は一種の不純物準位であり、その
ヘテロ接合界面にのみ波動関数を生じることが、次のよ
うな定性的な考察から理解できる。なお、ここでは、II
I −V族半導体層としてGaAs層を、 IV族半導体層
としてGe層を用い、これらGaAs層とGe層とのヘ
テロ接合を例にとって説明する。GaAs層とGe層と
の(001)面又は(111)面におけるヘテロ接合に
は、その界面においてGa層とGe層とが接合する場合
と、As層とGe層とが接合する場合がある。
ヘテロ接合界面にのみ波動関数を生じることが、次のよ
うな定性的な考察から理解できる。なお、ここでは、II
I −V族半導体層としてGaAs層を、 IV族半導体層
としてGe層を用い、これらGaAs層とGe層とのヘ
テロ接合を例にとって説明する。GaAs層とGe層と
の(001)面又は(111)面におけるヘテロ接合に
は、その界面においてGa層とGe層とが接合する場合
と、As層とGe層とが接合する場合がある。
【0021】As層とGe層とが接合する場合には、G
e層側から見ると、界面のAsは価電子が1つ多いドナ
ーとみなすことができる。また、GaAs層側から見る
と、GaがGeに置き換わっていることになり、やはり
価電子が1つ多くなっているドナーとみなすことができ
る。従って、GaAs層及びGe層のどちらの側から見
ても、ヘテロ接合界面にはドナー準位があることにな
る。
e層側から見ると、界面のAsは価電子が1つ多いドナ
ーとみなすことができる。また、GaAs層側から見る
と、GaがGeに置き換わっていることになり、やはり
価電子が1つ多くなっているドナーとみなすことができ
る。従って、GaAs層及びGe層のどちらの側から見
ても、ヘテロ接合界面にはドナー準位があることにな
る。
【0022】他方、Ga層とGe層とが接合する場合に
は、これとは逆に、ヘテロ接合界面にアクセプタ準位が
あるとみなすことができる。従って、いずれの場合にお
いても、これらの界面準位は2次元キャリアを供給す
る。また、これらの準位はヘテロ接合界面近傍に波動関
数を生じること、ヘテロ接合面に平行な方向に大きな分
散をもち、電流を運べることがバンド計算の結果から分
かっている。
は、これとは逆に、ヘテロ接合界面にアクセプタ準位が
あるとみなすことができる。従って、いずれの場合にお
いても、これらの界面準位は2次元キャリアを供給す
る。また、これらの準位はヘテロ接合界面近傍に波動関
数を生じること、ヘテロ接合面に平行な方向に大きな分
散をもち、電流を運べることがバンド計算の結果から分
かっている。
【0023】そしてこれらの界面準位の密度は、半導体
の格子定数をaとすると、2a-2であり、例えばGaA
s/Geヘテロ接合の場合には約6×1014cm-2とな
り、従来のGaAs/AlGaAs系ヘテロ接合の場合
のキャリア密度と比較すると、2桁以上大きい。また、
ヘテロ接合界面におけるポテンシャルが完全に周期的で
あることにより、通常の不純物ドーピングの場合のよう
に、ドープした不純物を原因とするランダムなポテンシ
ャルによるキャリア散乱がキャリア移動度を低下させる
こともないため、キャリア移動度が高くなる。
の格子定数をaとすると、2a-2であり、例えばGaA
s/Geヘテロ接合の場合には約6×1014cm-2とな
り、従来のGaAs/AlGaAs系ヘテロ接合の場合
のキャリア密度と比較すると、2桁以上大きい。また、
ヘテロ接合界面におけるポテンシャルが完全に周期的で
あることにより、通常の不純物ドーピングの場合のよう
に、ドープした不純物を原因とするランダムなポテンシ
ャルによるキャリア散乱がキャリア移動度を低下させる
こともないため、キャリア移動度が高くなる。
【0024】以上の説明では、III −V族半導体層と I
V族半導体層とのヘテロ接合として、GaAs層とGe
層とを用いたが、これ以外にも、GaP層とSi層など
の組合わせがある。また、III −V族半導体層とII−V
I 族半導体層とのヘテロ接合としては、例えばGaAs
層とZnSe層などの組合わせがあり、II−VI 族半導
体層と IV族半導体層とのヘテロ接合としては、例えば
ZnSe層とGe層などの組合わせがある。
V族半導体層とのヘテロ接合として、GaAs層とGe
層とを用いたが、これ以外にも、GaP層とSi層など
の組合わせがある。また、III −V族半導体層とII−V
I 族半導体層とのヘテロ接合としては、例えばGaAs
層とZnSe層などの組合わせがあり、II−VI 族半導
体層と IV族半導体層とのヘテロ接合としては、例えば
ZnSe層とGe層などの組合わせがある。
【0025】このようにして本発明は、異種族間ヘテロ
接合界面に、高移動度のキャリアを高密度に生じさせる
ことが可能となる。そしてこの高移動度で高密度のキャ
リアを、FETやバイポーラトランジスタやCCDに利
用することが可能である。
接合界面に、高移動度のキャリアを高密度に生じさせる
ことが可能となる。そしてこの高移動度で高密度のキャ
リアを、FETやバイポーラトランジスタやCCDに利
用することが可能である。
【0026】
【実施例】以下、本発明を図示する実施例に基づいて具
体的に説明する。図1は本発明の第1の実施例によるH
EMT(High Electron Mobility Transistor )型のヘ
テロ接合FETを示す断面図である。アンドープのGe
基板10上に、アンドープのGe層11、アンドープの
GaAs層12、アンドープのAlGaAs層13が順
に積層されている。AlGaAs層13上には、ゲート
電極14がショットキー接合して形成されている。
体的に説明する。図1は本発明の第1の実施例によるH
EMT(High Electron Mobility Transistor )型のヘ
テロ接合FETを示す断面図である。アンドープのGe
基板10上に、アンドープのGe層11、アンドープの
GaAs層12、アンドープのAlGaAs層13が順
に積層されている。AlGaAs層13上には、ゲート
電極14がショットキー接合して形成されている。
【0027】また、このゲート電極14を挟んで、ソー
ス電極15及びドレイン電極16が形成され、これらソ
ース電極15及びドレイン電極16は、Ge層11とG
aAs層12との接合界面にまで達しているn+ 型高濃
度ドープ領域17、18とオーミック接合している。こ
こで、Ge層11とGaAs層12とのヘテロ接合界面
が{001}面又は{111}面をなし、このGaAs
層12の接合界面にAs層が現出している点に本実施例
の特徴がある。従って、このヘテロ接合界面はAs/G
e界面となり、約6×1014cm-2のドナー型準位が形
成されるため、2次元電子が供給され、2次元電子チャ
ネルが形成される。
ス電極15及びドレイン電極16が形成され、これらソ
ース電極15及びドレイン電極16は、Ge層11とG
aAs層12との接合界面にまで達しているn+ 型高濃
度ドープ領域17、18とオーミック接合している。こ
こで、Ge層11とGaAs層12とのヘテロ接合界面
が{001}面又は{111}面をなし、このGaAs
層12の接合界面にAs層が現出している点に本実施例
の特徴がある。従って、このヘテロ接合界面はAs/G
e界面となり、約6×1014cm-2のドナー型準位が形
成されるため、2次元電子が供給され、2次元電子チャ
ネルが形成される。
【0028】このように本実施例によれば、Ge層11
とGaAs層12とのヘテロ接合界面近傍に不純物をド
ープすることなく、As/Ge界面に高密度の2次元電
子が供給されるため、また不純物ドーピングに起因する
ランダムなポテンシャルによる電子の散乱が電子の移動
度を低下させることもないため、高密度かつ高移動度の
2次元電子チャネルが形成され、高速、高性能のHEM
T型のn型FETを実現することができる。
とGaAs層12とのヘテロ接合界面近傍に不純物をド
ープすることなく、As/Ge界面に高密度の2次元電
子が供給されるため、また不純物ドーピングに起因する
ランダムなポテンシャルによる電子の散乱が電子の移動
度を低下させることもないため、高密度かつ高移動度の
2次元電子チャネルが形成され、高速、高性能のHEM
T型のn型FETを実現することができる。
【0029】なお、上記第1の実施例においては、Ge
層11とヘテロ接合するGaAs層12の接合界面にA
s層が現出してAs/Ge界面となっている場合につい
て説明したが、このGaAs層12の接合界面にGa層
を現出させてもよい。この場合、ヘテロ接合界面はGa
/Ge界面となり、2次元正孔が供給されて2次元正孔
チャネルが形成される。従って、n型高濃度ドープ領域
17、18をp型高濃度ドープ領域とすることにより、
同様の効果を奏するH2 MT(High Hole Mobility Tra
nsistor )型のp型FETを実現することができる。
層11とヘテロ接合するGaAs層12の接合界面にA
s層が現出してAs/Ge界面となっている場合につい
て説明したが、このGaAs層12の接合界面にGa層
を現出させてもよい。この場合、ヘテロ接合界面はGa
/Ge界面となり、2次元正孔が供給されて2次元正孔
チャネルが形成される。従って、n型高濃度ドープ領域
17、18をp型高濃度ドープ領域とすることにより、
同様の効果を奏するH2 MT(High Hole Mobility Tra
nsistor )型のp型FETを実現することができる。
【0030】ここで、Ge層11とヘテロ接合するGa
As層12の接合界面にAs層を現出させるかGa層を
現出させるかは、GaAs層12を原子層エピタキシ法
(ALE;Atomic Layer Epitaxy)を用いて成長させる
ことにより、容易に制御することができる。また、上記
第1の実施例においては、Ge層11とGaAs層12
とのヘテロ接合界面に1つのチャネルが形成されている
が、GaAs層12とAlGaAs層13との間に、更
にGe層及びGaAs層を積層して挿入することによ
り、複数のチャネルを形成してもよい。この場合、チャ
ネル領域全体に流れる電流を大きくすることが可能とな
る。
As層12の接合界面にAs層を現出させるかGa層を
現出させるかは、GaAs層12を原子層エピタキシ法
(ALE;Atomic Layer Epitaxy)を用いて成長させる
ことにより、容易に制御することができる。また、上記
第1の実施例においては、Ge層11とGaAs層12
とのヘテロ接合界面に1つのチャネルが形成されている
が、GaAs層12とAlGaAs層13との間に、更
にGe層及びGaAs層を積層して挿入することによ
り、複数のチャネルを形成してもよい。この場合、チャ
ネル領域全体に流れる電流を大きくすることが可能とな
る。
【0031】また、上記第1の実施例においては、Ge
層11とGaAs層12とのヘテロ接合界面近傍に不純
物を全くドープしていないが、閾値調整等の目的で、所
定の不純物をドープしてもよい。この場合、高速性を多
少犠牲にする代わりに、低閾値化等の他の特性の向上を
図ることができる。更に、上記第1の実施例において
は、HEMT型のFETについて述べたが、この型のF
ETに限定されず、AlGaAs層13のないMESF
ET(MetalSemiconductor FET )型のFETであって
もよい。
層11とGaAs層12とのヘテロ接合界面近傍に不純
物を全くドープしていないが、閾値調整等の目的で、所
定の不純物をドープしてもよい。この場合、高速性を多
少犠牲にする代わりに、低閾値化等の他の特性の向上を
図ることができる。更に、上記第1の実施例において
は、HEMT型のFETについて述べたが、この型のF
ETに限定されず、AlGaAs層13のないMESF
ET(MetalSemiconductor FET )型のFETであって
もよい。
【0032】次に、本発明の第2の実施例によるnpn
型HBT(Hetero-junction BT;ヘテロバイポーラトラ
ンジスタ)を、図2に示す断面図を用いて説明する。G
aAs基板20上に、n+ 型GaAsコレクタコンタク
ト層21、n型GaAsコレクタ層22、p型Geベー
ス層23、n型GaAsエミッタ層24、n+ 型GaA
sエミッタコンタクト層25が順に積層されている。ま
た、n型GaAsコレクタ層22とp型Geベース層2
3との接合界面にまで達しているp+型高濃度ドープ領
域26が形成されている。
型HBT(Hetero-junction BT;ヘテロバイポーラトラ
ンジスタ)を、図2に示す断面図を用いて説明する。G
aAs基板20上に、n+ 型GaAsコレクタコンタク
ト層21、n型GaAsコレクタ層22、p型Geベー
ス層23、n型GaAsエミッタ層24、n+ 型GaA
sエミッタコンタクト層25が順に積層されている。ま
た、n型GaAsコレクタ層22とp型Geベース層2
3との接合界面にまで達しているp+型高濃度ドープ領
域26が形成されている。
【0033】更に、n+ 型GaAsエミッタコンタクト
層25上には、エミッタ電極27が形成され、p+ 型高
濃度ドープ領域26上には、ベース電極28が形成さ
れ、n+ 型GaAsコレクタコンタクト層21上には、
コレクタ電極29が形成され、それぞれオーミック接合
している。ここで、n型GaAsコレクタ層22とp型
Geベース層23とのヘテロ接合界面及びp型Geベー
ス層23とn型GaAsエミッタ層24とのヘテロ接合
界面が共に{001}面又は{111}面をなし、これ
らn型GaAsコレクタ層22及びn型GaAsエミッ
タ層24の接合界面にGa層が現出している点に本実施
例の特徴がある。従って、これら2つのヘテロ接合界面
は共にGa/Ge界面となり、約6×1014cm-2のア
クセプタ型準位が形成されるため、電流が流れ易い電流
パスとなる。
層25上には、エミッタ電極27が形成され、p+ 型高
濃度ドープ領域26上には、ベース電極28が形成さ
れ、n+ 型GaAsコレクタコンタクト層21上には、
コレクタ電極29が形成され、それぞれオーミック接合
している。ここで、n型GaAsコレクタ層22とp型
Geベース層23とのヘテロ接合界面及びp型Geベー
ス層23とn型GaAsエミッタ層24とのヘテロ接合
界面が共に{001}面又は{111}面をなし、これ
らn型GaAsコレクタ層22及びn型GaAsエミッ
タ層24の接合界面にGa層が現出している点に本実施
例の特徴がある。従って、これら2つのヘテロ接合界面
は共にGa/Ge界面となり、約6×1014cm-2のア
クセプタ型準位が形成されるため、電流が流れ易い電流
パスとなる。
【0034】このように本実施例によれば、n型GaA
sコレクタ層22とp型Geベース層23とのヘテロ接
合界面及びp型Geベース層23とn型GaAsエミッ
タ層24とのヘテロ接合界面におけるGa/Ge界面に
高密度のアクセプタ型準位が形成されるため、ベース電
流の流れる低抵抗の電流パスとなり、ベース抵抗の小さ
いnpn型HBTを実現することができる。
sコレクタ層22とp型Geベース層23とのヘテロ接
合界面及びp型Geベース層23とn型GaAsエミッ
タ層24とのヘテロ接合界面におけるGa/Ge界面に
高密度のアクセプタ型準位が形成されるため、ベース電
流の流れる低抵抗の電流パスとなり、ベース抵抗の小さ
いnpn型HBTを実現することができる。
【0035】なお、上記第2の実施例においては、n型
GaAsコレクタ層22とp型Geベース層23、p型
Geベース層23とn型GaAsエミッタ層24の2つ
のヘテロ接合界面に2つのベース電流パスを形成する場
合について説明したが、1つのベース電流パスを形成し
てもよい。例えばn型Geコレクタ層、p型Geベース
層及びn型GaAsエミッタ層を積層して、p型Geベ
ース層とn型GaAsエミッタ層とのヘテロ接合界面に
ベース電流パスを形成することも可能であるし、n型G
eコレクタ層、p型GaAsベース層及びn型GaAs
エミッタ層を積層して、n型Geコレクタ層とp型Ga
Asベース層とのヘテロ接合界面にベース電流パスを形
成することも可能である。また、n型Geコレクタ層、
p型Geベース層、p型GaAsベース層及びn型Ga
Asエミッタ層を積層して、同じベース層中のp型Ge
ベース層とp型GaAsベース層とのヘテロ接合界面に
ベース電流パスを形成する場合等、種々のバリエーショ
ンがある。
GaAsコレクタ層22とp型Geベース層23、p型
Geベース層23とn型GaAsエミッタ層24の2つ
のヘテロ接合界面に2つのベース電流パスを形成する場
合について説明したが、1つのベース電流パスを形成し
てもよい。例えばn型Geコレクタ層、p型Geベース
層及びn型GaAsエミッタ層を積層して、p型Geベ
ース層とn型GaAsエミッタ層とのヘテロ接合界面に
ベース電流パスを形成することも可能であるし、n型G
eコレクタ層、p型GaAsベース層及びn型GaAs
エミッタ層を積層して、n型Geコレクタ層とp型Ga
Asベース層とのヘテロ接合界面にベース電流パスを形
成することも可能である。また、n型Geコレクタ層、
p型Geベース層、p型GaAsベース層及びn型Ga
Asエミッタ層を積層して、同じベース層中のp型Ge
ベース層とp型GaAsベース層とのヘテロ接合界面に
ベース電流パスを形成する場合等、種々のバリエーショ
ンがある。
【0036】更に、ベース層とエミッタ層及びコレクタ
層とのヘテロ接合界面並びにベース層中のヘテロ接合界
面を組み合わせたり、ベース層中にGe層とGaAs層
を複数回積層して複数のヘテロ接合界面を形成したりす
ることにより、3以上のベース電流パスを形成すること
も可能である。また、上記第2の実施例においては、n
pn型HBTの場合について説明したが、pnp型HB
Tの場合にも本発明を適用することができる。この場
合、上記図2に示すエミッタ層、ベース層及びコレクタ
層等の導電型を逆にすると共に、ベース電流パスを形成
するGe層とGaAs層とのヘテロ接合界面にAs層が
現出するようにする。これにより、ヘテロ接合界面はA
s/Ge界面となり、高密度のドナー型準位が形成され
るため、上記第2の実施例の場合と同様にベース電流の
流れる低抵抗の電流パスとなり、ベース抵抗の小さいp
np型HBTを実現することができる。
層とのヘテロ接合界面並びにベース層中のヘテロ接合界
面を組み合わせたり、ベース層中にGe層とGaAs層
を複数回積層して複数のヘテロ接合界面を形成したりす
ることにより、3以上のベース電流パスを形成すること
も可能である。また、上記第2の実施例においては、n
pn型HBTの場合について説明したが、pnp型HB
Tの場合にも本発明を適用することができる。この場
合、上記図2に示すエミッタ層、ベース層及びコレクタ
層等の導電型を逆にすると共に、ベース電流パスを形成
するGe層とGaAs層とのヘテロ接合界面にAs層が
現出するようにする。これにより、ヘテロ接合界面はA
s/Ge界面となり、高密度のドナー型準位が形成され
るため、上記第2の実施例の場合と同様にベース電流の
流れる低抵抗の電流パスとなり、ベース抵抗の小さいp
np型HBTを実現することができる。
【0037】次に、本発明の第3の実施例によるHET
(Hot Electron Transistor ;ホットエレクトロントラ
ンジスタ)を、図3に示す断面図を用いて説明する。n
+ 型GaAsコレクタコンタクト層30上に、n型Ga
Asコレクタ層31、AlGaAsコレクタバリア層3
2、n型Geベース層33、AlGaAsエミッタバリ
ア層34、n型GaAsエミッタ層35及びn+ 型Ga
Asエミッタコンタクト層36が順に積層されている。
(Hot Electron Transistor ;ホットエレクトロントラ
ンジスタ)を、図3に示す断面図を用いて説明する。n
+ 型GaAsコレクタコンタクト層30上に、n型Ga
Asコレクタ層31、AlGaAsコレクタバリア層3
2、n型Geベース層33、AlGaAsエミッタバリ
ア層34、n型GaAsエミッタ層35及びn+ 型Ga
Asエミッタコンタクト層36が順に積層されている。
【0038】また、n+ 型GaAsエミッタコンタクト
層36上にはエミッタ電極37が形成され、n型Geベ
ース層33上にはベース電極38が形成され、n+ 型G
aAsコレクタコンタクト層30底面上にはコレクタ電
極39が形成され、それぞれオーミック接合している。
ここで、AlGaAsコレクタバリア層32とn型Ge
ベース層33とのヘテロ接合界面及びn型Geベース層
33とAlGaAsエミッタバリア層34とのヘテロ接
合界面が共に{001}面又は{111}面をなし、こ
れらAlGaAsコレクタバリア層32及びAlGaA
sエミッタバリア層34の接合界面にAs層が現出して
いる点に本実施例の特徴がある。従って、これら2つの
ヘテロ接合界面は共にAs/Ge界面となり、約6×1
014cm-2のドナー型準位が形成されるため、電流が流
れ易い電流パスとなる。
層36上にはエミッタ電極37が形成され、n型Geベ
ース層33上にはベース電極38が形成され、n+ 型G
aAsコレクタコンタクト層30底面上にはコレクタ電
極39が形成され、それぞれオーミック接合している。
ここで、AlGaAsコレクタバリア層32とn型Ge
ベース層33とのヘテロ接合界面及びn型Geベース層
33とAlGaAsエミッタバリア層34とのヘテロ接
合界面が共に{001}面又は{111}面をなし、こ
れらAlGaAsコレクタバリア層32及びAlGaA
sエミッタバリア層34の接合界面にAs層が現出して
いる点に本実施例の特徴がある。従って、これら2つの
ヘテロ接合界面は共にAs/Ge界面となり、約6×1
014cm-2のドナー型準位が形成されるため、電流が流
れ易い電流パスとなる。
【0039】このように本実施例によれば、AlGaA
sコレクタバリア層32とn型Geベース層33とのヘ
テロ接合界面及びn型Geベース層33とAlGaAs
エミッタバリア層34とのヘテロ接合界面におけるAs
/Ge界面に高密度のドナー型準位が形成されるため、
ベース電流の流れる低抵抗の電流パスとなり、ベース抵
抗の小さいHETを実現することができる。
sコレクタバリア層32とn型Geベース層33とのヘ
テロ接合界面及びn型Geベース層33とAlGaAs
エミッタバリア層34とのヘテロ接合界面におけるAs
/Ge界面に高密度のドナー型準位が形成されるため、
ベース電流の流れる低抵抗の電流パスとなり、ベース抵
抗の小さいHETを実現することができる。
【0040】次に、本発明の第4の実施例によるRHE
T(Resorant-tunneling HET;共鳴トンネリング・ホッ
トエレクトロントランジスタ)を、図4に示す断面図を
用いて説明する。n+ 型GaAsコレクタコンタクト層
40上に、n型GaAsコレクタ層41、AlGaAs
コレクタバリア層42、n型Geベース層43、AlG
aAs層44、GaAs層45及びAlGaAs層46
が順に積層されている。そしてこれらAlGaAs層4
4、GaAs層45及びAlGaAs層46は、上下を
バンドギャップの大きいAlGaAs層44、46に挟
まれた中央の薄いGaAs層45に共鳴順位が形成され
る共鳴トンネルバリア層47を構成している。
T(Resorant-tunneling HET;共鳴トンネリング・ホッ
トエレクトロントランジスタ)を、図4に示す断面図を
用いて説明する。n+ 型GaAsコレクタコンタクト層
40上に、n型GaAsコレクタ層41、AlGaAs
コレクタバリア層42、n型Geベース層43、AlG
aAs層44、GaAs層45及びAlGaAs層46
が順に積層されている。そしてこれらAlGaAs層4
4、GaAs層45及びAlGaAs層46は、上下を
バンドギャップの大きいAlGaAs層44、46に挟
まれた中央の薄いGaAs層45に共鳴順位が形成され
る共鳴トンネルバリア層47を構成している。
【0041】また、この共鳴トンネルバリア層47上に
は、n型GaAsエミッタ層48及びn+ 型GaAsエ
ミッタコンタクト層49が順に積層されている。更に、
n+型GaAsエミッタコンタクト層49上にはエミッ
タ電極50が形成され、n型Geベース層43上にはベ
ース電極51が形成され、n+ 型GaAsコレクタコン
タクト層40底面上にはコレクタ電極52が形成され、
それぞれオーミック接合している。
は、n型GaAsエミッタ層48及びn+ 型GaAsエ
ミッタコンタクト層49が順に積層されている。更に、
n+型GaAsエミッタコンタクト層49上にはエミッ
タ電極50が形成され、n型Geベース層43上にはベ
ース電極51が形成され、n+ 型GaAsコレクタコン
タクト層40底面上にはコレクタ電極52が形成され、
それぞれオーミック接合している。
【0042】ここで、AlGaAsコレクタバリア層4
2とn型Geベース層43とのヘテロ接合界面及びn型
Geベース層43と共鳴トンネルバリア層47のAlG
aAs層44とのヘテロ接合界面が共に{001}面又
は{111}面をなし、これらAlGaAsコレクタバ
リア層42及びAlGaAs層44の接合界面にAs層
が現出している点に本実施例の特徴がある。
2とn型Geベース層43とのヘテロ接合界面及びn型
Geベース層43と共鳴トンネルバリア層47のAlG
aAs層44とのヘテロ接合界面が共に{001}面又
は{111}面をなし、これらAlGaAsコレクタバ
リア層42及びAlGaAs層44の接合界面にAs層
が現出している点に本実施例の特徴がある。
【0043】従って、本実施例によれば、上記第3の実
施例と同様に、AlGaAsコレクタバリア層42とn
型Geベース層43とのヘテロ接合界面及びn型Geベ
ース層43と共鳴トンネルバリア層47とのヘテロ接合
界面におけるAs/Ge界面に高密度のドナー型準位が
形成されるため、ベース電流の流れる低抵抗の電流パス
となり、ベース抵抗の小さいRHETを実現することが
できる。
施例と同様に、AlGaAsコレクタバリア層42とn
型Geベース層43とのヘテロ接合界面及びn型Geベ
ース層43と共鳴トンネルバリア層47とのヘテロ接合
界面におけるAs/Ge界面に高密度のドナー型準位が
形成されるため、ベース電流の流れる低抵抗の電流パス
となり、ベース抵抗の小さいRHETを実現することが
できる。
【0044】次に、本発明の第5の実施例によるnpn
型RBT(Resorant-tunneling BT;共鳴トンネリング
・バイポーラトランジスタ)を、図5に示す断面図を用
いて説明する。n+ 型GaAsコレクタコンタクト層6
0上に、n型GaAsコレクタ層61及びp型Geベー
ス層62が順に積層され、このp型Geベース層62上
には、AlGaAs層63、GaAs層64及びAlG
aAs層65からなる共鳴トンネルバリア層66が形成
され、この共鳴トンネルバリア層66上には、n型Ga
Asエミッタ層67及びn+ 型GaAsエミッタコンタ
クト層68が順に積層されている。
型RBT(Resorant-tunneling BT;共鳴トンネリング
・バイポーラトランジスタ)を、図5に示す断面図を用
いて説明する。n+ 型GaAsコレクタコンタクト層6
0上に、n型GaAsコレクタ層61及びp型Geベー
ス層62が順に積層され、このp型Geベース層62上
には、AlGaAs層63、GaAs層64及びAlG
aAs層65からなる共鳴トンネルバリア層66が形成
され、この共鳴トンネルバリア層66上には、n型Ga
Asエミッタ層67及びn+ 型GaAsエミッタコンタ
クト層68が順に積層されている。
【0045】更に、n+ 型GaAsエミッタコンタクト
層68上にはエミッタ電極69が形成され、p型Geベ
ース層62上にはベース電極70が形成され、n+ 型G
aAsコレクタコンタクト層60底面上にはコレクタ電
極71が形成され、それぞれオーミック接合している。
ここで、n型GaAsコレクタ層61とp型Geベース
層62とのヘテロ接合界面及びp型Geベース層62と
共鳴トンネルバリア層66のAlGaAs層63とのヘ
テロ接合界面が共に{001}面又は{111}面をな
し、n型GaAsコレクタ層61の接合界面にGa層が
現出し、AlGaAs層63の接合界面にAlGa層が
現出している点に本実施例の特徴がある。
層68上にはエミッタ電極69が形成され、p型Geベ
ース層62上にはベース電極70が形成され、n+ 型G
aAsコレクタコンタクト層60底面上にはコレクタ電
極71が形成され、それぞれオーミック接合している。
ここで、n型GaAsコレクタ層61とp型Geベース
層62とのヘテロ接合界面及びp型Geベース層62と
共鳴トンネルバリア層66のAlGaAs層63とのヘ
テロ接合界面が共に{001}面又は{111}面をな
し、n型GaAsコレクタ層61の接合界面にGa層が
現出し、AlGaAs層63の接合界面にAlGa層が
現出している点に本実施例の特徴がある。
【0046】従って、本実施例によれば、上記第2の実
施例と同様に、n型GaAsコレクタ層61とp型Ge
ベース層62とのヘテロ接合界面におけるGa/Ge界
面及びp型Geベース層62と共鳴トンネルバリア層6
6とのヘテロ接合界面におけるAlGa/Ge界面に高
密度のアクセプタ型準位が形成されるため、ベース電流
の流れる低抵抗の電流パスとなり、ベース抵抗の小さい
npn型RBTを実現することができる。
施例と同様に、n型GaAsコレクタ層61とp型Ge
ベース層62とのヘテロ接合界面におけるGa/Ge界
面及びp型Geベース層62と共鳴トンネルバリア層6
6とのヘテロ接合界面におけるAlGa/Ge界面に高
密度のアクセプタ型準位が形成されるため、ベース電流
の流れる低抵抗の電流パスとなり、ベース抵抗の小さい
npn型RBTを実現することができる。
【0047】次に、本発明の第6の実施例によるCCD
を、図6に示す断面図を用いて説明する。Ge基板80
上にAlGaAs層81が形成され、このAlGaAs
層81上に、複数のゲート電極82a、82b、82
c、…が配列されている。これらのゲート電極82a、
82b、82c、…は、それぞれ周期的に変化するパル
ス電圧φ1、φ2、φ3が印加されるように配線されて
いる。
を、図6に示す断面図を用いて説明する。Ge基板80
上にAlGaAs層81が形成され、このAlGaAs
層81上に、複数のゲート電極82a、82b、82
c、…が配列されている。これらのゲート電極82a、
82b、82c、…は、それぞれ周期的に変化するパル
ス電圧φ1、φ2、φ3が印加されるように配線されて
いる。
【0048】ここで、Ge基板80とAlGaAs層8
1とのヘテロ接合界面が{001}面又は{111}面
をなし、AlGaAs層81の接合界面にAs層が現出
している点に本実施例の特徴がある。従って、このヘテ
ロ接合界面は共にAs/Ge界面となり、ドナー型準位
が形成されるため、2次元電子が形成される。そしてこ
の2次元電子は、ゲート電極82a、82b、82c、
…にパルス電圧φ1、φ2、φ3を印加することにより
制御され、Ge基板80とAlGaAs層81とのヘテ
ロ接合界面内で信号電荷として転送される。
1とのヘテロ接合界面が{001}面又は{111}面
をなし、AlGaAs層81の接合界面にAs層が現出
している点に本実施例の特徴がある。従って、このヘテ
ロ接合界面は共にAs/Ge界面となり、ドナー型準位
が形成されるため、2次元電子が形成される。そしてこ
の2次元電子は、ゲート電極82a、82b、82c、
…にパルス電圧φ1、φ2、φ3を印加することにより
制御され、Ge基板80とAlGaAs層81とのヘテ
ロ接合界面内で信号電荷として転送される。
【0049】このように本実施例によれば、Ge基板8
0とAlGaAs層81とのヘテロ接合界面におけるA
s/Ge界面に高密度の2次元電子が形成され、信号電
荷として転送されるため、高速、高性能のCCDを実現
することができる。なお、上記第6の実施例において
は、AlGaAs層81のヘテロ接合界面にAs層が現
出してAs/Ge界面となっている場合について説明し
たが、このAlGaAs層81の接合界面にGa層又は
Al層を現出させてもよい。
0とAlGaAs層81とのヘテロ接合界面におけるA
s/Ge界面に高密度の2次元電子が形成され、信号電
荷として転送されるため、高速、高性能のCCDを実現
することができる。なお、上記第6の実施例において
は、AlGaAs層81のヘテロ接合界面にAs層が現
出してAs/Ge界面となっている場合について説明し
たが、このAlGaAs層81の接合界面にGa層又は
Al層を現出させてもよい。
【0050】この場合、ヘテロ接合界面はGa/Ge界
面又はAl/Ge界面となり、2次元正孔が形成されて
信号電荷として転送されることにより、同様の効果を奏
することができる。
面又はAl/Ge界面となり、2次元正孔が形成されて
信号電荷として転送されることにより、同様の効果を奏
することができる。
【0051】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、III −V
族半導体層又はII−VI 族半導体層からなる第1の半導
体層と IV族半導体層又はII−VI 族半導体層からなる
第2の半導体層とが異種族間接合したヘテロ接合界面
が、{001}面又は{111}面をなし、この接合界
面における第1及び第2の半導体層の現出する元素層を
それぞれ制御して所定の組合わせの接合とすることによ
り、このヘテロ接合界面に高密度、高移動度の2次元電
子又は2次元正孔を形成することができる。
族半導体層又はII−VI 族半導体層からなる第1の半導
体層と IV族半導体層又はII−VI 族半導体層からなる
第2の半導体層とが異種族間接合したヘテロ接合界面
が、{001}面又は{111}面をなし、この接合界
面における第1及び第2の半導体層の現出する元素層を
それぞれ制御して所定の組合わせの接合とすることによ
り、このヘテロ接合界面に高密度、高移動度の2次元電
子又は2次元正孔を形成することができる。
【0052】そしてこの高密度、高移動度の2次元電子
又は2次元正孔をFET、BT、CCD等の半導体装置
におけるキャリアとして利用することにより、ヘテロ接
合をもつ各種の半導体装置の性能向上に大きく寄与する
ことができる。
又は2次元正孔をFET、BT、CCD等の半導体装置
におけるキャリアとして利用することにより、ヘテロ接
合をもつ各種の半導体装置の性能向上に大きく寄与する
ことができる。
【図1】本発明の第1の実施例によるHEMT型のヘテ
ロ接合FETを示す断面図である。
ロ接合FETを示す断面図である。
【図2】本発明の第2の実施例によるnpn型HBTを
示す断面図である。
示す断面図である。
【図3】本発明の第3の実施例によるHETを示す断面
図である。
図である。
【図4】本発明の第4の実施例によるRHETを示す断
面図である。
面図である。
【図5】本発明の第5の実施例によるnpn型RBTを
示す断面図である。
示す断面図である。
【図6】本発明の第6の実施例によるCCDを示す断面
図である。
図である。
10:Ge基板 11:Ge層 12:GaAs層 13:AlGaAs層 14:ゲート電極 15:ソース電極 16:ドレイン電極 17、18:n+ 型高濃度ドープ領域 20:GaAs基板 21:n+ 型GaAsコレクタコンタクト層 22:n型GaAsコレクタ層 23:p型Geベース層 24:n型GaAsエミッタ層 25:n+ 型GaAsエミッタコンタクト層 26:p+ 型高濃度ドープ領域 27:エミッタ電極 28:ベース電極 29:コレクタ電極 30:n+ 型GaAsコレクタコンタクト層 31:n型GaAsコレクタ層 32:AlGaAsコレクタバリア層 33:n型Geベース層 34:AlGaAsエミッタバリア層 35:n型GaAsエミッタ層 36:n+ 型GaAsエミッタコンタクト層 37:エミッタ電極 38:ベース電極 39:コレクタ電極 40:n+ 型GaAsコレクタコンタクト層 41:n型GaAsコレクタ層 42:AlGaAsコレクタバリア層 43:n型Geベース層 44:AlGaAs層 45:GaAs層 46:AlGaAs層 47:共鳴トンネルバリア層 48:n型GaAsエミッタ層 49:n+ 型GaAsエミッタコンタクト層 50:エミッタ電極 51:ベース電極 52:コレクタ電極 60:n+ 型GaAsコレクタコンタクト層 61:n型GaAsコレクタ層 62:p型Geベース層 63:AlGaAs層 64:GaAs層 65:AlGaAs層 66:共鳴トンネルバリア層 67:n型GaAsエミッタ層 68:n+ 型GaAsエミッタコンタクト層 69:エミッタ電極 70:ベース電極 71:コレクタ電極 80:Ge基板 81:AlGaAs層 82a、82b、82c、…:ゲート電極
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01L 29/68 7377−4M 21/331 29/73
Claims (13)
- 【請求項1】 III −V族半導体層又はII−VI 族半導
体層からなる第1の半導体層と、 前記第1の半導体層と異種族間接合して形成された IV
族半導体層又はII−VI 族半導体層からなる第2の半導
体層とを有し、 前記第1の半導体層と前記第2の半導体層との接合界面
が、{001}面又は{111}面をなし、 前記第1の半導体層のIII −V族半導体層と前記第2の
半導体層の IV族半導体層或いはII−VI 族半導体層と
がヘテロ接合をなし、又は前記第1の半導体層のII−V
I 族半導体層と前記第2の半導体層の IV族半導体層と
がヘテロ接合をなしており、 前記ヘテロ接合界面に、2次元キャリアが形成されてい
ることを特徴とする半導体装置。 - 【請求項2】 請求項1記載の半導体装置において、 前記第1の半導体層の前記V族元素層と前記第2の半導
体層の前記 IV族半導体層とがヘテロ接合をなし、前記
第1の半導体層の前記III 族元素層と前記第2の半導体
層の前記VI 族半導体層とがヘテロ接合をなし、又は前
記第1の半導体層の前記VI 族元素層と前記第2の半導
体層の前記 IV族半導体層とがヘテロ接合をなしてお
り、 前記ヘテロ接合界面に、2次元電子が形成されているこ
とを特徴とする半導体装置。 - 【請求項3】 請求項1記載の半導体装置において、 前記第1の半導体層の前記III 族元素層と前記第2の半
導体層の前記 IV族半導体層とがヘテロ接合をなし、前
記第1の半導体層の前記V族元素層と前記第2の半導体
層の前記II族半導体層とがヘテロ接合をなし、又は前記
第1の半導体層の前記II族元素層と前記第2の半導体層
の前記 IV族半導体層とがヘテロ接合をなしており、 前記ヘテロ接合界面に、2次元正孔が形成されているこ
とを特徴とする半導体装置。 - 【請求項4】 ソース領域と、ドレイン領域と、前記ソ
ース領域及び前記ドレイン領域間に挟まれたチャネル領
域と、前記チャネル領域上方に設けられ、前記チャネル
領域に流れるキャリアを制御するゲート電極とを有する
電界効果トランジスタ構造の半導体装置において、 前記チャネル領域が、請求項2又は3記載の前記第1の
半導体層及び前記第2の半導体層を有し、 前記第1の半導体層と前記第2の半導体層とのヘテロ接
合界面に、2次元電子チャネル又は2次元正孔チャネル
が形成されていることを特徴とする半導体装置。 - 【請求項5】 請求項4記載の半導体装置において、 前記チャネル領域をなす前記第1の半導体層及び前記第
2の半導体層が、交互に複数層積層されており、 前記第1の半導体層と前記第2の半導体層との複数のヘ
テロ接合界面に、複数の2次元電子チャネル又は2次元
正孔チャネルが形成されていることを特徴とする半導体
装置。 - 【請求項6】 第1導電型のコレクタ層と、前記コレク
タ層上に形成された第2導電型のベース層と、前記ベー
ス層上に形成された第1導電型のエミッタ層とを有する
バイポーラトランジスタ構造の半導体装置において、 前記コレクタ層が、請求項2又は3記載の前記第1の半
導体層であって、前記ベース層が、請求項2又は3記載
の前記第2の半導体層であり、 前記第1の半導体層からなる前記コレクタ層と前記第2
の半導体層からなる前記ベース層とのヘテロ接合界面
に、ベース電流が流れる電流経路が形成されることを特
徴とする半導体装置。 - 【請求項7】 第1導電型のコレクタ層と、前記コレク
タ層上に形成された第2導電型のベース層と、前記ベー
ス層上に形成された第1導電型のエミッタ層とを有する
バイポーラトランジスタ構造の半導体装置において、 前記エミッタ層が、請求項2又は3記載の前記第1の半
導体層であって、前記ベース層が、請求項2又は3記載
の前記第2の半導体層であり、 前記第1の半導体層からなる前記エミッタ層と前記第2
の半導体層からなる前記ベース層とのヘテロ接合界面
に、ベース電流が流れる電流経路が形成されることを特
徴とする半導体装置。 - 【請求項8】 第1導電型のコレクタ層と、前記コレク
タ層上に形成された第2導電型のベース層と、前記ベー
ス層上に形成された第1導電型のエミッタ層とを有する
バイポーラトランジスタ構造の半導体装置において、 前記ベース層が、請求項2又は3記載の前記第1の半導
体層及び前記第2の半導体層を有し、 前記第1の半導体層と前記第2の半導体層とのヘテロ接
合界面に、ベース電流が流れる電流経路が形成されるこ
とを特徴とする半導体装置。 - 【請求項9】 第1導電型のコレクタ層と、前記コレク
タ層上に形成されたコレクタバリア層と、前記コレクタ
バリア層上に形成された第2導電型のベース層と、前記
ベース層上に形成された第1導電型のエミッタ層とを有
し、前記コレクタバリア層のバンドギャップが前記ベー
ス層のバンドギャップより大きいバイポーラトランジス
タ構造の半導体装置において、 前記コレクタバリア層が、請求項2又は3記載の前記第
1の半導体層であって、前記ベース層が、請求項2又は
3記載の前記第2の半導体層であり、 前記第1の半導体層からなる前記コレクタバリア層と前
記第2の半導体層からなる前記ベース層とのヘテロ接合
界面に、ベース電流が流れる電流経路が形成されること
を特徴とする半導体装置。 - 【請求項10】 第1導電型のコレクタ層と、前記コレ
クタ層上に形成された第2導電型のベース層と、前記ベ
ース層上に形成されたエミッタバリア層と、前記エミッ
タバリア層上に形成された第1導電型のエミッタ層とを
有し、前記エミッタバリア層のバンドギャップが前記ベ
ース層のバンドギャップより大きいバイポーラトランジ
スタ構造の半導体装置において、 前記エミッタバリア層が、請求項2又は3記載の前記第
1の半導体層であって、前記ベース層が、請求項2又は
3記載の前記第2の半導体層であり、 前記第1の半導体層からなる前記エミッタバリア層と前
記第2の半導体層からなる前記ベース層とのヘテロ接合
界面に、ベース電流が流れる電流経路が形成されること
を特徴とする半導体装置。 - 【請求項11】 第1導電型のコレクタ層と、前記コレ
クタ層上に形成された第2導電型のベース層と、前記ベ
ース層上に積層された第1乃至第3の層からなり、前記
第2の層を前記第2層よりバンドギャップの大きい前記
第1及び第3の層が挟んでいる共鳴トンネルバリア層
と、前記共鳴トンネルバリア層上に形成された第1導電
型のエミッタ層とを有し、前記共鳴トンネルバリア層の
前記ベース層に接する前記第1の層のバンドギャップが
前記ベース層のバンドギャップより大きいバイポーラト
ランジスタ構造の半導体装置において、 前記共鳴トンネルバリア層の前記第1の層が、請求項2
又は3記載の前記第1の半導体層であって、前記ベース
層が、請求項2又は3記載の前記第2の半導体層であ
り、 前記第1の半導体層からなる前記共鳴トンネルバリア層
の前記第1の層と前記第2の半導体層からなる前記ベー
ス層とのヘテロ接合界面に、ベース電流が流れる電流経
路が形成されることを特徴とする半導体装置。 - 【請求項12】 チャネル層と、前記チャネル層上方に
配列され、前記チャネル層に蓄積されたキャリアを順に
転送する複数のゲート電極とを有する電荷結合素子構造
の半導体装置において、 前記チャネル層が、請求項2又は3記載の前記第1の半
導体層及び前記第2の半導体層を有し、 前記第1の半導体層と前記第2の半導体層とのヘテロ接
合界面に形成される2次元電子又は2次元正孔が、前記
複数のゲート電極に印加されるパルス電圧によって転送
されることを特徴とする半導体装置。 - 【請求項13】 請求項1乃至11のいずれかに記載の
半導体装置において、 前記第1の半導体層が、GaA
s層又はAlGaInAs層であって、前記第2の半導
体層がGe層であることを特徴とする半導体装置。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4117339A JPH05315366A (ja) | 1992-05-11 | 1992-05-11 | 半導体装置 |
| US08/059,289 US5981986A (en) | 1992-05-11 | 1993-05-11 | Semiconductor device having a heterojunction |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4117339A JPH05315366A (ja) | 1992-05-11 | 1992-05-11 | 半導体装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05315366A true JPH05315366A (ja) | 1993-11-26 |
Family
ID=14709268
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4117339A Pending JPH05315366A (ja) | 1992-05-11 | 1992-05-11 | 半導体装置 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5981986A (ja) |
| JP (1) | JPH05315366A (ja) |
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|---|---|---|---|---|
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|---|---|---|---|---|
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| US4695857A (en) * | 1983-06-24 | 1987-09-22 | Nec Corporation | Superlattice semiconductor having high carrier density |
| JPS61280609A (ja) * | 1985-06-05 | 1986-12-11 | Nec Corp | ヘテロ接合構造 |
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1992
- 1992-05-11 JP JP4117339A patent/JPH05315366A/ja active Pending
-
1993
- 1993-05-11 US US08/059,289 patent/US5981986A/en not_active Expired - Fee Related
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| Publication number | Publication date |
|---|---|
| US5981986A (en) | 1999-11-09 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20010227 |