JPH05332058A - パネル蝶着機構 - Google Patents
パネル蝶着機構Info
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- JPH05332058A JPH05332058A JP4138243A JP13824392A JPH05332058A JP H05332058 A JPH05332058 A JP H05332058A JP 4138243 A JP4138243 A JP 4138243A JP 13824392 A JP13824392 A JP 13824392A JP H05332058 A JPH05332058 A JP H05332058A
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- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 16
- 230000008878 coupling Effects 0.000 abstract description 5
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- 210000002105 tongue Anatomy 0.000 description 7
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- 239000000470 constituent Substances 0.000 description 2
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 2
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- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
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Abstract
(57)【要約】
【目的】固定パネルに隣接配置される可動パネルを該固
定パネルに対して略180°回転させ得るようにし、そ
の際に、可動パネルを簡単かつ見栄えよくしかも確実に
蝶持することができるようにする。 【構成】平断面コ字形をなす連結金具3の先端縁31、
32を固定パネル背面1bおよび可動パネル背面2bに
付き合わせて配置する。先端縁31と固定パネル背面1
bとの間に第1の蝶番4を構成し、その蝶着点mを支点
にして連結金具3を固定パネル1に対して略90°回転
可能にするとともに、他方の先端縁32と可動パネル背
面2bとの間に第2の蝶番5を構成し、その蝶着点nを
支点にして可動パネル2を連結金具3に対して略90°
回転可能にする。そして、閉止位置から第1の蝶番4お
よび第2の蝶番5を順次作動させることにより、可動パ
ネル2を正面2aと背面2bを反転させた状態で固定パ
ネル1の正面1aに重合させる。
定パネルに対して略180°回転させ得るようにし、そ
の際に、可動パネルを簡単かつ見栄えよくしかも確実に
蝶持することができるようにする。 【構成】平断面コ字形をなす連結金具3の先端縁31、
32を固定パネル背面1bおよび可動パネル背面2bに
付き合わせて配置する。先端縁31と固定パネル背面1
bとの間に第1の蝶番4を構成し、その蝶着点mを支点
にして連結金具3を固定パネル1に対して略90°回転
可能にするとともに、他方の先端縁32と可動パネル背
面2bとの間に第2の蝶番5を構成し、その蝶着点nを
支点にして可動パネル2を連結金具3に対して略90°
回転可能にする。そして、閉止位置から第1の蝶番4お
よび第2の蝶番5を順次作動させることにより、可動パ
ネル2を正面2aと背面2bを反転させた状態で固定パ
ネル1の正面1aに重合させる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、可動パネルを固定パネ
ルに対して、面一に連続する閉止位置から略180°回
動させて厚み方向に重合する開成位置の間で途中干渉す
ることなく開閉動作させることができるようにしたもの
であり、しかも、そのための構成要素が閉止位置で外部
に一切露出することがないようにしたパネル蝶着機構に
関するものである。
ルに対して、面一に連続する閉止位置から略180°回
動させて厚み方向に重合する開成位置の間で途中干渉す
ることなく開閉動作させることができるようにしたもの
であり、しかも、そのための構成要素が閉止位置で外部
に一切露出することがないようにしたパネル蝶着機構に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】面一に隣接するパネルの一方を他方と干
渉させずに広角に回動させ得るようにしたものとして、
いわゆる持出し蝶番が一般に知られている。この蝶番は
通常、2軸ヒンジ機構を備えており、基端側の軸を中心
にして先端側の軸をパネルとともに前面側に持ち出さ
せ、しかる後、その先端側の軸回りにさらにパネルを回
転させることにより、そのパネルの正面と背面を略18
0°反転させて隣接するパネルの正面に重合させ得るよ
うにしている。
渉させずに広角に回動させ得るようにしたものとして、
いわゆる持出し蝶番が一般に知られている。この蝶番は
通常、2軸ヒンジ機構を備えており、基端側の軸を中心
にして先端側の軸をパネルとともに前面側に持ち出さ
せ、しかる後、その先端側の軸回りにさらにパネルを回
転させることにより、そのパネルの正面と背面を略18
0°反転させて隣接するパネルの正面に重合させ得るよ
うにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、かかる従来
のパネル蝶着構造は、ヒンジ機構を柱や固定壁などの取
付場所に固着するようにしているのが通例である。そし
て、建築構造物に適当な取付場所がない場合には、柱や
固定壁を敷設する作業から着工するようにしている。こ
のため、作業工数が多く、また、必要以上に有効空間を
狭めることになるケースも生じ得る。その上、従来のパ
ネル蝶着構造は、パネルの上下両端を蝶着するものであ
るため、閉止位置でヒンジ機構の一部がパネルの上下端
から前面側に露出し、パネル全体の見栄えを損ね易いと
いう欠点もある。さらに、このようにパネル取付位置が
パネルの上下端2箇所にのみ限定されていると、パネル
が重厚長大なものである場合に支持強度を簡単に補うこ
とができないという不便さもある。
のパネル蝶着構造は、ヒンジ機構を柱や固定壁などの取
付場所に固着するようにしているのが通例である。そし
て、建築構造物に適当な取付場所がない場合には、柱や
固定壁を敷設する作業から着工するようにしている。こ
のため、作業工数が多く、また、必要以上に有効空間を
狭めることになるケースも生じ得る。その上、従来のパ
ネル蝶着構造は、パネルの上下両端を蝶着するものであ
るため、閉止位置でヒンジ機構の一部がパネルの上下端
から前面側に露出し、パネル全体の見栄えを損ね易いと
いう欠点もある。さらに、このようにパネル取付位置が
パネルの上下端2箇所にのみ限定されていると、パネル
が重厚長大なものである場合に支持強度を簡単に補うこ
とができないという不便さもある。
【0004】本発明は、これらの課題をことごとく解決
することのできるパネル蝶着機構を提供することを目的
としている。
することのできるパネル蝶着機構を提供することを目的
としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、かかる目的を
達成するために、次のような構成を採用したものであ
る。
達成するために、次のような構成を採用したものであ
る。
【0006】すなわち、本発明に係るパネル蝶着機構
は、可動パネルを、連結金具および第1、第2の蝶番を
介して隣接する固定パネルに蝶持させ、この固定パネル
に対して略180°回動させ得るようにしたものであ
る。連結金具は、平断面コ字形をなすもので、対をなす
先端縁をそれぞれ固定パネルおよび可動パネルの背面に
付き合わせて配置しており、第1の蝶番は、前記連結金
具の一方の先端縁と固定パネルの背面との間に構成され
たもので、その蝶着点を支点にして連結金具を固定パネ
ルに対して略90°回転させ得るようにしてあり、第2
の蝶番は、前記連結金具の他方の先端縁と可動パネルの
背面との間に構成されたもので、その蝶着点を支点にし
て可動パネルを連結金具に対して略90°回転させ得る
ようにしてある。そして、閉止位置から先ず第1の蝶番
を優先的に作動させ、しかる後、第2の蝶番を作動させ
ることにより、可動パネルを正面と背面を反転させた状
態で固定パネルの正面に重合させ得るようにしたことを
特徴とする。
は、可動パネルを、連結金具および第1、第2の蝶番を
介して隣接する固定パネルに蝶持させ、この固定パネル
に対して略180°回動させ得るようにしたものであ
る。連結金具は、平断面コ字形をなすもので、対をなす
先端縁をそれぞれ固定パネルおよび可動パネルの背面に
付き合わせて配置しており、第1の蝶番は、前記連結金
具の一方の先端縁と固定パネルの背面との間に構成され
たもので、その蝶着点を支点にして連結金具を固定パネ
ルに対して略90°回転させ得るようにしてあり、第2
の蝶番は、前記連結金具の他方の先端縁と可動パネルの
背面との間に構成されたもので、その蝶着点を支点にし
て可動パネルを連結金具に対して略90°回転させ得る
ようにしてある。そして、閉止位置から先ず第1の蝶番
を優先的に作動させ、しかる後、第2の蝶番を作動させ
ることにより、可動パネルを正面と背面を反転させた状
態で固定パネルの正面に重合させ得るようにしたことを
特徴とする。
【0007】第2の蝶番に対する第1の蝶番の作動上の
優先順位を容易に確保するためには、連結金具と可動パ
ネルの間に、マグネットやマジックテープなどの着脱可
能な抵抗要素を設けておくことが望ましい。
優先順位を容易に確保するためには、連結金具と可動パ
ネルの間に、マグネットやマジックテープなどの着脱可
能な抵抗要素を設けておくことが望ましい。
【0008】固定パネルと可動パネルの間の隣接隙間を
見栄えよく配置し、同時に作動上の妨げとならないよう
にするためには、固定パネルおよび可動パネルの両各側
縁を後方に屈曲させ、固定パネル側の屈曲端に目地底を
形成するとともに、可動パネル側の屈曲端に前面側にお
いて前記目地底に対峙する壁部を形成しておくことが便
利である。
見栄えよく配置し、同時に作動上の妨げとならないよう
にするためには、固定パネルおよび可動パネルの両各側
縁を後方に屈曲させ、固定パネル側の屈曲端に目地底を
形成するとともに、可動パネル側の屈曲端に前面側にお
いて前記目地底に対峙する壁部を形成しておくことが便
利である。
【0009】
【作用】このような構成において、可動パネルを連結金
具とともに第1の蝶番の蝶着点を支点にして回転させる
と、前記連結金具がコ字形に開口しているので、該連結
金具の内側空間に隣接する固定パネルの側縁を徐々に引
き込みながら、該可動パネルを固定パネルと干渉させる
ことなく略90°回転させることができる。このとき、
第2の蝶番が前面側に持ち出される。次に、可動パネル
を第2の蝶着点を支点にして回転させると、前記連結金
具の内側空間に可動パネルの側縁を徐々に引き込みなが
ら、該可動パネルを連結金具と干渉させることなく略9
0°回転させることができる。したがって、最終的に可
動パネルは固定パネルに対して略180°回動すること
になり、その結果、反転状態で固定パネルの正面に重合
配置される。
具とともに第1の蝶番の蝶着点を支点にして回転させる
と、前記連結金具がコ字形に開口しているので、該連結
金具の内側空間に隣接する固定パネルの側縁を徐々に引
き込みながら、該可動パネルを固定パネルと干渉させる
ことなく略90°回転させることができる。このとき、
第2の蝶番が前面側に持ち出される。次に、可動パネル
を第2の蝶着点を支点にして回転させると、前記連結金
具の内側空間に可動パネルの側縁を徐々に引き込みなが
ら、該可動パネルを連結金具と干渉させることなく略9
0°回転させることができる。したがって、最終的に可
動パネルは固定パネルに対して略180°回動すること
になり、その結果、反転状態で固定パネルの正面に重合
配置される。
【0010】しかして、この蝶着機構によると、可動パ
ネルを取り付けるために柱や固定壁などを必要としない
ので、柱や固定壁の取付け作業から着工していた従来の
持ち出し蝶番に比べて取付けの自由度が増大し、必要以
上の作業工数も不要にすることができる。また、閉止位
置で連結金具などの取付要素が全て固定パネルと可動パ
ネルの隣接部分の背面側に隠蔽されるので、閉止時の見
栄えを向上させることができる。さらに、この蝶着機構
の取付箇所が従来のようにパネルの上下2箇所に限定さ
れないため、必要に応じて取付個数を増大させ、支持強
度を補強することができる。
ネルを取り付けるために柱や固定壁などを必要としない
ので、柱や固定壁の取付け作業から着工していた従来の
持ち出し蝶番に比べて取付けの自由度が増大し、必要以
上の作業工数も不要にすることができる。また、閉止位
置で連結金具などの取付要素が全て固定パネルと可動パ
ネルの隣接部分の背面側に隠蔽されるので、閉止時の見
栄えを向上させることができる。さらに、この蝶着機構
の取付箇所が従来のようにパネルの上下2箇所に限定さ
れないため、必要に応じて取付個数を増大させ、支持強
度を補強することができる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の一実施例を、図面を参照して
説明する。
説明する。
【0012】図1〜図4には、上下一対にパネル蝶着機
構3を有した互いに隣接する固定パネル1および可動パ
ネル2が示してある。これらのパネル1、2の前面側の
空間Fは例えば通路等であり、背面側の空間Bには例え
ば点検用機器類等が収納されている。パネル蝶着機構A
は、連結金具3と、第1、第2の蝶番4、5とを具備し
てなるもので、可動パネル2を固定パネル1に対して略
180°回動させ得るようにしている。
構3を有した互いに隣接する固定パネル1および可動パ
ネル2が示してある。これらのパネル1、2の前面側の
空間Fは例えば通路等であり、背面側の空間Bには例え
ば点検用機器類等が収納されている。パネル蝶着機構A
は、連結金具3と、第1、第2の蝶番4、5とを具備し
てなるもので、可動パネル2を固定パネル1に対して略
180°回動させ得るようにしている。
【0013】詳述すると、固定パネル1は、例えば板金
製のもので、背面1bに一対の鉛直軸孔11aを突設し
た金具取付部11を剛着している。可動パネル2も板金
製のもので、背面2bに一対の鉛直軸孔21aを突設し
た金具取付部21を剛着している。これら両パネル1、
2の側縁1c、2cは背面空間B側に屈曲させてあり、
固定パネル1側の屈曲端近傍に目地底12および壁部1
3を形成するとともに、可動パネル2側の屈曲端近傍に
前面空間F側から前記目地底12に対峙する壁部22を
形成している。
製のもので、背面1bに一対の鉛直軸孔11aを突設し
た金具取付部11を剛着している。可動パネル2も板金
製のもので、背面2bに一対の鉛直軸孔21aを突設し
た金具取付部21を剛着している。これら両パネル1、
2の側縁1c、2cは背面空間B側に屈曲させてあり、
固定パネル1側の屈曲端近傍に目地底12および壁部1
3を形成するとともに、可動パネル2側の屈曲端近傍に
前面空間F側から前記目地底12に対峙する壁部22を
形成している。
【0014】連結金具3は、平面視コ字形をなし、前記
両パネル1、2の背面1b、2bに付き合わせて配置さ
れる先端縁31、32を有したもので、それらの先端縁
31、32にそれぞれ前記金具取付部11の鉛直軸孔1
1a、11a間および前記金具取付部21の鉛直軸孔2
1a、21a間に嵌装される鉛直軸孔31a、32aが
形成されている。
両パネル1、2の背面1b、2bに付き合わせて配置さ
れる先端縁31、32を有したもので、それらの先端縁
31、32にそれぞれ前記金具取付部11の鉛直軸孔1
1a、11a間および前記金具取付部21の鉛直軸孔2
1a、21a間に嵌装される鉛直軸孔31a、32aが
形成されている。
【0015】そして、この連結金具3の先端縁31、3
2を対応する前記両金具取付部11、21の鉛直軸孔1
1a、11a間および12a、12a間に摺動回転可能
に嵌装し、その位置において鉛直軸孔部11a、31a
および21a、32aを互いに連続させるとともに、こ
れらの鉛直軸孔部11a、31aおよび21a、32a
にピン41、51を挿入してその挿通端に抜止めを施す
ことにより、本発明に係る第1の蝶番4および第2の蝶
番5を構成している。すなわち、第1の蝶番4は連結金
具3を蝶着点m回りに固定パネル1側に回転可能に枢支
し得るもので、連結金具3を固定パネル1に対して相対
回転させたとき、連結金具3の内側空間S内に固定パネ
ル1の先端縁1cを引き込ませつつ、該連結金具3を固
定パネル1に対して略90°回転させ得るようになって
いる。また、第2の蝶番5は可動パネル2を蝶着点n回
りに連結金具3側に回転可能に枢支し得るもので、可動
パネル2を連結金具3に対して相対回転させたとき、連
結金具3の内側空間S内に可動パネル2の先端縁2cを
引き込ませつつ、該可動パネル2を連結金具3に対して
略90°回転させ得るようになっている。
2を対応する前記両金具取付部11、21の鉛直軸孔1
1a、11a間および12a、12a間に摺動回転可能
に嵌装し、その位置において鉛直軸孔部11a、31a
および21a、32aを互いに連続させるとともに、こ
れらの鉛直軸孔部11a、31aおよび21a、32a
にピン41、51を挿入してその挿通端に抜止めを施す
ことにより、本発明に係る第1の蝶番4および第2の蝶
番5を構成している。すなわち、第1の蝶番4は連結金
具3を蝶着点m回りに固定パネル1側に回転可能に枢支
し得るもので、連結金具3を固定パネル1に対して相対
回転させたとき、連結金具3の内側空間S内に固定パネ
ル1の先端縁1cを引き込ませつつ、該連結金具3を固
定パネル1に対して略90°回転させ得るようになって
いる。また、第2の蝶番5は可動パネル2を蝶着点n回
りに連結金具3側に回転可能に枢支し得るもので、可動
パネル2を連結金具3に対して相対回転させたとき、連
結金具3の内側空間S内に可動パネル2の先端縁2cを
引き込ませつつ、該可動パネル2を連結金具3に対して
略90°回転させ得るようになっている。
【0016】なお、この蝶着機構Aは、L字状に連続す
る舌片61、62を有し少なくとも舌片62が本発明の
抵抗要素たるマグネットをなす金具6を備えており、こ
の金具6の舌片61部分を前記取付金具21に固着して
いる。そして、可動パネル2の閉止位置で舌片62を連
結金具3の側壁33に吸着させ、一定の保持力を発現さ
せるようにしている。また、前記目地底12および壁部
13、22は閉止位置で連続して目地7を形成してお
り、図において7aはその目地7の中心を示している。
る舌片61、62を有し少なくとも舌片62が本発明の
抵抗要素たるマグネットをなす金具6を備えており、こ
の金具6の舌片61部分を前記取付金具21に固着して
いる。そして、可動パネル2の閉止位置で舌片62を連
結金具3の側壁33に吸着させ、一定の保持力を発現さ
せるようにしている。また、前記目地底12および壁部
13、22は閉止位置で連続して目地7を形成してお
り、図において7aはその目地7の中心を示している。
【0017】次に、本実施例の作動を説明する。図2〜
図4に示すように可動パネル2が固定パネル1に面一に
連続する閉止位置にある状態から、可動パネル2に開成
方向の操作力を作用させると、マグネット製の舌片62
が第2の蝶番5に作動上の抵抗を及ぼしめていることか
ら、第1の蝶番4が優先して作動する。このとき、可動
パネル2の壁部22が固定パネル1の目地底12に対し
て前面空間F側から対峙しているので、その壁部22は
目地底12から干渉することなく離反する。そして、該
可動パネル2は連結金具3とともに第1の蝶番4の蝶着
点mを支点にして図5および図6に示すように最大90
°まで回転する。その際、前記連結金具3がコ字形に開
口しているので、該連結金具3の内側空間S内に隣接す
る固定パネル1の側縁1cが徐々に引き込まれ、該可動
パネル2と固定パネル1との干渉が回避される。そし
て、この動作時に、第2の蝶番5の蝶着点nが前面側に
持ち出される。次に、この位置から可動パネル2に更に
開成方向の操作力を作用させると、その操作力が前記マ
グネット製舌片62による抵抗力を上回ったときに、該
可動パネル2が今度は第2の蝶着点nを支点にして図7
および図8に示すように連結金具3に対して最大90°
回転する。このとき、連結金具3の内側空間S内に可動
パネル2の側縁2cが徐々に引き込まれ、該可動パネル
2と連結金具3との干渉が回避される。したがって、最
終的には、可動パネル2は固定パネル1に対して2段操
作感触で略180°回動することになり、その結果、正
面2aと背面2bが反転した状態で固定パネル1の正面
1aに重合し、可動パネル2によって閉止されていた背
面空間Bが全面的に開成されることになる。
図4に示すように可動パネル2が固定パネル1に面一に
連続する閉止位置にある状態から、可動パネル2に開成
方向の操作力を作用させると、マグネット製の舌片62
が第2の蝶番5に作動上の抵抗を及ぼしめていることか
ら、第1の蝶番4が優先して作動する。このとき、可動
パネル2の壁部22が固定パネル1の目地底12に対し
て前面空間F側から対峙しているので、その壁部22は
目地底12から干渉することなく離反する。そして、該
可動パネル2は連結金具3とともに第1の蝶番4の蝶着
点mを支点にして図5および図6に示すように最大90
°まで回転する。その際、前記連結金具3がコ字形に開
口しているので、該連結金具3の内側空間S内に隣接す
る固定パネル1の側縁1cが徐々に引き込まれ、該可動
パネル2と固定パネル1との干渉が回避される。そし
て、この動作時に、第2の蝶番5の蝶着点nが前面側に
持ち出される。次に、この位置から可動パネル2に更に
開成方向の操作力を作用させると、その操作力が前記マ
グネット製舌片62による抵抗力を上回ったときに、該
可動パネル2が今度は第2の蝶着点nを支点にして図7
および図8に示すように連結金具3に対して最大90°
回転する。このとき、連結金具3の内側空間S内に可動
パネル2の側縁2cが徐々に引き込まれ、該可動パネル
2と連結金具3との干渉が回避される。したがって、最
終的には、可動パネル2は固定パネル1に対して2段操
作感触で略180°回動することになり、その結果、正
面2aと背面2bが反転した状態で固定パネル1の正面
1aに重合し、可動パネル2によって閉止されていた背
面空間Bが全面的に開成されることになる。
【0018】しかして、このパネル蝶着機構によると、
可動パネル2は連結金具3を介して固定パネル1に蝶持
されるだけであり、従来のように柱や固定壁などを必要
することがない。このため、固定パネル1さえ存在すれ
ば取付けが極めて簡単であり、従来に比べてその自由度
を増大させることができる。また、これとともに、必要
以上の作業工数も不要にすることができる。また、閉止
位置で連結金具3などの取付要素が全て固定パネル1と
可動パネル2の目地7の背面側に隠蔽され、一切前面側
に露出することがない。このため、パネル閉止時の見栄
えを従来に比べて確実に向上させることができる。さら
に、この蝶着機構Aの取付箇所が従来のように可動パネ
ル2の上下2箇所に限定されないため、必要に応じて取
付個数を増大させることができ、支持強度の補強を容易
に行うことができる。
可動パネル2は連結金具3を介して固定パネル1に蝶持
されるだけであり、従来のように柱や固定壁などを必要
することがない。このため、固定パネル1さえ存在すれ
ば取付けが極めて簡単であり、従来に比べてその自由度
を増大させることができる。また、これとともに、必要
以上の作業工数も不要にすることができる。また、閉止
位置で連結金具3などの取付要素が全て固定パネル1と
可動パネル2の目地7の背面側に隠蔽され、一切前面側
に露出することがない。このため、パネル閉止時の見栄
えを従来に比べて確実に向上させることができる。さら
に、この蝶着機構Aの取付箇所が従来のように可動パネ
ル2の上下2箇所に限定されないため、必要に応じて取
付個数を増大させることができ、支持強度の補強を容易
に行うことができる。
【0019】なお、各部の具体的な構成は上記実施例の
みに限定されるものではない。例えば、上記実施例にお
いて、閉止操作時に第2の蝶番5を第1の蝶番4に先行
して作動させる必要性上、該第2の蝶番5にグレビティ
機能を備えておいてもよい。その他の具体的な構成も、
本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形が可能であ
る。
みに限定されるものではない。例えば、上記実施例にお
いて、閉止操作時に第2の蝶番5を第1の蝶番4に先行
して作動させる必要性上、該第2の蝶番5にグレビティ
機能を備えておいてもよい。その他の具体的な構成も、
本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形が可能であ
る。
【0020】
【発明の効果】本発明のパネル蝶着機構は、以上説明し
たように、連結金具および第1、第2の蝶番を用いて可
動パネルを固定パネルに背面側において蝶持させ、該固
定パネルに対して略180°回動させるようにしてい
る。このため、蝶着機構の取付場所として固定壁や柱な
どを必要とせず、取付けの自由度の増大と、作業工数の
低減化とを果たすことができる。また、閉止時に蝶着機
構の構成要素を前面側に露出させないので、パネル全体
の見栄えを向上させることができる。さらに、このパネ
ル蝶着機構が固定パネルと可動パネルの隣設境界部分に
任意の個数設けることを可能にするものであるため、要
求される支持強度に容易に対応することができる。
たように、連結金具および第1、第2の蝶番を用いて可
動パネルを固定パネルに背面側において蝶持させ、該固
定パネルに対して略180°回動させるようにしてい
る。このため、蝶着機構の取付場所として固定壁や柱な
どを必要とせず、取付けの自由度の増大と、作業工数の
低減化とを果たすことができる。また、閉止時に蝶着機
構の構成要素を前面側に露出させないので、パネル全体
の見栄えを向上させることができる。さらに、このパネ
ル蝶着機構が固定パネルと可動パネルの隣設境界部分に
任意の個数設けることを可能にするものであるため、要
求される支持強度に容易に対応することができる。
【図1】本発明の一実施例を示し、パネル蝶着機構が適
用された固定パネルおよび可動パネルを示す正面図。
用された固定パネルおよび可動パネルを示す正面図。
【図2】同実施例のパネル蝶着機構を分解状態で示す斜
視図。
視図。
【図3】同実施例のパネル蝶着機構を組立状態で示す斜
視図。
視図。
【図4】図3の模式的な平面図。
【図5】同実施例において可動パネルを略90°回転さ
せた状態を示す図3に対応した斜視図。
せた状態を示す図3に対応した斜視図。
【図6】図5の模式的な平面図。
【図7】同実施例において可動パネルを略180°回動
させた状態を示す図3および図5に対応した斜視図。
させた状態を示す図3および図5に対応した斜視図。
【図8】図7の模式的な平面図。
1…固定パネル 1a…正面 1b…背面 1c…側縁 2…可動パネル 2a…正面 2b…背面 2c…側縁 3…連結金具 4…第1の蝶番 5…第2の蝶番 12…目地底 22…壁部 31、32…先端縁 62…抵抗要素(マグネット製の舌片) m…第1の蝶番の蝶着点 n…第2の蝶番の蝶着点
Claims (3)
- 【請求項1】可動パネルを、連結金具および第1、第2
の蝶番を介して隣接する固定パネルに蝶持させ、この固
定パネルに対して略180°回動させ得るようにしたパ
ネル蝶着機構であって、 連結金具は、平断面コ字形をなすもので、対をなす先端
縁をそれぞれ固定パネルおよび可動パネルの背面に付き
合わせて配置しており、 第1の蝶番は、前記連結金具の一方の先端縁と固定パネ
ルの背面との間に構成されたもので、その蝶着点を支点
にして連結金具を固定パネルに対して略90°回転させ
得るようにしてあり、 第2の蝶番は、前記連結金具の他方の先端縁と可動パネ
ルの背面との間に構成されたもので、その蝶着点を支点
にして可動パネルを連結金具に対して略90°回転させ
得るようにしてあり、 閉止位置から先ず第1の蝶番を優先的に作動させ、しか
る後、第2の蝶番を作動させることにより、可動パネル
を正面と背面を反転させた状態で固定パネルの正面に重
合させ得るようにしたことを特徴とするパネル蝶着機
構。 - 【請求項2】連結金具と可動パネルの間に、マグネット
やマジックテープなどの着脱可能な抵抗要素を設けてい
ることを特徴とする請求項1記載のパネル蝶着機構。 - 【請求項3】固定パネルおよび可動パネルの両側縁を後
方に屈曲させ、前記固定パネル側の屈曲端に目地底を形
成するとともに、前記可動パネル側の屈曲端に前面側に
おいて前記目地底に対峙する壁部を形成しておくように
したことを特徴とする請求項1記載のパネル蝶着機構。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4138243A JP2697486B2 (ja) | 1992-05-29 | 1992-05-29 | パネル蝶着機構 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4138243A JP2697486B2 (ja) | 1992-05-29 | 1992-05-29 | パネル蝶着機構 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05332058A true JPH05332058A (ja) | 1993-12-14 |
| JP2697486B2 JP2697486B2 (ja) | 1998-01-14 |
Family
ID=15217423
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4138243A Expired - Fee Related JP2697486B2 (ja) | 1992-05-29 | 1992-05-29 | パネル蝶着機構 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2697486B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2019206909A (ja) * | 2019-08-07 | 2019-12-05 | 日本車輌製造株式会社 | 開閉扉 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60183080A (ja) * | 1984-02-29 | 1985-09-18 | 株式会社東京久栄 | 水路の吸引清掃機 |
-
1992
- 1992-05-29 JP JP4138243A patent/JP2697486B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60183080A (ja) * | 1984-02-29 | 1985-09-18 | 株式会社東京久栄 | 水路の吸引清掃機 |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2019206909A (ja) * | 2019-08-07 | 2019-12-05 | 日本車輌製造株式会社 | 開閉扉 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2697486B2 (ja) | 1998-01-14 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
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