JPH05329609A - 射出装置 - Google Patents
射出装置Info
- Publication number
- JPH05329609A JPH05329609A JP17588092A JP17588092A JPH05329609A JP H05329609 A JPH05329609 A JP H05329609A JP 17588092 A JP17588092 A JP 17588092A JP 17588092 A JP17588092 A JP 17588092A JP H05329609 A JPH05329609 A JP H05329609A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- support frame
- ball
- screw shaft
- frame
- injection
- Prior art date
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- Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 動力伝達機構が簡単で,動作不良を起こしに
くい。 【構成】 モータと支持フレームとの間に介装されて運
動を伝達する回転−直線伝達機構と,フレームに軸支さ
れモータで回転駆動される1本のねじ軸と,これらねじ
軸に嵌装されたボールねじ装置のボールホルダと,これ
らのボールホルダを外周部で支持する支持フレームと,
さらに前記ねじ軸の下方位置にあってねじ軸の回動を停
止するブレーキと,前記支持フレームの中心部に支持さ
れたプランジャと,前記支持フレームに対して昇降自在
に取付けられたプランジャ先端のプランジャチップを内
孔に進退自在に嵌合させる射出スリーブを設ける。
くい。 【構成】 モータと支持フレームとの間に介装されて運
動を伝達する回転−直線伝達機構と,フレームに軸支さ
れモータで回転駆動される1本のねじ軸と,これらねじ
軸に嵌装されたボールねじ装置のボールホルダと,これ
らのボールホルダを外周部で支持する支持フレームと,
さらに前記ねじ軸の下方位置にあってねじ軸の回動を停
止するブレーキと,前記支持フレームの中心部に支持さ
れたプランジャと,前記支持フレームに対して昇降自在
に取付けられたプランジャ先端のプランジャチップを内
孔に進退自在に嵌合させる射出スリーブを設ける。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は金型のキャビティ内へ溶
融金属を射出する射出装置に関するものである。
融金属を射出する射出装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】射出成形装置,例えば,ダイカストマシ
ンにおいて,金型のキャビティへ溶湯を下方から射出す
る竪鋳込型の射出装置は,従来特開平1−224510
号公報のものが知られている。すなわち,金型の下方に
設けられた床下のピット内には,マシンベース等に支持
された射出フレームが垂下されており,この射出フレー
ムには,射出装置全体が直立支持されている。
ンにおいて,金型のキャビティへ溶湯を下方から射出す
る竪鋳込型の射出装置は,従来特開平1−224510
号公報のものが知られている。すなわち,金型の下方に
設けられた床下のピット内には,マシンベース等に支持
された射出フレームが垂下されており,この射出フレー
ムには,射出装置全体が直立支持されている。
【0003】この射出装置は,油圧装置に接続された射
出シリンダと,この射出シリンダ側の昇降自在なスリー
ブフレームに射出シリンダと同芯状に支持された射出ス
リーブと,射出シリンダのピストンロッドにカップリン
グを介し連結されて先端のプランジャチップを射出スリ
ーブの内孔に進退自在に挿入されたプランジャとを備え
ている。そして,射出スリーブ内へ注湯後,射出スリー
ブをプランジャチップとともに前進させて金型側の固定
スリーブに接合したのち,モータにより回転−直線運動
伝達機構を介して一対のねじ軸を同期させて回転駆動
し,ボールホルダを,ボールをボール溝内で転動させな
がら支持フレームとともに前進させると,支持フレーム
に支持されたプランジャが前進し,射出スリーブ内の溶
湯が固定スリーブを経て金型キャビティ内へ射出され,
この溶湯が固化することにより鋳造製品が得られる。
出シリンダと,この射出シリンダ側の昇降自在なスリー
ブフレームに射出シリンダと同芯状に支持された射出ス
リーブと,射出シリンダのピストンロッドにカップリン
グを介し連結されて先端のプランジャチップを射出スリ
ーブの内孔に進退自在に挿入されたプランジャとを備え
ている。そして,射出スリーブ内へ注湯後,射出スリー
ブをプランジャチップとともに前進させて金型側の固定
スリーブに接合したのち,モータにより回転−直線運動
伝達機構を介して一対のねじ軸を同期させて回転駆動
し,ボールホルダを,ボールをボール溝内で転動させな
がら支持フレームとともに前進させると,支持フレーム
に支持されたプランジャが前進し,射出スリーブ内の溶
湯が固定スリーブを経て金型キャビティ内へ射出され,
この溶湯が固化することにより鋳造製品が得られる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら,このよ
うな従来の射出装置においては, 一対のねじ軸を同期させて回転駆動させているため
に,芯ずれ等の影響で動作不良を起こし易い。 モータで回動駆動されるねじ軸への運動を伝達する
回転−直線伝達機構の構造が複雑になる。 という問題があった。
うな従来の射出装置においては, 一対のねじ軸を同期させて回転駆動させているため
に,芯ずれ等の影響で動作不良を起こし易い。 モータで回動駆動されるねじ軸への運動を伝達する
回転−直線伝達機構の構造が複雑になる。 という問題があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】このような課題を解決す
るために,本発明では,モータと支持フレームとの間に
介装されて運動を伝達する回転−直線伝達機構と,フレ
ームに軸支されモータで回転駆動される1本のねじ軸
と,これらねじ軸に嵌装されたボールねじ装置のボール
ホルダと,これらのボールホルダを外周部で支持する支
持フレームと,さらに,前記ねじ軸の下方位置にあって
ねじ軸の回動を停止するブレーキと,前記支持フレーム
の中心部に支持されたプランジャと,前記支持フレーム
に対して昇降自在に取付けられたプランジャ先端のプラ
ンジャチップを内孔に進退自在に嵌合させる射出スリー
ブとを設けた構成にする。
るために,本発明では,モータと支持フレームとの間に
介装されて運動を伝達する回転−直線伝達機構と,フレ
ームに軸支されモータで回転駆動される1本のねじ軸
と,これらねじ軸に嵌装されたボールねじ装置のボール
ホルダと,これらのボールホルダを外周部で支持する支
持フレームと,さらに,前記ねじ軸の下方位置にあって
ねじ軸の回動を停止するブレーキと,前記支持フレーム
の中心部に支持されたプランジャと,前記支持フレーム
に対して昇降自在に取付けられたプランジャ先端のプラ
ンジャチップを内孔に進退自在に嵌合させる射出スリー
ブとを設けた構成にする。
【0006】
【作用】射出スリーブ内へ注湯後,射出スリーブをプラ
ンジャチップとともに前進させて金型側の固定スリーブ
に接合したのち,モータにより回転−直線運動伝達機構
を介してねじ軸を回転駆動し,ボールホルダを,ボール
をボール溝内で転動させながら支持フレームとともに前
進させると,支持フレームに支持されたプランジャが前
進し,射出スリーブ内の溶湯がプランジャチップで押さ
れて金型のキャビティ内へ射出される。
ンジャチップとともに前進させて金型側の固定スリーブ
に接合したのち,モータにより回転−直線運動伝達機構
を介してねじ軸を回転駆動し,ボールホルダを,ボール
をボール溝内で転動させながら支持フレームとともに前
進させると,支持フレームに支持されたプランジャが前
進し,射出スリーブ内の溶湯がプランジャチップで押さ
れて金型のキャビティ内へ射出される。
【0007】
【実施例】図1ないし図4は本発明に係る射出装置を竪
鋳込型のダイカストマシンに実施した例を示し,図1は
射出装置の縦断面図,図2は射出装置下部域の一部拡大
詳細縦断面図,図3は射出装置の平面図,図4は図2の
A−Aからみた仰瞰図である。
鋳込型のダイカストマシンに実施した例を示し,図1は
射出装置の縦断面図,図2は射出装置下部域の一部拡大
詳細縦断面図,図3は射出装置の平面図,図4は図2の
A−Aからみた仰瞰図である。
【0008】図示しない金型の下方に位置するフレーム
1には,一対のリニアガイド2(1個のみ図示)が固定
されており,全体を符号3で示す射出装置は,このリニ
アガイド2に案内されて図に示す金型下方の射出位置
と,図の紙背方向である注湯位置との間で水平方向に移
動するように構成されている。すなわち,リニアガイド
2は,フレーム1側の支持板4に支持された断面ほぼ正
方形長尺のレール5を備えており,このレール5の両側
面に形成されたボール溝には,複数個のボール6が転動
自在に保持されている。射出装置3の筒体7には,断面
逆U字状に形成されて側面を図示しないカバーで覆われ
た複数個のボールホルダ9が,補強部材を介し固定され
ており,このボールホルダ9の内面には,ボール6を保
持するボール溝が形成されている。このように構成され
ていることにより,駆動装置で駆動すると,射出装置3
がボール6をボール溝内で転動させながら円滑に移動す
る。
1には,一対のリニアガイド2(1個のみ図示)が固定
されており,全体を符号3で示す射出装置は,このリニ
アガイド2に案内されて図に示す金型下方の射出位置
と,図の紙背方向である注湯位置との間で水平方向に移
動するように構成されている。すなわち,リニアガイド
2は,フレーム1側の支持板4に支持された断面ほぼ正
方形長尺のレール5を備えており,このレール5の両側
面に形成されたボール溝には,複数個のボール6が転動
自在に保持されている。射出装置3の筒体7には,断面
逆U字状に形成されて側面を図示しないカバーで覆われ
た複数個のボールホルダ9が,補強部材を介し固定され
ており,このボールホルダ9の内面には,ボール6を保
持するボール溝が形成されている。このように構成され
ていることにより,駆動装置で駆動すると,射出装置3
がボール6をボール溝内で転動させながら円滑に移動す
る。
【0009】このようにして支持された射出装置3は,
筒体7の上端に固着された多角形状の上部フレーム10
の対抗する箇所に設けられたドッキング用シリング12
のラム孔12aにはドッキングシリンダ用ラム8の下部
は昇降自在に嵌合されるとともに,途中はリニアボール
ベアリング36を介して上部フレーム10に固定されて
いる。また,前記ドッキングシリンダ用ラム8の上部は
スリーブフレーム15に複数個のボルト16aで固定さ
れており,このスリーブフレーム15の中心部には,円
筒状に形成された射出スリーブ17がその上方に設けら
れた金型の固定スリーブ(図示せず)と同芯状に固定さ
れている。
筒体7の上端に固着された多角形状の上部フレーム10
の対抗する箇所に設けられたドッキング用シリング12
のラム孔12aにはドッキングシリンダ用ラム8の下部
は昇降自在に嵌合されるとともに,途中はリニアボール
ベアリング36を介して上部フレーム10に固定されて
いる。また,前記ドッキングシリンダ用ラム8の上部は
スリーブフレーム15に複数個のボルト16aで固定さ
れており,このスリーブフレーム15の中心部には,円
筒状に形成された射出スリーブ17がその上方に設けら
れた金型の固定スリーブ(図示せず)と同芯状に固定さ
れている。
【0010】一方,図2に示すように前記したドッキン
グ用シリンダ12とほぼ60度位相を有して対抗する箇
所に昇降軸13が設けられている。前記筒体7の下端部
近傍から上方へ延びる昇降軸13が設けられ,前記昇降
軸13の下端部は下部フレーム11内に穿設されたガイ
ドシリンダ14とボス部18a内を挿通されるととも
に,ガイドシリンダ14の上部間とボス部18a間でボ
ール6aを多数介在させたリニアボールベアリング55
と56となっており,さらに前記昇降軸13の上端部は
前記スリーブフレーム15に複数個のボルト16bで固
定されている。また,符号18は外周部を円周方向へ2
等分する位置に形成されたボス部18aに保持されてい
る支持フレームである。
グ用シリンダ12とほぼ60度位相を有して対抗する箇
所に昇降軸13が設けられている。前記筒体7の下端部
近傍から上方へ延びる昇降軸13が設けられ,前記昇降
軸13の下端部は下部フレーム11内に穿設されたガイ
ドシリンダ14とボス部18a内を挿通されるととも
に,ガイドシリンダ14の上部間とボス部18a間でボ
ール6aを多数介在させたリニアボールベアリング55
と56となっており,さらに前記昇降軸13の上端部は
前記スリーブフレーム15に複数個のボルト16bで固
定されている。また,符号18は外周部を円周方向へ2
等分する位置に形成されたボス部18aに保持されてい
る支持フレームである。
【0011】前記昇降軸13の下方のガイドシリンダ1
4の上方近傍に複数のピン22に配設された係止部材2
0によって下降限を規制されており,支持フレーム18
はボールホルダ33を介してねじ軸21により昇降自在
に支持されている。
4の上方近傍に複数のピン22に配設された係止部材2
0によって下降限を規制されており,支持フレーム18
はボールホルダ33を介してねじ軸21により昇降自在
に支持されている。
【0012】支持フレーム18の下方へ配設された下部
フレーム11には,ねじ軸21に対応する位置に軸受孔
が穿設されており,この軸受孔には,ねじ軸21の小径
部が軸受23を介して軸支されている。
フレーム11には,ねじ軸21に対応する位置に軸受孔
が穿設されており,この軸受孔には,ねじ軸21の小径
部が軸受23を介して軸支されている。
【0013】そして,ねじ軸21はその段部と,ねじ軸
21の下端部に刻設されたねじ部と傘歯車25の内周部
に刻設されたねじ部とが螺着可能になっており,両者を
螺合させたのち小径部にキー止めをし,さらにねじ軸2
1の最下端部に突設したねじ部にナット26を螺合させ
て係止し,下部フレーム11に対して軸方向への移動を
規制されるようになっている。下方へ開口された下部フ
レーム11の両側には水平に配設されたサーボモータ2
7の回転軸28の対応する位置に軸受孔が穿設されてお
り,この軸受孔にはラジアル軸受29R,29Lが装着
されており,さらに,ラジアル軸受29R,29Lの両
外面部にはそれぞれ油シール部材60が配設され,前記
回転軸28がラジアル軸受29R,29Lに回転自在に
両端を支持されている。回転軸28の軸端部には電磁ブ
レーキ装置31が下部フレーム11の側端部に配設さ
れ,前記電磁ブレーキ装置31内にあって図示されない
電磁ブレーキが必要に応じて下部フレーム11の側端部
に当接して前記回転軸28の回動が防止されるようにな
っている。
21の下端部に刻設されたねじ部と傘歯車25の内周部
に刻設されたねじ部とが螺着可能になっており,両者を
螺合させたのち小径部にキー止めをし,さらにねじ軸2
1の最下端部に突設したねじ部にナット26を螺合させ
て係止し,下部フレーム11に対して軸方向への移動を
規制されるようになっている。下方へ開口された下部フ
レーム11の両側には水平に配設されたサーボモータ2
7の回転軸28の対応する位置に軸受孔が穿設されてお
り,この軸受孔にはラジアル軸受29R,29Lが装着
されており,さらに,ラジアル軸受29R,29Lの両
外面部にはそれぞれ油シール部材60が配設され,前記
回転軸28がラジアル軸受29R,29Lに回転自在に
両端を支持されている。回転軸28の軸端部には電磁ブ
レーキ装置31が下部フレーム11の側端部に配設さ
れ,前記電磁ブレーキ装置31内にあって図示されない
電磁ブレーキが必要に応じて下部フレーム11の側端部
に当接して前記回転軸28の回動が防止されるようにな
っている。
【0014】また,回転軸28のサーボモータ27側の
基部は段部を有した形状となっており,大径部にキー止
めされたラジアル軸受29Rと小径部に嵌合してキー止
めされた傘歯車25aが配設され,傘歯車25aは前記
傘歯車25と噛合してサーボモータ27側の動力を伝え
るように構成されている。
基部は段部を有した形状となっており,大径部にキー止
めされたラジアル軸受29Rと小径部に嵌合してキー止
めされた傘歯車25aが配設され,傘歯車25aは前記
傘歯車25と噛合してサーボモータ27側の動力を伝え
るように構成されている。
【0015】前記下部フレーム11は下方に開口した外
周側面が円筒状を有した形状となっており,下部フレー
ム11の下端部は底板51がボルトによって取付けら
れ,さらに前記底板51で内封された下部フレーム11
内部には潤滑油が封油され両傘歯車25,25a間で動
力伝達がスムースに行なわれるようになっている。
周側面が円筒状を有した形状となっており,下部フレー
ム11の下端部は底板51がボルトによって取付けら
れ,さらに前記底板51で内封された下部フレーム11
内部には潤滑油が封油され両傘歯車25,25a間で動
力伝達がスムースに行なわれるようになっている。
【0016】また,図4に示すように前記底板51には
射出装置3の軸心方向に向かう挿通孔52aが回転軸2
8の両側に等間隔で3個づつ設けられ,この挿通孔52
aを挿通して連結ロッド52が配設されている。この連
結ロッド52の上端部には傘歯車25より例えば2〜3
mm離間してフリクションプレート30が配設され,ボ
ルトで一体的に固定されるとともに,前記連結ロッド5
2の下端部にはプレート53が底板51より離間して配
設され,ボルトで一体的に固定されている。
射出装置3の軸心方向に向かう挿通孔52aが回転軸2
8の両側に等間隔で3個づつ設けられ,この挿通孔52
aを挿通して連結ロッド52が配設されている。この連
結ロッド52の上端部には傘歯車25より例えば2〜3
mm離間してフリクションプレート30が配設され,ボ
ルトで一体的に固定されるとともに,前記連結ロッド5
2の下端部にはプレート53が底板51より離間して配
設され,ボルトで一体的に固定されている。
【0017】前記円形状のプレート53の最内周部には
同一ピッチにて等間隔で4分割された個所に凹部を設け
るとともに,前記底板51間にばね54が弾装されてお
り,ばね54の伸張力によって前述した傘歯車25とフ
リクションプレート30間を例えば2〜3mm絶えず離
間するように構成されている。また,圧油によってピス
トン44が上昇してプレート53に当接したのち,ばね
54の伸張力に打勝ってプレート53は上昇し,さらに
ロッド52を介してフリクションプレート30を押上げ
て傘歯車25端面と接触させ,フリクションプレート3
0と傘歯車25間の摩擦によってねじ軸21の逆転(ボ
ールホルダ33の下降)を完全に防止できるようになっ
ている。次いで図示しないバルブを切換えピストン44
の圧油を排除すると,前記ばね54の伸張力によって元
の状態,すなわちフリクションプレート30と傘歯車2
5間は離隔するようになっている。
同一ピッチにて等間隔で4分割された個所に凹部を設け
るとともに,前記底板51間にばね54が弾装されてお
り,ばね54の伸張力によって前述した傘歯車25とフ
リクションプレート30間を例えば2〜3mm絶えず離
間するように構成されている。また,圧油によってピス
トン44が上昇してプレート53に当接したのち,ばね
54の伸張力に打勝ってプレート53は上昇し,さらに
ロッド52を介してフリクションプレート30を押上げ
て傘歯車25端面と接触させ,フリクションプレート3
0と傘歯車25間の摩擦によってねじ軸21の逆転(ボ
ールホルダ33の下降)を完全に防止できるようになっ
ている。次いで図示しないバルブを切換えピストン44
の圧油を排除すると,前記ばね54の伸張力によって元
の状態,すなわちフリクションプレート30と傘歯車2
5間は離隔するようになっている。
【0018】ねじ軸21のらせん状ねじ溝には,複数個
のボール32が並列して保持されており,また,支持フ
レーム18のホルダ孔18bに嵌着されてボルト止めさ
れたボールホルダ33は,ねじ軸21に嵌装されてその
内孔に形成されたらせん状のボール溝にはボール32が
保持されている。こうすることにより,ねじ軸21が回
転すると,ボール32をボール溝内で転動させながら支
持フレーム18が昇降するように構成されている。そし
て,支持フレーム18の中心部には,プランジャ34が
カップリング35で連結されて立設されており,その頭
部であるプランジャチップ34aは,射出スリーブ17
の内孔に進退自在に嵌入されている。
のボール32が並列して保持されており,また,支持フ
レーム18のホルダ孔18bに嵌着されてボルト止めさ
れたボールホルダ33は,ねじ軸21に嵌装されてその
内孔に形成されたらせん状のボール溝にはボール32が
保持されている。こうすることにより,ねじ軸21が回
転すると,ボール32をボール溝内で転動させながら支
持フレーム18が昇降するように構成されている。そし
て,支持フレーム18の中心部には,プランジャ34が
カップリング35で連結されて立設されており,その頭
部であるプランジャチップ34aは,射出スリーブ17
の内孔に進退自在に嵌入されている。
【0019】こうすることにより,射出スリーブ17の
内孔へ注入された溶湯は,プランジャ34の上昇により
プランジャチップ34aに押されて固定スリーブを介し
金型のキャビティ内へ射出されるように構成されてい
る。36は上部フレーム10に固定されたカバー37に
支持されてカバー37とともにねじ軸21を覆う断面半
円状のカバーであって,支持フレーム18と一体的にス
リーブフレーム15に沿ってその上方へ突出するように
構成されている。また,プランジャ34の中心部には,
ドッキング用シリンダ12の外周部へ開口する水冷管3
8が貫通して設けられており,開口部に装着されたホー
スは,冷却ポンプに接続されている。
内孔へ注入された溶湯は,プランジャ34の上昇により
プランジャチップ34aに押されて固定スリーブを介し
金型のキャビティ内へ射出されるように構成されてい
る。36は上部フレーム10に固定されたカバー37に
支持されてカバー37とともにねじ軸21を覆う断面半
円状のカバーであって,支持フレーム18と一体的にス
リーブフレーム15に沿ってその上方へ突出するように
構成されている。また,プランジャ34の中心部には,
ドッキング用シリンダ12の外周部へ開口する水冷管3
8が貫通して設けられており,開口部に装着されたホー
スは,冷却ポンプに接続されている。
【0020】全体を符号41で示すものは,押圧手段で
ある。本実施例においては押圧手段として例えば押し油
シリンダ41を用い,射出装置3が射出位置にきた場合
に作動開始するようにベース70上に載置されている。
シリンダ50の上下はそれぞれ蓋体42で上を閉塞され
て形成されたシリンダ孔11aとこのシリンダ孔11a
に進退自在に嵌合されたピストン44とで形成されてお
り,ピストン44に係合するシリンダ50内の下方に設
けた油道45と配管とを介して油圧装置に接続されてい
る。
ある。本実施例においては押圧手段として例えば押し油
シリンダ41を用い,射出装置3が射出位置にきた場合
に作動開始するようにベース70上に載置されている。
シリンダ50の上下はそれぞれ蓋体42で上を閉塞され
て形成されたシリンダ孔11aとこのシリンダ孔11a
に進退自在に嵌合されたピストン44とで形成されてお
り,ピストン44に係合するシリンダ50内の下方に設
けた油道45と配管とを介して油圧装置に接続されてい
る。
【0021】そして,ねじ軸21の下端下降限とピスト
ン44の上端下降限との間には,図1に符号t1で示す
3mm程度の隙間が形成されている。こうすることによ
り,プランジャチップ34aが上昇して溶湯がキャビテ
ィに充填されたのち,ピストン44の下方へ送油してピ
ストン44を上昇させると,ねじ軸21に接触してから
例えば5mm程度上昇し,支持フレーム18を介してプ
ランジャ34が上昇して押湯作用がなされるように構成
されている。
ン44の上端下降限との間には,図1に符号t1で示す
3mm程度の隙間が形成されている。こうすることによ
り,プランジャチップ34aが上昇して溶湯がキャビテ
ィに充填されたのち,ピストン44の下方へ送油してピ
ストン44を上昇させると,ねじ軸21に接触してから
例えば5mm程度上昇し,支持フレーム18を介してプ
ランジャ34が上昇して押湯作用がなされるように構成
されている。
【0022】符号49は,サーボモータ27の回転によ
り傘歯車25a,25を介してねじ軸21を回動し,支
持フレーム18を上方へ移動する際上昇力が生じるた
め,下部フレーム11も連られて持上げられることを規
制する移動規制シリンダであり,この移動規制シリンダ
49に係合して上下するピストンロッド49aの先端部
を下部フレーム11に当接させ,サーボモータ27の動
力を傘歯車25a,25を介してねじ軸21を回動する
際,傘歯車25a,25の伝達分力によって下部フレー
ム11が上方へ持上げられることを防止している。
り傘歯車25a,25を介してねじ軸21を回動し,支
持フレーム18を上方へ移動する際上昇力が生じるた
め,下部フレーム11も連られて持上げられることを規
制する移動規制シリンダであり,この移動規制シリンダ
49に係合して上下するピストンロッド49aの先端部
を下部フレーム11に当接させ,サーボモータ27の動
力を傘歯車25a,25を介してねじ軸21を回動する
際,傘歯車25a,25の伝達分力によって下部フレー
ム11が上方へ持上げられることを防止している。
【0023】以上のように構成された射出装置の動作を
説明する。駆動装置で射出装置3全体を図の紙背方向に
押すと,射出装置3は,リニアガイド2のボール6をボ
ール溝内で転動させながら注湯位置へ移動するので,射
出スリーブ17内へ溶湯を注湯する。注湯後,射出装置
3を射出位置の下方位置へ復帰するように移動させる。
説明する。駆動装置で射出装置3全体を図の紙背方向に
押すと,射出装置3は,リニアガイド2のボール6をボ
ール溝内で転動させながら注湯位置へ移動するので,射
出スリーブ17内へ溶湯を注湯する。注湯後,射出装置
3を射出位置の下方位置へ復帰するように移動させる。
【0024】つぎに,ドッキング用シリンダ12のラム
12aへ送油すると,昇降軸13はリニアボールベアリ
ング36,55,および56のボール6aを転動させな
がら上昇してこれと一体的の射出スリーブ17が上昇
し,金型の固定スリーブに接合される。このとき,支持
フレーム18は係止部材20で押されるとともに,ねじ
軸21,ボール32,ボールホルダ33からなるボール
ねじ装置の作用で上昇し,プランジャチップ34aが射
出スリーブ17と同じ位置関係を保った状熊で上昇す
る。したがって,射出スリーブ17内の溶湯がこぼれる
ことがない。
12aへ送油すると,昇降軸13はリニアボールベアリ
ング36,55,および56のボール6aを転動させな
がら上昇してこれと一体的の射出スリーブ17が上昇
し,金型の固定スリーブに接合される。このとき,支持
フレーム18は係止部材20で押されるとともに,ねじ
軸21,ボール32,ボールホルダ33からなるボール
ねじ装置の作用で上昇し,プランジャチップ34aが射
出スリーブ17と同じ位置関係を保った状熊で上昇す
る。したがって,射出スリーブ17内の溶湯がこぼれる
ことがない。
【0025】そこでモータ27を始動して傘歯車25a
から傘歯車25を介してねじ軸21を回転させると,ね
じ軸21の作用により支持フレーム18がボール32を
ねじ溝内で転動させ,かつリニアボールベアリング55
を昇降軸13に沿って移動させながら上昇し,これと一
体のプランジャ34とプランジャチップ34aも上昇す
るので,射出スリーブ17内の溶湯は,固定スリーブを
経て金型のキャビティ内へ射出される。なお,図示しな
い金型のキャビティ内に溶湯が充満されたらモータ27
を停止させるとともに,電磁ブレーキをかける。
から傘歯車25を介してねじ軸21を回転させると,ね
じ軸21の作用により支持フレーム18がボール32を
ねじ溝内で転動させ,かつリニアボールベアリング55
を昇降軸13に沿って移動させながら上昇し,これと一
体のプランジャ34とプランジャチップ34aも上昇す
るので,射出スリーブ17内の溶湯は,固定スリーブを
経て金型のキャビティ内へ射出される。なお,図示しな
い金型のキャビティ内に溶湯が充満されたらモータ27
を停止させるとともに,電磁ブレーキをかける。
【0026】溶湯がキャビティ内へ充填し終ると,押湯
シリンダ41のピストン44下方へ送油されてピストン
44が上昇し,底板51に接触し,例えば8mm程度上
昇させるので,支持フレーム18もプランジャチップ3
4aを伴って上昇し,キャビティ内の溶湯が圧縮されて
押湯が行なわれる。このような射出動作中,水冷管38
に冷水が供給されて循環するので,プランジャ34が冷
却される。
シリンダ41のピストン44下方へ送油されてピストン
44が上昇し,底板51に接触し,例えば8mm程度上
昇させるので,支持フレーム18もプランジャチップ3
4aを伴って上昇し,キャビティ内の溶湯が圧縮されて
押湯が行なわれる。このような射出動作中,水冷管38
に冷水が供給されて循環するので,プランジャ34が冷
却される。
【0027】射出動作が終われば,射出製品の冷却固化
後,型開きし,押湯シリンダ41のピストン44を後退
させ,ブレーキを解除したモータ27を駆動して,ボー
ルねじ装置を介して支持フレーム18を後退させ,プラ
ンジャチップ34aを後退させる。プランジャチップ3
4aや支持フレーム18が所定の位置まで後退したら,
支持フレーム18が係止部材20を押し,そのあとは,
昇降軸13および射出スリーブ17も同時に移動する。
このあと,射出装置3を注湯位置まで移動させ,1サイ
クルが終了する。
後,型開きし,押湯シリンダ41のピストン44を後退
させ,ブレーキを解除したモータ27を駆動して,ボー
ルねじ装置を介して支持フレーム18を後退させ,プラ
ンジャチップ34aを後退させる。プランジャチップ3
4aや支持フレーム18が所定の位置まで後退したら,
支持フレーム18が係止部材20を押し,そのあとは,
昇降軸13および射出スリーブ17も同時に移動する。
このあと,射出装置3を注湯位置まで移動させ,1サイ
クルが終了する。
【0028】なお,射出装置3の注湯位置への移動は,
従来のように傾転によって行なってもよいが,本装置の
場合,従来の油圧式射出シリンダを設けたものよりも装
置全体の高さがかなり低くなり,傾転角度が大きくなっ
て注湯量が減るので,実施例のように水平移動式にする
ことが好ましい。また,本実施例は本発明を竪鋳込型の
ダイカストマシンに実施した例を示したが,これは,横
鋳込型のダイカストマシンに実施することができ,さら
に,プラスチック用の射出成形機にも同様に実施するこ
とができて同様の作用効果が得られる。
従来のように傾転によって行なってもよいが,本装置の
場合,従来の油圧式射出シリンダを設けたものよりも装
置全体の高さがかなり低くなり,傾転角度が大きくなっ
て注湯量が減るので,実施例のように水平移動式にする
ことが好ましい。また,本実施例は本発明を竪鋳込型の
ダイカストマシンに実施した例を示したが,これは,横
鋳込型のダイカストマシンに実施することができ,さら
に,プラスチック用の射出成形機にも同様に実施するこ
とができて同様の作用効果が得られる。
【0029】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように,本発明
によれば,モータと支持フレームとの間に介装されて運
動を伝達する回転−直線伝達機構と,フレームに軸支さ
れモータで回転駆動される1本のねじ軸と,これらねじ
軸に嵌装されたボールねじ装置のボールホルダと,これ
らのボールホルダを外周部で支持する支持フレームと,
さらに,前記ねじ軸の下方位置にあってねじ軸の回動を
停止するブレーキと,前記支持フレームの中心部に支持
されたプランジャと,前記支持フレームに対して昇降自
在に取付けられたプランジャ先端のプランジャチップを
内孔に進退自在に嵌合させる射出スリーブとを設けたこ
とにより,機械の加工精度の影響を受けにくくなりねじ
軸の回動がスムースに行なえる。また,回転−直線伝達
機構に傘歯車を用いることにより構造がシンプルとなる
とともに動力の伝達が容易となる。
によれば,モータと支持フレームとの間に介装されて運
動を伝達する回転−直線伝達機構と,フレームに軸支さ
れモータで回転駆動される1本のねじ軸と,これらねじ
軸に嵌装されたボールねじ装置のボールホルダと,これ
らのボールホルダを外周部で支持する支持フレームと,
さらに,前記ねじ軸の下方位置にあってねじ軸の回動を
停止するブレーキと,前記支持フレームの中心部に支持
されたプランジャと,前記支持フレームに対して昇降自
在に取付けられたプランジャ先端のプランジャチップを
内孔に進退自在に嵌合させる射出スリーブとを設けたこ
とにより,機械の加工精度の影響を受けにくくなりねじ
軸の回動がスムースに行なえる。また,回転−直線伝達
機構に傘歯車を用いることにより構造がシンプルとなる
とともに動力の伝達が容易となる。
【図1】本発明に係る射出装置の縦断面図である。
【図2】射出装置下部域の一部拡大詳細縦断面図であ
る。
る。
【図3】射出装置の平面図である。
【図4】図2のA−Aから視た仰瞰図である。
1 フレーム 2 リニアガイド 3 射出装置 10 上部フレーム 11 下部フレーム 12 ドッキング用シリンダ 13 昇降軸 17 射出スリーブ 18 支持フレーム 21 ねじ軸 25,25a 傘歯車 27 サーボモータ 28 回転軸 30 フリクションプレート 31 電磁ブレーキ 34 プランジャ 41 押し油シリンダ 44 ピストン 49 移動規制シリンダ 50 シリンダ 52 連結ロッド 53 プレート
Claims (1)
- 【請求項1】 モータと支持フレームとの間に介装され
て運動を伝達する回転−直線伝達機構と,フレームに軸
支されモータで回転駆動される1本のねじ軸と,これら
ねじ軸に嵌装されたボールねじ装置のボールホルダと,
これらのボールホルダを外周部で支持する支持フレーム
と,さらに,前記ねじ軸の下方位置にあってねじ軸の回
動を停止するブレーキと,前記支持フレームの中心部に
支持されたプランジャと,前記支持フレームに対して昇
降自在に取付けられたプランジャ先端のプランジャチッ
プを内孔に進退自在に嵌合させる射出スリーブとを設け
たことを特徴とする射出装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17588092A JPH05329609A (ja) | 1992-05-26 | 1992-05-26 | 射出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17588092A JPH05329609A (ja) | 1992-05-26 | 1992-05-26 | 射出装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05329609A true JPH05329609A (ja) | 1993-12-14 |
Family
ID=16003829
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17588092A Pending JPH05329609A (ja) | 1992-05-26 | 1992-05-26 | 射出装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05329609A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| IT201700051868A1 (it) * | 2017-05-12 | 2018-11-12 | B2B S R L | Pressa verticale per pressofusione |
-
1992
- 1992-05-26 JP JP17588092A patent/JPH05329609A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| IT201700051868A1 (it) * | 2017-05-12 | 2018-11-12 | B2B S R L | Pressa verticale per pressofusione |
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