JPH0532378Y2 - - Google Patents
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- JPH0532378Y2 JPH0532378Y2 JP1986087071U JP8707186U JPH0532378Y2 JP H0532378 Y2 JPH0532378 Y2 JP H0532378Y2 JP 1986087071 U JP1986087071 U JP 1986087071U JP 8707186 U JP8707186 U JP 8707186U JP H0532378 Y2 JPH0532378 Y2 JP H0532378Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hydraulic pressure
- control device
- pressure control
- floor
- connector
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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Description
【考案の詳細な説明】
技術分野
本考案は自動車用アンチスキツド装置の液圧制
御装置に関するものであり、特に、液圧制御装置
を車体に取り付ける際の作業性の向上に関するも
のである。
御装置に関するものであり、特に、液圧制御装置
を車体に取り付ける際の作業性の向上に関するも
のである。
従来の技術
自動車用アンチスキツド装置は、制動時におけ
る車輪のスリツプ率を適正な大きさに制御し、車
輪のロツクによる車体の横滑りを防止する装置で
あり、車輪の回転速度を検出するスピードセン
サ、スピードセンサからの車輪速度信号を演算処
理してブレーキ液圧の制御指令を発するコンピユ
ータおよびコンピユータからの信号によりブレー
キ力をコントロールする液圧制御装置を備えて成
る。液圧制御装置は、マスタシリンダとホイール
シリンダとをつなぐ液通路中に設けられ、マスタ
シリンダからホイールシリンダへ供給される液圧
を制御するものである。上記液通路は、マスタシ
リンダハウジング、ホイールシリンダハウジング
等ブレーキ構成部材内に形成される液通路や金属
パイプや高圧ゴムホース等の管体によつて形成さ
れるのであるが、液圧制御装置によつてマスタシ
リンダ側部分とホイールシリンダ側部分とに分割
されるのであり、それらの部分は従来、例えば、
トヨタソアラ新型車解説書(昭和61年1月21日発
行 品番61098)の4−82頁に記載の図に示され
ているように、液圧制御装置に形成された液流入
部あるいは液流出部の所定のものにそれぞれ接続
されるようになつている。
る車輪のスリツプ率を適正な大きさに制御し、車
輪のロツクによる車体の横滑りを防止する装置で
あり、車輪の回転速度を検出するスピードセン
サ、スピードセンサからの車輪速度信号を演算処
理してブレーキ液圧の制御指令を発するコンピユ
ータおよびコンピユータからの信号によりブレー
キ力をコントロールする液圧制御装置を備えて成
る。液圧制御装置は、マスタシリンダとホイール
シリンダとをつなぐ液通路中に設けられ、マスタ
シリンダからホイールシリンダへ供給される液圧
を制御するものである。上記液通路は、マスタシ
リンダハウジング、ホイールシリンダハウジング
等ブレーキ構成部材内に形成される液通路や金属
パイプや高圧ゴムホース等の管体によつて形成さ
れるのであるが、液圧制御装置によつてマスタシ
リンダ側部分とホイールシリンダ側部分とに分割
されるのであり、それらの部分は従来、例えば、
トヨタソアラ新型車解説書(昭和61年1月21日発
行 品番61098)の4−82頁に記載の図に示され
ているように、液圧制御装置に形成された液流入
部あるいは液流出部の所定のものにそれぞれ接続
されるようになつている。
考案が解決しようとする問題点
しかし、液通路を液圧制御装置の各部に設けら
れた液流入部および液流出部にそれぞれ接続する
場合には、液圧制御装置の周辺に液通路の接続を
行うのに十分なスペースを確保することが必要で
あり、周辺機器の設計の自由度が制限される問題
があつた。従来は、一般に液圧制御装置がエンジ
ンルーム内に配置されていたが、エンジンルーム
内には他の機器も多く配置されるため、相当大形
になる液圧制御装置の設置スペースおよびそれに
液通路を接続するための作業スペースを確保する
ことが特に難しかつた。
れた液流入部および液流出部にそれぞれ接続する
場合には、液圧制御装置の周辺に液通路の接続を
行うのに十分なスペースを確保することが必要で
あり、周辺機器の設計の自由度が制限される問題
があつた。従来は、一般に液圧制御装置がエンジ
ンルーム内に配置されていたが、エンジンルーム
内には他の機器も多く配置されるため、相当大形
になる液圧制御装置の設置スペースおよびそれに
液通路を接続するための作業スペースを確保する
ことが特に難しかつた。
また、各液通路の接続を行うに当たつて作業者
がそれらの接続に適した位置へ移動することが必
要な場合もあつて面倒であり、作業能率が悪いと
いう問題もあつた。
がそれらの接続に適した位置へ移動することが必
要な場合もあつて面倒であり、作業能率が悪いと
いう問題もあつた。
問題点を解決するための手段
本考案は、このような問題を解決するために、
液圧制御装置を自動車のフロアより上方に配置す
るとともに、そのフロアに形成した開口を塞ぐ状
態でコネクタをフロアに固定し、液圧制御装置に
設けられた複数個ずつの液流入部および液流出部
のうちの複数個を接続通路によりそれぞれコネク
タのフロアより上方の部分に接続するとともに、
前記液通路のマスタシリンダ側部分およびホイー
ルシリンダ側部分を形成する管体を前記フロアの
下方から前記コネクタに接続したことを要旨とす
るものである。
液圧制御装置を自動車のフロアより上方に配置す
るとともに、そのフロアに形成した開口を塞ぐ状
態でコネクタをフロアに固定し、液圧制御装置に
設けられた複数個ずつの液流入部および液流出部
のうちの複数個を接続通路によりそれぞれコネク
タのフロアより上方の部分に接続するとともに、
前記液通路のマスタシリンダ側部分およびホイー
ルシリンダ側部分を形成する管体を前記フロアの
下方から前記コネクタに接続したことを要旨とす
るものである。
作 用
このように液圧制御装置にフロアより上方の空
間に配置すれば、配置の自由度が向上し、設置ス
ペースの確保が容易になる。
間に配置すれば、配置の自由度が向上し、設置ス
ペースの確保が容易になる。
しかし、この場合には、液通路のフロアより下
方に配置される部分を形成する管体を液圧制御装
置に接続する作業が面倒になる。
方に配置される部分を形成する管体を液圧制御装
置に接続する作業が面倒になる。
また、フロアより下方に配置される管体をフロ
ア上方の液圧制御装置に接続するためには、フロ
アに管体通路用の開口を設けざるを得ず、その開
口から泥や水がフロア上の空間に侵入する問題も
生じる。
ア上方の液圧制御装置に接続するためには、フロ
アに管体通路用の開口を設けざるを得ず、その開
口から泥や水がフロア上の空間に侵入する問題も
生じる。
そこで、本考案においては液通路をフロアより
上の部分と下の部分とに分割して、両部分をフロ
アに固定のコネクタを介して接続することにした
のである。この構成を採用すれば、フロアの下方
に配置される管体をフロアに固定されたコネクタ
に接続すればよく、フロア上方に配置された液圧
制御装置の接続部に直接接続する必要がなくな
る。
上の部分と下の部分とに分割して、両部分をフロ
アに固定のコネクタを介して接続することにした
のである。この構成を採用すれば、フロアの下方
に配置される管体をフロアに固定されたコネクタ
に接続すればよく、フロア上方に配置された液圧
制御装置の接続部に直接接続する必要がなくな
る。
液圧制御装置の液流入部および液流出部の全部
をコネクタに接続すれば、フロアの下方に配置さ
れる全ての管体をコネクタに接続すればよいこと
になるが、これは不可欠ではない。必要性の高い
管体のみをコネクタを介して接続するようにして
もよいのである。
をコネクタに接続すれば、フロアの下方に配置さ
れる全ての管体をコネクタに接続すればよいこと
になるが、これは不可欠ではない。必要性の高い
管体のみをコネクタを介して接続するようにして
もよいのである。
考案の効果
このように、本考案においては液圧制御装置を
フロアの上方空間に配置するのであるため、従来
液圧制御装置が配置されていたエンジンルームに
比較して配置の自由度に富み、スペースの確保が
容易となる効果が得られる。
フロアの上方空間に配置するのであるため、従来
液圧制御装置が配置されていたエンジンルームに
比較して配置の自由度に富み、スペースの確保が
容易となる効果が得られる。
また、液圧制御装置をフロア上方の空間に配置
するにもかかわらず、フロアの下方に配置される
管体の少なくとも一部はフロアに固定のコネクタ
に接続すればよく、かつ複数の管体をまとめてコ
ネクタに接続することができるため、全ての管体
をフロアに形成した開口を通してフロア上方の液
圧制御装置に個別に接続する場合より接続作業が
容易となる。
するにもかかわらず、フロアの下方に配置される
管体の少なくとも一部はフロアに固定のコネクタ
に接続すればよく、かつ複数の管体をまとめてコ
ネクタに接続することができるため、全ての管体
をフロアに形成した開口を通してフロア上方の液
圧制御装置に個別に接続する場合より接続作業が
容易となる。
また、コネクタはフロアの開口を塞ぐ状態でフ
ロアに固定するのであるため、開口からフロア上
方の空間に泥や水が侵入することを容易に防止し
得る効果も得られる。
ロアに固定するのであるため、開口からフロア上
方の空間に泥や水が侵入することを容易に防止し
得る効果も得られる。
しかも、コネクタと液圧制御装置とを予め接続
して組立体とした後フロアに固定することがで
き、その場合には、各管体を個別に液圧制御装置
に接続する場合に比較して、接続作業に必要なス
ペースが少なくて済み、周辺機器の設計の自由度
が向上する効果が得られる。
して組立体とした後フロアに固定することがで
き、その場合には、各管体を個別に液圧制御装置
に接続する場合に比較して、接続作業に必要なス
ペースが少なくて済み、周辺機器の設計の自由度
が向上する効果が得られる。
実施例
以下、本考案の一実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。
に説明する。
第6図および第7図はそれぞれ、自動車用アン
チスキツド装置の液圧制御装置を示す系統図であ
る。
チスキツド装置の液圧制御装置を示す系統図であ
る。
第6図は還流式の液圧制御装置2を示す図であ
り、液圧制御装置2には各車輪毎に設けられたブ
レーキのホイールシリンダ10とマスタシリンダ
14とがそれぞれホイールシリンダ側液通路4と
マスタシリンダ側液通路6とにより接続される。
ホイールシリンダ10は電磁方向切換弁12によ
つてマスタシリンダ14とリザーバ16とに選択
的に連通させられるようになつており、マスタシ
リンダ14からブレーキ液が供給されることによ
つてホイールシリンダ10の液圧が増圧され、ホ
イールシリンダ10からリザーバ16へブレーキ
液が排出されることによつて、ホイールシリンダ
10の液圧が減圧されるものである。リザーバ1
6に排出されたブレーキ液は、ポンプ18により
汲み上げられてアキユムレータ20に蓄えられ、
必要に応じてホイールシリンダ10に還流させら
れる。
り、液圧制御装置2には各車輪毎に設けられたブ
レーキのホイールシリンダ10とマスタシリンダ
14とがそれぞれホイールシリンダ側液通路4と
マスタシリンダ側液通路6とにより接続される。
ホイールシリンダ10は電磁方向切換弁12によ
つてマスタシリンダ14とリザーバ16とに選択
的に連通させられるようになつており、マスタシ
リンダ14からブレーキ液が供給されることによ
つてホイールシリンダ10の液圧が増圧され、ホ
イールシリンダ10からリザーバ16へブレーキ
液が排出されることによつて、ホイールシリンダ
10の液圧が減圧されるものである。リザーバ1
6に排出されたブレーキ液は、ポンプ18により
汲み上げられてアキユムレータ20に蓄えられ、
必要に応じてホイールシリンダ10に還流させら
れる。
一方、第7図は容積式の液圧制御装置22を示
す図である。容積式液圧制御装置22は、レギユ
レータ24のブレーキ液圧室26の容積を変える
ことによつてホイールシリンダ10の液圧を増減
させるものである。レギユレータ24のパワー液
圧室28は、電磁方向切換弁12によつてポンプ
30とリザーバ32とに選択的に連通させられる
ようになつており、このパワー液圧室28の増
圧、液圧によつてブレーキ液圧室26の液圧、す
なわちホイールシリンダ10の液圧が増圧、減圧
されるのである。図示の液圧制御装置22におい
ては、ポンプ30が本来はパワーステアリング装
置34に作動液を供給するためのものであるた
め、常にはレギユレータ36がポンプ30から吐
出された作動液がパワーステアリング装置34に
向かつて自由に流れることを許容する状態となつ
ており、ブレーキペダルの操作によつてマスタシ
リンダ14に液圧が発生させられたときにのみ、
また、その液圧に対応した高さで、作動液圧が電
磁方向切換弁12を経てパワー液圧室28に供給
されるようになつている。38はバイパスバルブ
であり、万一、ポンプ30等に故障が発生した場
合には、マスタシリンダ14の液圧がレギユレー
タ24をバイパスしてホイールシリンダ10に供
給されるようにするために設けられているもので
ある。
す図である。容積式液圧制御装置22は、レギユ
レータ24のブレーキ液圧室26の容積を変える
ことによつてホイールシリンダ10の液圧を増減
させるものである。レギユレータ24のパワー液
圧室28は、電磁方向切換弁12によつてポンプ
30とリザーバ32とに選択的に連通させられる
ようになつており、このパワー液圧室28の増
圧、液圧によつてブレーキ液圧室26の液圧、す
なわちホイールシリンダ10の液圧が増圧、減圧
されるのである。図示の液圧制御装置22におい
ては、ポンプ30が本来はパワーステアリング装
置34に作動液を供給するためのものであるた
め、常にはレギユレータ36がポンプ30から吐
出された作動液がパワーステアリング装置34に
向かつて自由に流れることを許容する状態となつ
ており、ブレーキペダルの操作によつてマスタシ
リンダ14に液圧が発生させられたときにのみ、
また、その液圧に対応した高さで、作動液圧が電
磁方向切換弁12を経てパワー液圧室28に供給
されるようになつている。38はバイパスバルブ
であり、万一、ポンプ30等に故障が発生した場
合には、マスタシリンダ14の液圧がレギユレー
タ24をバイパスしてホイールシリンダ10に供
給されるようにするために設けられているもので
ある。
第6図および第7図はいずれも1系統分の液圧
制御装置を示す図であり、アンチスキツド装置の
構成に応じて通常は複数系統設けられる。また、
電磁方向切換弁、ポンプ、リザーバ等の液圧制御
装置構成部材は一体的にまとめられ、液圧制御装
置が複数系統設けられる場合にも、それら複数の
液圧制御装置は一体的なアンチスキツド装置用液
圧制御装置とされて車体に取り付けられる。
制御装置を示す図であり、アンチスキツド装置の
構成に応じて通常は複数系統設けられる。また、
電磁方向切換弁、ポンプ、リザーバ等の液圧制御
装置構成部材は一体的にまとめられ、液圧制御装
置が複数系統設けられる場合にも、それら複数の
液圧制御装置は一体的なアンチスキツド装置用液
圧制御装置とされて車体に取り付けられる。
第5図は上記のようなアンチスキツド装置用液
圧制御装置の一例である液圧制御装置40を備え
た液圧ブレーキ装置の系統図である。この液圧制
御装置40は、各車輪に供給される液圧がそれぞ
れ別個に制御されるように液圧制御装置が4系統
設けられたものである。以下、第5図に基づい
て、液圧制御装置40が第6図に示されている還
流式である場合について説明するが、ここにおい
ては第5図中に示されているコネクタ42はない
ものとして、ブレーキ液の流れについてのみ説明
する。
圧制御装置の一例である液圧制御装置40を備え
た液圧ブレーキ装置の系統図である。この液圧制
御装置40は、各車輪に供給される液圧がそれぞ
れ別個に制御されるように液圧制御装置が4系統
設けられたものである。以下、第5図に基づい
て、液圧制御装置40が第6図に示されている還
流式である場合について説明するが、ここにおい
ては第5図中に示されているコネクタ42はない
ものとして、ブレーキ液の流れについてのみ説明
する。
マスタシリンダ44に独立して設けられた2個
の加圧室46,48のうち、一方の加圧室46の
ブレーキ液は、マスタシリンダ側液通路50によ
り液圧制御装置40内に供給された後、二手に分
けられ、一方は液圧制御装置40による液圧制御
を受けた後、ホイールシリンダ側液通路52によ
つて右前輪54のホイールシリンダ56に供給さ
れる。また、他方のブレーキ液は、液圧制御装置
40から一旦流出し、プロポーシヨニングバルブ
58に入る。プロポーシヨニングバルブ58は別
のプロポーシヨニングバルブ60と共に1個のハ
ウジング61内に収容されており、プロポーシヨ
ニングバルブ58の制御を受けたブレーキ液は液
圧制御装置40内に流入し、その制御を受けた
後、ホイールシリンダ側液通路62により左後輪
64のホイールシリンダ66に供給される。
の加圧室46,48のうち、一方の加圧室46の
ブレーキ液は、マスタシリンダ側液通路50によ
り液圧制御装置40内に供給された後、二手に分
けられ、一方は液圧制御装置40による液圧制御
を受けた後、ホイールシリンダ側液通路52によ
つて右前輪54のホイールシリンダ56に供給さ
れる。また、他方のブレーキ液は、液圧制御装置
40から一旦流出し、プロポーシヨニングバルブ
58に入る。プロポーシヨニングバルブ58は別
のプロポーシヨニングバルブ60と共に1個のハ
ウジング61内に収容されており、プロポーシヨ
ニングバルブ58の制御を受けたブレーキ液は液
圧制御装置40内に流入し、その制御を受けた
後、ホイールシリンダ側液通路62により左後輪
64のホイールシリンダ66に供給される。
これに対して、他方の加圧室48内のブレーキ
液は、マスタシリンダ側液通路68を通つてプロ
ポーシヨニングバルブ60が収容されたハウジン
グ61内に流入した後、二手に別れ、一方のブレ
ーキ液はそのプロポーシヨニングバルブ60をバ
イパスして制御装置40内に流入し、その制御を
受けた後、ホイールシリンダ側液通路70によつ
て左前輪72のホイールシリンダ74に供給され
る。また、他方のブレーキ液はプロポーシヨニン
グバルブ60の制御を受けた後、液圧制御装置4
0内に流入し、その制御を受けた上、ホイールシ
リンダ側液通路76によつて右後輪78のホイー
ルシリンダ80に供給される。以上の説明から明
らかなように、第5図に示されるブレーキ液圧制
御装置はX配管式のものである。
液は、マスタシリンダ側液通路68を通つてプロ
ポーシヨニングバルブ60が収容されたハウジン
グ61内に流入した後、二手に別れ、一方のブレ
ーキ液はそのプロポーシヨニングバルブ60をバ
イパスして制御装置40内に流入し、その制御を
受けた後、ホイールシリンダ側液通路70によつ
て左前輪72のホイールシリンダ74に供給され
る。また、他方のブレーキ液はプロポーシヨニン
グバルブ60の制御を受けた後、液圧制御装置4
0内に流入し、その制御を受けた上、ホイールシ
リンダ側液通路76によつて右後輪78のホイー
ルシリンダ80に供給される。以上の説明から明
らかなように、第5図に示されるブレーキ液圧制
御装置はX配管式のものである。
このブレーキ液圧制御装置においては、液圧制
御装置40のマスタシリンダ側液通路50,68
から供給されるブレーキ液が流入する液流入部お
よびホイールシリンダ側液通路52,70に供給
されるブレーキ液が流出する液流出部は、コネク
タ42に接続されている。コネクタ42には、第
3図および第4図に示されるように、その上面に
開口する4個の接続ポート82,84(図には2
個のみ示されている)が設けられており、各接続
ポート82,84と上記2個ずつの液流出部およ
び液流入部とはそれぞれ、第1図に示されるよう
に金属パイプ86,88,90および92によつ
て接続されている。金属パイプ86ないし92
が、液圧制御装置40とコネクタ42とを接続す
る接続通路を構成しているのである。ただし、マ
スタシリンダ側液通路68によつて供給されるブ
レーキ液は、まずプロポーシヨニングバルブ60
に流入するため、プロポーシヨニングバルブ60
のハウジング61とコネクタ42とが金属パイプ
92によつて接続されている。
御装置40のマスタシリンダ側液通路50,68
から供給されるブレーキ液が流入する液流入部お
よびホイールシリンダ側液通路52,70に供給
されるブレーキ液が流出する液流出部は、コネク
タ42に接続されている。コネクタ42には、第
3図および第4図に示されるように、その上面に
開口する4個の接続ポート82,84(図には2
個のみ示されている)が設けられており、各接続
ポート82,84と上記2個ずつの液流出部およ
び液流入部とはそれぞれ、第1図に示されるよう
に金属パイプ86,88,90および92によつ
て接続されている。金属パイプ86ないし92
が、液圧制御装置40とコネクタ42とを接続す
る接続通路を構成しているのである。ただし、マ
スタシリンダ側液通路68によつて供給されるブ
レーキ液は、まずプロポーシヨニングバルブ60
に流入するため、プロポーシヨニングバルブ60
のハウジング61とコネクタ42とが金属パイプ
92によつて接続されている。
コネクタ42内にはまた、前記接続ポート8
2,84とコネクタ42内において連通し、コネ
クタ42の底面から突出させられた突部端面に開
口する接続ポート102,104,106および
108が形成されている。これら接続ポート10
2ないし108には図示しない接続ボルトが螺合
され、これに、前記各液通路50,70,52,
68を形成する金属パイプの端部に取り付けられ
たフレアナツトが螺合される。接続ポート10
2,104,106,108がコネクタ42の接
続部を構成しているのである。なお、前記金属パ
イプ86ないし92も同様にして、接続ボルトと
フレアナツトとの螺合により、コネクタ42およ
び液圧制御装置40に接続される。
2,84とコネクタ42内において連通し、コネ
クタ42の底面から突出させられた突部端面に開
口する接続ポート102,104,106および
108が形成されている。これら接続ポート10
2ないし108には図示しない接続ボルトが螺合
され、これに、前記各液通路50,70,52,
68を形成する金属パイプの端部に取り付けられ
たフレアナツトが螺合される。接続ポート10
2,104,106,108がコネクタ42の接
続部を構成しているのである。なお、前記金属パ
イプ86ないし92も同様にして、接続ボルトと
フレアナツトとの螺合により、コネクタ42およ
び液圧制御装置40に接続される。
上記液圧制御装置40は、予めコネクタ42と
接続された状態で、第2図に示されるように、車
体後部の車室内側の部分に取り付けられる。車室
を形成するフロア114の左右後輪64,78の
間のトランクルーム前部であつて、車両左側寄り
の部分には、第2図に示されるようにくぼみ11
6が形成されており、このくぼみ116内に液圧
制御装置40およびコネクタ42を載置して、第
1図に示されるように、それぞれボルト118,
120,122,124およびボルト126,1
28,130によりフロア114に固定するので
ある。フロア114には、コネクタ42の前記接
続ポート102ないし108が形成された突部を
挿通するための開口132が形成されており、フ
ロア114に固定された状態においては、接続ポ
ート102ないし108の開口、ひいてはそれら
ポートに螺合された接続ボルトが車室外に突出し
た状態となる。したがつて、液圧制御装置40お
よびコネクタ42の固定の後、作業者は車室外側
において上記接続ボルトにそれぞれマスタシリン
ダ側液通路50,68およびホイールシリンダ側
液通路52,70を形成する金属パイプをつなぐ
ことができる。なお、液圧制御装置40と左右後
輪64,78のホイールシリンダ66,80とを
それぞれ接続するホイールシリンダ側液通路6
2,76を形成する金属パイプは、一端が液圧制
御装置40の液流出部に接続され、他端は車室側
壁をグロメツトを介して貫通させられて車室外に
延び出させられ、ホイールシリンダ66,80に
接続される。
接続された状態で、第2図に示されるように、車
体後部の車室内側の部分に取り付けられる。車室
を形成するフロア114の左右後輪64,78の
間のトランクルーム前部であつて、車両左側寄り
の部分には、第2図に示されるようにくぼみ11
6が形成されており、このくぼみ116内に液圧
制御装置40およびコネクタ42を載置して、第
1図に示されるように、それぞれボルト118,
120,122,124およびボルト126,1
28,130によりフロア114に固定するので
ある。フロア114には、コネクタ42の前記接
続ポート102ないし108が形成された突部を
挿通するための開口132が形成されており、フ
ロア114に固定された状態においては、接続ポ
ート102ないし108の開口、ひいてはそれら
ポートに螺合された接続ボルトが車室外に突出し
た状態となる。したがつて、液圧制御装置40お
よびコネクタ42の固定の後、作業者は車室外側
において上記接続ボルトにそれぞれマスタシリン
ダ側液通路50,68およびホイールシリンダ側
液通路52,70を形成する金属パイプをつなぐ
ことができる。なお、液圧制御装置40と左右後
輪64,78のホイールシリンダ66,80とを
それぞれ接続するホイールシリンダ側液通路6
2,76を形成する金属パイプは、一端が液圧制
御装置40の液流出部に接続され、他端は車室側
壁をグロメツトを介して貫通させられて車室外に
延び出させられ、ホイールシリンダ66,80に
接続される。
このように本実施例においては、液圧制御装置
40が車室内に設けられているにもかかわらず、
車室外に配設された金属パイプとの接続を容易に
行うことができるのであり、また、その接続作業
は一体のコネクタ42に対してまとめて行うこと
ができるため作業が容易である上、作業スペース
が少なくて済む。
40が車室内に設けられているにもかかわらず、
車室外に配設された金属パイプとの接続を容易に
行うことができるのであり、また、その接続作業
は一体のコネクタ42に対してまとめて行うこと
ができるため作業が容易である上、作業スペース
が少なくて済む。
また、本実施例の液圧制御装置40はフロア1
14の車室内側に取り付けられるようになつてい
るが、この部分は従来アンチスキツド装置の液圧
制御装置が取り付けられていたエンジンルームに
比較してスペースが広く、周辺機器が少ないため
液圧制御装置40の設置が容易である。
14の車室内側に取り付けられるようになつてい
るが、この部分は従来アンチスキツド装置の液圧
制御装置が取り付けられていたエンジンルームに
比較してスペースが広く、周辺機器が少ないため
液圧制御装置40の設置が容易である。
なお、液通路50,52,68,70は、液圧
制御装置40に接続されるコネクタ42とは別の
一体のコネクタに接続し、両コネクタを液密に結
合することにより液圧制御装置40のコネクタ4
2につなぐようにしてもよい。
制御装置40に接続されるコネクタ42とは別の
一体のコネクタに接続し、両コネクタを液密に結
合することにより液圧制御装置40のコネクタ4
2につなぐようにしてもよい。
また、上記実施例においては、各車輪に設けら
れたブレーキのホイールシリンダ液圧がそれぞれ
独立に制御される形式のアンチスキツド装置の液
圧制御装置に本考案を適用した場合を説明した
が、前2輪が独立に制御され、後2輪は一緒に制
御される形式等、他の形式のアンチスキツド装置
の液圧制御装置に本考案を適用することも可能で
ある。
れたブレーキのホイールシリンダ液圧がそれぞれ
独立に制御される形式のアンチスキツド装置の液
圧制御装置に本考案を適用した場合を説明した
が、前2輪が独立に制御され、後2輪は一緒に制
御される形式等、他の形式のアンチスキツド装置
の液圧制御装置に本考案を適用することも可能で
ある。
その他、いちいち例示することはしないが、当
業者の知識に基づいて種々の変形、改良を施した
態様で本考案を実施することができる。
業者の知識に基づいて種々の変形、改良を施した
態様で本考案を実施することができる。
第1図は本考案の一実施例である液圧制御装置
およびその液圧制御装置が取り付けられるフロア
のくぼみを概略的に示す斜視図である。第2図は
上記液圧制御装置が取り付けられる自動車を概略
的に示す正面図である。第3図は上記液圧制御装
置のコネクタを示す底面図であり、第4図は第3
図における−断面図である。第5図は、上記
液圧制御装置を備えた自動車のブレーキ液圧制御
装置を示す系統図である。第6図および第7図は
それぞれ自動車用アンチスキツド装置の液圧制御
装置の一般的な構成を示す系統図である。 40……液圧制御装置、42……コネクタ、4
4……マスタシリンダ、50,68……マスタシ
リンダ側液通路、52,70……ホイールシリン
ダ側液通路、56,74……ホイールシリンダ、
82,84……接続ポート、86,88,90,
92……金属パイプ、102,104,106,
108……接続ポート、114……フロア、11
6……くぼみ、132……開口。
およびその液圧制御装置が取り付けられるフロア
のくぼみを概略的に示す斜視図である。第2図は
上記液圧制御装置が取り付けられる自動車を概略
的に示す正面図である。第3図は上記液圧制御装
置のコネクタを示す底面図であり、第4図は第3
図における−断面図である。第5図は、上記
液圧制御装置を備えた自動車のブレーキ液圧制御
装置を示す系統図である。第6図および第7図は
それぞれ自動車用アンチスキツド装置の液圧制御
装置の一般的な構成を示す系統図である。 40……液圧制御装置、42……コネクタ、4
4……マスタシリンダ、50,68……マスタシ
リンダ側液通路、52,70……ホイールシリン
ダ側液通路、56,74……ホイールシリンダ、
82,84……接続ポート、86,88,90,
92……金属パイプ、102,104,106,
108……接続ポート、114……フロア、11
6……くぼみ、132……開口。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 自動車用アンチスキツド装置の一部を成し、マ
スタシリンダとホイールシリンダとをつなぐ液通
路中に設けられ、マスタシリンダからホイールシ
リンダへ供給される液圧を制御する液圧制御装置
であつて、 その液圧制御装置が自動車のフロアより上方に
配置されるとともに、そのフロアに形成された開
口を塞ぐ状態でコネクタがフロアに固定され、前
記液圧制御装置に設けられた複数個ずつの液流入
部および液流出部のうちの複数個が接続通路によ
りそれぞれ前記コネクタの前記フロアより上方の
部分に接続されるとともに、前記液通路のマスタ
シリンダ側部分およびホイールシリンダ側部分を
形成する管体が前記フロアの下方から前記コネク
タに接続されたことを特徴とする自動車用アンチ
スキツド装置の液圧制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1986087071U JPH0532378Y2 (ja) | 1986-06-06 | 1986-06-06 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1986087071U JPH0532378Y2 (ja) | 1986-06-06 | 1986-06-06 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62197464U JPS62197464U (ja) | 1987-12-15 |
| JPH0532378Y2 true JPH0532378Y2 (ja) | 1993-08-19 |
Family
ID=30943958
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1986087071U Expired - Lifetime JPH0532378Y2 (ja) | 1986-06-06 | 1986-06-06 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0532378Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5438719A (en) * | 1977-09-01 | 1979-03-23 | Mitsubishi Electric Corp | Video device |
-
1986
- 1986-06-06 JP JP1986087071U patent/JPH0532378Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62197464U (ja) | 1987-12-15 |
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