JPH05319237A - アンチロックブレーキ装置の油圧制御装置 - Google Patents

アンチロックブレーキ装置の油圧制御装置

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JPH05319237A
JPH05319237A JP12767092A JP12767092A JPH05319237A JP H05319237 A JPH05319237 A JP H05319237A JP 12767092 A JP12767092 A JP 12767092A JP 12767092 A JP12767092 A JP 12767092A JP H05319237 A JPH05319237 A JP H05319237A
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JP
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passage
brake fluid
port
spool
flow
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JP12767092A
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Yoshiya Takano
喜也 高野
Tokuyoshi Haruyama
徳喜 晴山
Eiji Sato
英治 佐藤
Seiji Yamashita
誠二 山下
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】運転者の安全を確保することができると共に、
容易に製作できることである。 【構成】流量調節弁10のケーシング20には、マスタ
ーシリンダ2からのブレーキ液を導く供給路24と、ブ
レーキ液を排出する主排出路36および副排出路27と
が形成されている。副排出路にはここを流れるブレーキ
液を制限する絞り28が設けられている。往復移動可能
に設けられているスプール11には、供給路24からの
ブレーキ液を受け入れ可能な受け入れ口と、受け入れ口
と連通している主排出口および副排出口とが形成されて
いる。副排出路27はホイールシリンダ6と接続され、
主排出路26は、車輪がロックしていない状態の際に三
方弁30の第2ポート32と連通する第1ポート31と
接続され、第2ポートはホイールシリンダ6と接続さ
れ、車輪がロックした際に第2のポート32と連通する
第3のポート33はリザーバ4と接続されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車輪がロックすると、
車輪に制動力を加えるホイールシリンダ内のブレーキ液
圧を減圧させ、ロックを解除することできるアンチロッ
クブレーキ装置の油圧制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のアンチロックブレーキ装置(以
下、ABSとする。)としては、例えば、特開昭61−
263860号公報に記載されているものがある。この
ABSは、ホイールシリンダに供給するブレーキ液の流
量を調節する流量調節弁と、ホイールシリンダに供給さ
れたブレーキ液を流量調節弁を介して排出するための減
圧用電磁弁とを備えている。
【0003】このABSにおいて、通常の制動では、流
量調節弁内のスプールがバネで押圧され、ブレーキ液の
供給源であるマスターシリンダとホイールシリンダとを
直接的に連通している状態となっている。ABS動作時
では、車輪のロック状態が検出されると、減圧用電磁弁
が動作して、スプール内のブレーキ液がリザーバへ流れ
るようになる。この際、ブレーキ液がスプール内の固定
オリフィスを通過するときに減圧されるので、固定オリ
フィスの上流側と下流側とでは圧力差が生じ、スプール
は該下流側へ移動し、通常の制動時に連通していたマス
ターシリンダとホイールシリンダとの間の主流路は遮断
されると共に、ホイールシリンダとリザーバとの間がス
プールを介して連通状態となる。このような状態になる
と、ホイールシリンダ内のブレーキ液がリザーバヘ流
れ、ホイールシリンダが減圧される。したがって、車輪
のロック状態を回避することができる。
【0004】しかし、このABSでは、ホイールシリン
ダとマスターシリンダとの間の流路が1つしかないた
め、外部からの異物侵入等によりスプールがスティック
等すると、制動動作やABS動作ができなくなる。この
ような状態は、安全性の確保を十分に配慮する必要があ
るブレーキ装置としては、是非とも、避けなけらばなら
ないことである。
【0005】そこで、この点を考慮したものとして、特
開平2−102857号公報に記載されているものがあ
る。このABSは、図6に示すように、流量調節弁の中
に、マスターシリンダ2とホイールシリンダ6との間を
連通させる主流路8と副流路9とを形成し、スプールが
スティックしても、いずれか一方の流路が確保できるよ
うに構成されている。このABSの副流路9には、2個
の固定オリフィス7a,7bが設けれており、一方のオ
リフィス7aはスプール内に、他方のオリフィス7bは
スプールを往復移動可能に収納するケーシング内に設け
られている。このように2個の固定オリフィスを設けて
いるのは、スプールを往復移動させるために、オリフィ
スの上流側と下流側とに圧力差を生じるようにするため
である。つまり、オリフィスが1個では、オリフィスの
上流側も下流側も主流路8と連通しているために、オリ
フィスの上流側と下流側とに圧力差が生じず、スプール
を往復移動させることができないからである。
【0006】ところで、スプール内の一方のオリフィス
7aは、再加圧時の流量を決定する役割があると共に、
その内径が他方のオリフィス7bの内径よりも小さくす
る必要がある。これは、ABS機能の作動時に、ホイー
ルシリンダ6内のブレーキ液をマスターシリンダ2から
のブレーキ液よりも多く、リザーバ4に流す必要がある
からである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来技術では、微小流量のブレーキ液が流れる微小
内径の2個の固定オリフィス7a,7bのうち、前述し
たように、一方のオリフィス7aは、再加圧時の流量を
決定する役割があると共に、その内径が他方のオリフィ
ス7bの内径よりも小さくする必要があり、微小流量の
ブレーキ液が流れる微小内径の固定オリフィスに、この
ような制約を加えることは、加工が非常に難しく、たと
え、加工できたとしても、非常に微小な異物かオリフィ
スに付着することで、ABSとしての機能を果たさなく
なり、現実の製品として使用することは難しいという問
題点がある。また、2個の固定オリフィス7a,7bを
使用しているため、異物がスティックする可能性も高く
なる。
【0008】本発明は、このような従来の問題点につい
て着目してなされたもので、スプールがスティック等し
ても、運転者の安全を確保することができると共に、製
作が容易なABS、その油圧制御装置、その流量調節弁
を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
のABSの油圧制御装置は、ブレーキペダルの操作に応
じてブレーキ液圧を発生させるマスターシリンダと、前
記マスターシリンダからのブレーキ液圧を受けて車輪に
制動力を加えるホイールシリンダと、前記ブレーキ液の
流量を制御する流量調節弁と、前記ブレーキ液を一時的
に蓄えるリザーバと、3つのポートを有し、前記車輪が
ロック状態であるか否かに応じて、流路を切り替える三
方弁と、を備え、前記流量調節弁には、一方に付勢され
ているスプールがこれを収納するケーシング内に往復移
動可能に設けられ、前記ケーシングには、前記マスター
シリンダからの前記ブレーキ液をこの中に導く供給路
と、この中の前記ブレーキ液を排出する主排出路および
副排出路と、が形成され、前記副排出路にここを流れる
前記ブレーキ液の流量を制限する絞りが設けられ、前記
ケーシングには、さらに、前記スプールによって仕切ら
れて形成される前記ケーシングの2つの空間のうち、前
記一方とは反対側の他方の空間内の前記ブレーキ液圧
と、前記副排出路の前記絞りより下流側部分の前記ブレ
ーキ液圧とを等しくするための均圧路が形成され、前記
スプールには、該スプールが前記往復移動範囲の前記他
方の端部に位置しているとき、前記供給路からの前記ブ
レーキ液を内部に受け入れがほぼ不可能で、該スプール
がその他の位置に位置しているとき、前記供給路からの
前記ブレーキ液を内部に受け入れが可能な受け入れ口
と、該受け入れ口と連通し、かつ該スプールが少なくと
も前記往復移動範囲の前記一方の端部に位置していると
き、前記主排出路と連通する主排出口と、前記受け入れ
口と連通し、かつ該スプールが前記往復移動範囲のどの
位置に位置していても、前記副排出路と連通している副
排出口と、が形成され、前記流量調節弁の前記副排出路
は、前記ホイールシリンダと接続され、前記流量調節弁
の前記主排出路は、前記三方弁の3つのポートのうち、
前記車輪がロックしていない状態の際に第2ポートと連
通する第1ポートと接続され、前記三方弁の前記第2ポ
ートは、前ホイールシリンダと接続され、前記三方弁の
3つのポートのうち、前記車輪がロックした際に前記第
2のポートと連通する第3のポートは、前記リザーバと
接続されていること、を特徴とするものである。
【0010】ここで、前記マスターシリンダから前記ス
プールの前記受け入れ口までの間には、前記ブレーキ液
の圧力変化に対する圧力緩衝手段が設けられていること
が好ましい。圧力緩衝手段としては、具体的には、ブレ
ーキ液の流路を絞る絞りや、ブレーキ液の流路に連通し
て設けられる溶接室等が考えられる。
【0011】また、前記副排出路に設けられている前記
絞りは、前記ケーシングから着脱可能に設けられている
ことが好ましい。
【0012】
【作用】通常の制動時には、一方に付勢されているスプ
ールは、その往復移動範囲の一方の端部に位置している
(以下、通常制動位置とする。)。このため、ケーシン
グの供給路とスプールの受け入れ口、およびスプールの
主排出口とケーシングの主排出路は、連通している状態
である。また、三方弁は、第1ポートと第2ポートとが
連通しており、流量調節弁の主排出路とホイールシリン
ダとは、三方弁を介して連通している状態である。この
際、ブレーキペダルが踏まれ、マスターシリンダ内のブ
レーキ液圧が上がると、ブレーキ液は、流量調節弁の供
給路からこの内部に流れ込み、スプールの受け入れ口、
主排出口を通り、ケーシングの主排出口から流れ出て、
三方弁を介して、ホイールシリンダ内に流れ込む。ブレ
ーキ液がホイールシリンダ内に流れ込むと、このの内圧
が上がり、車輪に制動力が加えられる。
【0013】なお、スプールの副排出口とケーシングの
副排出路とは、常に連通しているので、供給路から内部
に入り込んだブレーキ液は、スプールの受け入れ口、副
排出路を介して、副排出路を通り、ホイールシリンダ内
に流れ込む。しかし、副排出路には絞りがあり、ここの
流路抵抗が主排出路側の流路抵抗よりも大きいので、供
給路から内部に入り込んだブレーキ液のほとんどは、主
排出路側を通ってホイールシリンダに流れ込む。また、
副排出路の絞りの上流側と下流側とは、それぞれ、主排
出路側とつながっているので、この上流側と下流側との
間にはほとんど圧力差は生じない。したがって、絞りの
上流側のスプール内流路のブレーキ液圧とケーシング内
の他方の空間のブレーキ液圧とにはほとんど圧力差はな
く、スプールに対して往復移動方向に働く力は付勢力を
除きほぼ等しくなるので、スプールは前記通常制動位置
を維持する。
【0014】車輪がロックすると、三方弁は、第1ポー
トが遮断され、第2ポートと第3ポートとが連通する。
このため、流量調節弁の主排出路側の流路とホイールシ
リンダとの間は遮断され、ホイールシリンダとリザーバ
とは連通する。
【0015】マスターシリンダからのブレーキ液は、供
給路から、スプールの受け入れ口、副排出口を介して、
副排出路から排出される。この際、主排出路側の流路が
遮断されているため、副排出路の絞りの上流側と下流側
とには圧力差が生じる。絞りの上流側と下流側とに圧力
差が生じた結果、絞りの上流側のスプール内流路のブレ
ーキ液圧とケーシング内の他方の空間のブレーキ液圧と
に圧力差が生じ、スプールは一方の方向に働く付勢力と
この圧力差によって生じる液圧とが等しくなるまで、他
方の方向へ移動する。このため、ケーシングの供給路と
スプールの受け入れ口との接続部分の流路面積は、次第
に小さくなり、マスターシリンダから供給されるブレー
キ液は次第に少なくなる。また、ホイールシリンダとリ
ザーバとは連通しているため、ホイールシリンダ内のブ
レーキ液はリザーバへ流れ、ホイールシリンダ内の液圧
が下がり、車輪のロックが解除される。
【0016】車輪のロックが解除されると、三方弁は、
再び、第1のポートと第2のポートとが連通し、通常制
動を行える状態になる。
【0017】ところで、本発明では、マスターシリンダ
からホイールシリンダまでのブレーキ液流路として、主
排出路側の流路と副排出路側の流路とがあるため、スプ
ールがある位置でスティックしたとしても、通常制動お
よびABS動作を確実に行うことができる。また、本発
明では、主排出路側の流路に三方弁を設け、これで主排
出路側の流れを断つことができるので、副排出路の絞り
の上流側と下流側とに圧力差を生じさせるため(スプー
ルを移動させるため)に、副排出路側の流路に微小内径
の固定絞りを2個も設ける必要がなくなる。
【0018】
【実施例】以下、図1〜図5を用いて本発明に係るAB
Sの各種実施例について説明する。まず、図1〜図4を
用いて、本発明に係る第1の実施例のABSについて説
明する。本実施例のABSは、図1および図4に示すよ
うに、ブレーキペダル1と連動しているマスターシリン
ダ2と、車輪を制動させるホイールシリンダ6と、マス
ターシリンダ2から供給されるブレーキ液の流量を制御
する流量調節弁10と、三方電磁弁30と、ブレーキ液
を一時的に蓄えるリザーバ4と、リザーバ4内のブレー
キ液をマスターシリンダ2側に戻すポンプ3と、このポ
ンプ3を駆動するポンプ駆動用モータ3aと、車輪の動
きからロック状態か否かを検出するロック状態検出セン
サ49と、ロック状態検出センサ49からの信号に基づ
き、三方電磁弁30とポンプ駆動用モータ3aとを動作
させるコントロールユニット40と、を有している。
【0019】流量調節弁10は、スプール11と、スプ
ール11を往復移動可能に収納するケーシング20と、
スプール11を一方の方向に付勢するバネ29と、を有
して構成されている。ケーシング20には、マスターシ
リンダ2からのブレーキ液をスプール11が設けられて
いるスプール収納室21内に供給する供給路24と、ス
プール収納室21内のブレーキ液を三方電磁弁30へ送
るための主排出路26と、スプール室21内のブレーキ
液を排出するための副排出路27と、スプール収納室2
1のバネ29が設けられている側、つまりバネ室22と
後述する第2の主排出管53との圧力バランスをとるた
めの均圧路29aとが、形成されている。スプール11
には、スプール11のほぼ中央の外周に設けられている
環状路12と、環状路12をスプール11の半径方向に
貫通する第1の半径方向路13と、この第1の半径方向
路の中央部からスプール収納室21のバネ29が設けら
れていない側、つまり背圧室23に貫通する軸方向路1
4と、この軸方向路14を通りスプール11の半径方向
に貫通する第2の半径方向路15とが、形成されてい
る。なお、副排出路27は、その流路面積が流量調節弁
10内の他の流路の流路面積よりも小さくなるよう形成
されている。
【0020】スプール11の環状路12は、ケーシング
20の供給路24との関係においては、スプール11が
最もバネ室22側へ移動した際(図3の状態)に供給路
24との接続が断たれ、ケーシング20の副排出路27
との関係においては、スプール11がどの位置でも副排
出路27と連通状態になるよう形成されている。また、
第2の半径方向路15は、スプール11が最も背圧室2
3側へ移動した際(図1の状態)に、ケーシング20の
主排出路26と連通状態にあり、スプール11がバネ室
22側へ移動していく途中で(図2の状態)、主排出路
26との接続が断たれるよう形成されている。
【0021】ケーシング20の供給路24には、ブレー
キペダル1の急踏み込みの際、急激に変化する圧力(こ
の際、供給路24の圧力分布はスパイク状になる。)が
スプール11にかからないよう緩衝用の入口固定絞り2
5が設けられている。この入口固定絞り25は、あくま
でも緩衝用のものであるため、その内径をあまり小さく
する必要はなく、ここでは、その流路面積と三方電磁弁
30の流路面積とがほぼ同じになるよう、入口固定絞り
25を形成している。また、ケーシング20の副排出路
27には、ここを流れるブレーキ液の流量を調節すると
共に、その上流側と下流側との間に圧力差を形成させ
て、バネ室22と背圧室23とに圧力差を発生させ、ス
プール11を移動させるための出口固定絞り28が設け
られている。
【0022】マスターシリンダ2と流量調節弁10の供
給路24とは、供給管51により接続されている。流量
調節弁10の主排出路26と三方電磁弁30の第1ポー
ト31とは、第1の主排出管52により接続されてい
る。三方電磁弁30の第2ポート32とホイールシリン
ダ6とは、第2の主排出管53により接続されている。
三方電磁弁30の第3ポート33は、循環管56と接続
されており、この循環管56は、リザーバ4及びポンプ
3を介して、供給管51に接続されている。なお、循環
管56のポンプ3の吸入側および吐出側には、図示され
ていないが、それぞれ、吸入弁、吐出弁が設けられてい
る。流量調節弁10の副排出路28および均圧路29a
は、それぞれ、副排出管54、均圧管55により、第2
の主排出管53と接続されている。
【0023】コントロールユニット40は、図示されて
いないが、CPUとROMとRAMとI/Oポートとを
有して構成されている。コントロールユニット40のR
OMには、ロック状態検出センサ49からの信号に基づ
き、三方電磁弁30とポンプ駆動用モータ3aとを動作
させるプログラムが記憶されている。
【0024】次に、本実施例の動作について説明する。
まず、図1を用いて、通常制動時の動作について説明す
る。通常制動時、スプール11は、スプール収納室21
の背圧室23側の端部に位置(以下、この位置を通常制
動位置とする。)しており、ケーシング20の供給路2
4と主排出路26とは、スプール11の環状路12、第
1の半径方向路13、軸方向路14、第2の半径方向路
15を介して、連通状態になっている。また、供給路2
4と副排出路27とも、環状路12、第1の半径方向路
13を介して、連通状態になっている。また、三方電磁
弁30は、第1ポート31と第2ポート32とが連通状
態になっている。
【0025】運転者がブレーキペダル1を踏むと、マス
ターシリンダー2内のブレーキ液は加圧状態となり、ブ
レーキ液は供給管51を介して流量調節弁10の供給路
24に流れ込む。供給路24に流れ込んだブレーキ液
は、図4に示すように、スプール11により、2系統に
分割され、一方は、環状路12、第1の半径方向路1
3、軸方向路14、第2の半径方向路15を通り、ケー
シング20の主排出路26から流れ出て、他方は、スプ
ール11の環状路12を通り、ケーシング20の副排出
路27から流れ出る。ケーシング20の主排出路26か
ら流れ出たブレーキ液は、第1の主排出管52、三方電
磁弁30の第1ポート31、第2ポート32、第2の主
排出管53を通り、ホイールシリンダー12へ供給され
る。また、ケーシング20の副排出路27から流れ出た
ブレーキ液も、第2の主排出管53を通り、ホイールシ
リンダ12へ供給される。
【0026】この際、ケーシング20の副排出路27に
は出口固定絞り28が設けられているので、ここの流路
抵抗が主排出路26の流路抵抗よりも大きいので、ケー
シング20の供給路24に流れ込んだブレーキ液は、ほ
とんど、主排出路26を通り、三方電磁弁30、第2の
主排出管53を介して、ホイールシリンダ6に供給され
る。
【0027】なお、出口固定絞り28の上流側と下流側
とは、スプール11、ケーシング20の主排出路26、
三方電磁弁30、第2の主排出路53を介して、つなが
っているので、出口固定絞り28の上流側と下流側とに
はほとんど圧力差はない。したがって、出口固定絞り2
8の下流側と接続されているバネ室22と、出口固定絞
り28の上流側と接続されているスプール11内の流路
12,13,…とには、圧力差はほとんどなく、スプー
ル11は、バネ29に押され、前述した通常制動位置に
位置している状態を維持する。
【0028】しかしながら、このような状態でも、運転
者がブレーキペダル1を急激に踏み込むと、出口固定絞
り28のみならず、スプール11内の12,13,…や
三方電磁弁30等も流路抵抗となり、スプール11の両
側の室に圧力差が生じ、スプール11が移動してしまう
ことが考えられる。そこで、本実施例では、供給路24
に圧力緩衝用の入口固定絞り25を設け、流路内の圧力
が急激に変化するのを抑え、通常制動時にスプール11
が移動してしまうのを防いでいる。なお、当然ではある
が、入口固定絞り25は、圧力緩衝が目的であるため、
この換わりに、供給路24中に容積室を設けても、同様
な効果を期待できることは言うまでもない。
【0029】次に、ABS機能によるホイールシリンダ
6内のブレーキ液圧の減圧動作について、図2及び図3
を用いて説明する。通常制動時に、車輪がロックする
と、ロック状態検出センサ49がこれを検知し、ロック
検出信号をコントロールユニット40に出力する。コン
トロールユニット40は、この信号を受けて、三方電磁
弁30およびポンプ駆動用モータ3aに対して駆動信号
を出力する。これにより、図2に示すように、三方電時
弁30が駆動し、第1ポート31が遮断され、第2ポー
ト32と第3ポート33とが連通する。三方電磁弁30
の第2ポート32と第3ポート33とが連通すると、第
2の排出管53と循環管56とが接続される。したがっ
て、ホイールシリンダ6とリザーバ4とは連通状態とな
る。このため、ホイールシリンダ6内のブレーキ液は、
第2の排出管53、三方電磁弁30、循環管56を通っ
て、リザーバ4に流れ込み、ホイールシリンダ6内は減
圧され、車輪のロック状態は解除される。また、ポンプ
3も駆動するので、リザーバ4に流れ込んだブレーキ液
は、循環管56を通って、再び供給管51に戻る。
【0030】この際、ケーシング20の供給路24から
流れ込んだブレーキ液は、第1の主排出管52が三方電
磁弁30で遮断されているため、ケーシング20の副排
出路27のみから流れ出る。ところで、副排出路27の
出口固定絞り28の上流側と下流側とは、前述した通常
制動時とは異なり、スプール11、ケーシング20の主
排出路26、三方電磁弁30、第2の主排出路53を介
して、つながっていないので、出口固定絞り28の上流
側と下流側とには、圧力差が生じる。このため、スプー
ル11内の流路12,13,…圧力が、バネ室22内の
圧力よりも大きくなり、スプール11はバネ室22側へ
移動する。
【0031】このスプール11の移動により、図2に示
すように、スプール11の第2の半径方向路15とケー
シング20の主排出路26との接続が断たれると共に、
ケーシング20の供給路24とスプール11の環状路1
2との接続部分の流路面積が小さくなる。また、このス
プール11の移動により、バネ29が縮み、スプール1
1を背圧室23側へ付勢する力が次第に大きくなる。ス
プール11がさらにバネ室側22へ移動し、図3に示す
ように、ケーシング20の供給路24とスプール11の
環状路12との接続が断たれると、スプール11内にブ
レーキ液が流れ込まなくなるので、副排出路27内でブ
レーキ液は流れず、出口固定絞り28の上流側と下流側
とに、圧力差はなくなる。このため、バネ29が背圧室
23側へ押す力と、出口固定絞り28の上流側と下流側
との圧力差により、スプール11内のブレーキ液がバネ
室22側へ押す力とが釣り合う位置で、スプール11は
停止する(以下、この位置をABS機能作動位置とす
る。)。なお、ケーシング20の供給路24とスプール
11の環状路12との接続部分は、可変オリフィスとし
て機能し、スプール11の流路12,13,…にブレー
キ液が流れ込む量を調節している。
【0032】次に、ABS機能の解除動作について説明
する。ロック状態が解除されると、ロック状態検出セン
サ49からロック検出信号は、消滅し、コントロールユ
ニット40からの信号により、三方電磁弁30の第1ポ
ート31と第3ポートとが連通すると共に、ポンプ3の
駆動が停止する。この動作で、三方電磁弁30を通って
リザーバ4へブレーキ液が流れ込むラインが断たれるた
め、流量調節弁10の流れ込んだブレーキ液は、全てホ
イールシリンダ6に流れ込むことになる。ロック状態が
解除されたときは、ホイールシリンダ6の内圧は低いも
のの、三方電磁弁30が動作すると、副排出路27を通
ってホイールシリンダ6にブレーキ液が流れ込み始める
ため、ここの内圧は次第に上昇してくる。このため、出
口固定絞り28の上流側と下流側との圧力差が小さくな
り、スプール11は次第に背圧室23側へ移動して行
き、通常制動状態に復帰する。
【0033】次に、各状態時にスプール11がスティッ
クした際の動作について説明する。通常制動時にスプー
ル11がスティックして通常制動位置に固着してしまっ
た場合、つまり、図1の状態でスプール11が動かなく
なった場合、供給路24から主排出路26の流路が確保
されているので、通常制動はなんら支障なく行える。ま
た、この状態で車輪がロックしたときでも、三方電磁弁
30が駆動し、第1ポート31が遮断され、第2ポート
32と第3ポート33とが接続されると、ホイールシリ
ンダ6内のブレーキ液はリザーバ4に流れ込めるように
なるので、車輪のロックは確実に解除される。但し、こ
の場合、スプール11が移動できず、ケーシング20の
供給路24とスプール11の環状路12との接続部分が
可変オリフィスとして機能しないので、ブレーキ液がス
プール11の流路12,13,…に流れ込む量が少なく
ならない。この結果、ブレーキ液が副排出路27を通っ
て第2の主排出管53に流れ込む量が減らず、ホイール
シリンダ6内圧はゆっくりと減少し、ロックの解除動作
が緩慢になる。
【0034】また、スプール11がABS機能作動位置
(但し、ケーシング20の供給路24とスプール11の
環状路12との接続部分の流路面積は小さいものの確実
に確保されている。)でスティックした場合、ABS機
能的には、なんら支障はない。スプール11がABS機
能作動位置でスティックしている状態で車輪のロックが
解除されると、三方電磁弁30が動作し、第1ポート3
1と第2ポート32とが連通し、循環管56への第3ポ
ート33が遮断される。この場合、三方電磁弁30の第
1ポート31と第2ポート32とが連通していても、ス
プール11の第2の半径方向路15とケーシング20の
主排出路26とは連通していないために、主排出路26
側にはブレーキ液は流れないが、副排出路27側の流路
が確保されているため、通常の制動動作も確実に行うこ
とができる。但し、マスターシリンダ2からホイールシ
リンダ6に供給されるブレーキ液は、ケーシング20の
供給路24とスプール11の環状路12との接続部分の
小さな流路、出口固定絞り28を通ることになり、流量
が制限されるので、運転者が意図しているよりも非常に
緩慢な制動動作となる。
【0035】以上のように、本実施例では、図4に示す
ように、マスターシリンダ2からホイールシリンダ6ま
でのブレーキ液流路として、主排出路26側の流路と副
排出路27側の流路とがあるため、スプール11がある
位置でスティックしたとしても、通常制動およびABS
動作を確実に行うことができる。また、本実施例では、
図4に示すように、主排出路26側の流路に三方電磁弁
30を設け、これで主排出路26側の流れを断つことが
できるので、出口固定絞り28の上流側と下流側とに圧
力差を生じさせるため(スプール11を移動させるた
め)に、副排出路27側の流路に微小内径の固定絞りを
2個も設ける必要がなくなる。このため、微小内径の2
個の固定絞りに対して、それぞれ異なる役割を果たさせ
るために、それぞれに微妙な加工を施す必要がなくな
る。また、微小内径の固定絞り28は、1個で済むこと
から、副排出路27側が異物により閉塞する可能性も、
少なくすることができる。
【0036】次に、図5を用いて、本発明に係るABS
の第2の実施例について説明する。なお、本実施例にお
いて、第1の実施例と同一の部位については同一の符号
を付し、重複した説明を省略する。第1の実施例では、
微小内径の出口固定絞り28が1個で済み、副排出路2
7が異物により閉塞する可能性は少ないものの、ここが
閉塞すると、十分なABS機能を果たすことができなく
なる。そこで、本実施例では、微小内径の出口固定絞り
28が異物等により閉塞しても、容易にメインテナンス
できるよう、出口固定絞り28を外部から取り外すこと
ができるようにしたものである。したがって、通常制動
時の動作やABS機能の作動内容は、第1の実施例と同
じである。
【0037】本実施例は、副排出路27aの屈曲部分よ
りも上流側に、外周にネジが形成されている出口固定絞
り28aが捩じ込んで取付けられている。副排出路27
aの屈曲部分よりも上流側部分の延長線上には、開口部
が形成されており、そこにOリング58を介して封止ボ
ルト59が捩じ込まれている。このように構成すること
により、出口固定絞り28aが閉塞しても、封止ボルト
59および出口固定絞り28aを取外し、出口固定絞り
28aの清掃、または交換を行うことができ、出口固定
絞り28aの閉塞に対して、流量調節弁10aごと交換
しなくても対応できるようになる。
【0038】なお、以上の各実施例において、入口固定
絞り25や出口固定絞り28,28aを流量調節弁10
内に設けたものについて説明したが、これらは、ここに
限定されるものではなく、例えば、入口固定絞り25を
供給管51に、出口固定絞り28,28aを副排出管5
4に設けてもよい。また、以上の各種実施例において、
ケーシング20の均圧路29aは、均圧管55及び第2
の主排出路53を介して副排出路27と接続させたが、
この均圧路29aを直接副排出路27に接続させてもよ
い。但し、この場合、副排出路27に対する均圧路29
aの接続位置が出口固定絞り28の下流側になるように
しなければならない。また、ロック状態検出センサ49
は、車輪のロック状態を検出する固有のものである必要
はなく、例えば、車輪またはブレーキディスクの動きを
見るセンサであれば、これを用いることができることは
言うまでもない。
【0039】
【発明の効果】本発明では、マスターシリンダからホイ
ールシリンダまでのブレーキ液流路として、主排出路側
の流路と副排出路側の流路とがあり、かつ副排出側の流
路は常に確保されているため、スプールがある位置でス
ティックしたとしても、通常制動およびABS動作を確
実に行うことができる。また、本発明では、主排出路側
の流路に三方弁を設け、これで主排出路側の流れを断つ
ことができるので、副排出路の絞りの上流側と下流側と
に圧力差を生じさせるため(スプールを移動させるた
め)に、副排出路側の流路に微小内径の固定絞りを2個
も設ける必要がなくなる。このため、内径バランスが微
妙な2個の絞りを作成する必要がなく、容易に製作する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る第1の実施例の通常制動における
ABS油圧ユニットの系統図である。
【図2】本発明に係る第1の実施例のABS機能作動時
におけるABS油圧ユニットの系統図である。
【図3】本発明に係る第1の実施例のABS機能作動時
におけるABS油圧ユニットの系統図である。
【図4】本発明に係る第1の実施例の簡略化したABS
油圧ユニットの系統図である。
【図5】本発明に係る第2の実施例のABS油圧ユニッ
トの一実施例のである。
【図6】従来の簡略化したABS油圧ユニットの系統図
である。
【符号の説明】
1…ブレーキペダル、2…マスターシリンダ、3…ポン
プ、4…リザーバ、6…ホイールシリンダ、10…流量
調節弁、11…スプール、12…環状路、13…第1の
半径方向路、14…軸方向路、15…第2の半径方向
路、20…ケーシング、21…スプール収納室、22…
バネ室、23…背圧室、24…供給路、25…入口固定
絞り、26…主排出路、27,27a…副排出路、2
8,28a…出口固定絞り、29…バネ、29a…均圧
路、30…三方電磁弁、31…第1ポート、32…第2
ポート、33…第3ポート、40…コントロールユニッ
ト、49…ロック状態検出センサ、51…供給管、52
…第1の主排出管、53…第2の主排出管、54…副排
出管、55…均圧管、56…循環管。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山下 誠二 茨城県勝田市大字高場2520番地 株式会社 日立製作所自動車機器事業部内

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ブレーキペダルの操作に応じてブレーキ液
    圧を発生させるマスターシリンダと、 前記マスターシリンダからのブレーキ液圧を受けて車輪
    に制動力を加えるホイールシリンダと、 前記ブレーキ液の流量を制御する流量調節弁と、 前記ブレーキ液を一時的に蓄えるリザーバと、 3つのポートを有し、前記車輪がロック状態であるか否
    かに応じて、流路を切り替える三方弁と、 を備え、 前記流量調節弁には、一方に付勢されているスプールが
    これを収納するケーシング内に往復移動可能に設けら
    れ、 前記ケーシングには、前記マスターシリンダからの前記
    ブレーキ液をこの中に導く供給路と、この中の前記ブレ
    ーキ液を排出する主排出路および副排出路と、が形成さ
    れ、 前記副排出路にここを流れる前記ブレーキ液の流量を制
    限する絞りが設けられ、 前記ケーシングには、さらに、前記スプールによって仕
    切られて形成される前記ケーシングの2つの空間のう
    ち、前記一方とは反対側の他方の空間内の前記ブレーキ
    液圧と、前記副排出路の前記絞りより下流側部分の前記
    ブレーキ液圧とを等しくするための均圧路が形成され、 前記スプールには、該スプールが前記往復移動範囲の前
    記他方の端部に位置しているとき、前記供給路からの前
    記ブレーキ液を内部に受け入れがほぼ不可能で、該スプ
    ールがその他の位置に位置しているとき、前記供給路か
    らの前記ブレーキ液を内部に受け入れが可能な受け入れ
    口と、該受け入れ口と連通し、かつ該スプールが少なく
    とも前記往復移動範囲の前記一方の端部に位置している
    とき、前記主排出路と連通する主排出口と、前記受け入
    れ口と連通し、かつ該スプールが前記往復移動範囲のど
    の位置に位置していても、前記副排出路と連通している
    副排出口と、が形成され、 前記流量調節弁の前記副排出路は、前記ホイールシリン
    ダと接続され、 前記流量調節弁の前記主排出路は、前記三方弁の3つの
    ポートのうち、前記車輪がロックしていない状態の際に
    第2ポートと連通する第1ポートと接続され、 前記三方弁の前記第2ポートは、前ホイールシリンダと
    接続され、 前記三方弁の3つのポートのうち、前記車輪がロックし
    た際に前記第2のポートと連通する第3のポートは、前
    記リザーバと接続されていること、 を特徴とするアンチロックブレーキ装置の油圧制御装
    置。
  2. 【請求項2】前記マスターシリンダから前記スプールの
    前記受け入れ口までの間に、前記ブレーキ液の圧力変化
    に対する圧力緩衝手段が設けられていることを特徴とす
    る請求項1記載のアンチロックブレーキ装置の油圧制御
    装置。
  3. 【請求項3】前記副排出路に設けられている前記絞り
    は、前記ケーシングから着脱可能に設けられていること
    を特徴とする請求項1又は2記載のアンチロックブレー
    キ装置の油圧制御装置。
  4. 【請求項4】前記リザーバに蓄えられた前記ブレーキ液
    を前記流量調節弁の前記供給路の上流側に導く循環手段
    を備えていることを特徴とする請求項1、2又は3記載
    のアンチロックブレーキ装置の油圧制御装置。
  5. 【請求項5】請求項1、2、3又は4記載の油圧制御装
    置と、 前記車輪がロックしたか否かを検出するロック状態検出
    手段と、 前記ロック状態検出手段によりロックが検出されると、
    前記三方弁の前記第2ポートと前記第3ポートとを連通
    させ、ロック解除が検出さると、前記三方弁の前記第1
    ポートと前記第2ポートを連通させるよう、前記三方弁
    に対して指示を与える制御手段と、 を備えていることを特徴とするアンチロックブレーキ装
    置。
  6. 【請求項6】一方に付勢されているスプールがこれを収
    納するケーシング内に往復移動可能に設けられ、 前記ケーシングには、 液体をこの中に導く供給路と、この中の該液体を排出す
    る主排出路および副排出路と、が形成され、 前記副排出路に、ここを流れる前記ブレーキ液の流量を
    制限する絞りが設けられ、 前記スプールによって仕切られて形成される前記ケーシ
    ングの2つの空間のうち、前記一方とは反対側の他方の
    空間内の液圧と、前記副排出路の前記絞りより下流側部
    分の液圧とを等しくするための均圧路が形成され、 前記スプールには、 該スプールが前記往復移動範囲の前記他方の端部に位置
    しているとき、前記供給路からの前記液体を内部に受け
    入れがほぼ不可能で、該スプールがその他の位置に位置
    しているとき、前記供給路からの前記液体を内部に受け
    入れが可能な受け入れ口と、 前記受け入れ口と連通し、かつ前記スプールが少なくと
    も前記往復移動範囲の前記一方の端部に位置していると
    き、前記主排出路と連通する主排出口と、 前記受け入れ口と連通し、かつ該スプールが前記往復移
    動範囲のどの位置に位置していても、前記副排出路と連
    通している副排出口と、 が形成されていることを特徴とする流量調節弁。
  7. 【請求項7】前記供給路には、ここから前記ケーシング
    内に流れ込む前記液体の圧力変化に対する圧力緩衝手段
    が設けられていることを特徴とする請求項6記載の流量
    調節弁。
  8. 【請求項8】前記副排出路に設けられている前記絞り
    は、前記ケーシングから着脱可能に設けられていること
    を特徴とする請求項6又は7記載の流量調節弁。
  9. 【請求項9】ブレーキペダルの操作に応じてブレーキ液
    圧を発生させるマスターシリンダと、 前記マスターシリンダからのブレーキ液圧を受けて車輪
    に制動力を加えるホイールシリンダと、 前記車輪のロック状態を検出するロック状態検出手段
    と、 前記マスターシリンダと前記ホイールシリンダとの間の
    前記ブレーキ液の流路を形成する主流路および副流路
    と、 前記ホイールシリンダ内のブレーキ液を回収するブレー
    キ液回収流路と、 前記ロック状態検出手段により前記ロック状態が検出さ
    れると、前記主流路を閉じると共に前記ブレーキ液回収
    流路を開き、前記ロック状態が検出されなくなると、前
    記主流路を開くと共に前記ブレーキ液回収流路を閉じる
    流路切替手段と、 前記流路切替手段が前記主流路を閉じ前記ブレーキ液回
    収流路を開くと、前記副流路側の流路面積を徐々に小さ
    くし、前記流路切換手段が前記主流路を開き前記ブレー
    キ液回収路を開くと、前記副流路側の流路面積を徐々に
    大きくする流路面積調節手段と、 を備えていることを特徴とするアンチロックブレーキ装
    置の油圧制御装置。
  10. 【請求項10】前記流路面積調節手段は、 前記副流路に設けられた固定絞りと、 前記固定絞りの上流側と下流側との圧力差に応じて、前
    記副流路側の流路面積を変える流路可変機構と、 を有していることを特徴とする請求項9記載のアンチロ
    ックブレーキ装置の油圧制御装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011168209A (ja) * 2010-02-19 2011-09-01 Nissin Kogyo Co Ltd 車両用ブレーキ液圧制御装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011168209A (ja) * 2010-02-19 2011-09-01 Nissin Kogyo Co Ltd 車両用ブレーキ液圧制御装置
US8556352B2 (en) 2010-02-19 2013-10-15 Nissin Kogyo Co., Ltd. Brake fluid pressure control device for vehicle

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