JPH05321924A - エンジンの動力取出構造 - Google Patents
エンジンの動力取出構造Info
- Publication number
- JPH05321924A JPH05321924A JP12485692A JP12485692A JPH05321924A JP H05321924 A JPH05321924 A JP H05321924A JP 12485692 A JP12485692 A JP 12485692A JP 12485692 A JP12485692 A JP 12485692A JP H05321924 A JPH05321924 A JP H05321924A
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- JP
- Japan
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- shaft
- crankshaft
- pulley
- pulley shaft
- crank
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- Pending
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- Cylinder Crankcases Of Internal Combustion Engines (AREA)
- Shafts, Cranks, Connecting Bars, And Related Bearings (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 エンジンの動力取出構造において、クランク
シャフト系の振動を低減する。 【構成】 その一端にクランクプーリ8が結合されるプ
ーリシャフト2をクランクシャフト1と分割して形成
し、このプーリシャフト2とクランクシャフト1を互い
に曲折可能に結合する軸継ぎ手3を設け、プーリシャフ
ト2を回転自在に支持する一対の軸受4,5を動弁系に
動力を伝達するスプロケット31を挟んで配設する。
シャフト系の振動を低減する。 【構成】 その一端にクランクプーリ8が結合されるプ
ーリシャフト2をクランクシャフト1と分割して形成
し、このプーリシャフト2とクランクシャフト1を互い
に曲折可能に結合する軸継ぎ手3を設け、プーリシャフ
ト2を回転自在に支持する一対の軸受4,5を動弁系に
動力を伝達するスプロケット31を挟んで配設する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、クランクシャフト系の
振動を低減するエンジンの動力取出構造の改良に関する
ものである。
振動を低減するエンジンの動力取出構造の改良に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術およびその課題】自動車用エンジンの場
合、例えば図10に示すように、クランクシャフト1は
ピストンに受ける燃焼圧力やその端部に結合されるクラ
ンクプーリ8およびフライホイール53等から受ける力
により曲げ振動が発生する。クランクプーリ8と前端の
クランクジャーナル22の間にはエンジン潤滑油を圧送
するオイルポンプと動弁系に動力を伝達するスプロケッ
トおよびこれらを覆うフロントカバーが介装される関係
で、クランクシャフト1のクランクプーリ8を片持ち支
持する前端部の突出長さが大きくなるため、クランクシ
ャフト1は1kHzを中心に前端部と中央部で振幅が大
きくなる振動モードが発生し、600Hz前後で前端部
の変形が支配的な振動モードが発生する。いずれも、ク
ランクプーリ8からの発音が顕著になるという問題点を
招いた。
合、例えば図10に示すように、クランクシャフト1は
ピストンに受ける燃焼圧力やその端部に結合されるクラ
ンクプーリ8およびフライホイール53等から受ける力
により曲げ振動が発生する。クランクプーリ8と前端の
クランクジャーナル22の間にはエンジン潤滑油を圧送
するオイルポンプと動弁系に動力を伝達するスプロケッ
トおよびこれらを覆うフロントカバーが介装される関係
で、クランクシャフト1のクランクプーリ8を片持ち支
持する前端部の突出長さが大きくなるため、クランクシ
ャフト1は1kHzを中心に前端部と中央部で振幅が大
きくなる振動モードが発生し、600Hz前後で前端部
の変形が支配的な振動モードが発生する。いずれも、ク
ランクプーリ8からの発音が顕著になるという問題点を
招いた。
【0003】この対策として、実開昭54−12595
4号公報に開示されたものは、クランクプーリが結合す
るプーリシャフトをクランクシャフトから分割して形成
し、両者をラバー等を介してスプラインによって結合し
ている。
4号公報に開示されたものは、クランクプーリが結合す
るプーリシャフトをクランクシャフトから分割して形成
し、両者をラバー等を介してスプラインによって結合し
ている。
【0004】しかしながら、この場合、クランクシャフ
トから分割されたプーリシャフトの軸受はクランクプー
リの背後に1カ所のみ配設され、プーリシャフトはその
一端をクランクシャフトに結合することによって支持さ
れる構造のため、依然としてこのクランクシャフトおよ
びクランクプーリの振動を十分に抑制することができな
かった。
トから分割されたプーリシャフトの軸受はクランクプー
リの背後に1カ所のみ配設され、プーリシャフトはその
一端をクランクシャフトに結合することによって支持さ
れる構造のため、依然としてこのクランクシャフトおよ
びクランクプーリの振動を十分に抑制することができな
かった。
【0005】本発明は上記の問題点に着目し、クランク
シャフト系の振動を低減することを目的とする。
シャフト系の振動を低減することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、その一端にク
ランクプーリが結合されるプーリシャフトをクランクシ
ャフトと分割して形成し、このプーリシャフトとクラン
クシャフトを互いに曲折可能に結合する軸継ぎ手を設
け、プーリシャフトを回転自在に支持する一対の軸受を
動弁系に動力を伝達する機構を挟んで配設する。
ランクプーリが結合されるプーリシャフトをクランクシ
ャフトと分割して形成し、このプーリシャフトとクラン
クシャフトを互いに曲折可能に結合する軸継ぎ手を設
け、プーリシャフトを回転自在に支持する一対の軸受を
動弁系に動力を伝達する機構を挟んで配設する。
【0007】また、エンジン本体にオイルポンプを収装
するオイルポンプボディと、前記動弁系に動力を伝達す
る機構を収装するフロントカバーを所定位置に結合し、
このオイルポンプボディとフロントカバーに前記各軸受
を支持させる。
するオイルポンプボディと、前記動弁系に動力を伝達す
る機構を収装するフロントカバーを所定位置に結合し、
このオイルポンプボディとフロントカバーに前記各軸受
を支持させる。
【0008】また、前記プーリシャフトとクランクシャ
フトを互いに曲折可能に結合する軸継ぎ手として、両者
をスプラインを介して嵌合させる。
フトを互いに曲折可能に結合する軸継ぎ手として、両者
をスプラインを介して嵌合させる。
【0009】
【作用】プーリシャフトは、クランクシャフトに対して
独立して、一対の軸受を介して両持ち支持されているた
め、クランクシャフトに発生する振動モードのクランク
プーリへの入力が遮断されるとともに、その支持剛性が
向上し、クランクプーリの面振れ振動を抑制する。
独立して、一対の軸受を介して両持ち支持されているた
め、クランクシャフトに発生する振動モードのクランク
プーリへの入力が遮断されるとともに、その支持剛性が
向上し、クランクプーリの面振れ振動を抑制する。
【0010】プーリシャフトとクランクシャフトの間に
両者の曲折を許容する軸継ぎ手が設けられることによ
り、プーリシャフトからクランクシャフトへは曲げモー
メントが伝達されないため、クランクシャフトの実質長
が短縮され、クランクシャフトの動剛性が向上し、エン
ジン加速時の振動および騒音が低減される。
両者の曲折を許容する軸継ぎ手が設けられることによ
り、プーリシャフトからクランクシャフトへは曲げモー
メントが伝達されないため、クランクシャフトの実質長
が短縮され、クランクシャフトの動剛性が向上し、エン
ジン加速時の振動および騒音が低減される。
【0011】また、オイルポンプボディとフロントカバ
ーが前記各軸受を支持させる構造部材として活用される
ことにより、プーリシャフトの支持剛性を十分に確保で
きる。
ーが前記各軸受を支持させる構造部材として活用される
ことにより、プーリシャフトの支持剛性を十分に確保で
きる。
【0012】また、プーリシャフトとクランクシャフト
を互いに曲折可能に結合する軸継ぎ手として、両者をス
プラインを介して嵌合させることにより、プーリシャフ
トとクランクシャフト間の曲げ入力を十分に遮断でき
る。
を互いに曲折可能に結合する軸継ぎ手として、両者をス
プラインを介して嵌合させることにより、プーリシャフ
トとクランクシャフト間の曲げ入力を十分に遮断でき
る。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例を添付図面に基づいて
説明する。
説明する。
【0014】図5に示すように、自動車等に搭載される
直列4気筒エンジン10は、シリンダブロック11とシ
リンダヘッド12とオイルパン14およびフロントカバ
ー7がそれぞれアルミ合金を材質として鋳造により形成
され、シリンダブロック11およびオイルパン14の後
部にトランスミッションケース17が連結される。オイ
ルパン14の下部にはオイル溜め15が、シリンダヘッ
ド12の上部にはロッカカバー13が装着される。
直列4気筒エンジン10は、シリンダブロック11とシ
リンダヘッド12とオイルパン14およびフロントカバ
ー7がそれぞれアルミ合金を材質として鋳造により形成
され、シリンダブロック11およびオイルパン14の後
部にトランスミッションケース17が連結される。オイ
ルパン14の下部にはオイル溜め15が、シリンダヘッ
ド12の上部にはロッカカバー13が装着される。
【0015】図1にも示すように、クランクシャフト1
はシリンダブロック11の主軸受部21と軸受キャップ
20の間に回転自在に支持され、図示しないピストンの
往復運動をコンロッドを介して連続回転運動に変換す
る。クランクシャフト1はシリンダブロック11の主軸
受部21に支承されるクランクジャーナル22とコンロ
ッド大端部に支承されるクランクピン23とを有し、そ
の内部にはオイル通路24が形成され、このオイル通路
24を通してオイルポンプ9から送られる潤滑油が各摺
接部に供給される。
はシリンダブロック11の主軸受部21と軸受キャップ
20の間に回転自在に支持され、図示しないピストンの
往復運動をコンロッドを介して連続回転運動に変換す
る。クランクシャフト1はシリンダブロック11の主軸
受部21に支承されるクランクジャーナル22とコンロ
ッド大端部に支承されるクランクピン23とを有し、そ
の内部にはオイル通路24が形成され、このオイル通路
24を通してオイルポンプ9から送られる潤滑油が各摺
接部に供給される。
【0016】クランクシャフト1の前端にはプーリシャ
フト2が分割して設けられ、このプーリシャフト2の前
端にはクランクプーリ8が結合される。
フト2が分割して設けられ、このプーリシャフト2の前
端にはクランクプーリ8が結合される。
【0017】図4にも示すように、プーリシャフト2の
中央部にはスプロケット31が形成され、スプロケット
31には図示しないチェーンが掛け回され、シリンダヘ
ッド12上に設けられるカムシャフトに動力が伝達する
伝達機構を構成し、このカムシャフトによって吸・排気
弁が開閉駆動される。
中央部にはスプロケット31が形成され、スプロケット
31には図示しないチェーンが掛け回され、シリンダヘ
ッド12上に設けられるカムシャフトに動力が伝達する
伝達機構を構成し、このカムシャフトによって吸・排気
弁が開閉駆動される。
【0018】クランクシャフト1とプーリシャフト2を
互いに曲折可能に結合する軸継ぎ手3として、図2、図
3にも示すように、プーリシャフト2の後端部外周面に
は8本のスプライン32が一定の間隔で突出形成される
一方、クランクシャフト1の前端部に設けられる嵌合穴
には各スプライン32に係合するスプライン溝25が刻
まれる。スプライン32は回転半径と平行な側面32a
と外周面32bを有し、スプライン溝25は回転半径と
平行な側面25aと内周面25bを有する。各側面32
aと25aが互いに接合することにより両者の回転方向
の変位が規制され、外周面32bと内周面25bの間に
間隙26が形成される。さらに、各スプライン32は先
端部に向けて細くなるようにテーパ状に形成される。こ
れにより、プーリシャフト2とクランクシャフト1は互
いにわずかな角度範囲で互いに曲折することが可能とな
り、両者間の曲げ入力を十分に遮断できる。
互いに曲折可能に結合する軸継ぎ手3として、図2、図
3にも示すように、プーリシャフト2の後端部外周面に
は8本のスプライン32が一定の間隔で突出形成される
一方、クランクシャフト1の前端部に設けられる嵌合穴
には各スプライン32に係合するスプライン溝25が刻
まれる。スプライン32は回転半径と平行な側面32a
と外周面32bを有し、スプライン溝25は回転半径と
平行な側面25aと内周面25bを有する。各側面32
aと25aが互いに接合することにより両者の回転方向
の変位が規制され、外周面32bと内周面25bの間に
間隙26が形成される。さらに、各スプライン32は先
端部に向けて細くなるようにテーパ状に形成される。こ
れにより、プーリシャフト2とクランクシャフト1は互
いにわずかな角度範囲で互いに曲折することが可能とな
り、両者間の曲げ入力を十分に遮断できる。
【0019】なお、クランクシャフト1とプーリシャフ
ト2を互いに曲折可能に結合する軸継ぎ手3として、断
面が三角形の凹凸を持つセレーションを介して両者を嵌
合させる構造を適用しても良い。
ト2を互いに曲折可能に結合する軸継ぎ手3として、断
面が三角形の凹凸を持つセレーションを介して両者を嵌
合させる構造を適用しても良い。
【0020】プーリシャフト2にはスプロケット31を
挟んで前後一対のジャーナル33,34が形成される。
後部ジャーナル34は転がり軸受5を介してオイルポン
プボディ6に支承され、前部ジャーナル33は転がり軸
受4を介してフロントカバー7に支承される。
挟んで前後一対のジャーナル33,34が形成される。
後部ジャーナル34は転がり軸受5を介してオイルポン
プボディ6に支承され、前部ジャーナル33は転がり軸
受4を介してフロントカバー7に支承される。
【0021】オイルポンプボディ6はバックプレート4
1を介してシリンダブロック11に図示しない位置決め
用ノックピンを介して複数のボルトにより締結され、転
がり軸受5の外輪側が嵌合する軸受部42を有してい
る。
1を介してシリンダブロック11に図示しない位置決め
用ノックピンを介して複数のボルトにより締結され、転
がり軸受5の外輪側が嵌合する軸受部42を有してい
る。
【0022】オイルポンプボディ6とバックプレート4
1の間にはトロコイド式オイルポンプ9を構成するイン
ナーロータ43とアウターロータ44が収装され、この
各ロータ43,44がクランクシャフト1と共に回転す
ることにより、潤滑油をオイルストレーナ47を介して
入口45から吸引し、出口46から図示しない油通路へ
と吐出する。クランクシャフト1の前端部外周面にはイ
ンナーロータ43に嵌合する二面幅27が形成されてい
る。
1の間にはトロコイド式オイルポンプ9を構成するイン
ナーロータ43とアウターロータ44が収装され、この
各ロータ43,44がクランクシャフト1と共に回転す
ることにより、潤滑油をオイルストレーナ47を介して
入口45から吸引し、出口46から図示しない油通路へ
と吐出する。クランクシャフト1の前端部外周面にはイ
ンナーロータ43に嵌合する二面幅27が形成されてい
る。
【0023】フロントカバー7はシリンダブロック11
の前面とシリンダヘッド12の前面とロッカカバー13
のフランジ部およびオイルパン14のフランジ部に接合
し、その内側にスプロケット31およびこれに掛け回さ
れるチェーン等を収装する。フロントカバー7はシリン
ダブロック11に対して図示しない位置決め用ノックピ
ンを介して複数のボルトにより締結され、転がり軸受4
の外輪側が嵌合する軸受部50を有している。
の前面とシリンダヘッド12の前面とロッカカバー13
のフランジ部およびオイルパン14のフランジ部に接合
し、その内側にスプロケット31およびこれに掛け回さ
れるチェーン等を収装する。フロントカバー7はシリン
ダブロック11に対して図示しない位置決め用ノックピ
ンを介して複数のボルトにより締結され、転がり軸受4
の外輪側が嵌合する軸受部50を有している。
【0024】フロントカバー7は、図6にも示すよう
に、各ボルトを貫通させる各ボス部52と、プーリシャ
フト2を貫通させるボス部51と、その中央部で各ボス
部52を結んで横方向に延びる補強リブ53と、ボス部
51を挟んで横方向に延びる補強リブ54と、ボス部5
1を挟んで縦方向に延びる補強リブ55とを有し、これ
によりフロントカバー7の面剛性を高めて、膜振動を抑
制するようになっている。
に、各ボルトを貫通させる各ボス部52と、プーリシャ
フト2を貫通させるボス部51と、その中央部で各ボス
部52を結んで横方向に延びる補強リブ53と、ボス部
51を挟んで横方向に延びる補強リブ54と、ボス部5
1を挟んで縦方向に延びる補強リブ55とを有し、これ
によりフロントカバー7の面剛性を高めて、膜振動を抑
制するようになっている。
【0025】オイルパン14にもフロントカバー7の補
強リブ55の延長上に延びる補強リブ19が突出形成さ
れる。フロントカバー7およびオイルパン14はアルミ
合金を材質として鋳造により形成され、これらが一体と
なってシリンダブロック11およびシリンダヘッド12
の剛性を強化するシェル構造を実現し、トランスミッシ
ョンケース17を含めたパワープラントとしての捩り剛
性を高めている。
強リブ55の延長上に延びる補強リブ19が突出形成さ
れる。フロントカバー7およびオイルパン14はアルミ
合金を材質として鋳造により形成され、これらが一体と
なってシリンダブロック11およびシリンダヘッド12
の剛性を強化するシェル構造を実現し、トランスミッシ
ョンケース17を含めたパワープラントとしての捩り剛
性を高めている。
【0026】プーリシャフト2とフロントカバー7の間
にはメカニカルシール28が介装され、この部分の密封
がはかられるとともに、転がり軸受4から発生する高周
波音を遮断する。なお、前記動弁系のカムシャフトにプ
ーリシャフト2から動力を伝達する機構として、前記チ
ェーンにかえてタイミングベルトを用いる場合は、プー
リシャフト2とオイルポンプボディ6の間にシール材を
介装すれば良い。
にはメカニカルシール28が介装され、この部分の密封
がはかられるとともに、転がり軸受4から発生する高周
波音を遮断する。なお、前記動弁系のカムシャフトにプ
ーリシャフト2から動力を伝達する機構として、前記チ
ェーンにかえてタイミングベルトを用いる場合は、プー
リシャフト2とオイルポンプボディ6の間にシール材を
介装すれば良い。
【0027】プーリシャフト2の前端にはクランクプー
リ8が接合し、ボルト18により締結される。クランク
プーリ8には図示しないベルトが掛け回され、各種補機
類に回転力が伝達される。
リ8が接合し、ボルト18により締結される。クランク
プーリ8には図示しないベルトが掛け回され、各種補機
類に回転力が伝達される。
【0028】プーリシャフト2は、クランクシャフト1
に対して独立して、各転がり軸受4,5を介して両持ち
支持されているため、クランクプーリ8およびスプロケ
ット31の支持剛性が向上し、図7に示すように、クラ
ンクシャフト1に発生する振動モードのクランクプーリ
8への入力が遮断されるため、クランクプーリ8および
スプロケット31の面振れ振動を抑制し、クランクプー
リ8、スプロケット31およびこれらに掛け回されるベ
ルト、チェーン等から発する放射音を低減できる。
に対して独立して、各転がり軸受4,5を介して両持ち
支持されているため、クランクプーリ8およびスプロケ
ット31の支持剛性が向上し、図7に示すように、クラ
ンクシャフト1に発生する振動モードのクランクプーリ
8への入力が遮断されるため、クランクプーリ8および
スプロケット31の面振れ振動を抑制し、クランクプー
リ8、スプロケット31およびこれらに掛け回されるベ
ルト、チェーン等から発する放射音を低減できる。
【0029】プーリシャフト2とクランクシャフト1の
間に両者の曲折を許容する軸継ぎ手3が設けられること
により、プーリシャフト2からクランクシャフト1へは
曲げモーメントが伝達されないため、クランクシャフト
1の実質長Lが短縮される。クランクシャフト1の動剛
性は1/L3に比例して高まるため、クランクシャフト
1の固有値が50%ちかく向上するモードがあり、エン
ジン加速時の振動および騒音が大幅に低減される。
間に両者の曲折を許容する軸継ぎ手3が設けられること
により、プーリシャフト2からクランクシャフト1へは
曲げモーメントが伝達されないため、クランクシャフト
1の実質長Lが短縮される。クランクシャフト1の動剛
性は1/L3に比例して高まるため、クランクシャフト
1の固有値が50%ちかく向上するモードがあり、エン
ジン加速時の振動および騒音が大幅に低減される。
【0030】次に、図8に示した他の実施例は、フロン
トカバー7の中央部にシリンダブロック11と接合する
フランジ部51を凹状に窪ませて一体形成し、このフラ
ンジ部51をボルトにより締結するものであり、これに
よりフロントカバー7の膜振動を抑制し、騒音の低減が
はかれる。
トカバー7の中央部にシリンダブロック11と接合する
フランジ部51を凹状に窪ませて一体形成し、このフラ
ンジ部51をボルトにより締結するものであり、これに
よりフロントカバー7の膜振動を抑制し、騒音の低減が
はかれる。
【0031】次に、図9に示した他の実施例は、オイル
ポンプボディ6に出口46に連通するオイル噴出孔52
を形成し、このオイル噴出孔52から潤滑油をスプライ
ン32に向けて噴射供給するのである。この場合、スプ
ライン32とチェーンの噛合い部分を潤滑すると同時
に、各転がり軸受4,5を潤滑することができる。
ポンプボディ6に出口46に連通するオイル噴出孔52
を形成し、このオイル噴出孔52から潤滑油をスプライ
ン32に向けて噴射供給するのである。この場合、スプ
ライン32とチェーンの噛合い部分を潤滑すると同時
に、各転がり軸受4,5を潤滑することができる。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、その一端
にクランクプーリが結合されるプーリシャフトをクラン
クシャフトと分割して形成し、このプーリシャフトとク
ランクシャフトを互いに曲折可能に結合する軸継ぎ手を
設け、プーリシャフトを回転自在に支持する一対の軸受
を動弁系に動力を伝達する機構を挟んで配設したため、
クランクシャフトに発生する振動モードのクランクプー
リへの入力が遮断されるとともに、プーリシャフトの支
持剛性が向上し、クランクプーリの面振れ振動を抑制す
るとともに、クランクシャフトの動剛性が向上し、エン
ジン加速時の振動および騒音が低減される。
にクランクプーリが結合されるプーリシャフトをクラン
クシャフトと分割して形成し、このプーリシャフトとク
ランクシャフトを互いに曲折可能に結合する軸継ぎ手を
設け、プーリシャフトを回転自在に支持する一対の軸受
を動弁系に動力を伝達する機構を挟んで配設したため、
クランクシャフトに発生する振動モードのクランクプー
リへの入力が遮断されるとともに、プーリシャフトの支
持剛性が向上し、クランクプーリの面振れ振動を抑制す
るとともに、クランクシャフトの動剛性が向上し、エン
ジン加速時の振動および騒音が低減される。
【0033】また、オイルポンプボディとフロントカバ
ーが前記各軸受を支持させる構造部材として活用される
ことにより、エンジンの大型化を招くことなく、プーリ
シャフトの支持剛性を十分に確保できる。
ーが前記各軸受を支持させる構造部材として活用される
ことにより、エンジンの大型化を招くことなく、プーリ
シャフトの支持剛性を十分に確保できる。
【0034】また、プーリシャフトとクランクシャフト
を互いに曲折可能に結合する軸継ぎ手として、両者をス
プラインを介して嵌合させることにより、十分な制振効
果が得られる。
を互いに曲折可能に結合する軸継ぎ手として、両者をス
プラインを介して嵌合させることにより、十分な制振効
果が得られる。
【図1】本発明の実施例を示す縦断面図である。
【図2】同じく図1のA−A線に沿う横断面図である。
【図3】同じく図2の一部を拡大した断面図である。
【図4】同じくプーリシャフトの断面図である。
【図5】同じくエンジンの全体側面図である。
【図6】同じくエンジンの正面図である。
【図7】同じくクランクシャフト系の振動モードを示す
図である。
図である。
【図8】他の実施例を示すエンジンの全体側面図であ
る。
る。
【図9】他の実施例を示す断面図である。
【図10】従来のクランクシャフトの振動モードを示す
図である。
図である。
1 クランクシャフト 2 プーリシャフト 3 軸継ぎ手 4 転がり軸受 5 転がり軸受 6 オイルポンプボディ 7 フロントカバー 8 クランクプーリ 10 エンジン 11 シリンダブロック 31 スプロケット 33 ジャーナル部 34 ジャーナル部
Claims (3)
- 【請求項1】 その一端にクランクプーリが結合される
プーリシャフトをクランクシャフトと分割して形成し、
このプーリシャフトとクランクシャフトを互いに曲折可
能に結合する軸継ぎ手を設け、プーリシャフトを回転自
在に支持する一対の軸受を動弁系に動力を伝達する機構
を挟んで配設したことを特徴とするエンジンの動力取出
構造。 - 【請求項2】 エンジン本体にオイルポンプを収装する
オイルポンプボディと、前記動弁系に動力を伝達する機
構を収装するフロントカバーを所定位置に結合し、この
オイルポンプボディとフロントカバーに前記各軸受を支
持させたことを特徴とする請求項1記載のエンジンの動
力取出構造。 - 【請求項3】 前記プーリシャフトとクランクシャフト
を互いに曲折可能に結合する軸継ぎ手として、両者をス
プラインを介して嵌合させたことを特徴とする請求項1
または2記載のエンジンの動力取出構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12485692A JPH05321924A (ja) | 1992-05-18 | 1992-05-18 | エンジンの動力取出構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12485692A JPH05321924A (ja) | 1992-05-18 | 1992-05-18 | エンジンの動力取出構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05321924A true JPH05321924A (ja) | 1993-12-07 |
Family
ID=14895794
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12485692A Pending JPH05321924A (ja) | 1992-05-18 | 1992-05-18 | エンジンの動力取出構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05321924A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2016056730A (ja) * | 2014-09-09 | 2016-04-21 | 三菱自動車工業株式会社 | クランクシャフトの支持部構造 |
-
1992
- 1992-05-18 JP JP12485692A patent/JPH05321924A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2016056730A (ja) * | 2014-09-09 | 2016-04-21 | 三菱自動車工業株式会社 | クランクシャフトの支持部構造 |
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