JPH05321148A - 複合シート - Google Patents
複合シートInfo
- Publication number
- JPH05321148A JPH05321148A JP11760292A JP11760292A JPH05321148A JP H05321148 A JPH05321148 A JP H05321148A JP 11760292 A JP11760292 A JP 11760292A JP 11760292 A JP11760292 A JP 11760292A JP H05321148 A JPH05321148 A JP H05321148A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- resin
- microcrystalline cellulose
- resin film
- composite sheet
- water
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- Treatments For Attaching Organic Compounds To Fibrous Goods (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 パウダータッチの複合シートを提供する。
【構成】 繊維構造物と樹脂皮膜からなる複合シートに
おいて、該樹脂皮膜中に粒子径50μm以下の微結晶セ
ルロース粉末を含有させることを特徴とする複合シート
となすことにより、パウダータッチの複合シートが得ら
れる。
おいて、該樹脂皮膜中に粒子径50μm以下の微結晶セ
ルロース粉末を含有させることを特徴とする複合シート
となすことにより、パウダータッチの複合シートが得ら
れる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、パウダータッチを有す
る透湿性と防水性を兼ね備えた複合シートに関する。
る透湿性と防水性を兼ね備えた複合シートに関する。
【0002】
【従来の技術】繊維構造物と樹脂皮膜からなる複合シー
トは、スポーツ衣料、カジュアルコート、雨具、オムツ
カバー等の透湿性と防水性を有する衣料として商品展開
されているが、樹脂皮膜のためベタツキのあるウェット
タッチなものとなってしまう欠点を有する。この欠点を
改良するために樹脂皮膜中にシリカ等のフィラーを添加
することが提案されているが、ベタツキ改善には多量の
フィラーの添加が必要となり、それに伴ない風合硬化や
防水性等の物性低下を招く恐れがある。
トは、スポーツ衣料、カジュアルコート、雨具、オムツ
カバー等の透湿性と防水性を有する衣料として商品展開
されているが、樹脂皮膜のためベタツキのあるウェット
タッチなものとなってしまう欠点を有する。この欠点を
改良するために樹脂皮膜中にシリカ等のフィラーを添加
することが提案されているが、ベタツキ改善には多量の
フィラーの添加が必要となり、それに伴ない風合硬化や
防水性等の物性低下を招く恐れがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、風合硬化や
物性低下を生じせしめずに、ドライタッチというよりも
より高級感のあるパウダータッチな複合シートを提供す
ることを目的とする。
物性低下を生じせしめずに、ドライタッチというよりも
より高級感のあるパウダータッチな複合シートを提供す
ることを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の目的は、繊維構
造物と樹脂皮膜からなる複合シートにおいて、該樹脂皮
膜中に粒子径50μm以下の微結晶セルロース粉末を含
有させることを特徴とする複合シートによって達成され
る。本発明に用いる微結晶セルロースは、インダストリ
アル.アンド.エンジニアリング.ケミストリー第42
巻第502頁から第507頁(1950年)に記載され
ているオー.エー.バチスタ氏の報文によって定義され
ているものであって、リンター、パルプ、再生繊維等の
セルロースを酸加水分解またはアルカリ酸化分解して得
られる実質的に一定の重合度を有するセルロース微結晶
子集合体である。
造物と樹脂皮膜からなる複合シートにおいて、該樹脂皮
膜中に粒子径50μm以下の微結晶セルロース粉末を含
有させることを特徴とする複合シートによって達成され
る。本発明に用いる微結晶セルロースは、インダストリ
アル.アンド.エンジニアリング.ケミストリー第42
巻第502頁から第507頁(1950年)に記載され
ているオー.エー.バチスタ氏の報文によって定義され
ているものであって、リンター、パルプ、再生繊維等の
セルロースを酸加水分解またはアルカリ酸化分解して得
られる実質的に一定の重合度を有するセルロース微結晶
子集合体である。
【0005】例えば、セルロースを2.5規定の塩酸で
105℃、15分間加水分解処理するとレベル.オフし
た一定重合度を有する酸不溶残さを生成し、これを洗浄
ろ過すると微結晶セルロースが得られる。これは、セル
ロース分子鎖間の相互作用の弱い非結晶領域に塩酸が浸
透し、多糖類又は、グルコースにまで加水分解するが、
分子鎖間相互作用が密な結晶領域には、塩酸が作用しえ
ないことによって、上記結晶領域は、酸不溶残さとして
残るためである。
105℃、15分間加水分解処理するとレベル.オフし
た一定重合度を有する酸不溶残さを生成し、これを洗浄
ろ過すると微結晶セルロースが得られる。これは、セル
ロース分子鎖間の相互作用の弱い非結晶領域に塩酸が浸
透し、多糖類又は、グルコースにまで加水分解するが、
分子鎖間相互作用が密な結晶領域には、塩酸が作用しえ
ないことによって、上記結晶領域は、酸不溶残さとして
残るためである。
【0006】微結晶セルロースの粒子径は50μm以
下、好ましくは25μm以下、より好ましくは5〜15
μmであり、50μmを越えると樹脂皮膜にコーティン
グ筋が発生したりして、安定した樹脂皮膜が形成されな
い。又、微結晶セルロース粉末の添加量は、樹脂量に対
して1wt%〜50wt%、好ましくは2〜35wt%、より
好ましくは5〜15wt%がよく、1wt%未満では本発明
の目的が達成しにくく、50wt%を越えると樹脂皮膜の
強度低下や品位低下を起こしやすい。
下、好ましくは25μm以下、より好ましくは5〜15
μmであり、50μmを越えると樹脂皮膜にコーティン
グ筋が発生したりして、安定した樹脂皮膜が形成されな
い。又、微結晶セルロース粉末の添加量は、樹脂量に対
して1wt%〜50wt%、好ましくは2〜35wt%、より
好ましくは5〜15wt%がよく、1wt%未満では本発明
の目的が達成しにくく、50wt%を越えると樹脂皮膜の
強度低下や品位低下を起こしやすい。
【0007】本発明でいう繊維構造物とは、編物(2ウ
ェイトリコットが好ましい)、織物、不織布などであ
り、構成繊維としては綿、麻、羊毛、絹等の天然繊維、
ナイロン、ポリエステル、アクリル等の合成繊維、また
はそれらの混用であってもよい。本発明の樹脂皮膜と
は、ポリウレタン系、アクリル系、シリコーン系、ポリ
ビニルアルコール系、ナイロン系、ポリエステル系、ポ
リカーボネート系、フッ素系、ポリエチレン系、ポリプ
ロピレン系、ポリ塩化ビニル系、アクリロニトリル−ブ
タジエン−スチレン系、メラミン系の樹脂等を任意に用
いることが出来る。樹脂の固形分及び粘度は樹脂皮膜の
製造が可能な条件であればいかなるものでもよい。
ェイトリコットが好ましい)、織物、不織布などであ
り、構成繊維としては綿、麻、羊毛、絹等の天然繊維、
ナイロン、ポリエステル、アクリル等の合成繊維、また
はそれらの混用であってもよい。本発明の樹脂皮膜と
は、ポリウレタン系、アクリル系、シリコーン系、ポリ
ビニルアルコール系、ナイロン系、ポリエステル系、ポ
リカーボネート系、フッ素系、ポリエチレン系、ポリプ
ロピレン系、ポリ塩化ビニル系、アクリロニトリル−ブ
タジエン−スチレン系、メラミン系の樹脂等を任意に用
いることが出来る。樹脂の固形分及び粘度は樹脂皮膜の
製造が可能な条件であればいかなるものでもよい。
【0008】樹脂皮膜の厚みは5〜50μm、好ましく
は5〜20μmがよく、5μm未満では防水性が、50
μmを越えると風合硬化や透湿性が問題となる。又、繊
維構造物と微結晶セルロース粉末を含有した樹脂皮膜の
はく離強度を向上させるために微結晶セルロース粉末を
含有しない樹脂をその中間に塗布するのが好ましく、そ
の樹脂は上記の樹脂の中から選択して使用すればよく、
接着性向上のために硬化剤、架橋剤等の添加が好まし
い。この樹脂層の厚みは5〜20μm、好ましくは5〜
10μmがよい。
は5〜20μmがよく、5μm未満では防水性が、50
μmを越えると風合硬化や透湿性が問題となる。又、繊
維構造物と微結晶セルロース粉末を含有した樹脂皮膜の
はく離強度を向上させるために微結晶セルロース粉末を
含有しない樹脂をその中間に塗布するのが好ましく、そ
の樹脂は上記の樹脂の中から選択して使用すればよく、
接着性向上のために硬化剤、架橋剤等の添加が好まし
い。この樹脂層の厚みは5〜20μm、好ましくは5〜
10μmがよい。
【0009】透湿性の樹脂皮膜を得るには、樹脂を溶解
した樹脂溶液に発泡剤を添加し凝固時に発泡させたり、
樹脂溶液に微粒子を添加し凝固時微粒子を樹脂の非溶媒
で溶解抽出したり、樹脂溶液の溶媒を樹脂を溶解せずに
溶媒と自由に混合する溶媒を用い抽出し気孔を形成する
方法がある。又、樹脂に−SO3 H,−SO3 M(M:
アルカリ金属または−NH4 ),−COOH,−COO
M,−NH2 ,−CN,−OH,−NHCONH2 等の
親水基を導入すれば気孔を形成せずとも透湿性が得られ
る。又、本発明の樹脂には、通常使用されている各種添
加剤例えば増粘剤、硬化剤、架橋剤、顔料、光沢付与
剤、光安定剤、酸化防止剤、紫外線吸収剤、難燃剤等を
含有していてもよい。
した樹脂溶液に発泡剤を添加し凝固時に発泡させたり、
樹脂溶液に微粒子を添加し凝固時微粒子を樹脂の非溶媒
で溶解抽出したり、樹脂溶液の溶媒を樹脂を溶解せずに
溶媒と自由に混合する溶媒を用い抽出し気孔を形成する
方法がある。又、樹脂に−SO3 H,−SO3 M(M:
アルカリ金属または−NH4 ),−COOH,−COO
M,−NH2 ,−CN,−OH,−NHCONH2 等の
親水基を導入すれば気孔を形成せずとも透湿性が得られ
る。又、本発明の樹脂には、通常使用されている各種添
加剤例えば増粘剤、硬化剤、架橋剤、顔料、光沢付与
剤、光安定剤、酸化防止剤、紫外線吸収剤、難燃剤等を
含有していてもよい。
【0010】本発明の繊維構造物と樹脂皮膜からなる複
合シートを得る方法は、繊維構造物に直接樹脂溶液をデ
ィッピング又はコーティングして湿式または乾式凝固さ
せる方法、予め離型紙に樹脂皮膜を形成後、接着剤を用
いて繊維構造物と積層するラミネート法がある。コーテ
ィングする前に、フッ素系、シリコーン系等の撥水剤で
繊維構造物を前処理したり、カレンダー加工により表面
を平滑にしたほうが風合、品位の面で好ましい。ラミネ
ート法において用いる接着剤としては、ポリウレタン
系、アクリル系、ナイロン系、エステル系、酢酸ビニル
系、塩化ビニル系、スチレン−ブタジエン系、アクリル
ニトリル−ブタジエン系、ポリビニルアルコール系、メ
ラミン系、グリオキザール系樹脂等を一種類以上組み合
わせて用い、必要に応じて架橋剤、着色剤、増粘剤等を
添加できる。
合シートを得る方法は、繊維構造物に直接樹脂溶液をデ
ィッピング又はコーティングして湿式または乾式凝固さ
せる方法、予め離型紙に樹脂皮膜を形成後、接着剤を用
いて繊維構造物と積層するラミネート法がある。コーテ
ィングする前に、フッ素系、シリコーン系等の撥水剤で
繊維構造物を前処理したり、カレンダー加工により表面
を平滑にしたほうが風合、品位の面で好ましい。ラミネ
ート法において用いる接着剤としては、ポリウレタン
系、アクリル系、ナイロン系、エステル系、酢酸ビニル
系、塩化ビニル系、スチレン−ブタジエン系、アクリル
ニトリル−ブタジエン系、ポリビニルアルコール系、メ
ラミン系、グリオキザール系樹脂等を一種類以上組み合
わせて用い、必要に応じて架橋剤、着色剤、増粘剤等を
添加できる。
【0011】以下実施例により本発明を詳述する。尚、
実施例に示した特性の測定法は下記の通り。 透湿性 JIS L−1099 A−1法 防水性 JIS L−1092 耐水度試験 着用感 5名のモニターが着用時及び30分間ジョ
ギングした時のベタツキ感を5段階評価した。5級はパ
ウダータッチでベタツキ感なし、1級はベタツキが激し
く極めて不快。
実施例に示した特性の測定法は下記の通り。 透湿性 JIS L−1099 A−1法 防水性 JIS L−1092 耐水度試験 着用感 5名のモニターが着用時及び30分間ジョ
ギングした時のベタツキ感を5段階評価した。5級はパ
ウダータッチでベタツキ感なし、1級はベタツキが激し
く極めて不快。
【0012】
【実施例】70dのナイロン66の平織物(経密度13
6本/インチ、緯密度104本/インチ)をフッ素系撥
水剤(明成化学(株)製アサヒガードLS317)0.
8%に浸漬、絞り率80%で絞った後150℃で2分間
乾燥した。次に、ポリウレタン系樹脂(大日精化(株)
製ハイムレンX3038)100部とMEK18部、ト
ルエン18部、水50部、イソシアネート系架橋剤2部
を調合した溶液を樹脂溶液として、粒子径6μmの微結
晶セルロース(旭化成工業(株)製アビセルPH−M0
6)を5wt%添加して調合したコーティング溶液を撥水
処理した平織物の片面にナイフコーターでコーティング
し、80℃で1分間乾燥後、120℃1分間熱処理し
た。塗布量は15g/m2 であった。(第1層)
6本/インチ、緯密度104本/インチ)をフッ素系撥
水剤(明成化学(株)製アサヒガードLS317)0.
8%に浸漬、絞り率80%で絞った後150℃で2分間
乾燥した。次に、ポリウレタン系樹脂(大日精化(株)
製ハイムレンX3038)100部とMEK18部、ト
ルエン18部、水50部、イソシアネート系架橋剤2部
を調合した溶液を樹脂溶液として、粒子径6μmの微結
晶セルロース(旭化成工業(株)製アビセルPH−M0
6)を5wt%添加して調合したコーティング溶液を撥水
処理した平織物の片面にナイフコーターでコーティング
し、80℃で1分間乾燥後、120℃1分間熱処理し
た。塗布量は15g/m2 であった。(第1層)
【0013】次いで、上記樹脂溶液に前記のフッ素系撥
水剤を2部加えたものをコーティング溶液としてさらに
第1層の上にナイフコーターでコーティングし、同様に
乾燥、熱処理した。塗布量は15g/m2 であった。
(第2層) 比較例として、樹脂溶液に微結晶セルロースを添加せず
にコーティングして第1層を形成した以外は実施例同様
にして複合シートを作成した。実施例の透湿性、防水性
は各々8600と4200で、着用感は着用時は5級、
ジョギング後は4級を示したのに対して、比較例は各々
3800,1600で着用感は着用時3級、ジョギング
後1級の着用感であった。
水剤を2部加えたものをコーティング溶液としてさらに
第1層の上にナイフコーターでコーティングし、同様に
乾燥、熱処理した。塗布量は15g/m2 であった。
(第2層) 比較例として、樹脂溶液に微結晶セルロースを添加せず
にコーティングして第1層を形成した以外は実施例同様
にして複合シートを作成した。実施例の透湿性、防水性
は各々8600と4200で、着用感は着用時は5級、
ジョギング後は4級を示したのに対して、比較例は各々
3800,1600で着用感は着用時3級、ジョギング
後1級の着用感であった。
【0014】
【発明の効果】本発明によれば、透湿性、防水性が格段
に向上したパウダータッチの複合シートが提供出来る。
に向上したパウダータッチの複合シートが提供出来る。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年1月19日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0006
【補正方法】変更
【補正内容】
【0006】本発明に用いる微結晶セルロースは、微結
晶セルロースの不定形な二次凝集体である「粉末グレー
ド」と、コロイドサイズの微結晶セルロースの表面を水
溶性高分子例えばカルボキシメチルセルロースのナトリ
ウム塩を用いて特殊な方法でコーティングした後、乾燥
して得られる「コロイダルグレード」がある。前者は微
結晶セルロースが水素結合により二次凝集したもので非
繊維状の多孔性粒子であり、又、後者は構成する微結晶
セルロースの一次粒子(1ミクロン以下の微細な棒軸状
微結晶体)の表面を水溶性高分子でコーティングするこ
とによって微結晶セルロース同志の水素結合を防ぎ、水
中でのコロイド分散性を改善したものである。微結晶セ
ルロースの粒子径は50μm以下、好ましくは25μm
以下、より好ましくは5〜15μmであり、50μmを
越えると樹脂皮膜にコーティング筋が発生したりして、
安定した樹脂皮膜が形成されない。又、微結晶セルロー
ス粉末の添加量は、樹脂量に対して1wt%〜50wt%、
好ましくは2〜35wt%、より好ましくは5〜15wt%
がよく、1wt%未満では本発明の目的が達成しにくく、
50wt%を越えると樹脂皮膜の強度低下や品位低下を起
こしやすい。
晶セルロースの不定形な二次凝集体である「粉末グレー
ド」と、コロイドサイズの微結晶セルロースの表面を水
溶性高分子例えばカルボキシメチルセルロースのナトリ
ウム塩を用いて特殊な方法でコーティングした後、乾燥
して得られる「コロイダルグレード」がある。前者は微
結晶セルロースが水素結合により二次凝集したもので非
繊維状の多孔性粒子であり、又、後者は構成する微結晶
セルロースの一次粒子(1ミクロン以下の微細な棒軸状
微結晶体)の表面を水溶性高分子でコーティングするこ
とによって微結晶セルロース同志の水素結合を防ぎ、水
中でのコロイド分散性を改善したものである。微結晶セ
ルロースの粒子径は50μm以下、好ましくは25μm
以下、より好ましくは5〜15μmであり、50μmを
越えると樹脂皮膜にコーティング筋が発生したりして、
安定した樹脂皮膜が形成されない。又、微結晶セルロー
ス粉末の添加量は、樹脂量に対して1wt%〜50wt%、
好ましくは2〜35wt%、より好ましくは5〜15wt%
がよく、1wt%未満では本発明の目的が達成しにくく、
50wt%を越えると樹脂皮膜の強度低下や品位低下を起
こしやすい。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0007
【補正方法】変更
【補正内容】
【0007】本発明でいう繊維構造物とは、編物(2ウ
ェイトリコットが好ましい)、織物、不織布などであ
り、構成繊維としては綿、麻、羊毛、絹等の天然繊維、
ナイロン、ポリエステル、アクリル等の合成繊維、また
はそれらの混用であってもよい。本発明の樹脂皮膜と
は、ポリウレタン系、アクリル系、シリコーン系、ポリ
ビニルアルコール系、ナイロン系、ポリエステル系、ポ
リカーボネート系、フッ素系、ポリエチレン系、ポリプ
ロピレン系、ポリ塩化ビニル系、アクリロニトリル−ブ
タジエン−スチレン系、メラミン系の樹脂等を任意に用
いることが出来る。樹脂の固形分及び粘度は樹脂皮膜の
製造が可能な条件であればいかなるものでもよい。本発
明においては、非晶性ポリカーボネート系ウレタン特に
非晶性ポリカーボネート系ウレタンとフッ素系ラクトン
エステル系ウレタンを組み合わせたものが耐久性の面か
ら好ましく、又、透湿性多孔質樹脂皮膜と透湿性無孔質
樹脂皮膜とを積層したいわゆる高耐水圧タイプにおい
て、微結晶セルロースを透湿性多孔質樹脂皮膜に含有さ
せたり、さらには透湿性無孔質樹脂皮膜にも含有させる
と、高耐水圧タイプにおいて不足していた高透湿性が付
与できるので好ましい。
ェイトリコットが好ましい)、織物、不織布などであ
り、構成繊維としては綿、麻、羊毛、絹等の天然繊維、
ナイロン、ポリエステル、アクリル等の合成繊維、また
はそれらの混用であってもよい。本発明の樹脂皮膜と
は、ポリウレタン系、アクリル系、シリコーン系、ポリ
ビニルアルコール系、ナイロン系、ポリエステル系、ポ
リカーボネート系、フッ素系、ポリエチレン系、ポリプ
ロピレン系、ポリ塩化ビニル系、アクリロニトリル−ブ
タジエン−スチレン系、メラミン系の樹脂等を任意に用
いることが出来る。樹脂の固形分及び粘度は樹脂皮膜の
製造が可能な条件であればいかなるものでもよい。本発
明においては、非晶性ポリカーボネート系ウレタン特に
非晶性ポリカーボネート系ウレタンとフッ素系ラクトン
エステル系ウレタンを組み合わせたものが耐久性の面か
ら好ましく、又、透湿性多孔質樹脂皮膜と透湿性無孔質
樹脂皮膜とを積層したいわゆる高耐水圧タイプにおい
て、微結晶セルロースを透湿性多孔質樹脂皮膜に含有さ
せたり、さらには透湿性無孔質樹脂皮膜にも含有させる
と、高耐水圧タイプにおいて不足していた高透湿性が付
与できるので好ましい。
Claims (1)
- 【請求項1】 繊維構造物と樹脂皮膜からなる複合シー
トにおいて、該樹脂皮膜中に粒子径50μm以下の微結
晶セルロース粉末を含有させることを特徴とする複合シ
ート。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11760292A JPH05321148A (ja) | 1992-05-11 | 1992-05-11 | 複合シート |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11760292A JPH05321148A (ja) | 1992-05-11 | 1992-05-11 | 複合シート |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05321148A true JPH05321148A (ja) | 1993-12-07 |
Family
ID=14715857
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11760292A Withdrawn JPH05321148A (ja) | 1992-05-11 | 1992-05-11 | 複合シート |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05321148A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2002012617A1 (en) * | 2000-08-09 | 2002-02-14 | Toray Industries, Inc. | Waterproof-finished fabric and waterproof clothing |
| WO2005031061A1 (de) * | 2003-09-24 | 2005-04-07 | Deutsche Institute für Textil- und Faserforschung Stuttgart | Beschichtete textilien und verfahren zur herstellung derselben |
-
1992
- 1992-05-11 JP JP11760292A patent/JPH05321148A/ja not_active Withdrawn
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2002012617A1 (en) * | 2000-08-09 | 2002-02-14 | Toray Industries, Inc. | Waterproof-finished fabric and waterproof clothing |
| US6774065B2 (en) | 2000-08-09 | 2004-08-10 | Toray Industries, Inc. | Waterproof-finished fabric and waterproof clothing |
| EP1283295A4 (en) * | 2000-08-09 | 2007-07-18 | Toray Industries | WATER-REPELLENT FABRIC AND WATER-REPELLENT CLOTHING |
| KR100793188B1 (ko) * | 2000-08-09 | 2008-01-10 | 도레이 가부시끼가이샤 | 방수가공 직물 및 방수의류 |
| WO2005031061A1 (de) * | 2003-09-24 | 2005-04-07 | Deutsche Institute für Textil- und Faserforschung Stuttgart | Beschichtete textilien und verfahren zur herstellung derselben |
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| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
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