JPH053327A - 半導体加速度センサの製造方法 - Google Patents
半導体加速度センサの製造方法Info
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- JPH053327A JPH053327A JP15187891A JP15187891A JPH053327A JP H053327 A JPH053327 A JP H053327A JP 15187891 A JP15187891 A JP 15187891A JP 15187891 A JP15187891 A JP 15187891A JP H053327 A JPH053327 A JP H053327A
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- semiconductor
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Abstract
(57)【要約】
【目的】本発明は歪み検出部を形成した半導体基板にお
もり部を直接形成する半導体加速度センサの製造方法に
関し、製造工程及び製造作業の容易化を図ることを目的
とする。 【構成】半導体基板11の背面11aの内、少なくとも
後にピエゾ素子18とおもり部13となる部分を除く部
分を先ずエッチングして変位領域27となる第1の凹部
を形成し、続いてこの第1の凹部内のおもり部13とな
る部分を除く部分(ピエゾ素子18の形成位置の背面
部)に第2の凹部20を形成し、その後ストッパ19を
半導体基板11の背面11aに接合する。
もり部を直接形成する半導体加速度センサの製造方法に
関し、製造工程及び製造作業の容易化を図ることを目的
とする。 【構成】半導体基板11の背面11aの内、少なくとも
後にピエゾ素子18とおもり部13となる部分を除く部
分を先ずエッチングして変位領域27となる第1の凹部
を形成し、続いてこの第1の凹部内のおもり部13とな
る部分を除く部分(ピエゾ素子18の形成位置の背面
部)に第2の凹部20を形成し、その後ストッパ19を
半導体基板11の背面11aに接合する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は半導体加速度センサの製
造方法に係り、特に歪み検出部を形成した半導体基板に
おもり部を直接形成する半導体加速度センサの製造方法
に関する。
造方法に係り、特に歪み検出部を形成した半導体基板に
おもり部を直接形成する半導体加速度センサの製造方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、半導体基板の一部をエッチング
等で取り除くことによって肉薄部を形成し、加速度が印
加された場合におけるこの肉薄部の機械的な変形を歪み
検出部で検出することにより加速度検出を行う半導体加
速度センサが知られている。
等で取り除くことによって肉薄部を形成し、加速度が印
加された場合におけるこの肉薄部の機械的な変形を歪み
検出部で検出することにより加速度検出を行う半導体加
速度センサが知られている。
【0003】従来構成としては、例えば図10に示され
る構成の半導体加速度センサ1が一般的である。同図に
おいて、2は半導体基板、3は半導体基板2をエッチン
グして形成した肉薄部、4は空隙、5は肉薄部上に形成
された歪み検出部(ピエゾ抵抗素子等)、6は過大な加
速度が印加された場合に半導体基板2が破壊されること
を防止するためのストッパ、7は加速度が印加されるお
もり部である。
る構成の半導体加速度センサ1が一般的である。同図に
おいて、2は半導体基板、3は半導体基板2をエッチン
グして形成した肉薄部、4は空隙、5は肉薄部上に形成
された歪み検出部(ピエゾ抵抗素子等)、6は過大な加
速度が印加された場合に半導体基板2が破壊されること
を防止するためのストッパ、7は加速度が印加されるお
もり部である。
【0004】同図に示されるように、半導体加速度セン
サ1は片持ばり構造となっており、加速度が印加される
と、重量の重いおもり部7が変位し、これに伴いピエゾ
素子5が形成されている肉薄部3も可撓する。おもり部
7の変位量は印加される加速度の大きさと比例している
ため、肉薄部3の可撓量を歪み検出部5で検出すること
により加速度の大きさを検知することができる(特開昭
62−190774号公報)。
サ1は片持ばり構造となっており、加速度が印加される
と、重量の重いおもり部7が変位し、これに伴いピエゾ
素子5が形成されている肉薄部3も可撓する。おもり部
7の変位量は印加される加速度の大きさと比例している
ため、肉薄部3の可撓量を歪み検出部5で検出すること
により加速度の大きさを検知することができる(特開昭
62−190774号公報)。
【0005】従来、上記構成の半導体加速度センサ1を
製造するには、半導体基板2に先ずピエゾ素子5を半導
体製造技術を用いて形成し、続いて半導体基板2にエッ
チング処理を施すことにより所定位置に肉薄部3,空隙
部4,おもり部7を形成する。 また、ストッパ6は半
導体基板2とは別個に製造されるものであり、半導体基
板2のおもり部7と対向する位置には凹部6aがエッチ
ングにより形成される。この凹部6aは、おもり部7が
変位する時のいわゆる逃げの部分である。上記の半導体
基板2とストッパ6は、高精度に位置決めされた上で接
合され、上記一連の工程により半導体加速度センサ1が
製造されていた。
製造するには、半導体基板2に先ずピエゾ素子5を半導
体製造技術を用いて形成し、続いて半導体基板2にエッ
チング処理を施すことにより所定位置に肉薄部3,空隙
部4,おもり部7を形成する。 また、ストッパ6は半
導体基板2とは別個に製造されるものであり、半導体基
板2のおもり部7と対向する位置には凹部6aがエッチ
ングにより形成される。この凹部6aは、おもり部7が
変位する時のいわゆる逃げの部分である。上記の半導体
基板2とストッパ6は、高精度に位置決めされた上で接
合され、上記一連の工程により半導体加速度センサ1が
製造されていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来の半導体加速度セ
ンサ1は、図10に示されるように、半導体基板2の背
面2aとおもり部7の底面7aが面一となっていたた
め、おもり部7を変位させるためには必然的にストッパ
6に凹部6aを形成する必要があり、かつ、半導体基板
2とストッパ6との接合時にはおもり部7が凹部6aと
対向するよう高精度に位置決めを行う必要がある。この
ため、従来の半導体加速度センサ1は、製造工程が複雑
で、位置決め作業が面倒であるという問題点があった。
ンサ1は、図10に示されるように、半導体基板2の背
面2aとおもり部7の底面7aが面一となっていたた
め、おもり部7を変位させるためには必然的にストッパ
6に凹部6aを形成する必要があり、かつ、半導体基板
2とストッパ6との接合時にはおもり部7が凹部6aと
対向するよう高精度に位置決めを行う必要がある。この
ため、従来の半導体加速度センサ1は、製造工程が複雑
で、位置決め作業が面倒であるという問題点があった。
【0007】本発明は上記の点に鑑みてなされたもので
あり、おもり部の底面を半導体基板の背面より高い位置
となるよう形成する工程を含めることにより、製造工程
の容易化及び製造作業の容易化を図った半導体加速度セ
ンサの製造方法を提供することを目的とする。
あり、おもり部の底面を半導体基板の背面より高い位置
となるよう形成する工程を含めることにより、製造工程
の容易化及び製造作業の容易化を図った半導体加速度セ
ンサの製造方法を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明では、半導体基板の表面に基板の歪み検出部
を形成する工程と、前記半導体基板の背面の内、少なく
とも歪み検出部とおもり部となる部分を除く部分に、第
1の耐エッチング膜を形成する工程と、前記第1の耐エ
ッチング膜の形成後、前記半導体基板の前記第1の耐エ
ッチング膜が形成されていない部分をエッチングし、第
1の凹部を形成する工程と、前記第1の凹部内におい
て、前記歪み検出部を除く部分で、後におもり部となる
部分に第2の耐エッチング膜を形成する工程と、前記第
2の耐エッチング膜の形成後、前記第1の凹部の前記第
2の耐エッチング膜が形成されていない部分をエッチン
グすることにより、おもり部を形成する工程と、前記半
導体基板の背面に残存する前記第1及び第2の耐エッチ
ング膜を除去する工程と、前記半導体基板の背面に平板
状の台座を接合する工程と、により半導体加速度センサ
を製造することを特徴とするものである。
に、本発明では、半導体基板の表面に基板の歪み検出部
を形成する工程と、前記半導体基板の背面の内、少なく
とも歪み検出部とおもり部となる部分を除く部分に、第
1の耐エッチング膜を形成する工程と、前記第1の耐エ
ッチング膜の形成後、前記半導体基板の前記第1の耐エ
ッチング膜が形成されていない部分をエッチングし、第
1の凹部を形成する工程と、前記第1の凹部内におい
て、前記歪み検出部を除く部分で、後におもり部となる
部分に第2の耐エッチング膜を形成する工程と、前記第
2の耐エッチング膜の形成後、前記第1の凹部の前記第
2の耐エッチング膜が形成されていない部分をエッチン
グすることにより、おもり部を形成する工程と、前記半
導体基板の背面に残存する前記第1及び第2の耐エッチ
ング膜を除去する工程と、前記半導体基板の背面に平板
状の台座を接合する工程と、により半導体加速度センサ
を製造することを特徴とするものである。
【0009】
【作用】上記製造方法によれば、第1の凹部を形成する
ことにより、おもり部の底面はこの第1の凹部の高さ位
置となり、半導体基板の背面よりも高い位置となる。即
ち、第1の凹部が形成されることにより生ずる空隙部分
がおもり部の変位領域となる。このため、台座に凹部を
形成する必要はなくなり、これに伴い半導体基板と台座
との位置決めも不要となる。
ことにより、おもり部の底面はこの第1の凹部の高さ位
置となり、半導体基板の背面よりも高い位置となる。即
ち、第1の凹部が形成されることにより生ずる空隙部分
がおもり部の変位領域となる。このため、台座に凹部を
形成する必要はなくなり、これに伴い半導体基板と台座
との位置決めも不要となる。
【0010】
【実施例】次に本発明の実施例について図面と共に説明
する。先ず、本発明方法により製造された半導体加速度
センサ10の構造について図1を用いて説明する。
する。先ず、本発明方法により製造された半導体加速度
センサ10の構造について図1を用いて説明する。
【0011】半導体センサ10は、同図に示されるよう
に、空隙12を設けることにより、半導体基板11にお
もり部13,片持ばり部14,外枠部15を形成した構
成とされている。また、半導体基板11の下部にはスト
ッパ(台座)19が配設されている。
に、空隙12を設けることにより、半導体基板11にお
もり部13,片持ばり部14,外枠部15を形成した構
成とされている。また、半導体基板11の下部にはスト
ッパ(台座)19が配設されている。
【0012】半導体基板11は、例えばp型半導体層1
6上にn型半導体層17を積層した構造を有し、各半導
体層16,17はp−n接合されている。また、片持ば
り部14の上部位置には、ピエゾ抵抗素子18が形成さ
れている。このピエゾ抵抗素子18は、片持ばり部14
を構成するn型半導体層17の上面に不純物をドーピン
グしp型部分を形成したものである。
6上にn型半導体層17を積層した構造を有し、各半導
体層16,17はp−n接合されている。また、片持ば
り部14の上部位置には、ピエゾ抵抗素子18が形成さ
れている。このピエゾ抵抗素子18は、片持ばり部14
を構成するn型半導体層17の上面に不純物をドーピン
グしp型部分を形成したものである。
【0013】また、片持ばり部14の背面側には後述す
るエッチング処理により形成された台形状の凹部20
(後述する第2の凹部)が形成されている。この凹部2
0が形成されることにより肉薄部となった位置に歪み検
出部となるピエゾ抵抗素子18が形成されている。この
ように、片持ばり部14の形成位置においてはその厚さ
が薄くなっているため、可撓し易くなっている。
るエッチング処理により形成された台形状の凹部20
(後述する第2の凹部)が形成されている。この凹部2
0が形成されることにより肉薄部となった位置に歪み検
出部となるピエゾ抵抗素子18が形成されている。この
ように、片持ばり部14の形成位置においてはその厚さ
が薄くなっているため、可撓し易くなっている。
【0014】また、n型半導体層17の上部には絶縁膜
21(例えば酸化けい素膜)及び金属配線24,25が
形成されている。絶縁膜21は、n型半導体層17が金
属配線24,25と短絡するのを防止するために形成さ
れている。また、絶縁膜21には一対の孔22,23が
形成されており、この一対の孔22,23の配設位置
は、ピエゾ抵抗素子18と対向する位置に選定されてい
る。この孔22,23を介してピエゾ抵抗素子18には
金属配線24,25が接続されている。更に、金属配線
24,25が形成された半導体基板11の上部には、半
導体基板11を保護するための保護膜26(例えば窒化
けい素膜)が形成されている。
21(例えば酸化けい素膜)及び金属配線24,25が
形成されている。絶縁膜21は、n型半導体層17が金
属配線24,25と短絡するのを防止するために形成さ
れている。また、絶縁膜21には一対の孔22,23が
形成されており、この一対の孔22,23の配設位置
は、ピエゾ抵抗素子18と対向する位置に選定されてい
る。この孔22,23を介してピエゾ抵抗素子18には
金属配線24,25が接続されている。更に、金属配線
24,25が形成された半導体基板11の上部には、半
導体基板11を保護するための保護膜26(例えば窒化
けい素膜)が形成されている。
【0015】上記構成において、おもり部13に加速度
による外力が印加されると、片持ばり部14は図1中矢
印C方向に可撓し、この片持ばり部14の可撓に伴いピ
エゾ抵抗素子18も変形する。周知のようにピエゾ抵抗
素子は、その形状変化により電気伝導度を変化させる性
質を有している。よって、ピエゾ抵抗素子18に接続さ
れている金属配線24,25から、上記片持ばり部14
の可撓量(この可撓量は、印加される加速度に比例して
いる)に対応した加速度信号を取り出すことができる。
による外力が印加されると、片持ばり部14は図1中矢
印C方向に可撓し、この片持ばり部14の可撓に伴いピ
エゾ抵抗素子18も変形する。周知のようにピエゾ抵抗
素子は、その形状変化により電気伝導度を変化させる性
質を有している。よって、ピエゾ抵抗素子18に接続さ
れている金属配線24,25から、上記片持ばり部14
の可撓量(この可撓量は、印加される加速度に比例して
いる)に対応した加速度信号を取り出すことができる。
【0016】このように、半導体加速度センサ10は、
おもり部13が変位する際生じる歪み量を検出すること
により加速度の検出を行う構成となっている。従って、
半導体加速度センサ10内には必然的におもり部13が
変位する領域(以下、変位領域という)を設ける必要が
ある。本発明では、おもり部13の厚さ寸法tを半導体
基板11の厚さ寸法Tより薄く設定し、おもり部13の
底面13aが半導体基板11の背面11aより高い位置
となるよう構成することにより、変位領域27を形成し
たことを特徴とするものである。
おもり部13が変位する際生じる歪み量を検出すること
により加速度の検出を行う構成となっている。従って、
半導体加速度センサ10内には必然的におもり部13が
変位する領域(以下、変位領域という)を設ける必要が
ある。本発明では、おもり部13の厚さ寸法tを半導体
基板11の厚さ寸法Tより薄く設定し、おもり部13の
底面13aが半導体基板11の背面11aより高い位置
となるよう構成することにより、変位領域27を形成し
たことを特徴とするものである。
【0017】上記構成とすることにより、半導体基板1
1の下部に配設されるストッパ19に変位領域を形成す
る必要がなくなり、ストッパ19の製造を容易に行うこ
とができると共に、変位領域27は半導体基板11側に
形成されているため半導体基板11とストッパ19との
位置決め作業は不要となる。よって、半導体加速度セン
サ10の製造組立てを容易に行うことができる。
1の下部に配設されるストッパ19に変位領域を形成す
る必要がなくなり、ストッパ19の製造を容易に行うこ
とができると共に、変位領域27は半導体基板11側に
形成されているため半導体基板11とストッパ19との
位置決め作業は不要となる。よって、半導体加速度セン
サ10の製造組立てを容易に行うことができる。
【0018】次に、半導体センサ10の製造方法につい
て説明する。図2乃至図8は、半導体センサ10の製造
工程を示している。尚、各図において図1で示した構成
と対応する構成については同一符号を付す。
て説明する。図2乃至図8は、半導体センサ10の製造
工程を示している。尚、各図において図1で示した構成
と対応する構成については同一符号を付す。
【0019】半導体センサ10を製造するには、p型半
導体層16とn型半導体層17とがp−n接合されて積
層された構成の半導体基板11の表面に絶縁膜21を形
成し、続いてn型半導体層17の所定位置にp型の半導
体領域31を不純物拡散によって形成する。このp型の
半導体領域31は、図1示した空隙12の形成位置に設
けられるものであり、後に実施されるエッチング処理に
より空隙12となるものである。このp型の半導体領域
31は、n型半導体層17を貫通するよう形成される。
導体層16とn型半導体層17とがp−n接合されて積
層された構成の半導体基板11の表面に絶縁膜21を形
成し、続いてn型半導体層17の所定位置にp型の半導
体領域31を不純物拡散によって形成する。このp型の
半導体領域31は、図1示した空隙12の形成位置に設
けられるものであり、後に実施されるエッチング処理に
より空隙12となるものである。このp型の半導体領域
31は、n型半導体層17を貫通するよう形成される。
【0020】次に、片持ばり部14の上部の所定位置に
も不純物拡散が行われp型の半導体領域が形成される。
このp型の半導体領域はn型半導体層17に所定深さま
で形成されており、ピエゾ抵抗素子18を構成する。
も不純物拡散が行われp型の半導体領域が形成される。
このp型の半導体領域はn型半導体層17に所定深さま
で形成されており、ピエゾ抵抗素子18を構成する。
【0021】次に、絶縁膜21の所定領域28を除去す
ると共に、ピエゾ抵抗素子18と対向する二箇所に孔2
2,23を形成し、この孔22,23を介してピエゾ抵
抗素子18と接続する金属配線24,25を形成し、更
にその上部に保護膜26を形成する。以上の工程を終了
した状態を図2に示す。
ると共に、ピエゾ抵抗素子18と対向する二箇所に孔2
2,23を形成し、この孔22,23を介してピエゾ抵
抗素子18と接続する金属配線24,25を形成し、更
にその上部に保護膜26を形成する。以上の工程を終了
した状態を図2に示す。
【0022】続いて、半導体基板11の背面11aに対
して耐アルカリエッチ性を有する第1の耐エッチング膜
28を例えばCVD法(Chemical Vapor Deposition)で
形成すると共に、おもり部13の形成位置、片持ばり部
14の形成位置、及び間隙12の形成位置に対応する部
分に形成されている第1の耐エッチング膜28を除去す
る。この状態を図3に示す。
して耐アルカリエッチ性を有する第1の耐エッチング膜
28を例えばCVD法(Chemical Vapor Deposition)で
形成すると共に、おもり部13の形成位置、片持ばり部
14の形成位置、及び間隙12の形成位置に対応する部
分に形成されている第1の耐エッチング膜28を除去す
る。この状態を図3に示す。
【0023】上記のように第1の耐エッチング膜28の
所定位置が除去されると、続いて半導体基板11の背面
側からエッチングが実施される。この際、n型半導体層
17がエッチングされるエッチング量は、前記した変位
領域27の所定高さ寸法H(H=T−t)となるよう制
御される。尚、エッチング制御は、例えばエッチング速
度に基づき時間管理を行うことにより実施される。上記
のエッチング処理により、半導体基板11の背面所定位
置には深さHの第1の凹部29が形成される。第1の凹
部29が形成された状態を図4に示す。
所定位置が除去されると、続いて半導体基板11の背面
側からエッチングが実施される。この際、n型半導体層
17がエッチングされるエッチング量は、前記した変位
領域27の所定高さ寸法H(H=T−t)となるよう制
御される。尚、エッチング制御は、例えばエッチング速
度に基づき時間管理を行うことにより実施される。上記
のエッチング処理により、半導体基板11の背面所定位
置には深さHの第1の凹部29が形成される。第1の凹
部29が形成された状態を図4に示す。
【0024】続いて、この第1の凹部29内に耐アルカ
リエッチ性を有する第2の耐エッチング膜30を形成す
ると共に、おもり部13の形成位置に対応する部分に形
成されている第2の耐エッチング膜30を除去する。ま
た、空隙12の形成位置に対応する部位の絶縁膜21及
び保護膜26も除去される。この状態を図5に示す。
リエッチ性を有する第2の耐エッチング膜30を形成す
ると共に、おもり部13の形成位置に対応する部分に形
成されている第2の耐エッチング膜30を除去する。ま
た、空隙12の形成位置に対応する部位の絶縁膜21及
び保護膜26も除去される。この状態を図5に示す。
【0025】上記のように第2の耐エッチング膜30の
所定位置が除去されると、続いて半導体基板11の背面
に対してエレクトロケミカルエッチングが実施される。
この際、第1の耐エッチング膜28は残されたままの状
態であるため、エッチングが行われるのは第1の凹部2
9内で、第2の耐エッチング膜30が形成されていない
部分である。このエレクトロケミカルエッチングでは、
電圧を印加することによりn型半導体層17は保護され
耐エッチング性が向上するよう構成されているため、p
型半導体層16のみがエッチングされる。したがって、
上記エレクトロケミカルエッチングではp型半導体層1
6がエッチングされ、n型半導体層17が露出した状態
でエッチングは止まる。このエッチング処理により、第
1の凹部29内に台形形状の第2の凹部20が形成され
る。この第2の凹部20の形成位置は、ピエゾ素子18
がの形成された位置の背面部である。また、前記したよ
うにp型の半導体領域31が形成されていることによ
り、このp型の半導体領域31ではエッチングは止まる
ことなく進むため、空隙12が形成される。この状態を
図6に示す。
所定位置が除去されると、続いて半導体基板11の背面
に対してエレクトロケミカルエッチングが実施される。
この際、第1の耐エッチング膜28は残されたままの状
態であるため、エッチングが行われるのは第1の凹部2
9内で、第2の耐エッチング膜30が形成されていない
部分である。このエレクトロケミカルエッチングでは、
電圧を印加することによりn型半導体層17は保護され
耐エッチング性が向上するよう構成されているため、p
型半導体層16のみがエッチングされる。したがって、
上記エレクトロケミカルエッチングではp型半導体層1
6がエッチングされ、n型半導体層17が露出した状態
でエッチングは止まる。このエッチング処理により、第
1の凹部29内に台形形状の第2の凹部20が形成され
る。この第2の凹部20の形成位置は、ピエゾ素子18
がの形成された位置の背面部である。また、前記したよ
うにp型の半導体領域31が形成されていることによ
り、このp型の半導体領域31ではエッチングは止まる
ことなく進むため、空隙12が形成される。この状態を
図6に示す。
【0026】続いて図7に示すように、ドライエッチン
グ等を用いて半導体基板11の背面11aに残っている
第1及び第2の耐エッチング膜29,30を除去する。
次に図8に示すように陽極接合等によりストッパ19を
半導体基板11の背面11aに接合する。
グ等を用いて半導体基板11の背面11aに残っている
第1及び第2の耐エッチング膜29,30を除去する。
次に図8に示すように陽極接合等によりストッパ19を
半導体基板11の背面11aに接合する。
【0027】この際、前記の工程により、おもり部13
の変位領域27は半導体基板11側に形成されているた
め、ストッパ19に溝等の加工は必要なく、平板形状の
ものを用いることができる。また、半導体基板11とス
トッパ19との接合に際し、半導体基板11とストッパ
19の位置決め作業が不要となるため半導体加速度セン
サ10の製造を容易に行うことができる。上記の如くス
トッパ19が半導体基板11に配設されると、所定形状
にスクライビィング処理が行われ、図1に示す半導体加
速度センサ10が形成される。
の変位領域27は半導体基板11側に形成されているた
め、ストッパ19に溝等の加工は必要なく、平板形状の
ものを用いることができる。また、半導体基板11とス
トッパ19との接合に際し、半導体基板11とストッパ
19の位置決め作業が不要となるため半導体加速度セン
サ10の製造を容易に行うことができる。上記の如くス
トッパ19が半導体基板11に配設されると、所定形状
にスクライビィング処理が行われ、図1に示す半導体加
速度センサ10が形成される。
【0028】尚、従来の製造方法を用いて厚い半導体基
板から半導体加速度センサ33を製造した場合、図9
(図10に示した構成と対応する構成については同一符
号を付す)に示すように、エッチング量(特に横方向に
対するエッチング量)によってはおもり部34の底部が
とがった形状となる可能性がある。この従来方法により
製造された半導体加速度センサ33では、おもり部34
がストッパ19と当接した場合、おもり部34の損傷が
発生しやすくなる。しかるに、本発明方法によれば、エ
ッチング処理時におもり部の下部に第2の耐エッチング
膜が形成されているため、おもり部の底部がとがった形
状となることはなく、おもり部の損傷を防止することが
できる。
板から半導体加速度センサ33を製造した場合、図9
(図10に示した構成と対応する構成については同一符
号を付す)に示すように、エッチング量(特に横方向に
対するエッチング量)によってはおもり部34の底部が
とがった形状となる可能性がある。この従来方法により
製造された半導体加速度センサ33では、おもり部34
がストッパ19と当接した場合、おもり部34の損傷が
発生しやすくなる。しかるに、本発明方法によれば、エ
ッチング処理時におもり部の下部に第2の耐エッチング
膜が形成されているため、おもり部の底部がとがった形
状となることはなく、おもり部の損傷を防止することが
できる。
【0029】
【発明の効果】上述の如く本発明によれば、第1の凹部
を形成することによりおもり部の底面は第1の凹部の高
さ位置となり、この第1の凹部が形成されることにより
生じる空隙部分がおもり部の変位領域となるため、台座
に凹部を形成する必要はなくなり、加えて半導体基板と
台座との位置決めも不要となり、半導体加速度センサの
製造工程の簡単化を図ることができる等の特長を有す
る。
を形成することによりおもり部の底面は第1の凹部の高
さ位置となり、この第1の凹部が形成されることにより
生じる空隙部分がおもり部の変位領域となるため、台座
に凹部を形成する必要はなくなり、加えて半導体基板と
台座との位置決めも不要となり、半導体加速度センサの
製造工程の簡単化を図ることができる等の特長を有す
る。
【図1】本発明方法により製造された半導体加速度セン
サの断面図である。
サの断面図である。
【図2】本発明に係る半導体加速度センサの製造方法の
内、ピエゾ素子の形成,絶縁膜,保護膜とうの形成を説
明するための図である。
内、ピエゾ素子の形成,絶縁膜,保護膜とうの形成を説
明するための図である。
【図3】本発明に係る半導体加速度センサの製造方法の
内、第1の耐エッチング膜の形成を説明するための図で
ある。
内、第1の耐エッチング膜の形成を説明するための図で
ある。
【図4】本発明に係る半導体加速度センサの製造方法の
内、第1の凹部の形成を説明するための図である。
内、第1の凹部の形成を説明するための図である。
【図5】本発明に係る半導体加速度センサの製造方法の
内、第2の耐エッチング膜の形成を説明するための図で
ある。
内、第2の耐エッチング膜の形成を説明するための図で
ある。
【図6】本発明に係る半導体加速度センサの製造方法の
内、第2の凹部の形成を説明するための図である。
内、第2の凹部の形成を説明するための図である。
【図7】本発明に係る半導体加速度センサの製造方法の
内、第1及び第2の耐エッチング膜の除去を説明するた
めの図である。
内、第1及び第2の耐エッチング膜の除去を説明するた
めの図である。
【図8】本発明に係る半導体加速度センサの製造方法の
内、半導体基板へのストッパの接合を説明するための図
である。
内、半導体基板へのストッパの接合を説明するための図
である。
【図9】本発明方法により製造された半導体加速度セン
サの一効果を説明するための図である。
サの一効果を説明するための図である。
【図10】従来の半導体加速度センサの一例を説明する
ための図である。
ための図である。
10 半導体加速度センサ 11 半導体基板 11a 背面 12 空隙 13 おもり部 13a 底面 14 片持ばり部 16 p型半導体層 17 n型半導体層 18 ピエゾ素子 19 ストッパ 20 凹部(第2の凹部) 21 絶縁膜 22,23 孔 24,25 金属配線 26 保護膜 27 変位領域 28 第1の耐エッチング膜 29 第1の凹部 30 第2の耐エッチング膜
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項1】 半導体基板の表面に基板の歪み検出部を
形成する工程と、前記半導体基板の背面の内、少なくと
も歪み検出部とおもり部となる部分を除く部分に、第1
の耐エッチング膜を形成する工程と、前記第1の耐エッ
チング膜の形成後、前記半導体基板の前記第1の耐エッ
チング膜が形成されていない部分をエッチングし、第1
の凹部を形成する工程と、前記第1の凹部内において、
前記歪み検出部を除く部分で、後におもり部となる部分
に第2の耐エッチング膜を形成する工程と、前記第2の
耐エッチング膜の形成後、前記第1の凹部の前記第2の
耐エッチング膜が形成されていない部分をエッチングす
ることにより、おもり部を形成する工程と、前記半導体
基板の背面に残存する前記第1及び第2の耐エッチング
膜を除去する工程と、前記半導体基板の背面に平板状の
台座を接合する工程と、を含むことを特徴とする半導体
加速度センサの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15187891A JPH053327A (ja) | 1991-06-24 | 1991-06-24 | 半導体加速度センサの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15187891A JPH053327A (ja) | 1991-06-24 | 1991-06-24 | 半導体加速度センサの製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH053327A true JPH053327A (ja) | 1993-01-08 |
Family
ID=15528183
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15187891A Pending JPH053327A (ja) | 1991-06-24 | 1991-06-24 | 半導体加速度センサの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH053327A (ja) |
-
1991
- 1991-06-24 JP JP15187891A patent/JPH053327A/ja active Pending
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