JPH0532801A - シート材およびその製造方法 - Google Patents
シート材およびその製造方法Info
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- JPH0532801A JPH0532801A JP3212870A JP21287091A JPH0532801A JP H0532801 A JPH0532801 A JP H0532801A JP 3212870 A JP3212870 A JP 3212870A JP 21287091 A JP21287091 A JP 21287091A JP H0532801 A JPH0532801 A JP H0532801A
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- Japan
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- sheet material
- ceramics
- nylon
- particles
- mixed
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- Processes Of Treating Macromolecular Substances (AREA)
- Manufacture Of Macromolecular Shaped Articles (AREA)
- Extrusion Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 第1に、耐摩耗性に優れるとともに、第2
に、コスト面および色の再現性にも優れ、第3に、耐熱
性が高く、第4に、燃焼しにくく容易に肉厚を厚くで
き、もって建築材等の装飾用パネルの表面や、床等の表
面を被膜状に覆う表面強化用、等々の用途に支障なく用
いることができる、シート材およびその製造方法を提案
する。 【構成】 このシート材15は、押出成形され、ナイロ
ン4中にセラミックス1の粒子が、50パーセント以上
(例えば70から90パーセント)の重量比で混入され
ている。又その製造方法は、セラミックス1の粒子表面
に所定の表面処理を施し、このような多量のセラミック
ス1の粒子とナイロン4とを混合して、押出成形機12
で押出成形することにより、係るシート材15が得られ
る。
に、コスト面および色の再現性にも優れ、第3に、耐熱
性が高く、第4に、燃焼しにくく容易に肉厚を厚くで
き、もって建築材等の装飾用パネルの表面や、床等の表
面を被膜状に覆う表面強化用、等々の用途に支障なく用
いることができる、シート材およびその製造方法を提案
する。 【構成】 このシート材15は、押出成形され、ナイロ
ン4中にセラミックス1の粒子が、50パーセント以上
(例えば70から90パーセント)の重量比で混入され
ている。又その製造方法は、セラミックス1の粒子表面
に所定の表面処理を施し、このような多量のセラミック
ス1の粒子とナイロン4とを混合して、押出成形機12
で押出成形することにより、係るシート材15が得られ
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、シート材およびその製
造方法に関する。すなわち、押出成形され、ナイロン中
にセラミックスの粒子が混入されたシート材、およびそ
の製造方法に関するものである。
造方法に関する。すなわち、押出成形され、ナイロン中
にセラミックスの粒子が混入されたシート材、およびそ
の製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】シート材、例えば建築材等の装飾用内装
パネルの表面に用いられるシート材としては、従来より
耐摩耗性に優れたデコラや、10から40パーセント程
度のセラミックスを混入した塩化ビニール等が用いられ
ている。又、床等の表面を塗装によりシート状・被膜状
に覆う表面強化用のシート材としては、10から40パ
ーセント程度のセラミックスを混入したエポキシ等が用
いられている。ところで、ナイロンも従来より各種のシ
ート材その他に用いられており、又、ナイロン中にセラ
ミックスの粒子を、30パーセント以下程度の重量比で
混入したものも用いられているが、それ以上セラミック
スの重量比率を上げることは、ナイロンが溶融された成
形時の粘度が極度に低下するので困難とされていた。
パネルの表面に用いられるシート材としては、従来より
耐摩耗性に優れたデコラや、10から40パーセント程
度のセラミックスを混入した塩化ビニール等が用いられ
ている。又、床等の表面を塗装によりシート状・被膜状
に覆う表面強化用のシート材としては、10から40パ
ーセント程度のセラミックスを混入したエポキシ等が用
いられている。ところで、ナイロンも従来より各種のシ
ート材その他に用いられており、又、ナイロン中にセラ
ミックスの粒子を、30パーセント以下程度の重量比で
混入したものも用いられているが、それ以上セラミック
スの重量比率を上げることは、ナイロンが溶融された成
形時の粘度が極度に低下するので困難とされていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
従来例にあっては、次の問題が指摘されていた。まず第
1に、デコラを用いたものは、コスト面および色の再現
性に問題があった。すなわち、デコラを用いたシート材
は、高温で個々に焼結成形されるのでコスト高であり、
又、焼結時の温度分布が全体的に均一とならず、温度の
高低差に伴う色の濃淡が発生し、色の再現性が悪いとい
う難点があった。第2に、塩化ビニール等を用いたシー
ト材は、耐熱性に問題があった。すなわち、少量のセラ
ミックスが混入された塩化ビニールを用いたシート材
は、摂氏50から100度程度の耐熱性しかなく、例え
ば、直射日光を受けると軟化するという難点があった。
第3に、エポキシ等を用いたものは、燃焼しやすく肉厚
が薄いという問題があった。すなわち、塗装されたエポ
キシ等よりなるシート材は、燃焼しやすく、又、燃焼時
に有害ガスを発生するので、従来より一般に肉厚が薄い
状態で使用されており、永年使用に耐えないという難点
があり、他方、これに反し肉厚を厚くしたい場合には、
塗装を何度も繰り返すことを要し作業効率が悪いという
問題もあった。
従来例にあっては、次の問題が指摘されていた。まず第
1に、デコラを用いたものは、コスト面および色の再現
性に問題があった。すなわち、デコラを用いたシート材
は、高温で個々に焼結成形されるのでコスト高であり、
又、焼結時の温度分布が全体的に均一とならず、温度の
高低差に伴う色の濃淡が発生し、色の再現性が悪いとい
う難点があった。第2に、塩化ビニール等を用いたシー
ト材は、耐熱性に問題があった。すなわち、少量のセラ
ミックスが混入された塩化ビニールを用いたシート材
は、摂氏50から100度程度の耐熱性しかなく、例え
ば、直射日光を受けると軟化するという難点があった。
第3に、エポキシ等を用いたものは、燃焼しやすく肉厚
が薄いという問題があった。すなわち、塗装されたエポ
キシ等よりなるシート材は、燃焼しやすく、又、燃焼時
に有害ガスを発生するので、従来より一般に肉厚が薄い
状態で使用されており、永年使用に耐えないという難点
があり、他方、これに反し肉厚を厚くしたい場合には、
塗装を何度も繰り返すことを要し作業効率が悪いという
問題もあった。
【0004】本発明は、このような実情に鑑み、上記従
来例の問題点を解決すべくなされたものであって、ナイ
ロン中にセラミックスの粒子が50パーセント以上の重
量比で混入され押出成形されることにより、第1に、耐
摩耗性に優れるとともに、第2に、コスト面および色の
再現性に優れ、第3に、耐熱性が高く、第4に、燃焼し
にくく容易に肉厚を厚くできる、シート材およびその製
造方法を提案することを目的とする。
来例の問題点を解決すべくなされたものであって、ナイ
ロン中にセラミックスの粒子が50パーセント以上の重
量比で混入され押出成形されることにより、第1に、耐
摩耗性に優れるとともに、第2に、コスト面および色の
再現性に優れ、第3に、耐熱性が高く、第4に、燃焼し
にくく容易に肉厚を厚くできる、シート材およびその製
造方法を提案することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この目的を達成する本発
明の技術的手段は、次のとおりである。まず、請求項1
については次のとおり。すなわち、このシート材は、シ
ート状に押出成形され、ナイロン中にセラミックスの粒
子が、50パーセント以上の重量比で混入されている。
請求項2については次のとおり。すなわち、このシート
材の製造方法では、まず、セラミックスの粒子表面の摩
擦係数を小さくする表面処理を行い、次に、ナイロンと
多量の該セラミックスの粒子とを混合してシート状に押
出成形することにより、該ナイロン中に該セラミックス
の粒子が50パーセント以上の重量比で混入された、シ
ート材が得られる。
明の技術的手段は、次のとおりである。まず、請求項1
については次のとおり。すなわち、このシート材は、シ
ート状に押出成形され、ナイロン中にセラミックスの粒
子が、50パーセント以上の重量比で混入されている。
請求項2については次のとおり。すなわち、このシート
材の製造方法では、まず、セラミックスの粒子表面の摩
擦係数を小さくする表面処理を行い、次に、ナイロンと
多量の該セラミックスの粒子とを混合してシート状に押
出成形することにより、該ナイロン中に該セラミックス
の粒子が50パーセント以上の重量比で混入された、シ
ート材が得られる。
【0006】
【作用】本発明は、このような手段よりなるので次のご
とく作用する。まず、請求項1のシート材は押出成形さ
れ、ナイロン中にセラミックスの粒子が、50パーセン
ト以上の重量比で混入されている。又、請求項2の製造
方法では、セラミックスに所定の表面処理を施し、この
ような多量のセラミックスの粒子とナイロンとを混合し
て押出成形することにより、係るシート材が得られる。
そこで第1に、このシート材は、極めてセラミックスの
含有量が多いので、耐摩耗性に優れている。これととも
に第2に、このシート材は、連続的に押出成形されるの
でコスト面に優れ、かつ、デコラシートの成形時の様
に、焼結による樹脂材の材質変化が生じないので色の濃
淡が生じにくく、色の再現性にも優れている。第3に、
このシート材は、極めてセラミックスの含有量が多いの
で、摂氏200度程度の高い耐熱性を有している。第4
に、このシート材は、燃えにくいナイロン中に不燃材で
ある多量のセラミックスが混入されているので、燃焼し
にくく、容易に肉厚を厚くできる。
とく作用する。まず、請求項1のシート材は押出成形さ
れ、ナイロン中にセラミックスの粒子が、50パーセン
ト以上の重量比で混入されている。又、請求項2の製造
方法では、セラミックスに所定の表面処理を施し、この
ような多量のセラミックスの粒子とナイロンとを混合し
て押出成形することにより、係るシート材が得られる。
そこで第1に、このシート材は、極めてセラミックスの
含有量が多いので、耐摩耗性に優れている。これととも
に第2に、このシート材は、連続的に押出成形されるの
でコスト面に優れ、かつ、デコラシートの成形時の様
に、焼結による樹脂材の材質変化が生じないので色の濃
淡が生じにくく、色の再現性にも優れている。第3に、
このシート材は、極めてセラミックスの含有量が多いの
で、摂氏200度程度の高い耐熱性を有している。第4
に、このシート材は、燃えにくいナイロン中に不燃材で
ある多量のセラミックスが混入されているので、燃焼し
にくく、容易に肉厚を厚くできる。
【0007】
【実施例】以下本発明を、図面に示すその実施例に基づ
いて、詳細に説明する。図1から図6は、本発明の実施
例の説明に供するものであり、これらの図面を参照しつ
つ、まず製造方法について説明する。この製造方法で
は、最初にセラミックス1について、その粒子表面の摩
擦係数を小さくする表面処理2が施される。図1の
(1)図は、セラミックス1の粒子を示す正面説明図、
図1の(2)図は、その要部の拡大図である。セラミッ
クス1としては、例えばアルミナ,炭化ケイ素,ジルコ
ニヤ,石英ガラス等のアルミ系,炭化物系,窒化物系,
ガラス系のもの,その他が用途に応じ選択使用される
が、これらのセラミックス1は、粒子状のものとして、
つまり粉末状,微粒状,繊維状,その他各種の粒子態様
のものとして用いられる。そして、このようなセラミッ
クス1について、シリコン系,チタン系,アルミ系等の
カップリング剤を用い、その粒子表面の摩擦係数を小さ
くする表面処理2が施される。なお、図中3はプレート
である。
いて、詳細に説明する。図1から図6は、本発明の実施
例の説明に供するものであり、これらの図面を参照しつ
つ、まず製造方法について説明する。この製造方法で
は、最初にセラミックス1について、その粒子表面の摩
擦係数を小さくする表面処理2が施される。図1の
(1)図は、セラミックス1の粒子を示す正面説明図、
図1の(2)図は、その要部の拡大図である。セラミッ
クス1としては、例えばアルミナ,炭化ケイ素,ジルコ
ニヤ,石英ガラス等のアルミ系,炭化物系,窒化物系,
ガラス系のもの,その他が用途に応じ選択使用される
が、これらのセラミックス1は、粒子状のものとして、
つまり粉末状,微粒状,繊維状,その他各種の粒子態様
のものとして用いられる。そして、このようなセラミッ
クス1について、シリコン系,チタン系,アルミ系等の
カップリング剤を用い、その粒子表面の摩擦係数を小さ
くする表面処理2が施される。なお、図中3はプレート
である。
【0008】次に、この製造方法では、図2又は図3に
示したごとく、ナイロン4を溶融せしめるとともに、多
量のセラミックス1の粒子を混入した後、これをペレッ
ト5(後述の図4も参照)化する。セラミックス1の粒
子は、事後ナイロン4中において、50パーセント以上
(望ましくは70から90パーセント程度)の重量比で
混入されるようになる程度に、多量に用いられる。ナイ
ロン4は、このようなセラミックス1の重量比に見合っ
た量が用いられ、ペレット状又は粉末状のものが加熱加
圧により溶融せしめられる。なお、溶融せしめられたナ
イロン4中に、このように高い重量比率でセラミックス
1の粒子が混入された場合、一般的にはその粒子表面の
摩擦により、粘度が極度に低下し成形不良を引き起こす
が、前述により、このセラミックス1については、その
粒子表面の摩擦係数を小さくする表面処理2が施されて
いるので、係る粘度の低下が防止され成形不良は生じな
い。さて図2は、このようなペレット5成形工程の1例
を示す正面説明図であり、図3は、ペレット5成形工程
の他の例を示す正面説明図である。まず図2の例では、
ニーダー6が用いられ、溶融したナイロン4中に所定量
のセラミックス1の粒子が混入され、かく拌翼7にて両
者がこねまぜられ練り合わされた後、金型8に流し込ま
れ、冷却成形されて切断され、ペレット5化される。
又、図3の他の例では、押出成形機9が用いられ、粉末
状のナイロン4と粉末状のセラミックス1の粒子とが、
そのホッパー10に供給され、加熱シリンダー中でナイ
ロン4が溶融されるとともにセラミックス1の粒子が混
入され、スクリューで両者が練り合わされて押し出され
る。そしてペレタイジング装置11の刃で切断され、ペ
レット5化される。
示したごとく、ナイロン4を溶融せしめるとともに、多
量のセラミックス1の粒子を混入した後、これをペレッ
ト5(後述の図4も参照)化する。セラミックス1の粒
子は、事後ナイロン4中において、50パーセント以上
(望ましくは70から90パーセント程度)の重量比で
混入されるようになる程度に、多量に用いられる。ナイ
ロン4は、このようなセラミックス1の重量比に見合っ
た量が用いられ、ペレット状又は粉末状のものが加熱加
圧により溶融せしめられる。なお、溶融せしめられたナ
イロン4中に、このように高い重量比率でセラミックス
1の粒子が混入された場合、一般的にはその粒子表面の
摩擦により、粘度が極度に低下し成形不良を引き起こす
が、前述により、このセラミックス1については、その
粒子表面の摩擦係数を小さくする表面処理2が施されて
いるので、係る粘度の低下が防止され成形不良は生じな
い。さて図2は、このようなペレット5成形工程の1例
を示す正面説明図であり、図3は、ペレット5成形工程
の他の例を示す正面説明図である。まず図2の例では、
ニーダー6が用いられ、溶融したナイロン4中に所定量
のセラミックス1の粒子が混入され、かく拌翼7にて両
者がこねまぜられ練り合わされた後、金型8に流し込ま
れ、冷却成形されて切断され、ペレット5化される。
又、図3の他の例では、押出成形機9が用いられ、粉末
状のナイロン4と粉末状のセラミックス1の粒子とが、
そのホッパー10に供給され、加熱シリンダー中でナイ
ロン4が溶融されるとともにセラミックス1の粒子が混
入され、スクリューで両者が練り合わされて押し出され
る。そしてペレタイジング装置11の刃で切断され、ペ
レット5化される。
【0009】しかる後、この製造方法では、このように
ナイロン4中に所定量のセラミックス1の粒子が混合さ
れペレット5化されたものを材料として、押出成形が行
われる。図4は、このような押出成形工程の正面説明図
であり、同図にも示すように、ナイロン4とセラミック
ス1よりなるペレット5が、押出成形機12のホッパー
13に供給され、その加熱シリンダー中でスクリューに
より溶融流動化されて、ダイスから押し出されロール1
4等によりシート状に成形される。このようにして、所
定の幅と肉厚のシート状に押出成形され、ナイロン4中
にセラミックス1の粒子が50パーセント以上(例えば
70から90パーセント程度)の重量比で混入されてな
る、ナイロン4とセラミックス1のシート材15が得ら
れる。図6は、このようなシート材15の1例の概略斜
視図である。このシート材15では、多量のセラミック
ス1の粒子が近接しており、又、溶融硬化したナイロン
4がこのようなセラミックス1間に万遍なく充填され完
全に埋めつくすとともに、これによりセラミックス1ど
おしが強力に接合されている。
ナイロン4中に所定量のセラミックス1の粒子が混合さ
れペレット5化されたものを材料として、押出成形が行
われる。図4は、このような押出成形工程の正面説明図
であり、同図にも示すように、ナイロン4とセラミック
ス1よりなるペレット5が、押出成形機12のホッパー
13に供給され、その加熱シリンダー中でスクリューに
より溶融流動化されて、ダイスから押し出されロール1
4等によりシート状に成形される。このようにして、所
定の幅と肉厚のシート状に押出成形され、ナイロン4中
にセラミックス1の粒子が50パーセント以上(例えば
70から90パーセント程度)の重量比で混入されてな
る、ナイロン4とセラミックス1のシート材15が得ら
れる。図6は、このようなシート材15の1例の概略斜
視図である。このシート材15では、多量のセラミック
ス1の粒子が近接しており、又、溶融硬化したナイロン
4がこのようなセラミックス1間に万遍なく充填され完
全に埋めつくすとともに、これによりセラミックス1ど
おしが強力に接合されている。
【0010】なお、図5は押出成形工程の他の例を示す
正面説明図である。すなわち、この図5に示した製造方
法では、前述した図2又は図3に示したペレット5成形
工程が省略され、所定量の粉末状のナイロン4と図1で
表面処理2が施された粉末状のセラミックス1の粒子と
が、ペレット5化されることなく、直接図5の押出成形
機12のホッパー13に供給される。そして前述に準
じ、シート材15が成形されるようになっている。なお
この図5の製造方法の場合でも、セラミックス1はその
粒子表面が表面処理2されているので、前述により粘度
の低下が防止され成形不良は生じない。
正面説明図である。すなわち、この図5に示した製造方
法では、前述した図2又は図3に示したペレット5成形
工程が省略され、所定量の粉末状のナイロン4と図1で
表面処理2が施された粉末状のセラミックス1の粒子と
が、ペレット5化されることなく、直接図5の押出成形
機12のホッパー13に供給される。そして前述に準
じ、シート材15が成形されるようになっている。なお
この図5の製造方法の場合でも、セラミックス1はその
粒子表面が表面処理2されているので、前述により粘度
の低下が防止され成形不良は生じない。
【0011】本発明に係るシート材15およびその製造
方法は、以上説明したようになっている。そこで、以下
のごとくなる。まず、このシート材15は、押出成形機
12(図4,図5参照)で押出成形され、ナイロン4中
にセラミックス1の粒子が、50パーセント以上(例え
ば70から90パーセント)の重量比で混入されている
(図6参照)。又、その製造方法は、セラミックス1の
粒子表面に所定の表面処理2を施し(図1参照)、この
ように表面処理2が施された多量のセラミックス1の粒
子とナイロン4とを混合して、押出成形することにより
(図4,図5参照)、係るシート材15が得られる。そ
こで、次の第1,第2,第3,第4のようになる。
方法は、以上説明したようになっている。そこで、以下
のごとくなる。まず、このシート材15は、押出成形機
12(図4,図5参照)で押出成形され、ナイロン4中
にセラミックス1の粒子が、50パーセント以上(例え
ば70から90パーセント)の重量比で混入されている
(図6参照)。又、その製造方法は、セラミックス1の
粒子表面に所定の表面処理2を施し(図1参照)、この
ように表面処理2が施された多量のセラミックス1の粒
子とナイロン4とを混合して、押出成形することにより
(図4,図5参照)、係るシート材15が得られる。そ
こで、次の第1,第2,第3,第4のようになる。
【0012】第1に、このシート材15は、セラミック
ス1の粒子が50パーセント以上の重量比でナイロン4
中に混入され、極めてセラミックス1の含有量が多いの
で、ナイロン4の弱点が補強され耐摩耗性に優れてい
る。すなわち、このシート材15は、鉄系の金属材料や
大理石等の石材にも匹敵する耐摩耗性を備えている。第
2に、このシート材15は、連続的に押出成形機12
(図4,図5参照)にて押出成形されるので、デコラを
用いた従来例に比し、コスト面に優れるとともに、デコ
ラシートの成形時の様に焼結による樹脂材の材質変化が
生じないので色の濃淡が生じにくく、もって色の再現性
にも優れている。第3に、このシート材15は、前述に
より極めてセラミックス1の含有量が多いので、摂氏2
00度程度の高い耐熱性を有し、摂氏50から100度
程度の耐熱性しかない塩化ビニール等を用いた従来例に
比し、耐熱性に優れている。第4に、自己消火性があり
燃えにくいナイロン4中に、不燃材である多量のセラミ
ックス1が混入されているので、燃焼しにくい。そこ
で、床等の表面を被膜状に覆う表面強化用として用いる
場合も、肉厚を厚くしても支障は生ぜず、しかも、押出
成形により容易に肉厚を厚くしたものが得られる。つま
り、エポキシ等を塗装する従来例のように、肉厚が薄い
状態で使用することを要せず、又、塗装を何度も繰り返
す必要もなく作業効率が良い。
ス1の粒子が50パーセント以上の重量比でナイロン4
中に混入され、極めてセラミックス1の含有量が多いの
で、ナイロン4の弱点が補強され耐摩耗性に優れてい
る。すなわち、このシート材15は、鉄系の金属材料や
大理石等の石材にも匹敵する耐摩耗性を備えている。第
2に、このシート材15は、連続的に押出成形機12
(図4,図5参照)にて押出成形されるので、デコラを
用いた従来例に比し、コスト面に優れるとともに、デコ
ラシートの成形時の様に焼結による樹脂材の材質変化が
生じないので色の濃淡が生じにくく、もって色の再現性
にも優れている。第3に、このシート材15は、前述に
より極めてセラミックス1の含有量が多いので、摂氏2
00度程度の高い耐熱性を有し、摂氏50から100度
程度の耐熱性しかない塩化ビニール等を用いた従来例に
比し、耐熱性に優れている。第4に、自己消火性があり
燃えにくいナイロン4中に、不燃材である多量のセラミ
ックス1が混入されているので、燃焼しにくい。そこ
で、床等の表面を被膜状に覆う表面強化用として用いる
場合も、肉厚を厚くしても支障は生ぜず、しかも、押出
成形により容易に肉厚を厚くしたものが得られる。つま
り、エポキシ等を塗装する従来例のように、肉厚が薄い
状態で使用することを要せず、又、塗装を何度も繰り返
す必要もなく作業効率が良い。
【0013】
【発明の効果】本発明に係る請求項1のシート材および
請求項2の製造方法は、以上説明したごとく、ナイロン
中にセラミックスの粒子が50パーセント以上の重量比
で混入され押出成形されることにより、次の効果を発揮
する。すなわち第1に、耐摩耗性に優れ、傷等の損傷が
生じにくいとともに、第2に、押出成形されるのでコス
ト面に優れ、かつ、温度分布が全体的に均一で色の再現
性にも優れ、第3に、耐熱性が高く、例えば直射日光を
受けても軟化せず、第4に、燃焼しにくく容易に肉厚を
厚くでき、永年使用に耐え作業効率も良い、シート材が
得られる。そこで、例えば、建築材等の装飾用内装パネ
ルの表面として用いたり、又、床等の表面を被膜状に覆
う表面強化用に用いたり、更に、その他各種の用途に支
障なく用いることができる。このように、この種従来例
に存した問題点が一挙にすべて一掃される等、本発明の
発揮する効果は、顕著にして大なるものがある。
請求項2の製造方法は、以上説明したごとく、ナイロン
中にセラミックスの粒子が50パーセント以上の重量比
で混入され押出成形されることにより、次の効果を発揮
する。すなわち第1に、耐摩耗性に優れ、傷等の損傷が
生じにくいとともに、第2に、押出成形されるのでコス
ト面に優れ、かつ、温度分布が全体的に均一で色の再現
性にも優れ、第3に、耐熱性が高く、例えば直射日光を
受けても軟化せず、第4に、燃焼しにくく容易に肉厚を
厚くでき、永年使用に耐え作業効率も良い、シート材が
得られる。そこで、例えば、建築材等の装飾用内装パネ
ルの表面として用いたり、又、床等の表面を被膜状に覆
う表面強化用に用いたり、更に、その他各種の用途に支
障なく用いることができる。このように、この種従来例
に存した問題点が一挙にすべて一掃される等、本発明の
発揮する効果は、顕著にして大なるものがある。
【図1】本発明に係るシート材の製造方法の実施例の説
明に供し、(1)図は、セラミックスの粒子を示す正面
説明図、(2)図は、その要部の拡大図である。
明に供し、(1)図は、セラミックスの粒子を示す正面
説明図、(2)図は、その要部の拡大図である。
【図2】同ペレット成形工程の1例を示す、正面説明図
である。
である。
【図3】同ペレット成形工程の他の例を示す、正面説明
図である。
図である。
【図4】同押出成形工程の1例を示す、正面説明図であ
る。
る。
【図5】同押出成形工程の他の例を示す、正面説明図で
ある。
ある。
【図6】本発明に係るシート材およびその製造方法の実
施例の説明に供する、シート材の概略斜視図である。
施例の説明に供する、シート材の概略斜視図である。
1 セラミックス
2 表面処理
3 プレート
4 ナイロン
5 ペレット
6 ニーダー
7 かく拌翼
8 金型
9 押出成形機
10 ホッパー
11 ペレタイジング装置
12 押出成形機
13 ホッパー
14 ロール
15 シート材
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所
B29K 77:00
103:04
B29L 7:00 4F
Claims (2)
- 【請求項1】 シート状に押出成形され、ナイロン中に
セラミックスの粒子が50パーセント以上の重量比で混
入されていること、を特徴とするシート材。 - 【請求項2】 まず、セラミックスの粒子表面の摩擦係
数を小さくする表面処理を行い、次に、ナイロンと多量
の該セラミックスの粒子とを混合してシート状に押出成
形することにより、該ナイロン中に該セラミックスの粒
子が50パーセント以上の重量比で混入されたシート材
を得ること、を特徴とするシート材の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3212870A JPH0532801A (ja) | 1991-07-30 | 1991-07-30 | シート材およびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3212870A JPH0532801A (ja) | 1991-07-30 | 1991-07-30 | シート材およびその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0532801A true JPH0532801A (ja) | 1993-02-09 |
Family
ID=16629645
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3212870A Pending JPH0532801A (ja) | 1991-07-30 | 1991-07-30 | シート材およびその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0532801A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1999016813A1 (en) * | 1997-09-30 | 1999-04-08 | Ngk Insulators, Ltd. | Plastic-ceramic composite material |
| JPH11106559A (ja) * | 1997-09-30 | 1999-04-20 | Ngk Insulators Ltd | プラスチック・セラミック複合材 |
| JPH11106516A (ja) * | 1997-09-30 | 1999-04-20 | Ngk Insulators Ltd | プラスチック・セラミック複合材 |
-
1991
- 1991-07-30 JP JP3212870A patent/JPH0532801A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1999016813A1 (en) * | 1997-09-30 | 1999-04-08 | Ngk Insulators, Ltd. | Plastic-ceramic composite material |
| JPH11106559A (ja) * | 1997-09-30 | 1999-04-20 | Ngk Insulators Ltd | プラスチック・セラミック複合材 |
| JPH11106516A (ja) * | 1997-09-30 | 1999-04-20 | Ngk Insulators Ltd | プラスチック・セラミック複合材 |
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