JPH0532215Y2 - - Google Patents

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JPH0532215Y2
JPH0532215Y2 JP1987182432U JP18243287U JPH0532215Y2 JP H0532215 Y2 JPH0532215 Y2 JP H0532215Y2 JP 1987182432 U JP1987182432 U JP 1987182432U JP 18243287 U JP18243287 U JP 18243287U JP H0532215 Y2 JPH0532215 Y2 JP H0532215Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
この考案は背負型動力散布機に関し、さらに詳
しくは、背負状態のままでエンジン始動が可能な
背負型動力散布機に関する。
【従来の技術】
従来知られている背負型動力散布機の代表的な
ものは、ポンプや、エンジンを搭載したエンジン
架台部に対して、散布薬剤を充填する薬剤タンク
を取付け、この薬剤タンクを背中にして作業者は
背負い、ポンプから圧送される薬剤をノズルから
噴出させることで所定の領域に薬剤散布するため
に使用するものである。 そして、エンジン架台部上のエンジンは背負型
動力散布機を背中から卸した状態でエンジン始
動、言換えると、リコイルスタータのスタータひ
もを引出す作業を行うのに都合のよい姿勢、リコ
イルスタータが作業者の背中から離れた後方位置
に搭載されている。 したがつて、リコイルスタータと並設されて冷
却フアンが位置しているので、冷却フアンの冷却
フアンはシリンダのクーリングフインに向けて送
風し、熱交換された冷却風は熱くなつて、作業者
の背中に向けて排風され、薬剤タンクの両傍から
作業者の背中左右側から熱風がされる。 また、マフラのテイルパイプは作業者の後方に
向つて排ガスを排出するようになつているから、
冷却フアンの近くに排ガスが排出されている。
【考案が解決しようとする問題点】
従来の背負型動力散布機は上述のような構成の
ために、エンジン始動操作には必ず、背中から卸
した状態としなくてはならず、作業途中で一時エ
ンジンを止めた場合に大へん不便である。 また、冷却風が作業者の背中両傍から排出され
るために作業者は熱風にさらされ、作業環境とし
ては最低条件下であり、とくに、夏期における薬
剤散布作業は重労働になる問題もあつた。 さらに、マフラのテイルパイプから排出された
排ガスが冷却フアンの吸込気流に乗つてシリンダ
のクーリングフイン間を通過するので、シリンダ
周囲が排ガス中のタールや、カーボンで著しく汚
染される問題もあつた。 そこで、この考案は作業機が背負型動力散布機
を背中から卸す必要なくエンジン始動することが
できると共に、冷却排風である熱風は作業者の後
方に排出されて高温環境下にさらされることなく
作業を行い、シリンダのクーリングフイン間にも
排ガスが吸込まれることのないようにすることを
目的とするものである。
【問題点を解決するための手段】
この考案は上述のような目的を達成するため
に、薬剤タンクとエンジン架台部を合成樹脂で成
形し、両者を相互に嵌め合せ連結して構成する背
負型動力散布機の、エンジン架台部は、作業者の
背中と対面する基板部の両側に形成された側板部
と、両側板部間の下端部を連結する載置板部とを
備え、前記載置板部には基板部側よりエンジン、
該エンジンと直結して駆動されるポンプを搭載し
てリコイルスタータが一番作業者側に位置するよ
う配設するとともに、エンジンの冷却用排風口と
マフラーの排気口とを、上記基板部と反対方向に
向けて夫々開口させ、前記一方の側板部にはリコ
イルスタータの操作グリツプを引き出すための窓
孔を穿設して構成したものである。
【作用】
エンジンのもつリコイルスタータの操作グリツ
プが作業者の背中寄りに位置するので、手を後方
に伸ばしてスタータひもを引出せばよく、また、
冷却排風は作業者の後方に排出され、排ガスも冷
却フアンから離れた後方に排出される。
【実施例】
以下、この考案の実施例を添付した図面に沿つ
て説明する。これらの図において、符号10は合
成樹脂により真空成形された薬剤タンクを示し、
符号20は薬剤タンク10同様に合成樹脂により
真空成形されたエンジン架台部を示し、このエン
ジン架台部20にエンジンや、ポンプなどが搭載
装備される。薬剤タンク10は中空容器であり、
上部には薬剤フイラ11をもち、これにキヤツプ
11Aが施され、上部両傍には把手12,12が
形成され、背負い状態での反作業者側(観者の正
面側)には、エンジンの燃料タンク13が薬剤タ
ンク10に形成したくぼみ14中に嵌つてボルト
13Aにより締着されている。 薬剤タンク10の側面には後述する薬剤の散噴
ノズル管を起立状態で支持するノズル管クリツプ
15が形成されており、このノズル管クリツプ1
5は3つの略半円突起が側面視上一直線に配置さ
れ、平面視上略円形空間を形成できるように左右
に振分けられた配置になつている。 さらに、背負い状態での薬剤タンク10の作業
者側には、エンジン架台部20に形成した支持腕
が挿入される支持凹穴16が幅方向に適当な間隔
で2個形成され、支持凹穴16の上縁には側面視
水平な直線状であり、その下縁は奥部が浅くなつ
た斜線に沿つており両支持凹穴16の開放口を含
む面はエンジン架台部20を構成する基板部を収
容する浅い凹所17になつており、この浅い凹所
17に連続してそれぞれナツトが埋設された2つ
のねじ座18が形成され、ねじ座18間の下側に
は幅方向に沿つて半円断面形状の支持凹条19が
設けてある。 また、エンジン架台部20は合成樹脂の真空成
形により形成されたもので、概ね側面視コ型であ
り、背負い状態で作業者側は基板部21になつて
おり、この基板部21の上縁部左右両傍には前記
支持凹穴16にきつちりと嵌挿することができる
支持腕22が一体的に突設されており、上縁部は
概ね水平状であり、下縁部は勾配状の直線にな
り、支持腕22の断面形状は縦長の楕円類似形状
になつている。 さらに、両支持腕22間であつて、基板部21
の上縁部で、かつ、薬剤タンク10側には幅方向
に長く、半円形断面の支持突条23が形成され、
浅い凹所17の上縁に形成した支持凹条19に嵌
め込まれるようになつていて、その上縁部には前
記ねじ座18に嵌まるビスフランジ24が2個形
成してある。 基板部21の左右両側には、背負い状態で反作
業者側に張出している側板部25が形成されてお
り、側板部25の下端部は反作業者側に張出して
いる載置板部26と一体化され、前記両側板部2
5のうち、作業者の背中側から見て左側に後述す
るエンジンのリコイルスータの操作グリツプ33
Bが覗く窓孔25Aが開設されている。 そして、載置板部26上にはエンジンベース3
1がインシユレータ32を介してビス固定されて
おり、エンジンベース31上のエンジン33はリ
コイルスタータ33Aをもち、このリコイルスタ
ータ33Aの操作グリツプ33Bが前記窓孔25
Aの奥に位置し、リコイルスタータ33Aのスリ
ツト33Dより吸込まれた冷却風が排風口33C
から作業者の後方に排出される姿勢におかれてい
る。このエンジン33の出力でポンプ34が駆動
され、このポンプ34は薬剤タンク10から薬剤
を吸込管34Aを介して吸込み、送出管34Bか
ら散噴ノズル管35に送つてノズル35Aから散
噴するようになつている。 また、エンジン33の排出ガスも、前記冷却排
風同様に作業者と反対側の空間に排出できるよう
にマフラ36のテールパイプ36Aが前記インシ
ユレータ32間から後方に延びている。 そして、作業者は薬剤タンク10の上部に形成
したバンド掛け10Aと、エンジン架台部20の
側板部25のバンド掛25Bとの間に掛止した背
負いバンド37により背中に背負い、エンジンに
よりポンプを駆動して薬剤散布を行うのであつ
て、薬剤タンク10と、エンジンやポンプを搭載
したエンジン架台部20とは互に結合されてい
る。即ち、薬剤タンク10に形成してある支持凹
穴16中に、エンジン架台部20の支持腕22を
嵌込み、薬剤タンク10、エンジン架台部20の
両者を上下、左右方向に関して互に結合させ、さ
らに支持突条23を支持凹条19中に嵌込み、ね
じ座18に対してビスフランジ24を重ねビスに
より結合することにより薬剤タンク10と、エン
ジン架台20とが前後方向に一体化される。 そして、背負型動力散布機を背負つた状態でエ
ンジン始動させる場合には、作業者は右手を後方
に伸ばして窓孔25Aから手首をエンジン架台部
20内に入れ、操作グリツプ33Bを掴み、勢よ
く引出すことで始動回転させる。
【考案の効果】
以上の説明から明らかなように、この考案の背
負い型動力散布機は、エンジンやポンプを搭載し
たエンジン架台部と、薬剤タンクで構成され、エ
ンジン架台部の側板部に窓孔が穿設され、この窓
孔にリコイルスタータの操作グリツプが覗き、排
ガスを排出するマフラのテイルパイプならびに、
冷却風の排風口も後方に向けて構成したから、背
負つた状態のままでエンジン始動ができて、作業
の一時停止後の再始動に大へん便利であり、エン
ジンの排ガスや、冷却風が作業者の後方に排出さ
れるので作業環境の向上と共に、シリンダのクー
リングフインの汚染がないなどの効果がある。
【図面の簡単な説明】
添付図面はこの考案による背負い型動力散布機
の実施例を示し、第1図は正面図、第2図は側面
図、第3図は背面図、第4図は斜面図、第5図は
薬剤タンクの背面の斜面図である。 10……薬剤タンク、11……薬剤フイラ、1
1A……キヤツプ、12……把手、13……燃料
タンク、13A……ボルト、14……くぼみ、1
5……クリツプ、16……支持凹穴、17……浅
い凹所、18……ねじ座、19……支持凹条、2
0……エンジン架台部、21……基板部、22…
…支持腕、23……支持突条、24……ビスフラ
ンジ、25……側板部、26……載置板部、25
A……窓孔、31……エンジンベース、32……
インシユレータ、33……エンジン、33A……
リコイルスタータ、33B……操作グリツプ、3
3C……排風口、33D……スリツト、34……
ポンプ、34A……吸込管、34B……送出管、
35……噴霧ノズル管、35A……ノズル、36
……マフラ、36A……テールパイプ、37……
背負いバンド。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 薬剤タンクとエンジン架台部を合成樹脂で成形
    し、両者を相互に嵌め合せ連結して構成する背負
    型動力散布機の、 エンジン架台部は、作業者の背中と対面する基
    板部の両側に形成された側板部と、両側板部間の
    下端部を連結する載置板部とを備え、前記載置板
    部には基板部側よりエンジン、該エンジンと直結
    して駆動されるポンプを搭載してリコイルスター
    タが一番作業者側に位置するよう配設するととも
    に、エンジンの冷却用排風口とマフラーの排気口
    とを、上記基板部と反対方向に向けて夫々開口さ
    せ、前記一方の側板部にはリコイルスタータの操
    作グリツプを引き出すための窓孔を穿設して構成
    したことを特徴とする背負型動力散布機。
JP1987182432U 1987-11-28 1987-11-28 Expired - Lifetime JPH0532215Y2 (ja)

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JP1987182432U JPH0532215Y2 (ja) 1987-11-28 1987-11-28

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JP1987182432U JPH0532215Y2 (ja) 1987-11-28 1987-11-28

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Publication Number Publication Date
JPH0184764U JPH0184764U (ja) 1989-06-06
JPH0532215Y2 true JPH0532215Y2 (ja) 1993-08-18

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ID=31473880

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JP6105915B2 (ja) * 2012-12-17 2017-03-29 株式会社丸山製作所 散布装置

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JPH0184764U (ja) 1989-06-06

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