JPH05332668A - 冷却貯蔵庫の警報装置 - Google Patents

冷却貯蔵庫の警報装置

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JPH05332668A
JPH05332668A JP14154192A JP14154192A JPH05332668A JP H05332668 A JPH05332668 A JP H05332668A JP 14154192 A JP14154192 A JP 14154192A JP 14154192 A JP14154192 A JP 14154192A JP H05332668 A JPH05332668 A JP H05332668A
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Satoshi Shimizu
訓 清水
Takeshi Aoki
健 青木
Tomoaki Shoda
友昭 正田
Kazuyuki Kobashi
一之 小橋
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 警報遅延時間により制限される警報温度と、
それよりも高く警報遅延時間に制限されない警報温度を
それぞれ設定することができる冷却貯蔵庫の警報装置を
提供する。 【構成】 庫内温度を検出するセンサー6を設ける。第
1の警報温度を設定する第1の温度設定器7を設ける。
第1の警報温度よりも高い第2の警報温度を設定する第
2の温度設定器8を設ける。警報遅延時間を設定する時
間設定器9を設ける。警報器10を設ける。マイクロコ
ンピュータ2は庫内温度が第1の警報温度を越えてから
警報遅延時間を経過した場合、若しくは第2の警報温度
TS2を越えた場合のどちらかの条件が満たされた場合
に警報器10を動作させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ショーケースやプレハ
ブ冷蔵庫等の冷却貯蔵庫の庫内温度を検出して警報を発
する警報装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来この種冷却貯蔵庫、特に大型となる
プレハブ冷蔵庫においては、地方自治体の条例により火
災報知器の設置が義務付けられる場合がある。係る火災
報知器は通常その周囲の温度が例えば+60℃等の一定
の高温度を越えた場合に動作して警報を発するものであ
るが、一方で、前記プレハブ冷蔵庫には庫内温度が異常
に上昇した場合に警報を発する警報装置が備え付けられ
ており、これらを兼用することができれば、格別な火災
報知器を設置する必要がなくなり、好都合である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、通常こ
の種プレハブ冷蔵庫の警報装置は、除霜時等に一時的に
庫内温度が上昇した場合に警報が発生しないよう、一定
の警報遅延時間が設定されており、設定された警報温度
に達しても直ちに警報は発生されない。従って、火災報
知器としてプレハブ冷蔵庫の警報装置を使用できるよう
に前記警報遅延時間を解除する改造を行うと、今度は庫
内異常温度に対する警報装置として使用できなくなって
しまう。
【0004】仮に、前記警報遅延時間を解除しても警報
温度の設定値の上限は通常室温程度であるため、火災報
知器としては動作温度が低く過ぎ、事実上前述の如き両
立は不可能であった。本発明は係る従来の課題を解決す
るために成されたものであり、警報遅延時間により制限
される警報温度と、それよりも高く警報遅延時間に制限
されない警報温度をそれぞれ設定することができる冷却
貯蔵庫の警報装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の冷却貯蔵庫の警
報装置1は、庫内温度TPを検出して警報を発するもの
であって、庫内温度TPを検出する温度検出手段(セン
サー)6と、庫内温度TPの第1の警報温度TS1を設
定する第1の温度設定手段(第1の温度設定器)7と、
第1の警報温度TS1よりも高い第2の警報温度TS2
を設定する第2の温度設定手段(第2の温度設定器)8
と、警報遅延時間TCSを設定する警報遅延時間設定手
段(時間設定器)9と、警報手段(警報器)10と、各
手段が接続された制御手段4とから構成され、制御手段
(マイクロコンピュータ2)は庫内温度TPが第1の警
報温度TS1に達し、或いは越えてから警報遅延時間T
CSを経過した場合、若しくは第2の警報温度TS2に
達し、或いは越えた場合のどちらかの条件が満たされた
場合に警報手段(警報器)10を動作させることを特徴
とする。
【0006】
【作用】本発明によれば、第1の温度設定手段(第1の
温度設定器)7によって通常の冷却貯蔵庫において異常
高温度とされる例えば+30℃等の第1の警報温度TS
1を設定することにより、マイクロコンピュータ2は庫
内温度TPがこの第1の警報温度TS1に達し、或いは
越えてから警報遅延時間TCSの経過後に警報を発す
る。これによって通常の冷却貯蔵庫の庫内温度警報を行
う。また、第2の温度設定手段(第2の温度設定器)8
によって例えば火災報知器が動作する+60℃等の第2
の警報温度TS2を設定することにより、マイクロコン
ピュータ2は庫内温度TPがこの第2の警報温度TS2
に達し、或いは越えた場合直ちに警報を発する。これに
よって、通常の冷却貯蔵庫の警報装置により火災報知器
としての機能をも実現することが可能となる。
【0007】
【実施例】次に、図面に基づき本発明の実施例を説明す
る。図1は冷却貯蔵庫の実施例としてのプレハブ冷蔵庫
の警報装置1の電気回路図、図2はマイクロコンピュー
タ2のプログラムを示すフローチャートをそれぞれ示し
ている。図1において、汎用のマイクロコンピュータ2
はA/D変換器3と共に制御手段4を構成する。A/D
変換器3には図示しないプレハブ冷蔵庫の庫内温度TP
を検出する温度検出手段としてのセンサー6の出力が接
続される。また、A/D変換器3には庫内温度TPの第
1の警報温度TS1を設定するための可変抵抗器から成
る第1の温度設定手段としての第1の温度設定器7、及
び庫内温度TPの第2の警報温度TS2を設定するため
の可変抵抗器から成る第2の温度設定手段としての第2
の温度設定器8の出力が接続される。A/D変換器3に
は各温度設定器7、8の可変抵抗器の分圧電圧が入力さ
れるが、第2の温度設定器8を構成する可変抵抗器の設
定温度は、例えば0℃〜+60℃以上の庫内温度TPま
で対応し、第1の温度設定器7を構成する可変抵抗器の
設定温度は、例えば−5℃〜+30℃の範囲で設定可能
な如く構成されている。
【0008】更に、A/D変換器3には警報遅延時間T
CSを設定するための可変抵抗器から成る警報遅延時間
設定手段としての時間設定器9の出力が接続される。A
/D変換器3には時間設定器9の可変抵抗器の分圧電圧
が入力されるが、例えば0〜120分までの範囲で設定
可能な如く構成されている。これら第1、第2の温度設
定器7、8、及び時間設定器9の出力はA/D変換器3
にてA/D変換された後、マイクロコンピュータ2に入
力される。マイクロコンピュータ2の出力には、例えば
ブザーやLEDによって構成された警報手段としての警
報器10が接続されている。
【0009】次に、図2のフローチャートを参照しなが
ら警報装置1の動作を説明する。今、第1の温度設定器
7では庫内温度TPの高温警報温度として+30℃の第
1の警報温度TS1が設定され、第2の温度設定器8で
は前述の如き火災報知器と同様の+60℃の第2の警報
温度TS2が設定されたものとする。また、時間設定器
9により警報遅延時間TCSとして例えば120分が設
定されたものとすると、マイクロコンピュータ2は先ず
ステップS1にてセンサー6の出力に基づき図示しない
プレハブ冷蔵庫の現在の庫内温度TPを読み込む。次
に、ステップS2にて第2の温度設定器8の出力に基づ
いて第2の警報温度TS2(+60℃)のデータを読み
込み、ステップS3にて庫内温度TPと第2の警報温度
TS2を比較する。ステップS3では庫内温度TPが第
2の警報温度TS2より高くなったか否か判断し、高く
ないとするとステップS4に進んで第1の温度設定器7
の出力に基づいて第1の警報温度TS1(+30℃)の
データを読み込み、ステップS5にて庫内温度TPと第
1の警報温度TS1を比較する。
【0010】ステップS5では庫内温度TPが第1の警
報温度TS1より高くなったか否か判断し、高くないと
するとステップS6に進んでマイクロコンピュータ2が
その機能として有するタイマのカウントデータTCをク
リヤしてステップS1に戻る。プレハブ冷蔵庫の庫内温
度TPに異常が無く、冷蔵庫として正常な例えば+5℃
付近の設定温度にて制御されている場合には以上を繰り
返し、警報動作は行わない。
【0011】次に、庫内温度TPが上昇して第1の警報
温度TS1を越えると、ステップS5から今度はステッ
プS7に進んで前記タイマをカウントし、カウントデー
タTCのカウントを一つ増やす。次に、ステップS8に
て時間設定器9の出力に基づき警報遅延時間TCS(1
20分)のデータを読み込み、ステップS9で前記タイ
マのカウントデータTCと警報遅延時間TCSを比較す
る。ステップS9ではカウントデータTCが警報遅延時
間TCSを越えたか否か判断し、越えていない場合はス
テップS1に戻る。ステップS9にてタイマのカウント
データTCが警報遅延時間TCSを越えない内に、庫内
温度TPが低下して第1の警報温度TS1以下となれば
ステップS6に進むようになる。即ち、庫内温度TPが
第1の警報温度TS1を越えても直ちに警報は行われ
ず、それによって、除霜時等に庫内温度TPが一時的に
上昇した場合の警報の発生を防止している。
【0012】ここで、プレハブ冷蔵庫の冷却装置に異常
が発生し、庫内温度TPが上昇して第1の警報温度TS
1を継続して越え、それが120分を越えると今度はス
テップS9からステップS10に進んでマイクロコンピ
ュータ2は警報器10に警報出力指令を発し、警報器1
0は警報を発する。これによって使用者は冷却装置等の
異常が発生して庫内温度TPが+30℃を越え、120
分以上経過していることを認識して適当な処置をとるこ
とができる。
【0013】一方、何らかの原因でプレハブ冷蔵庫に火
災が発生し、庫内温度TPが第2の警報温度TS2であ
る+60℃を越えると、前述の120分を経過せずとも
マイクロコンピュータ2はステップS3にて越えたこと
を判断した時点でステップS10に進み、警報器10に
警報出力指令を発する。これによって警報器10は警報
を発し、プレハブ冷蔵庫に火災が発生していることを即
座に使用者に告知して、消火等の適切な処置を促す。
【0014】尚、実施例で示した各種数値はそれに限定
されるものではなく、ショーケースやプレハブ冷蔵庫の
機種、使用条件等に応じて種々変更可能であることは云
うまでもない。特に、実施例では第2の警報温度TS2
を+60℃等に設定して警報装置1に火災報知器として
の機能を持たせたが、例えば冷却貯蔵庫が冷凍ショーケ
ースである場合は、第1の警報温度TS1をアイスクリ
ーム等の冷凍食品が溶ける危険性がある−5℃とし、こ
の温度では遅延させて警報を発することにより、除霜時
等の一時的な温度上昇による警報の発生を防止すると共
に、第2の警報温度TS2を例えば完全に冷凍食品が溶
ける+5℃として、この温度では直ちに警報を発するよ
うに構成しても良い。それによって、冷凍食品の融解を
迅速に使用者に警告し、適切な処置により貯蔵食品の損
傷を最小限に抑えることができるようになる。
【0015】また、実施例ではステップS3、ステップ
S5或いはステップS9の判断において、庫内温度TP
が第1、第2の警報温度TS1、TS2を越えたか否
か、或いはカウントデータTCが警報遅延時間TCSを
越えたか否か判断する構成としたが、それに限らず、庫
内温度TP或いはカウントデータTCが各数値に達した
か否か判断する構成としても差し支えない。
【0016】
【発明の効果】本発明の冷却貯蔵庫の警報装置によれ
ば、警報遅延時間により警報の発生が遅延される警報温
度と、それよりも高く警報遅延時間により遅延されない
警報温度の二種類の警報温度をそれぞれ設定することが
できるので、一時的な庫内温度上昇による警報の発生を
防止した通常の高温警報機能を損なわずに、火災や食品
の変質等が即座に発生する異常事態に対しては直ちに警
報を発生させることができるようになる。従って、庫内
温度の異常をより迅速に警告することができるようにな
ると共に、例えば火災報知器としての機能を実現するこ
とによって別途火災報知器を設置する必要もなくなり、
それにより部品点数の削減と据え付け時のコストの低減
を図ることも可能となるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の冷却貯蔵庫の警報装置の電気回路図で
ある。
【図2】マイクロコンピュータのプログラムを示すフロ
ーチャートである。
【符号の説明】
1 警報装置 2 マイクロコンピュータ 4 制御手段 6 センサー 7 第1の温度設定器 8 第2の温度設定器 9 時間設定器 10 警報器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小橋 一之 大阪府守口市京阪本通2丁目18番地 三洋 電機株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 冷却貯蔵庫の庫内温度を検出して警報を
    発する警報装置において、前記庫内温度を検出する温度
    検出手段と、前記庫内温度の第1の警報温度を設定する
    第1の温度設定手段と、前記第1の警報温度よりも高い
    前記庫内温度の第2の警報温度を設定する第2の温度設
    定手段と、警報遅延時間を設定する警報遅延時間設定手
    段と、警報手段と、前記各手段が接続された制御手段と
    から成り、該制御手段は前記庫内温度が前記第1の警報
    温度に達し、或いは越えてから前記警報遅延時間を経過
    した場合、若しくは前記第2の警報温度に達し、或いは
    越えた場合のどちらかの条件が満たされた場合に前記警
    報手段を動作させることを特徴とする冷却貯蔵庫の警報
    装置。
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