JPH05329891A - リードフレームの樹脂封止用金型 - Google Patents
リードフレームの樹脂封止用金型Info
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- JPH05329891A JPH05329891A JP16221892A JP16221892A JPH05329891A JP H05329891 A JPH05329891 A JP H05329891A JP 16221892 A JP16221892 A JP 16221892A JP 16221892 A JP16221892 A JP 16221892A JP H05329891 A JPH05329891 A JP H05329891A
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- 239000011347 resin Substances 0.000 title claims abstract description 121
- 229920005989 resin Polymers 0.000 title claims abstract description 121
- 238000007789 sealing Methods 0.000 title abstract description 16
- 238000005538 encapsulation Methods 0.000 claims description 5
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 abstract description 3
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 6
- 239000004065 semiconductor Substances 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
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- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Encapsulation Of And Coatings For Semiconductor Or Solid State Devices (AREA)
- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
- Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 硬化した残留樹脂によるリードフレームの損
傷を防止し得ると共に、樹脂封止されたリードフレーム
の周縁に付着した樹脂を効率よく除去可能なリードフレ
ームの樹脂封止用金型を提供することを目的とする。 【構成】 パーティング面14に形成された凹部10内
にリードフレーム16をセットし、該リードフレーム1
6の特定部分20を樹脂封止するリードフレーム16の
樹脂封止用金型12において、前記パーティング面14
に凹設され、前記凹部10へ連絡すると共に、断面積が
最奥部から開口部まで等しいか、もしくは断面積が最奥
部から開口部へ向けて徐々に大きくなる樹脂溜部18を
具備する。
傷を防止し得ると共に、樹脂封止されたリードフレーム
の周縁に付着した樹脂を効率よく除去可能なリードフレ
ームの樹脂封止用金型を提供することを目的とする。 【構成】 パーティング面14に形成された凹部10内
にリードフレーム16をセットし、該リードフレーム1
6の特定部分20を樹脂封止するリードフレーム16の
樹脂封止用金型12において、前記パーティング面14
に凹設され、前記凹部10へ連絡すると共に、断面積が
最奥部から開口部まで等しいか、もしくは断面積が最奥
部から開口部へ向けて徐々に大きくなる樹脂溜部18を
具備する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はリードフレームの樹脂封
止用金型に関し、一層詳細にはパーティング面に形成さ
れた凹部内にリードフレームをセットし、リードフレー
ムの特定部分を樹脂封止するリードフレームの樹脂封止
用金型に関する。
止用金型に関し、一層詳細にはパーティング面に形成さ
れた凹部内にリードフレームをセットし、リードフレー
ムの特定部分を樹脂封止するリードフレームの樹脂封止
用金型に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のリードフレームの樹脂封止用金型
の一例を図4(下型の部分平面図)および図5(型閉し
た状態における図4のX部付近の断面図)に示す。下型
100の上面(パーティング面)102には樹脂封止さ
れるリードフレーム104をセットする浅い凹部106
が形成されている。当該凹部106内にリードフレーム
104をセットし、上型108を閉じ(図5の状態)、
ゲート110から溶融樹脂をキャビティ112内へ充填
すると、半導体チップ114周辺を樹脂封止することが
できる。溶融樹脂はキャビティ112以外の部分へ侵入
しないよう下型100と上型108がしっかりと型閉さ
れるが、リードフレーム104には公差が有り、凹部1
06のサイズより僅かに小さいリードフレーム104が
凹部106内へセットされることが有る。その場合、凹
部106とリードフレーム104との間にギャップ11
6がリードフレーム104の周囲に形成されてしまう。
また、キャビティ112内へ溶融樹脂を導入するための
ゲート(またはランナ)110は、上型108に当該ギ
ャップ116を横切る方向へ形成されているためゲート
110とギャップ116は連通することになる。この連
通状態で溶融樹脂をキャビティ112へ充填すると、溶
融樹脂の一部はゲート110からギャップ116内へ侵
入してまう。
の一例を図4(下型の部分平面図)および図5(型閉し
た状態における図4のX部付近の断面図)に示す。下型
100の上面(パーティング面)102には樹脂封止さ
れるリードフレーム104をセットする浅い凹部106
が形成されている。当該凹部106内にリードフレーム
104をセットし、上型108を閉じ(図5の状態)、
ゲート110から溶融樹脂をキャビティ112内へ充填
すると、半導体チップ114周辺を樹脂封止することが
できる。溶融樹脂はキャビティ112以外の部分へ侵入
しないよう下型100と上型108がしっかりと型閉さ
れるが、リードフレーム104には公差が有り、凹部1
06のサイズより僅かに小さいリードフレーム104が
凹部106内へセットされることが有る。その場合、凹
部106とリードフレーム104との間にギャップ11
6がリードフレーム104の周囲に形成されてしまう。
また、キャビティ112内へ溶融樹脂を導入するための
ゲート(またはランナ)110は、上型108に当該ギ
ャップ116を横切る方向へ形成されているためゲート
110とギャップ116は連通することになる。この連
通状態で溶融樹脂をキャビティ112へ充填すると、溶
融樹脂の一部はゲート110からギャップ116内へ侵
入してまう。
【0003】ギャップ116内へ溶融樹脂が侵入する
と、成形終了後離型したリードフレーム104の周縁に
凝固した樹脂が付着してしまうので、後工程でこの周縁
全体に付着した樹脂を除去する必要が生じる。特に、付
着した樹脂は薄く、かつ周縁全体に付着するので除去作
業が厄介である。そこで、従来のリードフレームの樹脂
封止用金型にはギャップ116内に侵入した溶融樹脂を
蓄溜する樹脂溜部118を下型100に設けている。樹
脂溜部118は凹部106の外側に形成されており、樹
脂封止においてギャップ116内に侵入した溶融樹脂を
蓄溜可能な穴に形成されている。ギャップ116および
樹脂溜部118は1回の樹脂封止で充満される容積に形
成されている。また、樹脂溜部118の上下方向の断面
積は上部より底部の方が大きく形成されているため、樹
脂溜部118内で凝固した樹脂120は仮にリードフレ
ーム104と繋がっていても、リードフレーム104を
離型する際には樹脂溜部118から抜脱不能なのでリー
ドフレーム104から剥離する。従って、周縁に樹脂が
付着していないリードフレーム104を取り出すことが
できる。
と、成形終了後離型したリードフレーム104の周縁に
凝固した樹脂が付着してしまうので、後工程でこの周縁
全体に付着した樹脂を除去する必要が生じる。特に、付
着した樹脂は薄く、かつ周縁全体に付着するので除去作
業が厄介である。そこで、従来のリードフレームの樹脂
封止用金型にはギャップ116内に侵入した溶融樹脂を
蓄溜する樹脂溜部118を下型100に設けている。樹
脂溜部118は凹部106の外側に形成されており、樹
脂封止においてギャップ116内に侵入した溶融樹脂を
蓄溜可能な穴に形成されている。ギャップ116および
樹脂溜部118は1回の樹脂封止で充満される容積に形
成されている。また、樹脂溜部118の上下方向の断面
積は上部より底部の方が大きく形成されているため、樹
脂溜部118内で凝固した樹脂120は仮にリードフレ
ーム104と繋がっていても、リードフレーム104を
離型する際には樹脂溜部118から抜脱不能なのでリー
ドフレーム104から剥離する。従って、周縁に樹脂が
付着していないリードフレーム104を取り出すことが
できる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
従来のリードフレームの樹脂封止用金型には次のような
課題がある。1回樹脂封止を行うと、ギャップ116お
よび樹脂溜部118内に残留している硬化樹脂120は
下型100の一部と同じ状態になる。この状態で樹脂封
止を繰り返すわけであるが、封止しようとするリードフ
レーム104の寸法が公差内で上回った場合、ギャップ
116内の硬化樹脂120を押しつぶすことになり、次
に樹脂封止するリードフレーム104を傷つけることが
ある。また、ギャップ116内の硬化樹脂120が欠損
し、下型100のパーティング面上に残ってしまうこと
もあり、やはり次のリードフレーム104を傷つけるこ
とがある。さらに、樹脂溜部118の上下方向の断面積
が上部より底部の方が大きく形成されているため、成形
終了後リードフレーム104を離型する際確実に樹脂溜
部118内の樹脂120をリードフレーム104から剥
離させることができるが、樹脂溜部118内には樹脂1
20が蓄溜されるため、所定回数樹脂封止を行った後に
は樹脂溜部118内に残っている樹脂120を除去する
必要がある。ところが、樹脂溜部118は前述のように
内部に残った樹脂120が抜脱不能な形状を有している
ため、樹脂120を除去するためには下型100の一部
分122を取り外し、樹脂溜部118内の樹脂120を
除去しなければならず、この除去作業に手間がかかると
いう課題がある。従って、本発明は硬化した残留樹脂に
よるリードフレームの損傷を防止し得ると共に、樹脂封
止されたリードフレームの周縁に付着した樹脂を効率よ
く除去可能なリードフレームの樹脂封止用金型を提供す
ることを目的とする。
従来のリードフレームの樹脂封止用金型には次のような
課題がある。1回樹脂封止を行うと、ギャップ116お
よび樹脂溜部118内に残留している硬化樹脂120は
下型100の一部と同じ状態になる。この状態で樹脂封
止を繰り返すわけであるが、封止しようとするリードフ
レーム104の寸法が公差内で上回った場合、ギャップ
116内の硬化樹脂120を押しつぶすことになり、次
に樹脂封止するリードフレーム104を傷つけることが
ある。また、ギャップ116内の硬化樹脂120が欠損
し、下型100のパーティング面上に残ってしまうこと
もあり、やはり次のリードフレーム104を傷つけるこ
とがある。さらに、樹脂溜部118の上下方向の断面積
が上部より底部の方が大きく形成されているため、成形
終了後リードフレーム104を離型する際確実に樹脂溜
部118内の樹脂120をリードフレーム104から剥
離させることができるが、樹脂溜部118内には樹脂1
20が蓄溜されるため、所定回数樹脂封止を行った後に
は樹脂溜部118内に残っている樹脂120を除去する
必要がある。ところが、樹脂溜部118は前述のように
内部に残った樹脂120が抜脱不能な形状を有している
ため、樹脂120を除去するためには下型100の一部
分122を取り外し、樹脂溜部118内の樹脂120を
除去しなければならず、この除去作業に手間がかかると
いう課題がある。従って、本発明は硬化した残留樹脂に
よるリードフレームの損傷を防止し得ると共に、樹脂封
止されたリードフレームの周縁に付着した樹脂を効率よ
く除去可能なリードフレームの樹脂封止用金型を提供す
ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
本発明は次の構成を備える。すなわち、パーティング面
に形成された凹部内にリードフレームをセットし、該リ
ードフレームの特定部分を樹脂封止するリードフレーム
の樹脂封止用金型において、前記パーティング面に凹設
され、前記凹部へ連絡すると共に、断面積が最奥部から
開口部まで等しいか、もしくは断面積が最奥部から開口
部へ向けて徐々に大きくなる樹脂溜部を具備することを
特徴とする。
本発明は次の構成を備える。すなわち、パーティング面
に形成された凹部内にリードフレームをセットし、該リ
ードフレームの特定部分を樹脂封止するリードフレーム
の樹脂封止用金型において、前記パーティング面に凹設
され、前記凹部へ連絡すると共に、断面積が最奥部から
開口部まで等しいか、もしくは断面積が最奥部から開口
部へ向けて徐々に大きくなる樹脂溜部を具備することを
特徴とする。
【0006】
【作用】作用について説明する。樹脂溜部は、金型のパ
ーティング面に凹設され、凹部へ連絡すると共に、断面
積が最奥部から開口部まで等しいか、もしくは断面積が
最奥部から開口部へ向けて徐々に大きくなる形状を有す
るため、ギャップおよび樹脂溜部内で硬化した樹脂をリ
ードフレームの離型の際にリードフレームと一体に取り
出し可能となる。その際、当該樹脂は樹脂溜部に相当す
る部位に集中して凝固しているため、除去すべき箇所も
少なく、ある程度の剛性を持つので薄い樹脂より除去し
易くなる。また、樹脂溜部内に凝固した樹脂が残っても
金型を分解することなく取り出し、除去することが可能
となる。
ーティング面に凹設され、凹部へ連絡すると共に、断面
積が最奥部から開口部まで等しいか、もしくは断面積が
最奥部から開口部へ向けて徐々に大きくなる形状を有す
るため、ギャップおよび樹脂溜部内で硬化した樹脂をリ
ードフレームの離型の際にリードフレームと一体に取り
出し可能となる。その際、当該樹脂は樹脂溜部に相当す
る部位に集中して凝固しているため、除去すべき箇所も
少なく、ある程度の剛性を持つので薄い樹脂より除去し
易くなる。また、樹脂溜部内に凝固した樹脂が残っても
金型を分解することなく取り出し、除去することが可能
となる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の好適な実施例について添付図
面と共に詳述する。図1には本実施例のリードフレーム
の樹脂封止用金型を構成する下型の部分平面図を示し、
図2には金型が型閉した状態における図1のA部付近の
断面図を示す。まず、図1において10は凹部であり、
金型を構成する下型12の上面(パーティング面)14
に凹設されている。凹部10の深さはセットされるリー
ドフレーム16の設計上の厚さと同じ厚さに形成されて
いる。凹部10の長さおよび幅もリードフレーム16の
設計上のサイズと同サイズに形成されている。18は樹
脂溜部であり、パーティング面14に凹設されている。
樹脂溜部18は、凹部10の両端側に凹設されると共
に、凹部10へ連絡している。樹脂溜部18の断面形状
は、図2に示すように上下方向の断面積が最奥部から開
口部へ向けて徐々に大きくなるよう形成されている。な
お、樹脂溜部18の断面形状は、上下方向の断面積が最
奥部から開口部へ向けて徐々に大きくなる形状の他、上
下方向の断面積が最奥部から開口部まで等しい形状でも
よい。また、樹脂溜部18の容量は後述するギャップ内
へ1回の樹脂封止において流入すると経験的に知られた
溶融樹脂の量と略同容量に設定されている。
面と共に詳述する。図1には本実施例のリードフレーム
の樹脂封止用金型を構成する下型の部分平面図を示し、
図2には金型が型閉した状態における図1のA部付近の
断面図を示す。まず、図1において10は凹部であり、
金型を構成する下型12の上面(パーティング面)14
に凹設されている。凹部10の深さはセットされるリー
ドフレーム16の設計上の厚さと同じ厚さに形成されて
いる。凹部10の長さおよび幅もリードフレーム16の
設計上のサイズと同サイズに形成されている。18は樹
脂溜部であり、パーティング面14に凹設されている。
樹脂溜部18は、凹部10の両端側に凹設されると共
に、凹部10へ連絡している。樹脂溜部18の断面形状
は、図2に示すように上下方向の断面積が最奥部から開
口部へ向けて徐々に大きくなるよう形成されている。な
お、樹脂溜部18の断面形状は、上下方向の断面積が最
奥部から開口部へ向けて徐々に大きくなる形状の他、上
下方向の断面積が最奥部から開口部まで等しい形状でも
よい。また、樹脂溜部18の容量は後述するギャップ内
へ1回の樹脂封止において流入すると経験的に知られた
溶融樹脂の量と略同容量に設定されている。
【0008】上述の樹脂溜部18を有する金型の使用方
法について説明する。下型12の凹部10内に樹脂封止
しようとするリードフレーム16をセットする。リード
フレーム16を凹部10へセットすると、特定部分であ
る各半導体チップ20は金型が型閉した際に形成される
キャビティ22(図2参照)に対応する。リードフレー
ム16のサイズには許容される公差があるため、リード
フレーム16は必ずしも凹部10内に嵌合せず、凹部1
0内壁面とリードフレーム16外壁面との間にギャップ
24が生じることが多い。この状態で下型12と上型2
6とが型閉され(図2の状態)、溶融樹脂がランナ28
およびゲート30を介してキャビティ22内へ充填され
る。本実施例において、ランナ28およびゲート30は
上型26(下型12であってもよい)の下面(パーティ
ング面)に形成されており、ギャップ24を横切ってい
る。
法について説明する。下型12の凹部10内に樹脂封止
しようとするリードフレーム16をセットする。リード
フレーム16を凹部10へセットすると、特定部分であ
る各半導体チップ20は金型が型閉した際に形成される
キャビティ22(図2参照)に対応する。リードフレー
ム16のサイズには許容される公差があるため、リード
フレーム16は必ずしも凹部10内に嵌合せず、凹部1
0内壁面とリードフレーム16外壁面との間にギャップ
24が生じることが多い。この状態で下型12と上型2
6とが型閉され(図2の状態)、溶融樹脂がランナ28
およびゲート30を介してキャビティ22内へ充填され
る。本実施例において、ランナ28およびゲート30は
上型26(下型12であってもよい)の下面(パーティ
ング面)に形成されており、ギャップ24を横切ってい
る。
【0009】充填された溶融樹脂はゲート30を介して
殆どはキャビティ22内へ送り込まれ、半導体チップ2
0等を樹脂封止する。しかし、ランナ28またはゲート
30からギャップ24内へ侵入した溶融樹脂はギャップ
24内を流れ、樹脂溜部18内に蓄溜する。溶融樹脂の
充填が終了し、樹脂が凝固すると樹脂封止部36(図3
参照)が成形される。その後、下型12と上型26とが
型開され、不図示のイジェクトピンにより樹脂封止され
たリードフレーム16が下型12から離型される。その
際、樹脂溜部18は、凹部10へ連絡しているので、樹
脂溜部18内に蓄溜された樹脂とリードフレーム16は
繋がっているので、当該樹脂はリードフレーム16と一
体に樹脂溜部18内から抜脱しようとする。樹脂溜部1
8は断面積が最奥部から開口部へ向けて徐々に大きく形
成されているので、残っていた樹脂はリードフレーム1
6と一緒に金型から離型する。その状態を図3に示す。
殆どはキャビティ22内へ送り込まれ、半導体チップ2
0等を樹脂封止する。しかし、ランナ28またはゲート
30からギャップ24内へ侵入した溶融樹脂はギャップ
24内を流れ、樹脂溜部18内に蓄溜する。溶融樹脂の
充填が終了し、樹脂が凝固すると樹脂封止部36(図3
参照)が成形される。その後、下型12と上型26とが
型開され、不図示のイジェクトピンにより樹脂封止され
たリードフレーム16が下型12から離型される。その
際、樹脂溜部18は、凹部10へ連絡しているので、樹
脂溜部18内に蓄溜された樹脂とリードフレーム16は
繋がっているので、当該樹脂はリードフレーム16と一
体に樹脂溜部18内から抜脱しようとする。樹脂溜部1
8は断面積が最奥部から開口部へ向けて徐々に大きく形
成されているので、残っていた樹脂はリードフレーム1
6と一緒に金型から離型する。その状態を図3に示す。
【0010】図3に示すように、樹脂溜部18内で凝固
した樹脂34は、リードフレーム16の外縁であって、
樹脂溜部18に相当する部位(本実施例においては2箇
所)に集中して凝固している。従って、樹脂34を除去
する際にも除去すべき箇所が少なくて済む。また、樹脂
34は集中的に凝固しているので剛性を持っており、簡
単に折り曲げたり、打撃を加えるだけで容易にリードフ
レーム16から分離させることができる。従来のような
薄い樹脂より遙に除去し易く、作業性も向上させること
ができる。また、樹脂溜部18は断面積が最奥部から開
口部へ向けて徐々に大きく形成されているので、成形終
了後にリードフレーム16を離型させた際に、樹脂溜部
18内に凝固した樹脂34が残っても下型12を分解す
ることなく簡単に取り出し、除去することができる。以
上、本発明の好適な実施例について種々述べてきたが、
本発明は上述の実施例に限定されるのではなく、例えば
樹脂溜部18の位置、数は任意に設定することができる
等、発明の精神を逸脱しない範囲でさらに多くの改変を
施し得るのはもちろんである。
した樹脂34は、リードフレーム16の外縁であって、
樹脂溜部18に相当する部位(本実施例においては2箇
所)に集中して凝固している。従って、樹脂34を除去
する際にも除去すべき箇所が少なくて済む。また、樹脂
34は集中的に凝固しているので剛性を持っており、簡
単に折り曲げたり、打撃を加えるだけで容易にリードフ
レーム16から分離させることができる。従来のような
薄い樹脂より遙に除去し易く、作業性も向上させること
ができる。また、樹脂溜部18は断面積が最奥部から開
口部へ向けて徐々に大きく形成されているので、成形終
了後にリードフレーム16を離型させた際に、樹脂溜部
18内に凝固した樹脂34が残っても下型12を分解す
ることなく簡単に取り出し、除去することができる。以
上、本発明の好適な実施例について種々述べてきたが、
本発明は上述の実施例に限定されるのではなく、例えば
樹脂溜部18の位置、数は任意に設定することができる
等、発明の精神を逸脱しない範囲でさらに多くの改変を
施し得るのはもちろんである。
【0011】
【発明の効果】本発明に係るリードフレームの樹脂封止
用金型を用いると、樹脂溜部は、金型のパーティング面
に凹設され、凹部へ連絡すると共に、断面積が最奥部か
ら開口部まで等しいか、もしくは断面積が最奥部から開
口部へ向けて徐々に大きくなる形状を有するため、ギャ
ップおよび樹脂溜部内で硬化した樹脂をリードフレーム
の離型の際にリードフレームと一体に取り出し可能とな
る。その際、当該樹脂は樹脂溜部に相当する部位に集中
して凝固しているため、除去すべき箇所も少なく、ある
程度の剛性を持つので薄い樹脂より除去し易くなる。ま
た、樹脂溜部内に凝固した樹脂が残っても金型を分解す
ることなく取り出し、除去することが可能となるので樹
脂封止されたリードフレームの周縁に付着した樹脂およ
び樹脂溜部内に残った樹脂を確実、かつ効率よく除去可
能となる等の著効を奏する。
用金型を用いると、樹脂溜部は、金型のパーティング面
に凹設され、凹部へ連絡すると共に、断面積が最奥部か
ら開口部まで等しいか、もしくは断面積が最奥部から開
口部へ向けて徐々に大きくなる形状を有するため、ギャ
ップおよび樹脂溜部内で硬化した樹脂をリードフレーム
の離型の際にリードフレームと一体に取り出し可能とな
る。その際、当該樹脂は樹脂溜部に相当する部位に集中
して凝固しているため、除去すべき箇所も少なく、ある
程度の剛性を持つので薄い樹脂より除去し易くなる。ま
た、樹脂溜部内に凝固した樹脂が残っても金型を分解す
ることなく取り出し、除去することが可能となるので樹
脂封止されたリードフレームの周縁に付着した樹脂およ
び樹脂溜部内に残った樹脂を確実、かつ効率よく除去可
能となる等の著効を奏する。
【図1】本発明に係るリードフレームの樹脂封止用金型
の実施例のリードフレームの樹脂封止用金型を構成する
下型の部分平面図。
の実施例のリードフレームの樹脂封止用金型を構成する
下型の部分平面図。
【図2】型閉した状態における図1のA部付近の断面図
を示す。
を示す。
【図3】樹脂封止され、離型したリードフレームの部分
正面図。
正面図。
【図4】従来のリードフレームの樹脂封止用金型のを構
成する下型の部分平面図。
成する下型の部分平面図。
【図5】型閉した状態における図4のX部付近の断面図
を示す。
を示す。
10 凹部 12 下型 14 パーティング面 16 リードフレーム 18 樹脂溜部 24 ギャップ 26 上型 34 樹脂
Claims (1)
- 【請求項1】 パーティング面に形成された凹部内にリ
ードフレームをセットし、該リードフレームの特定部分
を樹脂封止するリードフレームの樹脂封止用金型におい
て、 前記パーティング面に凹設され、前記凹部へ連絡すると
共に、断面積が最奥部から開口部まで等しいか、もしく
は断面積が最奥部から開口部へ向けて徐々に大きくなる
樹脂溜部を具備することを特徴とするリードフレームの
樹脂封止用金型。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16221892A JPH05329891A (ja) | 1992-05-27 | 1992-05-27 | リードフレームの樹脂封止用金型 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16221892A JPH05329891A (ja) | 1992-05-27 | 1992-05-27 | リードフレームの樹脂封止用金型 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05329891A true JPH05329891A (ja) | 1993-12-14 |
Family
ID=15750212
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16221892A Pending JPH05329891A (ja) | 1992-05-27 | 1992-05-27 | リードフレームの樹脂封止用金型 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05329891A (ja) |
-
1992
- 1992-05-27 JP JP16221892A patent/JPH05329891A/ja active Pending
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