JPH05327064A - レーザ装置 - Google Patents
レーザ装置Info
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- JPH05327064A JPH05327064A JP12855192A JP12855192A JPH05327064A JP H05327064 A JPH05327064 A JP H05327064A JP 12855192 A JP12855192 A JP 12855192A JP 12855192 A JP12855192 A JP 12855192A JP H05327064 A JPH05327064 A JP H05327064A
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- discharge
- high frequency
- power supply
- discharge electrodes
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 放電電極における放電面部分以外での電磁波
の放射を防止してエネルギ損失を低減する。 【構成】 放電電極16a,16bの放電面を除いた部
分を誘電体15a,15bにより包囲するようにして外
部胴体11内に取り付ける。放電電極16a,16bは
それぞれ給電線21a,21bを介して高周波電源20
に接続される。高周波電源20は、給電線21a,21
bに互いに位相が反転された所謂平衡給電を行なう。放
電電極16a,16bは、高周波電源20から給電され
ると、対向する放電面部分で放電を行なってレーザ光を
出力させ、他の部分では誘電体15a,15bがコンデ
ンサとして作用して電磁波の放射が阻止される。これに
より、エネルギ損失を極力低減して効率良くレーザ発振
動作ができる。
の放射を防止してエネルギ損失を低減する。 【構成】 放電電極16a,16bの放電面を除いた部
分を誘電体15a,15bにより包囲するようにして外
部胴体11内に取り付ける。放電電極16a,16bは
それぞれ給電線21a,21bを介して高周波電源20
に接続される。高周波電源20は、給電線21a,21
bに互いに位相が反転された所謂平衡給電を行なう。放
電電極16a,16bは、高周波電源20から給電され
ると、対向する放電面部分で放電を行なってレーザ光を
出力させ、他の部分では誘電体15a,15bがコンデ
ンサとして作用して電磁波の放射が阻止される。これに
より、エネルギ損失を極力低減して効率良くレーザ発振
動作ができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、対向配置される一対の
放電電極間に電界を印加してレーザガスを励起すること
によりレーザ光を発生させるレーザ装置に関する。
放電電極間に電界を印加してレーザガスを励起すること
によりレーザ光を発生させるレーザ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種のレーザ装置の従来構成の一例を
図3に示す。
図3に示す。
【0003】図3において、断面が矩形状をなす外部風
洞1内には、断面が略U字状をなしステンレス,鉄或は
アルミニウム製の内部風洞2が設けられている。外部風
洞1の上面中央部にはセラミックスなどからなる平板状
をなす誘電体3aが設けられ、内部風洞2の上面中央部
には、誘電体3aと対をなす平板状の誘電体3bが対向
する位置に所定間隔を存して配設されている。
洞1内には、断面が略U字状をなしステンレス,鉄或は
アルミニウム製の内部風洞2が設けられている。外部風
洞1の上面中央部にはセラミックスなどからなる平板状
をなす誘電体3aが設けられ、内部風洞2の上面中央部
には、誘電体3aと対をなす平板状の誘電体3bが対向
する位置に所定間隔を存して配設されている。
【0004】これら誘電体3a,3bはそれぞれ外部風
洞1および内部風洞2に気密状態に取り付けられてお
り、外部風洞1と内部風洞2との間の空間領域Aは外部
空間に対して気密状態に形成されている。
洞1および内部風洞2に気密状態に取り付けられてお
り、外部風洞1と内部風洞2との間の空間領域Aは外部
空間に対して気密状態に形成されている。
【0005】誘電体3aの上面中央部には放電電極4a
が固定され、誘電体3bの下面中央部には放電電極4b
が固定され、それぞれ放電電極4a,4bは高周波電源
5に接続されている。また、内部風洞2の内側は外部空
間と連通した状態に形成されている。
が固定され、誘電体3bの下面中央部には放電電極4b
が固定され、それぞれ放電電極4a,4bは高周波電源
5に接続されている。また、内部風洞2の内側は外部空
間と連通した状態に形成されている。
【0006】外部風洞1と内部風洞2との間の空間領域
Aには、レーザガスが封入されており、外部風洞1の内
底部には送風機6および熱交換器7が配設されている。
そして、空間領域A内のレーザガスは送風機6により矢
印P方向に循環され、送風機6に隣接した位置でレーザ
ガスの循環経路に配設された熱交換器7を通過するとき
に冷却されるようになっている。
Aには、レーザガスが封入されており、外部風洞1の内
底部には送風機6および熱交換器7が配設されている。
そして、空間領域A内のレーザガスは送風機6により矢
印P方向に循環され、送風機6に隣接した位置でレーザ
ガスの循環経路に配設された熱交換器7を通過するとき
に冷却されるようになっている。
【0007】上記構成において、高周波電源5により放
電電極4a,4b間に高周波電圧が印加されると、誘電
体3a,3bを介してこれらの間に高周波放電が生じ、
これにより空間領域A内のレーザガスが励起されて図中
紙面垂直方向にレーザ光8が発生する。
電電極4a,4b間に高周波電圧が印加されると、誘電
体3a,3bを介してこれらの間に高周波放電が生じ、
これにより空間領域A内のレーザガスが励起されて図中
紙面垂直方向にレーザ光8が発生する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このように
放電電極4a,4b間に高周波電圧を印加して高周波放
電を行なうレーザ装置においては、放電電極4a,4b
或はこれらへの高周波電源5からの給電線がアンテナと
して作用し、外部に電磁波として出力してしまうことが
あり、これにより、放電電極4a,4b間に放電させる
エネルギ以外に、電磁波としての放射エネルギが消費さ
れるので、電力損失が大きくなる不具合がある。
放電電極4a,4b間に高周波電圧を印加して高周波放
電を行なうレーザ装置においては、放電電極4a,4b
或はこれらへの高周波電源5からの給電線がアンテナと
して作用し、外部に電磁波として出力してしまうことが
あり、これにより、放電電極4a,4b間に放電させる
エネルギ以外に、電磁波としての放射エネルギが消費さ
れるので、電力損失が大きくなる不具合がある。
【0009】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
で、その目的は、放電電極からレーザ発振のための放電
以外に電磁波としてのエネルギを放射させることを極力
低減して発振効率の良いレーザ装置を提供するにある。
で、その目的は、放電電極からレーザ発振のための放電
以外に電磁波としてのエネルギを放射させることを極力
低減して発振効率の良いレーザ装置を提供するにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、対向配置され
る一対の放電電極間に電界を印加してレーザガスを励起
しこれによりレーザ光を発生させるようにしたレーザ装
置を対象とするものであり、前記放電電極のそれぞれに
その放電面部分および給電線部分を除いた部分を包囲す
るように配置された誘電体と、この誘電体を介した状態
で前記放電電極を包囲するように配置された金属製の電
磁遮蔽手段と、前記一対の各放電電極に対して互いに位
相が反転した交流電圧を印加する交流電源とを設けて構
成したところに特徴を有する。
る一対の放電電極間に電界を印加してレーザガスを励起
しこれによりレーザ光を発生させるようにしたレーザ装
置を対象とするものであり、前記放電電極のそれぞれに
その放電面部分および給電線部分を除いた部分を包囲す
るように配置された誘電体と、この誘電体を介した状態
で前記放電電極を包囲するように配置された金属製の電
磁遮蔽手段と、前記一対の各放電電極に対して互いに位
相が反転した交流電圧を印加する交流電源とを設けて構
成したところに特徴を有する。
【0011】
【作用】本発明のレーザ装置によれば、対向する一対の
放電電極間には、互いに位相が反転した交流電圧が印加
され、これにより、対向する放電面間で行なわれる放電
でレーザガスが励起され、レーザ光が発生される。そし
て、各放電電極において、放電面を除いた部分は、誘電
体を介して金属製の電磁遮蔽手段により包囲された状態
にあるので、放電電極をアンテナとして外部に電磁波が
放射されることがなくなり、エネルギ損失が低減され
る。
放電電極間には、互いに位相が反転した交流電圧が印加
され、これにより、対向する放電面間で行なわれる放電
でレーザガスが励起され、レーザ光が発生される。そし
て、各放電電極において、放電面を除いた部分は、誘電
体を介して金属製の電磁遮蔽手段により包囲された状態
にあるので、放電電極をアンテナとして外部に電磁波が
放射されることがなくなり、エネルギ損失が低減され
る。
【0012】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図1および
図2を参照して説明する。
図2を参照して説明する。
【0013】全体構成を示す図1において、偏平な矩形
容器状をなす金属製の外部胴体11は、内壁の上面部1
1aおよび下面部11bからそれぞれ2枚の仕切壁12
a,12bが一体に設けられており、内部を長尺状の3
つの室に分割している。
容器状をなす金属製の外部胴体11は、内壁の上面部1
1aおよび下面部11bからそれぞれ2枚の仕切壁12
a,12bが一体に設けられており、内部を長尺状の3
つの室に分割している。
【0014】3つの室のうち、中央部の室は、電磁遮蔽
手段としての仕切壁12a,12aで囲まれた部分が電
極配置部13aとされ、仕切壁12b,12bで囲まれ
た部分が電極配置部13bとされている。また、電極配
置部13a,13bの両側の室は、ガスリザーブ部14
a,14bとされており、これらは、それぞれ隣接する
電極配置部13a,13bと仕切壁12a,12bとの
隙間部分で連通した状態に形成されている。
手段としての仕切壁12a,12aで囲まれた部分が電
極配置部13aとされ、仕切壁12b,12bで囲まれ
た部分が電極配置部13bとされている。また、電極配
置部13a,13bの両側の室は、ガスリザーブ部14
a,14bとされており、これらは、それぞれ隣接する
電極配置部13a,13bと仕切壁12a,12bとの
隙間部分で連通した状態に形成されている。
【0015】電極配置部13a,13bのそれぞれに
は、その断面凹状をなす周壁部分を覆うようにしてセラ
ミックス等からなる誘電体15a,15bが気密状態で
取り付けられている。そして、これらの誘電体15a,
15bの内側部分には、長尺板状をなす放電電極16
a,16bが所定間隔(5mm以下の寸法で例えば2.
25mm)を存して対向するように取り付けられてい
る。そして、放電電極16a,16bの間には薄板状の
放電空間Bが形成されている。
は、その断面凹状をなす周壁部分を覆うようにしてセラ
ミックス等からなる誘電体15a,15bが気密状態で
取り付けられている。そして、これらの誘電体15a,
15bの内側部分には、長尺板状をなす放電電極16
a,16bが所定間隔(5mm以下の寸法で例えば2.
25mm)を存して対向するように取り付けられてい
る。そして、放電電極16a,16bの間には薄板状の
放電空間Bが形成されている。
【0016】この場合、誘電体15a,15bは放電電
極16a,16bと仕切壁12a,12bとの間の部分
でその放電面部分よりも突出するように形成されてお
り、従って、誘電体15aと15bとが対向する部分の
間隔は放電空間Bの厚さよりも小さく設定されている。
極16a,16bと仕切壁12a,12bとの間の部分
でその放電面部分よりも突出するように形成されてお
り、従って、誘電体15aと15bとが対向する部分の
間隔は放電空間Bの厚さよりも小さく設定されている。
【0017】各放電電極16a,16bには、内部に冷
却水流通用の空間部17a,17bがそれぞれ形成さ
れ、外部と連通する図示しない2個の孔部が形成されて
いる。放電電極16aにおいては、図示のように、2個
の孔部は誘電体15aおよび外部胴体11の上面部11
aを介して連通された冷却水流入口18および冷却水流
出口19に連結されており、図示はしないが、放電電極
16bについても同様に構成されている。
却水流通用の空間部17a,17bがそれぞれ形成さ
れ、外部と連通する図示しない2個の孔部が形成されて
いる。放電電極16aにおいては、図示のように、2個
の孔部は誘電体15aおよび外部胴体11の上面部11
aを介して連通された冷却水流入口18および冷却水流
出口19に連結されており、図示はしないが、放電電極
16bについても同様に構成されている。
【0018】そして、外部から冷却水流入口18に冷却
水が流入されると、放電電極16aの空間部17aを流
通した後、冷却水流出口19から流出するようになって
おり、冷却水が流通する間に放電電極16aが冷却され
ると共に、放電電極16aの近傍のレーザガスが冷却さ
れるようになっている。
水が流入されると、放電電極16aの空間部17aを流
通した後、冷却水流出口19から流出するようになって
おり、冷却水が流通する間に放電電極16aが冷却され
ると共に、放電電極16aの近傍のレーザガスが冷却さ
れるようになっている。
【0019】また、放電電極16a,16bのそれぞれ
には、交流電源としての高周波電源20の出力端子間に
給電線21a,21bを介して接続されており、例えば
周波数が10MHzないし1GHzの範囲内の高周波電
圧が印加されるようになている。この場合、高周波電源
20は、各給電線21a,21bに対して、互いに位相
が反転した高周波電圧を印加する所謂平衡給電を行なう
ようになっている。
には、交流電源としての高周波電源20の出力端子間に
給電線21a,21bを介して接続されており、例えば
周波数が10MHzないし1GHzの範囲内の高周波電
圧が印加されるようになている。この場合、高周波電源
20は、各給電線21a,21bに対して、互いに位相
が反転した高周波電圧を印加する所謂平衡給電を行なう
ようになっている。
【0020】ガスリザーブ部14a,14bの内周壁部
には例えば合成ゼオライトと呼ばれる無機多孔性物質2
2が設けられている。この無機多孔性物質22は、レー
ザガスとしての二酸化炭素ガスが吸着可能な物質で、予
め所定量の二酸化炭素を吸着させた状態とされている。
そして、外部胴体11の内部は、放電電極16a,16
b部分およびガスリザーブ部14a,14bに、所定濃
度および圧力のレーザガスとしての二酸化炭素が気密状
態で封入されている。
には例えば合成ゼオライトと呼ばれる無機多孔性物質2
2が設けられている。この無機多孔性物質22は、レー
ザガスとしての二酸化炭素ガスが吸着可能な物質で、予
め所定量の二酸化炭素を吸着させた状態とされている。
そして、外部胴体11の内部は、放電電極16a,16
b部分およびガスリザーブ部14a,14bに、所定濃
度および圧力のレーザガスとしての二酸化炭素が気密状
態で封入されている。
【0021】レーザ光を共振させるための出力鏡23お
よび後部鏡24は、放電空間Bを長手方向で挟むように
して対向状態に配置されている。この場合、出力鏡23
は、凸状の全反射面を有し、放電空間Bの端部側を部分
的にカバーしており、後部鏡24は凹状の全反射面を有
し放電空間Bの後方端面部をカバーしている。
よび後部鏡24は、放電空間Bを長手方向で挟むように
して対向状態に配置されている。この場合、出力鏡23
は、凸状の全反射面を有し、放電空間Bの端部側を部分
的にカバーしており、後部鏡24は凹状の全反射面を有
し放電空間Bの後方端面部をカバーしている。
【0022】図2は、放電電極16aと給電線21aと
の接続部分のシール構造を示すもので、放電電極16b
についても全く同様の構成となっている。この図2にお
いて、放電電極16aの上面側には、棒状をなす給電線
21aがねじ等(溶接により結合しても良い)により結
合されている。
の接続部分のシール構造を示すもので、放電電極16b
についても全く同様の構成となっている。この図2にお
いて、放電電極16aの上面側には、棒状をなす給電線
21aがねじ等(溶接により結合しても良い)により結
合されている。
【0023】シール部材25は、放電電極16aと外部
胴体11との間に配設されるもので、給電線21aに対
応する部分には、これを空間部を介して取り囲むような
筒状の同軸管25aが一体に形成されている。このシー
ル部材25は、放電電極16aにセラミックス等の絶縁
性を有するねじ26によりOリング27を介して固定さ
れている。
胴体11との間に配設されるもので、給電線21aに対
応する部分には、これを空間部を介して取り囲むような
筒状の同軸管25aが一体に形成されている。このシー
ル部材25は、放電電極16aにセラミックス等の絶縁
性を有するねじ26によりOリング27を介して固定さ
れている。
【0024】外部胴体11の上面部11aにはシール部
材25の同軸管25aが挿通される孔部28が形成され
ており、この孔部28には固定部材29がOリング30
を介した状態でねじ31により固定されている。シール
部材25の同軸管25aの先端部分は、Oリング30に
より気密状態に保持された状態で固定されている。
材25の同軸管25aが挿通される孔部28が形成され
ており、この孔部28には固定部材29がOリング30
を介した状態でねじ31により固定されている。シール
部材25の同軸管25aの先端部分は、Oリング30に
より気密状態に保持された状態で固定されている。
【0025】これにより、給電線21aは大気で絶縁さ
れた状態で放電電極16aと電気的に接続されており、
レーザガスで満たされた外部胴体11の内部は、シール
部材25およびOリング27,30を介して外部と気密
状態に保持されるようになっている。
れた状態で放電電極16aと電気的に接続されており、
レーザガスで満たされた外部胴体11の内部は、シール
部材25およびOリング27,30を介して外部と気密
状態に保持されるようになっている。
【0026】尚、シール部材25と放電電極16aとの
隙間Dの寸法は、例えば0.1mmないし1mmとなる
ように設定されており、所謂パッシェンの法則によりこ
の隙間Dでの放電開始電圧が高くなって、この間で放電
がおこらないように構成されている。
隙間Dの寸法は、例えば0.1mmないし1mmとなる
ように設定されており、所謂パッシェンの法則によりこ
の隙間Dでの放電開始電圧が高くなって、この間で放電
がおこらないように構成されている。
【0027】次に、本実施例の作用について説明する。
即ち、高周波電源20から給電線21a,21bを介し
て互いに位相が反転した高周波電圧が印加されると、放
電電極16a,16bに高周波電圧が印加され、これに
より、放電空間Bで放電が発生してレーザガスが励起さ
れるようになる。すると、レーザ光が出力鏡23および
後部鏡24との間で共振して出力鏡23側から出力され
るようになる。
即ち、高周波電源20から給電線21a,21bを介し
て互いに位相が反転した高周波電圧が印加されると、放
電電極16a,16bに高周波電圧が印加され、これに
より、放電空間Bで放電が発生してレーザガスが励起さ
れるようになる。すると、レーザ光が出力鏡23および
後部鏡24との間で共振して出力鏡23側から出力され
るようになる。
【0028】このとき、放電電極16a,16bはそれ
ぞれ放電面部分を除いて誘電体15a,15bを介して
金属製の外部胴体11に包囲されているので、高周波電
圧が与えられた状態では、誘電体15a,15bが外部
胴体11との間でコンデンサとして作用して放電電極1
6a,16bを電磁シールドした状態となっている。ま
た、給電線21a,21bも同軸管25aにより囲まれ
た状態である。従って、供給される高周波電圧が電磁波
として放電電極16a,16bの放電面以外の部分に放
出することがなくなる。
ぞれ放電面部分を除いて誘電体15a,15bを介して
金属製の外部胴体11に包囲されているので、高周波電
圧が与えられた状態では、誘電体15a,15bが外部
胴体11との間でコンデンサとして作用して放電電極1
6a,16bを電磁シールドした状態となっている。ま
た、給電線21a,21bも同軸管25aにより囲まれ
た状態である。従って、供給される高周波電圧が電磁波
として放電電極16a,16bの放電面以外の部分に放
出することがなくなる。
【0029】さて、外部胴体11内部のレーザガスは放
電電極16a,16bの空間部17a,17bに循環さ
れる冷却水により冷却され、また、内部においてレーザ
ガスはガスリザーブ部14a,14b部分にも循環す
る。
電電極16a,16bの空間部17a,17bに循環さ
れる冷却水により冷却され、また、内部においてレーザ
ガスはガスリザーブ部14a,14b部分にも循環す
る。
【0030】一方、レーザガスは二酸化炭素ガスである
ので、放電空間Bでの放電によりその一部が一酸化炭素
と酸素とに解離するようになる。そして、このように二
酸化炭素ガスが解離すると、そのときの熱平衡作用によ
り、その解離した量に応じて無機多孔性物質22に吸着
された二酸化炭素がガスとしてガスリザーブ部14a,
14bに放出され、常に一定のガス濃度となるように自
動的に補充されるようになる。
ので、放電空間Bでの放電によりその一部が一酸化炭素
と酸素とに解離するようになる。そして、このように二
酸化炭素ガスが解離すると、そのときの熱平衡作用によ
り、その解離した量に応じて無機多孔性物質22に吸着
された二酸化炭素がガスとしてガスリザーブ部14a,
14bに放出され、常に一定のガス濃度となるように自
動的に補充されるようになる。
【0031】このような本実施例によれば、放電電極1
6a,16bの放電面を除いた部分を、誘電体15a,
15bを介して外部胴体11に固定して電磁シールドす
ると共に、給電線21a,21bを放電電極16a,1
6bに接続する部分で同軸管25aにより電磁シールド
するようにしたので、放電電極16a,16bにおい
て、高周波電源20から給電される高周波出力が放電面
以外の部分で電磁波として放出されることがなくなり、
エネルギ損失が低減されて効率が向上する。
6a,16bの放電面を除いた部分を、誘電体15a,
15bを介して外部胴体11に固定して電磁シールドす
ると共に、給電線21a,21bを放電電極16a,1
6bに接続する部分で同軸管25aにより電磁シールド
するようにしたので、放電電極16a,16bにおい
て、高周波電源20から給電される高周波出力が放電面
以外の部分で電磁波として放出されることがなくなり、
エネルギ損失が低減されて効率が向上する。
【0032】また、放電電極16a,16bと給電線2
1a,21bとの結合部分をシール部材25により同軸
管25aを介して大気中で接続する構成としたので、同
軸部分の絶縁物が高周波加熱されることがなくなる。
1a,21bとの結合部分をシール部材25により同軸
管25aを介して大気中で接続する構成としたので、同
軸部分の絶縁物が高周波加熱されることがなくなる。
【0033】尚、上記実施例においては、外部胴体11
の内部を封じ切り状態とし、無機多孔性物質22により
二酸化炭素ガスの濃度を一定に保持するようにしたが、
これに限らず、レーザガス濃度を一定に保持するために
ガスを循環すると共に、外部から供給する構成としても
良い。
の内部を封じ切り状態とし、無機多孔性物質22により
二酸化炭素ガスの濃度を一定に保持するようにしたが、
これに限らず、レーザガス濃度を一定に保持するために
ガスを循環すると共に、外部から供給する構成としても
良い。
【0034】また、上記実施例においては、レーザガス
の冷却を放電電極16a,16bの空間部17a,17
bに冷却水を循環させて行う構成としたが、レーザガス
を内部で循環させるとともに、その循環経路に冷却器を
設ける構成としても良い。
の冷却を放電電極16a,16bの空間部17a,17
bに冷却水を循環させて行う構成としたが、レーザガス
を内部で循環させるとともに、その循環経路に冷却器を
設ける構成としても良い。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のレーザ装
置によれば、放電電極の放電面部分および給電線部分を
除いた部分を誘電体および金属製の磁気遮蔽手段で包囲
するようにしたので、放電電極においては、供給される
交流電圧により放電面部分以外で電磁波としてエネルギ
が放射されることがなくなり、これにより、エネルギ損
失が低減されてレーザ光を効率良く出力させることがで
きるという優れた効果を奏する。
置によれば、放電電極の放電面部分および給電線部分を
除いた部分を誘電体および金属製の磁気遮蔽手段で包囲
するようにしたので、放電電極においては、供給される
交流電圧により放電面部分以外で電磁波としてエネルギ
が放射されることがなくなり、これにより、エネルギ損
失が低減されてレーザ光を効率良く出力させることがで
きるという優れた効果を奏する。
【図1】本発明の一実施例について一部を断面で示す全
体構成の外観斜視図
体構成の外観斜視図
【図2】放電電極と給電線の接続部分の縦断側面図
【図3】従来例を示す縦断側面図
11は外部胴体(電磁遮蔽手段)、12a,12bは仕
切壁、13a,13bは電極配置部、14a,14bは
ガスリザーブ部、15a,15bは誘電体、16a,1
6bは放電電極、17a,17bは空間部、20は高周
波電源(交流電源)、21a,21bは給電線、22は
無機多孔性物質、23は出力鏡、24は後部鏡である。
切壁、13a,13bは電極配置部、14a,14bは
ガスリザーブ部、15a,15bは誘電体、16a,1
6bは放電電極、17a,17bは空間部、20は高周
波電源(交流電源)、21a,21bは給電線、22は
無機多孔性物質、23は出力鏡、24は後部鏡である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 玉川 徹 神奈川県川崎市川崎区浮島町2番1号 株 式会社東芝浜川崎工場内
Claims (1)
- 【請求項1】 対向配置される一対の放電電極間に電界
を印加してレーザガスを励起しこれによりレーザ光を発
生させるようにしたレーザ装置において、 前記放電電極のそれぞれにその放電面部分および給電線
部分を除いた部分を包囲するように配置された誘電体
と、この誘電体を介した状態で前記放電電極を包囲する
ように配置された金属製の電磁遮蔽手段と、前記一対の
各放電電極に対して互いに位相が反転した交流電圧を印
加する交流電源とを具備したことを特徴とするレーザ装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12855192A JPH05327064A (ja) | 1992-05-21 | 1992-05-21 | レーザ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12855192A JPH05327064A (ja) | 1992-05-21 | 1992-05-21 | レーザ装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05327064A true JPH05327064A (ja) | 1993-12-10 |
Family
ID=14987559
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12855192A Pending JPH05327064A (ja) | 1992-05-21 | 1992-05-21 | レーザ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05327064A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20230051594A (ko) * | 2020-09-29 | 2023-04-18 | 사이머 엘엘씨 | 레이저 챔버의 밀봉 기구를 위한 전자기 실드 |
-
1992
- 1992-05-21 JP JP12855192A patent/JPH05327064A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20230051594A (ko) * | 2020-09-29 | 2023-04-18 | 사이머 엘엘씨 | 레이저 챔버의 밀봉 기구를 위한 전자기 실드 |
| JP2023542825A (ja) * | 2020-09-29 | 2023-10-12 | サイマー リミテッド ライアビリティ カンパニー | レーザチャンバの封止機構のための電磁シールド |
| US12245409B2 (en) | 2020-09-29 | 2025-03-04 | Cymer, Llc | Electromagnetic shield for a sealing mechanism of a laser chamber |
| TWI882172B (zh) * | 2020-09-29 | 2025-05-01 | 美商希瑪有限責任公司 | 用於雷射腔室中之密封機制的電磁屏蔽件 |
| TWI903520B (zh) * | 2020-09-29 | 2025-11-01 | 美商希瑪有限責任公司 | 用於雷射腔室中之密封機制的電磁屏蔽件 |
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