JPH05329452A - 多槽式有機溶剤洗浄機の二重構造排気フード - Google Patents

多槽式有機溶剤洗浄機の二重構造排気フード

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JPH05329452A
JPH05329452A JP16533292A JP16533292A JPH05329452A JP H05329452 A JPH05329452 A JP H05329452A JP 16533292 A JP16533292 A JP 16533292A JP 16533292 A JP16533292 A JP 16533292A JP H05329452 A JPH05329452 A JP H05329452A
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JP
Japan
Prior art keywords
organic solvent
tank
cleaning
inner cover
cleaning tank
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Pending
Application number
JP16533292A
Other languages
English (en)
Inventor
Atsushi Otani
厚 大谷
Fumio Miyamoto
文生 宮本
Shinya Naraoka
真也 奈良岡
Yoshiaki Yonezawa
義昭 米沢
Yoshinori Kudo
義則 工藤
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Canon Inc
Canon Precision Inc
Original Assignee
Canon Inc
Canon Precision Inc
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Publication date
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  • Cleaning And De-Greasing Of Metallic Materials By Chemical Methods (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 排気装置の排気量が比較的少量ですみ、二重
フード外部への有機溶剤の放出量を抑制する。 【構成】 洗浄槽本体4はインナーカバー1およびアウ
ターカバー2によって二重に覆われている。ワーク3を
搬送装置6の把持手段(不図示)によって把持し、矢印
通りに搬送して行き、順次第1洗浄槽4a、第2洗浄槽
4b内の有機溶剤液中に浸漬して第1次洗浄および第2
次洗浄を行ったのち、第3洗浄槽4cにおける有機溶剤
蒸気浴に浸漬して洗浄する。インナーカバー1は、ワー
ク3の搬入および搬出のための搬入切欠部1c、搬出切
欠部1dおよび前記把持手段のアーム等が通る通路1f
以外の大部分で洗浄槽本体4の開口部4dを覆ってお
り、インナーカバー1内からアウターカバー2内への有
機溶剤蒸気の流出を防いでいる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、被洗浄物品を有機溶剤
で洗浄するための多槽式有機溶剤洗浄機に付設される二
重構造排気フードに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の多槽式有機溶剤洗浄機
は、槽本体の開口部を大容積の一重の排気フードで覆
い、前記一重の排気フードに被洗浄物品を搬入および搬
出するための開口部を形成するとともに、被洗浄物品を
搬送するための搬送装置の作動を防げないように逃げ部
を設けて、洗浄作業の作業性を確保している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の技術は、一
重の排気フードが大容積のものであるため、次のような
問題点がある。
【0004】(1)排気フード外における有機溶剤蒸気
の許容濃度を満たすためには、排気量の大きな排気装置
を設置する必要がある。ちなみに、1−1−1トリクロ
ロエタンの場合、洗浄機周辺の瀑露濃度200ppm以
下(排気フード開口部)/(穴付近の排気風速0.4m
/sec以上)を満足する必要から排気装置は大型とな
る。
【0005】(2)上記(1)の結果、洗浄槽上方の有
機溶剤蒸気を大量に排ガスとして排気するので、有機溶
剤の使用量が多量となる。
【0006】(3)一般的には、排気装置の排気中から
有機溶剤を回収するための回収装置を備えておらず、未
回収の有機溶剤を多量に大気中に放出してしまう。
【0007】本発明は、上記従来の技術の有する問題点
に鑑みてなされたものであって、排気装置の排気量が比
較的少量ですみ、二重フードの外部への有機溶剤の放出
量を抑制することができる多槽式有機溶剤洗浄機の二重
構造排気フードを実現することを目的とするものであ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の多槽式有機溶剤洗浄機の二重構造排気フー
ドは、槽本体の内部に複数の有機溶剤洗浄槽が設けられ
た多槽式有機溶剤洗浄機において、前記槽本体の開口部
を覆うインナーカバーと、少なくとも前記インナーカバ
ーの周囲を覆うアウターカバーと、前記アウターカバー
の適宜部位に連通させた排気ダクトを備えたことを特徴
とするものである。
【0009】また、インナーカバーは、搬送装置の把持
手段によって把持した被洗浄物品を搬入するための切欠
部および搬出するための切欠部をそれぞれ有し、両切欠
部間には前記把持手段の一部が通過することができる通
路が開口されたものとしたり、少なくとも1つの洗浄槽
を有機溶剤蒸気浴とする場合、より効果的である。
【0010】
【作用】槽本体の上方部に滞留している有機溶剤蒸気
は、インナーカバーによりその大部分が捕捉される。し
たがって、インナーカバーの前記切欠部や通路からアウ
ターカバー内へ流出する有機溶剤蒸気は少量となり、ひ
いてはアウターカバー内からその外部へ放出される有機
溶剤蒸気の量は大幅に抑制される。
【0011】
【実施例】本発明の一実施例を図面に基いて説明する。
【0012】図1は、本発明の一実施例の模式断面図、
図2は図1のA−A線に沿う模式断面図、図3は図1に
示す実施例の槽本体およびインナーカバーの関係を示す
分解部分斜視図である。
【0013】槽本体4は、その下半分が複数の有機溶剤
洗浄槽である第1洗浄槽4a、第2洗浄槽4b、第3洗
浄槽4cに仕切られており、その上半分は仕切り壁が設
けられず共通室が設けられ、該共通室の壁面には冷却水
等が通る冷却管5が配設されている。
【0014】第1洗浄槽4aと第2洗浄槽4bは有機溶
剤で満たされており、第3洗浄槽4cはその底壁部に投
入されて少量の有機溶剤を蒸発させるために加熱するヒ
ータ10が配設されている。
【0015】槽本体4の開口部4dは後述する形状のイ
ンナーカバー1で覆われており、インナーカバー1と槽
本体4の外側部は上部壁に排気口であるダクト7が連通
されたアウターカバー2で覆われている。アウターカバ
ー2とインナーカバー1の間の空間部には公知の搬送装
置6が配設されており、この搬送装置6は被洗浄物品で
あるワーク3を把持するための図示しない把持手段を備
えている。
【0016】ワーク3は搬入台8(コンベア等でもよ
い)上に載置されており、これを搬送装置6の前記把持
手段により把持し、図1に示す矢印通りに順次搬送し、
第1洗浄槽、第2洗浄槽および第3洗浄槽内へ位置決め
して洗浄したのち、搬出台9(コンベア等でもよい)上
へ載置される。
【0017】次に、インナーカバー1の構造について図
2および図3を参照して説明する。
【0018】インナーカバー1は、矩形状の開口部を有
し、その下面側の前記開口部周辺には槽本体4の開口部
4dに気密に嵌合する突出部1bが設けられているとと
もに、上面側には、上部覆部材1aが設けられている。
【0019】上部覆部材1aは、全体的には小屋状の形
状であって、小屋の屋根に相当する上面1eは、長手方
向中央部から左右側壁に向かって下り勾配の傾斜面と
し、液化した有機溶剤が傾斜面に沿って流れ落ち易くし
ている。また、上部覆部材1aの長手方向両端面から上
面1eにかけて、ワーク3を搬入するための搬入用切欠
部1cおよび搬出するための搬出用切欠部1dがそれぞ
れ形成されており、搬入用切欠部1cと搬出用切欠部1
dとの間には、ワーク3を把持した搬送装置の把持手段
の一部であるアーム等を通過させるためのスリット状の
通路1fが形成されている。
【0020】インナーカバー1は上述の如く構成されて
いるので、その下面側の突出部1bを槽本体4の開口部
4dに気密に嵌合することによって前記槽本体4の開口
部4dを覆い、槽本体4内の有機溶剤蒸気がアウターカ
バー2内へ流出するのを抑制する機能を有するものであ
る。したがって、搬入用切欠部1c、搬出用切欠部1d
および通路1fの開口面積は、それぞれの機能を損なわ
ない限りできるだけ小さくすることが好ましい。
【0021】次に、本実施例の動作について説明する。
【0022】図1に示すように、搬入台8に載置された
ワーク3を搬送装置6の図示しない把持手段によって把
持し、矢印通りに搬送し、先ず有機溶剤液が満たされて
いる第1洗浄槽4aに浸漬して1次洗浄を行なう。つい
で、1次洗浄されたワーク3を同じく有機溶剤が満たさ
れている第2洗浄槽4bへ矢印通りに搬送して再度浸漬
して2次洗浄を行なう。この一次および2次洗浄によ
り、ワーク3に付着した水分、油分または種々の物質に
よる汚れの大部分は洗浄除去され、前記汚れの成分は有
機溶剤液中に溶解または混入する。
【0023】そののち、1次および2次洗浄されたワー
ク3を矢印通り搬送して第3洗浄槽4c内へ移す。この
第3洗浄槽4cは、少量の有機溶剤が投入されており、
これをヒータ10により加熱して蒸発させ、第3洗浄槽
4c内大半を有機溶剤蒸気による有機溶剤蒸気浴とし、
この有機溶剤蒸気浴へ前記ワーク3を浸漬して洗浄す
る。槽本体1の上方部に滞留する有機溶剤蒸気は冷却管
5によって冷却されて液化して落下する。
【0024】この第3洗浄槽4cにおいては、前記汚れ
の成分と有機溶剤の沸点の相違により、沸点の低い有機
溶剤のみが蒸発し、有機溶剤蒸気浴中には前記汚れの成
分は含まれず、ワーク3は常に清浄な有機溶剤蒸気にさ
らされて洗浄されることになる。
【0025】ついで、前記3次洗浄されたワーク3を矢
印通りに搬送して搬出台9上へ載置する。
【0026】ちなみに、本発明で使用する有機溶剤とし
ては、一般に部品洗浄で使用されている1−1−1トリ
クロロエタンやジクロロメタン等がある。
【0027】表1に1−1−1トリクロロエタンおよび
ジクロロメタンの物性を示す。
【0028】
【表1】 1−1−1トリクロロエタンを使用した場合は、第3洗
浄槽の加熱ヒータによる加熱温度は沸点温度に対して
(0〜+3)℃高く設定するとともに、冷却管の冷却液
の温度は入口側温度を21〜22℃出口側の温度24〜
25℃程度に設定するとよい。
【0029】インナーカバーの全体形状や搬入用切欠
部、搬出用切欠部および通路の形状は上記実施例に示し
たものに限らず、ワークの形状や搬送装置の把持手段の
構造に合わせて適宜の形状とすることができるが、有機
溶剤蒸気のインナーカバーからアウターカバーへの流出
を抑制するということから、それらの開口面積はできる
だけ小さくすることが好ましい。
【0030】また、アウターカバーは、密閉度が保たれ
る場合には、洗浄機全体や搬送装置のすべてを囲う必要
はなく、少なくともインナーカバーの周囲のみを部分的
に囲ったものでもよい。なお、全体をアウターカバーで
囲った場合では、洗浄機本体や搬送装置の保守・点検の
ために、扉や窓を設けておくとよい。加えて、第2洗浄
槽は超音波発振器による液浴振動洗浄として、その超音
波発振部11を第2槽下部に配設することもできる。
【0031】さらに、インナーカバーは槽本体に対して
必ずしも着脱自在でなくてもよいが、着脱自在とする場
合は次のようにするとよい。
【0032】(1)インナーカバーが振動等によりその
セット位置がずれると搬送装置や被洗浄物品と干渉する
おそれがあるが、これを防ぐ意味において、洗浄槽本体
の開口部に気密に嵌合することができるように嵌合用の
ガイドレールを設ける。
【0033】(2) インナーカバーと洗浄槽本体の開
口部周縁部のいずれか一方にピンを設け、他方に前記ピ
ンが嵌合する穴を形成する。
【0034】(3)なお、上記(1)および(2)に加
えて、ねじ等によりインナーカバーを洗浄槽本体に着脱
自在に固着することもできる。
【0035】
【発明の効果】本発明は、上述のとおり構成されている
ので、次に記載するような効果を奏する。
【0036】槽本体の上部に滞留する有機溶剤蒸気は、
その大部分がインナーカバーにより捕捉される。このた
め、有機溶剤蒸気のインナーカバー内からアウターカバ
ー内への流出量は少量となり、ひいてはアウターカバー
から排気ダクト等を介して二重フード外部へ排出される
ことによる有機溶剤の損失は大幅に軽減する。
【0037】また、排気ダクトを介してアウターカバー
外部へ排出される有機溶剤蒸気の量が少量であるため、
排気ダクトの吸込量をアウターカバー外部の周辺の瀑露
濃度許容値まで絞ることができる。その結果、排気装置
に有機溶剤蒸気回収装置が付設されている場合はその負
荷が軽減し、また、前記回収装置が付設されていない場
合であっても、大気中へ放出される有機溶剤蒸気の放出
量は大幅に抑制される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の多槽式有機溶剤洗浄機の二重構造排気
フードの一実施例を示す模式断面図である。
【図2】図1のA−A線に沿う模式断面図である。
【図3】図1に示す実施例のインナーカバーと槽本体と
の関係を示す模式部分斜視図である。
【符号の説明】
1 インナーカバー 1a 上部覆部材 1b 突出部 1c 搬入用切欠部 1d 搬出用切欠部 1e 上面 1f 通路 2 アウターカバー 3 ワーク 4 槽本体 4a 第1洗浄槽 4b 第2洗浄槽 4c 第3洗浄槽 5 冷却管 6 搬送装置 7 ダクト 8 搬入台 9 搬出台
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 米沢 義昭 青森県弘前市大開3−2−8 (72)発明者 工藤 義則 青森県弘前市大字小栗山字川合119−23

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 槽本体の内部に複数の有機溶剤洗浄槽が
    設けられた多槽式有機溶剤洗浄機において、前記槽本体
    の開口部を覆うインナーカバーと、少なくとも前記イン
    ナーカバーの周囲を覆うアウターカバーと、前記アウタ
    ーカバーの適宜部位に連通させた排気ダクトを備えたこ
    とを特徴とする多槽式有機溶剤洗浄機の二重構造排気フ
    ード。
  2. 【請求項2】 インナーカバーは、搬送装置の把持手段
    によって把持した被洗浄物品を搬入するための切欠部お
    よび搬出するための切欠部をそれぞれ有し、両切欠部間
    には前記把持手段の一部が通過することができる通路が
    開口されたことを特徴とする請求項1記載の多槽式有機
    溶剤洗浄機の二重構造排気フード。
  3. 【請求項3】 少なくとも1つの有機溶剤洗浄槽が有機
    溶剤蒸気浴であることを特徴とする請求項1または2記
    載の多槽式有機溶剤洗浄機の二重構造排気フード。
  4. 【請求項4】 槽本体とインナーカバーとで形成される
    空間部の大きさは前記空間内において被洗浄物品を搬送
    できる大きさであることを特徴とする請求項1、2また
    は3項記載の多槽式有機溶剤洗浄機の二重構造排気フー
    ド。
JP16533292A 1992-06-01 1992-06-01 多槽式有機溶剤洗浄機の二重構造排気フード Pending JPH05329452A (ja)

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ID=15810327

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JP16533292A Pending JPH05329452A (ja) 1992-06-01 1992-06-01 多槽式有機溶剤洗浄機の二重構造排気フード

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JP (1) JPH05329452A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2022041048A (ja) * 2020-08-31 2022-03-11 パナソニックIpマネジメント株式会社 処理システム及び処理方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2022041048A (ja) * 2020-08-31 2022-03-11 パナソニックIpマネジメント株式会社 処理システム及び処理方法

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