JPH05328724A - スイッチング電源装置 - Google Patents

スイッチング電源装置

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JPH05328724A
JPH05328724A JP4128471A JP12847192A JPH05328724A JP H05328724 A JPH05328724 A JP H05328724A JP 4128471 A JP4128471 A JP 4128471A JP 12847192 A JP12847192 A JP 12847192A JP H05328724 A JPH05328724 A JP H05328724A
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voltage
current
transformer
diode
power supply
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JP4128471A
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English (en)
Inventor
Takuya Ishii
卓也 石井
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 各種電子機器へ安定な直流電圧を供給するス
イッチング電源装置において、少数部品の追加によって
高効率に力率を改善することを目的とする。 【構成】 入力交流電圧の半波整流電圧をインダクタ1
5を介してスイッチ手段5へ接続することにより、高効
率に力率を改善する効果が得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は商用交流電源等の交流電
圧を受電し、各種電子機器へ安定な直流電圧を供給する
スイッチング電源装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、スイッチング電源装置は電子機器
の省エネルギー化・小型化に伴い、より小型で高効率な
ものが求められている。一方、その入力電流の波形歪み
が問題視されており、力率の改善もまた重要課題の一つ
となってきている。
【0003】以下に従来のスイッチング電源装置につい
て説明する。図10は従来のスイッチング電源装置の一
例として、フィード・フォワード電源と呼ばれるものの
回路構成を示すものである。図10において、1は交流
電圧源、2は入力フィルタ、3はブリッジダイオード、
4は入力コンデンサ、5はスイッチ手段、6はトランス
であり、1次巻線61、2次巻線62、リセット巻線6
3を有する。7は整流平滑回路であり、ダイオード7
1、ダイオード72、チョークコイル73、出力コンデ
ンサ74とから構成されている。8は制御回路、9は負
荷であり、制御回路8は負荷9へ供給される直流出力電
圧を安定化すべく、スイッチ手段5のオンオフ比を調整
する。10はダイオードである。
【0004】以上のように構成されたスイッチング電源
装置について、以下にその動作を説明する。
【0005】まず交流電圧源1より入力フィルタ2を介
してブリッジダイオード3に受電された交流電圧v
iは、ブリッジダイオード3及び入力コンデンサ4によ
って整流平滑されて直流電圧Eiに変換される。直流電
圧Eiはスイッチ手段5によって高周波交流電圧に変換
されてトランス6の1次巻線61に印加される。ダイオ
ード10及びリセット巻線63は、スイッチ手段5のオ
ン期間にトランス6に励磁されたエネルギーをスイッチ
手段5のオフ期間に入力コンデンサ4へ帰還する磁束リ
セット回路である。
【0006】スイッチ手段5のオン期間に2次巻線62
に誘起された電圧は整流平滑回路7によって平均化され
直流出力電圧Eoとして負荷9へ供給される。スイッチ
手段5のオンオフ比(一周期内でのオン期間の割合)を
D、トランス6の1次巻線61と2次巻線62の巻数比
をnとすると、nEo=DEiの関係式が成立ち、制御回
路8によってオンオフ比Dを調整することにより、直流
出力電圧Eoは安定化される。
【0007】図11は上記スイッチング電源装置の交流
電圧vi、入力コンデンサ4の両端電圧即ち直流電圧
i、入力電流iiの様子を表わしたものである。図11
の波形図を観てもわかるように、上記スイッチング電源
装置はコンデンサインプット型と呼ばれる入力整流方式
のため、入力電流iiの導通角がせまく、力率が0.5
〜0.6程度であった。入力電流iiの導通角を拡げ、
力率を改善する手段として図12に示すような方法があ
る。
【0008】図12においてDC−DCコンバータ11
は、図10の入力コンデンサ4より出力側の回路構成と
同等なので説明は省略する。12はチョークコイルであ
り、ブリッジダイオード3、チョークコイル12、入力
コンデンサ4でチョークインプット型の整流平滑方式を
構成する。このような整流平滑方式の場合、チョークコ
イル12に発生する誘導電圧のため、入力コンデンサ4
の両端電圧Eiは図10のコンデンサインプット型のよ
うな交流電圧viのピーク値ではなく、平均値に近くな
り、入力電流iiの導通角も拡がる。チョークコイル1
2のインダクタンスにもよるが、力率0.7〜0.8程
度に向上する。図13にその様子を示す。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記の従
来の構成では、チョークコイル12には通常数mHとな
る大きなインダクタンスが必要であり、スイッチング電
源装置が大型化する。又、電力容量の変動に伴い、入力
コンデンサ4の両端電圧Eiも変動し、後段に接続され
るDC−DCコンバータ11にとっては入力電圧範囲が
拡大するという問題点を有していた。
【0010】本発明は上記従来の問題点を解決するもの
で、従来のスイッチング電源装置に少数部品の追加によ
って力率を改善し、入力コンデンサ電圧の変動も従来通
りのレベルを確保できるスイッチング電源装置を提供す
ることを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明のスイッチング電源装置は、交流電圧を受電
し、入力フィルタを介してブリッジダイオードで整流
し、入力コンデンサで平滑した直流電圧をトランスの1
次巻線と直列に接続されるスイッチ手段のオンオフ動作
によって高周波交流電圧に変換し、前記トランスの2次
巻線に誘起される高周波交流電圧を整流平滑回路を介し
て所定の直流出力電圧に変換し、負荷へ供給するスイッ
チング電源装置において、前記ブリッジダイオードの各
々の交流受電端子にアノードを接続された各ダイオード
のカソードを接続し、前記カソード接続点にインダクタ
の一端を接続し、前記インダクタの他端を、前記トラン
スの1次巻線と前記スイッチ手段との接続点に接続した
構成としたものである。
【0012】
【作用】この構成によって、従来ならブリッジダイオー
ドが不導通の時でもインダクタを介して入力電流が流
れ、インダクタに蓄えられる励磁エネルギーを入力コン
デンサへ供給するので、低損失に力率を改善することが
できる。
【0013】
【実施例】以下本発明の一実施例について図面を参照し
ながら説明する。
【0014】図1は本発明の第1の実施例におけるスイ
ッチング電源装置の回路構成を示すものである。図1に
おいて、1は交流電圧源、2は入力フィルタ、3はブリ
ッジダイオード、4は入力コンデンサ、5はスイッチ手
段、6はトランスであり、1次巻線61、2次巻線6
2、リセット巻線63を有する。7は整流平滑回路であ
り、ダイオード71、ダイオード72、チョークコイル
73、出力コンデンサ74とから構成されている。
【0015】8は制御回路、9は負荷であり、制御回路
8は負荷9へ供給される直流出力電圧を安定化すべく、
スイッチ手段5のオンオフ比を調整する。10はダイオ
ード、13はダイオード、14はダイオード、15はイ
ンダクタである。
【0016】図2は本発明の第2の実施例におけるスイ
ッチング電源装置の回路構成を示すものである。図2に
おいて、図1と同じ番号を付したものは図1と同様の構
成と動作をするものである。図1の構成と異なるもの
は、図1におけるダイオード13,14の代わりに、ダ
イオード16,17が設けられている点である。
【0017】図1及び図2のスイッチング電源装置は、
その構成が若干異なるだけで、動作は同じである。そこ
で図3に示す等価回路を用い、まとめて説明する。
【0018】図3は図1において、ブリッジダイオード
3が不導通で、ダイオード13と14のいずれかが導通
している場合、図2においては、ダイオード16が不導
通で、ブリッジダイオード3とダイオード17が導通し
ている場合の等価回路に相当する。
【0019】スイッチ手段5がオンオフする動作周波数
は交流電圧源1から入力される交流電圧viの周波数よ
り十分大きく、従ってvi半波整流電圧E′i及び入力コ
ンデンサ4の両端電圧Eiは直流電圧源とみなす。この
時、Ei>E′iであることは自明である。直流出力電圧
はEoとし、トランス6の1次巻線61、2次巻線6
2、リセット巻線63の巻数比はn:1:nとする。
又、1次巻線61のインダクタンスをLp、インダクタ
15のインダクタンスをLとする。
【0020】まずスイッチ手段5がオン状態の時、トラ
ンス6の1次巻線61及びインダクタ15にはそれぞれ
i、E′iの電圧が印加される。この時、1次巻線61
に流れる電流はEiからの電流i1に等しく、ダイオード
71が導通しているので2次巻線電流isの(1/n)
に、傾き(Ei/Lp)で直線的に増加するトランス6の
リアクトル電流iTが励磁電流が重畳された電流とな
る。又、インダクタ15に流れる電流iLは0Aから立
上がり、傾き(E′i/L)で増加する電流が流れる。
従ってスイッチ手段5のオン期間をTONとすると、オン
期間終了時にはトランス6及びインダクタ15の励磁電
流はそれぞれ(Ei・TON/Lp)、(E′i・TON
L)となっている。
【0021】次にスイッチ手段5がオフすると、トラン
ス26の各巻線とインダクタ15の各電圧は反転し、ダ
イオード10が導通するため、1次巻線61には−
i、インダクタ15にはE′i−2Eiの電圧が印加さ
れ、オン期間中に励磁されたエネルギーを消磁する。従
ってトランス6のリアクトル電流iTは、(Ei・TON
p)から傾き(−Ei/Lp)で減少し、インダクタ1
5の電流iLは(E′i・TO N/L)から傾き(E′i
2Ei)/Lで減少していく。ダイオード10に流れる
電流iDはiD=iT+iLで表わされ、従ってEiへはii
=iD+iL=iT+2iLの電流が回生されることにな
る。
【0022】1次巻線61とリセット巻線63とが同巻
数であるため、トランス6の磁束を一周期内で確実にリ
セットするようにオフ期間TOFFはTOFF>TONに設定さ
れる。又、Ei>E′iより−Ei>E′i−2Eiである
から、インダクタ15の磁束はトランス6よりも早くリ
セットされる。インダクタ15はリセット後、そのイン
ダクタンスLと浮遊容量で自由共振し、トランス6の各
巻線はダイオード72が導通しているため、ほぼ0Vに
固定される。
【0023】オフ期間終了後、スイッチ手段5は再びオ
ンし、前述の動作を繰返す。直流出力電圧Eoがスイッ
チ手段5のオンオフ比Dで、nEo=DEiと表わされる
のは従来通りであり、その安定化動作即ち制御回路8の
働きも従来通りである。E′ i=Eiの時、即ち図1にお
けるブリッジダイオード3、図2におけるダイオード1
6が導通している場合は、トランス6の消磁とインダク
タ15の消磁が同時に終了することになる。
【0024】図4に以上の動作波形を示す。インダクタ
15の電流iLのピーク値をIL、その消磁期間をT′
OFFとすると、インダクタ15を介して得られる電力P1
は、 P1=1/2・IL・(TON+T′OFF)/(TON+TOFF)・E′i となり、又、入力コンデンサ4へ回生される電力P
2は、 P2=1/2・2IL・T′OFF/(TON+TOFF)・Ei で表わされる。一方、 IL=(E′i・TON)/L=[(2Ei−E′i)・T′OFF]/L であることからP1=P2は容易に得られる。即ち、イン
ダクタ15を介して入力された電力は、理想的には全て
入力コンデンサ4へ回生される。
【0025】従って入力コンデンサ4へ入力側から供給
される電力は、図10の従来例の場合より、インダクタ
15を介する電力を差引いたものとなる。これは、入力
コンデンサ4への供給電流i2のピーク値が減少するこ
とを意味する。図5は本実施例の入力側各部波形を表わ
したものである。図4に比べ時間軸を入力交流電圧v i
の半周期にまで拡大しているので、E′iが半波波形と
なる。E′iの変化に比べEiの変動が十分小さいと考え
れば、インダクタ15の電流iLのピーク値はほぼE′i
に比例する。
【0026】入力コンデンサ4への供給電流i2とイン
ダクタ15の電流iLの和が、図1及び図2のスイッチ
ング電源装置の入力フィルタ2の出力電流に相当する。
この電流は入力フィルタ2によってその高周波成分は入
力側に対して遮断されるので、入力電流iiは図5に示
したような波形となり、その導通角が拡がっている様子
がわかる。
【0027】インダクタ15のインダクタンスLを小さ
くすることにより、i2に比べiLの割合が増え、入力電
流iiの波形も正弦波状になり、力率が向上していく。
インダクタ15が入力交流電圧viの周波数に比べ、は
るかに高周波で動作することより、そのインダクタンス
が従来例の図12のチョークコイル12よりもはるかに
小さく、小型できることはいうまでもない。
【0028】第1及び第2の実施例が、動作上等価であ
ることは既述したが、実使用上の相違点は、第1の実施
例では入力コンデンサ4への供給電流i2と、インダク
タ15の電流iLをそれぞれブリッジダイオード3とダ
イオード13,14が分担しているのに対し、第2の実
施例では、ダイオード16にi2、ダイオード17に
L、そしてブリッジダイオード3にi2+iDが流れ、
効率面で第1の実施例の方が優位となる。
【0029】以上のように本実施例によれば、第1の実
施例においては、従来のフィード・フォワード電源のブ
リッジダイオードの各々の交流受電端子からダイオード
13,14を介してインダクタ15の一端に接続し、そ
の他端を1次巻線61をスイッチ手段5との接続点に接
続する構成を設けることにより、又、第2の実施例にお
いては、従来のフィード・フォワード電源のブリッジダ
イオード正出力端子と入力コンデンサの間にダイオード
16を接続し、さらにブリッジダイオード正出力端子か
ら1次巻線61とスイッチ手段5との接続点へ電流が流
れる向きにダイオード17とインダクタ15の直列回路
を設けることにより、入力コンデンサの両端電圧Ei
従来のレベルのまま、高効率に入力電流の導通角を拡
げ、力率を改善することができる。
【0030】(実施例3)以上第1,第2の実施例は、
本発明をフィード・フォワード電源に適用した例である
が、フライバック電源にも適用できる。第1の実施例で
説明した本発明をフライバック電源に適用した場合を以
下に第3の実施例として図面を参照しながら説明する。
【0031】図6は本発明の第3の実施例を示すスイッ
チング電源装置の回路構成を示すものである。図6にお
いて、1〜5、8,9、13〜15は図1に示したもの
と同様の構成・動作をする。
【0032】図1と異なる点はトランス6のリセット巻
線63とダイオード10がなくなり、2次側の整流平滑
回路7の構成が、2次巻線62に発生するフライバック
電圧をダイオード75と出力コンデンサ76によって整
流平滑するようになっている点である。第1,第2の実
施例同様、図7に示す等価回路及び図8に示す動作波形
図を参照しながら、この実施例の動作を説明する。
【0033】まずスイッチ手段5がオン状態の時、トラ
ンス6の1次巻線61及びインダクタ15には、それぞ
れEi,E′iの電圧が印加される。この時、1次巻線6
1に流れる電流はEiからの電流i1に等しく、初期値I
1から傾き(Ei/Lp)で直線的に増加する。又、イン
ダクタ15に流れる電流iLは0Aから傾き(E′i
L)で増加する。従ってスイッチ手段5のオン期間をT
ONとすると、オン期間終了時には、トランス6及びイン
ダクタ15の励磁電流はそれぞれ(Ei・TON/Lp+I
1=I2)、(E′i・TON/L)となっている。
【0034】次にスイッチ手段5がオフすると、トラン
ス6の各巻線とインダクタ15の各電圧は反転し、ダイ
オード75が導通するため、1次巻線61には−n
o、インダクタ15には(E′i−Ei−nEo)の電圧
が印加され、オン期間中に励磁されたエネルギーを消磁
する。従ってトランス6のリアクトル電流iTは、I2
ら傾き−nEo/Lpで減少し、インダクタ15の電流i
Lは、(E′i・TON/L)から傾き(E′i−Ei−nE
o)/Lで減少していく。ダイオード75に流れる2次
巻線電流isはis=iT+iLで表わされ、従ってEi
はii=iLの電流が回生されることになる。Ei>E′i
より−nEo>E′i−Ei−nEoであるから、インダク
タ15の磁束はトランス6より早くリセットされる。
【0035】インダクタ15はリセット後、そのインダ
クタンスLと浮遊容量で自由共振する。トランス6のリ
アクトル電流iT(この時点ではis/nに等しい)がI
1になるまでがスイッチ手段5のオフ期間TOFFである。
オフ期間終了後、スイッチ手段5は再びオンし、前述の
動作を繰返す。
【0036】スイッチ手段5のオン期間のトランス6の
励磁磁束とオフ期間の消磁磁束が等しいのでEi・TON
=nEo・TOFFであり、スイッチ手段5のオンオフ比D
(=TON/(TON+TOFF))から、nEo=D/(1−
D)・Eiの関係式が成立ち、制御回路8によって直流
出力電圧Eoが安定化できるのは従来のフライバック電
源と同様である。E′i=Eiの時、即ち図6におけるブ
リッジダイオード3が導通している場合は、トランス6
の消磁期間TOFFとインダクタ15の消磁期間が等しく
なることになる。
【0037】インダクタ15の電流iLのピーク値を
L、その消磁期間をT′OFFとすると、インダクタ15
を介して得られる電力P1は、 P1=1/2・IL・(TON+T′OFF)/(TON+TOFF)・E′i となり、又、入力コンデンサ4へ回生される電力P
2は、 P2=1/2・IL・[T′OFF/(TON+TOFF)]・Ei で表わされる。又、isへ重畳され、2次巻線62から
出力される電力P3は、 P3=1/2・IL・[T′OFF/(TON+TOFF)]・nEo で表わされる。一方、 IL=(E′i・TON)/L=[(Ei+nEo−E′i)T′OFF]/L であることからP1=P2+P3は容易に得られる。即
ち、インダクタ15を介して入力された電力は、入力コ
ンデンサ4へ回生される電力と2次巻線62から負荷へ
出力される電力とに別れる。従って入力コンデンサ4へ
入力側から供給される電力は、従来のフライバック電源
の場合より、インダクタ15を介する電力を差引いたも
のとなる。
【0038】これは入力コンデンサ4への供給電流i2
のピーク値が減少することを意味する。図9は本実施例
の入力側各部波形を表わしたものである。図8に比べ、
時間軸を入力交流電圧viの半周期まで拡大しているの
で、E′iが半波波形となる。E′iの変化に比べEi
変動が十分小さいと考えれば、インダクタ15の電流i
Lのピーク値はほぼE′iに比例する。入力コンデンサ4
への供給電流i2とインダクタ15の電流iLの和が、図
6の入力フィルタ2の出力電流に相当する。この電流は
入力フィルタ2によってその高周波成分は入力側に対し
て遮断されるので、入力電流iiは図9に示したような
波形となり、その導通角が拡がっている様子がわかる。
インダクタ15のインダクタンスLを小さくすると力率
が向上するのは第1,第2の実施例で説明したのと同様
である。
【0039】以上のように第3の実施例においては、従
来のフライバック電源に、第1の実施例と同様の回路を
設けることにより、第1の実施例と同様の効果を得るこ
とができる。
【0040】なお、第3の実施例はフライバック電源に
第1の実施例と同様の回路を設けたものであるが、第2
の実施例と同様の回路を付加しても、第3の実施例と等
価になることはいうまでもない。
【0041】
【発明の効果】以上のように本発明は、交流電圧を受電
し、入力フィルタを介してブリッジダイオードで整流
し、入力コンデンサで平滑した直流電圧をトランスの1
次巻線と直列に接続されるスイッチ手段のオンオフ動作
によって高周波交流電圧を整流平滑回路を介して所定の
直流出力電圧に変換し、負荷へ供給する構成を設けるこ
とにより、入力コンデンサの両端電圧即ち従来のスイッ
チング電源装置にとっての直流入力電圧を従来のレベル
のまま、高効率に入力電流の導通角を拡げ、力率を改善
することができる優れたスイッチング電源装置を実現で
きるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例におけるスイッチング電
源装置の回路構成図
【図2】本発明の第2の実施例におけるスイッチング電
源装置の回路構成図
【図3】第1又は第2の実施例における動作説明のため
の等価回路図
【図4】図3の等価回路図の各部動作波形図
【図5】第1又は第2の実施例におけるスイッチング電
源装置の入力部動作波形図
【図6】本発明の第3の実施例におけるスイッチング電
源装置の回路構成図
【図7】第3の実施例における動作説明のための等価回
路図
【図8】図7の等価回路図の各部動作波形図
【図9】第3の実施例におけるスイッチング電源装置の
入力部動作波形図
【図10】従来のスイッチング電源装置の回路構成図
【図11】図10に示した従来のスイッチング電源装置
の入力部動作波形図
【図12】従来のスイッチング電源装置の回路構成図
【図13】図12に示した従来のスイッチング電源装置
の入力部動作波形図
【符号の説明】
1 交流電圧源 2 入力フィルタ 3 ブリッジダイオード 4 入力コンデンサ 5 スイッチ手段 6 トランス 7 電流平滑回路 8 制御回路 9 負荷 10 ダイオード 11 DC−DCコンバータ 12 チョークコイル 13 ダイオード 14 ダイオード 15 インダクタ 16 ダイオード 17 ダイオード

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】交流電圧を受電し、入力フィルタを介して
    ブリッジダイオードで整流し、入力コンデンサで平滑し
    た直流電圧をトランスの1次巻線と直列に接続されるス
    イッチ手段のオンオフ動作によって高周波交流電圧に変
    換し、前記トランスの2次巻線に誘起される高周波交流
    電圧を整流平滑回路を介して所定の直流出力電圧に変換
    し、負荷へ供給するスイッチング電源装置において、前
    記ブリッジダイオードの各々の交流受電端子にアノード
    を接続された各ダイオードのカソードを接続し、前記カ
    ソード接続点にインダクタの一端を接続し、前記インダ
    クタの他端を、前記トランスの1次巻線と前記スイッチ
    手段との接続点に接続したスイッチング電源装置。
  2. 【請求項2】交流電圧を受電し、入力フィルタを介して
    ブリッジダイオードで整流し、入力コンデンサで平滑し
    た直流電圧をトランスの1次巻線と直列に接続されるス
    イッチ手段のオンオフ動作によって高周波交流電圧に変
    換し、前記トランスの2次巻線に誘起される高周波交流
    電圧を整流平滑回路を介して所定の直流出力電圧に変換
    し、負荷へ供給するスイッチング電源装置において、前
    記ブリッジダイオードの正出力端子と前記入力コンデン
    サの間に、前記ブリッジダイオードの正出力端子にアノ
    ードが接続されるように第1のダイオードを接続し、前
    記ブリッジダイオードの正出力端子から、前記トランス
    の1次巻線と前記スイッチ手段との接続点へ、電流が流
    れる向きに第2のダイオードとインダクタの直列回路を
    接続したスイッチング電源装置。
JP4128471A 1992-05-21 1992-05-21 スイッチング電源装置 Pending JPH05328724A (ja)

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JP4128471A Pending JPH05328724A (ja) 1992-05-21 1992-05-21 スイッチング電源装置

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001145359A (ja) * 1999-11-17 2001-05-25 Ohira Denshi Kk スイッチング電源装置
KR100420964B1 (ko) * 2002-02-23 2004-03-02 학교법인 포항공과대학교 역률보상 단일단 컨버터
DE19901930B4 (de) * 1998-02-27 2006-12-21 Fuji Electric Co., Ltd., Kawasaki Schaltnetzteil

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