JPH053204U - ゴミ吸引輸送装置 - Google Patents

ゴミ吸引輸送装置

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JPH053204U
JPH053204U JP5059791U JP5059791U JPH053204U JP H053204 U JPH053204 U JP H053204U JP 5059791 U JP5059791 U JP 5059791U JP 5059791 U JP5059791 U JP 5059791U JP H053204 U JPH053204 U JP H053204U
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善弘 林
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Abstract

(57)【要約】 【目的】吸引終了時や、吸引途中で吸引動作を停止させ
る際、ブロワに作用する負圧によりエンジンが停止する
ことを防止する。 【構成】エンジン回転数をアイドリングに下げる指令を
所定時間遅延させる遅延装置150を設ける。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、ゴミを貯留したベッセル内を負圧化させてから二次空気を導入し、 この二次空気とともにベッセル内のゴミをゴミ吸引車のゴミ収容タンクに輸送す るゴミ吸引輸送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、ゴミ吸引車のエンジンを利用してブロワを作動させ、このブロワによっ てベッセル内を負圧化させてから二次空気を導入し、該二次空気とともにベッセ ル内のゴミをゴミ吸引車に搭載されたゴミ収容タンクに輸送するゴミ吸引輸送装 置が提供されている。そして、ブロワはエンジン回転数の操作により制御されて おり、吸引終了時や吸引動作を途中で停止させる場合には、エンジン回転数を吸 引作動時の高回転からアイドリングにすることでブロワを低作動状態にしていた 。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、ベッセル内の負圧値が完全に下がっていない時にエンジンの回 転数をアイドリングに下げた場合、ブロワには負圧による負荷が作用しているた め、この負荷によりエンジンが停止する、いわゆるエンストを起こすという問題 があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案のゴミ吸引輸送装置は、ゴミが貯留されるベッセルと、該ベッセルに二 次空気を導入する二次弁と、前記ベッセルに連通されたドッキングステーション に着脱自在な吸引管を備え、且つゴミ吸引車に搭載されたゴミ収容タンクと、上 記ゴミ吸引車のエンジンの回転数に対応して駆動されるブロワを備え、且つゴミ 収容タンク及び上記ベッセルを負圧化する吸引ユニットと、ゴミ収容タンク及び ベッセルを負圧化してからベッセルに二次空気を導入してベッセルのゴミをゴミ 収容タンクに輸送するように上記吸引ユニット及び二次弁を制御する輸送制御手 段とを備えたゴミ吸引輸送装置において、前記エンジン回転数をアイドリングに 下げる指令を所定時間遅延させる遅延装置が備えられたものである。
【0005】
【作用】
エンジン回転数をアイドリングに下げる際、負圧値が完全に下がりブロワに作 用する負荷が無くなるよう遅延装置により所定の時間遅延させ、その後、エンジ ン回転数をアイドリングにする。
【0006】
【実施例】
以下、本考案の一実施例を図面を参照して説明する。
【0007】 図1は本考案のゴミ吸引輸送装置の概略構成を示している。
【0008】 ゴミ吸引輸送装置は、家庭から出されたゴミをベッセルに一時貯留し、この貯 留したゴミを例えばゴミ吸引車Cに搭載されたゴミ収容タンク40に吸引ユニッ ト30によって吸引輸送するように構成されたものである。
【0009】 ベッセルは、それぞれ同様に構成されたT1 〜Tmの適数個が例えば団地やビ ルの地下に埋設配置されており、本例では、その内の一のベッセルTmについて 説明する。
【0010】 ベッセルTmは、天面に開口11が形成されており、この開口11に建物の各 階に亘って垂直に配設されたシュートAmの下端が連設されている。シュートA mには所要階に投入口Bmがそれぞれ設けられている。
【0011】 前記開口11には該開口11を開閉する投入ゲートImが設けられており、投 入ゲートImはエアーシリンダ12の伸縮によって開閉作動される。また、この 投入ゲートImの近傍には該投入ゲートImの開閉を検出するリミットスイッチ 等の検出器(図示省略)が設けられている。
【0012】 ベッセルTmの側壁の下部には排出口13が形成されており、この排出口13 は漏斗状に形成された連結部材14を介して接続管15に接続されている。排出 口13の近傍の接続管15には該接続管15を開閉する排出ゲートEmが設けら れており、排出ゲートEmはエアーシリンダ16の伸縮によって開閉作動される 。この排出ゲートEmの近傍には該排出ゲートEmの開閉を検出するリミットス イッチ等の検出器(図示省略)が設けられている。
【0013】 また、ベッセルTmの側壁下部には二次空気導入口20が形成されている。こ の二次空気導入口20には導入管21の一端が接続されており、導入管21の他 端はベッセルTm内に外気を供給できるように配設されている。導入管21には 該導入管21を開閉する二次弁Vmが設けられており、二次弁Vmはエアーシリ ンダ22の伸縮によって開閉作動される。二次弁Vmの近傍には該二次弁Vmの 開閉を検出するリミットスイッチ等の検出器(図示省略)が設けられている。
【0014】 前記接続管15はドッキングステーション60に延設され、カップリング61 によってゴミ吸引車Cから延設された吸引管50と着脱自在に接続される。
【0015】 また、前記各エアーシリンダ12,16,22は、図示しないエアーホースに よりゴミ吸引車Cに設けられたコンプレッサタンク等からなるエアー源(図示省 略)に前記ドッキングステーション60を介して接続されている。なお、エアー 源はベッセルTm側に設けてもよい。
【0016】 前記ゴミ吸引車Cは、吸引ユニット30と、この吸引ユニット30により吸引 したゴミを収容するゴミ収容タンク40とを搭載している。
【0017】 吸引ユニット30は、図2に示すように、一端が上記ゴミ収容タンク40に接 続され他端が大気に開放された吸引通路31と、該吸引通路31に設けられたウ ォータスクラバ32と、ウォータスクラバ32よりも大気開放側の吸引通路31 に設けられたブロワ33と、該ブロワ33よりも大気開放側の吸引通路31に設 けられた消音器35とを備えている。
【0018】 上記ブロワ33は、ゴミ吸引車Cのエンジンの駆動によりこのエンジン回転数 に対応して作動されるもので、ブロワ33の作動によりゴミ収容タンク40及び 各ベッセルT1 〜Tmを負圧化するようになされている。
【0019】 ゴミ収容タンク40とウォータスクラバ32との間の吸引通路31には、一端 が開放された開放管39が大気開放弁34を介して接続されている。
【0020】 また、ウォータスクラバ32とブロワ33との間の吸引通路31には、ブロワ 33による負圧値を検出する圧力センサ(圧力検出手段)36が設けられている 。
【0021】 さらに、吸引通路31におけるブロワ33の吸込側と吐出側にはバイパス管3 7がブロワアンロード弁(リリーフ弁)38を介して接続されており、このブロ ワアンロード弁38の開閉制御により後述する吸引輸送時において負圧値を所定 レベルに保持するようなされている。
【0022】 前記ゴミ収容タンク40は、後端壁がその上端縁を中心にして後方に開く開閉 扉41に形成されていて、内部に押引可能に設けた排出板によりゴミ収容タンク 40内のゴミを車輌後方に投棄するようにしている。
【0023】 前記吸引管50は、上記ゴミ収容タンク40の上部において該ゴミ収容タンク 40に接続され且つ鉛直軸回りに回転可能に設けられた旋回管51と、該旋回管 51に接続された可撓管52と、該可撓管52に接続され且つ起伏可能に設けら れた起伏管53と、該起伏管53に接続された伸縮管55と、該伸縮管55に接 続された可撓管56と、該可撓管56に接続された先端部57とからなる。尚、 58は上記先端部57を支持するための支持部材、59は上記起伏管53を支持 するための支持フレームである。
【0024】 ゴミ吸引輸送時において、ゴミ吸引車Cを前記ドッキングステーション60に 寄せて停車させ、上記旋回管51の旋回動、起伏管53の起伏動、伸縮管55の 伸縮動等によって、吸引管50の先端部57をドッキングステーション60に容 易に接続することができ、これにより前記接続管15を介してゴミ収容タンク4 0と各ベッセルT1 〜Tmとを連通させる。
【0025】 図3は、運転室内に配置された操作盤81を示している。
【0026】 図3において、SW1は吸引スイッチで、この吸引スイッチSW1をONする ことで後述する自動吸引、直接吸引、及びエアー圧回復が選択的に行われる。S W2は非常用の停止スイッチ、SW3は吸引管50を格納位置まで格納するため の格納スイッチである。SW4、SW5、SW6は吸引管50の各操作スイッチ 、SW7は吸引管50の待避スイッチ、SW8は開閉扉41の開閉スイッチ、S W9は排出板の操作スイッチ、SW10は排出スイッチ、SW11は電源スイッ チ、Dは表示部である。
【0027】 図4は、吸引管50の先端部57に配置された吸引管50の操作盤82を示し 、上述と同様な吸引管50の各操作スイッチSW4、SW5、SW6が設けられ ている。
【0028】 また、ドッキングステーション60もしくは吸引管50の先端部57には、吸 引管50の先端部57がドッキングステーション60に接続されたか否かを検出 するドッキングセンサ71が設けられている。
【0029】 さらに、ゴミ吸引車Cには吸引管50が格納位置に配置されたか否かを検出す る格納位置センサ72が設けられている。
【0030】 前記ドッキングセンサ71、格納位置センサ72、及び圧力センサ36で検出 された各情報信号は、ゴミ吸引車Cに設けられた制御装置(図5参照)に入力さ れる。
【0031】 図5は制御装置の概略構成を示している。
【0032】 図5において、100はCPU、101はROM、102はRAM、103は 入力インターフェース、104は出力インターフェースである。
【0033】 CPU100には、前述したドッキングセンサ71、格納位置センサ72、及 び圧力センサ36や、各ベッセルT1 〜Tmに設けられた各検出器などのセンサ 群110からの検出信号が入力インターフェース103を介して入力されるとと もに、前記各操作盤81,82からの操作信号が入力インターフェース103を 介して入力される。
【0034】 CPU100では、各検出信号及び各操作信号に基づいて、ベッセル作動系1 20、吸引管作動系130、及び吸引ユニット作動系140に制御信号を出力す る。
【0035】 ベッセル作動系120は、各ベッセルT1 〜Tmの各エアーシリンダ12,1 6,22に作動信号を出力し、投入ゲートIm、排出ゲートEm、及び二次弁V mの開閉などを制御する。
【0036】 吸引管作動系130は、吸引管50の各作動を制御する。
【0037】 吸引ユニット作動系140は、ブロワ33の作動、大気開放弁34やブロワア ンロード弁38の開閉などを制御する。
【0038】 また、150はタイマー(遅延装置)で、このタイマー150はブロワ33の 作動を操作するエンジン回転数をアイドリングに下げる際の指令信号を所定時間 遅延させる。
【0039】 次に、以上のように構成された本考案のゴミ吸引輸送装置の動作について図6 乃至図10のフローチャートを参照して説明する。
【0040】 まず、吸引管50を実行したい作業に応じた位置(例えばドッキングステーシ ョン60や格納位置等)に存在させるべく、図6のステップS1〜S3のように 吸引管50の手動操作を行う。この手動操作を必要としない場合は、ステップS 1からステップS4へ移行する。
【0041】 そして、ステップS4で吸引スイッチSW1がONかOFFかを判断し、吸引 スイッチSW1がONであればステップS5に進む。ステップS5では吸引管5 0がドッキングステーション60に接続されているか否かを判断し、吸引管50 がドッキングステーション60に接続されていれば、図6及び図7に示すステッ プS10及びステップS14〜ステップS17により後述する自動吸引を行う。 また、自動吸引のプログラム実行中においてベッセル側から手動吸引を実行した い場合は、ステップS11〜ステップS13を経由する。
【0042】 また、吸引管50がドッキングステーション60に接続されていなければ、図 8に示すステップS20に進み、ステップS20で吸引管50が格納位置に配置 されているか否かを判断し、吸引管50が格納位置に配置されていなければ、図 8及び図9に示すステップS21〜ステップS32により後述する直接吸引を行 い、吸引管50が格納位置に配置されていればステップS40〜ステップS42 でコンプレッサタンクのエアー圧の回復を行う。
【0043】 なお、ステップS5において吸引管50がドッキングステーション60に接続 されているか否かの判断は、前記ドッキングセンサ71により行い、ステップS 20において吸引管50が格納位置に配置されているか否かの判断は、前記格納 位置センサ72により行う。
【0044】 まず、吸引管50がドッキングステーション60に接続されている場合にステ ップS14〜ステップS17により行われる自動吸引時の動作について詳述する 。なお、この場合には、ゴミ吸引車Cの吸引管50と接続管15とがドッキング ステーション60を介して接続されるとともに、各エアーシリンダ12,16, 22とゴミ吸引車Cのエアー源とがエアーホースによりドッキングステーション 60を介して接続されており、各検出器、各エアーシリンダ12,16,22と ゴミ吸引車Cの制御装置とが信号ケーブルによりドッキングステーション60を 介して接続されている。
【0045】 ステップS10では1stフラグをセットするとともに、エンジン回転数を高回 転にした後、ステップS11で手動吸引を行うか否かを判断し、手動吸引を行わ ない場合にはステップS14でエアー圧回復を行う。このエアー圧回復の詳細に ついては後述する。
【0046】 この後、ステップS15で非常用の停止スイッチSW2がONかOFFかを判 断し、停止スイッチSW2がOFFであればステップS16でベッセルTmから のゴミの吸引を行う。
【0047】 ここで、ベッセルTmからのゴミの吸引について簡単に述べておく。
【0048】 まず、初回に制御の対象となるベッセルTmの排出ゲートEmを開き、投入ゲ ートImを閉じ、ブロワアンロード弁38を閉じ、ブロワ33をオン作動させて エアー吸引を開始する。
【0049】 次に、圧力センサ36で検出されるブロワ負圧値が設定値以上になれば、二次 弁Vmを開き、導入管21から二次空気をベッセルTm内に導入し、導入した二 次空気がベッセルTm内で旋回しながら該ベッセルTmの排出口13から接続管 15、吸引管50を経てゴミ収容タンク40に流れ込み、この二次空気とともに ベッセルTm内のゴミをゴミ収容タンク40に吸引輸送する。このような動作が 適数回繰り返された後、次のベッセルTmに移り上記と同様にゴミの吸引を行う 。
【0050】 このようにして各ベッセルTmでのゴミの吸引が行われ、ステップS17で最 後のベッセルTmの吸引が終了するか、各ベッセルTmの吸引時においてステッ プS15で非常用の停止スイッチSW2がONされた時には、ステップS50に 進み、このステップS50で大気開放弁34を開くとともに、ブロワアンロード 弁38を開き、2秒間経過した後にエンジン回転数を下げてアイドリングに戻し (ステップS51,52)、ブロワ33を低作動状態にして作業を終える。
【0051】 ここで、ステップS51で2秒間経過したか否かを判断しているのは、図11 に示すように、閉塞したと見なす負圧の値に達した位置Xから負圧値が完全に下 がるまでにはt秒かかることがわかり、この間にエンジンの回転数をアイドリン グまで下げるとブロワ33に作用している負荷のためにエンジンが停止してしま うことが起きる。このため、タイマー150により負圧値が完全に下がるt秒( 本例では2秒)を経過するのを待った後、エンジン回転数をアイドリングに下げ る指令を出すことで、該エンジン回転数をアイドリングに下げた時に起こるエン ジン停止、いわゆるエンストを起こすことを防止している。
【0052】 上記遅延時間は、ブロワ33の性能、ベッセルTm及びゴミ収容タンク40に 基づく吸引規模などを考慮して適宜に設定すれば良い。
【0053】 また、フローチャートには示していないが、各ベッセルTmからのゴミの吸引 中に閉塞が生じた時にもステップS50に進み上述と同様な処理が行われる。
【0054】 なお、ステップS12〜ステップS13は自動吸引時に閉塞等が発生した時に オペレータによりマニュアル操作を行うためのステップである。
【0055】 次に、ステップS20で吸引管50が格納位置に配置されていない場合に、ス テップS21〜ステップS32により行なわれる直接吸引について説明する。
【0056】 この場合には、ステップS21で1stフラグをリセットするとともに、エンジ ン回転数を高回転にした後、ステップS22でエアー圧回復を行う。このエアー 圧回復の詳細については後述する。
【0057】 次に、ステップS23,24で大気開放弁34を閉じるとともに、ブロワアン ロード弁38を閉じる。この後、ステップS25で停止スイッチSW2がONか OFFかを判断し、停止スイッチSW2がOFFであればステップS26〜ステ ップS32で路上に散乱したゴミを吸引管50により直接吸引する。
【0058】 このステップS26〜ステップS32による直接吸引は、ステップS26,2 8,30により負圧が図11に示す負圧設定値C,B,Aを超過しているか否か を判断することにより行われており、ステップS26で負圧が負圧設定値Cを超 過している場合には、閉塞と見なしてステップS27で閉塞エラー表示を行い、 吸引を停止して図7に示すステップS50に進みこのステップS50で大気開放 弁34を開くとともに、ブロワアンロード弁38を開き、2秒間経過した後にエ ンジン回転数を下げてアイドリングに戻し(ステップS51,52)、作業を終 える。
【0059】 また、ステップS28で負圧が負圧設定値Bを超過している場合には、ステッ プS29で大気開放弁34を開き図8に示すステップS24に戻る。
【0060】 さらに、ステップS30で負圧が負圧設定値Aを超過している場合は、ステッ プS31,32でブロワアンロード弁38を開くとともに、大気開放弁34を閉 じてステップS25に戻り、ステップS30で負圧が負圧設定値Aを超過してい ない場合は、ステップS22に戻る。
【0061】 また、この直接吸引時において、ステップS25で停止スイッチSW2がON された時には、図7に示すステップS50に進みこのステップS50で大気開放 弁34を開くとともに、ブロワアンロード弁38を開き、2秒間経過した後にエ ンジン回転数を下げてアイドリングに戻し(ステップS51,52)、作業を終 える。
【0062】 このように、吸引終了時や各吸引動作を途中で停止させる場合には、ステップ S51,52でタイマー150により2秒間経過した後にエンジン回転数をアイ ドリングに下げるため、ブロワ33に作用している負荷に起因して起こるエンジ ン停止、いわゆるエンストを起こすことを防止している。
【0063】 次に、ステップS20で吸引管50が格納位置に配置されている場合に、ステ ップS40〜ステップS42により行なわれるエアー圧回復について説明する。 ステップS40で1stフラグをセットするとともに、エンジン回転数を高回転 にし、ステップS41でコンプレッサタンクのエアー圧を回復させ、この後エン ジン回転数を下げてアイドリングにし、作業を終了する。
【0064】 ここで、エアー圧回復では図10に示すような処理が行われる。
【0065】 まず、ステップS60で停止スイッチSW2がONかOFFかを判断し、停止 スイッチSW2がOFFであればステップS61でコンプレッサタンクのエアー 圧が5Kg/cm2以上か以下かを判断し、5Kg/cm2以下であればステップS64に進 みエアー圧回復中の表示を行う。また、5Kg/cm2以上であればステップS62で 1stフラグがセットされているかリセットされているかを判断し、1stフラグが セットされていれば、ステップS64に進みエアー圧回復中の表示を行う。
【0066】 そして、ステップS65ではコンプレッサタンクのエアー圧が8Kg/cm2以上か 以下かを判断し、8Kg/cm2以下であればステップS60に戻り、また、コンプレ ッサタンクのエアー圧が8Kg/cm2以上であればステップS66でエアー圧回復終 了表示を行い、ステップS67で1stフラグをクリアする。
【0067】 また、前記ステップS62で1stフラグがリセットされている場合には、ステ ップS63で表示クリアを行う。
【0068】 つまり、前記ステップS10〜ステップS17による自動吸引の場合において は、ステップS10で1stフラグがセットされているので、エアー圧が8Kg/cm2 にセットされ、ステップS21〜ステップS32による直接吸引の場合において はステップS21で1stフラグがリセットされるのでエアー圧が5Kg/cm2にセッ トされることになる。また、ステップS41でエアー圧だけを回復させる場合は エアー圧が8Kg/cm2にセットされることになる。
【0069】 また、上述したエアー圧回復中に停止スイッチSW2がONになった時にはス テップS60からステップS67に進み1stフラグをクリアする。
【0070】 このようにしてエアー圧回復が行われた後、前述した各ステップS15,23 ,42に進むことになる。
【0071】
【考案の効果】
以上述べたように、本考案のゴミ吸引輸送装置によれば、遅延装置により負圧 値が完全に下がる所定時間を経過するのを待った後、エンジンの回転数をアイド リングに下げるため、ブロワに作用する負圧によりエンジンが停止することを防 止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のゴミ吸引輸送装置の概略を示す構成図
である。
【図2】吸引ユニットの概略を示す図である。
【図3】運転室内に設置された操作盤を示す正面図であ
る。
【図4】吸引管の先端部に設置された操作盤を示す正面
図である。
【図5】制御装置の概略構成を示すブロック図である。
【図6】本考案のゴミ吸引輸送装置による動作を説明す
るためのフローチャート図である。
【図7】本考案のゴミ吸引輸送装置による動作を説明す
るためのフローチャート図である。
【図8】本考案のゴミ吸引輸送装置による動作を説明す
るためのフローチャート図である。
【図9】本考案のゴミ吸引輸送装置による動作を説明す
るためのフローチャート図である。
【図10】エアー圧回復の処理を説明するためのフロー
チャート図である。
【図11】直接吸引における負圧値のコントロール例を
示す図である。
【符号の説明】
30 吸引ユニット 33 ブロワ 40 ゴミ収容タンク 50 吸引管 60 ドッキングステーション 150 タイマー(遅延装置) C ゴミ吸引車 Tm ベッセル Vm 二次弁
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 江頭 克博 兵庫県西宮市田近野町6−107 新明和工 業株式会社開発技術本部内 (72)考案者 岡本 浩一 兵庫県西宮市田近野町6−107 新明和工 業株式会社開発技術本部内

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】 ゴミが貯留されるベッセルと、該ベッセ
    ルに二次空気を導入する二次弁と、前記ベッセルに連通
    されたドッキングステーションに着脱自在な吸引管を備
    え、且つゴミ吸引車に搭載されたゴミ収容タンクと、上
    記ゴミ吸引車のエンジンの回転数に対応して駆動される
    ブロワを備え、且つゴミ収容タンク及び上記ベッセルを
    負圧化する吸引ユニットと、ゴミ収容タンク及びベッセ
    ルを負圧化してからベッセルに二次空気を導入してベッ
    セルのゴミをゴミ収容タンクに輸送するように上記吸引
    ユニット及び二次弁を制御する輸送制御手段とを備えた
    ゴミ吸引輸送装置において、 前記エンジン回転数をアイドリングに下げる指令を所定
    時間遅延させる遅延装置が備えられたことを特徴とする
    ゴミ吸引輸送装置。
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