JPH05323373A - 薄膜トランジスタパネルの製造方法 - Google Patents
薄膜トランジスタパネルの製造方法Info
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- JPH05323373A JPH05323373A JP13047892A JP13047892A JPH05323373A JP H05323373 A JPH05323373 A JP H05323373A JP 13047892 A JP13047892 A JP 13047892A JP 13047892 A JP13047892 A JP 13047892A JP H05323373 A JPH05323373 A JP H05323373A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】本発明は、薄膜トランジスタパネルの製造方法
に関し、ソース電極の電極材にAlを用いることがで
き、さらに、製造工程を簡単にさせた薄膜トランジスタ
パネルの製造方法を提供することを目的とする。 【構成】n+ a−Si膜22を形成し、続いてTi膜2
4を形成し、さらにAl膜26を形成する(図3
(a))。レジスト膜28をマスクとしてRIEによ
り、Al膜26、Ti膜24、n+ a−Si膜22及び
a−Si膜16の露出部を除去することにより、ソース
電極38、ドレイン(バスライン)電極36及び動作半
導体層30を形成する。次に陽極酸化法を用い、ソース
電極38、ドレイン(バスライン)電極36のAl膜の
表面に酸化被膜40を形成する(図3(b))。次に、
Si3 N4 膜を形成した後、ソース電極38の酸化被膜
40を除去して接続部を形成し、画素電極用のITO膜
と接続するように構成する。
に関し、ソース電極の電極材にAlを用いることがで
き、さらに、製造工程を簡単にさせた薄膜トランジスタ
パネルの製造方法を提供することを目的とする。 【構成】n+ a−Si膜22を形成し、続いてTi膜2
4を形成し、さらにAl膜26を形成する(図3
(a))。レジスト膜28をマスクとしてRIEによ
り、Al膜26、Ti膜24、n+ a−Si膜22及び
a−Si膜16の露出部を除去することにより、ソース
電極38、ドレイン(バスライン)電極36及び動作半
導体層30を形成する。次に陽極酸化法を用い、ソース
電極38、ドレイン(バスライン)電極36のAl膜の
表面に酸化被膜40を形成する(図3(b))。次に、
Si3 N4 膜を形成した後、ソース電極38の酸化被膜
40を除去して接続部を形成し、画素電極用のITO膜
と接続するように構成する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、アクティブマトリクス
駆動方式の液晶表示パネル等に使用される薄膜トランジ
スタパネルの製造方法に関する。液晶表示パネル等のア
クティブマトリクス型表示パネルの駆動に用いられる薄
膜トランジスタパネルには表示画面上の欠陥発生のない
ものが要求され、また製造プロセスの簡略化が要求され
ている。
駆動方式の液晶表示パネル等に使用される薄膜トランジ
スタパネルの製造方法に関する。液晶表示パネル等のア
クティブマトリクス型表示パネルの駆動に用いられる薄
膜トランジスタパネルには表示画面上の欠陥発生のない
ものが要求され、また製造プロセスの簡略化が要求され
ている。
【0002】
【従来の技術】アクティブマトリクス駆動方式の液晶表
示パネルは、ドット表示を行う個々の画素に対応してマ
トリクス状に薄膜トランジスタ(TFT)を配設させ、
この薄膜トランジスタにより各画素にメモリ機能を持た
せてコントラストの良好な表示を可能としたものであ
る。このような液晶表示パネルは、例えば多数の補助容
量バスライン、ゲートバスライン、ドレインバスライン
をそれぞれX及びY方向に配設し、これら各バスライン
に駆動電圧を順次印加して、各バスライン交差部に配設
した薄膜トランジスタを選択駆動させることにより、所
望の画素をドット表示するようにしている。
示パネルは、ドット表示を行う個々の画素に対応してマ
トリクス状に薄膜トランジスタ(TFT)を配設させ、
この薄膜トランジスタにより各画素にメモリ機能を持た
せてコントラストの良好な表示を可能としたものであ
る。このような液晶表示パネルは、例えば多数の補助容
量バスライン、ゲートバスライン、ドレインバスライン
をそれぞれX及びY方向に配設し、これら各バスライン
に駆動電圧を順次印加して、各バスライン交差部に配設
した薄膜トランジスタを選択駆動させることにより、所
望の画素をドット表示するようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この従来の薄膜トラン
ジスタパネルの製造方法においては、ソース電極の電極
材に、低抵抗な配線材料であるAlを用いることが困難
であるという問題があった。これは、ソース電極及びド
レイン電極をAlで形成しても、ソース電極と接続され
るITO等の画素電極をパターニングする際に用いるハ
ロゲン系エッチャントにより、ソース電極のAlまでも
エッチングされてしまうからである。ハロゲン系エッチ
ャントには、例えば、HCl+HNO3 、HCl+Fe
2 O3 又はHBr・HI或いはこれらに適当な酸化剤や
水を加えたりして緩衝液にした溶液がある。
ジスタパネルの製造方法においては、ソース電極の電極
材に、低抵抗な配線材料であるAlを用いることが困難
であるという問題があった。これは、ソース電極及びド
レイン電極をAlで形成しても、ソース電極と接続され
るITO等の画素電極をパターニングする際に用いるハ
ロゲン系エッチャントにより、ソース電極のAlまでも
エッチングされてしまうからである。ハロゲン系エッチ
ャントには、例えば、HCl+HNO3 、HCl+Fe
2 O3 又はHBr・HI或いはこれらに適当な酸化剤や
水を加えたりして緩衝液にした溶液がある。
【0004】また、電極材にAlを用いたソース電極上
にITOの画素電極を直接積層した場合においては、フ
ォトリソグラフィ工程で用いるレジスト現像液等の電解
質溶液中にソース電極と画素電極が曝されると電池効果
により反応を起こしてしまい、ソース電極のAlが溶け
てしまったり、画素電極のITO及びソース電極のAl
が破壊されたり、剥離したりする等の問題がある。従っ
て、ITOとAlとの積層構造又は同一層での使用は非
常に困難であった。
にITOの画素電極を直接積層した場合においては、フ
ォトリソグラフィ工程で用いるレジスト現像液等の電解
質溶液中にソース電極と画素電極が曝されると電池効果
により反応を起こしてしまい、ソース電極のAlが溶け
てしまったり、画素電極のITO及びソース電極のAl
が破壊されたり、剥離したりする等の問題がある。従っ
て、ITOとAlとの積層構造又は同一層での使用は非
常に困難であった。
【0005】このため、従来の薄膜トランジスタパネル
の製造方法においては、ソース電極の電極材にAlを用
いてソース電極と接続するITO等の画素電極をエッチ
ングで形成することはなかった。従って、バスライン、
ドレイン電極にもAlを用いることがなかった。また、
従来の薄膜トランジスタパネルの製造方法においては、
端子形成、画素電極形成、最終保護膜形成の各工程を別
々に行っていたため複数のフォトリソグラフィ工程を必
要としていた。さらに、形成されるゲート端子の端子材
が金属であると、コンタクト抵抗の劣化を抑えることが
困難であり薄膜トランジスタパネルの信頼性が低下して
いた。
の製造方法においては、ソース電極の電極材にAlを用
いてソース電極と接続するITO等の画素電極をエッチ
ングで形成することはなかった。従って、バスライン、
ドレイン電極にもAlを用いることがなかった。また、
従来の薄膜トランジスタパネルの製造方法においては、
端子形成、画素電極形成、最終保護膜形成の各工程を別
々に行っていたため複数のフォトリソグラフィ工程を必
要としていた。さらに、形成されるゲート端子の端子材
が金属であると、コンタクト抵抗の劣化を抑えることが
困難であり薄膜トランジスタパネルの信頼性が低下して
いた。
【0006】またさらに、従来の薄膜トランジスタパネ
ルの製造方法では、不要なITO膜のリフトオフ工程で
残ったITOが点欠陥等の不良を発生させ、薄膜トラン
ジスタパネルの信頼性を低下させる原因となっていた。
本発明の目的は、ソース電極の電極材にAlを用いるこ
とができ、さらに、製造工程を簡単にさせた薄膜トラン
ジスタパネルの製造方法を提供することにある。
ルの製造方法では、不要なITO膜のリフトオフ工程で
残ったITOが点欠陥等の不良を発生させ、薄膜トラン
ジスタパネルの信頼性を低下させる原因となっていた。
本発明の目的は、ソース電極の電極材にAlを用いるこ
とができ、さらに、製造工程を簡単にさせた薄膜トラン
ジスタパネルの製造方法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的は、透明絶縁性
基板上にゲートバスライン及び前記ゲートバスラインに
接続するゲート電極を形成し、前記透明絶縁性基板上部
全面に層間絶縁膜を形成し、前記層間絶縁膜上に動作半
導体膜を形成し、前記動作半導体膜上に、前記ゲートバ
スラインと交差するドレインバスライン及び前記ドレイ
ンバスラインに接続するドレイン電極を形成し、同時に
前記ゲート電極に対して前記ドレイン電極と反対側の前
記動作半導体膜上にソース電極を形成することにより、
前記ゲートバスラインと前記ドレインバスラインの各交
差部近傍にマトリックス駆動用の薄膜トランジスタを配
設した薄膜トランジスタパネルの製造方法において、前
記ソース電極、前記ドレイン電極及び前記ドレインバス
ラインはAlを含む金属層で形成し、前記ソース電極及
び前記ドレイン電極の前記金属層表面に酸化被膜を形成
し、前記ソース電極表面の前記酸化被膜を除去して、前
記ソース電極と画素電極とを接続させることを特徴とす
る薄膜トランジスタパネルの製造方法によって達成され
る。
基板上にゲートバスライン及び前記ゲートバスラインに
接続するゲート電極を形成し、前記透明絶縁性基板上部
全面に層間絶縁膜を形成し、前記層間絶縁膜上に動作半
導体膜を形成し、前記動作半導体膜上に、前記ゲートバ
スラインと交差するドレインバスライン及び前記ドレイ
ンバスラインに接続するドレイン電極を形成し、同時に
前記ゲート電極に対して前記ドレイン電極と反対側の前
記動作半導体膜上にソース電極を形成することにより、
前記ゲートバスラインと前記ドレインバスラインの各交
差部近傍にマトリックス駆動用の薄膜トランジスタを配
設した薄膜トランジスタパネルの製造方法において、前
記ソース電極、前記ドレイン電極及び前記ドレインバス
ラインはAlを含む金属層で形成し、前記ソース電極及
び前記ドレイン電極の前記金属層表面に酸化被膜を形成
し、前記ソース電極表面の前記酸化被膜を除去して、前
記ソース電極と画素電極とを接続させることを特徴とす
る薄膜トランジスタパネルの製造方法によって達成され
る。
【0008】また上記目的は、透明絶縁性基板上にゲー
トバスライン及び前記ゲートバスラインに接続するゲー
ト電極を形成し、前記透明絶縁性基板上部全面に層間絶
縁膜を形成し、前記層間絶縁膜上に動作半導体膜を形成
し、前記動作半導体膜上に、前記ゲートバスラインと交
差するドレインバスライン及び前記ドレインバスライン
に接続するドレイン電極を形成し、同時に前記ゲート電
極に対して前記ドレイン電極と反対側の前記動作半導体
膜上にソース電極を形成することにより、前記ゲートバ
スラインと前記ドレインバスラインの各交差部近傍にマ
トリックス駆動用の薄膜トランジスタを配設した薄膜ト
ランジスタパネルの製造方法において、前記ソース電極
及び前記ドレイン電極を形成した後、レジストを塗布し
て画素電極の形成領域に開口を有するレジスト膜をパタ
ーニングし、全面に前記画素電極形成用の透明導電膜を
形成し、前記レジスト膜を除去することにより、不要な
前記透明導電膜をリフトオフして前記ソース電極と接続
する前記画素電極を形成することを特徴とする薄膜トラ
ンジスタパネルの製造方法によって達成される。
トバスライン及び前記ゲートバスラインに接続するゲー
ト電極を形成し、前記透明絶縁性基板上部全面に層間絶
縁膜を形成し、前記層間絶縁膜上に動作半導体膜を形成
し、前記動作半導体膜上に、前記ゲートバスラインと交
差するドレインバスライン及び前記ドレインバスライン
に接続するドレイン電極を形成し、同時に前記ゲート電
極に対して前記ドレイン電極と反対側の前記動作半導体
膜上にソース電極を形成することにより、前記ゲートバ
スラインと前記ドレインバスラインの各交差部近傍にマ
トリックス駆動用の薄膜トランジスタを配設した薄膜ト
ランジスタパネルの製造方法において、前記ソース電極
及び前記ドレイン電極を形成した後、レジストを塗布し
て画素電極の形成領域に開口を有するレジスト膜をパタ
ーニングし、全面に前記画素電極形成用の透明導電膜を
形成し、前記レジスト膜を除去することにより、不要な
前記透明導電膜をリフトオフして前記ソース電極と接続
する前記画素電極を形成することを特徴とする薄膜トラ
ンジスタパネルの製造方法によって達成される。
【0009】
【作用】本発明によれば、Alの表面に酸化被膜を形成
することにより画素電極(透明導電膜)のエッチングの
際のエッチャントによってAlが浸蝕されることがな
く、また、表面の酸化被膜によりAlが保護されるので
電池効果による破壊を生じさせることがないので、ソー
ス電極等の電極材にAlを用いることができる。
することにより画素電極(透明導電膜)のエッチングの
際のエッチャントによってAlが浸蝕されることがな
く、また、表面の酸化被膜によりAlが保護されるので
電池効果による破壊を生じさせることがないので、ソー
ス電極等の電極材にAlを用いることができる。
【0010】また、本発明によれば、画素電極のパター
ニングをエッチングではなくリフトオフを用いて行うこ
とによりフォトリソグラフィ工程でのマスクを減少させ
ることができ、さらにソース電極等の電極材及び配線材
料にAlを用いた薄膜トランジスタパネルを製造するこ
とができるようになる。さらに本発明によれば、端子電
極にITO等の酸化物導電体を使用できるため、コンタ
クト抵抗を安定させた薄膜トランジスタパネルを製造す
ることができる。
ニングをエッチングではなくリフトオフを用いて行うこ
とによりフォトリソグラフィ工程でのマスクを減少させ
ることができ、さらにソース電極等の電極材及び配線材
料にAlを用いた薄膜トランジスタパネルを製造するこ
とができるようになる。さらに本発明によれば、端子電
極にITO等の酸化物導電体を使用できるため、コンタ
クト抵抗を安定させた薄膜トランジスタパネルを製造す
ることができる。
【0011】
【実施例】本発明の第1の実施例による薄膜トランジス
タパネルの製造方法を図1乃至図5を用いて説明する。
本実施例における薄膜トランジスタパネルの製造方法
は、ALD(Atomic Layer Deposi
tion)法によりゲート絶縁膜としてのアルミナを成
膜し、SA(セルフアライメント)プロセスを活用して
薄膜トランジスタパネルを製造する方法である。図5に
薄膜トランジスタパネルの平面図を示す。図中のA−A
線での断面の製造工程図を図1乃至図4に示している。
タパネルの製造方法を図1乃至図5を用いて説明する。
本実施例における薄膜トランジスタパネルの製造方法
は、ALD(Atomic Layer Deposi
tion)法によりゲート絶縁膜としてのアルミナを成
膜し、SA(セルフアライメント)プロセスを活用して
薄膜トランジスタパネルを製造する方法である。図5に
薄膜トランジスタパネルの平面図を示す。図中のA−A
線での断面の製造工程図を図1乃至図4に示している。
【0012】まず、ドラム回転方式であり対向ターゲッ
ト方式であるマグネトロンスパッタ電極を有し、基板温
度を200℃まで昇温可能なスパッタリング装置を用い
て、ガラス基板2上にゲート電極及びゲートバスライン
を形成する。スパッタリング装置内にセットしたガラス
基板2を基板温度200℃に加熱してから放置して室温
まで冷却した後、回転ドラムを6回転/分で回転させ、
圧力約0.001TorrのArガス雰囲気中におい
て、DCスパッタリング法によりAlをスパッタリング
し、ガラス基板2上に厚さ約50nmのAl膜4を形成
する。続いて、同一装置内で真空を破らずに室温で、回
転ドラムを6回転/分で回転させ、圧力約0.001T
orrのArガス雰囲気中において、DCスパッタリン
グ法によりCrをスパッタリングし、Al膜4上に厚さ
約80nmのCr膜6を形成する(図1(a))。この
Al膜4とCr膜6の二層膜の上に、幅が5μmのゲー
トパターンを有するレジスト膜8を形成する。このレジ
スト膜8をマスクとして、RIE(反応性イオンエッチ
ング)によりCCl4 +O2 ガスによりCr膜6をエッ
チングし、続いてBCl3 +Cl2 ガスによりAl膜4
をエッチングする(図1(b))。その後レジスト膜8
を除去して、Al膜10aの上層にCr膜10bが形成
されたゲート電極10が完成する。
ト方式であるマグネトロンスパッタ電極を有し、基板温
度を200℃まで昇温可能なスパッタリング装置を用い
て、ガラス基板2上にゲート電極及びゲートバスライン
を形成する。スパッタリング装置内にセットしたガラス
基板2を基板温度200℃に加熱してから放置して室温
まで冷却した後、回転ドラムを6回転/分で回転させ、
圧力約0.001TorrのArガス雰囲気中におい
て、DCスパッタリング法によりAlをスパッタリング
し、ガラス基板2上に厚さ約50nmのAl膜4を形成
する。続いて、同一装置内で真空を破らずに室温で、回
転ドラムを6回転/分で回転させ、圧力約0.001T
orrのArガス雰囲気中において、DCスパッタリン
グ法によりCrをスパッタリングし、Al膜4上に厚さ
約80nmのCr膜6を形成する(図1(a))。この
Al膜4とCr膜6の二層膜の上に、幅が5μmのゲー
トパターンを有するレジスト膜8を形成する。このレジ
スト膜8をマスクとして、RIE(反応性イオンエッチ
ング)によりCCl4 +O2 ガスによりCr膜6をエッ
チングし、続いてBCl3 +Cl2 ガスによりAl膜4
をエッチングする(図1(b))。その後レジスト膜8
を除去して、Al膜10aの上層にCr膜10bが形成
されたゲート電極10が完成する。
【0013】次に、ALD法を用い、有機アルミニウム
とO2 による雰囲気、或いはH2 OをN2 ガスで仕切っ
た雰囲気中において、ガラス基板2上及びゲート電極1
0上にゲート絶縁膜として厚さ約400nmのAl2 O
3 膜12を画素部のみマスクして成膜する。次いで、プ
ラズマCVD法を用い、SiH4 とNH3 の混合ガス雰
囲気中でAl2 O3 膜12上に厚さ50nmのSi3 N
4 膜14を形成する。次に、SiH4 のガス雰囲気中に
おいて、Si3 N4 膜14上に動作半導体層として厚さ
約25nmのa−Si(アモルファスシリコン)膜16
を形成し、SiH4 とN2 Oの混合ガス雰囲気中におい
て、a−Si膜16上に保護膜として厚さ約140nm
のSiO2 膜18を形成する。
とO2 による雰囲気、或いはH2 OをN2 ガスで仕切っ
た雰囲気中において、ガラス基板2上及びゲート電極1
0上にゲート絶縁膜として厚さ約400nmのAl2 O
3 膜12を画素部のみマスクして成膜する。次いで、プ
ラズマCVD法を用い、SiH4 とNH3 の混合ガス雰
囲気中でAl2 O3 膜12上に厚さ50nmのSi3 N
4 膜14を形成する。次に、SiH4 のガス雰囲気中に
おいて、Si3 N4 膜14上に動作半導体層として厚さ
約25nmのa−Si(アモルファスシリコン)膜16
を形成し、SiH4 とN2 Oの混合ガス雰囲気中におい
て、a−Si膜16上に保護膜として厚さ約140nm
のSiO2 膜18を形成する。
【0014】次いで、SiO2 膜18上にレジスト膜2
0を塗布する。ゲート電極10側の面と反対側のガラス
基板2面からレジスト膜20に対して背面露光してSA
(セルフアライメント)プロセスを行い、さらにガラス
基板2のゲート電極10側から、ゲート電極10上のレ
ジスト膜だけが残り、ゲートバスライン上のレジスト膜
が除去されるようなパターンで露光を行い、ゲート電極
10上にレジスト膜20を形成する(図2(a))。こ
のレジスト膜20をマスクとし、弗化アンモニウム系の
エッチング液によりSiO2 膜18の露出部を選択的に
エッチング除去し(図2(b))、続いてレジスト膜2
0を除去する。
0を塗布する。ゲート電極10側の面と反対側のガラス
基板2面からレジスト膜20に対して背面露光してSA
(セルフアライメント)プロセスを行い、さらにガラス
基板2のゲート電極10側から、ゲート電極10上のレ
ジスト膜だけが残り、ゲートバスライン上のレジスト膜
が除去されるようなパターンで露光を行い、ゲート電極
10上にレジスト膜20を形成する(図2(a))。こ
のレジスト膜20をマスクとし、弗化アンモニウム系の
エッチング液によりSiO2 膜18の露出部を選択的に
エッチング除去し(図2(b))、続いてレジスト膜2
0を除去する。
【0015】次にPH3 (ホスフィン)を加えたSiH
4 (シラン)の雰囲気中において、プラズマCVD法に
より厚さ約50nmのn+ a−Si膜22を形成し、続
いて厚さ約100nmのTi膜24を真空蒸着法にて形
成し、さらに厚さ約200nmのAl膜26を真空蒸着
法にて形成する。次いで、全面にレジストを塗布してパ
ターニングし、ソース電極とドレイン(バスライン)電
極形成用のレジスト膜28を形成する(図3(a))。
4 (シラン)の雰囲気中において、プラズマCVD法に
より厚さ約50nmのn+ a−Si膜22を形成し、続
いて厚さ約100nmのTi膜24を真空蒸着法にて形
成し、さらに厚さ約200nmのAl膜26を真空蒸着
法にて形成する。次いで、全面にレジストを塗布してパ
ターニングし、ソース電極とドレイン(バスライン)電
極形成用のレジスト膜28を形成する(図3(a))。
【0016】レジスト膜28をマスクとしてBCl3 +
Cl2 混合ガス雰囲気中においてRIEにより、Al膜
26、Ti膜24、n+ a−Si膜22及びa−Si膜
16の露出部を除去することにより素子分離を行ない、
ソース電極38、ドレイン(バスライン)電極36及び
動作半導体層30を形成する。本工程を実施した後も、
ゲート絶縁膜のAl2 O3 膜12は画素部に、Si3 N
4 膜14は全面に残っている。次に陽極酸化法を用い、
ソース電極38、ドレイン(バスライン)電極36のA
l膜の表面に酸化被膜40を形成する(図3(b))。
Cl2 混合ガス雰囲気中においてRIEにより、Al膜
26、Ti膜24、n+ a−Si膜22及びa−Si膜
16の露出部を除去することにより素子分離を行ない、
ソース電極38、ドレイン(バスライン)電極36及び
動作半導体層30を形成する。本工程を実施した後も、
ゲート絶縁膜のAl2 O3 膜12は画素部に、Si3 N
4 膜14は全面に残っている。次に陽極酸化法を用い、
ソース電極38、ドレイン(バスライン)電極36のA
l膜の表面に酸化被膜40を形成する(図3(b))。
【0017】次に、保護膜となるSi3 N4 膜42を形
成した後、HF系の酸溶液によるウエットプロセス、C
DE(ケミカルドライエッチング)、RIEによるドラ
イプロセスにより、ソース電極38上のSi3 N4 膜4
2を開口し、開口部に露出したソース電極38の酸化被
膜40を除去してコンタクト部を形成する。さらに、ゲ
ート絶縁膜を同様にエッチングしてもよい。
成した後、HF系の酸溶液によるウエットプロセス、C
DE(ケミカルドライエッチング)、RIEによるドラ
イプロセスにより、ソース電極38上のSi3 N4 膜4
2を開口し、開口部に露出したソース電極38の酸化被
膜40を除去してコンタクト部を形成する。さらに、ゲ
ート絶縁膜を同様にエッチングしてもよい。
【0018】次に、画素電極用のITO膜44を形成
し、画素電極形成用のレジスト膜46をマスクとしてハ
ロゲン系エッチャントを用いてITO膜44をエッチン
グする(図4(a))。レジスト膜46を除去して薄膜
トランジスタパネルが完成する(図4(b))。このよ
うに本実施例によれば、ゲート電極形成時にAlの上層
部にCrを配置した二層配線構造とすることによりアル
ミナや絶縁膜をエッチングする際に用いるHF系エッチ
ャントでエッチングされない端子構造が得られるため、
端子形成も同時に可能となる。
し、画素電極形成用のレジスト膜46をマスクとしてハ
ロゲン系エッチャントを用いてITO膜44をエッチン
グする(図4(a))。レジスト膜46を除去して薄膜
トランジスタパネルが完成する(図4(b))。このよ
うに本実施例によれば、ゲート電極形成時にAlの上層
部にCrを配置した二層配線構造とすることによりアル
ミナや絶縁膜をエッチングする際に用いるHF系エッチ
ャントでエッチングされない端子構造が得られるため、
端子形成も同時に可能となる。
【0019】また、本実施例によれば、高精細パネル等
の高密度化で必要とされる低抵抗なAl電極配線の使用
が可能となり、画素電極とドレイン(バス)電極との間
の短絡による点欠陥やそれらを介しての線欠陥を防止す
ることができ、TFTの高性能・高信頼性を実現するこ
とができる。本発明の第2の実施例による薄膜トランジ
スタパネルの製造方法を図5乃至図11を用いて説明す
る。
の高密度化で必要とされる低抵抗なAl電極配線の使用
が可能となり、画素電極とドレイン(バス)電極との間
の短絡による点欠陥やそれらを介しての線欠陥を防止す
ることができ、TFTの高性能・高信頼性を実現するこ
とができる。本発明の第2の実施例による薄膜トランジ
スタパネルの製造方法を図5乃至図11を用いて説明す
る。
【0020】本実施例における薄膜トランジスタパネル
の製造方法は、ALDにより成膜したアルミナをゲート
絶縁膜として用い、SA(セルフアライメント)プロセ
スを用いて薄膜トランジスタパネルを製造する方法であ
る。図5に薄膜トランジスタパネルの平面図を示す。図
中のA−A線での断面の製造工程図を図6乃至図10に
示している。図11は薄膜トランジスタパネルのゲート
端子部での断面を示す図である。
の製造方法は、ALDにより成膜したアルミナをゲート
絶縁膜として用い、SA(セルフアライメント)プロセ
スを用いて薄膜トランジスタパネルを製造する方法であ
る。図5に薄膜トランジスタパネルの平面図を示す。図
中のA−A線での断面の製造工程図を図6乃至図10に
示している。図11は薄膜トランジスタパネルのゲート
端子部での断面を示す図である。
【0021】まず、ドラム回転方式であり対向ターゲッ
ト方式であるマグネトロンスパッタ電極を有し、基板温
度を200℃まで昇温可能なスパッタリング装置を用い
て、ガラス基板2上にゲート電極及びゲートバスライン
を形成する。スパッタリング装置内にセットしたガラス
基板2を基板温度200℃に加熱してから放置して室温
まで冷却した後、回転ドラムを6回転/分で回転させ、
圧力約0.001TorrのArガス雰囲気中におい
て、DCスパッタリング法によりAlをスパッタリング
し、ガラス基板2上に厚さ約50nmのAl膜4を形成
する。続いて、同一装置内で真空を破らずに室温で回転
ドラムを6回転/分で回転させ、圧力約0.001To
rrのArガス雰囲気中において、DCスパッタリング
法によりCrをスパッタリングし、Al膜4上に厚さ約
80nmのCr膜6を形成する(図6(a))。このA
l膜4とCr膜6の二層膜の上に、幅が5μmのゲート
パターンを有するレジスト膜8を形成する。このレジス
ト膜をマスクとして、RIE(反応性イオンエッチン
グ)によりCCl4 +O2 ガスによりCr膜6をエッチ
ングし、続いてBCl3 +Cl2 ガスによってAl膜4
をエッチングする(図6(b))。その後レジスト膜8
を除去して、Al膜10aの上層にCr膜10bが形成
されたゲート電極10が完成する。
ト方式であるマグネトロンスパッタ電極を有し、基板温
度を200℃まで昇温可能なスパッタリング装置を用い
て、ガラス基板2上にゲート電極及びゲートバスライン
を形成する。スパッタリング装置内にセットしたガラス
基板2を基板温度200℃に加熱してから放置して室温
まで冷却した後、回転ドラムを6回転/分で回転させ、
圧力約0.001TorrのArガス雰囲気中におい
て、DCスパッタリング法によりAlをスパッタリング
し、ガラス基板2上に厚さ約50nmのAl膜4を形成
する。続いて、同一装置内で真空を破らずに室温で回転
ドラムを6回転/分で回転させ、圧力約0.001To
rrのArガス雰囲気中において、DCスパッタリング
法によりCrをスパッタリングし、Al膜4上に厚さ約
80nmのCr膜6を形成する(図6(a))。このA
l膜4とCr膜6の二層膜の上に、幅が5μmのゲート
パターンを有するレジスト膜8を形成する。このレジス
ト膜をマスクとして、RIE(反応性イオンエッチン
グ)によりCCl4 +O2 ガスによりCr膜6をエッチ
ングし、続いてBCl3 +Cl2 ガスによってAl膜4
をエッチングする(図6(b))。その後レジスト膜8
を除去して、Al膜10aの上層にCr膜10bが形成
されたゲート電極10が完成する。
【0022】次に、ALD法を用い、有機アルミニウム
とO2 による雰囲気、或いはH2 OをN2 ガスで仕切っ
た雰囲気中において、ガラス基板2上及びゲート電極1
0上にゲート絶縁膜として厚さ約400nmのAl2 O
3 膜12を画素部のみマスクして成膜する。次いで、プ
ラズマCVD法を用い、SiH4 とNH3 の混合ガス雰
囲気中でAl2 O3 膜12上に厚さ50nmのSi3 N
4 膜14を形成する。次に、SiH4 のガス雰囲気中に
おいてSi3 N4 膜14上に動作半導体層として厚さ約
25nmのa−Si膜16を形成し、SiH4 とN2 O
の混合ガス雰囲気中においてa−Si膜16上に保護膜
として厚さ約140nmのSiO2 膜18を形成する。
とO2 による雰囲気、或いはH2 OをN2 ガスで仕切っ
た雰囲気中において、ガラス基板2上及びゲート電極1
0上にゲート絶縁膜として厚さ約400nmのAl2 O
3 膜12を画素部のみマスクして成膜する。次いで、プ
ラズマCVD法を用い、SiH4 とNH3 の混合ガス雰
囲気中でAl2 O3 膜12上に厚さ50nmのSi3 N
4 膜14を形成する。次に、SiH4 のガス雰囲気中に
おいてSi3 N4 膜14上に動作半導体層として厚さ約
25nmのa−Si膜16を形成し、SiH4 とN2 O
の混合ガス雰囲気中においてa−Si膜16上に保護膜
として厚さ約140nmのSiO2 膜18を形成する。
【0023】次いで、SiO2 膜18上にレジスト膜2
0を塗布する。ゲート電極10側の面と反対側のガラス
基板2面からレジスト膜20に対して背面露光してSA
(セルフアライメント)プロセスを行い、さらにガラス
基板2のゲート電極10側から、ゲート電極10上のレ
ジスト膜だけが残り、ゲートバスライン上のレジスト膜
が除去されるようなパターンで露光を行い、ゲート電極
10上にレジスト膜20を形成する(図7(a))。こ
のレジスト膜20をマスクとし、弗化アンモニウム系の
エッチング液によりSiO2 膜18の露出部を選択的に
エッチング除去する。このレジスト膜20を残したま
ま、PH3 を加えたSiH4 の雰囲気中において、プラ
ズマCVD法により、厚さ約50nmのn+ a−Si膜
22を形成し、続いて厚さ約100nmのTi膜24を
真空蒸着法にて形成する(図7(b))。
0を塗布する。ゲート電極10側の面と反対側のガラス
基板2面からレジスト膜20に対して背面露光してSA
(セルフアライメント)プロセスを行い、さらにガラス
基板2のゲート電極10側から、ゲート電極10上のレ
ジスト膜だけが残り、ゲートバスライン上のレジスト膜
が除去されるようなパターンで露光を行い、ゲート電極
10上にレジスト膜20を形成する(図7(a))。こ
のレジスト膜20をマスクとし、弗化アンモニウム系の
エッチング液によりSiO2 膜18の露出部を選択的に
エッチング除去する。このレジスト膜20を残したま
ま、PH3 を加えたSiH4 の雰囲気中において、プラ
ズマCVD法により、厚さ約50nmのn+ a−Si膜
22を形成し、続いて厚さ約100nmのTi膜24を
真空蒸着法にて形成する(図7(b))。
【0024】次にアセトンでレジスト膜20を溶解し
て、ゲート電極10上部のn+ a−Si膜22とTi膜
24をリフトオフする(図8(a))。次いで、ソース
電極とドレイン電極形成用のレジスト膜48を形成し、
レジスト膜48をマスクとしてCCl4 (95%)+O
2 (5%)混合ガス雰囲気中においてRIEを行い(図
8(b))、Ti膜24、n+ a−Si膜22及びa−
Si膜16の露出部を除去することにより素子分離を行
い、ソース電極38、ドレイン電極36、及び動作半導
体層30を形成する(図9(a))。本工程を実施した
後も、ゲート絶縁膜であるAl2 O3 膜12は画素部
に、Si3 N4 膜14は全面に残っている。
て、ゲート電極10上部のn+ a−Si膜22とTi膜
24をリフトオフする(図8(a))。次いで、ソース
電極とドレイン電極形成用のレジスト膜48を形成し、
レジスト膜48をマスクとしてCCl4 (95%)+O
2 (5%)混合ガス雰囲気中においてRIEを行い(図
8(b))、Ti膜24、n+ a−Si膜22及びa−
Si膜16の露出部を除去することにより素子分離を行
い、ソース電極38、ドレイン電極36、及び動作半導
体層30を形成する(図9(a))。本工程を実施した
後も、ゲート絶縁膜であるAl2 O3 膜12は画素部
に、Si3 N4 膜14は全面に残っている。
【0025】次いで、ドレイン電極と接続する、例えば
Al膜とTi膜とを積層して厚さ約500nmのドレイ
ンバスライン50を形成した後、保護膜としてのSi3
N4膜42を全面に成膜する。次に、ソース電極38と
接続する画素電極を形成するために、レジストを全面に
塗布してパターニングしてレジスト膜52を形成する
(図9(b))。レジスト膜52をマスクとしてCDE
により、ソース電極38上及びその側部のSi3N4 膜
42、14をエッチング除去する。次に、スパッタリン
グ法により画素電極を形成するためのITO膜44を全
面に形成する(図10(a))。
Al膜とTi膜とを積層して厚さ約500nmのドレイ
ンバスライン50を形成した後、保護膜としてのSi3
N4膜42を全面に成膜する。次に、ソース電極38と
接続する画素電極を形成するために、レジストを全面に
塗布してパターニングしてレジスト膜52を形成する
(図9(b))。レジスト膜52をマスクとしてCDE
により、ソース電極38上及びその側部のSi3N4 膜
42、14をエッチング除去する。次に、スパッタリン
グ法により画素電極を形成するためのITO膜44を全
面に形成する(図10(a))。
【0026】次に、レジスト膜52を除去して不要なI
TO膜44をリフトオフし、薄膜トランジスタパネルが
完成する(図10(b))。また、図11に示すように
薄膜トランジスタパネルのゲート端子部においても、レ
ジスト膜52を用いてゲート端子54上部のAl2 O3
膜12及びSi3 N 4 膜14をエッチングにより除去
し、次にITO膜44を全面に形成した後、レジスト膜
52を除去して不要なITO膜44を除去することによ
り、ゲート端子54上にITO膜44を形成させること
ができる。なお、ITO膜44下のゲート端子54はゲ
ート電極10と同時に形成され、Al膜の上層にCr膜
が形成されている構造である。
TO膜44をリフトオフし、薄膜トランジスタパネルが
完成する(図10(b))。また、図11に示すように
薄膜トランジスタパネルのゲート端子部においても、レ
ジスト膜52を用いてゲート端子54上部のAl2 O3
膜12及びSi3 N 4 膜14をエッチングにより除去
し、次にITO膜44を全面に形成した後、レジスト膜
52を除去して不要なITO膜44を除去することによ
り、ゲート端子54上にITO膜44を形成させること
ができる。なお、ITO膜44下のゲート端子54はゲ
ート電極10と同時に形成され、Al膜の上層にCr膜
が形成されている構造である。
【0027】このように本実施例によれば、画素電極形
成時に、端子形成で必要な層間絶縁膜および最終保護絶
縁膜のエッチングを一回のフォトリソグラフィ工程で行
うことにより大幅なプロセスの簡略化が実現できると同
時に、ゲート端子をITO等の酸化物にすることでコン
タクト抵抗等の信頼性を向上させることができ、また、
高精細パネルで必要とされるAl電極配線の使用も可能
となる。
成時に、端子形成で必要な層間絶縁膜および最終保護絶
縁膜のエッチングを一回のフォトリソグラフィ工程で行
うことにより大幅なプロセスの簡略化が実現できると同
時に、ゲート端子をITO等の酸化物にすることでコン
タクト抵抗等の信頼性を向上させることができ、また、
高精細パネルで必要とされるAl電極配線の使用も可能
となる。
【0028】本実施例においても、ゲート電極をAlの
上層部にCrを配置した二層配線構造とすることによ
り、アルミナをエッチングする際に用いるHF+HNO
3 でエッチングされないゲート端子構造を得ることがで
き、従ってアルミナを全面に成膜することができる。ま
た、リフトオフに用いるレジスト膜の下地(Si3 N4
膜42)がサイドエッチングによりアンダーカットされ
るので(図10(a)参照)リフトオフが容易になる。
上層部にCrを配置した二層配線構造とすることによ
り、アルミナをエッチングする際に用いるHF+HNO
3 でエッチングされないゲート端子構造を得ることがで
き、従ってアルミナを全面に成膜することができる。ま
た、リフトオフに用いるレジスト膜の下地(Si3 N4
膜42)がサイドエッチングによりアンダーカットされ
るので(図10(a)参照)リフトオフが容易になる。
【0029】本発明は、上記実施例に限らず種々の変形
が可能である。例えば、上記実施例では動作半導体層に
a−Si(アモルファスシリコン)膜を用いたが、多結
晶シリコン膜、CdSe膜その他の半導体膜を用いても
よい。また、Si3 N4 膜14を用いず、ゲート絶縁膜
のAl2 O3 膜12上にa−Si膜を成膜したり、或い
はチャネル保護膜にSi3 N4 膜を用いてもよい。
が可能である。例えば、上記実施例では動作半導体層に
a−Si(アモルファスシリコン)膜を用いたが、多結
晶シリコン膜、CdSe膜その他の半導体膜を用いても
よい。また、Si3 N4 膜14を用いず、ゲート絶縁膜
のAl2 O3 膜12上にa−Si膜を成膜したり、或い
はチャネル保護膜にSi3 N4 膜を用いてもよい。
【0030】
【発明の効果】以上の通り、本発明によれば、画素電極
形成時に問題となったITOとAlとの電池効果やIT
OのエッチャントによるAlの浸食といった不良をなく
すことができる。さらに、ソース(バスラインを含む)
電極と画素電極の間に異物があるような場合に生じる短
絡を原因とした点欠陥や線欠陥を防止し、また従来使用
が困難であったAl配線の使用を可能とすることにより
高性能かつ高信頼性であり、製造歩留りを向上させた薄
膜トランジスタパネルを提供することができる。
形成時に問題となったITOとAlとの電池効果やIT
OのエッチャントによるAlの浸食といった不良をなく
すことができる。さらに、ソース(バスラインを含む)
電極と画素電極の間に異物があるような場合に生じる短
絡を原因とした点欠陥や線欠陥を防止し、また従来使用
が困難であったAl配線の使用を可能とすることにより
高性能かつ高信頼性であり、製造歩留りを向上させた薄
膜トランジスタパネルを提供することができる。
【0031】また、本発明によれば、画素電極形成用の
フォトリソグラフィ工程で形成したレジストパターンを
用いてゲート端子形成の絶縁膜エッチングが可能であ
り、かつリフトオフが容易となるためマスクを減少させ
てプロセスの簡略化を図ることができ、また、ITO膜
をエッチングしないため、ソース電極等にAl配線を使
用することができ、さらにゲート端子電極をITO膜に
することができるためコンタクトの信頼性および製造歩
留まりを向上させることができる。
フォトリソグラフィ工程で形成したレジストパターンを
用いてゲート端子形成の絶縁膜エッチングが可能であ
り、かつリフトオフが容易となるためマスクを減少させ
てプロセスの簡略化を図ることができ、また、ITO膜
をエッチングしないため、ソース電極等にAl配線を使
用することができ、さらにゲート端子電極をITO膜に
することができるためコンタクトの信頼性および製造歩
留まりを向上させることができる。
【図1】本発明の第1の実施例による薄膜トランジスタ
パネルの製造方法を説明する図(その1)である。
パネルの製造方法を説明する図(その1)である。
【図2】本発明の第1の実施例による薄膜トランジスタ
パネルの製造方法を説明する図(その2)である。
パネルの製造方法を説明する図(その2)である。
【図3】本発明の第1の実施例による薄膜トランジスタ
パネルの製造方法を説明する図(その3)である。
パネルの製造方法を説明する図(その3)である。
【図4】本発明の第1の実施例による薄膜トランジスタ
パネルの製造方法を説明する図(その4)である。
パネルの製造方法を説明する図(その4)である。
【図5】薄膜トランジスタパネルの平面図である。
【図6】本発明の第2の実施例による薄膜トランジスタ
パネルの製造方法を説明する図(その1)である。
パネルの製造方法を説明する図(その1)である。
【図7】本発明の第2の実施例による薄膜トランジスタ
パネルの製造方法を説明する図(その2)である。
パネルの製造方法を説明する図(その2)である。
【図8】本発明の第2の実施例による薄膜トランジスタ
パネルの製造方法を説明する図(その3)である。
パネルの製造方法を説明する図(その3)である。
【図9】本発明の第2の実施例による薄膜トランジスタ
パネルの製造方法を説明する図(その4)である。
パネルの製造方法を説明する図(その4)である。
【図10】本発明の第2の実施例による薄膜トランジス
タパネルの製造方法を説明する図(その5)である。
タパネルの製造方法を説明する図(その5)である。
【図11】本発明の第2の実施例による薄膜トランジス
タパネルの製造方法を説明する図(その6)である。
タパネルの製造方法を説明する図(その6)である。
2…ガラス基板 4…Al膜 6…Cr膜 8…レジスト膜 10…ゲート電極 10a…Al膜 10b…Cr膜 12…Al2 O3 膜 14…Si3 N4 膜 16…a−Si膜 18…SiO2 膜 20…レジスト膜 22…n+ a−Si膜 24…Ti膜 26…Al膜 28…レジスト膜 30…動作半導体層 36…ドレイン電極 38…ソース電極 40…酸化被膜 42…Si3 N4 膜 44…ITO膜 46…レジスト膜 48…レジスト膜 50…ドレインバスライン 52…レジスト膜 54…ゲート端子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01L 29/784
Claims (5)
- 【請求項1】 透明絶縁性基板上にゲートバスライン及
び前記ゲートバスラインに接続するゲート電極を形成
し、 前記透明絶縁性基板上部全面に層間絶縁膜を形成し、 前記層間絶縁膜上に動作半導体膜を形成し、 前記動作半導体膜上に、前記ゲートバスラインと交差す
るドレインバスライン及び前記ドレインバスラインに接
続するドレイン電極を形成し、同時に前記ゲート電極に
対して前記ドレイン電極と反対側の前記動作半導体膜上
にソース電極を形成することにより、 前記ゲートバスラインと前記ドレインバスラインの各交
差部近傍にマトリックス駆動用の薄膜トランジスタを配
設した薄膜トランジスタパネルの製造方法において、 前記ソース電極、前記ドレイン電極及び前記ドレインバ
スラインはAlを含む金属層で形成し、 前記ソース電極及び前記ドレイン電極の前記金属層表面
に酸化被膜を形成し、 前記ソース電極表面の前記酸化被膜を除去して、前記ソ
ース電極と画素電極とを接続させることを特徴とする薄
膜トランジスタパネルの製造方法。 - 【請求項2】 請求項1記載の薄膜トランジスタパネル
の製造方法において、 前記金属層表面に酸化被膜を形成した後、前記透明絶縁
性基板上部全面に保護膜を形成し、 前記ソース電極上部の前記保護膜にコンタクトホールを
開口して、前記コンタクトホール底部に露出した前記ソ
ース電極表面の前記酸化被膜を除去して画素電極とコン
タクトさせることを特徴とする薄膜トランジスタパネル
の製造方法。 - 【請求項3】 請求項1又は2記載の薄膜トランジスタ
パネルの製造方法において、 前記酸化被膜を陽極酸化法により形成することを特徴と
する薄膜トランジスタパネルの製造方法。 - 【請求項4】 透明絶縁性基板上にゲートバスライン及
び前記ゲートバスラインに接続するゲート電極を形成
し、 前記透明絶縁性基板上部全面に層間絶縁膜を形成し、 前記層間絶縁膜上に動作半導体膜を形成し、 前記動作半導体膜上に、前記ゲートバスラインと交差す
るドレインバスライン及び前記ドレインバスラインに接
続するドレイン電極を形成し、同時に前記ゲート電極に
対して前記ドレイン電極と反対側の前記動作半導体膜上
にソース電極を形成することにより、 前記ゲートバスラインと前記ドレインバスラインの各交
差部近傍にマトリックス駆動用の薄膜トランジスタを配
設した薄膜トランジスタパネルの製造方法において、 前記ソース電極及び前記ドレイン電極を形成した後、レ
ジストを塗布して画素電極の形成領域に開口を有するレ
ジスト膜をパターニングし、全面に前記画素電極形成用
の透明導電膜を形成し、 前記レジスト膜を除去することにより、不要な前記透明
導電膜をリフトオフして前記ソース電極と接続する前記
画素電極を形成することを特徴とする薄膜トランジスタ
パネルの製造方法。 - 【請求項5】 請求項4記載の薄膜トランジスタパネル
の製造方法において、前記ソース電極及び前記ドレイン
電極の電極材は、Al又はAl合金、或いはAlを含む
二層以上の配線構造であることを特徴とする薄膜トラン
ジスタパネルの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13047892A JPH05323373A (ja) | 1992-05-22 | 1992-05-22 | 薄膜トランジスタパネルの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13047892A JPH05323373A (ja) | 1992-05-22 | 1992-05-22 | 薄膜トランジスタパネルの製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05323373A true JPH05323373A (ja) | 1993-12-07 |
Family
ID=15035213
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13047892A Withdrawn JPH05323373A (ja) | 1992-05-22 | 1992-05-22 | 薄膜トランジスタパネルの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05323373A (ja) |
Cited By (19)
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| KR20010003763A (ko) * | 1999-06-25 | 2001-01-15 | 김영환 | 박막 트랜지스터 액정 표시소자의 제조방법 |
| JP2001257361A (ja) * | 1998-01-30 | 2001-09-21 | Samsung Electronics Co Ltd | 薄膜トランジスタの製造方法 |
| JP2001343659A (ja) * | 2000-06-02 | 2001-12-14 | Casio Comput Co Ltd | アクティブマトリクス型液晶表示パネルおよびその製造方法 |
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| KR100459682B1 (ko) * | 1995-12-29 | 2005-04-06 | 삼성전자주식회사 | 액정표시장치의박막트랜지스터및그제조방법 |
| JP2005515497A (ja) * | 2002-01-15 | 2005-05-26 | サムスン エレクトロニクス カンパニー リミテッド | 表示装置用配線及びその製造方法、その配線を含む薄膜トランジスタアレイ基板及びその製造方法 |
| KR100737641B1 (ko) * | 2001-05-07 | 2007-07-09 | 비오이 하이디스 테크놀로지 주식회사 | 박막 트랜지스터 액정표시장치 제조방법 |
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| US7787087B2 (en) | 1998-05-19 | 2010-08-31 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Liquid crystal display having wide viewing angle |
| DE102004048723B4 (de) * | 2003-10-10 | 2011-05-19 | Lg Display Co., Ltd. | Herstellverfahren für ein Dünnschichttransistorarray-Substrat |
| JP2012160736A (ja) * | 2004-09-15 | 2012-08-23 | Semiconductor Energy Lab Co Ltd | 半導体装置、モジュール及び電子機器 |
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| US9978878B2 (en) | 2010-04-23 | 2018-05-22 | Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. | Manufacturing method of semiconductor device |
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1992
- 1992-05-22 JP JP13047892A patent/JPH05323373A/ja not_active Withdrawn
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