JPH05332348A - クランク軸シール部,及びオイルポンプの摩擦損失低減構造 - Google Patents
クランク軸シール部,及びオイルポンプの摩擦損失低減構造Info
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- JPH05332348A JPH05332348A JP4163443A JP16344392A JPH05332348A JP H05332348 A JPH05332348 A JP H05332348A JP 4163443 A JP4163443 A JP 4163443A JP 16344392 A JP16344392 A JP 16344392A JP H05332348 A JPH05332348 A JP H05332348A
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- JP
- Japan
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- oil pump
- magnetic fluid
- crankshaft
- fluid seal
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- Sealing Using Fluids, Sealing Without Contact, And Removal Of Oil (AREA)
- Sealing Of Bearings (AREA)
- Cylinder Crankcases Of Internal Combustion Engines (AREA)
- Lubrication Of Internal Combustion Engines (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 摩擦損失を極力低減できるようにしたクラン
ク軸シール部の摩擦損失低減構造,及びオイルポンプの
摩擦損失低減構造を提供する。 【構成】 クランク軸5の端部5aとクランクケース2
に固定された発電機7用ケースとの間をシールする場合
に、上記端部5aとケース底7cのボス部7fとの間
に、潤滑油中に磁性粒子を懸濁してなる磁性流体シール
を配設する。そしてこの磁性流体シールの周囲に水冷ジ
ャケットからなる冷却手段を配設する。これにより上記
シールする場合の摩擦損失を低減し、かつ磁性流体シー
ルの温度上昇を抑制して該磁性流体シールの耐久性を確
保する。
ク軸シール部の摩擦損失低減構造,及びオイルポンプの
摩擦損失低減構造を提供する。 【構成】 クランク軸5の端部5aとクランクケース2
に固定された発電機7用ケースとの間をシールする場合
に、上記端部5aとケース底7cのボス部7fとの間
に、潤滑油中に磁性粒子を懸濁してなる磁性流体シール
を配設する。そしてこの磁性流体シールの周囲に水冷ジ
ャケットからなる冷却手段を配設する。これにより上記
シールする場合の摩擦損失を低減し、かつ磁性流体シー
ルの温度上昇を抑制して該磁性流体シールの耐久性を確
保する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、エンジンのクランク軸
シール部の摩擦損失低減構造,及びオイルポンプの摩擦
損失低減構造に関する。
シール部の摩擦損失低減構造,及びオイルポンプの摩擦
損失低減構造に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば自動二輪車用エンジンでは、クラ
ンク軸の端部をクランクケース側壁から突出させ、該突
出部に例えば発電機を装着するのが一般的である。この
ような構造を採用する場合は、潤滑油が発電機側に侵入
するのを防止するために上記クランク軸端部とクランク
ケース側壁との間をシールする必要がある。このシール
構造としては、従来、クランク軸端部とクランクケース
側壁との間に通常のゴム製のオイルシールを配設するの
が一般的である。
ンク軸の端部をクランクケース側壁から突出させ、該突
出部に例えば発電機を装着するのが一般的である。この
ような構造を採用する場合は、潤滑油が発電機側に侵入
するのを防止するために上記クランク軸端部とクランク
ケース側壁との間をシールする必要がある。このシール
構造としては、従来、クランク軸端部とクランクケース
側壁との間に通常のゴム製のオイルシールを配設するの
が一般的である。
【0003】また、トロコイド式オイルポンプでは、ケ
ーシング内にアウタロータを回転自在に配置し、該アウ
タロータ内にインナロータを偏心させて回転自在に配置
した構造が採用されている。このようなオイルポンプに
おける上記アウタロータの軸受構造としては、アウタロ
ータの外周面とケーシングの内周面とを摺動させる構造
が一般的である。
ーシング内にアウタロータを回転自在に配置し、該アウ
タロータ内にインナロータを偏心させて回転自在に配置
した構造が採用されている。このようなオイルポンプに
おける上記アウタロータの軸受構造としては、アウタロ
ータの外周面とケーシングの内周面とを摺動させる構造
が一般的である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のクランク軸
シール構造,及び上記従来のトロコイド式オイルポンプ
では摩擦抵抗が大きく、これがエンジンの出力損失とな
る問題があり、これらの摩擦損失を低減できる構造が要
請されている。
シール構造,及び上記従来のトロコイド式オイルポンプ
では摩擦抵抗が大きく、これがエンジンの出力損失とな
る問題があり、これらの摩擦損失を低減できる構造が要
請されている。
【0005】本発明は、上記従来の問題点に鑑みてなさ
れたもので、摩擦損失を極力低減できるようにしたクラ
ンク軸シール部の摩擦損失低減構造,及びオイルポンプ
の摩擦損失低減構造を提供することを目的としている。
れたもので、摩擦損失を極力低減できるようにしたクラ
ンク軸シール部の摩擦損失低減構造,及びオイルポンプ
の摩擦損失低減構造を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、クラ
ンク軸の端部とクランクケースとのシール部の摩擦損失
低減構造において、上記端部とクランクケースとの間
に、潤滑油中に磁性粒子を懸濁してなる磁性流体シール
を配設し、該磁性流体シールの周辺部分を冷却する冷却
手段を配設したことを特徴としている。
ンク軸の端部とクランクケースとのシール部の摩擦損失
低減構造において、上記端部とクランクケースとの間
に、潤滑油中に磁性粒子を懸濁してなる磁性流体シール
を配設し、該磁性流体シールの周辺部分を冷却する冷却
手段を配設したことを特徴としている。
【0007】請求項2の発明は、ケーシング内に回転自
在に配置されたアウタロータと、該アウタロータ内に回
転自在にかつ偏心して配置されたインナロータとを備え
たトロコイド式オイルポンプの摩擦損失低減構造におい
て、上記アウタロータとケーシングとの間に転がり軸受
を介設したことを特徴としている。
在に配置されたアウタロータと、該アウタロータ内に回
転自在にかつ偏心して配置されたインナロータとを備え
たトロコイド式オイルポンプの摩擦損失低減構造におい
て、上記アウタロータとケーシングとの間に転がり軸受
を介設したことを特徴としている。
【0008】請求項3の発明は、上記トロコイド式オイ
ルポンプの摩擦損失低減構造において、上記アウタロー
タの外周面又はケーシングの内周面に両者の接触面積を
減少する環状の凹溝を形成したことを特徴としている。
ルポンプの摩擦損失低減構造において、上記アウタロー
タの外周面又はケーシングの内周面に両者の接触面積を
減少する環状の凹溝を形成したことを特徴としている。
【0009】
【作用】請求項1の発明に係るクランク軸シール部の摩
擦損失低減構造によれば、クランク軸の端部とクランク
ケースとの間に、潤滑油中に磁性粒子を懸濁してなる磁
性流体シールを配設したので、通常のゴム製オイルシー
ルを用いた従来構造に比較して摩擦損失を低減できる。
擦損失低減構造によれば、クランク軸の端部とクランク
ケースとの間に、潤滑油中に磁性粒子を懸濁してなる磁
性流体シールを配設したので、通常のゴム製オイルシー
ルを用いた従来構造に比較して摩擦損失を低減できる。
【0010】一方、上記クランク軸のシール部はエンジ
ンからの熱によって温度上昇しており、上記磁性流体シ
ールをそのまま採用した場合は、早期にシール性能が低
下することが懸念される。そこで本発明では、磁性流体
シールの周辺部分を冷却手段で積極的に冷却するように
したので、磁性流体シールの温度上昇を抑制でき、温度
上昇によるシール性能の低下を回避できる。
ンからの熱によって温度上昇しており、上記磁性流体シ
ールをそのまま採用した場合は、早期にシール性能が低
下することが懸念される。そこで本発明では、磁性流体
シールの周辺部分を冷却手段で積極的に冷却するように
したので、磁性流体シールの温度上昇を抑制でき、温度
上昇によるシール性能の低下を回避できる。
【0011】また請求項2の発明によれば、アウタロー
タとケーシングとの間に転がり軸受を配設したので、ア
ウタロータとケーシングとを直接摺動させるようにした
従来構造に比較して摩擦損失を軽減できる。また請求項
3の発明では、環状の凹溝を設けることによりアウタロ
ータとケーシングとの摺動面積を削減したので、全面に
渡って摺動する従来構造に比較して摩擦損失を軽減でき
る。
タとケーシングとの間に転がり軸受を配設したので、ア
ウタロータとケーシングとを直接摺動させるようにした
従来構造に比較して摩擦損失を軽減できる。また請求項
3の発明では、環状の凹溝を設けることによりアウタロ
ータとケーシングとの摺動面積を削減したので、全面に
渡って摺動する従来構造に比較して摩擦損失を軽減でき
る。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例を添付図面に基づいて
説明する。図1は請求項1の発明に係る第1実施例によ
るクランク軸シール部の摩擦損失低減構造を説明するた
めの断面図である。
説明する。図1は請求項1の発明に係る第1実施例によ
るクランク軸シール部の摩擦損失低減構造を説明するた
めの断面図である。
【0013】図において、1は本実施例構造が採用され
た水冷式4サイクル4気筒エンジンであり、2はクラン
クケース、3はシリンダブロック、4はシリンダヘッド
である。上記シリンダブロック3内に配置されたピスト
ン9はコンロッド10を介して上記クランクケース2内
に配置されたクランク軸5に連結されている。
た水冷式4サイクル4気筒エンジンであり、2はクラン
クケース、3はシリンダブロック、4はシリンダヘッド
である。上記シリンダブロック3内に配置されたピスト
ン9はコンロッド10を介して上記クランクケース2内
に配置されたクランク軸5に連結されている。
【0014】上記クランク軸5の各気筒間のジャーナル
部及び両端部はスベリ軸受6で軸支されている。上記ク
ランク軸5の図示右端はクランクケース2の右壁2aか
ら外方に突出しており、該突出部5aには発電機7の回
転体7aがボルト締め固定されている。上記発電機7の
ケーシング7bはケース底7cとケース蓋7dとからな
る2分割式のもので、上記ケース底7cが上記クランク
ケース2の右壁2aにボルト締め固定されている。
部及び両端部はスベリ軸受6で軸支されている。上記ク
ランク軸5の図示右端はクランクケース2の右壁2aか
ら外方に突出しており、該突出部5aには発電機7の回
転体7aがボルト締め固定されている。上記発電機7の
ケーシング7bはケース底7cとケース蓋7dとからな
る2分割式のもので、上記ケース底7cが上記クランク
ケース2の右壁2aにボルト締め固定されている。
【0015】上記クランク軸5の突出部5aと上記ケー
ス底7cとの間は磁性流体シール8によってシールされ
ており、これによりクランクケース2内の潤滑油が発電
機7内に侵入するのを防止している。
ス底7cとの間は磁性流体シール8によってシールされ
ており、これによりクランクケース2内の潤滑油が発電
機7内に侵入するのを防止している。
【0016】上記磁性流体シール8は、潤滑油中に磁性
粒子を懸濁させてなる磁性流体をハウジング内に充填し
たものである。このハウジングはリング状のハウジング
本体8aと、これを上記ケース底7cのボス部7fに固
定するベース部材8bと、上記クランク軸5の突出部5
a側に固定されたカラー8cとからなり、該カラー8c
と上記ハウジング本体8aとが僅かな隙間をあけて対向
しており、該隙間に上記磁性流体の薄膜を形成すること
によりシールが行われる。
粒子を懸濁させてなる磁性流体をハウジング内に充填し
たものである。このハウジングはリング状のハウジング
本体8aと、これを上記ケース底7cのボス部7fに固
定するベース部材8bと、上記クランク軸5の突出部5
a側に固定されたカラー8cとからなり、該カラー8c
と上記ハウジング本体8aとが僅かな隙間をあけて対向
しており、該隙間に上記磁性流体の薄膜を形成すること
によりシールが行われる。
【0017】また上記ケース底7cにはラビリンス壁7
eが一体形成されている。このラビリンス壁7eは上記
磁性体シール8の右壁2a側を覆うとともに、上記カラ
ー8cに対向しており、両者間にはオイルシールが介設
されている。
eが一体形成されている。このラビリンス壁7eは上記
磁性体シール8の右壁2a側を覆うとともに、上記カラ
ー8cに対向しており、両者間にはオイルシールが介設
されている。
【0018】また上記ケース底7cと右壁2aとの対向
部には水冷ジャケット11が形成されている。この水冷
ジャケット11は、上記磁性流体シール8を囲む環状を
なしており、図示しない冷却水ポンプに接続されてい
る。
部には水冷ジャケット11が形成されている。この水冷
ジャケット11は、上記磁性流体シール8を囲む環状を
なしており、図示しない冷却水ポンプに接続されてい
る。
【0019】次に本実施例の作用効果について説明す
る。本実施例では、発電機7のケース底7cとクランク
軸5の突出部5aとの間に磁性流体シール8を介設した
ので、両者間のシールによる摩擦損失が通常のオイルシ
ールを用いた場合に比較して大幅に低減される。
る。本実施例では、発電機7のケース底7cとクランク
軸5の突出部5aとの間に磁性流体シール8を介設した
ので、両者間のシールによる摩擦損失が通常のオイルシ
ールを用いた場合に比較して大幅に低減される。
【0020】そして上記磁性流体シール8の周囲に水冷
ジャケット11を形成し、これに冷却水を供給するよう
にしたので、磁性流体シール8の温度上昇を回避でき、
上記シール性能の低下を抑制できる。また上記磁性流体
シール8のクランクケース側の端面をラビリンス壁7e
で覆ったので高温の潤滑油が該磁性流体シール8に直接
接触するのを回避でき、この点からも温度上昇を抑制で
きる。さらにまた上記磁性流体シール8のハウジング本
体8aをクランクケース等と別体のものとし、またクラ
ンク軸5に装着された断熱用カラー8cを介してシール
するようにしたので、これらの点からも上記温度上昇を
抑制できる。
ジャケット11を形成し、これに冷却水を供給するよう
にしたので、磁性流体シール8の温度上昇を回避でき、
上記シール性能の低下を抑制できる。また上記磁性流体
シール8のクランクケース側の端面をラビリンス壁7e
で覆ったので高温の潤滑油が該磁性流体シール8に直接
接触するのを回避でき、この点からも温度上昇を抑制で
きる。さらにまた上記磁性流体シール8のハウジング本
体8aをクランクケース等と別体のものとし、またクラ
ンク軸5に装着された断熱用カラー8cを介してシール
するようにしたので、これらの点からも上記温度上昇を
抑制できる。
【0021】図2は上記第1実施例の変形例を示す。本
変形例では、磁性流体シール8の周囲に冷却フィン12
を形成し、走行風によって冷却することにより上記磁性
流体シール8の温度上昇を抑制している。なお、冷却フ
ァンによって強制的に冷却するようにすれば、より効果
的である。
変形例では、磁性流体シール8の周囲に冷却フィン12
を形成し、走行風によって冷却することにより上記磁性
流体シール8の温度上昇を抑制している。なお、冷却フ
ァンによって強制的に冷却するようにすれば、より効果
的である。
【0022】図3,図4は、請求項2の発明に係る第2
実施例によるオイルポンプの摩擦抵抗軽減構造を説明す
るための図である。図において、13はクランクケース
の左壁2cにボルト締め固定されたトロコイド式オイル
ポンプ、14は該ポンプ13を覆うように上記左壁2c
にボルト締め固定された冷却水ポンプである。この冷却
水ポンプ14は、ケーシング15内に回転翼16を配設
し、該回転翼16をケーシング15で軸支された回転軸
17に固定した構造のものである。上記回転軸17は上
記オイルポンプ13の回転軸18を介して駆動軸19に
連結されており、この駆動軸19は駆動歯車20を介し
てエンジン出力で回転駆動される。
実施例によるオイルポンプの摩擦抵抗軽減構造を説明す
るための図である。図において、13はクランクケース
の左壁2cにボルト締め固定されたトロコイド式オイル
ポンプ、14は該ポンプ13を覆うように上記左壁2c
にボルト締め固定された冷却水ポンプである。この冷却
水ポンプ14は、ケーシング15内に回転翼16を配設
し、該回転翼16をケーシング15で軸支された回転軸
17に固定した構造のものである。上記回転軸17は上
記オイルポンプ13の回転軸18を介して駆動軸19に
連結されており、この駆動軸19は駆動歯車20を介し
てエンジン出力で回転駆動される。
【0023】上記オイルポンプ13は、ケーシング21
内にアウタロータ22を回転自在に配置し、該アウタロ
ータ22内インナロータ23を回転自在に、かつ偏心さ
せて配置した構造のものである。また上記インナロータ
23は上記回転軸18で駆動され、これにより潤滑油を
圧送する。
内にアウタロータ22を回転自在に配置し、該アウタロ
ータ22内インナロータ23を回転自在に、かつ偏心さ
せて配置した構造のものである。また上記インナロータ
23は上記回転軸18で駆動され、これにより潤滑油を
圧送する。
【0024】そして上記アウタロータ22とケーシング
21との間には転がり軸受24が介設されている。この
転がり軸受24は、多数のローラ26と、該ローラ26
を所定位置に保持する保持部材27と、ケーシング21
の内面に固定されたアウタレース25とで構成されてい
る。
21との間には転がり軸受24が介設されている。この
転がり軸受24は、多数のローラ26と、該ローラ26
を所定位置に保持する保持部材27と、ケーシング21
の内面に固定されたアウタレース25とで構成されてい
る。
【0025】また上記ケーシング21には上記転がり軸
受24を囲むように環状溝21bが形成されており、該
環状溝21bは最低所に形成された戻し穴21a,2b
を介してクランクケース内に連通している。
受24を囲むように環状溝21bが形成されており、該
環状溝21bは最低所に形成された戻し穴21a,2b
を介してクランクケース内に連通している。
【0026】本実施例のオイルポンプ13では、アウタ
ロータ22とケーシング21との間に転がり軸受24を
配設したので、アウタロータとケーシングとを摺動させ
るようにした従来構造に比較して摩擦損失を低減でき
る。またアウタロータ22の回転等によって生じた金属
粉等は、戻し穴21a,2bを通って潤滑油とともにク
ランクケース内に戻され、オイルフィルタで濾過され
る。
ロータ22とケーシング21との間に転がり軸受24を
配設したので、アウタロータとケーシングとを摺動させ
るようにした従来構造に比較して摩擦損失を低減でき
る。またアウタロータ22の回転等によって生じた金属
粉等は、戻し穴21a,2bを通って潤滑油とともにク
ランクケース内に戻され、オイルフィルタで濾過され
る。
【0027】図5は請求項3の発明に係る第3実施例の
オイルポンプの摩擦損失低減構造を説明するための図で
あり、図3と同一符号は同一又は相当部分を示す。本第
3実施例では、アウタロータ22の外周面に環状の凹溝
22aを形成しており、これにより該アウタロータ22
のケーシング21との摺動面積が減少し、それだけ摩擦
損失が低減される。
オイルポンプの摩擦損失低減構造を説明するための図で
あり、図3と同一符号は同一又は相当部分を示す。本第
3実施例では、アウタロータ22の外周面に環状の凹溝
22aを形成しており、これにより該アウタロータ22
のケーシング21との摺動面積が減少し、それだけ摩擦
損失が低減される。
【0028】
【発明の効果】以上のように請求項1の発明に係るクラ
ンク軸シール部の摩擦損失低減構造によれば、上記クラ
ンク軸とクランクケースすとのシール部に、磁性流体シ
ールを採用し、かつ該磁性流体シールの周辺を冷却する
冷却手段を設けたので、磁性流体シールの温度上昇を抑
制して寿命を確保しながら摩擦損失を低減できる効果が
ある。
ンク軸シール部の摩擦損失低減構造によれば、上記クラ
ンク軸とクランクケースすとのシール部に、磁性流体シ
ールを採用し、かつ該磁性流体シールの周辺を冷却する
冷却手段を設けたので、磁性流体シールの温度上昇を抑
制して寿命を確保しながら摩擦損失を低減できる効果が
ある。
【0029】請求項2の発明に係るオイルポンプの摩擦
損失低減構造によれば、アウタロータとケースとの間に
転がり軸受を介設したので、また請求項3の発明では、
アウタロータ又はケーシングに摺動面積を減少する環状
溝を設けたので、摩擦損失を低減できる効果がある。
損失低減構造によれば、アウタロータとケースとの間に
転がり軸受を介設したので、また請求項3の発明では、
アウタロータ又はケーシングに摺動面積を減少する環状
溝を設けたので、摩擦損失を低減できる効果がある。
【図1】請求項1の発明に係る第1実施例のクランク軸
シール部の摩擦損失低減構造を説明するための断面側面
図である。
シール部の摩擦損失低減構造を説明するための断面側面
図である。
【図2】上記第1実施例の変形例を示す断面側面図であ
る。
る。
【図3】請求項2の発明に係る第2実施例のオイルポン
プの摩擦損失低減構造を説明するための断面側面図であ
る。
プの摩擦損失低減構造を説明するための断面側面図であ
る。
【図4】図3のIV−IV線断面図である。
【図5】請求項3の発明に係る第3実施例の断面側面図
である。
である。
2 クランクケース 5 クランク軸 5a 突出部(端部) 8 磁性流体シール 11 冷却ジャケット(冷却手段) 12 冷却フィン(冷却手段) 13 オイルポンプ 21 ケーシング 22 アウタロータ 22a 凹溝 23 インナロータ 24 転がり軸受
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 F16C 3/16 9242−3J F16J 15/40 A 7197−3J
Claims (3)
- 【請求項1】 クランク軸の端部とクランクケースとの
シール部の摩擦損失低減構造において、上記端部とクラ
ンクケースとの間に、潤滑油中に磁性粒子を懸濁してな
る磁性流体シールを配設し、該磁性流体シールの周辺部
分を冷却する冷却手段を配設したことを特徴とするクラ
ンク軸シール部の摩擦損失低減構造。 - 【請求項2】 ケーシング内に回転自在に配置されたア
ウタロータと、該アウタロータ内に回転自在にかつ偏心
して配置されたインナロータとを備えたトロコイド式オ
イルポンプの摩擦損失低減構造において、上記アウタロ
ータとケーシングとの間に転がり軸受を介設したことを
特徴とするオイルポンプの摩擦損失低減構造。 - 【請求項3】 ケーシング内に回転自在に配置されたア
ウタロータと、該アウタロータ内に回転自在にかつ偏心
して配置されたインナロータとを備えたトロコイド式オ
イルポンプの摩擦損失低減構造において、上記アウタロ
ータの外周面又はケーシングの内周面に両者の接触面積
を減少する環状の凹溝を形成したことを特徴とするオイ
ルポンプの摩擦損失低減構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4163443A JPH05332348A (ja) | 1992-05-29 | 1992-05-29 | クランク軸シール部,及びオイルポンプの摩擦損失低減構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4163443A JPH05332348A (ja) | 1992-05-29 | 1992-05-29 | クランク軸シール部,及びオイルポンプの摩擦損失低減構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05332348A true JPH05332348A (ja) | 1993-12-14 |
Family
ID=15773991
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4163443A Withdrawn JPH05332348A (ja) | 1992-05-29 | 1992-05-29 | クランク軸シール部,及びオイルポンプの摩擦損失低減構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05332348A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007270678A (ja) * | 2006-03-30 | 2007-10-18 | Jtekt Corp | 電動ギヤポンプ |
| JP2008057444A (ja) * | 2006-08-31 | 2008-03-13 | Jtekt Corp | 電動ポンプユニット |
| CN103775644A (zh) * | 2012-10-19 | 2014-05-07 | 重庆长安汽车股份有限公司 | 一种混合动力汽车的发电机与曲轴箱连接密封结构 |
| EP3499004A1 (en) * | 2017-12-13 | 2019-06-19 | Yamaha Hatsudoki Kabushiki Kaisha | Engine and straddled vehicle with engine |
| JP2021161908A (ja) * | 2020-03-31 | 2021-10-11 | いすゞ自動車株式会社 | シール構造 |
-
1992
- 1992-05-29 JP JP4163443A patent/JPH05332348A/ja not_active Withdrawn
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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