JPH0532697A - 合成ヒトオステオカルシンおよびその製造方法 - Google Patents
合成ヒトオステオカルシンおよびその製造方法Info
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- JPH0532697A JPH0532697A JP21325191A JP21325191A JPH0532697A JP H0532697 A JPH0532697 A JP H0532697A JP 21325191 A JP21325191 A JP 21325191A JP 21325191 A JP21325191 A JP 21325191A JP H0532697 A JPH0532697 A JP H0532697A
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- gla
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 反応収率の高い21,24 Glaヒトオステオカ
ルシンまたは 17,21,24 Glaヒトオステオカルシンの
製造法、ヒトオステオカルシン測定用標準物質を提供す
ること 【構成】 Fmocでアミノ基が、OtBuでγ−カル
ボキシル基が保護された保護L−γ−カルボキシルグル
タミン酸を用いてγ−カルボキシルグルタミン酸を導入
する21,24 Glaヒトオステオカルシンまたは
17,21,24 Glaヒトオステオカルシンの製造法、前記
保護L−γ−カルボキシルグルタミン酸の製造法。
ルシンまたは 17,21,24 Glaヒトオステオカルシンの
製造法、ヒトオステオカルシン測定用標準物質を提供す
ること 【構成】 Fmocでアミノ基が、OtBuでγ−カル
ボキシル基が保護された保護L−γ−カルボキシルグル
タミン酸を用いてγ−カルボキシルグルタミン酸を導入
する21,24 Glaヒトオステオカルシンまたは
17,21,24 Glaヒトオステオカルシンの製造法、前記
保護L−γ−カルボキシルグルタミン酸の製造法。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、合成ヒトオステオカル
シン、その製造方法およびヒトオステオカルシン測定用
標準物質としてのその用途に関する。
シン、その製造方法およびヒトオステオカルシン測定用
標準物質としてのその用途に関する。
【0002】
【従来の技術】オステオカルシン〔別名、bone g
la protein(BGP)〕は、骨のビタミンK
依存性のカルシウム結合性タンパクである。そん分子量
は、5,800であり、49のアミノ酸残基により構成
されている。このタンパクは、オステオブラスト(骨芽
球)から産生され、骨の非コラーゲンタンパクの構成成
分の約20%を占めている。このタンパクにはγ−ca
rboxyglutamic acid residu
esがあり、ハイドロキシアパタイトと強いアフィニテ
イがあり、それゆえに骨マトリックス形成に重要な役割
を有しているものと推定される。
la protein(BGP)〕は、骨のビタミンK
依存性のカルシウム結合性タンパクである。そん分子量
は、5,800であり、49のアミノ酸残基により構成
されている。このタンパクは、オステオブラスト(骨芽
球)から産生され、骨の非コラーゲンタンパクの構成成
分の約20%を占めている。このタンパクにはγ−ca
rboxyglutamic acid residu
esがあり、ハイドロキシアパタイトと強いアフィニテ
イがあり、それゆえに骨マトリックス形成に重要な役割
を有しているものと推定される。
【0003】このオステオカルシンは、ニワトリと牛の
骨から見出されたのが最初であるが〔Pro. Nat
l. Acad. Sci. USA,72,3925
(1975)、同73,1447(1976)〕、その
他、人を含めて〔J.B.C.255,8685(19
80)〕種々の動物の骨から見出されており、その構造
の類似性がいわれている。
骨から見出されたのが最初であるが〔Pro. Nat
l. Acad. Sci. USA,72,3925
(1975)、同73,1447(1976)〕、その
他、人を含めて〔J.B.C.255,8685(19
80)〕種々の動物の骨から見出されており、その構造
の類似性がいわれている。
【0004】このような観点からヒトオステオカルシン
は、骨代謝異常の治療薬としての可能性が考えられ、ま
た、ヒトオステオカルシンの測定系のための標準物質と
しても期待されている。
は、骨代謝異常の治療薬としての可能性が考えられ、ま
た、ヒトオステオカルシンの測定系のための標準物質と
しても期待されている。
【0005】さらに、オステオカルシンは、白血球エス
テラーゼのインヒビター(Ebsco Media,1
985,pp.149〜158)、破骨細胞へのche
moattractant(Endocrinolo
g,118、pp.1636〜1642,1986)、
Ca++、Mg++の誘導タンパク(Magnesium,
2,pp.83〜92,1983)などの生物活性を有
する。かかる観点からもオステオカルシンの合成が待た
れていた。
テラーゼのインヒビター(Ebsco Media,1
985,pp.149〜158)、破骨細胞へのche
moattractant(Endocrinolo
g,118、pp.1636〜1642,1986)、
Ca++、Mg++の誘導タンパク(Magnesium,
2,pp.83〜92,1983)などの生物活性を有
する。かかる観点からもオステオカルシンの合成が待た
れていた。
【0006】ヒトオステオカルシンの合成法としては、
特開平3−90100号公報にアミノ基がt−ブチルオ
キシカルボニル基(Boc)で、γ−カルボキシル基が
シクロヘキシルエステル基(OcHex)で保護された
保護L−γ−カルボキシグルタミン酸またはその塩を用
いてγ−カルボキシグルタミン酸を導入する21,24Glaヒ
トオステオカルシンまたは17,21,24Gla ヒトオステオカ
ルシンの製造方法が開示されている。
特開平3−90100号公報にアミノ基がt−ブチルオ
キシカルボニル基(Boc)で、γ−カルボキシル基が
シクロヘキシルエステル基(OcHex)で保護された
保護L−γ−カルボキシグルタミン酸またはその塩を用
いてγ−カルボキシグルタミン酸を導入する21,24Glaヒ
トオステオカルシンまたは17,21,24Gla ヒトオステオカ
ルシンの製造方法が開示されている。
【0007】しかし、この方法を用いると、保護アミノ
酸の結合により得られるペプチド樹脂から合成ヒトオス
テオカルシンを得るには、保護基のついたペプチドをぺ
プチド樹脂から脱離させる工程と保護基を脱離させる工
程を経ることが必要であり、一工程で脱離できる方法に
比し必然的にその反応収率が低い。
酸の結合により得られるペプチド樹脂から合成ヒトオス
テオカルシンを得るには、保護基のついたペプチドをぺ
プチド樹脂から脱離させる工程と保護基を脱離させる工
程を経ることが必要であり、一工程で脱離できる方法に
比し必然的にその反応収率が低い。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、合成の
21,24Glaヒトオステオカルシンまたは17,21,24Gla ヒト
オステオカルシン、それらを高い反応収率で製造するこ
とのできる製造方法およびヒトオステオカルシン測定用
標準物質を提供することを目的とする。
21,24Glaヒトオステオカルシンまたは17,21,24Gla ヒト
オステオカルシン、それらを高い反応収率で製造するこ
とのできる製造方法およびヒトオステオカルシン測定用
標準物質を提供することを目的とする。
【0009】本発明は、下記配列番号1のアミノ酸配列
を有する合成21,24Glaヒトオステオカルシンおよびその
製造方法を提供するものである。 (アミノ酸配列中、Gla はγ−カルボキシグルタミン酸
残基を示す。)
を有する合成21,24Glaヒトオステオカルシンおよびその
製造方法を提供するものである。 (アミノ酸配列中、Gla はγ−カルボキシグルタミン酸
残基を示す。)
【0010】本発明はまた、下記配列番号2のアミノ酸
配列を有する合成17,21,24Gla ヒトオステオカルシンお
よびその製造方法を提供するものである。 (アミノ酸配列中、Gla はγ−カルボキシグルタミン酸
残基を示す。)
配列を有する合成17,21,24Gla ヒトオステオカルシンお
よびその製造方法を提供するものである。 (アミノ酸配列中、Gla はγ−カルボキシグルタミン酸
残基を示す。)
【0011】前記配列番号1のアミノ配列を有する
21,24Glaヒトオステオカルシンおよび配列番号2のアミ
ノ酸配列を有する17,21,24Gla ヒトオステオカルシン
は、Poserらによれば、ヒトオステオカルシン中
に、91:9の割合で存在するとされている〔Pose
r,J.W.,et al.,Proc. Natl.
Acad. Sci. USA,255,8685〜
8691(1980)〕、ヒトオステオカルシンを構成
するタンパクである。
21,24Glaヒトオステオカルシンおよび配列番号2のアミ
ノ酸配列を有する17,21,24Gla ヒトオステオカルシン
は、Poserらによれば、ヒトオステオカルシン中
に、91:9の割合で存在するとされている〔Pose
r,J.W.,et al.,Proc. Natl.
Acad. Sci. USA,255,8685〜
8691(1980)〕、ヒトオステオカルシンを構成
するタンパクである。
【0012】本発明の合成の21,24Glaヒトオステオカル
シンおよび17,21,24Gla ヒトオステオカルシン(以下、
本発明のヒトオステオカルシンということがある)は、
ヒトオステオカルシンのペプチド合成法において、下記
式(1)
シンおよび17,21,24Gla ヒトオステオカルシン(以下、
本発明のヒトオステオカルシンということがある)は、
ヒトオステオカルシンのペプチド合成法において、下記
式(1)
【化4】
(式中、tBuはtert−ブチル基を示す)で示され
る保護L−γ−カルボキシグルタミン酸またはその塩を
用いてγ−カルボキシグルタミン酸を導入することによ
って製造される。
る保護L−γ−カルボキシグルタミン酸またはその塩を
用いてγ−カルボキシグルタミン酸を導入することによ
って製造される。
【0013】ペプチド合成は、公知の方法、例えば、矢
島治明、榊原俊平著、日本生化学会編、生化学実験講座
(I):“蛋白質の化学”4巻、東京化学同人発行(1
977);および、泉谷信夫ほか著、“ペプチド合成の
基礎と実験”、丸善発行(1985)に記載されている
方法に準じて、液相法または固相法で行うことができ
る。本発明のオステオカルシンの合成法としては固相法
が好ましい。
島治明、榊原俊平著、日本生化学会編、生化学実験講座
(I):“蛋白質の化学”4巻、東京化学同人発行(1
977);および、泉谷信夫ほか著、“ペプチド合成の
基礎と実験”、丸善発行(1985)に記載されている
方法に準じて、液相法または固相法で行うことができ
る。本発明のオステオカルシンの合成法としては固相法
が好ましい。
【0014】以下、固相法により本発明のヒトオステオ
カルシンまたはそれらの塩を合成する場合について説明
する。まず、目的とするヒトオステオカルシンのC末端
アミノ酸、すなわちValを保護アミノ酸として不溶性
樹脂に結合させる。このようなC末端アミノ酸を不溶性
樹脂に結合させた保護アミノ酸樹脂は市販品を用いるこ
ともできる。次いで、ヒトオステオカルシンのアミノ酸
配列に従ってC末端側から保護アミノ酸を順次結合さ
せ、保護ペプチド樹脂を得る。
カルシンまたはそれらの塩を合成する場合について説明
する。まず、目的とするヒトオステオカルシンのC末端
アミノ酸、すなわちValを保護アミノ酸として不溶性
樹脂に結合させる。このようなC末端アミノ酸を不溶性
樹脂に結合させた保護アミノ酸樹脂は市販品を用いるこ
ともできる。次いで、ヒトオステオカルシンのアミノ酸
配列に従ってC末端側から保護アミノ酸を順次結合さ
せ、保護ペプチド樹脂を得る。
【0015】不溶性樹脂としては、当該技術分野で知ら
れたいずれでもよく、例えばクロロメチル樹脂、オキシ
メチル樹脂、4−(オキシメチル)フェニルアセタミド
メチル樹脂などを挙げることができる。
れたいずれでもよく、例えばクロロメチル樹脂、オキシ
メチル樹脂、4−(オキシメチル)フェニルアセタミド
メチル樹脂などを挙げることができる。
【0016】保護アミノ酸とは、官能基が公知の方法に
より保護されたアミノ酸であり、各種の保護アミノ酸が
市販されている。本発明のヒトオステオカルシンを合成
する場合には、以下に示す保護アミノ酸のいずれかを選
択するのが好ましい。まず、アミノ酸のα−アミノ基の
保護基は9−フルオレニルメチルオキシカルボニル基
(Fmoc)またはBocである。
より保護されたアミノ酸であり、各種の保護アミノ酸が
市販されている。本発明のヒトオステオカルシンを合成
する場合には、以下に示す保護アミノ酸のいずれかを選
択するのが好ましい。まず、アミノ酸のα−アミノ基の
保護基は9−フルオレニルメチルオキシカルボニル基
(Fmoc)またはBocである。
【0017】Argのグアニジン基の保護基はp−トル
エンスルホニル基(Tos)、NO2 または4−メトキ
シ−2,3,6−トリメチルベンゼンスルホニル基(M
tr)である。Asp、Gluのカルボキシル基の保護
基は、ベンジルオキシ基(OBzl)、t−ブトキシ基
(OtBu)またはOcHexである。Cysのメルカ
プト基の保護基はtBu、4−メチルベンジル基(4C
H3 ・Bzl)、メトキシベンジル基(MBzl)また
はアセトアミドメチル(Acm)である。Hisのイミ
ダゾリル基の保護基はトリフェニルメチル(Trt)、
Tos、Fmocまたはジニトロフェニル基(Dnp)
である。Trpのインドリル保護基はHCOか、あるい
は保護しなくてもよい。Tyrの水酸基の保護基は2−
ブロモベンジルオキシカルボニル基(BrZ)、2,6
−ジクロロベンジル基(Cl2 Bzl)、Bzl、tB
uであるかあるいは保護しなくてもよい。各保護基は、
ペプチドの合成条件に応じ適切なものを選択する必要が
ある。
エンスルホニル基(Tos)、NO2 または4−メトキ
シ−2,3,6−トリメチルベンゼンスルホニル基(M
tr)である。Asp、Gluのカルボキシル基の保護
基は、ベンジルオキシ基(OBzl)、t−ブトキシ基
(OtBu)またはOcHexである。Cysのメルカ
プト基の保護基はtBu、4−メチルベンジル基(4C
H3 ・Bzl)、メトキシベンジル基(MBzl)また
はアセトアミドメチル(Acm)である。Hisのイミ
ダゾリル基の保護基はトリフェニルメチル(Trt)、
Tos、Fmocまたはジニトロフェニル基(Dnp)
である。Trpのインドリル保護基はHCOか、あるい
は保護しなくてもよい。Tyrの水酸基の保護基は2−
ブロモベンジルオキシカルボニル基(BrZ)、2,6
−ジクロロベンジル基(Cl2 Bzl)、Bzl、tB
uであるかあるいは保護しなくてもよい。各保護基は、
ペプチドの合成条件に応じ適切なものを選択する必要が
ある。
【0018】本発明の21,24Glaヒトオステオカルシンに
おける21位および24位のGlaならびに17,21,24Gl
a ヒトオステオカルシンにおける17位、21および2
4位のGlaは、前記式(1)で表される保護L−Gl
aとして導入することができる。
おける21位および24位のGlaならびに17,21,24Gl
a ヒトオステオカルシンにおける17位、21および2
4位のGlaは、前記式(1)で表される保護L−Gl
aとして導入することができる。
【0019】この保護L−Glaの合成は次の方法によ
り行うことができる。
り行うことができる。
【化5】
(工程a〜h中、Fmocは9−フルオレニルメチルオ
キシカルボニル基を、tBuはt−ブチル基を、Bzl
はベンジル基を示す。)
キシカルボニル基を、tBuはt−ブチル基を、Bzl
はベンジル基を示す。)
【0020】すなわち、まずL−プロリン(I)からL
−1−Fmoc−プロリネート(II) を合成し(工程
a)、次にこれを(2S)−1−Fmoc−2−(t−
ブチルジメチルシリル)−オキシメチルピロリジン(II
I)となし(工程b)、さらにこれを(2S)−1−Fm
oc−4−t−ブトキシカルボニル−2−(t−ブチル
ジメチルシリル)オキシメチル−5−ピロリジン(IV)
とする(工程c)。
−1−Fmoc−プロリネート(II) を合成し(工程
a)、次にこれを(2S)−1−Fmoc−2−(t−
ブチルジメチルシリル)−オキシメチルピロリジン(II
I)となし(工程b)、さらにこれを(2S)−1−Fm
oc−4−t−ブトキシカルボニル−2−(t−ブチル
ジメチルシリル)オキシメチル−5−ピロリジン(IV)
とする(工程c)。
【0021】次に工程cで得られた化合物(IV) を脱シ
リル化して(2S)−1−Fmoc−4−t−ブトキシ
カルボニル−2−ヒドロキシメチル−5−ピロリジン
(V)となし(工程d)、これを(2S)−1−Fmo
c−4−t−ブトキシカルボニル−5−オキソプロリン
ベンジルエステル(VI) となし(工程e)、これにトリ
エチルアミンとt−ブチルアルコールを作用させてα−
ベンジル−γ,γ−ジ−t−ブチル−N−Fmoc−L
−γ−カルボキシグルタメート(VII)を合成(工程f)
する。さらにこれを還元して、目的とする保護L−Gl
a(1)を得る(工程g)。
リル化して(2S)−1−Fmoc−4−t−ブトキシ
カルボニル−2−ヒドロキシメチル−5−ピロリジン
(V)となし(工程d)、これを(2S)−1−Fmo
c−4−t−ブトキシカルボニル−5−オキソプロリン
ベンジルエステル(VI) となし(工程e)、これにトリ
エチルアミンとt−ブチルアルコールを作用させてα−
ベンジル−γ,γ−ジ−t−ブチル−N−Fmoc−L
−γ−カルボキシグルタメート(VII)を合成(工程f)
する。さらにこれを還元して、目的とする保護L−Gl
a(1)を得る(工程g)。
【0022】前記工程aは、化合物Iと9−フルオレニ
ルメチルクロロフォルメートをNaHCO3 の存在下反
応させ、次にメタノール、DCC(1,3−ジシクロヘ
キシルカルボジイミド)および4−DMAP(4−ジメ
チルアミノピリジン)を反応させることにより行うこと
ができる。
ルメチルクロロフォルメートをNaHCO3 の存在下反
応させ、次にメタノール、DCC(1,3−ジシクロヘ
キシルカルボジイミド)および4−DMAP(4−ジメ
チルアミノピリジン)を反応させることにより行うこと
ができる。
【0023】工程bは、化合物IIにLiBH4 を反応さ
せ、処理後、t−ブチルジメチルシリルクロライドをT
EA、4−DMAPの存在下反応させシリル化したの
ち、これに、RuO2 ハイドレートおよびNaIO4 を
加え反応させ、化合物III を得ることができる。
せ、処理後、t−ブチルジメチルシリルクロライドをT
EA、4−DMAPの存在下反応させシリル化したの
ち、これに、RuO2 ハイドレートおよびNaIO4 を
加え反応させ、化合物III を得ることができる。
【0024】工程cはLDA存在下、化合物III とt−
ブチルクロロフォルメートを反応させて実施することが
できる。
ブチルクロロフォルメートを反応させて実施することが
できる。
【0025】工程dは化合物IVとp−トルエンスルホン
酸を反応させ、NaHCO3 を加えて行うことができ
る。
酸を反応させ、NaHCO3 を加えて行うことができ
る。
【0026】工程eは、化合物Vとピリジニウムジクロ
メートを反応させ、次にベンジルアルコール、DCCお
よび4−DMAPを反応生成物と反応させ、化合物VIを
得ることができる。
メートを反応させ、次にベンジルアルコール、DCCお
よび4−DMAPを反応生成物と反応させ、化合物VIを
得ることができる。
【0027】工程fは、化合物VIにt−ブチルアルコー
ルとTEAを加えて反応させることにより行うことがで
きる。
ルとTEAを加えて反応させることにより行うことがで
きる。
【0028】工程gは、化合物VII のエタノール溶液に
Pd−Cを加え、水素を加えながら中圧の還元装置を用
いて実施することができる。
Pd−Cを加え、水素を加えながら中圧の還元装置を用
いて実施することができる。
【0029】前記工程a〜gの組合せによる保護L−G
laの合成は、L−プロリン(I)の光学活性が生成物
である保護L−Gla(1)まで保持されるため、光学
分割の工程を要せず、高い反応収率を保つことができ
る。
laの合成は、L−プロリン(I)の光学活性が生成物
である保護L−Gla(1)まで保持されるため、光学
分割の工程を要せず、高い反応収率を保つことができ
る。
【0030】保護アミノ酸の結合は、例えば、Appl
ied Biosystems社製ペプチドシンセサイ
ザー431A型のようなペプチド合成機により行うこと
ができる。この結果、保護基のついたペプチド樹脂が得
られ、目的とする合成ヒトオステオカルシンを得るに
は、該ペプチド樹脂からペプチドを脱離し、さらに保護
基を脱離させる必要があるが、本発明の保護L−GLa
を用いるとこの2つの脱離工程を同時に行うことがで
き、反応収率の向上に寄与することができる利点があ
る。
ied Biosystems社製ペプチドシンセサイ
ザー431A型のようなペプチド合成機により行うこと
ができる。この結果、保護基のついたペプチド樹脂が得
られ、目的とする合成ヒトオステオカルシンを得るに
は、該ペプチド樹脂からペプチドを脱離し、さらに保護
基を脱離させる必要があるが、本発明の保護L−GLa
を用いるとこの2つの脱離工程を同時に行うことがで
き、反応収率の向上に寄与することができる利点があ
る。
【0031】得られた粗製ペプチドは、ペプチド製造の
公知の手段、例えば抽出:再結晶:ゲル濾過、イオン交
換、逆相などの各種クロマトグラフィー:電気泳動:向
流分配などにより単離精製することができるが、逆相高
速クロマトグラフィー(逆相HPLC)による方法が最
適である。
公知の手段、例えば抽出:再結晶:ゲル濾過、イオン交
換、逆相などの各種クロマトグラフィー:電気泳動:向
流分配などにより単離精製することができるが、逆相高
速クロマトグラフィー(逆相HPLC)による方法が最
適である。
【0032】得られたペプチドである合成21,24Glaヒト
オステオカルシンは、天然のヒトオステオカルシンと同
一の免疫学的挙動を示し、ヒトオステオカルシン測定用
標準物質として有効に使用できる。
オステオカルシンは、天然のヒトオステオカルシンと同
一の免疫学的挙動を示し、ヒトオステオカルシン測定用
標準物質として有効に使用できる。
【0033】また、合成21,24Glaヒトオステオカルシン
および合成17,21,24Gla ヒトオステオカルシンは、骨代
謝疾患治療薬として有効であると考えられる。かかる治
療薬として使用する場合、合成品である本発明のヒトオ
ステオカルシンは、その分子量が6,000前後であ
り、天然のヒトオステオカルシンの分子量が17,00
0前後であるのと比較して低分子量であるため、経鼻投
与などの投与経路によっても吸収効率がよく好適であ
る。
および合成17,21,24Gla ヒトオステオカルシンは、骨代
謝疾患治療薬として有効であると考えられる。かかる治
療薬として使用する場合、合成品である本発明のヒトオ
ステオカルシンは、その分子量が6,000前後であ
り、天然のヒトオステオカルシンの分子量が17,00
0前後であるのと比較して低分子量であるため、経鼻投
与などの投与経路によっても吸収効率がよく好適であ
る。
【0034】
【実施例】以下、実施例により本発明をさらに詳細に説
明するが、本発明はこれらの実施例に限定されるもので
はない。なお、実施例中、「%」は「重量%」を示す。 実施例1(保護L−Glaの合成) L−プロリン(I)11.5g(100mmol)を1
25mlのジオキサンに溶解し、256mlの10%N
aHCO3 を加え混合する。これに、9−フルオレニル
メチルクロロフォルメート25.9g(100mmo
l)のジオキサン(250ml)溶液を滴下し、氷冷下
4時間、室温8時間攪拌した。その後、1,000ml
の水を加えエーテルで洗浄し、氷冷下conc.HCl
を用いて酸性とした後、4℃で一晩冷却した。そして濾
過を行い得られた残渣31.4g(93mmol)と4
−ジメチルアミノピリジン11.4g(93mmol)
およびメタノール3.8ml(93mmol)をジクロ
ロメタン150mlに溶解し、これにDCC21.1g
(102mmol)のジクロロメタン溶液(20ml)
を加え25℃で8時間攪拌した。その後、DCU(N,
N−ジシクロヘキシルウレア)を濾過により除き、濾液
を1MKHSO4 、水、5%NaHCO3 の順で洗浄
し、MgSO4 で乾燥後、溶媒を減圧下留去し、メチル
−L−1−Fmoc−プロリネート(II)32.3g
(収率92%)を得た。
明するが、本発明はこれらの実施例に限定されるもので
はない。なお、実施例中、「%」は「重量%」を示す。 実施例1(保護L−Glaの合成) L−プロリン(I)11.5g(100mmol)を1
25mlのジオキサンに溶解し、256mlの10%N
aHCO3 を加え混合する。これに、9−フルオレニル
メチルクロロフォルメート25.9g(100mmo
l)のジオキサン(250ml)溶液を滴下し、氷冷下
4時間、室温8時間攪拌した。その後、1,000ml
の水を加えエーテルで洗浄し、氷冷下conc.HCl
を用いて酸性とした後、4℃で一晩冷却した。そして濾
過を行い得られた残渣31.4g(93mmol)と4
−ジメチルアミノピリジン11.4g(93mmol)
およびメタノール3.8ml(93mmol)をジクロ
ロメタン150mlに溶解し、これにDCC21.1g
(102mmol)のジクロロメタン溶液(20ml)
を加え25℃で8時間攪拌した。その後、DCU(N,
N−ジシクロヘキシルウレア)を濾過により除き、濾液
を1MKHSO4 、水、5%NaHCO3 の順で洗浄
し、MgSO4 で乾燥後、溶媒を減圧下留去し、メチル
−L−1−Fmoc−プロリネート(II)32.3g
(収率92%)を得た。
【0035】次に、得られた化合物II30g(85mm
ol)のTHF溶液(200ml)に、氷冷下、攪拌し
ながら、LiBH4 2.8g(128mmol)を滴下
し、室温で16時間攪拌した後、再度氷冷しながら、水
と2NHClをゆっくりと加えた。次に反応液を酢酸エ
チルで抽出し、抽出液を飽和食塩水で洗浄し、MgSO
4 で乾燥後、溶媒を減圧下留去し残渣を得た。この残渣
24.7g(収率90%)と、TAE12.3ml(8
8mmol)および4−DMAP0.47g(3.8m
mol)をDMF100mlに溶解し、攪拌しながらt
−ブチルジメチルシリルクロライド13.3g(88m
mol)を加え、3時間室温で攪拌した。その後、氷水
と酢酸エチルを加え抽出し、抽出液を5%HCl、食塩
水で洗浄し、乾燥後、溶媒を減圧下留去し、シリカゲル
クロマトグラフィー(酢酸エチル:ヘキサン=1:1)
で精製し、続いて、精製物32.6g(収率98%)の
酢酸エチル溶液150mlにRuO2ハイドレート32
0mgと10%NaIO4 400mlを加え室温で1時
間反応させた。水層を酢酸エチルで洗浄後、有機層を合
わせシリカゲルクロマトグラフィー(酢酸エチル:ヘキ
サン=1:3)を用いて精製し、(2S)−1−Fmo
c−2−t−ブチルジメチルシリル)オキシメチルピロ
リジン(III)30.9g(収率92%)を得た。
ol)のTHF溶液(200ml)に、氷冷下、攪拌し
ながら、LiBH4 2.8g(128mmol)を滴下
し、室温で16時間攪拌した後、再度氷冷しながら、水
と2NHClをゆっくりと加えた。次に反応液を酢酸エ
チルで抽出し、抽出液を飽和食塩水で洗浄し、MgSO
4 で乾燥後、溶媒を減圧下留去し残渣を得た。この残渣
24.7g(収率90%)と、TAE12.3ml(8
8mmol)および4−DMAP0.47g(3.8m
mol)をDMF100mlに溶解し、攪拌しながらt
−ブチルジメチルシリルクロライド13.3g(88m
mol)を加え、3時間室温で攪拌した。その後、氷水
と酢酸エチルを加え抽出し、抽出液を5%HCl、食塩
水で洗浄し、乾燥後、溶媒を減圧下留去し、シリカゲル
クロマトグラフィー(酢酸エチル:ヘキサン=1:1)
で精製し、続いて、精製物32.6g(収率98%)の
酢酸エチル溶液150mlにRuO2ハイドレート32
0mgと10%NaIO4 400mlを加え室温で1時
間反応させた。水層を酢酸エチルで洗浄後、有機層を合
わせシリカゲルクロマトグラフィー(酢酸エチル:ヘキ
サン=1:3)を用いて精製し、(2S)−1−Fmo
c−2−t−ブチルジメチルシリル)オキシメチルピロ
リジン(III)30.9g(収率92%)を得た。
【0036】チッソ置換下、ジイソプロピルアミン1
1.1g(111mmol)とn−ブチルリチウム7
3.9g(111mmol)をTHF45ml中、78
℃で攪拌し、そこに化合物III 25g(55.4mmo
l)のTHF溶液45mlを温度に注意しながら滴下
し、30分間攪拌した。次にt−ブチルクロロフォルメ
ート13.8g(111mmol)のTHF溶液30m
lを78℃に冷却下、滴下し、1時間、78℃で反応さ
せ、さらに1時間室温で反応させた。反応終了後、NH
4 Cl水溶液を加え、反応を停止させ、反応液を酢酸エ
チルで抽出した。抽出液を飽和食塩水で洗浄後乾燥さ
せ、溶媒を減圧下留去し、得られた残渣をシリカゲルク
ロマトグラフィー(酢酸エチル:ヘキサン=1:4)で
精製し、(2S)−1−Fmoc−4−t−ブトキシカ
ルボニル−2−(t−ブチルジメチルシリル)オキシメ
チル−5−ピロリドン(IV) 12.5g(収率42%)
を得た。
1.1g(111mmol)とn−ブチルリチウム7
3.9g(111mmol)をTHF45ml中、78
℃で攪拌し、そこに化合物III 25g(55.4mmo
l)のTHF溶液45mlを温度に注意しながら滴下
し、30分間攪拌した。次にt−ブチルクロロフォルメ
ート13.8g(111mmol)のTHF溶液30m
lを78℃に冷却下、滴下し、1時間、78℃で反応さ
せ、さらに1時間室温で反応させた。反応終了後、NH
4 Cl水溶液を加え、反応を停止させ、反応液を酢酸エ
チルで抽出した。抽出液を飽和食塩水で洗浄後乾燥さ
せ、溶媒を減圧下留去し、得られた残渣をシリカゲルク
ロマトグラフィー(酢酸エチル:ヘキサン=1:4)で
精製し、(2S)−1−Fmoc−4−t−ブトキシカ
ルボニル−2−(t−ブチルジメチルシリル)オキシメ
チル−5−ピロリドン(IV) 12.5g(収率42%)
を得た。
【0037】得られた化合物IV20.0g(37.1m
mol)のメタノール溶液70mlにp−トルエンスル
ホン酸7.8g(37.1mmol)を加え、室温で2
時間攪拌した。反応液に飽和NaHCO3 溶液を加え、
反応液をアルカリ性とし、クロロホルムで抽出した。抽
出液を飽和食塩水で洗浄し乾燥後、溶媒を減圧下留去
し、シリカゲルクロマトグラフィー(酢酸エチル:ヘキ
サン=1:1)で精製し、(2S)−1−Fmoc−4
−t−ブトキシカルボニル−2−ヒドロキシメチル−5
−ピロリジン(V) 12.5g(収率79%)を得た。
mol)のメタノール溶液70mlにp−トルエンスル
ホン酸7.8g(37.1mmol)を加え、室温で2
時間攪拌した。反応液に飽和NaHCO3 溶液を加え、
反応液をアルカリ性とし、クロロホルムで抽出した。抽
出液を飽和食塩水で洗浄し乾燥後、溶媒を減圧下留去
し、シリカゲルクロマトグラフィー(酢酸エチル:ヘキ
サン=1:1)で精製し、(2S)−1−Fmoc−4
−t−ブトキシカルボニル−2−ヒドロキシメチル−5
−ピロリジン(V) 12.5g(収率79%)を得た。
【0038】ピリジニウムジクロメート30.3g(8
0.5mmol)を化合物V20g(23.3mmo
l)のDMF溶液45mlに加え、40℃、16時間攪
拌した。その後、水を加え、クロロホルムで抽出し、抽
出液を5%酢酸、飽和食塩水で洗浄し乾燥後、溶媒を減
圧下留去し、褐色の油状物を得た。このものに、ベンジ
ルアルコール2.5g(23.5mmol)、DCC
5.0g(24.1mmol)および4−DMAP0.
3g(2.4mmol)を加え、ジクロロメタン60m
lを溶媒として室温で3時間反応させた。その後化合物
IIを得たときと同様の処理(DCUの濾過以降)を行
い、(2S)−1−Fmoc−4−t−ブトキシカルボ
ニル−5−オキソプロリンベンジルエステル(VI) 8.
3g(収率68%)を得た。
0.5mmol)を化合物V20g(23.3mmo
l)のDMF溶液45mlに加え、40℃、16時間攪
拌した。その後、水を加え、クロロホルムで抽出し、抽
出液を5%酢酸、飽和食塩水で洗浄し乾燥後、溶媒を減
圧下留去し、褐色の油状物を得た。このものに、ベンジ
ルアルコール2.5g(23.5mmol)、DCC
5.0g(24.1mmol)および4−DMAP0.
3g(2.4mmol)を加え、ジクロロメタン60m
lを溶媒として室温で3時間反応させた。その後化合物
IIを得たときと同様の処理(DCUの濾過以降)を行
い、(2S)−1−Fmoc−4−t−ブトキシカルボ
ニル−5−オキソプロリンベンジルエステル(VI) 8.
3g(収率68%)を得た。
【0039】化合物VI10g(19.3mmol)にt
−ブチルアルコールとTEAを過剰に加えて24時間還
流した。その後、溶媒を減圧下留去することによりα−
ベンジル−γ,γ−ジ−t−ブチル−N−Fmoc−γ
−カルボキシグルタメート(VII)10.3g(収率90
%)を得た。
−ブチルアルコールとTEAを過剰に加えて24時間還
流した。その後、溶媒を減圧下留去することによりα−
ベンジル−γ,γ−ジ−t−ブチル−N−Fmoc−γ
−カルボキシグルタメート(VII)10.3g(収率90
%)を得た。
【0040】さらに、化合物VII 10g(17mmo
l)をエタノール20mlに溶解し、10%Pd−C1
gを加えて、水素を加えながら、中圧の還元装置を用い
て化合物(1)7.8g(収率90%)を得た。
l)をエタノール20mlに溶解し、10%Pd−C1
gを加えて、水素を加えながら、中圧の還元装置を用い
て化合物(1)7.8g(収率90%)を得た。
【0041】実施例2(21,24Glaヒトオステオカルシン
の合成) 配列番号1に示すアミノ酸配列を有する21,24Glaヒトオ
ステオカルシンを合成した。 Fmoc−Valの活性化 Fmoc−Val0.34g(1.0mmol)をN−
メチルピロリドン(NMP)に溶解し、そこに0.45
M〔2−(1H−ベンゾトリアゾール−1−イル)−
1,1,3,3−テトラメチルウロニウムヘキサフルオ
ロフォスフェート〕(HBTU)/HOBt/DMF溶
液を0.5ml加え、攪拌することにより、カルボン酸
の水酸基がHBTU基に置き換えられた活性化Fmoc
−Valが生成した。
の合成) 配列番号1に示すアミノ酸配列を有する21,24Glaヒトオ
ステオカルシンを合成した。 Fmoc−Valの活性化 Fmoc−Val0.34g(1.0mmol)をN−
メチルピロリドン(NMP)に溶解し、そこに0.45
M〔2−(1H−ベンゾトリアゾール−1−イル)−
1,1,3,3−テトラメチルウロニウムヘキサフルオ
ロフォスフェート〕(HBTU)/HOBt/DMF溶
液を0.5ml加え、攪拌することにより、カルボン酸
の水酸基がHBTU基に置き換えられた活性化Fmoc
−Valが生成した。
【0042】保護Valと不溶性樹脂との結合
不溶性樹脂を担体として、ペプチドシンセサイザー43
1A型(Applied Biosystems社製)
を使用して21,24Glaヒトオステオカルシンの合成を行っ
た。不溶性樹脂0.25g(0.25mmol)にN−
メチルピロリドンに溶解した活性化Fmoc−Val
1.0mmolを加え攪拌してResin−Val(F
moc)を合成した。
1A型(Applied Biosystems社製)
を使用して21,24Glaヒトオステオカルシンの合成を行っ
た。不溶性樹脂0.25g(0.25mmol)にN−
メチルピロリドンに溶解した活性化Fmoc−Val
1.0mmolを加え攪拌してResin−Val(F
moc)を合成した。
【0043】Resin−Val(Fmoc)(樹
脂)への48位Proの導入 イ)脱保護および洗浄 Resin−Val(Fmoc)のNMP溶液にピペリ
ジン0.5mlを加え攪拌することによりアミノ基の保
護基であるFmoc基を脱保護した。次にこの脱保護し
た反応生成物をCH2 Cl2 で析出させ同時に不要なも
の(未反応のNMPなど)を洗い流した。
脂)への48位Proの導入 イ)脱保護および洗浄 Resin−Val(Fmoc)のNMP溶液にピペリ
ジン0.5mlを加え攪拌することによりアミノ基の保
護基であるFmoc基を脱保護した。次にこの脱保護し
た反応生成物をCH2 Cl2 で析出させ同時に不要なも
の(未反応のNMPなど)を洗い流した。
【0044】ロ)活性化Fmoc−Proの調製
Fmoc−Pro0.34g(0.1ml)と0.45
M HBTU/HOBt/DMF溶液を反応させること
により同様に活性化Fmoc−Proを得た。
M HBTU/HOBt/DMF溶液を反応させること
により同様に活性化Fmoc−Proを得た。
【0045】ハ)縮合反応
Resin−Valと活性化Fmoc−Proのそれぞ
れのNMP溶液を徐々に混合し攪拌して、Resin−
Val−Pro(Fmoc)を得た。
れのNMP溶液を徐々に混合し攪拌して、Resin−
Val−Pro(Fmoc)を得た。
【0046】47〜1位の各アミノ酸の導入
と同様にして、Fmoc−Pro−Val−Resi
n(樹脂)に、21,24Glaヒトオステオカルシンの47位
から1位までの各構成アミノ酸に対応する保護アミノ酸
を順次カップリングさせた。各アミノ酸のα−アミノ基
の保護基としてはFmoc基を、Tyrの水酸基の保護
基としてはtBu基を、Argのグアニジノ基の保護基
としてはMtr基を、GluおよびAspのカルボキシ
ル基の保護基としてはOtBu基を、Hisのイミダゾ
リル基の保護基としてはTrt基を、Cysのメルカプ
ト基の保護基としてはtBu基を用いた。
n(樹脂)に、21,24Glaヒトオステオカルシンの47位
から1位までの各構成アミノ酸に対応する保護アミノ酸
を順次カップリングさせた。各アミノ酸のα−アミノ基
の保護基としてはFmoc基を、Tyrの水酸基の保護
基としてはtBu基を、Argのグアニジノ基の保護基
としてはMtr基を、GluおよびAspのカルボキシ
ル基の保護基としてはOtBu基を、Hisのイミダゾ
リル基の保護基としてはTrt基を、Cysのメルカプ
ト基の保護基としてはtBu基を用いた。
【0047】合成方法についてはに従ったが、縮合反
応は30〜40分とした。また、各アミノ酸の導入反応
毎に微量のサンプリングを行い、ニンヒドリン反応を行
い、反応の進行を確認した。さらにペプチドシーケンサ
ーによりN末端5残基の確認を行った。
応は30〜40分とした。また、各アミノ酸の導入反応
毎に微量のサンプリングを行い、ニンヒドリン反応を行
い、反応の進行を確認した。さらにペプチドシーケンサ
ーによりN末端5残基の確認を行った。
【0048】脱保護(TMSBrクリーベッジ法)
保護ペプチド樹脂のN末端のFmoc基の脱保護をペプ
チドシンセサイザーで行って得たペプチド樹脂400m
gを秤量し、氷冷下、攪拌しながらチオアニソール1.
2ml、エタンジオール0.6ml、m−クレゾール
0.2ml、TFA7.5ml、TMSBr1.35m
lを温度の上昇に注意しながらゆっくりと加えた。加え
終わった後も氷冷したまま2時間攪拌した。次に、前も
って冷やしておいたジエチルエーテル約50mlをペプ
チドの沈澱が出なくなるまでフラスコに加え、1時間攪
拌した。析出した沈澱を濾過しエーテルで洗浄した。次
に、残渣に2N酢酸を加えてペプチドを抽出し、pHを
調整後、ゲル濾過を行い、得られた画分を凍結乾燥する
ことにより粗21,24Glaヒトオステオカルシン203mg
を得た。
チドシンセサイザーで行って得たペプチド樹脂400m
gを秤量し、氷冷下、攪拌しながらチオアニソール1.
2ml、エタンジオール0.6ml、m−クレゾール
0.2ml、TFA7.5ml、TMSBr1.35m
lを温度の上昇に注意しながらゆっくりと加えた。加え
終わった後も氷冷したまま2時間攪拌した。次に、前も
って冷やしておいたジエチルエーテル約50mlをペプ
チドの沈澱が出なくなるまでフラスコに加え、1時間攪
拌した。析出した沈澱を濾過しエーテルで洗浄した。次
に、残渣に2N酢酸を加えてペプチドを抽出し、pHを
調整後、ゲル濾過を行い、得られた画分を凍結乾燥する
ことにより粗21,24Glaヒトオステオカルシン203mg
を得た。
【0049】逆相HPLCによる21,24Glaヒトオステ
オカルシンの精製 得られた粗21,24Glaヒトオステオカルシン10mgを
0.1M炭酸バッファー(pH9.0、0.5ml)に
溶解し、逆相HPLCにより精製した。カラムは資生堂
(株)製、Capcell Packを用い、溶離液
は、A液として0.1%TFA/DW、B液として80
%CH3 CN/(0.1%TFA/DW)を用いて、
A:B=2:3(体積比)の条件下で溶出させた。
21,24Glaヒトオステオカルシンに相当する画分を分取
し、凍結乾燥して精製21,24Glaヒトオステオカルシンの
白色粉末5mg(収率50%)を得た。
オカルシンの精製 得られた粗21,24Glaヒトオステオカルシン10mgを
0.1M炭酸バッファー(pH9.0、0.5ml)に
溶解し、逆相HPLCにより精製した。カラムは資生堂
(株)製、Capcell Packを用い、溶離液
は、A液として0.1%TFA/DW、B液として80
%CH3 CN/(0.1%TFA/DW)を用いて、
A:B=2:3(体積比)の条件下で溶出させた。
21,24Glaヒトオステオカルシンに相当する画分を分取
し、凍結乾燥して精製21,24Glaヒトオステオカルシンの
白色粉末5mg(収率50%)を得た。
【0050】精製21,24Glaヒトオステオカルシンの確
認 イ)分子量の測定 前記精製21,24Glaヒトオステオカルシン0.3mgを炭
酸バッファー0.5mlに溶解し、上記と同様のHPL
C条件で溶出し、同時に分子量マーカーとの比較を行
い、450nmにおける赤外吸収(OD)を測定した。
合成21,24Glaヒトオステオカルシンは、分子量約6,0
00のところにピークが得られた。
認 イ)分子量の測定 前記精製21,24Glaヒトオステオカルシン0.3mgを炭
酸バッファー0.5mlに溶解し、上記と同様のHPL
C条件で溶出し、同時に分子量マーカーとの比較を行
い、450nmにおける赤外吸収(OD)を測定した。
合成21,24Glaヒトオステオカルシンは、分子量約6,0
00のところにピークが得られた。
【0051】ロ)硫酸バリウム吸着実験
前記精製21,24Glaヒトオステオカルシンを炭酸バッファ
ーに溶かし、この溶液0.5mlに対しBaSO4 1m
gを加え、4℃で1.5時間反応させた後、EIA法に
より21,24Glaヒトオステオカルシンの残存率(ペプチド
残存率)を測定した。比較のため21,24Gluヒトオステオ
カルシンについても同様にしてBaSO4 の吸着を調べ
た。結果を図1に示す。
ーに溶かし、この溶液0.5mlに対しBaSO4 1m
gを加え、4℃で1.5時間反応させた後、EIA法に
より21,24Glaヒトオステオカルシンの残存率(ペプチド
残存率)を測定した。比較のため21,24Gluヒトオステオ
カルシンについても同様にしてBaSO4 の吸着を調べ
た。結果を図1に示す。
【0052】実施例3(17,21,24Gla ヒトオステオカル
シンの合成) 17位のアミノ酸の導入において、Fmoc−Glu
(OtBu)に変えてL−Fmoc−Gla(OtB
u)2 を用いるほかは実施例2と同様にして保護ペプチ
ド樹脂900mgを得、このうち400mgを用いて、
実施例2と同様にして脱保護し、逆相HPLCにて精製
し、配列番号2に示すアミノ酸配列を有する17,21,24Gl
a ヒトオステオカルシン197mgを得た。
シンの合成) 17位のアミノ酸の導入において、Fmoc−Glu
(OtBu)に変えてL−Fmoc−Gla(OtB
u)2 を用いるほかは実施例2と同様にして保護ペプチ
ド樹脂900mgを得、このうち400mgを用いて、
実施例2と同様にして脱保護し、逆相HPLCにて精製
し、配列番号2に示すアミノ酸配列を有する17,21,24Gl
a ヒトオステオカルシン197mgを得た。
【0053】実施例4(ヒトオステオカルシン測定系の
標準物質としての性能評価) 抗体固定化ビーズの調製 ポリスチレン製ビーズ(直径6mm)をよく洗浄してか
ら、特願平1−30003号明細書記載の抗N20抗体2
0μg/mlの濃度を有するPBS溶液中に4℃の温度
で1昼夜放置した後、PBSで洗浄し、1%牛血清アル
ブミン(BSA)のPBS溶液中に、4℃の温度で1昼
夜放置してポストコーテイング処理をして、抗N20抗体
固定化ビーズを得た。
標準物質としての性能評価) 抗体固定化ビーズの調製 ポリスチレン製ビーズ(直径6mm)をよく洗浄してか
ら、特願平1−30003号明細書記載の抗N20抗体2
0μg/mlの濃度を有するPBS溶液中に4℃の温度
で1昼夜放置した後、PBSで洗浄し、1%牛血清アル
ブミン(BSA)のPBS溶液中に、4℃の温度で1昼
夜放置してポストコーテイング処理をして、抗N20抗体
固定化ビーズを得た。
【0054】HRP標識抗体の調製
先に出願した特願平1−30003号明細書の中で作成
したヒトオステオカルシンのC末端ペプチド(43Arg
−49Val)に対するポリクローナル抗体〔抗Ost−
C(7)〕の2.0mg/mlのPBS溶液1mlに、
1Mの酢酸緩衝液(pH4.2)100μlと、40μ
gのペプシンを20μlの同緩衝液に溶解して加え、3
7℃、4時間反応させた。
したヒトオステオカルシンのC末端ペプチド(43Arg
−49Val)に対するポリクローナル抗体〔抗Ost−
C(7)〕の2.0mg/mlのPBS溶液1mlに、
1Mの酢酸緩衝液(pH4.2)100μlと、40μ
gのペプシンを20μlの同緩衝液に溶解して加え、3
7℃、4時間反応させた。
【0055】反応終了後、PBSにて平衡化したセファ
デックスG25カラム(φ2cm×45cm)を用いて
分離しF(ab′)2 を採取した。F(ab′)2 の1
mg/ml0.01Mリン酸0.15MNaCl(pH
7.4)溶液2mlに、MBS10mg/mlの濃度の
ジメチルホルムアミド溶液50μlを添加し、25℃の
温度で30分間反応させた。次いでセファデックスG2
5を充填したカラムを用い、0.1Mリン酸緩衝液
(0.1MPB)(pH6.0)でゲル濾過を行い、マ
レイミド化抗体と未反応MBSとを分離した。
デックスG25カラム(φ2cm×45cm)を用いて
分離しF(ab′)2 を採取した。F(ab′)2 の1
mg/ml0.01Mリン酸0.15MNaCl(pH
7.4)溶液2mlに、MBS10mg/mlの濃度の
ジメチルホルムアミド溶液50μlを添加し、25℃の
温度で30分間反応させた。次いでセファデックスG2
5を充填したカラムを用い、0.1Mリン酸緩衝液
(0.1MPB)(pH6.0)でゲル濾過を行い、マ
レイミド化抗体と未反応MBSとを分離した。
【0056】一方、HRPの10mg/mlの0.1M
PB(pH6.5)溶液2mlにS−アセチルメルカプ
ト無水コハク酸の60mg/mlジメチルホルムアミド
溶液120μlを加え、25℃で2時間反応させた。次
に、0.1Mトリス−塩酸緩衝液(pH7.0)を80
0μl、0.1MEDTA160μl、1Mヒドロキシ
ルアミン1.6mlを加え、0℃で4分間反応させた。
その後、反応液をコロジオンバッグに入れ、0.1MP
B(pH6.0)、5mMEDTA含有溶液を用いて、
4℃で3日間透析し、チオール化HRPを得た。
PB(pH6.5)溶液2mlにS−アセチルメルカプ
ト無水コハク酸の60mg/mlジメチルホルムアミド
溶液120μlを加え、25℃で2時間反応させた。次
に、0.1Mトリス−塩酸緩衝液(pH7.0)を80
0μl、0.1MEDTA160μl、1Mヒドロキシ
ルアミン1.6mlを加え、0℃で4分間反応させた。
その後、反応液をコロジオンバッグに入れ、0.1MP
B(pH6.0)、5mMEDTA含有溶液を用いて、
4℃で3日間透析し、チオール化HRPを得た。
【0057】次に、マレイミド化抗体2mgとチオール
化HRP4mgとを混合し、コロジオンバッグを用いて
氷冷下に4〜10mg/mlの蛋白濃度になるまで濃縮
し、15〜20℃で一夜放置した。その液を、ウルトロ
ゲルACA 44(LKB社)を充填したカラムでゲル
濾過し、HRP標識抗Ost−C(7)抗体を得た。
化HRP4mgとを混合し、コロジオンバッグを用いて
氷冷下に4〜10mg/mlの蛋白濃度になるまで濃縮
し、15〜20℃で一夜放置した。その液を、ウルトロ
ゲルACA 44(LKB社)を充填したカラムでゲル
濾過し、HRP標識抗Ost−C(7)抗体を得た。
【0058】サンドイッチ法EIA測定系
で調製した抗N20抗体固定化ビーズ1個と、実施例2
で得た精製21,24Glaヒトオステオカルシンを0〜20n
g/mlの範囲で含有する1%BSA含有0.05MT
BS(pH8.0)200μlとで作成したHRP標
識抗体の1%BSA含有0.05MTBS(pH8.
0)溶液200μlとを、各試験管に添加して、25℃
の温度で2時間インキュベートした。次に試験管内の溶
液を吸引除去した後、0.05MTBS(pH8.0)
で洗浄してから、3,3′,5,5′−テトラメチルベ
ンジジン塩酸塩0.02%およびH2 O2 2.5mMを
含有する0.1Mリン酸/クエン酸緩衝液(pH4.
3)を0.4mlずつ各試験管に加え、25℃の温度で
30分間反応させた後、反応停止剤として1N硫酸水溶
液を1mlずつ加えて酸素反応を停止させた。次いで、
この溶液を分光光度計を用いて450nmの波長におけ
る吸収強度を測定した。
で得た精製21,24Glaヒトオステオカルシンを0〜20n
g/mlの範囲で含有する1%BSA含有0.05MT
BS(pH8.0)200μlとで作成したHRP標
識抗体の1%BSA含有0.05MTBS(pH8.
0)溶液200μlとを、各試験管に添加して、25℃
の温度で2時間インキュベートした。次に試験管内の溶
液を吸引除去した後、0.05MTBS(pH8.0)
で洗浄してから、3,3′,5,5′−テトラメチルベ
ンジジン塩酸塩0.02%およびH2 O2 2.5mMを
含有する0.1Mリン酸/クエン酸緩衝液(pH4.
3)を0.4mlずつ各試験管に加え、25℃の温度で
30分間反応させた後、反応停止剤として1N硫酸水溶
液を1mlずつ加えて酸素反応を停止させた。次いで、
この溶液を分光光度計を用いて450nmの波長におけ
る吸収強度を測定した。
【0059】天然ヒトオステオカルシンおよび21,24Glu
ヒトオステオカルシンについても同様にして吸収強度を
測定した。その結果を図2に示す。図2から本発明の合
成21,24Glaヒトオステオカルシンが、天然ヒトオステオ
カルシンと免疫学的に同一の反応性を示すことがわか
る。
ヒトオステオカルシンについても同様にして吸収強度を
測定した。その結果を図2に示す。図2から本発明の合
成21,24Glaヒトオステオカルシンが、天然ヒトオステオ
カルシンと免疫学的に同一の反応性を示すことがわか
る。
【0060】
【発明の効果】本発明は、反応収率の高い21,24Glaヒト
オステオカルシンおよび17,21,24Glaヒトオステオカル
シンの合成法ならびにヒトオステオカルシンの測定用標
準物質を提供することができる。
オステオカルシンおよび17,21,24Glaヒトオステオカル
シンの合成法ならびにヒトオステオカルシンの測定用標
準物質を提供することができる。
【0061】
【配列表】配列番号:1
配列の長さ:49
配列の型:アミノ酸
トポロジー:直鎖状
配列の種類:ペプチド
配列
Tyr Leu Tyr Gln Trp Leu Gly Ala Pro Val Pro Tyr Pro Asp Pro Leu Glu Pro
1 5 10 15
Arg Arg Gla Val Cys Gla Leu Asn Pro Asp Cys Asp Glu Leu Ala Asp His Ile
20 25 30 35
Gly Phe Gln Glu Ala Tyr Arg Arg Phe Tyr Gly Pro Val
40 45 49
【0062】配列番号:2
配列の長さ:49
配列の型:アミノ酸
トポロジー:直鎖状
配列の種類:ペプチド
配列
Tyr Leu Tyr Gln Trp Leu Gly Ala Pro Val Pro Tyr Pro Asp Pro Leu Gla Pro
1 5 10 15
Arg Arg Gla Val Cys Gla Leu Asn Pro Asp Cys Asp Glu Leu Ala Asp His Ile
20 25 30 35
Gly Phe Gln Glu Ala Tyr Arg Arg Phe Tyr Gly Pro Val
40 45 49
【図1】本発明の合成21,24Glaヒトオステオカルシンの
硫酸バリウム吸着を示すグラフである。
硫酸バリウム吸着を示すグラフである。
【図2】本発明の合成21,24Glaヒトオステオカルシンの
免疫学的反応性を示すグラフである。
免疫学的反応性を示すグラフである。
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(72)発明者 窪田 貴明
東京都日野市旭が丘4丁目3番2号 帝人
株式会社東京研究センター内
(72)発明者 岡田 昌宏
東京都日野市旭が丘4丁目3番2号 帝人
株式会社東京研究センター内
(72)発明者 細田 健治
東京都日野市旭が丘4丁目3番2号 帝人
株式会社東京研究センター内
(72)発明者 今泉 厚
東京都日野市旭が丘4丁目3番2号 帝人
株式会社東京研究センター内
Claims (6)
- 【請求項1】 下記配列番号1のアミノ酸配列を有する
合成21,24Glaヒトオステオカルシン。 (アミノ酸配列中、Gla はγ−カルボキシグルタミン酸
残基を示す。) - 【請求項2】 下記配列番号2のアミノ酸配列を有する
合成17,21,24Gla ヒトオステオカルシン。 (アミノ酸配列中、Gla はγ−カルボキシグルタミン酸
残基を示す。) - 【請求項3】 ヒトオステオカルシンのペプチド合成法
において、下記式(1) 【化1】 (式中、tBuはtert−ブチル基を示す)で示され
る保護L−γ−カルボキシグルタミン酸またはその塩を
用いてγ−カルボキシグルタミン酸を導入する請求項1
記載の21,24Glaヒトオステオカルシンまたはその塩の製
造方法。 - 【請求項4】 ヒトオステオカルシンのペプチド合成法
において、下記式(1) 【化2】 (式中、tBuはtert−ブチル基を示す)で示され
る保護L−γ−カルボキシグルタミン酸またはその塩を
用いてγ−カルボキシグルタミン酸を導入する請求項2
記載の17,21,24Gla ヒトオステオカルシンまたはその塩
の製造方法。 - 【請求項5】 ヒトオステオカルシンの免疫学的測定法
における標準物質用の請求項1記載の合成21,24Glaヒト
オステオカルシン。 - 【請求項6】 下記工程a〜hの組合せ 【化3】 (工程a〜h中、Fmocは9−フルオレニルメチルオ
キシカルボニル基を、tBuはt−ブチル基を、Bzl
はベンジル基を示す)による請求項3記載の式(1)で
示される保護L−γ−カルボキシグルタミン酸の製造方
法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21325191A JPH0532697A (ja) | 1991-07-31 | 1991-07-31 | 合成ヒトオステオカルシンおよびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21325191A JPH0532697A (ja) | 1991-07-31 | 1991-07-31 | 合成ヒトオステオカルシンおよびその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0532697A true JPH0532697A (ja) | 1993-02-09 |
Family
ID=16636012
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21325191A Withdrawn JPH0532697A (ja) | 1991-07-31 | 1991-07-31 | 合成ヒトオステオカルシンおよびその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0532697A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1997038309A1 (en) * | 1996-04-10 | 1997-10-16 | Eisai Co., Ltd. | ANTI-Glu17-OSTEOCALCIN ANTIBODY |
| US6599940B2 (en) | 2000-09-13 | 2003-07-29 | Georgetown University | Synthesis of 2-hydroxymethylglutamic acid and congeners thereof |
| WO2008108395A1 (ja) * | 2007-03-06 | 2008-09-12 | Takara Bio Inc. | オステオカルシン含有抽出物の製造方法 |
-
1991
- 1991-07-31 JP JP21325191A patent/JPH0532697A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1997038309A1 (en) * | 1996-04-10 | 1997-10-16 | Eisai Co., Ltd. | ANTI-Glu17-OSTEOCALCIN ANTIBODY |
| US6599940B2 (en) | 2000-09-13 | 2003-07-29 | Georgetown University | Synthesis of 2-hydroxymethylglutamic acid and congeners thereof |
| WO2008108395A1 (ja) * | 2007-03-06 | 2008-09-12 | Takara Bio Inc. | オステオカルシン含有抽出物の製造方法 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
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