JPH05326986A - センサ出力安定化回路 - Google Patents
センサ出力安定化回路Info
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- JPH05326986A JPH05326986A JP12379292A JP12379292A JPH05326986A JP H05326986 A JPH05326986 A JP H05326986A JP 12379292 A JP12379292 A JP 12379292A JP 12379292 A JP12379292 A JP 12379292A JP H05326986 A JPH05326986 A JP H05326986A
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 本発明は、検出素子の抵抗値のばらつきにも
とづく検出電圧の誤差の発生を防止し、正確な測定を可
能とするセンサ出力安定化回路を提供することを目的と
する。 【構成】 非反転増幅器1の出力端子6とマイナス側入
力端子7との間に、ブリッジ構成をなし抵抗値が検出物
理量で変化する検出素子2が接続され、マイナス側入力
端子7はセンシング抵抗3を介して接地されており、検
出素子2のブリッジの中間から検出電圧を出力するセン
サ出力回路において、センシング抵抗3は検出素子2と
同一のプロセスをもって同一基板上に形成されている。
とづく検出電圧の誤差の発生を防止し、正確な測定を可
能とするセンサ出力安定化回路を提供することを目的と
する。 【構成】 非反転増幅器1の出力端子6とマイナス側入
力端子7との間に、ブリッジ構成をなし抵抗値が検出物
理量で変化する検出素子2が接続され、マイナス側入力
端子7はセンシング抵抗3を介して接地されており、検
出素子2のブリッジの中間から検出電圧を出力するセン
サ出力回路において、センシング抵抗3は検出素子2と
同一のプロセスをもって同一基板上に形成されている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はセンサ出力回路の改良に
関する。特に、検出素子の抵抗値のばらつきにもとづく
検出電圧の誤差の発生を防止し、正確な測定を可能とす
るセンサ出力安定化回路を提供することを目的とする改
良に関する。
関する。特に、検出素子の抵抗値のばらつきにもとづく
検出電圧の誤差の発生を防止し、正確な測定を可能とす
るセンサ出力安定化回路を提供することを目的とする改
良に関する。
【0002】
【従来の技術】以下、図面を参照して従来技術に係るセ
ンサ出力回路について説明する。図7は従来技術に係る
センサ出力回路の構成図である。
ンサ出力回路について説明する。図7は従来技術に係る
センサ出力回路の構成図である。
【0003】図7参照 図において、1は非反転増幅器であり、4はこの非反転
増幅器1の出力端子6とマイナス側入力端子7との間に
接続される検出素子例えば強磁性薄膜磁気抵抗素子であ
る。この検出素子4はブリッジ構成をなし、ブリッジの
対向する辺における抵抗41・43と他の対向する辺におけ
る抵抗42・44とは相互に反対極性(正または負)の磁界
特性を有している。5は、上記の非反転増幅器1のマイ
ナス側入力端子7と接地との間に接続されるセンシング
抵抗である。8は、上記の非反転増幅器1のプラス側入
力端子である。9は、ブリッジの中間点相互間の電圧を
検出電圧V2 として出力する検出端子である。
増幅器1の出力端子6とマイナス側入力端子7との間に
接続される検出素子例えば強磁性薄膜磁気抵抗素子であ
る。この検出素子4はブリッジ構成をなし、ブリッジの
対向する辺における抵抗41・43と他の対向する辺におけ
る抵抗42・44とは相互に反対極性(正または負)の磁界
特性を有している。5は、上記の非反転増幅器1のマイ
ナス側入力端子7と接地との間に接続されるセンシング
抵抗である。8は、上記の非反転増幅器1のプラス側入
力端子である。9は、ブリッジの中間点相互間の電圧を
検出電圧V2 として出力する検出端子である。
【0004】つぎに、上記のセンサ出力回路の動作につ
いて説明する。この回路は、検出素子4の抵抗値に関係
なく一定な電流が非反転増幅器1から出力される定電流
回路であり、その一定な出力電流値は、入力電圧V1 を
センシング抵抗5の抵抗値で除した値である。検出素子
4を被測定磁界中に置くと、検出素子4のブリッジの各
辺の抵抗は上記の正または負の磁界特性にもとづいてそ
の抵抗値を変化するので、検出電圧V2 は、検出素子4
の抵抗41の抵抗値と抵抗42の抵抗値との差に上記の一定
な出力電流の1/2を乗じた値として検出される。とこ
ろで、上記のセンシング抵抗5は外付け抵抗であり温度
に対する抵抗値の変化はおゝむね無視できるが、検出素
子4の温度に対する抵抗値の変化は無視することができ
ないので、検出素子4の温度特性を補償する入力電圧V
1 を使用し、検出電圧が温度変化に影響されることを排
除している。
いて説明する。この回路は、検出素子4の抵抗値に関係
なく一定な電流が非反転増幅器1から出力される定電流
回路であり、その一定な出力電流値は、入力電圧V1 を
センシング抵抗5の抵抗値で除した値である。検出素子
4を被測定磁界中に置くと、検出素子4のブリッジの各
辺の抵抗は上記の正または負の磁界特性にもとづいてそ
の抵抗値を変化するので、検出電圧V2 は、検出素子4
の抵抗41の抵抗値と抵抗42の抵抗値との差に上記の一定
な出力電流の1/2を乗じた値として検出される。とこ
ろで、上記のセンシング抵抗5は外付け抵抗であり温度
に対する抵抗値の変化はおゝむね無視できるが、検出素
子4の温度に対する抵抗値の変化は無視することができ
ないので、検出素子4の温度特性を補償する入力電圧V
1 を使用し、検出電圧が温度変化に影響されることを排
除している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来技術に
係るセンサ出力回路においては、検出素子のプロセスに
もとづく抵抗値のばらつきがあり、これが原因して検出
電圧にばらつきが発生し、検出電圧の誤差を生ずると云
う欠点がある。
係るセンサ出力回路においては、検出素子のプロセスに
もとづく抵抗値のばらつきがあり、これが原因して検出
電圧にばらつきが発生し、検出電圧の誤差を生ずると云
う欠点がある。
【0006】本発明の目的は、この欠点を解消すること
にあり、検出電圧の抵抗値のばらつきにもとづく検出電
圧の誤差の発生を防止し、正確な測定を可能とするセン
サ出力安定化回路を提供することにある。
にあり、検出電圧の抵抗値のばらつきにもとづく検出電
圧の誤差の発生を防止し、正確な測定を可能とするセン
サ出力安定化回路を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的は下記の手段
のいずれによっても達成される。第1の手段は、非反転
増幅器(1)の出力端子(6)とマイナス側入力端子
(7)との間に、ブリッジ構成をなし抵抗値が検出物理
量で変化する検出素子(2)が接続され、前記のマイナ
ス側入力端子(7)はセンシング抵抗(3)を介して接
地されており、前記の検出素子(2)のブリッジの中間
から検出電圧を出力するセンサ出力回路において、前記
のセンシング抵抗(3)は前記の検出素子(2)と同一
のプロセスをもって同一基板上に形成されているセンサ
出力安定化回路である。
のいずれによっても達成される。第1の手段は、非反転
増幅器(1)の出力端子(6)とマイナス側入力端子
(7)との間に、ブリッジ構成をなし抵抗値が検出物理
量で変化する検出素子(2)が接続され、前記のマイナ
ス側入力端子(7)はセンシング抵抗(3)を介して接
地されており、前記の検出素子(2)のブリッジの中間
から検出電圧を出力するセンサ出力回路において、前記
のセンシング抵抗(3)は前記の検出素子(2)と同一
のプロセスをもって同一基板上に形成されているセンサ
出力安定化回路である。
【0008】上記の構成において、前記の検出素子
(2)が強磁性薄膜磁気抵抗素子よりなると効果は著し
い。また、上記の構成において、前記のセンシング抵抗
(3)は正負の磁界特性を有するエレメントを直列に接
続されており、磁界による抵抗変化が打消されると測定
精度はさらに向上する。
(2)が強磁性薄膜磁気抵抗素子よりなると効果は著し
い。また、上記の構成において、前記のセンシング抵抗
(3)は正負の磁界特性を有するエレメントを直列に接
続されており、磁界による抵抗変化が打消されると測定
精度はさらに向上する。
【0009】第2の手段は、第1のトランジスタ
(Q1 )に一定電流を通電する第1の定電流回路
(S1 )と、前記の第1のトランジスタ(Q1 )より容
量が大きく、ベースが前記の第1のトランジスタ
(Q1 )のベースに接続されている第2のトランジスタ
(Q2 )に、前記の第1の定電流回路と同じ一定電流を
通電する第2の定電流回路(S2 )と、前記の第1の定
電流回路(S1 )と前記の第2の定電流回路(S2 )と
における定電流を制御する定電流制御回路(S3 )と、
前記の第1のトランジスタ(Q1 )のエミッタと前記の
第2のトランジスタ(Q2 )のエミッタとの間に接続さ
れるセンシング抵抗(3)と、前記の第1のトランジス
タ(Q1 )のベースにベースが接続され、エミッタは前
記の第1のトランジスタ(Q 1 )のエミッタに接続さ
れ、コレクタは抵抗値が検出物理量で変化する検出素子
(2)を介して電源に接続される第3のトランジスタ
(Q3 )とを有し、前記の検出素子(2)の端子電圧を
もって検出電圧となし、前記のセンシング抵抗(3)は
前記の検出素子(2)と同一のプロセスをもって同一の
基板上に形成されているセンサ出力安定化回路である。
(Q1 )に一定電流を通電する第1の定電流回路
(S1 )と、前記の第1のトランジスタ(Q1 )より容
量が大きく、ベースが前記の第1のトランジスタ
(Q1 )のベースに接続されている第2のトランジスタ
(Q2 )に、前記の第1の定電流回路と同じ一定電流を
通電する第2の定電流回路(S2 )と、前記の第1の定
電流回路(S1 )と前記の第2の定電流回路(S2 )と
における定電流を制御する定電流制御回路(S3 )と、
前記の第1のトランジスタ(Q1 )のエミッタと前記の
第2のトランジスタ(Q2 )のエミッタとの間に接続さ
れるセンシング抵抗(3)と、前記の第1のトランジス
タ(Q1 )のベースにベースが接続され、エミッタは前
記の第1のトランジスタ(Q 1 )のエミッタに接続さ
れ、コレクタは抵抗値が検出物理量で変化する検出素子
(2)を介して電源に接続される第3のトランジスタ
(Q3 )とを有し、前記の検出素子(2)の端子電圧を
もって検出電圧となし、前記のセンシング抵抗(3)は
前記の検出素子(2)と同一のプロセスをもって同一の
基板上に形成されているセンサ出力安定化回路である。
【0010】第3の手段は、バンドギャップ型基準電圧
発生回路(S4 )が出力する基準電圧がトランジスタ
(Q4 )のベースに印加され、このトランジスタ
(Q4 )のコレクタは抵抗値が検出物理量で変化する検
出素子(2)を介して電源に接続され、エミッタはセン
シング抵抗(3)を介して接地されており、前記の検出
素子(2)の端子電圧をもって検出電圧となし、前記の
センシング抵抗(3)は前記の検出素子(2)と同一の
プロセスをもって同一基板上に形成されているセンサ出
力安定化回路である。
発生回路(S4 )が出力する基準電圧がトランジスタ
(Q4 )のベースに印加され、このトランジスタ
(Q4 )のコレクタは抵抗値が検出物理量で変化する検
出素子(2)を介して電源に接続され、エミッタはセン
シング抵抗(3)を介して接地されており、前記の検出
素子(2)の端子電圧をもって検出電圧となし、前記の
センシング抵抗(3)は前記の検出素子(2)と同一の
プロセスをもって同一基板上に形成されているセンサ出
力安定化回路である。
【0011】
【作用】本発明に係るセンサ出力安定化回路において
は、検出素子とセンシング抵抗とが同一のプロセスをも
って同一基板上に形成されるので、プロセスにもとづく
抵抗値のばらつきは検出素子とセンシング抵抗とで同一
であり、したがって、検出素子の抵抗値とセンシング抵
抗の抵抗値の比は同一である。よって検出素子のプロセ
スにもとづく抵抗値のばらつきがあっても検出電圧を一
定とすることができ、正確な測定が可能である。
は、検出素子とセンシング抵抗とが同一のプロセスをも
って同一基板上に形成されるので、プロセスにもとづく
抵抗値のばらつきは検出素子とセンシング抵抗とで同一
であり、したがって、検出素子の抵抗値とセンシング抵
抗の抵抗値の比は同一である。よって検出素子のプロセ
スにもとづく抵抗値のばらつきがあっても検出電圧を一
定とすることができ、正確な測定が可能である。
【0012】
【実施例】以下、図面を参照しつゝ本発明の3実施例に
係るセンサ出力安定化回路について説明する。
係るセンサ出力安定化回路について説明する。
【0013】図1は第1実施例(請求項1・2・3に対
応)に係るセンサ出力安定化回路の構成図である。 図1参照 図において、1は非反転増幅器であり、2はこの非反転
増幅器1の出力端子6とマイナス側入力端子7との間に
接続される検出素子例えば強磁性薄膜磁気抵抗素子であ
る。この検出素子2はブリッジ構成をなし、ブリッジの
対向する辺における抵抗21・23と他の対向する辺におけ
る抵抗22・24とは相互に反対極性(正または負)の磁界
特性を有している。3は上記の非反転増幅器1のマイナ
ス側入力端子7と接地との間に接続されるセンシング抵
抗である。このセンシング抵抗3は、磁界による抵抗値
の変化が正の抵抗と負の抵抗の直列接続をもって構成さ
れており、磁界による影響を排除している。上記の検出
素子2とセンシング抵抗3とは同一のプロセスをもって
同一基板(図の一点鎖線をもって示す。)上に形成され
る。8は上記の非反転増幅器1のプラス側入力端子であ
る。9はブリッジの中間点相互間の電圧を検出電圧V2
として出力する検出端子である。
応)に係るセンサ出力安定化回路の構成図である。 図1参照 図において、1は非反転増幅器であり、2はこの非反転
増幅器1の出力端子6とマイナス側入力端子7との間に
接続される検出素子例えば強磁性薄膜磁気抵抗素子であ
る。この検出素子2はブリッジ構成をなし、ブリッジの
対向する辺における抵抗21・23と他の対向する辺におけ
る抵抗22・24とは相互に反対極性(正または負)の磁界
特性を有している。3は上記の非反転増幅器1のマイナ
ス側入力端子7と接地との間に接続されるセンシング抵
抗である。このセンシング抵抗3は、磁界による抵抗値
の変化が正の抵抗と負の抵抗の直列接続をもって構成さ
れており、磁界による影響を排除している。上記の検出
素子2とセンシング抵抗3とは同一のプロセスをもって
同一基板(図の一点鎖線をもって示す。)上に形成され
る。8は上記の非反転増幅器1のプラス側入力端子であ
る。9はブリッジの中間点相互間の電圧を検出電圧V2
として出力する検出端子である。
【0014】図2は同一基板上に形成された検出素子2
とセンシング抵抗3の構成図である。 図2参照 図において、31・32は磁界による抵抗値の変化が相互に
反対極性(正または負)の変化をする抵抗であり、31・
32をもってセンシング抵抗3を構成する。その他の符号
の説明は図1の場合と同一である。
とセンシング抵抗3の構成図である。 図2参照 図において、31・32は磁界による抵抗値の変化が相互に
反対極性(正または負)の変化をする抵抗であり、31・
32をもってセンシング抵抗3を構成する。その他の符号
の説明は図1の場合と同一である。
【0015】つぎに本実施例に係るセンサ出力安定化回
路の動作について説明する。この回路は、検出素子2の
抵抗値に関係なく一定の電流が非反転増幅器1から出力
される定電流回路であり、その一定な出力電流値は入力
電圧V1 をセンシング抵抗3の抵抗値で除した値であ
る。検出素子2を被測定磁界中に置くと、検出素子2の
抵抗21と抵抗22とは反対極性(正または負)の磁界特性
を有しているので、被測定磁界の強度に対応して検出電
圧V2 が検出される。この検出電圧V2 の値は上記の抵
抗21の抵抗値と抵抗22の抵抗値との差に、非反転増幅器
1の一定な出力電流の1/2を乗じた値である。
路の動作について説明する。この回路は、検出素子2の
抵抗値に関係なく一定の電流が非反転増幅器1から出力
される定電流回路であり、その一定な出力電流値は入力
電圧V1 をセンシング抵抗3の抵抗値で除した値であ
る。検出素子2を被測定磁界中に置くと、検出素子2の
抵抗21と抵抗22とは反対極性(正または負)の磁界特性
を有しているので、被測定磁界の強度に対応して検出電
圧V2 が検出される。この検出電圧V2 の値は上記の抵
抗21の抵抗値と抵抗22の抵抗値との差に、非反転増幅器
1の一定な出力電流の1/2を乗じた値である。
【0016】ところで、検出素子2の出力電圧の温度特
性は−0.05%/℃であり、センシング抵抗の温度特
性は0.3%/℃であるので、温度特性が0.35%/
℃である入力電圧V1 を印加し、検出電圧V2 が温度変
化によって影響を受けるのを防止している。
性は−0.05%/℃であり、センシング抵抗の温度特
性は0.3%/℃であるので、温度特性が0.35%/
℃である入力電圧V1 を印加し、検出電圧V2 が温度変
化によって影響を受けるのを防止している。
【0017】検出素子2とセンシング抵抗3とは同一プ
ロセスをもって同一基板上に形成されているので、プロ
セスによる抵抗値のばらつきは検出素子2とセンシング
抵抗3とでおゝむね同一であり、検出素子2の抵抗値と
センシング抵抗3の抵抗値の比のばらつきは±1%以下
とすることができる。検出電圧V2 は検出素子2の抵抗
値とセンシング抵抗3の抵抗値の比に比例するから、検
出電圧V2 のばらつきを±1%以下にすることができ
る。従来技術においては、検出素子のプロセスにもとづ
く抵抗値のばらつきは±25%であり、他方、センシン
グ抵抗は一定の抵抗値のものが使用されるので、検出素
子の抵抗値とセンシング抵抗の抵抗値の比のばらつきは
±25%であり、検出電圧のばらつきも±25%とな
る。したがって、本発明に係るセンサ出力安定化回路を
使用すれば、従来技術に比べ著しく正確な測定が可能と
なる。
ロセスをもって同一基板上に形成されているので、プロ
セスによる抵抗値のばらつきは検出素子2とセンシング
抵抗3とでおゝむね同一であり、検出素子2の抵抗値と
センシング抵抗3の抵抗値の比のばらつきは±1%以下
とすることができる。検出電圧V2 は検出素子2の抵抗
値とセンシング抵抗3の抵抗値の比に比例するから、検
出電圧V2 のばらつきを±1%以下にすることができ
る。従来技術においては、検出素子のプロセスにもとづ
く抵抗値のばらつきは±25%であり、他方、センシン
グ抵抗は一定の抵抗値のものが使用されるので、検出素
子の抵抗値とセンシング抵抗の抵抗値の比のばらつきは
±25%であり、検出電圧のばらつきも±25%とな
る。したがって、本発明に係るセンサ出力安定化回路を
使用すれば、従来技術に比べ著しく正確な測定が可能と
なる。
【0018】なお、センシング抵抗3にトリミング部を
設け、抵抗値の微調整を可能として、出力電圧V2 を調
整することも可能である。
設け、抵抗値の微調整を可能として、出力電圧V2 を調
整することも可能である。
【0019】図3・図4は第2実施例(請求項4に対
応)に係るセンサ出力安定化回路の構成図である。 図3・図4参照 本実施例は第1実施例における非反転増幅器を使用せ
ず、モノシリック化した回路をもって構成されるセンサ
出力安定化回路である。
応)に係るセンサ出力安定化回路の構成図である。 図3・図4参照 本実施例は第1実施例における非反転増幅器を使用せ
ず、モノシリック化した回路をもって構成されるセンサ
出力安定化回路である。
【0020】図において、Q1 は第1のトランジスタで
あり、Q2 はこの第1のトランジスタQ1 より容量の大
きい第2のトランジスタである。S1 は上記の第1のト
ランジスタQ1 に一定電流を通電する第1の定電流回路
であり、S2 は上記の第2のトランジスタQ2 に一定電
流を通電する第2の定電流回路である。S3 は上記の第
1の定電流回路と上記の第2の定電流回路の定電流を制
御する定電流回路である。Q3 は第3のトランジスタで
ある。この第3のトランジスタQ3 のベースは、上記の
第1・第2のトランジスタQ2 ・Q3 のベースと相互に
接続されており、第3のトランジスタQ3 のエミッタは
第1のトランジスタQ1 のエミッタに接続されている。
2は、上記の第3のトランジスタQ3 のコレクタと電源
との間に接続される検出素子であり、この検出素子2は
抵抗値が検出物理量で変化する。そして、この検出素子
2の端子電圧が検出電圧V2 として出力される。3は上
記の第1のトランジスタQ1 のエミッタと第2のトラン
ジスタQ2 のエミッタとの間に接続されるセンシング抵
抗である。また、Qはトランジスタであり、Rは抵抗で
ある。
あり、Q2 はこの第1のトランジスタQ1 より容量の大
きい第2のトランジスタである。S1 は上記の第1のト
ランジスタQ1 に一定電流を通電する第1の定電流回路
であり、S2 は上記の第2のトランジスタQ2 に一定電
流を通電する第2の定電流回路である。S3 は上記の第
1の定電流回路と上記の第2の定電流回路の定電流を制
御する定電流回路である。Q3 は第3のトランジスタで
ある。この第3のトランジスタQ3 のベースは、上記の
第1・第2のトランジスタQ2 ・Q3 のベースと相互に
接続されており、第3のトランジスタQ3 のエミッタは
第1のトランジスタQ1 のエミッタに接続されている。
2は、上記の第3のトランジスタQ3 のコレクタと電源
との間に接続される検出素子であり、この検出素子2は
抵抗値が検出物理量で変化する。そして、この検出素子
2の端子電圧が検出電圧V2 として出力される。3は上
記の第1のトランジスタQ1 のエミッタと第2のトラン
ジスタQ2 のエミッタとの間に接続されるセンシング抵
抗である。また、Qはトランジスタであり、Rは抵抗で
ある。
【0021】つぎに、本実施例の回路の動作について説
明する。図の接続点10に発生する電圧をセンシング抵抗
3の抵抗値で除した電流に比例する電流が検出素子2に
流れる。したがって、検出素子2の端子に発生する検出
電圧V2 は検出素子2の抵抗値とセンシング抵抗3の抵
抗値の比に比例する。上記の接続点10に発生する電圧は
0.35%/℃の温度特性を有しており、センシング抵
抗3は0.3%/℃の温度特性を有するので、センシン
グ抵抗3に流れる電流は0.05%/℃の温度特性を有
することになる。したがって、トランジスタQ3 のコレ
クタ電流は0.05%/℃の温度特性を有する。一方、
検出素子2の抵抗の温度特性は−0.05%/℃である
から、検出電圧V2 は温度変化に影響されないことにな
る。また、検出素子2とセンシング抵抗3とは、同一の
プロセスをもって同一基板上に形成されるから、プロセ
スによる抵抗値のずれは検出素子2とセンシング抵抗3
とでおゝむね同一であり、これら両抵抗値の比はおゝむ
ね一定である。このため、検出電圧のばらつきは±1%
以下で極めて僅少であり、正確な測定が可能となる。
明する。図の接続点10に発生する電圧をセンシング抵抗
3の抵抗値で除した電流に比例する電流が検出素子2に
流れる。したがって、検出素子2の端子に発生する検出
電圧V2 は検出素子2の抵抗値とセンシング抵抗3の抵
抗値の比に比例する。上記の接続点10に発生する電圧は
0.35%/℃の温度特性を有しており、センシング抵
抗3は0.3%/℃の温度特性を有するので、センシン
グ抵抗3に流れる電流は0.05%/℃の温度特性を有
することになる。したがって、トランジスタQ3 のコレ
クタ電流は0.05%/℃の温度特性を有する。一方、
検出素子2の抵抗の温度特性は−0.05%/℃である
から、検出電圧V2 は温度変化に影響されないことにな
る。また、検出素子2とセンシング抵抗3とは、同一の
プロセスをもって同一基板上に形成されるから、プロセ
スによる抵抗値のずれは検出素子2とセンシング抵抗3
とでおゝむね同一であり、これら両抵抗値の比はおゝむ
ね一定である。このため、検出電圧のばらつきは±1%
以下で極めて僅少であり、正確な測定が可能となる。
【0022】図5・図6は第3実施例(請求項5に対
応)に係るセンサ出力安定化回路の構成図である。 図5・図6参照 本実施例も第1実施例における非反転増幅器を使用せ
ず、モノシリック化した回路をもって構成されるセンサ
出力安定化回路である。
応)に係るセンサ出力安定化回路の構成図である。 図5・図6参照 本実施例も第1実施例における非反転増幅器を使用せ
ず、モノシリック化した回路をもって構成されるセンサ
出力安定化回路である。
【0023】図において、S4 はバンドギャップ型基準
電圧発生回路である。バンドギャップとは絶対零度(−
273.18℃)における物質固有の電圧で、シリコン
の場合は、1.205Vである。この電圧は負の温度係
数(約−2.5mV/℃)を有し、常温で約0.7Vに
なる。バンドギャップ型基準電圧発生回路とは、この約
0.7Vの電圧に+2.5mV/℃の温度係数を有する
回路を付加して常に一定の1.24Vの電圧を発生する
回路を云う。Q4 は上記のバンドギャップ型基準電圧発
生回路S4 が発生する基準電圧をベースに印加されるト
ランジスタである。2は抵抗値が検出物理量で変化する
検出素子であり、3はセンシング抵抗である。また、Q
はトランジスタであり、Rは抵抗であり、Cはキャパシ
タである。
電圧発生回路である。バンドギャップとは絶対零度(−
273.18℃)における物質固有の電圧で、シリコン
の場合は、1.205Vである。この電圧は負の温度係
数(約−2.5mV/℃)を有し、常温で約0.7Vに
なる。バンドギャップ型基準電圧発生回路とは、この約
0.7Vの電圧に+2.5mV/℃の温度係数を有する
回路を付加して常に一定の1.24Vの電圧を発生する
回路を云う。Q4 は上記のバンドギャップ型基準電圧発
生回路S4 が発生する基準電圧をベースに印加されるト
ランジスタである。2は抵抗値が検出物理量で変化する
検出素子であり、3はセンシング抵抗である。また、Q
はトランジスタであり、Rは抵抗であり、Cはキャパシ
タである。
【0024】つぎに、本実施例の回路の動作について説
明する。図の接続点11には、バンドギャップリファレン
スにより発生する電圧が現れる。この電圧は、温度によ
って変化しない一定な1.24Vである。そこで、トラ
ンジスタQ4 のエミッタに発生する電圧は、1.24×
(1+R202 /R201 )となって、温度によって変化し
ない。ところが、一般にトランジスタのベース・エミッ
タ間に発生する電圧は−2mV/℃であり、おゝむね一
定であり、ばらつかない。したがって、トランジスタQ
4 のエミッタ電圧は、温度変化に対して一定の傾斜をも
って変化することになり、上記の抵抗値R201 またはR
202 を適切に選択すれば、センシング抵抗3の温度特性
をおゝむね補償することができる。その結果、センシン
グ抵抗3を流れる電流をおゝむね一定とすることができ
る。一方、検出素子2の抵抗値の温度係数は極めて小さ
いので、検出素子2における電圧降下である検出電圧V
2は温度の影響を殆ど受けない。また、検出電圧V2 は
検出素子2の抵抗値とセンシング抵抗3の抵抗値の比に
比例するので、検出素子2とセンシング抵抗3とが同一
プロセスをもって同一基板上に形成される本実施例にお
いては、検出電圧V 2 のプロセスにもとづくばらつきを
±1%以下にすることができる。
明する。図の接続点11には、バンドギャップリファレン
スにより発生する電圧が現れる。この電圧は、温度によ
って変化しない一定な1.24Vである。そこで、トラ
ンジスタQ4 のエミッタに発生する電圧は、1.24×
(1+R202 /R201 )となって、温度によって変化し
ない。ところが、一般にトランジスタのベース・エミッ
タ間に発生する電圧は−2mV/℃であり、おゝむね一
定であり、ばらつかない。したがって、トランジスタQ
4 のエミッタ電圧は、温度変化に対して一定の傾斜をも
って変化することになり、上記の抵抗値R201 またはR
202 を適切に選択すれば、センシング抵抗3の温度特性
をおゝむね補償することができる。その結果、センシン
グ抵抗3を流れる電流をおゝむね一定とすることができ
る。一方、検出素子2の抵抗値の温度係数は極めて小さ
いので、検出素子2における電圧降下である検出電圧V
2は温度の影響を殆ど受けない。また、検出電圧V2 は
検出素子2の抵抗値とセンシング抵抗3の抵抗値の比に
比例するので、検出素子2とセンシング抵抗3とが同一
プロセスをもって同一基板上に形成される本実施例にお
いては、検出電圧V 2 のプロセスにもとづくばらつきを
±1%以下にすることができる。
【0025】
【発明の効果】以下説明したとおり、本発明に係るセン
サ出力安定化回路においては、検出素子とセンシング抵
抗とが同一プロセスをもって同一基板上に形成されるの
でプロセスによる抵抗値のばらつきが検出素子とセンシ
ング抵抗とでおゝむね同一である。検出電圧は検出素子
の抵抗値とセンシング抵抗値の比に比例するので、プロ
セスによる検出電圧のばらつきを±1%以下にすること
ができ、従来技術における±25%の検出電圧のばらつ
きに比べ著しく少ない。
サ出力安定化回路においては、検出素子とセンシング抵
抗とが同一プロセスをもって同一基板上に形成されるの
でプロセスによる抵抗値のばらつきが検出素子とセンシ
ング抵抗とでおゝむね同一である。検出電圧は検出素子
の抵抗値とセンシング抵抗値の比に比例するので、プロ
セスによる検出電圧のばらつきを±1%以下にすること
ができ、従来技術における±25%の検出電圧のばらつ
きに比べ著しく少ない。
【0026】したがって、本発明は、検出素子の抵抗値
のばらつきにもとづく検出電圧の誤差の発生を防止し、
正確な測定を可能とするセンサ出力安定化回路を提供す
ることができる。
のばらつきにもとづく検出電圧の誤差の発生を防止し、
正確な測定を可能とするセンサ出力安定化回路を提供す
ることができる。
【図1】本発明の第1実施例に係るセンサ出力安定化回
路の構成図である。
路の構成図である。
【図2】本発明に係るセンサ出力安定化回路の検出素子
とセンシング抵抗の構成図である。
とセンシング抵抗の構成図である。
【図3】本発明の第2実施例に係るセンサ出力安定化回
路の構成図である。
路の構成図である。
【図4】本発明の第2実施例に係るセンサ出力安定化回
路の構成図である。
路の構成図である。
【図5】本発明の第3実施例に係るセンサ出力安定化回
路の構成図である。
路の構成図である。
【図6】本発明の第3実施例に係るセンサ出力安定化回
路の構成図である。
路の構成図である。
【図7】従来技術に係るセンサ出力回路の構成図であ
る。
る。
1 非反転増幅器 2 検出素子(本発明) 3 センシング抵抗(本発明) 4 検出素子(従来技術) 5 センシング抵抗(従来技術) 6 非反転増幅器の出力端子 7 非反転増幅器のマイナス側入力端子 8 非反転増幅器のプラス側入力端子 9 検出端子 10・11 接続点 S1 第1の定電流回路 S2 第2の定電流回路 S3 定電流制御回路 S4 バンドギャップ型基準電圧発生回路 Q1 ・Q2 ・Q3 ・Q4 トランジスタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 丹治 成生 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内 (72)発明者 遠藤 みち子 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内 (72)発明者 清水 勝哉 愛知県春日井市高蔵寺町2丁目1844番2 富士通ヴィエルエスアイ株式会社内
Claims (5)
- 【請求項1】 非反転増幅器(1)の出力端子(6)と
マイナス側入力端子(7)との間に、ブリッジ構成をな
し抵抗値が検出物理量で変化する検出素子(2)が接続
され、前記マイナス側入力端子(7)はセンシング抵抗
(3)を介して接地されてなり、前記検出素子(2)の
ブリッジの中間から検出電圧を出力するセンサ出力回路
において、 前記センシング抵抗(3)は前記検出素子(2)と同一
のプロセスをもって同一基板上に形成されてなることを
特徴とするセンサ出力安定化回路。 - 【請求項2】 前記検出素子(2)は強磁性薄膜磁気抵
抗素子よりなることを特徴とする請求項1記載のセンサ
出力安定化回路。 - 【請求項3】 前記センシング抵抗(3)は正負の磁界
特性を有するエレメントを直列に接続されてなり、磁界
による抵抗変化が打消されてなることを特徴とする請求
項2記載のセンサ出力安定化回路。 - 【請求項4】 第1のトランジスタ(Q1 )に一定電流
を通電する第1の定電流回路(S1 )と、前記第1のト
ランジスタ(Q1 )より容量が大きく、ベースが前記第
1のトランジスタ(Q1 )のベースに接続されてなる第
2のトランジスタ(Q2 )に、前記第1の定電流回路と
同じ一定電流を通電する第2の定電流回路(S2 )と、
前記第1の定電流回路(S1 )と前記第2の定電流回路
(S2)とにおける定電流を制御する定電流制御回路
(S3 )と、前記第1のトランジスタ(Q1 )のエミッ
タと前記第2のトランジスタ(Q2 )のエミッタとの間
に接続されるセンシング抵抗(3)と、前記第1のトラ
ンジスタ(Q1 )のベースにベースが接続され、エミッ
タは前記第1のトランジスタ(Q1 )のエミッタに接続
され、コレクタは抵抗値が検出物理量で変化する検出素
子(2)を介して電源に接続される第3のトランジスタ
(Q3 )とを有し、前記検出素子(2)の端子電圧をも
って検出電圧となし、前記センシング抵抗(3)は前記
検出素子(2)と同一のプロセスをもって同一の基板上
に形成されてなることを特徴とするセンサ出力安定化回
路。 - 【請求項5】 バンドギャップ型基準電圧発生回路(S
4 )が出力する基準電圧がトランジスタ(Q4 )のベー
スに印加され、該トランジスタ(Q4 )のコレクタは抵
抗値が検出物理量で変化する検出素子(2)を介して電
源に接続され、エミッタはセンシング抵抗(3)を介し
て接地されてなり、前記検出素子(2)の端子電圧をも
って検出電圧となし、前記センシング抵抗(3)は前記
検出素子(2)と同一のプロセスをもって同一基板上に
形成されてなることを特徴とするセンサ出力安定化回
路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12379292A JPH05326986A (ja) | 1992-05-15 | 1992-05-15 | センサ出力安定化回路 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12379292A JPH05326986A (ja) | 1992-05-15 | 1992-05-15 | センサ出力安定化回路 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05326986A true JPH05326986A (ja) | 1993-12-10 |
Family
ID=14869424
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12379292A Withdrawn JPH05326986A (ja) | 1992-05-15 | 1992-05-15 | センサ出力安定化回路 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05326986A (ja) |
-
1992
- 1992-05-15 JP JP12379292A patent/JPH05326986A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19990803 |