JPH053359B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH053359B2 JPH053359B2 JP62104641A JP10464187A JPH053359B2 JP H053359 B2 JPH053359 B2 JP H053359B2 JP 62104641 A JP62104641 A JP 62104641A JP 10464187 A JP10464187 A JP 10464187A JP H053359 B2 JPH053359 B2 JP H053359B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- water
- permanent magnet
- water treatment
- treatment device
- hole
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Water Treatment By Electricity Or Magnetism (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は、飲料水、工業用水、排水、農業用
水等の水質の改善や浄化を磁気的におこなう水処
理装置に関する。
水等の水質の改善や浄化を磁気的におこなう水処
理装置に関する。
飲用に供される上水道の水にも、配管や貯水槽
などの給水設備からもたされる赤さびや、外部か
ら運ばれてくる所謂もらいさび等が混入すること
がある。特に、混入したさびが微小な赤さび粒子
の場合には、この赤さび粒子は容易に沈澱せずに
水中に浮遊したままの状態となる。そして、この
ような赤さび粒子が浮遊した水は、該粒子により
赤色を呈するために、赤水と称されている。この
赤水は飲用としては不適であり、そのため、例え
ば化学薬品が用いられたり、ろ過などの機械的手
段が採用され、あるいはバイオロジー的手段がと
られている。
などの給水設備からもたされる赤さびや、外部か
ら運ばれてくる所謂もらいさび等が混入すること
がある。特に、混入したさびが微小な赤さび粒子
の場合には、この赤さび粒子は容易に沈澱せずに
水中に浮遊したままの状態となる。そして、この
ような赤さび粒子が浮遊した水は、該粒子により
赤色を呈するために、赤水と称されている。この
赤水は飲用としては不適であり、そのため、例え
ば化学薬品が用いられたり、ろ過などの機械的手
段が採用され、あるいはバイオロジー的手段がと
られている。
しかし、化学薬品では、使用後の人体、並びに
動植物への影響が懸念されるので実用に供するこ
とは難しく、機械的手段では処理水量が多くなる
ほど設備コストが高くなり。実際の給水設備に導
入されることはほとんどなかつた。また、バイオ
テクノロジー的手段は、まだ確立されておらず現
時点では採用の見込はたつていない。このような
ことから、最近では、水を磁界内にさらす処理、
所謂磁気処理が注目されている。
動植物への影響が懸念されるので実用に供するこ
とは難しく、機械的手段では処理水量が多くなる
ほど設備コストが高くなり。実際の給水設備に導
入されることはほとんどなかつた。また、バイオ
テクノロジー的手段は、まだ確立されておらず現
時点では採用の見込はたつていない。このような
ことから、最近では、水を磁界内にさらす処理、
所謂磁気処理が注目されている。
この磁気処理をおこなう水処理の一例に、特開
昭59−154188号公報に開示された水処理装置があ
る。この水処理装置は、非磁性材で作られた内ジ
ヤケツトと外ジヤケツトとにより形成された円筒
空間内に、内周面と外周面とに異極を有する複数
個の円筒状永久磁石を非磁性材で作られたカラー
を介してそれぞれ異極を隣り合わせて収納し、強
磁性材で作られ、前記ジヤケツトの内径よりも小
さな外径を有する中心部材を前記内ジヤケツトの
中心部に貫通させて前記内ジヤケツトとの間に内
側流路を形成するとともに、強磁性材で作られ前
記外ジヤケツトの外径よりも大きな内径を有する
外管を前記外ジヤケツトに同心に覆設して前記外
ジヤケツトとの間に外側流路を形成せしめ、前記
内側流路と外側流路とに処理水を流通させるよう
に構成してある。
昭59−154188号公報に開示された水処理装置があ
る。この水処理装置は、非磁性材で作られた内ジ
ヤケツトと外ジヤケツトとにより形成された円筒
空間内に、内周面と外周面とに異極を有する複数
個の円筒状永久磁石を非磁性材で作られたカラー
を介してそれぞれ異極を隣り合わせて収納し、強
磁性材で作られ、前記ジヤケツトの内径よりも小
さな外径を有する中心部材を前記内ジヤケツトの
中心部に貫通させて前記内ジヤケツトとの間に内
側流路を形成するとともに、強磁性材で作られ前
記外ジヤケツトの外径よりも大きな内径を有する
外管を前記外ジヤケツトに同心に覆設して前記外
ジヤケツトとの間に外側流路を形成せしめ、前記
内側流路と外側流路とに処理水を流通させるよう
に構成してある。
そして、この構成により、上記内側流路と外側
流路とに対し、円筒状永久磁石より発する磁束線
を横断させて、該内外流路に流れる処理水を最大
限磁界にさらすことができるという効果を述べて
いる。
流路とに対し、円筒状永久磁石より発する磁束線
を横断させて、該内外流路に流れる処理水を最大
限磁界にさらすことができるという効果を述べて
いる。
また、他の公知例として特開昭61−33290号公
報に開示された飲料水処理装置がある。この飲料
水処理装置は、軸方向に磁化された中空盤状永久
磁石の複数を同軸に互いに同極が接するように密
着して中空筒体に連接配備し、その中空部が飲料
水を流過しうる流路に形成されると共に、該飲料
水流路の路面を非磁性体で被覆した構成になつて
いる。
報に開示された飲料水処理装置がある。この飲料
水処理装置は、軸方向に磁化された中空盤状永久
磁石の複数を同軸に互いに同極が接するように密
着して中空筒体に連接配備し、その中空部が飲料
水を流過しうる流路に形成されると共に、該飲料
水流路の路面を非磁性体で被覆した構成になつて
いる。
そして、この構成により、磁場が互いに圧縮さ
れ、流れに直角な磁束密度は最大値をとることが
でき、中空円盤状永久磁石の内部を流体が通過す
るので内部では磁束は拡大せず、その全域にわた
つて有効な磁束密度を持つ空間となつて、流体の
活性化が効果的におこなえ、バクテリア等の細菌
の繁殖もなく改質機能を発揮することができると
いう効果を述べている。
れ、流れに直角な磁束密度は最大値をとることが
でき、中空円盤状永久磁石の内部を流体が通過す
るので内部では磁束は拡大せず、その全域にわた
つて有効な磁束密度を持つ空間となつて、流体の
活性化が効果的におこなえ、バクテリア等の細菌
の繁殖もなく改質機能を発揮することができると
いう効果を述べている。
さらに、他の従来例として、永久磁石の異極に
それぞれ連なる内管とその外周側を囲む外管との
間に形成された円環状筒体からなる流路に処理水
を流通させて磁気処理する水処理装置がある。こ
の水処理装置は、流路の一端側で内管と外管とを
近接させてギヤツプを形成し、当該ギヤツプ部分
で高磁束密度を発生させ、このギヤツプ部分を通
過するときに処理水に磁気処理が施されるように
設定されているものである。
それぞれ連なる内管とその外周側を囲む外管との
間に形成された円環状筒体からなる流路に処理水
を流通させて磁気処理する水処理装置がある。こ
の水処理装置は、流路の一端側で内管と外管とを
近接させてギヤツプを形成し、当該ギヤツプ部分
で高磁束密度を発生させ、このギヤツプ部分を通
過するときに処理水に磁気処理が施されるように
設定されているものである。
ところで、水処理に必要とされる磁束密度は、
用途や目的によつて異ることが実験的に実証され
ている。すなわち、菌類を含む植物の成長促進に
は1000ガウスないし1500ガウスの磁束密度の磁気
処理に効果が認められ、赤さびやスケールの除去
には少なくとも5000ガウス以上の磁束密度下での
磁気処理に効果が認められている。
用途や目的によつて異ることが実験的に実証され
ている。すなわち、菌類を含む植物の成長促進に
は1000ガウスないし1500ガウスの磁束密度の磁気
処理に効果が認められ、赤さびやスケールの除去
には少なくとも5000ガウス以上の磁束密度下での
磁気処理に効果が認められている。
しかしながら、最初に挙げた水処理装置にあつ
ては、内側N極外側S極の永久磁石と、その軸方
向に隣接する内側S極外側N極の永久磁石との間
で磁束線が発生し、磁束線が内側流路と外側流路
の円環断面の全面を横切ることになるが、異極間
の距離が長くなるため、磁束密度が小さくなり、
最大でも2000ガウス程度の磁束密度しか得ること
ができない。これは、実用的な永久磁石、例えば
サマリウムコバルト磁石を用いたもののエネルギ
積が最大10800ガウス程度であるので、N極とS
極の距離が離れた上記構成では得られる磁束密度
に限界があるからである。したがつて、上記構成
の水処理装置では、赤さびやスケールの除去につ
いては閉鎖系の水路で長時間にわたる磁気処理が
必要になると考えられる。
ては、内側N極外側S極の永久磁石と、その軸方
向に隣接する内側S極外側N極の永久磁石との間
で磁束線が発生し、磁束線が内側流路と外側流路
の円環断面の全面を横切ることになるが、異極間
の距離が長くなるため、磁束密度が小さくなり、
最大でも2000ガウス程度の磁束密度しか得ること
ができない。これは、実用的な永久磁石、例えば
サマリウムコバルト磁石を用いたもののエネルギ
積が最大10800ガウス程度であるので、N極とS
極の距離が離れた上記構成では得られる磁束密度
に限界があるからである。したがつて、上記構成
の水処理装置では、赤さびやスケールの除去につ
いては閉鎖系の水路で長時間にわたる磁気処理が
必要になると考えられる。
また、二番目に挙げた飲料水処理装置にあつて
は、同極が互いに接するように連接し、反発磁界
を利用しているので相反する圧縮された磁界が連
続して存在するが、得られる磁束密度は小さい。
それ故、赤さびやスケールの除去作用を得ること
はできない。また、反発磁界のため減磁され、長
期にわたる使用には適さない。
は、同極が互いに接するように連接し、反発磁界
を利用しているので相反する圧縮された磁界が連
続して存在するが、得られる磁束密度は小さい。
それ故、赤さびやスケールの除去作用を得ること
はできない。また、反発磁界のため減磁され、長
期にわたる使用には適さない。
さらに、三番目に挙げた水処理装置では、ギヤ
ツプ部分を通過するときに磁気処理されるが、瞬
間的なので充分に磁気処理が施されたとは言い難
い。また、ギヤツプ部分で流路面積が小さくなり
流路抵抗が大きくなるので、所望の流量を確保す
ることが難しいという問題がある。
ツプ部分を通過するときに磁気処理されるが、瞬
間的なので充分に磁気処理が施されたとは言い難
い。また、ギヤツプ部分で流路面積が小さくなり
流路抵抗が大きくなるので、所望の流量を確保す
ることが難しいという問題がある。
この発明は、上記にような技術的背景に鑑みて
なされたもので、その目的は、高い磁束密度を得
ることができ、処理水をその高磁束密度下にさら
して磁気処理をすることにより水質の改善をおこ
なうことができる水処理装置を提供することにあ
る。また、他の目的は、処理水中の赤さびのみな
らず、配管内壁に付着したスケールや赤さびを除
去することができる水処理装置を提供することに
ある。さらに他の目的は、流路面積を小さくする
ことなく、多量の処理水の磁気処理を能率的にお
こなえる水処理装置を提供することにある。
なされたもので、その目的は、高い磁束密度を得
ることができ、処理水をその高磁束密度下にさら
して磁気処理をすることにより水質の改善をおこ
なうことができる水処理装置を提供することにあ
る。また、他の目的は、処理水中の赤さびのみな
らず、配管内壁に付着したスケールや赤さびを除
去することができる水処理装置を提供することに
ある。さらに他の目的は、流路面積を小さくする
ことなく、多量の処理水の磁気処理を能率的にお
こなえる水処理装置を提供することにある。
上記目的を達成するため、この発明は、流水径
路に設置され、磁界内に処理水を導入して磁気処
理をおこなう水質改良装置において、両端面が異
極に形成された複数の環状の永久磁石を、非磁性
材からなる間隔規制手段を介して予め設定した間
隔で異極を互いに対向させて積層してなる永久磁
石列と、この永久磁石列を収納するとともに永久
磁石を両側から挟み付けて保持するケーシング
と、永久磁石列の外周側とケーシングの内面との
間に形成された処理水流通径路と、各永久磁石の
中央の貫通孔が直列に並んで形成される永久磁石
列の一端端の貫通孔部に処理水を導入する導入径
路と、該貫通孔部の他端側にあつて、該貫通孔部
を通過する流れを阻害し、該貫通孔に導入された
処理水のすくなくとも大半を隣接する永久磁石間
の間隔から永久磁石の外周方向へ流出させる流れ
規制手段と、流れ規制手段により規制されて永久
磁石列の外部に流出した処理水をケーシング外に
導出する導出径路とを備えた構成にしてある。
路に設置され、磁界内に処理水を導入して磁気処
理をおこなう水質改良装置において、両端面が異
極に形成された複数の環状の永久磁石を、非磁性
材からなる間隔規制手段を介して予め設定した間
隔で異極を互いに対向させて積層してなる永久磁
石列と、この永久磁石列を収納するとともに永久
磁石を両側から挟み付けて保持するケーシング
と、永久磁石列の外周側とケーシングの内面との
間に形成された処理水流通径路と、各永久磁石の
中央の貫通孔が直列に並んで形成される永久磁石
列の一端端の貫通孔部に処理水を導入する導入径
路と、該貫通孔部の他端側にあつて、該貫通孔部
を通過する流れを阻害し、該貫通孔に導入された
処理水のすくなくとも大半を隣接する永久磁石間
の間隔から永久磁石の外周方向へ流出させる流れ
規制手段と、流れ規制手段により規制されて永久
磁石列の外部に流出した処理水をケーシング外に
導出する導出径路とを備えた構成にしてある。
上記手段によれば、永久磁石間の間隔を例えば
1mmないし2mmにすると、エネルギ積10800ガウ
ス程度の永久磁石で6000ガウスないし7000ガウス
程度の磁束密度を容易に得ることができるので、
永久磁石列の中央部の貫通孔部に処理水を導入
し、流れ規制手段により処理水の流れ方向を変
え、各永久磁石間の間隙に沿つて処理水の少なく
とも大半を永久磁石の外周方向に流出させると、
処理水を高磁束密度下にさらして磁気処理するこ
とが可能になる。また、永久磁石間の間隙の開口
面積の総計が流路面積となるので、流路抵抗を増
大させることなく大量に磁気処理をおこなうこと
ができる。
1mmないし2mmにすると、エネルギ積10800ガウ
ス程度の永久磁石で6000ガウスないし7000ガウス
程度の磁束密度を容易に得ることができるので、
永久磁石列の中央部の貫通孔部に処理水を導入
し、流れ規制手段により処理水の流れ方向を変
え、各永久磁石間の間隙に沿つて処理水の少なく
とも大半を永久磁石の外周方向に流出させると、
処理水を高磁束密度下にさらして磁気処理するこ
とが可能になる。また、永久磁石間の間隙の開口
面積の総計が流路面積となるので、流路抵抗を増
大させることなく大量に磁気処理をおこなうこと
ができる。
これにより、例えば処理水中に存在する赤さび
粒子が十分に磁化され、浮遊する間に互いに吸着
しあつて結合体として析出し、処理水の清浄化を
図ることができる。
粒子が十分に磁化され、浮遊する間に互いに吸着
しあつて結合体として析出し、処理水の清浄化を
図ることができる。
以下、この発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
する。
第1図ないし第3図は、実施例に係る水処理装置
を説明するためのもので、第1図は水処理装置の
一部切欠斜視図、第2図は同縦断面、第3図は処
理水の流れを示す説明図である。
を説明するためのもので、第1図は水処理装置の
一部切欠斜視図、第2図は同縦断面、第3図は処
理水の流れを示す説明図である。
第1図および第2図において、水処理装置10
は、複数の永久磁石11の積層体からなる永久磁
石列13と、この永久磁石列13を収納するケー
シング15とから主に構成されている。
は、複数の永久磁石11の積層体からなる永久磁
石列13と、この永久磁石列13を収納するケー
シング15とから主に構成されている。
永久磁石11は環状の円板であつて、中央部に
貫通孔17を備え、第3図に示すように両端面が
それぞれN極とS極に磁化されている。この永久
磁石11は、サマリウムコバルト磁石であつて、
エキルギ積で10800ガウスに磁化されている。そ
して、このような永久磁石11が第1図、第2図
に示すように10枚、上該貫通孔17を同軸として
異極が互いに対向するように積層され、永久磁石
列13を形成している。この積層体は、各永久磁
石11の外周部に嵌着された、例えばポリカーボ
ネイトからなるホルダ19を介して積層されたも
ので、該ホルダ19は円周上の三個所に間隔規制
手段として内周方向に突出したスペーサ部21
と、処理水流通径路形成手段として外周方向に突
出した突出部23とからリング状に一体に成形さ
れている。そして、このスペーサ部21の板厚を
変えることにより、隣接する永久磁石11間の間
隔wを自由に設定することができる。なお、この
実施例の場合、磁束密度および流路面積を考慮し
て上記間隔wを1.5mmに設定してある。この間隔
は、最適には1mmないし2mmであるが一般的には
0.5mmないし5mmの間隔が選択される。磁束密度
を考えると、0.5mm以下の方が有利であるが、永
久磁石11の吸引力が強くなり過ぎて、組立が技
術的に難しいばかりでなく、処理水中の塵埃類や
さび等により目詰まりが生じることがあり、実用
的ではない。
貫通孔17を備え、第3図に示すように両端面が
それぞれN極とS極に磁化されている。この永久
磁石11は、サマリウムコバルト磁石であつて、
エキルギ積で10800ガウスに磁化されている。そ
して、このような永久磁石11が第1図、第2図
に示すように10枚、上該貫通孔17を同軸として
異極が互いに対向するように積層され、永久磁石
列13を形成している。この積層体は、各永久磁
石11の外周部に嵌着された、例えばポリカーボ
ネイトからなるホルダ19を介して積層されたも
ので、該ホルダ19は円周上の三個所に間隔規制
手段として内周方向に突出したスペーサ部21
と、処理水流通径路形成手段として外周方向に突
出した突出部23とからリング状に一体に成形さ
れている。そして、このスペーサ部21の板厚を
変えることにより、隣接する永久磁石11間の間
隔wを自由に設定することができる。なお、この
実施例の場合、磁束密度および流路面積を考慮し
て上記間隔wを1.5mmに設定してある。この間隔
は、最適には1mmないし2mmであるが一般的には
0.5mmないし5mmの間隔が選択される。磁束密度
を考えると、0.5mm以下の方が有利であるが、永
久磁石11の吸引力が強くなり過ぎて、組立が技
術的に難しいばかりでなく、処理水中の塵埃類や
さび等により目詰まりが生じることがあり、実用
的ではない。
このようにして、ホルダ19を介して積層され
て形成された永久磁石列13は、互いの吸引力に
より、特に固定具を設けなくとも一体的に取り扱
えるが、必要ならば、突出部23に挿通孔を穿設
し、ボルトとナツトにより固定してもよい。
て形成された永久磁石列13は、互いの吸引力に
より、特に固定具を設けなくとも一体的に取り扱
えるが、必要ならば、突出部23に挿通孔を穿設
し、ボルトとナツトにより固定してもよい。
ケーシング15は、円筒状のカバーパイプ25
と、処理水導入側のフランジ27および処理水導
出側のフランジ29とからなり、両フランジ2
7,29の外周に螺設されたねじ部31,33
に、カバーパイプ25の内周に螺設されたねじ部
35,37を螺合させて、三者は一体になる。こ
の際、カバーパイプ25の端面と各フランジの端
面との間にはパツキング39が挟装され、ケーシ
ング15を水密構造としている。
と、処理水導入側のフランジ27および処理水導
出側のフランジ29とからなり、両フランジ2
7,29の外周に螺設されたねじ部31,33
に、カバーパイプ25の内周に螺設されたねじ部
35,37を螺合させて、三者は一体になる。こ
の際、カバーパイプ25の端面と各フランジの端
面との間にはパツキング39が挟装され、ケーシ
ング15を水密構造としている。
また、処理水導入側のフランジ27には、ケー
シング外からケーシング内へ処理水を導入するた
めの導入径路41が、直列に並んだ貫通孔17か
らなる貫通孔部18と同軸に形成され、処理水導
出側のフランジ29には、ケーシング内からケー
シング内へ処理水を導出する導出径路43が該貫
通孔部18と同軸に形成されている。これらのフ
ランジ27,29には、それぞれ磁性軟鉄により
なり、フランジ部分より突出した径路部分42,
44の外周部に、必要に応じて管用ねじ45が螺
設された接続部材46が溶接され、この接続部材
46を介して水処理装置10外の流水径路に接続
される。
シング外からケーシング内へ処理水を導入するた
めの導入径路41が、直列に並んだ貫通孔17か
らなる貫通孔部18と同軸に形成され、処理水導
出側のフランジ29には、ケーシング内からケー
シング内へ処理水を導出する導出径路43が該貫
通孔部18と同軸に形成されている。これらのフ
ランジ27,29には、それぞれ磁性軟鉄により
なり、フランジ部分より突出した径路部分42,
44の外周部に、必要に応じて管用ねじ45が螺
設された接続部材46が溶接され、この接続部材
46を介して水処理装置10外の流水径路に接続
される。
上記カバーパイプ25は、この実施例では透明
なポリカーボネイトにより形成され、内径は前記
ホルダ19の突出部23を挿入できるだけの寸法
に設定されている。これにより、永久磁石列13
をケーシング15内に挿入したときに、カバーパ
イプ25の内面と、ホルダ19の突出部23以外
のホルダ19の外周部との間に処理水流通径路4
7が形成される。また、該カバーパイプ25が透
明なので外部から永久磁石11間の間隙14や処
理水流通径路47を視認できるようになつてい
る。
なポリカーボネイトにより形成され、内径は前記
ホルダ19の突出部23を挿入できるだけの寸法
に設定されている。これにより、永久磁石列13
をケーシング15内に挿入したときに、カバーパ
イプ25の内面と、ホルダ19の突出部23以外
のホルダ19の外周部との間に処理水流通径路4
7が形成される。また、該カバーパイプ25が透
明なので外部から永久磁石11間の間隙14や処
理水流通径路47を視認できるようになつてい
る。
さらに永久磁石列13の前記導出側のフランジ
29側の端面49には、磁性軟鉄からなる流れ規
制手段としてのめくら板51が、前記貫通孔部1
8を閉止するように取り付けられている。このめ
くら板51は、該貫通孔部18のみを閉止し、上
記処理水流通径路47は閉止しないような形状に
成形され、この実施例にあつては、ホルダ19の
突出部23に対応する個所が外周方向に延出し、
導出側のフランジ29の端面が当接して押さえる
ような構造をとつている。しかし、例えば、前述
のようにホルダ19の突出部23に挿通した挿通
孔と対応する位置に挿通孔を形成し、これらのホ
ルダ19と一体にボルトとナツトを介して永久磁
石列13に固定してもよい。
29側の端面49には、磁性軟鉄からなる流れ規
制手段としてのめくら板51が、前記貫通孔部1
8を閉止するように取り付けられている。このめ
くら板51は、該貫通孔部18のみを閉止し、上
記処理水流通径路47は閉止しないような形状に
成形され、この実施例にあつては、ホルダ19の
突出部23に対応する個所が外周方向に延出し、
導出側のフランジ29の端面が当接して押さえる
ような構造をとつている。しかし、例えば、前述
のようにホルダ19の突出部23に挿通した挿通
孔と対応する位置に挿通孔を形成し、これらのホ
ルダ19と一体にボルトとナツトを介して永久磁
石列13に固定してもよい。
また、永久磁石列13の導入側のフランジ27
側には、貫通孔部18と同軸、同径の貫通孔53
を備えた磁性軟鉄からなる円板状のスペーサ54
が配設されている。したがつて、永久磁石列13
は、導入径路41側にスペーサ54が、導出径路
43側にめくら板51がそれぞれ配された状態で
ケーシング15内に保持されることになる。これ
により、導入径路41からスペーサ54の貫通孔
53および貫通孔部18を経て各永久磁石11間
の間隙14と処理水流通径路47に至り、さらに
導出径路43へと続く流路が形成されることにな
る。
側には、貫通孔部18と同軸、同径の貫通孔53
を備えた磁性軟鉄からなる円板状のスペーサ54
が配設されている。したがつて、永久磁石列13
は、導入径路41側にスペーサ54が、導出径路
43側にめくら板51がそれぞれ配された状態で
ケーシング15内に保持されることになる。これ
により、導入径路41からスペーサ54の貫通孔
53および貫通孔部18を経て各永久磁石11間
の間隙14と処理水流通径路47に至り、さらに
導出径路43へと続く流路が形成されることにな
る。
この水処理装置10は、例えば第5図に示すよ
うに、ビルの貯水槽55の給水管57の吐出端お
よび排水管59の吸入端に、前述の接続部材46
を介して螺合させて接続し、使用する。この例の
場合、給水管57側へ取り付けた水処理装置10
は、主に水道本管からもらいさびを処理するため
のもので、排水管59側に取り付けた水処理装置
10は、貯水槽55から建物内の各々の給水個所
に導かれる排水管内および配水管内壁の赤さびを
処理するためのものである。
うに、ビルの貯水槽55の給水管57の吐出端お
よび排水管59の吸入端に、前述の接続部材46
を介して螺合させて接続し、使用する。この例の
場合、給水管57側へ取り付けた水処理装置10
は、主に水道本管からもらいさびを処理するため
のもので、排水管59側に取り付けた水処理装置
10は、貯水槽55から建物内の各々の給水個所
に導かれる排水管内および配水管内壁の赤さびを
処理するためのものである。
これを、具体的に説明する。
すなわち、赤さびが混入した水道水が、水道本
管から給水管57を介して貯水槽55側に供給さ
れると、該水道水は、フランジ27の導入径路4
1から永久磁石列11の貫通孔部18に導かれ
る。しかし、この貫通孔部18は導出側のフラン
ジ29側のめくら板51によつて閉鎖されている
ので、導入された水道水は、全て各永久磁石11
間の間隙14に沿つて永久磁石11の外周方向へ
流出する。このとき、第2図および第3図に示す
ように、隣接する永久磁石11の端面が異極に形
成されているので、この間隙14を通過する水道
水は、少なくとも5000ガウス以上、大半は6000ガ
ウスないし7000ガウスの磁束密度中にさらされる
ことになる。つまり、該間隙14が磁気処理路と
して機能し、当該間隙14で磁気処理がおこなわ
れる。
管から給水管57を介して貯水槽55側に供給さ
れると、該水道水は、フランジ27の導入径路4
1から永久磁石列11の貫通孔部18に導かれ
る。しかし、この貫通孔部18は導出側のフラン
ジ29側のめくら板51によつて閉鎖されている
ので、導入された水道水は、全て各永久磁石11
間の間隙14に沿つて永久磁石11の外周方向へ
流出する。このとき、第2図および第3図に示す
ように、隣接する永久磁石11の端面が異極に形
成されているので、この間隙14を通過する水道
水は、少なくとも5000ガウス以上、大半は6000ガ
ウスないし7000ガウスの磁束密度中にさらされる
ことになる。つまり、該間隙14が磁気処理路と
して機能し、当該間隙14で磁気処理がおこなわ
れる。
そして、磁気処理された水道水は、永久磁石1
1の外周に被嵌したホルダ19の外周部とカバー
パイプ25の内面との間に形成された処理水流通
流路47に至り、該カバーパイプ25の内面に沿
つて長軸方向に流出し、めくら板51の外周面の
外側を通過して導出径路43に集合し、この導出
径路43から貯水槽55内に吐出される。このと
きの水処理装置10内の水流を第2図および第3
図において符号Fで示す。
1の外周に被嵌したホルダ19の外周部とカバー
パイプ25の内面との間に形成された処理水流通
流路47に至り、該カバーパイプ25の内面に沿
つて長軸方向に流出し、めくら板51の外周面の
外側を通過して導出径路43に集合し、この導出
径路43から貯水槽55内に吐出される。このと
きの水処理装置10内の水流を第2図および第3
図において符号Fで示す。
このように磁気処理された水道水は、その中に
混在する赤さびが還元されて黒さび粒子61とな
り、磁化された黒さび粒子61が貯水56中で凝
集して貯水槽55内に沈澱するので、極めて透明
な水となつて排水管59から建物内の各所に供給
される。さらに詳しく説明すると、赤さびの主体
は、価の酸化鉄Fe2O3と考えられており、これ
が還元されて、Fe3O4ならびにFeOになると考え
られる。このFe3O4およびFeOは、共に黒さび
で、価から価に還元されたことになる。そし
て、赤さびには強磁性体が含まれていないにもか
かわらず、黒さびにはかなり多くの強磁性体が含
まれているので、黒さびが磁化されると凝集して
沈澱し、赤水の発生を抑えることになる。なお、
凝集して沈澱した黒さびは、例えば月1回のビル
メンテナンスの際に、他の永久磁石等を用いて除
去すればよい。
混在する赤さびが還元されて黒さび粒子61とな
り、磁化された黒さび粒子61が貯水56中で凝
集して貯水槽55内に沈澱するので、極めて透明
な水となつて排水管59から建物内の各所に供給
される。さらに詳しく説明すると、赤さびの主体
は、価の酸化鉄Fe2O3と考えられており、これ
が還元されて、Fe3O4ならびにFeOになると考え
られる。このFe3O4およびFeOは、共に黒さび
で、価から価に還元されたことになる。そし
て、赤さびには強磁性体が含まれていないにもか
かわらず、黒さびにはかなり多くの強磁性体が含
まれているので、黒さびが磁化されると凝集して
沈澱し、赤水の発生を抑えることになる。なお、
凝集して沈澱した黒さびは、例えば月1回のビル
メンテナンスの際に、他の永久磁石等を用いて除
去すればよい。
また、排水管59側に取り付けた水処理装置1
0は、磁気処理された貯水槽55内の水を、さら
に磁気処理するもので、この磁気処理により、排
水管59から各給水個所までの配管内壁に発生し
た赤さびの除去を図ることができる。これは、該
配管内壁の赤さびが磁気処理された水道水中の発
生期の水素によつて還元され、表面が徐々に黒さ
び化され、この黒さびが赤さびから剥離して流出
してしまうためであると考えられている。
0は、磁気処理された貯水槽55内の水を、さら
に磁気処理するもので、この磁気処理により、排
水管59から各給水個所までの配管内壁に発生し
た赤さびの除去を図ることができる。これは、該
配管内壁の赤さびが磁気処理された水道水中の発
生期の水素によつて還元され、表面が徐々に黒さ
び化され、この黒さびが赤さびから剥離して流出
してしまうためであると考えられている。
したがつて、上記のように水処理装置10を給
水管57の吐出端と排水管59の吸入端に装着す
ると、赤水防止になるばかりでなく、ビル内の配
管の赤さびも除去することができる。
水管57の吐出端と排水管59の吸入端に装着す
ると、赤水防止になるばかりでなく、ビル内の配
管の赤さびも除去することができる。
なお、この赤さびが黒さびに変化して凝集する
様子を第6図および第7図に示す。この例は、水
道水20に約7gの赤さび粉を混入して赤水を作
り、上記水処理装置10に対しポンプを使つて強
制的に該赤水化した水道水を循環させたものであ
る。第6図は混入した当初の粒子構造を示す顕微
鏡写真で、点状に見える小さな粒子が1μm程度の
赤さび粉である。第7図は3日後の水道水に含ま
れた粒子構造の顕微鏡写真で、一つの凝集体が少
なくとも1000μm以上の大きさの黒さびとなつて
いる。そして、攪拌しても沈澱結晶が多く、赤く
濁らなくなつていた。
様子を第6図および第7図に示す。この例は、水
道水20に約7gの赤さび粉を混入して赤水を作
り、上記水処理装置10に対しポンプを使つて強
制的に該赤水化した水道水を循環させたものであ
る。第6図は混入した当初の粒子構造を示す顕微
鏡写真で、点状に見える小さな粒子が1μm程度の
赤さび粉である。第7図は3日後の水道水に含ま
れた粒子構造の顕微鏡写真で、一つの凝集体が少
なくとも1000μm以上の大きさの黒さびとなつて
いる。そして、攪拌しても沈澱結晶が多く、赤く
濁らなくなつていた。
このように、ビルの貯水槽55に実施例に係る
水処理装置10を付設すると、強力な磁化作用に
より水道水に磁気処理を施すことができるので、
赤水の防止および赤さびの除去が可能になる。
水処理装置10を付設すると、強力な磁化作用に
より水道水に磁気処理を施すことができるので、
赤水の防止および赤さびの除去が可能になる。
なお、上記実施例では、赤さびの除去について
説明しているが、配管内壁に付着した難溶性のス
ケールを除去することもできる。この場合は、難
溶性のスケールが徐々に還元されて可溶性のスケ
ールに変化し、水道水に溶け出して排出される。
説明しているが、配管内壁に付着した難溶性のス
ケールを除去することもできる。この場合は、難
溶性のスケールが徐々に還元されて可溶性のスケ
ールに変化し、水道水に溶け出して排出される。
また、上記実施例では、10枚の永久磁石11を
積層して一つの永久磁石列13を形成して高い磁
束密度を得ているが、積層する永久磁石11の数
が少ない場合には、第4図に示すように、永久磁
石列13の両端面と当接するN極ピースとしての
導入側のフランジ27と、S極ピースとしてのめ
くら板51とを継鉄63により短絡して磁気閉回
路を構成し、磁気作用路としての永久磁石11間
の間隙14の磁束密度を高くすることもできる。
なお、第4図において、第1図および第2図と同
等とみなせる構成要素には同一の符号を付し、そ
の詳細な説明は省略する。
積層して一つの永久磁石列13を形成して高い磁
束密度を得ているが、積層する永久磁石11の数
が少ない場合には、第4図に示すように、永久磁
石列13の両端面と当接するN極ピースとしての
導入側のフランジ27と、S極ピースとしてのめ
くら板51とを継鉄63により短絡して磁気閉回
路を構成し、磁気作用路としての永久磁石11間
の間隙14の磁束密度を高くすることもできる。
なお、第4図において、第1図および第2図と同
等とみなせる構成要素には同一の符号を付し、そ
の詳細な説明は省略する。
また、上記実施例においては、両者とも流れ規
制手段をめくら板51により構成し、導入された
処理水を全て永久磁石11間の間隙14に導き、
当該間隙14で磁気処理するように構成してある
が、磁化するための磁束密度が低くてもよい場合
は、該流れ規制手段から若干の水量を直接導出径
路43側に導びいてもよい。この場合には、貫通
孔17の内面に沿つた位置に第4図に示すような
流出孔65を設け処理水を導出できるようにした
ほうが効果的である。
制手段をめくら板51により構成し、導入された
処理水を全て永久磁石11間の間隙14に導き、
当該間隙14で磁気処理するように構成してある
が、磁化するための磁束密度が低くてもよい場合
は、該流れ規制手段から若干の水量を直接導出径
路43側に導びいてもよい。この場合には、貫通
孔17の内面に沿つた位置に第4図に示すような
流出孔65を設け処理水を導出できるようにした
ほうが効果的である。
以上のように、上記実施例によれば、
環状の円板の両端面が磁化された永久磁石1
1を、ホルダ19のスペーサ部21を介して近
距離で異極が対向するように多数枚積層してあ
るので、エネルギ積10800ガウス程度の永久磁
石11で、磁気作用路としての間隙14におい
て、6000ガウスないし7000ガウスの磁束密度を
得ることがでる、 で述べたように5000ガウス以上の磁束密度
を得ることができるので、強力な磁化作用が発
揮でき、赤水の発生を容易に防止できる、 と同じ理由により、配管内壁の赤さびやス
ケールを有効に除去することができる、 また、貫通孔17の面積に対して隣接する永
久磁石11間の間隙14と永久磁石11の段数
(枚数)を調整することにより、流路面積を等
しくでき、流路抵抗を増すことなく多量の処理
水の磁気処理が可能となる、 永久磁石11間の間隙wを、ホルダ19のス
ペーサ部の厚みにより自由に設定することがで
きるので、例えば植物の成育に好適とされる
1500ガウス程度の磁束密度も同様の構成で得る
ことができ、応用できる磁気処理分野を選ばな
い、 カバーパイプ25が透明に形成されているの
で、間隙14が目詰りする前に処理することが
できる、 永久磁石11の外周方向に流出する間に磁気
処理されるので、磁界にさらされる時間が長く
なり、十分な磁化が可能になる、 間隔規制手段としてのスペーサ部21と処理
水流通径路形成手段としての突出部23とを、
永久磁石11の外周部に嵌装されるホルダ19
に一体的に形成したので、組立が容易である、 等々の種々の効果がある。
1を、ホルダ19のスペーサ部21を介して近
距離で異極が対向するように多数枚積層してあ
るので、エネルギ積10800ガウス程度の永久磁
石11で、磁気作用路としての間隙14におい
て、6000ガウスないし7000ガウスの磁束密度を
得ることがでる、 で述べたように5000ガウス以上の磁束密度
を得ることができるので、強力な磁化作用が発
揮でき、赤水の発生を容易に防止できる、 と同じ理由により、配管内壁の赤さびやス
ケールを有効に除去することができる、 また、貫通孔17の面積に対して隣接する永
久磁石11間の間隙14と永久磁石11の段数
(枚数)を調整することにより、流路面積を等
しくでき、流路抵抗を増すことなく多量の処理
水の磁気処理が可能となる、 永久磁石11間の間隙wを、ホルダ19のス
ペーサ部の厚みにより自由に設定することがで
きるので、例えば植物の成育に好適とされる
1500ガウス程度の磁束密度も同様の構成で得る
ことができ、応用できる磁気処理分野を選ばな
い、 カバーパイプ25が透明に形成されているの
で、間隙14が目詰りする前に処理することが
できる、 永久磁石11の外周方向に流出する間に磁気
処理されるので、磁界にさらされる時間が長く
なり、十分な磁化が可能になる、 間隔規制手段としてのスペーサ部21と処理
水流通径路形成手段としての突出部23とを、
永久磁石11の外周部に嵌装されるホルダ19
に一体的に形成したので、組立が容易である、 等々の種々の効果がある。
なお、現在までに磁気処理された水、すなわち
磁気処理水については、上記赤さびやスケールの
防除、除去効果および植物の生長促進効果の他
に、浮遊固体微粒子の沈澱効果、コンクリートの
性能向上効果、液体燃料における燃費向上効果等
が知られており、この発明における水処理装置
が、これら全てに効果を奏することはいうまでも
ない。特に、現在まで5000ガウス以上の磁束密度
を有する水処理装置が実用化されていなかつたの
で、これまでの効果が薄いと考えられていた対象
物に対しても十分な効果を奏することができる。
磁気処理水については、上記赤さびやスケールの
防除、除去効果および植物の生長促進効果の他
に、浮遊固体微粒子の沈澱効果、コンクリートの
性能向上効果、液体燃料における燃費向上効果等
が知られており、この発明における水処理装置
が、これら全てに効果を奏することはいうまでも
ない。特に、現在まで5000ガウス以上の磁束密度
を有する水処理装置が実用化されていなかつたの
で、これまでの効果が薄いと考えられていた対象
物に対しても十分な効果を奏することができる。
これまでの説明で明らかなように、間隔規制手
段を介して積層した永久磁石の間隙を磁気作用路
とし、永久磁石の中央部から外周部に流出させて
磁気処理をおこなうこの発明の水処理装置によれ
ば、端面が異極に形成された環状の永久磁石の異
極を、近距離で対向させているので高い磁束密度
を得ることができる。また、高い磁束密度下で十
分に磁気処理を施すことができるので、処理水に
浮遊した赤さびのみならず、配管内壁に発生した
赤さびや該内壁に付着したスケールを除去するこ
ともできる。この際、磁気処理をするために流路
面積が縮小されることがないので大量の処理水の
効率的な磁気処理が可能となる。
段を介して積層した永久磁石の間隙を磁気作用路
とし、永久磁石の中央部から外周部に流出させて
磁気処理をおこなうこの発明の水処理装置によれ
ば、端面が異極に形成された環状の永久磁石の異
極を、近距離で対向させているので高い磁束密度
を得ることができる。また、高い磁束密度下で十
分に磁気処理を施すことができるので、処理水に
浮遊した赤さびのみならず、配管内壁に発生した
赤さびや該内壁に付着したスケールを除去するこ
ともできる。この際、磁気処理をするために流路
面積が縮小されることがないので大量の処理水の
効率的な磁気処理が可能となる。
図は全てこの発明を説明するためのもので、第
1図は実施例に係る水処理装置の一部を切り欠い
た斜視図、第2図は同水処理装置の縦断面図、第
3図は、処理水の流れ、および磁化された磁極の
状態を示す説明図、第4図は他の実施例に係る水
処理装置の縦断面図、第5図は水処理装置の使用
状態を示す説明図、第6図は磁気処理前の処理水
中の粒子構造を施す顕微鏡写真、第7図は磁気処
理後の処理水中の沈澱物の粒子構造を示す顕微鏡
写真である。 10……水処理装置、11……永久磁石、13
……永久磁石列、14……間隙、15……ケーシ
ング、17……貫通孔、18……貫通孔部、19
……ホルダ、21……スペーサ部、23……突出
部、25……カバーパイプ、27,29……フラ
ンジ、41……導入径路、43……導出径路、4
7……処理水流通径路、51……めくら板。
1図は実施例に係る水処理装置の一部を切り欠い
た斜視図、第2図は同水処理装置の縦断面図、第
3図は、処理水の流れ、および磁化された磁極の
状態を示す説明図、第4図は他の実施例に係る水
処理装置の縦断面図、第5図は水処理装置の使用
状態を示す説明図、第6図は磁気処理前の処理水
中の粒子構造を施す顕微鏡写真、第7図は磁気処
理後の処理水中の沈澱物の粒子構造を示す顕微鏡
写真である。 10……水処理装置、11……永久磁石、13
……永久磁石列、14……間隙、15……ケーシ
ング、17……貫通孔、18……貫通孔部、19
……ホルダ、21……スペーサ部、23……突出
部、25……カバーパイプ、27,29……フラ
ンジ、41……導入径路、43……導出径路、4
7……処理水流通径路、51……めくら板。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 流水径路に設置され、磁界内に処理水を導入
して磁気的処理をおこなう水処理装置において、 両端面が異極に形成された複数の環状の永久磁
石を、非磁性材からなる間隔規制手段を介して予
め設定した間隔で異極を互いに対向させて積層し
てなる永久磁石列と、 この永久磁石列を収納するとともに永久磁石を
両側から挟み付けて保持するケーシングと、 永久磁石列の外周側とケーシング内面との間に
形成された処理水流通径路と、 各永久磁石の中央の貫通孔が直列に並んで形成
される永久磁石列の一端側の貫通孔部に処理水を
導入する導入径路と、 該貫通孔部の他端側にあつて該貫通孔部を通過
する流れを阻害し、一端側から貫通孔部に導入さ
れた処理水のすくなくとも大半を隣接する永久磁
石間の間隔から永久磁石の外周方向へ流通させる
流れ規制手段と、 流れ規制手段により規制されて永久磁石列の外
部に流出した処理水をケーシング外に導出する導
出径路と、 を備えていることを特徴とする水処理装置。 2 特許請求の範囲第1項において、永久磁石が
板状の円環体によつて形成されていることを特徴
とする水処理装置。 3 特許請求の範囲第1項において、間隔規制手
段を介して予め設定した各永久磁石の間隔が1mm
ないし5mmであることを特徴とする水処理装置。 4 特許請求の範囲第1項において、永久磁石列
を構成する各永久磁石がそれぞれ独立しているこ
とを特徴とする水処理装置。 5 特許請求の範囲第1項において、永久磁石列
の両端部に位置する永久磁石の外側の磁極が、磁
性体によつて短絡されていることを特徴とする水
処理装置。 6 特許請求の範囲第1項において、流れ規制手
段が、貫通孔部に導入された処理水の貫通孔部の
通過を全て阻止するめくら板によつて構成されて
いることを特徴とする水処理装置。 7 特許請求の範囲第1項において、流れ規制手
段が、貫通孔部の内縁に沿つて若干の処理水を流
出させる流出孔を備えていることを特徴とする水
処理装置。 8 特許請求の範囲第1項において、ケーシング
の少なくとも一部が透明に形成されていることを
特徴とする水処理装置。 9 特許請求の範囲第1項において、導出径路が
永久磁石間の端面に略垂直な方向に配設されてい
ることを特徴とする水処理装置。 10 特許請求の範囲第1項において、隣接する
永久磁石間の磁束密度が、少なくとも5000ガウス
以上であること特徴とする水処理装置。 11 特許請求の範囲第1項において、間隔規制
手段が、ケーシング内面との間に流通径路を確保
した状態で各永久磁石を保持するホルダと一体的
に形成されていることを特徴とする水処理装置。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62104641A JPS63270593A (ja) | 1987-04-30 | 1987-04-30 | 水処理装置 |
| GB8809931A GB2206064B (en) | 1987-04-30 | 1988-04-27 | Magnetic treater |
| US07/187,465 US4935133A (en) | 1987-04-30 | 1988-04-28 | Magnetic treater |
| KR1019880004897A KR910003084B1 (ko) | 1987-04-30 | 1988-04-29 | 자기 처리장치 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62104641A JPS63270593A (ja) | 1987-04-30 | 1987-04-30 | 水処理装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63270593A JPS63270593A (ja) | 1988-11-08 |
| JPH053359B2 true JPH053359B2 (ja) | 1993-01-14 |
Family
ID=14386078
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP62104641A Granted JPS63270593A (ja) | 1987-04-30 | 1987-04-30 | 水処理装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS63270593A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001232172A (ja) * | 2000-02-22 | 2001-08-28 | Japan Organo Co Ltd | 攪拌装置及び攪拌装置付き押し出しピストンポンプ |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS61245815A (ja) * | 1985-04-23 | 1986-11-01 | Kenko Igakushiya:Kk | 液体中の鉄分の磁化装置 |
-
1987
- 1987-04-30 JP JP62104641A patent/JPS63270593A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63270593A (ja) | 1988-11-08 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| KR910003084B1 (ko) | 자기 처리장치 | |
| US5024759A (en) | Magnetic treatment of fluids | |
| US6099738A (en) | Method and system for removing solutes from a fluid using magnetically conditioned coagulation | |
| US5356534A (en) | Magnetic-field amplifier | |
| JP3223450B2 (ja) | 超高磁気流体処理装置 | |
| JP3917143B2 (ja) | 除菌装置 | |
| JPH053359B2 (ja) | ||
| JP3460126B2 (ja) | 水質活性化装置 | |
| JPH0649192B2 (ja) | 磁気処理装置 | |
| CN206720811U (zh) | 强磁场水处理装置 | |
| JP4476924B2 (ja) | 磁気処理装置 | |
| US12187628B2 (en) | Systems and methods for disinfecting fluids | |
| KR20000067720A (ko) | 자기수 처리장치 | |
| JP3802905B2 (ja) | 磁気式流体処理方法および磁気式流体処理装置 | |
| JPS6253714A (ja) | 流体の磁化浄化装置 | |
| CN206720812U (zh) | 强磁场水处理器 | |
| JPH02303595A (ja) | 給水浄化装置 | |
| EP0462103A4 (en) | An improved magnetic-field amplifier | |
| JP3008324U (ja) | 水処理装置 | |
| JPS61245815A (ja) | 液体中の鉄分の磁化装置 | |
| JP3087954U (ja) | 流体磁化器 | |
| JPH01189389A (ja) | 磁気処理装置 | |
| JPS5742312A (en) | Rotary thin plate type filtering device | |
| JP3120098U (ja) | 排水処理装置 | |
| JPH06165990A (ja) | 微細生物殺傷装置 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |