JPH0532710B2 - - Google Patents
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- JPH0532710B2 JPH0532710B2 JP2197989A JP19798990A JPH0532710B2 JP H0532710 B2 JPH0532710 B2 JP H0532710B2 JP 2197989 A JP2197989 A JP 2197989A JP 19798990 A JP19798990 A JP 19798990A JP H0532710 B2 JPH0532710 B2 JP H0532710B2
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- wave
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Landscapes
- Ultra Sonic Daignosis Equipment (AREA)
- Measurement Of Velocity Or Position Using Acoustic Or Ultrasonic Waves (AREA)
- Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Ultrasonic Waves (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明はパルス状超音波により物体の断面構造
を観察する装置特に物体の運動までを観察する高
速超音波断層撮像装置の受信音波ビーム合成方式
に関する。
を観察する装置特に物体の運動までを観察する高
速超音波断層撮像装置の受信音波ビーム合成方式
に関する。
高速に超音波断層像を得るため、固定された指
向性の探触子を機械的に走査するのに代え、配列
する超音波素子の信号にある分布に従う遅延時間
を与え、素子選択の変更、もしくは遅延時間分布
の変更により指向性が変更できる構成がとられ
る。その例は、特開昭49−43480号などに記載さ
れている。
向性の探触子を機械的に走査するのに代え、配列
する超音波素子の信号にある分布に従う遅延時間
を与え、素子選択の変更、もしくは遅延時間分布
の変更により指向性が変更できる構成がとられ
る。その例は、特開昭49−43480号などに記載さ
れている。
以下遅延時間分布により所望の指向性を得る構
成を図面により詳細に説明する。第1図(i)に示す
送信音波a(t)を目標へ放射する。
成を図面により詳細に説明する。第1図(i)に示す
送信音波a(t)を目標へ放射する。
ここで
a(t)=A(t)sinωt……(1)
(A(t)=1(0≦t≦τ0)
0(その他))
である。目標物体に対応して上記ω(=2πfc:fc
は周波数)、τ0は設定される。例えばソーナーに
おいては、fc≒100kHz,τ0≒100μs程度であり、
医用応用ではそれぞれ5MHz、2μs程度となり種々
変化する。この送信音波は物体により反射され第
1図に示すように配列受波素子群dp〜do-1に入
射する。このため第1図に示されるように物体
の存在する方向に対応した時間差τ2を有する素子
出力ap〜ao-1が得られる。ここでτ1は物体までの
往復音波伝播時間である。
は周波数)、τ0は設定される。例えばソーナーに
おいては、fc≒100kHz,τ0≒100μs程度であり、
医用応用ではそれぞれ5MHz、2μs程度となり種々
変化する。この送信音波は物体により反射され第
1図に示すように配列受波素子群dp〜do-1に入
射する。このため第1図に示されるように物体
の存在する方向に対応した時間差τ2を有する素子
出力ap〜ao-1が得られる。ここでτ1は物体までの
往復音波伝播時間である。
第1図に現在広く行なわれている受信ビーム
合成方式の構成を示す。ここでDLpが受信信号ap
を遅延させるアナログ遅延回路であり、それぞれ
Dpの信号遅延を行なう。ここで Dp(n−p)・τ4 でありこの基本遅延時間τ4を変化させることによ
り受信ビーム方向を変化させる。この遅延回路
DLpの出力bpは受信信号apが ap=a(t−τ1−Pτ2) であるため bp=a(t−τ1−Pτ2−Dp) =a{t−τ1+P(τ4−τ2)−nτ4} となり、音波入射方向と受信方向が一致したば場
合(τ2=τ4)には第1図に示すように bp=a(t−τ1−nτ4) となり全出力が同一の波形となる。このような遅
延時間整合ののち加算器Sにより着目方向受信信
号Cを得る。この目的方位信号Cは C=o-1 〓p=0 bp=na(t−τ1−nτ4) となり大出力として得られる。以上は目的方向か
ら到着した信号についてであるが、希望しない方
向からの信号(τ4−τ2=Δ)については bp=a{t−τ1+PΔ−nτ4} であるため加算器出力Cは第1図に示すように
各信号が打消し合い、抑圧された出力となる。
合成方式の構成を示す。ここでDLpが受信信号ap
を遅延させるアナログ遅延回路であり、それぞれ
Dpの信号遅延を行なう。ここで Dp(n−p)・τ4 でありこの基本遅延時間τ4を変化させることによ
り受信ビーム方向を変化させる。この遅延回路
DLpの出力bpは受信信号apが ap=a(t−τ1−Pτ2) であるため bp=a(t−τ1−Pτ2−Dp) =a{t−τ1+P(τ4−τ2)−nτ4} となり、音波入射方向と受信方向が一致したば場
合(τ2=τ4)には第1図に示すように bp=a(t−τ1−nτ4) となり全出力が同一の波形となる。このような遅
延時間整合ののち加算器Sにより着目方向受信信
号Cを得る。この目的方位信号Cは C=o-1 〓p=0 bp=na(t−τ1−nτ4) となり大出力として得られる。以上は目的方向か
ら到着した信号についてであるが、希望しない方
向からの信号(τ4−τ2=Δ)については bp=a{t−τ1+PΔ−nτ4} であるため加算器出力Cは第1図に示すように
各信号が打消し合い、抑圧された出力となる。
以上の基本動作の説明から理解されるように従
来の方式の場合には遅延回路DLの遅延時間精度
が搬送波の周期(τ3)の精度で必要となりτ3/2
程度の精度では目的方位信号も低下してしまい通
常τ3/4程度の遅延時間精度が必要となり構成が
非常に困難となる。
来の方式の場合には遅延回路DLの遅延時間精度
が搬送波の周期(τ3)の精度で必要となりτ3/2
程度の精度では目的方位信号も低下してしまい通
常τ3/4程度の遅延時間精度が必要となり構成が
非常に困難となる。
これを改良したのが第2図の構成である。受信
信号apと参照用信号esp,ecpとの乗算を変衡変調
器により構成される乗算器Msp,Mcpにより行な
う。この乗算器Msp,Mcpの内部構成は同一であ
り説明の便のため別記号とする。この参照信号は
中心周波数ωの遅延した正弦波であり、どのよう
な指向性の受波を行なうか、つまり後述する収束
受波等によりチヤネル間の遅延時間の分布は種々
変化する。説明の簡単のため第1図のような斜め
方向からの平面波に対応した指向性を得る場合を
説明すると、これらの参照信号は、 esp=sin{ω(t−Pτ4)} ……(2) ecp=cos{ω(t−Pτ4)} ……(3) なる互に90゜移相した遅延信号である。すなわち
隣りあう素子チヤネル間で基本遅延時間τ4づつ位
相差を有する。このような遅延分布をもつ各チヤ
ネルの参照信号はアナログ遅延線を用いることな
く作成できる。その構成を第3図aに示す。第3
図bに示す周期τ3(τ3=2π/ω)なる矩形波をシ
フトレジスタSHRのデータとし印加し、SHRの
内容をτ4なる周期のクロツクにより移動する。こ
のような構成によりシフトレジスタのPビツト目
からはPτ4だけ遅延され、周期がτ3の波形fpが得
られる。またこのfpをτ3/4だけの遅延時間を有
する単安定マルチバイブレータによるデイジタル
遅延回路DDpにより遅延させることにより第3図
bのようにfpと90゜位相差をもつgpなる信号が得ら
れる。このfp,gpを中心周波数ωなる共振フイル
ターEsp,Fcpにより整形することによりesp,ecp
が得られる。シフトレジスタSHRの各ビツトの
出力f0,f1,……についてそれぞれ同様にデイジ
タル遅延回路DD0,DD1,……,共振フイルター
Fs0,Fs1……及びFc0,Fc1,……が設けられ、も
つて隣接チヤネル間でτ4づつ位相差有する参照信
号es0,es1,……及びec0,ec1,……が得られる。
信号apと参照用信号esp,ecpとの乗算を変衡変調
器により構成される乗算器Msp,Mcpにより行な
う。この乗算器Msp,Mcpの内部構成は同一であ
り説明の便のため別記号とする。この参照信号は
中心周波数ωの遅延した正弦波であり、どのよう
な指向性の受波を行なうか、つまり後述する収束
受波等によりチヤネル間の遅延時間の分布は種々
変化する。説明の簡単のため第1図のような斜め
方向からの平面波に対応した指向性を得る場合を
説明すると、これらの参照信号は、 esp=sin{ω(t−Pτ4)} ……(2) ecp=cos{ω(t−Pτ4)} ……(3) なる互に90゜移相した遅延信号である。すなわち
隣りあう素子チヤネル間で基本遅延時間τ4づつ位
相差を有する。このような遅延分布をもつ各チヤ
ネルの参照信号はアナログ遅延線を用いることな
く作成できる。その構成を第3図aに示す。第3
図bに示す周期τ3(τ3=2π/ω)なる矩形波をシ
フトレジスタSHRのデータとし印加し、SHRの
内容をτ4なる周期のクロツクにより移動する。こ
のような構成によりシフトレジスタのPビツト目
からはPτ4だけ遅延され、周期がτ3の波形fpが得
られる。またこのfpをτ3/4だけの遅延時間を有
する単安定マルチバイブレータによるデイジタル
遅延回路DDpにより遅延させることにより第3図
bのようにfpと90゜位相差をもつgpなる信号が得ら
れる。このfp,gpを中心周波数ωなる共振フイル
ターEsp,Fcpにより整形することによりesp,ecp
が得られる。シフトレジスタSHRの各ビツトの
出力f0,f1,……についてそれぞれ同様にデイジ
タル遅延回路DD0,DD1,……,共振フイルター
Fs0,Fs1……及びFc0,Fc1,……が設けられ、も
つて隣接チヤネル間でτ4づつ位相差有する参照信
号es0,es1,……及びec0,ec1,……が得られる。
乗算器Msp,Mcpの出力hsc,hcpはそれぞれ
hsp=ap・esp
=A(τ)sin(ωτ)・sin{ω(t−Pτ4)}
=A(τ)/2〔cos{ω(P(τ4−τ2)−τ1)
=−cos{ω(2t−τ1−P(τ2+τ4)}〕
=A(τ)/2〔cosφp−cos(2ωt−φp′)}……
(4) および hCP=aP・eP=A(τ)sin(ωτ)・cos{ω(t−Pτ
4)}=A(τ)/2{sinφP+sin(2ωτ−φP′)}
……(5) ここで φP=ω{P(τ4−τ2)−τ1} φP′=ω{P(τ4+τ2)+τ1} τ=t−τ1−Pτ2=τ(t) である。このhCP、hSPにおいてA(t)が受信波形の
包絡線成分でありsin(2ωτ)、cos(2ωτ)に比較し
て充分低い周波数成分を有する。このため2ω周
波数成分を低下させる低域濾波器LSP、LCPにより
A(〓)の周波数成分のみを分離抽出可能である。こ
のような濾波器出力iSP(t),iCP(t)はそれぞれhSP,
hCPの右辺第1項のみとなり iSP(t)=A(τ)/2cosφP ……(6) iCP(t)=A(τ)/2sinφP ……(7) となる。このような波形をアナログ遅延回路
DSP,DCPにより遅延させる。このDSP,DCPは
互に同一の構成であり可変遅延時間(n−p)τ5
を与える遅延線である。ここで、τ5はアナログ信
号用遅延部DSP,DCPの遅延時間設定値に関係し
た値であり、各チヤンネル遅延時間設定値は実施
例において簡単のために使用した無限遠からの平
面波を受信する場合には、各素子に対する遅延時
間設定値は素子番号pに対して(n−p)τ5と与
えられる。ここで、τ5は設定値であり、実際の動
作においては△pなる誤差が生ずる。このため
DSP,DCPの出力jSP、jCPは jSP=A(τP′)/2cosφP ……(8) jCP=A(τP′)/2sinφP ……(9) τP′=τ{t−(n−p)τ5} =t−τ1+P(τ5−τ2)−nτ5 となる。このような信号jSP、jCPをそれぞれn個
についての総和を得る加算器SS,SCにより加算す
る。この加算器出力kS,kCはそれぞれ ks=o-1 〓p=0 jSP=1/2o-1 〓p=0 A(τP′)cosφP ……(10) kc=o-1 〓p=0 jCP=1/2o-1 〓p=0 A(τP′)sinφP ……(11) である。ここで目標方向から音波が入射する場合
を考えるとτ2=τ4=τ5であるため ks=nA(t−τ1−nτ4)/2cos(−ωτ1) ……(12) kc=nA(t−τ1−nτ4)/2sin(−ωτ1) ……(13) なる信号となり、大きな出力となる。この信号を
2乗器TS,TCにより2乗し、SBにより加算し、
開平器Rにより開平することにより出力信号Cを
得る。この構成より、目標方向信号に対する出力
Cは C=√2 S+2 C=nA(t−τ1−nτ4)/2 ……(14) となり、目標物体までの距離に無関係に(τ1に無
関係)に最大出力が得られることになる。一方目
標以外の方向からの音波に関してはτ4−τ2=Δ、
τ5−τ2=Δ′とすると kS=1/2o-1 〓 〓p=0 A{t−τ1+PΔ′−nτ5}・cos{ω(pΔ−τ1)
} kC=1/2o-1 〓 〓p=0 A{t−τ1+PΔ′−nτ5}・sin{ω(pΔ−τ1)
} となり、(n−1)ωΔが2π以上となるとkS、kC
は小さな値となり抑圧された出力となる。このこ
とをkSについて説明する。なおkCについても同様
である。
(4) および hCP=aP・eP=A(τ)sin(ωτ)・cos{ω(t−Pτ
4)}=A(τ)/2{sinφP+sin(2ωτ−φP′)}
……(5) ここで φP=ω{P(τ4−τ2)−τ1} φP′=ω{P(τ4+τ2)+τ1} τ=t−τ1−Pτ2=τ(t) である。このhCP、hSPにおいてA(t)が受信波形の
包絡線成分でありsin(2ωτ)、cos(2ωτ)に比較し
て充分低い周波数成分を有する。このため2ω周
波数成分を低下させる低域濾波器LSP、LCPにより
A(〓)の周波数成分のみを分離抽出可能である。こ
のような濾波器出力iSP(t),iCP(t)はそれぞれhSP,
hCPの右辺第1項のみとなり iSP(t)=A(τ)/2cosφP ……(6) iCP(t)=A(τ)/2sinφP ……(7) となる。このような波形をアナログ遅延回路
DSP,DCPにより遅延させる。このDSP,DCPは
互に同一の構成であり可変遅延時間(n−p)τ5
を与える遅延線である。ここで、τ5はアナログ信
号用遅延部DSP,DCPの遅延時間設定値に関係し
た値であり、各チヤンネル遅延時間設定値は実施
例において簡単のために使用した無限遠からの平
面波を受信する場合には、各素子に対する遅延時
間設定値は素子番号pに対して(n−p)τ5と与
えられる。ここで、τ5は設定値であり、実際の動
作においては△pなる誤差が生ずる。このため
DSP,DCPの出力jSP、jCPは jSP=A(τP′)/2cosφP ……(8) jCP=A(τP′)/2sinφP ……(9) τP′=τ{t−(n−p)τ5} =t−τ1+P(τ5−τ2)−nτ5 となる。このような信号jSP、jCPをそれぞれn個
についての総和を得る加算器SS,SCにより加算す
る。この加算器出力kS,kCはそれぞれ ks=o-1 〓p=0 jSP=1/2o-1 〓p=0 A(τP′)cosφP ……(10) kc=o-1 〓p=0 jCP=1/2o-1 〓p=0 A(τP′)sinφP ……(11) である。ここで目標方向から音波が入射する場合
を考えるとτ2=τ4=τ5であるため ks=nA(t−τ1−nτ4)/2cos(−ωτ1) ……(12) kc=nA(t−τ1−nτ4)/2sin(−ωτ1) ……(13) なる信号となり、大きな出力となる。この信号を
2乗器TS,TCにより2乗し、SBにより加算し、
開平器Rにより開平することにより出力信号Cを
得る。この構成より、目標方向信号に対する出力
Cは C=√2 S+2 C=nA(t−τ1−nτ4)/2 ……(14) となり、目標物体までの距離に無関係に(τ1に無
関係)に最大出力が得られることになる。一方目
標以外の方向からの音波に関してはτ4−τ2=Δ、
τ5−τ2=Δ′とすると kS=1/2o-1 〓 〓p=0 A{t−τ1+PΔ′−nτ5}・cos{ω(pΔ−τ1)
} kC=1/2o-1 〓 〓p=0 A{t−τ1+PΔ′−nτ5}・sin{ω(pΔ−τ1)
} となり、(n−1)ωΔが2π以上となるとkS、kC
は小さな値となり抑圧された出力となる。このこ
とをkSについて説明する。なおkCについても同様
である。
kS=1/2o-1
〓
〓p=0
A(t−τ1+PΔ′−nτ5)・cos{ω(p・Δ−τ
1)} であり、ここで(n−1)ωΔ>2πとすると、p
の0からn−1までの変化に対応して、ωp・Δ
が0から2πまで変化する。このためcos{ω(p・
Δ−τ1)}の値がこのωp・Δの変化に対応して1
周期分変化し、これらの全てを加算した結果であ
るkSは正負の値が平均化され小さな値となる。こ
こで、A(t−τ1+PΔ′−nτ5)は通常Δ=Δ′であ
ることから、pΔ′pΔ<nΔ2π/ωτ3≪τ0であり
、 反射信号の得られるt=τ1なる時刻近傍において
は、ほとんど変化しない。この(n−1)ωΔ=
2πに対応する方向が指向特性の第1零点となり
従来の方式と同一の指向特性が実現されている。
1)} であり、ここで(n−1)ωΔ>2πとすると、p
の0からn−1までの変化に対応して、ωp・Δ
が0から2πまで変化する。このためcos{ω(p・
Δ−τ1)}の値がこのωp・Δの変化に対応して1
周期分変化し、これらの全てを加算した結果であ
るkSは正負の値が平均化され小さな値となる。こ
こで、A(t−τ1+PΔ′−nτ5)は通常Δ=Δ′であ
ることから、pΔ′pΔ<nΔ2π/ωτ3≪τ0であり
、 反射信号の得られるt=τ1なる時刻近傍において
は、ほとんど変化しない。この(n−1)ωΔ=
2πに対応する方向が指向特性の第1零点となり
従来の方式と同一の指向特性が実現されている。
即ち、これまで述べたように、Δ、Δ′の変化
に対して、A(t−τ1+pΔ′−nτ5)は、反射波の
中央付近では変化しない。このため、この値をB
とすると、 kS1/2o-1 〓p=0 Bcos{ω(pΔ−τ1)} となる。このようなkSのΔに対する変化は、良く
知られたsinx/xの形式となり、Δ=2π/nωにて0 となる。このΔに対応する方向が第1零点とな
る。一方、従来方式においても、第4頁第3行の
bPの式を使用するとo-1 〓p=0 bP=o-1 〓p=0 a{t−τ1+pΔ−nτ4}=o-1 〓p=0 A{t−τ1+pΔ−nτ4}sin {ω(t−τ1+pΔ−nτ4)}o-1 〓p=0 Bsin{ω(t−τ1−nτ4)+ωpΖΔ} となり、Δに対する変化は本発明によるものと同
一になる。このため、方位分解能も全く同一とな
る。
に対して、A(t−τ1+pΔ′−nτ5)は、反射波の
中央付近では変化しない。このため、この値をB
とすると、 kS1/2o-1 〓p=0 Bcos{ω(pΔ−τ1)} となる。このようなkSのΔに対する変化は、良く
知られたsinx/xの形式となり、Δ=2π/nωにて0 となる。このΔに対応する方向が第1零点とな
る。一方、従来方式においても、第4頁第3行の
bPの式を使用するとo-1 〓p=0 bP=o-1 〓p=0 a{t−τ1+pΔ−nτ4}=o-1 〓p=0 A{t−τ1+pΔ−nτ4}sin {ω(t−τ1+pΔ−nτ4)}o-1 〓p=0 Bsin{ω(t−τ1−nτ4)+ωpΖΔ} となり、Δに対する変化は本発明によるものと同
一になる。このため、方位分解能も全く同一とな
る。
次に、遅延回路の遅延時間精度の影響を述べ
る。参照信号の処理はデジタル処理が可能であ
り、簡単に所要の遅延時間が得られ、τ4〜τ2=0
と設定可能である。一方、受信信号成分を遅延さ
せる部分(第2図に示すDSP,DCP)は、振幅情
報を有することから構成が複雑になり、時間精度
を高めることは困難である。そこで、このDSP,
DCPの遅延時間誤差が問題となる。この遅延時間
設定誤差をΔpとすると、設定遅延時間pτ5に対す
るDSP,DCPの実際の遅延時間DEPは、 DEP=(n−p)τ5−Δp となる。このため式(8)、(9)に対応する遅延手段か
らの出力jSP,jCPは、 jSP=A(τP′)/2cosφP jCP=A(τP′)/2sinφP となる。ここでは、目標方向から入射する音波に
対する受信信号強度についての検討であるから、
設定遅延量τ5は、τ5−τ2(=Δ′)=0となつてい
る。このためτp′=t−τ1+Δp−nτ5であり、こ
れらを加算した加算出力ks、kcは式(10)、(11)から、 ks=1/2o-1 〓p=0 A(t−τ1+Δp−nτ5)cosφp Kc=1/2o-1 〓p=0 A(t−τ1+Δp−nτ5)sinφp となる。ここで、位相差φpは、 φp=ω{p(τ4−τ2)−τ1} であり、目標方向の物体であることから同様に τ4−τ2(=Δ)=0であり、 φp=ωτ1 となる。以上の式より ks=1/2cos(−ωτ1)o-1 〓p=0 A{t−τ1+Δp−nτ5} ks=1/2sin(−ωτ1)o-1 〓p=0 A{t−τ1+Δp−nτ5} である。このような遅延時間誤差Δpが存在する
場合における目的方向についての受信出力C(t)
は、 C(t)=√s2+c2 =1/2o-1 〓p=0 A{t−τ1+Δp−nτ5} である。ここでA{t−τ1+Δp−nτ5}は、受信
開始時刻がτ1−Δp+nτ5であり、これは時間長τ0
なる矩形パルスである。このため、受信素子pに
対応して誤差Δpが変化するので、それぞれ受信
時刻が変動し、それらの総和である C(t)がτ0より長くなり、第4図のようになる。す
なわち、nが大きくΔpが一様分布と仮定するとo-1 〓p=0 A{t−τ1+Δp−nτ5}はΔpの最大値Δpnに対応
して第4図のように変化する。この図より理解さ
れるようにΔpn≦τ0/2に遅延回路DCpを構成するこ とにより最大値の低下なしに目的信号の抽出が可
能である。
る。参照信号の処理はデジタル処理が可能であ
り、簡単に所要の遅延時間が得られ、τ4〜τ2=0
と設定可能である。一方、受信信号成分を遅延さ
せる部分(第2図に示すDSP,DCP)は、振幅情
報を有することから構成が複雑になり、時間精度
を高めることは困難である。そこで、このDSP,
DCPの遅延時間誤差が問題となる。この遅延時間
設定誤差をΔpとすると、設定遅延時間pτ5に対す
るDSP,DCPの実際の遅延時間DEPは、 DEP=(n−p)τ5−Δp となる。このため式(8)、(9)に対応する遅延手段か
らの出力jSP,jCPは、 jSP=A(τP′)/2cosφP jCP=A(τP′)/2sinφP となる。ここでは、目標方向から入射する音波に
対する受信信号強度についての検討であるから、
設定遅延量τ5は、τ5−τ2(=Δ′)=0となつてい
る。このためτp′=t−τ1+Δp−nτ5であり、こ
れらを加算した加算出力ks、kcは式(10)、(11)から、 ks=1/2o-1 〓p=0 A(t−τ1+Δp−nτ5)cosφp Kc=1/2o-1 〓p=0 A(t−τ1+Δp−nτ5)sinφp となる。ここで、位相差φpは、 φp=ω{p(τ4−τ2)−τ1} であり、目標方向の物体であることから同様に τ4−τ2(=Δ)=0であり、 φp=ωτ1 となる。以上の式より ks=1/2cos(−ωτ1)o-1 〓p=0 A{t−τ1+Δp−nτ5} ks=1/2sin(−ωτ1)o-1 〓p=0 A{t−τ1+Δp−nτ5} である。このような遅延時間誤差Δpが存在する
場合における目的方向についての受信出力C(t)
は、 C(t)=√s2+c2 =1/2o-1 〓p=0 A{t−τ1+Δp−nτ5} である。ここでA{t−τ1+Δp−nτ5}は、受信
開始時刻がτ1−Δp+nτ5であり、これは時間長τ0
なる矩形パルスである。このため、受信素子pに
対応して誤差Δpが変化するので、それぞれ受信
時刻が変動し、それらの総和である C(t)がτ0より長くなり、第4図のようになる。す
なわち、nが大きくΔpが一様分布と仮定するとo-1 〓p=0 A{t−τ1+Δp−nτ5}はΔpの最大値Δpnに対応
して第4図のように変化する。この図より理解さ
れるようにΔpn≦τ0/2に遅延回路DCpを構成するこ とにより最大値の低下なしに目的信号の抽出が可
能である。
一方、従来の場合には、A(t)sin(ωt)の直接遅
延の加算であり、Δpの誤差により加算出力は、 o-1 〓p=0 A(t)sin(ωΔp) となる。このため、加算出力が低下しないために
は、 ωΔp≪π が必要であり、 Δp≪π/3=1/2τ3 である。ここで、通常このτ0は前出τ3に比して大
幅に長いためDSp,DCpの遅延時間精度は従来方
式における遅延回路DLpに比較して大幅に楽にな
る。
延の加算であり、Δpの誤差により加算出力は、 o-1 〓p=0 A(t)sin(ωΔp) となる。このため、加算出力が低下しないために
は、 ωΔp≪π が必要であり、 Δp≪π/3=1/2τ3 である。ここで、通常このτ0は前出τ3に比して大
幅に長いためDSp,DCpの遅延時間精度は従来方
式における遅延回路DLpに比較して大幅に楽にな
る。
このようにして、特定の位置からの信号を得る
ことが可能となり、この信号によりブラウン管を
輝度変調し、物体形状を知るあるいは反射波形の
分析により特定位置に存在する物体の性質を知る
ことが可能となる。
ことが可能となり、この信号によりブラウン管を
輝度変調し、物体形状を知るあるいは反射波形の
分析により特定位置に存在する物体の性質を知る
ことが可能となる。
以上は忠実に装置を構成する場合の動作である
が、本方式の包絡線情報に着目する特徴を利用す
ることによりさらに種々の簡略化が可能である。
が、本方式の包絡線情報に着目する特徴を利用す
ることによりさらに種々の簡略化が可能である。
第2図における片側の加算器Ssの出力ksに着目
する。目的方向物体からの受信出力は第(12)式に示
したように ks=nA(t−τ1−nτ4)/2cos(−ωτ1) であり、これは第(14)式にcos(−ωτ1)を乗した形
式になつている。このことはτ1の変化(距離の変
化)に従い出力振幅が変化する(感度が変化す
る)ことに対応する。この様子を第5図に示す。
このようにωτ6=πなる関係にある音波伝播時間
τ6周期とする感度の変動が生ずる。しかしこのτ6
に相当する距離間隔Δrは伝播媒質中の音速をCs、
音波波長を入とすると Δr=Csτ6/2=Csπ/2ω=Cs/4f=λ/4 であり、水中において2MHz音波を使用すると Δr=0.19(mm)(Cs:1500m/s) となり、多数の反射点より構成される有限の大き
さを有する物体の場合にはこのような微細な感度
変化は全く問題とならない。
する。目的方向物体からの受信出力は第(12)式に示
したように ks=nA(t−τ1−nτ4)/2cos(−ωτ1) であり、これは第(14)式にcos(−ωτ1)を乗した形
式になつている。このことはτ1の変化(距離の変
化)に従い出力振幅が変化する(感度が変化す
る)ことに対応する。この様子を第5図に示す。
このようにωτ6=πなる関係にある音波伝播時間
τ6周期とする感度の変動が生ずる。しかしこのτ6
に相当する距離間隔Δrは伝播媒質中の音速をCs、
音波波長を入とすると Δr=Csτ6/2=Csπ/2ω=Cs/4f=λ/4 であり、水中において2MHz音波を使用すると Δr=0.19(mm)(Cs:1500m/s) となり、多数の反射点より構成される有限の大き
さを有する物体の場合にはこのような微細な感度
変化は全く問題とならない。
すなわち、反射点が1点のみであり、かつ第5
図に示す|ks|の零点に位置が固定している場合
(τ1が固定)には反射信号を見失うことになる。
しかし、通常は生体あるいは水中側のように対象
物が運動しあるいは観測点が移動し、相対位置が
変動する。このため、音波伝搬時間τ1が変化し、
反射信号が瞬間的に消滅しても、すぐに再び出現
する。特に、有限の大きさを有する物体の場合に
は、多数の反射点を有することから、たとえ物体
が固定しているとしても、どこかの反射点が必ず
観測されることになり、片側の出力のみによつて
も反射体を見失うことは全くない。
図に示す|ks|の零点に位置が固定している場合
(τ1が固定)には反射信号を見失うことになる。
しかし、通常は生体あるいは水中側のように対象
物が運動しあるいは観測点が移動し、相対位置が
変動する。このため、音波伝搬時間τ1が変化し、
反射信号が瞬間的に消滅しても、すぐに再び出現
する。特に、有限の大きさを有する物体の場合に
は、多数の反射点を有することから、たとえ物体
が固定しているとしても、どこかの反射点が必ず
観測されることになり、片側の出力のみによつて
も反射体を見失うことは全くない。
以上のことにより第2図に示した方式の変形と
して参照信号としてespあるいはecpの一方のみを
使用する受信ビーム構成法も可能であり、この場
合には第2図の構成がほぼ半分となり大幅に装置
が簡単となる。
して参照信号としてespあるいはecpの一方のみを
使用する受信ビーム構成法も可能であり、この場
合には第2図の構成がほぼ半分となり大幅に装置
が簡単となる。
また本方式によるとDSpの遅延時間精度は第4
図に示したように包絡線の長さの精度である。こ
のためτ4がτ0比較して小さい場合には第6図に示
すようにisp(又はicpを複数の群にまとめてから遅
延させることが可能である。このようにSa,Sb,
Scなる加算器により加算された信号la,lb,lc
はそれぞれ第6図のようになり、振幅の低下は全
く表われない。このla,lb,lcをそれぞれDSa,
DSb,DScにより12τ2、8τ2、4τ2遅延させること
により第7図qa,qb,qcが得られこの3信号を加
算器SSにより加算することにより目的信号出力
uを最大振幅の低下なしに求めることが可能とな
る。以上は説明の簡単のために4信号(is0〜is3
等)を1台(la等)とし3群にてシステムを構成
して説明したがこの構成に限られるものではなく
Uの最大振幅が低下しない制限の下に任意の分割
が可能であることは明白である。このような構成
にすると第6図より明らかなように遅延回路の個
数が大幅に減少し(第6図の構成では1/4)装置
構成が楽になる。
図に示したように包絡線の長さの精度である。こ
のためτ4がτ0比較して小さい場合には第6図に示
すようにisp(又はicpを複数の群にまとめてから遅
延させることが可能である。このようにSa,Sb,
Scなる加算器により加算された信号la,lb,lc
はそれぞれ第6図のようになり、振幅の低下は全
く表われない。このla,lb,lcをそれぞれDSa,
DSb,DScにより12τ2、8τ2、4τ2遅延させること
により第7図qa,qb,qcが得られこの3信号を加
算器SSにより加算することにより目的信号出力
uを最大振幅の低下なしに求めることが可能とな
る。以上は説明の簡単のために4信号(is0〜is3
等)を1台(la等)とし3群にてシステムを構成
して説明したがこの構成に限られるものではなく
Uの最大振幅が低下しない制限の下に任意の分割
が可能であることは明白である。このような構成
にすると第6図より明らかなように遅延回路の個
数が大幅に減少し(第6図の構成では1/4)装置
構成が楽になる。
以上に示した受信音波ビーム合成方式では、受
波信号と参照信号とを乗算することにより得る低
周波数成分を遅延させることにより遅延回路の精
度に関する要求が緩和される。しかし、第2図、
第6図に示した例では遅延回路としてアナログ遅
延線を用いているため、なお要求される精度を満
足し、かつ大きな遅延を得るための遅延回路は大
型でかつ高価なものになることはまぬがれ得な
い。
波信号と参照信号とを乗算することにより得る低
周波数成分を遅延させることにより遅延回路の精
度に関する要求が緩和される。しかし、第2図、
第6図に示した例では遅延回路としてアナログ遅
延線を用いているため、なお要求される精度を満
足し、かつ大きな遅延を得るための遅延回路は大
型でかつ高価なものになることはまぬがれ得な
い。
さらに、第2図、第6図の説明にては省略した
が、送波時刻からの時間経過中で当初は近距離か
らの反射点からの反射音波が、また次第に遠方か
らの反射音波が受波素子に到達するのに対応して
受信信号の整相のための遅延時間分布の曲率を順
次小さくしていくことによりどのような距離を存
在する反射信号も常時位相を一致させて受信する
ことが可能である。このような受信方式を採用す
る場合に第1図、もしくは第6図のようにアナロ
グ遅延数を用いるには、個々の遅延線は多数の中
間タツプを有するものでなければならず、さらに
その中間タツプを1回の送波後の受信期間中に高
速で切替える必要が生じる。
が、送波時刻からの時間経過中で当初は近距離か
らの反射点からの反射音波が、また次第に遠方か
らの反射音波が受波素子に到達するのに対応して
受信信号の整相のための遅延時間分布の曲率を順
次小さくしていくことによりどのような距離を存
在する反射信号も常時位相を一致させて受信する
ことが可能である。このような受信方式を採用す
る場合に第1図、もしくは第6図のようにアナロ
グ遅延数を用いるには、個々の遅延線は多数の中
間タツプを有するものでなければならず、さらに
その中間タツプを1回の送波後の受信期間中に高
速で切替える必要が生じる。
そこで、本発明の目的は、送波時刻の後常時位
相を一致させる受波を行なう場合にも正確に容易
に遅延時間分布の順次切替が可能な受波装置を提
供するにある。
相を一致させる受波を行なう場合にも正確に容易
に遅延時間分布の順次切替が可能な受波装置を提
供するにある。
本発明は受信信号そのものの波形を遅延させる
のではなく、複数チヤネルの受信信号をそれぞれ
離散的に標本化して保持し、保持された複数チヤ
ネルの受信信号同志を加算することにより所望の
遅延時間分布を達成するとともに、その遅延時間
分の曲率が送波から時間経過とともに小さくなる
ように制御するようにした構成に特徴がある。
のではなく、複数チヤネルの受信信号をそれぞれ
離散的に標本化して保持し、保持された複数チヤ
ネルの受信信号同志を加算することにより所望の
遅延時間分布を達成するとともに、その遅延時間
分の曲率が送波から時間経過とともに小さくなる
ように制御するようにした構成に特徴がある。
〔実施例〕
第9図に本発明の実施例の構成を示す。本実施
例は第6図に示したアナログ遅延数DSa,DSb,
DSc及び加算器SSよりなる部分に替えて、加算器
Sa,Sb,Scの出力に接続されるものである。ただ
し、Sa,Sb,Scの出力la,lb,lcについて位置合せ
するのでなく、第2図のisp,iscについて位置合せ
する場合も同様な構成を取ることが可能である。
例は第6図に示したアナログ遅延数DSa,DSb,
DSc及び加算器SSよりなる部分に替えて、加算器
Sa,Sb,Scの出力に接続されるものである。ただ
し、Sa,Sb,Scの出力la,lb,lcについて位置合せ
するのでなく、第2図のisp,iscについて位置合せ
する場合も同様な構成を取ることが可能である。
第8図を参照しながら第9図について説明す
る。
る。
第8図に示されたように信号la,lb,lc(isp,icp
について位置合せをする構成も同様に考えられる
が省略)が得られたと仮定する。これらの信号の
同一部分(時刻はそれぞれ異なる)la1,lb1,lc1
をマルチプレクサーMXa,b,cにより選択して同一
の加算器MA、に印加する。同様にla2,lbz,lc2を
MA2に印加し順次それぞれの加算器により信号
の特定部分をMA7まで印加する。次のla8,lb8,
lc8を再度MA1に印加しこの操作をくり返す。こ
のような処理を行なうと加算器MA1〜MA7の出
力はそれぞれv1〜v7となり、信号の同一部分がそ
れぞれ標本化されて分離抽出されている。このよ
うな加算器出力v1〜v7を有限時間τ8(la,lb,lcが
得られる時間)だけ積分器IT1〜7により積分する。
この積分器はlc成分がlに出力した直後にそれぞ
れリセツト可能となつている。
について位置合せをする構成も同様に考えられる
が省略)が得られたと仮定する。これらの信号の
同一部分(時刻はそれぞれ異なる)la1,lb1,lc1
をマルチプレクサーMXa,b,cにより選択して同一
の加算器MA、に印加する。同様にla2,lbz,lc2を
MA2に印加し順次それぞれの加算器により信号
の特定部分をMA7まで印加する。次のla8,lb8,
lc8を再度MA1に印加しこの操作をくり返す。こ
のような処理を行なうと加算器MA1〜MA7の出
力はそれぞれv1〜v7となり、信号の同一部分がそ
れぞれ標本化されて分離抽出されている。このよ
うな加算器出力v1〜v7を有限時間τ8(la,lb,lcが
得られる時間)だけ積分器IT1〜7により積分する。
この積分器はlc成分がlに出力した直後にそれぞ
れリセツト可能となつている。
このような積分器出力はそれぞれω1〜ω7とな
り積分の最後値はそれぞれla,lb,lcを時間合せ
した後加算した振幅とほぼ同一となる。つまり、
マルチプレクサMXa,MXb,MXcにより順次標
本化されて加算器MA1の出力に現れたla,lb,lc
の各チヤネルの信号は互いに出現時間が異なるけ
れども、積分器に順次その値が保持されながら値
が加算されていくので遅延分布が実現する。この
ような積分結果をリセツト直前に出力用マルチプ
レクサーMPXにより順次読み出すと第8図のx
に示すように第7図のuとほぼ同一の波形が得ら
れ、等価的に包絡線の遅延回路が実現されたこと
になる。このようにマルチプレクサースイツチ、
加算器、積分器により構成すると時間合せが全て
デイジタルクロツクにより可能となり、装置の安
定度が大幅に向上する。ここに述べた信号選択、
積分リセツトを制御する制御信号を第9図に示す
CX、及びCYにより作成する。このうちCXによ
り作成するマルチプレクサーMXa,b,cの順次選択
のタイミングを制御する制御信号にある曲率をも
つた遅延分布をもたせれば、所望位置の反射点か
らの球面波の位相合せが可能となり、さらにこの
曲率を時間経過とともに小さくしていけば、近距
離の物体から遠距離の物体まで常に位相の合つた
反射音波の受波が可能になる。一方、本実施例の
ように、参照信号との乗算により余め各受信信号
の位相処理を行なう場合には、この参照信号につ
いても上記の時間とともに変化する曲率の遅延時
間を与える必要がある。そこで、第3図の回路に
代えて第10図に示す回路を用いる。遅延回路
DV1,DV2,……DVp……は遅延時間の制御が可
能な遅延回路であり、このようなDVpの構成は電
圧により出力パルス幅が変化可能な通常の単安定
マルチバイブレータを使用することにより容易に
実現される。さらに参照信号esp,ecpが正弦波で
あることを考えるとこのような2次の曲率を有す
る参照信号が単一周波数のみについて構成する単
簡な移相器により代用されることも明らかであ
る。
り積分の最後値はそれぞれla,lb,lcを時間合せ
した後加算した振幅とほぼ同一となる。つまり、
マルチプレクサMXa,MXb,MXcにより順次標
本化されて加算器MA1の出力に現れたla,lb,lc
の各チヤネルの信号は互いに出現時間が異なるけ
れども、積分器に順次その値が保持されながら値
が加算されていくので遅延分布が実現する。この
ような積分結果をリセツト直前に出力用マルチプ
レクサーMPXにより順次読み出すと第8図のx
に示すように第7図のuとほぼ同一の波形が得ら
れ、等価的に包絡線の遅延回路が実現されたこと
になる。このようにマルチプレクサースイツチ、
加算器、積分器により構成すると時間合せが全て
デイジタルクロツクにより可能となり、装置の安
定度が大幅に向上する。ここに述べた信号選択、
積分リセツトを制御する制御信号を第9図に示す
CX、及びCYにより作成する。このうちCXによ
り作成するマルチプレクサーMXa,b,cの順次選択
のタイミングを制御する制御信号にある曲率をも
つた遅延分布をもたせれば、所望位置の反射点か
らの球面波の位相合せが可能となり、さらにこの
曲率を時間経過とともに小さくしていけば、近距
離の物体から遠距離の物体まで常に位相の合つた
反射音波の受波が可能になる。一方、本実施例の
ように、参照信号との乗算により余め各受信信号
の位相処理を行なう場合には、この参照信号につ
いても上記の時間とともに変化する曲率の遅延時
間を与える必要がある。そこで、第3図の回路に
代えて第10図に示す回路を用いる。遅延回路
DV1,DV2,……DVp……は遅延時間の制御が可
能な遅延回路であり、このようなDVpの構成は電
圧により出力パルス幅が変化可能な通常の単安定
マルチバイブレータを使用することにより容易に
実現される。さらに参照信号esp,ecpが正弦波で
あることを考えるとこのような2次の曲率を有す
る参照信号が単一周波数のみについて構成する単
簡な移相器により代用されることも明らかであ
る。
以上のように本発明によれば、複数チヤネルの
受信信号の離散的な値を保持して遅延を実現する
のでデイジタルクロツクによる時間合せで任意の
パターンの遅延分布が容易に実現でき、時間とと
もに変化する曲率の遅延分布による近距離から遠
距離まで全てに位相合せした受信を容易に行なう
ことができる。
受信信号の離散的な値を保持して遅延を実現する
のでデイジタルクロツクによる時間合せで任意の
パターンの遅延分布が容易に実現でき、時間とと
もに変化する曲率の遅延分布による近距離から遠
距離まで全てに位相合せした受信を容易に行なう
ことができる。
第1図,は送信波形と受信器出力の時間関
係を示す説明図であり、,,は従来方式の
動作説明図、第2図は本発明の前提となる方式の
構成図、第3図は第2図の方式に用いる参照信号
発生部の構成例図、第4図は遅延回路部の誤差が
出力波形に与える影響を示す図、第5図は1種類
の参照信号により構成した場合の距離に対する感
度変化を示す図、第6図は遅延回路部を簡単化す
る構成の説明図、第7図は第6図の構成により出
力を示す図、第8図は遅延回路部を第9図により
構成するときの時間関係を示す図、第9図は本発
明の実施例の回路図、第10図が近距離において
焦点を保有させるための付加回路を示す図であ
る。
係を示す説明図であり、,,は従来方式の
動作説明図、第2図は本発明の前提となる方式の
構成図、第3図は第2図の方式に用いる参照信号
発生部の構成例図、第4図は遅延回路部の誤差が
出力波形に与える影響を示す図、第5図は1種類
の参照信号により構成した場合の距離に対する感
度変化を示す図、第6図は遅延回路部を簡単化す
る構成の説明図、第7図は第6図の構成により出
力を示す図、第8図は遅延回路部を第9図により
構成するときの時間関係を示す図、第9図は本発
明の実施例の回路図、第10図が近距離において
焦点を保有させるための付加回路を示す図であ
る。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 配列する複数の受波素子から得る複数チヤネ
ルの受波信号に遅延を与えて加算し、もつて所定
の方向もしくは位置からの反射波に一致させた受
波音波ビームを合成する受波装置であつて、前記
受波素子のそれぞれの位置で受信する前記反射波
の波面の入射時刻に対応して互いの時間関係がそ
れぞれ制御された所定周波数の複数の参照信号を
発生する参照信号発生手段と、2つの入力端子を
有し上記受波素子の受波信号と上記参照信号の対
応するものをそれぞれ入力して前記複数チヤネル
の受信信号の位相をそれぞれ変化させ出力する位
相処理回路と、該位相処理回路の出力をそれぞれ
の互いに同一位相部分の値をそれぞれ標本化して
抽出する手段と抽出された値をそれぞれ保存して
複数受信信号分を加算する手段と上記抽出及び加
算の動作を繰返し遂行させる制御を行なう手段と
を含み前記波面の入射時刻の差に対応して遅延与
える離散的遅延手段と、該離散的遅延手段のそれ
ぞれの出力を加算する手段とを有する受波装置に
おいて、前記時間関係を音波送波時刻からの時間
に対応して順次変化させ前記波面の変化に対応し
た位相補正を行なうことを特徴とする受波装置。 2 前記波面の変化、曲率が時間の逆比例するこ
とを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の受
波装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2197989A JPH0381684A (ja) | 1990-07-27 | 1990-07-27 | 受波装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2197989A JPH0381684A (ja) | 1990-07-27 | 1990-07-27 | 受波装置 |
Related Parent Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19154184A Division JPS6089781A (ja) | 1984-09-14 | 1984-09-14 | 受波装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0381684A JPH0381684A (ja) | 1991-04-08 |
| JPH0532710B2 true JPH0532710B2 (ja) | 1993-05-17 |
Family
ID=16383661
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2197989A Granted JPH0381684A (ja) | 1990-07-27 | 1990-07-27 | 受波装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0381684A (ja) |
-
1990
- 1990-07-27 JP JP2197989A patent/JPH0381684A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0381684A (ja) | 1991-04-08 |
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