JPH0532546A - 消化性潰瘍治療または予防剤 - Google Patents
消化性潰瘍治療または予防剤Info
- Publication number
- JPH0532546A JPH0532546A JP24914991A JP24914991A JPH0532546A JP H0532546 A JPH0532546 A JP H0532546A JP 24914991 A JP24914991 A JP 24914991A JP 24914991 A JP24914991 A JP 24914991A JP H0532546 A JPH0532546 A JP H0532546A
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- JP
- Japan
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- therapeutic
- ulcer
- peptic ulcer
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- Acyclic And Carbocyclic Compounds In Medicinal Compositions (AREA)
- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
- Pyrrole Compounds (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【構成】 一般式(I) :
[式中、xはハロゲンまたはH、R1 はHまたはC
1〜4のアルキル基、R2 はCOOR4 (R4 はHまた
はC1〜2のアルキル基)で表される基またはアミド、
R3 はシアノ基またはR5 SO2 (R5 はC1〜2のア
ルキル基)で表されるアルキルスルフォニル基を表す。
またR2 とR3 は互いに結合して、−CO−NH−CH
2−CH2−または−CO−NH−N(ph)−CO−
(phはフェニル基を示す)を表す。nはxがハロゲン
のとき1〜5、xがHのとき1。]で示される3-フェニ
ルチオメチルスチレン誘導体およびその塩を有効成分と
する消化性潰瘍治療または予防剤ならびに胃潰瘍および
/または十二指腸潰瘍治療または予防剤。 【効果】 従来の治療剤に対し難治性を示す消化性潰瘍
の治療または予防において、一般式(I)で示される3
−フェニルチオスチレン誘導体(特にR1=C2H5;
R2=CONH2;R3=CNのもの)を含有する本発
明の消化性潰瘍治療または予防剤は毒作用が認められな
い投与量で非常に有効である。
1〜4のアルキル基、R2 はCOOR4 (R4 はHまた
はC1〜2のアルキル基)で表される基またはアミド、
R3 はシアノ基またはR5 SO2 (R5 はC1〜2のア
ルキル基)で表されるアルキルスルフォニル基を表す。
またR2 とR3 は互いに結合して、−CO−NH−CH
2−CH2−または−CO−NH−N(ph)−CO−
(phはフェニル基を示す)を表す。nはxがハロゲン
のとき1〜5、xがHのとき1。]で示される3-フェニ
ルチオメチルスチレン誘導体およびその塩を有効成分と
する消化性潰瘍治療または予防剤ならびに胃潰瘍および
/または十二指腸潰瘍治療または予防剤。 【効果】 従来の治療剤に対し難治性を示す消化性潰瘍
の治療または予防において、一般式(I)で示される3
−フェニルチオスチレン誘導体(特にR1=C2H5;
R2=CONH2;R3=CNのもの)を含有する本発
明の消化性潰瘍治療または予防剤は毒作用が認められな
い投与量で非常に有効である。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、3-フェニルチオメチル
スチレン誘導体およびその造塩可能なものの塩、とくに
α- シアノ-4- ヒドロキシ桂皮酸アミド誘導体およびそ
の造塩可能なものの塩、さらにはα- シアノ-3- エトキ
シ-4- ヒドロキシ-5- フェニルチオメチル桂皮酸アミド
(以下、ST638 ともいう)を有効成分として含有する消
化性潰瘍治療または予防剤に関する。
スチレン誘導体およびその造塩可能なものの塩、とくに
α- シアノ-4- ヒドロキシ桂皮酸アミド誘導体およびそ
の造塩可能なものの塩、さらにはα- シアノ-3- エトキ
シ-4- ヒドロキシ-5- フェニルチオメチル桂皮酸アミド
(以下、ST638 ともいう)を有効成分として含有する消
化性潰瘍治療または予防剤に関する。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】従
来、胃潰瘍や十二指腸潰瘍に代表される消化性潰瘍の治
療または予防剤としては、
来、胃潰瘍や十二指腸潰瘍に代表される消化性潰瘍の治
療または予防剤としては、
【0003】
【外1】
【0004】ムスカリン受容体拮坑剤などの多くの攻撃
因子分泌抑制剤や合成アミノ酸類、イソプレノイド類な
どの防御因子強化剤などが知られている(横山復次、
「医薬品集成・第二版・世界の医薬品データバンク」
(広川書店))。
因子分泌抑制剤や合成アミノ酸類、イソプレノイド類な
どの防御因子強化剤などが知られている(横山復次、
「医薬品集成・第二版・世界の医薬品データバンク」
(広川書店))。
【0005】しかしいずれの薬剤にも難治性を示す潰瘍
があり、さらに高い治療効果を示す薬剤が求められてい
る。また潰瘍治療後の再発防止に有効な予防剤もともに
求められている。
があり、さらに高い治療効果を示す薬剤が求められてい
る。また潰瘍治療後の再発防止に有効な予防剤もともに
求められている。
【0006】ところで生体によって産生される種々の活
性酸素は、時として重篤な組織傷害を引き起こすことが
知られているが、近年消化性潰瘍においてもその発症お
よび増悪に活性酸素の生成が関与していることが明らか
になり、活性酸素を消去する物質や、活性酸素の生成を
阻害する物質が新しい消化性潰瘍治療または予防剤開発
のターゲットになりつつある(近藤監修、大柳、吉川
編、「フリーラジカルの臨床」、第1巻、47、51および
119 頁)。
性酸素は、時として重篤な組織傷害を引き起こすことが
知られているが、近年消化性潰瘍においてもその発症お
よび増悪に活性酸素の生成が関与していることが明らか
になり、活性酸素を消去する物質や、活性酸素の生成を
阻害する物質が新しい消化性潰瘍治療または予防剤開発
のターゲットになりつつある(近藤監修、大柳、吉川
編、「フリーラジカルの臨床」、第1巻、47、51および
119 頁)。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、従来より
活性酸素と消化性潰瘍の発症機構について研究を重ねて
きたが、その研究過程において好中球による活性酸素生
成を阻害する化合物として知られているα- シアノ-3-
エトキシ-4- ヒドロキシ-5- フェニルチオメチル桂皮酸
アミド(ST638 )およびその誘導体が、胃潰瘍および十
二指腸潰瘍モデルにおいて、その治療または予防に有効
であることを見出した。この結果に基づきさらに検討を
重ねて本発明を完成するに至った。
活性酸素と消化性潰瘍の発症機構について研究を重ねて
きたが、その研究過程において好中球による活性酸素生
成を阻害する化合物として知られているα- シアノ-3-
エトキシ-4- ヒドロキシ-5- フェニルチオメチル桂皮酸
アミド(ST638 )およびその誘導体が、胃潰瘍および十
二指腸潰瘍モデルにおいて、その治療または予防に有効
であることを見出した。この結果に基づきさらに検討を
重ねて本発明を完成するに至った。
【0008】すなわち本発明は、一般式(I) :
【0009】
【化5】
【0010】[式中、xはハロゲンまたは水素を表し、
R1 は水素または炭素数1〜4のアルキル基を表し、R
2 はCOOR4(R4 は水素または炭素数1〜2のアル
キル基を示す)で表される基またはアミドを表し、R3
はシアノ基またはR5 SO2 (R5 は炭素数1〜2のア
ルキル基を示す)で表されるアルキルスルフォニル基を
表す。またR2 とR3 は互いに結合してもよく
R1 は水素または炭素数1〜4のアルキル基を表し、R
2 はCOOR4(R4 は水素または炭素数1〜2のアル
キル基を示す)で表される基またはアミドを表し、R3
はシアノ基またはR5 SO2 (R5 は炭素数1〜2のア
ルキル基を示す)で表されるアルキルスルフォニル基を
表す。またR2 とR3 は互いに結合してもよく
【0011】
【化6】
【0012】または
【0013】
【化7】
【0014】を表す。さらにnはxがハロゲンのときは
1〜5の整数を表し、xが水素のときは1を表す。]で
示される3-フェニルチオメチルスチレン誘導体およびそ
の造塩可能なものの塩、一般式(II):
1〜5の整数を表し、xが水素のときは1を表す。]で
示される3-フェニルチオメチルスチレン誘導体およびそ
の造塩可能なものの塩、一般式(II):
【0015】
【化8】
【0016】[式中、xおよびnは前記と同じで、R1
は水素または炭素数1〜2のアルキル基を表す。]で示
されるα- シアノ-4- ヒドロキシ桂皮酸アミド誘導体お
よびその造塩可能なものの塩またはα- シアノ-3- エト
キシ-4- ヒドロキシ-5- フェニルチオメチル桂皮酸アミ
ド(ST638 )のうち少なくとも一種を有効成分として含
有する消化性潰瘍ならびに胃潰瘍および/または十二指
腸潰瘍治療または予防剤に関する。
は水素または炭素数1〜2のアルキル基を表す。]で示
されるα- シアノ-4- ヒドロキシ桂皮酸アミド誘導体お
よびその造塩可能なものの塩またはα- シアノ-3- エト
キシ-4- ヒドロキシ-5- フェニルチオメチル桂皮酸アミ
ド(ST638 )のうち少なくとも一種を有効成分として含
有する消化性潰瘍ならびに胃潰瘍および/または十二指
腸潰瘍治療または予防剤に関する。
【0017】
【実施例】本発明の前記一般式(I) で示される誘導体、
一般式(II)で示される誘導体およびα- シアノ-3- エト
キシ-4- ヒドロキシ-5- フェニルチオメチル桂皮酸アミ
ド(ST638 )については、特開昭62-111962 号明細書、
特開昭62-29570号明細書、特開昭62-39564号明細書およ
びケミカル・ファーマシューティカル・ブルテン(Che
m. Pharm. Bull.)(第36巻、974 〜981 頁、1988年)
にそれぞれ開示されている製造方法で製造される。
一般式(II)で示される誘導体およびα- シアノ-3- エト
キシ-4- ヒドロキシ-5- フェニルチオメチル桂皮酸アミ
ド(ST638 )については、特開昭62-111962 号明細書、
特開昭62-29570号明細書、特開昭62-39564号明細書およ
びケミカル・ファーマシューティカル・ブルテン(Che
m. Pharm. Bull.)(第36巻、974 〜981 頁、1988年)
にそれぞれ開示されている製造方法で製造される。
【0018】本発明の消化性潰瘍治療または予防剤の前
記有効成分は、治療を必要とする患者(動物およびヒ
ト)に対し毒性を示さない用量であれば任意の用量を投
与しうるが望ましくは、10〜1000mg/kgの用量範囲で一
般に数回に分けて用いられる。したがって1日当り20〜
4000mg/kg全日用量で投与することができる。ただし、
この用量は病気の重さ、患者の体重および当業者が認め
る他の因子によって変化させることができる。
記有効成分は、治療を必要とする患者(動物およびヒ
ト)に対し毒性を示さない用量であれば任意の用量を投
与しうるが望ましくは、10〜1000mg/kgの用量範囲で一
般に数回に分けて用いられる。したがって1日当り20〜
4000mg/kg全日用量で投与することができる。ただし、
この用量は病気の重さ、患者の体重および当業者が認め
る他の因子によって変化させることができる。
【0019】本発明の消化性潰瘍治療または予防剤は固
体製剤もしくは液体製剤として調製され、経口または非
経口で投与される。経口投与用固体製剤の例としては粉
末剤、顆粒剤、錠剤、丸剤、カプセル剤などがあげられ
非経口および経口投与用液体製剤の例としてはエリキシ
ル剤、懸濁剤、乳剤、シロップ剤、アルコール溶液剤、
油性溶液剤などをあげることができる。
体製剤もしくは液体製剤として調製され、経口または非
経口で投与される。経口投与用固体製剤の例としては粉
末剤、顆粒剤、錠剤、丸剤、カプセル剤などがあげられ
非経口および経口投与用液体製剤の例としてはエリキシ
ル剤、懸濁剤、乳剤、シロップ剤、アルコール溶液剤、
油性溶液剤などをあげることができる。
【0020】医薬用固体担体としては乳糖、澱粉、シュ
ークロース、マンニト、ソルビット、デキストリン、セ
ルロース、炭酸カルシウムなどを用いることができ、必
要に応じて適当な滑沢剤、結合剤などの補助剤を通常用
いられる量添加することができる。また、医薬用液体担
体としては水、エタノール、グリセリン、プロピレング
リコール、植物油、油状エステルなどの常用溶媒を用い
ることができ、必要に応じて適当な湿潤剤、懸濁剤、乳
化剤、甘味料、香料、保存剤などの補助剤を通常用いら
れる量添加することができる。
ークロース、マンニト、ソルビット、デキストリン、セ
ルロース、炭酸カルシウムなどを用いることができ、必
要に応じて適当な滑沢剤、結合剤などの補助剤を通常用
いられる量添加することができる。また、医薬用液体担
体としては水、エタノール、グリセリン、プロピレング
リコール、植物油、油状エステルなどの常用溶媒を用い
ることができ、必要に応じて適当な湿潤剤、懸濁剤、乳
化剤、甘味料、香料、保存剤などの補助剤を通常用いら
れる量添加することができる。
【0021】本発明の消化性潰瘍治療または予防剤は、
潰瘍性胃傷害モデルのひとつである血小板活性化因子
(PAF )誘導胃粘膜傷害モデル(ネイチャー(Natur
e)、第319 号、54〜56頁、1986年および日本消化器病
学会雑誌、第86号、858 〜864 頁、1989年)において、
強い潰瘍生成抑制作用を有することが判明しており消化
性潰瘍治療または予防剤としてきわめて有用であると考
えられる。
潰瘍性胃傷害モデルのひとつである血小板活性化因子
(PAF )誘導胃粘膜傷害モデル(ネイチャー(Natur
e)、第319 号、54〜56頁、1986年および日本消化器病
学会雑誌、第86号、858 〜864 頁、1989年)において、
強い潰瘍生成抑制作用を有することが判明しており消化
性潰瘍治療または予防剤としてきわめて有用であると考
えられる。
【0022】本発明の消化性潰瘍治療または予防剤は既
存の消化性潰瘍治療剤(たとえば
存の消化性潰瘍治療剤(たとえば
【0023】
【外2】
【0024】などの攻撃因子抑制剤や、合成アミノ酸類
などの防御因子強化剤)などと併用して用いることもで
きる。
などの防御因子強化剤)などと併用して用いることもで
きる。
【0025】つぎに以下の実施例により本発明をさらに
具体的に説明するが、本発明は以下の実施例のみに限定
されるものではない。
具体的に説明するが、本発明は以下の実施例のみに限定
されるものではない。
【0026】実施例1(α- シアノ-3- エトキシ-4- ヒ
ドロキシ-5- フェニルチオメチル桂皮酸アミド(ST638
)による血小板活性化因子(PAF )惹起胃粘膜傷害の
抑制作用) 24時間絶食させた7〜8週齢ウイスター(Wister)系雄
性ラット(体重約200g、1群7匹)に、0.2 %ツイーン
(Tween )80含有2.5 %アラビアゴム水溶液に懸濁した
α- シアノ-3- エトキシ-4- ヒドロキシ-5- フェニルチ
オメチル桂皮酸アミド(ST638 )をそれぞれ、30mg/k
g、100mg /kgおよび 200mg/kgになるように経口投与
した。その2時間後胃粘膜傷害惹起物質として、0.25%
アルブミン含有生理食塩水に溶解した血小板活性化因子
(PAF )を、投与時に3μg /kgになるように静脈内投
与した。PAF を投与して一時間後、ラットを屠殺脱血し
て胃を摘出し、胃粘膜の傷害度を目視判定したものを以
下に示すスコアー法により指数化して表した。なお、対
照群としてST638 を投与しない群およびST638 もPAFも
投与しない群を設けて検討した。その結果ST638 は、PA
F によって惹起される胃粘膜傷害を明らかに抑制した。
これらの結果を表1に示す。
ドロキシ-5- フェニルチオメチル桂皮酸アミド(ST638
)による血小板活性化因子(PAF )惹起胃粘膜傷害の
抑制作用) 24時間絶食させた7〜8週齢ウイスター(Wister)系雄
性ラット(体重約200g、1群7匹)に、0.2 %ツイーン
(Tween )80含有2.5 %アラビアゴム水溶液に懸濁した
α- シアノ-3- エトキシ-4- ヒドロキシ-5- フェニルチ
オメチル桂皮酸アミド(ST638 )をそれぞれ、30mg/k
g、100mg /kgおよび 200mg/kgになるように経口投与
した。その2時間後胃粘膜傷害惹起物質として、0.25%
アルブミン含有生理食塩水に溶解した血小板活性化因子
(PAF )を、投与時に3μg /kgになるように静脈内投
与した。PAF を投与して一時間後、ラットを屠殺脱血し
て胃を摘出し、胃粘膜の傷害度を目視判定したものを以
下に示すスコアー法により指数化して表した。なお、対
照群としてST638 を投与しない群およびST638 もPAFも
投与しない群を設けて検討した。その結果ST638 は、PA
F によって惹起される胃粘膜傷害を明らかに抑制した。
これらの結果を表1に示す。
【0027】[スコアー]
0:正常
1:軽度の充血
2:中度の充血と若干のびらん有り
3:重度の充血と多くのびらん有り
【0028】
【表1】
【0029】急性毒性試験
ICR系雌性マウス(体重23〜26g 、1群6匹)に、0.
2 %ツイーン80含有2.5 %アラビアゴム水溶液に懸濁し
た本発明の化合物を0.1 ml/10g の割合でそれぞれ経口
投与した。投与後2週間にわたり一般症状を観察して死
亡例/供試例数を求め、50%致死量LD50(mg/kg)を
推定した。その結果、本発明の化合物は1000mg/kg投与
でも死亡例が観察されず、LD50は1000mg/kg以上であ
ると推定され、低毒性であることがわかった(特開昭62
-111962 号明細書参照)。
2 %ツイーン80含有2.5 %アラビアゴム水溶液に懸濁し
た本発明の化合物を0.1 ml/10g の割合でそれぞれ経口
投与した。投与後2週間にわたり一般症状を観察して死
亡例/供試例数を求め、50%致死量LD50(mg/kg)を
推定した。その結果、本発明の化合物は1000mg/kg投与
でも死亡例が観察されず、LD50は1000mg/kg以上であ
ると推定され、低毒性であることがわかった(特開昭62
-111962 号明細書参照)。
【0030】
【発明の効果】本発明の3-フェニルチオメチルスチレン
誘導体およびその造塩可能なものの塩、とくにα- シア
ノ-4- ヒドロキシ桂皮酸アミド誘導体およびその造塩可
能なものの塩、さらにはα- シアノ-3-エトキシ-4- ヒ
ドロキシ-5- フェニルチオメチル桂皮酸アミド(ST638
)を有効成分として含有する消化性潰瘍治療または予
防剤は毒作用が認められない投与量において、従来の治
療剤に対し難治性を示す消化性潰瘍の治療または予防に
非常に有効である。
誘導体およびその造塩可能なものの塩、とくにα- シア
ノ-4- ヒドロキシ桂皮酸アミド誘導体およびその造塩可
能なものの塩、さらにはα- シアノ-3-エトキシ-4- ヒ
ドロキシ-5- フェニルチオメチル桂皮酸アミド(ST638
)を有効成分として含有する消化性潰瘍治療または予
防剤は毒作用が認められない投与量において、従来の治
療剤に対し難治性を示す消化性潰瘍の治療または予防に
非常に有効である。
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所
A61K 31/415 7252−4C
C07C 323/62 7419−4H
323/64 7419−4H
C07D 207/36 7019−4C
231/36 6701−4C
Claims (6)
- 【請求項1】 一般式(I) : 【化1】 [式中、xはハロゲンまたは水素を表し、R1 は水素ま
たは炭素数1〜4のアルキル基を表し、R2 はCOOR
4 (R4 は水素または炭素数1〜2のアルキル基を示
す)で表される基またはアミドを表し、R3 はシアノ基
またはR5 SO2 (R5 は炭素数1〜2のアルキル基を
示す)で表されるアルキルスルフォニル基を表す。また
R2 とR3 は互いに結合してもよく 【化2】 または 【化3】 を表す。さらにnはxがハロゲンのときは1〜5の整数
を表し、xが水素のときは1を表す。]で示される3-フ
ェニルチオメチルスチレン誘導体およびその造塩可能な
ものの塩を有効成分として含有する消化性潰瘍治療また
は予防剤。 - 【請求項2】 一般式(I) で示される3-フェニルチオメ
チルスチレン誘導体およびその造塩可能なものの塩を有
効成分として含有する胃潰瘍および/または十二指腸潰
瘍治療または予防剤。 - 【請求項3】 一般式(II): 【化4】 [式中、xおよびnは前記と同じで、R1 は水素または
炭素数1〜2のアルキル基を表す。]で示されるα- シ
アノ-4- ヒドロキシ桂皮酸アミド誘導体およびその造塩
可能なものの塩を有効成分として含有する請求項1記載
の消化性潰瘍治療または予防剤。 - 【請求項4】 一般式(II)で示されるα- シアノ-4- ヒ
ドロキシ桂皮酸アミド誘導体およびその造塩可能なもの
の塩を有効成分として含有する請求項2記載の胃潰瘍お
よび/または十二指腸潰瘍治療または予防剤。 - 【請求項5】 有効成分が、α- シアノ-3- エトキシ-4
- ヒドロキシ-5- フェニルチオメチル桂皮酸アミドであ
る請求項1記載の消化性潰瘍治療または予防剤。 - 【請求項6】 有効成分が、α- シアノ-3- エトキシ-4
- ヒドロキシ-5- フェニルチオメチル桂皮酸アミドであ
る請求項2記載の胃潰瘍および/または十二指腸潰瘍治
療または予防剤。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP03249149A JP3086728B2 (ja) | 1990-09-28 | 1991-09-27 | 消化性潰瘍治療または予防剤 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2-261707 | 1990-09-28 | ||
| JP26170790 | 1990-09-28 | ||
| JP03249149A JP3086728B2 (ja) | 1990-09-28 | 1991-09-27 | 消化性潰瘍治療または予防剤 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0532546A true JPH0532546A (ja) | 1993-02-09 |
| JP3086728B2 JP3086728B2 (ja) | 2000-09-11 |
Family
ID=26539116
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP03249149A Expired - Fee Related JP3086728B2 (ja) | 1990-09-28 | 1991-09-27 | 消化性潰瘍治療または予防剤 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3086728B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001122777A (ja) * | 1999-10-27 | 2001-05-08 | Nagase & Co Ltd | 抗潰瘍剤 |
| KR100336182B1 (ko) * | 1999-04-13 | 2002-05-10 | 이희설 | 하이드록시신남산 유도체 또는 이를 포함하는 당귀추출물을 함유하는 치매 예방 및 치료용 조성물 |
-
1991
- 1991-09-27 JP JP03249149A patent/JP3086728B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100336182B1 (ko) * | 1999-04-13 | 2002-05-10 | 이희설 | 하이드록시신남산 유도체 또는 이를 포함하는 당귀추출물을 함유하는 치매 예방 및 치료용 조성물 |
| JP2001122777A (ja) * | 1999-10-27 | 2001-05-08 | Nagase & Co Ltd | 抗潰瘍剤 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3086728B2 (ja) | 2000-09-11 |
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